JP2970840B2 - 課金先選択システム - Google Patents

課金先選択システム

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JP2970840B2
JP2970840B2 JP20087896A JP20087896A JP2970840B2 JP 2970840 B2 JP2970840 B2 JP 2970840B2 JP 20087896 A JP20087896 A JP 20087896A JP 20087896 A JP20087896 A JP 20087896A JP 2970840 B2 JP2970840 B2 JP 2970840B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は課金先選択サービス
システムに関し、特に電子交換システムの課金先選択サ
ービスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の課金先選択サービスとし
ては、発信加入者と着信加入者との間で通話を行う際
に、発信加入者及び着信加入者以外の第三者に課金する
第三者課金サービスがある。
【0003】この第三者課金サービスを利用するために
は、図7に示すような構成が必要となる。すなわち、自
動電話交換システムが第三者課金サービスを受けようと
する発呼側の加入者電話機11を収容するLS(Loc
al Switch:加入者線交換機)12と、課金先
となる加入者電話機(図示せず)の加入者番号及び暗証
番号を記憶するメモリ14を含む上位局13と、着呼側
の加入者電話機16を収容するLS15とから構成され
る必要がある。
【0004】この自動電話交換システムにおいて、発呼
者が第三者課金サービスを利用する場合、発呼者は加入
者電話機11から第三者課金サービスを起動する特定番
号をダイヤルした後に、課金先となる加入者電話機の加
入者番号及び暗証番号をダイヤルする。
【0005】上位局13は加入者電話機11からLS1
2を介して送られてきた加入者番号及び暗証番号をメモ
リ14に記憶した加入者番号及び暗証番号と照合し、そ
の照合結果が一致すると、発呼者に対して着呼側の加入
者電話機16の加入者番号をダイヤルすることを許可す
る。
【0006】発呼者が着呼側の加入者電話機16の加入
者番号をダイヤルすると、LS12と上位局13とLS
15とによって加入者電話機11から加入者電話機16
への接続処理が行われる。
【0007】この接続処理に対して着呼者が加入者電話
機16により応答すると、加入者電話機11と加入者電
話機16との間が通話状態となり、同時にその通話に対
する課金が開始される。
【0008】発呼者と着呼者との間の通話に対する課金
は加入者電話機11を収容するLS12で行われるが、
発呼者と着呼者との間の通話が終了すると、その課金デ
ータは課金先となる加入者電話機を収容するLS(図示
せず)に送られ、課金先となる加入者に課金される。上
記の第三者課金サービスについては、特開昭57−23
358号公報等に開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の第三者
課金方式では、メモリに記憶された課金先となる加入者
電話機の加入者番号及び暗証番号を変更することは考慮
されていないので、例えば加入者番号及び暗証番号が漏
洩すると、その課金先となる加入者に対して不当な課金
を生ずる恐れがある。
【0010】また、上記の第三者課金方式では、第三者
課金サービスを起動する特定番号をダイヤルした後に課
金先となる加入者電話機の加入者番号及び暗証番号をダ
イヤルしなければならないので、課金先となる加入者番
号が複数存在する場合に課金先となる加入者電話機の加
入者番号及び暗証番号を全て正確に覚えておかなければ
ならず、しかもそれらの情報を覚えていなければ課金先
に正確に課金することができない。
【0011】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、加入者番号及び暗証番号が漏洩してもその課金先
となる加入者に対する不当な課金を防止することができ
る課金先選択システムを提供することにある。
【0012】また、本発明の他の目的は、課金先となる
加入者電話機の加入者番号を正確に覚えていなくとも課
金先に正確に課金することができる課金先選択システム
を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による課金先選択
