JPH066817Y2 - 排泄処理用品 - Google Patents
排泄処理用品Info
- Publication number
- JPH066817Y2 JPH066817Y2 JP1425290U JP1425290U JPH066817Y2 JP H066817 Y2 JPH066817 Y2 JP H066817Y2 JP 1425290 U JP1425290 U JP 1425290U JP 1425290 U JP1425290 U JP 1425290U JP H066817 Y2 JPH066817 Y2 JP H066817Y2
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- Japan
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- gathers
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- Expired - Lifetime
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- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この考案は、子供用、大人用のおむつ、生理用ナプキン
等の排泄処理用品に関するものである。
等の排泄処理用品に関するものである。
［従来の技術］ 使い捨ての排泄処理用品として従来から使用されている
ものは、吸収体とギャザ部とを備え、吸収体を広げた状
態にして着用させた後、粘着テープ等で結合させるのが
一般的であった。
ものは、吸収体とギャザ部とを備え、吸収体を広げた状
態にして着用させた後、粘着テープ等で結合させるのが
一般的であった。
これに対し、衣料に用いられるようなパンツタイプのよ
うに、足元から引上げて着用させるようにした接合部の
ないおむつが開発されるようになってきた。
うに、足元から引上げて着用させるようにした接合部の
ないおむつが開発されるようになってきた。
［考案が解決しようとする課題］ 足下から引上げて着用させるパンツタイプのおむつを作
る際に従来は、各種の部材を横方向から供給するため、
特開昭62-162001号公報、特開昭62-162002号公報、特開
昭63-243307号公報、特開昭63-243308号公報、特開昭62
-21802号公報、特開昭62-21803号公報に記載されている
ように、極めて複雑でコストが高くなる欠点があった。
る際に従来は、各種の部材を横方向から供給するため、
特開昭62-162001号公報、特開昭62-162002号公報、特開
昭63-243307号公報、特開昭63-243308号公報、特開昭62
-21802号公報、特開昭62-21803号公報に記載されている
ように、極めて複雑でコストが高くなる欠点があった。
この考案は構造が極めて簡単で、安価に作ることがで
き、しかも着用性能も高いパンツタイプの排泄処理用品
を提供することを目的とするものである。
き、しかも着用性能も高いパンツタイプの排泄処理用品
を提供することを目的とするものである。
［課題を解決するための手段］ この考案の排泄処理用品は、防水材と周囲が該防水材に
接合された触肌材と、防水材と触媒材との間に封入され
た吸水材とより成る吸収体部と、不織布より成り弾性体
をほぼ全体に内蔵し長手方向に１本のスリットを有する
２枚のギャザ部とを備え、該２枚のギャザ部を伸長状態
で一方のギャザ部の長手方向縁部を前記触肌材の一側縁
に接合し、他方のギャザ部の長手方向縁部を前記触肌材
の他側縁に接合し、前記２枚のギャザ部の上縁と下縁と
をそれぞれ前記触肌材の上縁と下縁とに接合し、前記２
枚のギャザ部の前記スリットよりも内方側を腰ギャザと
し、前記２枚のギャザ部の前記スリットよりも外方側を
股ギャザとすることを特徴とするものである。
接合された触肌材と、防水材と触媒材との間に封入され
た吸水材とより成る吸収体部と、不織布より成り弾性体
をほぼ全体に内蔵し長手方向に１本のスリットを有する
２枚のギャザ部とを備え、該２枚のギャザ部を伸長状態
で一方のギャザ部の長手方向縁部を前記触肌材の一側縁