システムは、加入者電話機間を接続するための電話交換
機を含む電話交換網の課金先選択システムであって、少
なくとも課金先となる加入者電話機の加入者番号と予め
設定された暗証番号と課金先として許可するか否かを示
す許可禁止情報とを蓄積する蓄積手段と、前記加入者電
話機からの課金先の選択を要求する課金先選択サービス
要求が前記電話交換機を介して入力された時に前記蓄積
手段の蓄積内容を基に前記課金先選択サービス要求で指
定される課金先が指定可能か否かを判定する判定手段
と、前記判定手段で指定可能と判定された時に当該加入
者電話機に対する課金情報を前記課金先選択サービス要
求で指定される課金先に対応する電話交換機に送出する
送出手段と、前記課金先となる加入者電話機からの前記
蓄積手段に対するアクセス要求が前記電話交換機を介し
て入力された時に当該加入者電話機が前記蓄積手段に登
録されているか否かを判断する判断手段と、前記判断手
段で前記蓄積手段に登録されていると判断された時に当
該加入者電話機からの要求に応じて前記許可禁止情報を
設定する設定手段と、前記蓄積手段に蓄積された前記許
可禁止情報を基に前記課金先選択サービス要求の利用者
を示す利用者番号毎に指定可能な課金先のリストを作成
する作成手段と、前記加入者電話機からの前記課金先選
択サービス要求及び前記利用者番号が前記電話交換機を
介して入力された時に前記作成手段で作成された前記リ
ストを基に指定可能な課金先を抽出して通知する通知手
段とを備えている。
【0014】本発明による他の課金先選択システムは、
上記の構成のほかに前記通知手段により前記指定可能
な課金先が通知された後に入力される暗証番号と前記指
定可能な課金先に対応する前記蓄積手段の前記暗証番号
とを比較する比較手段と、前記比較手段で一致が検出さ
れた時に前記課金先選択サービス要求を出力した加入者
電話機の課金情報を送出するよう前記送出手段を制御す
る手段とを具備している。
【0015】上記の如く、サービスコントロールポイン
トに備えているデータベース内に課金先データを蓄積し
ておくことで、不用意に課金先が選択されるのを防ぎ、
また利用者番号を蓄積しておくことで、指定可能な課金
先リストを作成可能とする。
【0016】さらに、課金先加入者からの課金許可及び
禁止を設定できるようにしておくことで、データベース
内の利用者番号毎の課金先リストへの課金先データの登
録または削除を可能とする。これによって、加入者番号
及び暗証番号が漏洩した場合にはデータベースからの課
金データの削除が可能となるので、課金先となる加入者
に対する不当な課金を防止することが可能となる。
【0017】一方、サービススイッチポイントに備えら
れている課金先データアクセス番号及び課金先選択サー
ビスアクセス番号の入力時にサービスコントロールポイ
ントに起動をかけることで、サービスコントロールポイ
ントが動作を開始し、課金先データ及び課金先選択サー
ビスをアクセスする加入者に対応する課金先リストの内
容やデータの設定手順を音声にて通知することで、課金
先となる加入者電話機の加入者番号を正確に覚えていな
くとも課金先に正確に課金することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例のシ
ステム構成を示すブロック図である。図において、サー
ビスコントロールポイント(SCP)(自動電話交換シ
ステムの制御部)1はデータリンク101,102を介
してサービススイッチポイント(SSP)(電話交換
機)2a,2bに接続され、サービススイッチポイント
2a,2bは公衆電話網100にて互いに接続されてい
る。
【0019】また、サービスコントロールポイント1は
データベース3及び入出力端末5を備えている。サービ
ススイッチポイント2a,2bは電話回線110,12
0〜122を介して接続された加入者電話機7a〜7d
を夫々収容し、データベース4a,4b及び音声再生装
置6a,6bを備えている。
【0020】図2は図1のデータベース3の構成を示す
図である。図2(a)はデータベース3内の課金先リス
ト3aの構成を示し、図2(b)はデータベース3内の
課金先データ蓄積領域3bの構成を示している。
【0021】課金先リスト3aには課金先選択サービス
を利用する加入者番号「XN」,「XN1」,「XN
2」,……,「XNn」を示す利用者番号3a−1と、
課金先選択サービスで利用可能な課金先のデータが蓄積
された課金先データ蓄積領域3bの課金先データインデ