に接合し、他方のギャザ部の長手方向縁部を前記触肌材
の他側縁に接合し、前記２枚のギャザ部の上縁と下縁と
をそれぞれ前記触肌材の上縁と下縁とに接合し、前記２
枚のギャザ部の前記スリットよりも内方側を腰ギャザと
し、前記２枚のギャザ部の前記スリットよりも外方側を
股ギャザとすることを特徴とするものである。
［作用］ 吸収体部に２枚のギャザ部を接合するのみで排泄処理用
品を作ることができ、ギャザ部はスリットを境にして腰
ギャザと股ギャザとになる。
品を作ることができ、ギャザ部はスリットを境にして腰
ギャザと股ギャザとになる。
［実施例］ 以下、この考案の実施例を図に基づいて説明する。
第２図は吸収体部１の平面図、第３図は第２図のIII−I
II断面図であって、吸収体部１は、外面側となる四角形
の防水材２と、この四角形の防水材２と同径の触肌材３
との間に四角形の平らな吸水材４を挟み、防水材２の周
囲と触肌材３の周囲とを互いに接合５し、防水材２と触
肌材３との間に吸水材４を封入して構成したものであ
る。
II断面図であって、吸収体部１は、外面側となる四角形
の防水材２と、この四角形の防水材２と同径の触肌材３
との間に四角形の平らな吸水材４を挟み、防水材２の周
囲と触肌材３の周囲とを互いに接合５し、防水材２と触
肌材３との間に吸水材４を封入して構成したものであ
る。
第４図は２個のギャザ部6,7の平面図、第５図は第４図
のＶ−Ｖ断面図であって、ギャザ部6,7はそれぞれ縦長
の長方形になっており、第４図の上下方向の寸法は伸長
状態では第２図に示す吸収体部１の上下方向の寸法にほ
ぼ等しくなり、ギャザ部6,7の左右方向の寸法は、吸収
体部１の左右方向の寸法の半分よりも小さい寸法になっ
ている。ギャザ部6,7は弾性体８を不織布９で被覆した
状態になっていて、弾性体は天然ゴム、合成ゴムの糸状
かフィルム状のものが適しているが、特に適しているの
はゴム糸であって、弾性体８は２枚の不織布９によって
サンドイッチ状に被覆されるのが望ましいが、その結合
は弾性体８の伸長状態で一般にホットメルトによって行
い、弾性体８がギャザ部6,7のほぼ全体に内蔵されるよ
うにする。
のＶ−Ｖ断面図であって、ギャザ部6,7はそれぞれ縦長
の長方形になっており、第４図の上下方向の寸法は伸長
状態では第２図に示す吸収体部１の上下方向の寸法にほ
ぼ等しくなり、ギャザ部6,7の左右方向の寸法は、吸収
体部１の左右方向の寸法の半分よりも小さい寸法になっ
ている。ギャザ部6,7は弾性体８を不織布９で被覆した
状態になっていて、弾性体は天然ゴム、合成ゴムの糸状
かフィルム状のものが適しているが、特に適しているの
はゴム糸であって、弾性体８は２枚の不織布９によって
サンドイッチ状に被覆されるのが望ましいが、その結合
は弾性体８の伸長状態で一般にホットメルトによって行
い、弾性体８がギャザ部6,7のほぼ全体に内蔵されるよ
うにする。
ギャザ部6,7には、長手方向に１本のスリット10が設け
られている。スリット10は左右方向の中心よりも片寄っ
ていて、一方のギャザ部６はスリット10の左側が幅の狭
い部分11、スリット10の右側が幅の広い部分１２になっ
ており、他方のギャザ部７はスリット10の左側が幅の広
い部分12、スリット10の右側が幅の狭い部分11になって
いる。幅の広い部分12の寸法は、幅の狭い部分11の1.5
倍以上に広くとる方が好ましい。
られている。スリット10は左右方向の中心よりも片寄っ
ていて、一方のギャザ部６はスリット10の左側が幅の狭
い部分11、スリット10の右側が幅の広い部分１２になっ
ており、他方のギャザ部７はスリット10の左側が幅の広
い部分12、スリット10の右側が幅の狭い部分11になって
いる。幅の広い部分12の寸法は、幅の狭い部分11の1.5
倍以上に広くとる方が好ましい。
又前述の弾性体８は、幅の狭い部分11と幅の広い部分12
とでは緊張状態に差が与えてあって、幅の狭い部分11は
伸長率50〜150％（元の長さ１に対して1.5〜2.5倍）、
幅の広い部分12は伸長率60〜250％（元の長さ１に対し
て1.6〜3.5倍）の範囲にするのが望ましく、特に重要な
のは伸長率の比であって、幅の広い部分12の伸長率を幅
の狭い部分11の伸長率の1.2倍以上、好ましくは1.5〜2.