ックス3a−2(「I1」〜「In」)とが互いに対応
付けられて蓄積されている。
【0022】課金先データ蓄積領域3bには課金先デー
タインデックス3b−1(「I1」〜「In」)と、課
金先加入者番号3b−2(「BN1」〜「BNn」)
と、暗証番号3b−3(「P1」〜「Pn」)と、課金
を許可するか禁止するかを示す課金許可禁止フラグ3b
−4(「V1」〜「Vn」)とが互いに対応付けられて
蓄積されている。
【0023】図3及び図4は本発明の一実施例の動作を
示すフローチャートであり、図5は本発明の一実施例に
よる課金先登録の動作を示すシーケンスチャートであ
り、図6は本発明の一実施例による課金先選択サービス
の動作をシーケンスチャートである。これら図1〜図6
を用いて本発明の一実施例による課金先登録の動作及び
課金先選択サービスの動作について説明する。
【0024】まず、課金先となる加入者(加入者電話機
7b)が課金先データの課金許可禁止フラグ3b−4を
課金許可とすることによって課金先リスト3aに課金先
として登録する場合の手順について説明する。
【0025】データベース3には課金先となる加入者
(加入者電話機7b)の申請によって、予め入出力端末
5を用いて課金先となる加入者の加入者番号と暗証番号
と利用者番号[例えば、課金先選択サービスの利用者で
ある発呼者(加入者電話機7b)の加入者番号]とが登
録されている(図3ステップS1,S2)。
【0026】データベース3の初期状態では課金許可禁
止フラグ3b−4が禁止状態となっているので、課金先
データの登録時点においては課金先選択サービスの課金
先として選択することができないようになっている。
【0027】登録した課金先データを課金先として選択
できるようにするためには、課金先となる加入者が加入
者電話機7bから課金先データアクセス番号(例えば、
「0230」)をダイヤルすることで、課金許可禁止フ
ラグ3b−4を設定する必要がある。
【0028】サービススイッチポイント2bは加入者電
話機7bから課金先データアクセス番号がダイヤルされ
ると(図3ステップS3)、データリンク102を介し
てサービスコントロールポイント1に起動をかける。
【0029】サービスコントロールポイント1は課金先
データアクセスサービスを起動した課金先となる加入者
が課金先となり得るかどうか、つまりデータベース3に
予め登録されているか否かをデータベース3の課金先デ
ータ蓄積領域3bの内容と照合する(図4ステップS1
2,S13)。
【0030】サービスコントロールポイント1は照合結
果が正常であれば、サービススイッチポイント2bに課
金先データの設定手順が予め録音されている音声再生装
置6bに接続するよう指示する(図4ステップS1
5)。尚、サービスコントロールポイント1は照合結果
が異常であれば、課金先データアクセスサービスを中止
する(図4ステップS14)。
【0031】サービススイッチポイント2bは音声再生
装置6bを加入者電話機7bに接続し、課金許可または
禁止の入力を促す。例えば、課金許可であれば「1」を
ダイヤルし、課金禁止であれば「2」をダイヤルするよ
う音声で案内する。
【0032】この音声の案内によって、課金先となる加
入者が「1」をダイヤルして課金許可を選択すると(図
4ステップS16)、サービスコントロールポイント1
はデータベース3の課金先データ蓄積領域3bの課金許
可禁止フラグ3b−4を許可にする(図4ステップS2
0)。
【0033】そのとき同時に、サービスコントロールポ
イント1は課金先となる加入者の課金先データの課金先
データインデックス3b−1を課金先リスト3aに登録
する。但し、サービスコントロールポイント1は課金先
となる加入者に対応する利用者番号が課金先リスト3a
に登録されているか否かを判断し(図4ステップS2
1)、登録されていれば課金先リスト3aの課金先デー
タインデックス3a−2に課金先データ蓄積領域3bの
課金先データインデックス3b−1を追加する(図4ス
テップS22)。
【0034】また、サービスコントロールポイント1は
登録されていなければ、課金先リスト3aの利用者番号
3a−1に課金先となる加入者の加入者番号(加入者電
話機7bの加入者番号)を新規登録するとともに、課金
先データインデックス3a−2に課金先データ蓄積領域
3bの課金先データインデックス3b−1を新規登録す
る(図4ステップS23)。
【0035】課金先リスト3aの登録は、上記の如く、
課金先データを一単位として課金先選択サービス利用者
の加入者番号毎に課金先インデックスとして設定するこ
とで実現する(図5参照)。
【0036】一方、上記の音声の案内によって、課金先
となる加入者が「2」をダイヤルして課金禁止を選択す
ると(図4ステップS16)、サービスコントロールポ
イント1はデータベース3の課金先データ蓄積領域3b
の課金許可禁止フラグ3b−4を禁止にする(図4ステ
ップS17)。
【0037】そのとき同時に、サービスコントロールポ
イント1は課金先リスト3aから課金先となる加入者の
課金先データの課金先データインデックス3b−1を削
除する。但し、サービスコントロールポイント1は課金
先となる加入者に対応する利用者番号が課金先リスト3
aに登録されているか否かを判断する(図4ステップS
18)。
【0038】サービスコントロールポイント1は登録さ
れていれば課金先リスト3aの課金先データインデック
ス3a−2から課金先データ蓄積領域3bの課金先デー
タインデックス3b−1を削除し(図4ステップS1
9)、登録されていなければ何も行わない(図5参
照)。
【0039】次に、発呼者が課金選択サービスを利用す
る場合の手順について説明する。ここで、発呼者が課金
選択サービスを利用するにあたり、課金先となる加入者
として加入者電話機7b,7cの課金先データの課金許
可禁止フラグ3b−4が許可に設定され、課金先リスト
3aの発呼者の加入者番号に登録されているものとす
る。
【0040】発呼者が加入者電話機7aから課金先選択
サービスアクセス番号(例えば、「0340」)と発呼
者の利用者番号(加入者番号)とをダイヤルすると(図
3ステップS4)、サービススイッチポイント2aはデ
ータリンク101を介してサービスコントロールポイン
ト1に起動をかけるとともに、発呼者の利用者番号を送
出する。
【0041】サービスコントロールポイント1は課金先
選択サービスを起動した発呼者の利用者番号に対応する
課金先リスト3aの課金先データインデックス3a−2
を参照し、その課金先データインデックス3a−2に登
録されているデータベース3の課金先データインデック
ス3b−1を基に課金先加入者番号3b−2をサービス
スイッチポイント2aに送出する(図3ステップS
5)。
【0042】例えば、発呼者の利用者番号が「XN」で
あった場合、課金先データインデックス「I1」,「I
2」が抽出されるので、課金先データインデックス「I
1」,「I2」に対応する課金先加入者番号「BN
1」,「BN2」がサービススイッチポイント2aに送
出される。
【0043】サービススイッチポイント2aはサービス
コントロールポイント1から送られてきた課金先加入者
番号「BN1」,「BN2」を基に音声再生装置6aを
使用して発呼者に課金先を示し(図4ステップS1
5)、それらの課金先のいずれかを選択するよう促す。
例えば、課金先として課金先加入者番号「BN1」を選
択するのであれば「1」をダイヤルし、課金先加入者番
号「BN2」を選択するのであれば「2」をダイヤルす
るよう音声で案内する。
【0044】この音声の案内によって、発呼者が「1」
をダイヤルして課金先加入者番号「BN1」を選択する
と、サービススイッチポイント2aは音声再生装置6a
を使用して発呼者に暗証番号の入力を促す。
【0045】発呼者が暗証番号を入力すると、サービス
スイッチポイント2aは課金先加入者番号「BN1」を
選択した旨と暗証番号とをサービスコントロールポイン
ト1に送出する。
【0046】サービスコントロールポイント1は課金先
加入者番号「BN1」及び暗証番号が入力されると(図
3ステップS6)、送られてきた暗証番号をデータベー
ス3の課金先加入者番号「BN1」に対応する暗証番号
3b−3(「P1」)と照合する(図3ステップS
7)。
【0047】サービスコントロールポイント1は照合結
果が正常であれば、課金先加入者番号「BN1」の加入
者電話機7bを収納しているサービススイッチポイント
2bに加入者電話機7bが課金先となることを指示し
(図3ステップS9)、同時にサービススイッチポイン
ト2aに被呼者番号を入力するよう指示する(図3ステ
ップS10)。尚、サービスコントロールポイント1は
照合結果が異常であれば、課金先選択サービスを抑止す
る(図4ステップS8)。
【0048】サービススイッチポイント2aは音声再生
装置6aを利用して発呼者に対して被呼者番号を入力す
るよう音声にて促す。発呼者が被呼者の加入者電話機7
dの加入者番号をダイヤルすると、サービススイッチポ
イント2a,2bの間で接続処理が行われる。
【0049】この接続処理において、被呼者が加入者電
話機7dから応答すると、加入者電話機7a,7dの間
が通話状態となり、加入者電話機7aに対する課金が開
始される。この通話の課金データは一時的に発呼者の加
入者電話機7aを収容するサービススイッチポイント2
aのデータベース4aに格納される。
【0050】発呼者と被呼者との通話が終了すると、課
金先加入者番号「BN1」の加入者電話機7bを収納し
ているサービススイッチポイント2bからサービススイ
ッチポイント2aに対して課金データ転送要求が発行さ
れ、サービススイッチポイント2aがデータベース4a
に格納されている課金データをデータベース4bに転送
する(図6参照)。
【0051】尚、発呼者が「2」をダイヤルして課金先
加入者番号「BN2」を選択した場合には、上記と同様
に処理されて、通話終了後の課金先が加入者電話機7c
となり、加入者電話機7a,7dの間の通話の課金デー
タは一時的に発呼者の加入者電話機7aを収容するサー
ビススイッチポイント2aのデータベース4aに格納さ
れ、通話終了後にサービススイッチポイント2aがデー
タベース4aから、加入者電話機7cを収容するサービ
ススイッチポイント2bのデータベース4bに転送す
る。
【0052】このように、少なくとも課金先となる加入
者電話機7b,7cの加入者番号と予め設定された暗証
番号と課金先として許可するか否かを示す課金許可禁止
フラグとをデータベース3に蓄積しておき、加入者電話
機7aからの課金先の選択を要求する課金先選択サービ
ス要求がサービススイッチポイント2aを介して入力さ
れた時にデータベース3の蓄積内容を基に課金先選択サ
ービス要求で指定される課金先が指定可能と判定された
場合に当該加入者電話機7aに対する課金情報を課金先
選択サービス要求で指定される課金先に対応するサービ
ススイッチポイント2bに送出し、課金先となる加入者
電話機7b,7cからのデータベース3に対するアクセ
ス要求がサービススイッチポイント2bを介して入力さ
れた時に当該加入者電話機7b,7cがデータベース3
に登録されていると判断された場合に当該加入者電話機
b,7cからの要求に応じて課金許可禁止フラグを設定
することによって、加入者番号及び暗証番号が漏洩して
もその課金先となる加入者に対する不当な課金を防止す
ることができる。
【0053】すなわち、加入者番号及び暗証番号が漏洩
した時に課金許可禁止フラグを課金禁止に設定すること
で、課金リスト3aから漏洩した課金先の加入者番号を
削除されるので、課金先選択サービスの利用時にその課
金先の加入者番号が通知されなくなるので、漏洩した課
金先に対する不当な課金を防止することができる。
【0054】また、データベース3に蓄積された課金許
可禁止フラグを基に課金先選択サービス要求の利用者を
示す利用者番号毎に指定可能な課金先リスト3aを作成
し、加入者電話機からの課金先選択サービス要求及び利
用者番号がサービススイッチポイント2aを介して入力
された時にその課金リスト3aを基に指定可能な課金先
を抽出して音声再生装置6aから音声にて通知すること
によって、課金先となる加入者電話機の加入者番号を正
確に覚えていなくとも課金先に正確に課金することがで
きる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明の課金先選択
システムによれば、加入者電話機間を接続するための電
話交換機とその電話交換機を制御する制御装置とを含む
電話交換網の課金先選択システムにおいて、少なくとも
課金先となる加入者電話機の加入者番号と予め設定され
た暗証番号と課金先として許可するか否かを示す許可禁
止情報とをデータベースに蓄積しておき、加入者電話機
からの課金先の選択を要求する課金先選択サービス要求
が電話交換機を介して入力された時にデータベースの蓄
積内容を基に課金先選択サービス要求で指定される課金
先が指定可能と判定された場合に当該加入者電話機に対
する課金情報を課金先選択サービス要求で指定される課
金先に対応する電話交換機に送出し、課金先となる加入
者電話機からのデータベースに対するアクセス要求が電
話交換機を介して入力された時に当該加入者電話機がデ
ータベースに登録されていると判断された場合に当該加
入者電話機からの要求に応じて許可禁止情報を設定する
ことによって、加入者番号及び暗証番号が漏洩してもそ
の課金先となる加入者に対する不当な課金を防止するこ
とができるという効果がある。
【0056】本発明の他の課金先選択システムによれ
ば、上記の構成において、データベースに蓄積された許
可禁止情報を基に課金先選択サービス要求の利用者を示
す利用者番号毎に指定可能な課金先のリストを作成し、
加入者電話機からの課金先選択サービス要求及び利用者
番号が電話交換機を介して入力された時にそのリストを
基に指定可能な課金先を抽出して通知することによっ
て、課金先となる加入者電話機の加入者番号を正確に覚
えていなくとも課金先に正確に課金することができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】(a)は図1のデータベース内の課金先リスト
の構成を示す図、(b)は図1のデータベース内の課金
先データ蓄積領域の構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図4】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図5】本発明の一実施例による課金先登録の動作を示
すシーケンスチャートである。
【図6】本発明の一実施例による課金先選択サービスの
動作をシーケンスチャートである。
【図7】従来例のシステム構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 サービスコントロールポイント 2a,2b サービススイッチポイント 3,4a,4b データベース 3a 課金先リスト 3b 課金先データ蓄積領域 6a,6b 音声再生装置 7a〜7d 加入者電話機

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者電話機間を接続するための電話交
    換機を含む電話交換網の課金先選択システムであって、 少なくとも課金先となる加入者電話機の加入者番号と予
    め設定された暗証番号と課金先として許可するか否かを
    示す許可禁止情報とを蓄積する蓄積手段と、 前記加入者電話機からの課金先の選択を要求する課金先
    選択サービス要求が前記電話交換機を介して入力された
    時に前記蓄積手段の蓄積内容を基に前記課金先選択サー
    ビス要求で指定される課金先が指定可能か否かを判定す
    る判定手段と、前記判定手段で指定可能と判定された時
    に当該加入者電話機に対する課金情報を前記課金先選択
    サービス要求で指定される課金先に対応する電話交換機
    に送出する送出手段と、 前記課金先となる加入者電話機からの前記蓄積手段に対
    するアクセス要求が前記電話交換機を介して入力された
    時に当該加入者電話機が前記蓄積手段に登録されている
    か否かを判断する判断手段と、 前記判断手段で前記蓄積手段に登録されていると判断さ
    れた時に当該加入者電話機からの要求に応じて前記許可
    禁止情報を設定する設定手段と 前記蓄積手段に蓄積された前記許可禁止情報を基に前記
    課金先選択サービス要求の利用者を示す利用者番号毎に
    指定可能な課金先のリストを作成する作成手段と、 前記加入者電話機からの前記課金先選択サービス要求及
    び前記利用者番号が前記電話交換機を介して入力された
    時に前記作成手段で作成された前記リストを基に指定可
    能な課金先を抽出して通知する通知手段と を有すること
    を特徴とする課金先選択システム。
  2. 【請求項2】 前記通知手段は、前記指定可能な課金先
    を音声にて前記加入者電話機に通知する手段を含むこと
    を特徴とする請求項1記載の課金先選択システム。
  3. 【請求項3】 前記通知手段により前記指定可能な課金
    先が通知された後に入力される暗証番号と前記指定可能
    な課金先に対応する前記蓄積手段の前記暗証番号とを比
    較する比較手段と、前記比較手段で一致が検出された時
    に前記課金先 選択サービス要求を出力した加入者電話機
    の課金情報を送出するよう前記送出手段を制御する手段
    とを含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の課金先選択システム。
  4. 【請求項4】 前記比較手段で不一致が検出された時に
    前記課金先選択サービス要求を出力した加入者電話機に
    対する課金先選択サービスを抑止する手段を含むことを
    特徴とする請求項3記載の課金先選択サービスシステ
    ム。
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