0の伸長率にする。
とでは緊張状態に差が与えてあって、幅の狭い部分11は
伸長率50〜150％（元の長さ１に対して1.5〜2.5倍）、
幅の広い部分12は伸長率60〜250％（元の長さ１に対し
て1.6〜3.5倍）の範囲にするのが望ましく、特に重要な
のは伸長率の比であって、幅の広い部分12の伸長率を幅
の狭い部分11の伸長率の1.2倍以上、好ましくは1.5〜2.
0の伸長率にする。
一方のギャザ部６は長手方向に引張って伸長させ、第６
図、第７図に示すようにギャザ部６の幅の狭い部分11を
左側にして吸収体部１の触肌材３側に重ね、幅の狭い部
分11の左側縁を触肌材３の左側縁に一致させて接合13
し、更にギャザ部の上縁と下縁もそれぞれ触肌材３の上
縁と下縁とに一致させて接合14,15する。
図、第７図に示すようにギャザ部６の幅の狭い部分11を
左側にして吸収体部１の触肌材３側に重ね、幅の狭い部
分11の左側縁を触肌材３の左側縁に一致させて接合13
し、更にギャザ部の上縁と下縁もそれぞれ触肌材３の上
縁と下縁とに一致させて接合14,15する。
他方のギャザ部７も長手方向に引張って伸長させ、上記
とは対称的にギャザ部７の幅の狭い部分11を右側にして
触媒材３に重ね、狭い部分11の右側縁を触肌材３の右側
縁に一致させて接合13し、ギャザ部７の上縁と下縁も触
肌材３の上縁と下縁とに一致させて接合14,15する。
とは対称的にギャザ部７の幅の狭い部分11を右側にして
触媒材３に重ね、狭い部分11の右側縁を触肌材３の右側
縁に一致させて接合13し、ギャザ部７の上縁と下縁も触
肌材３の上縁と下縁とに一致させて接合14,15する。
これによって１個の吸収体部１の触肌材３側に２個のギ
ャザ部6,7が、ギャザ部6,7の幅の狭い部分11が外方側と
なり、幅の広い部分12が内方側となって外側縁と上縁と
下縁とが接合13,14,15されることになる。そしてギャザ
部6,7のスリット10よりも内方側の幅の広い部分12が第
１図に示すように腰ギャザ16となり、ギャザ部6,7のス
リット10よりも外方側の幅の狭い部分11が触肌材３の外
側縁に接合された股ギャザ17となって、パンツタイプの
ように足下から引上げて着用すると触肌材３が身体に密
接し、吸収材４に排泄物を吸収させることができる。
ャザ部6,7が、ギャザ部6,7の幅の狭い部分11が外方側と
なり、幅の広い部分12が内方側となって外側縁と上縁と
下縁とが接合13,14,15されることになる。そしてギャザ
部6,7のスリット10よりも内方側の幅の広い部分12が第
１図に示すように腰ギャザ16となり、ギャザ部6,7のス
リット10よりも外方側の幅の狭い部分11が触肌材３の外
側縁に接合された股ギャザ17となって、パンツタイプの
ように足下から引上げて着用すると触肌材３が身体に密
接し、吸収材４に排泄物を吸収させることができる。
［考案の効果］ この考案は吸収体部にギャザ部を接合するだけでファス
ナーや紐等を取付ける必要がなく、シンプルな構造で安
価に製作でき、着用性能も極めて良好である。
ナーや紐等を取付ける必要がなく、シンプルな構造で安
価に製作でき、着用性能も極めて良好である。
第１図はこの考案の一実施例の斜視図、第２図は吸収体
部の平面図、第３図は第２図のIII−III断面図、第４図
はギャザ部の平面図、第５図は第４図のＶ−Ｖ断面図、
第６図は触肌材にギャザ部を接合した状態を示す平面
図、第７図は第６図のVII−VII断面図である。 １……吸収体部、２……防水材、３……触肌材、４……
吸水材、５……接合、６，７……ギャザ部、８……弾性
体、９……不織布、10……スリット、11……幅の狭い部
分、12……幅の広い部分、13,14,15……接合、16……腰
ギャザ、17……股ギャザ。
部の平面図、第３図は第２図のIII−III断面図、第４図
はギャザ部の平面図、第５図は第４図のＶ−Ｖ断面図、
第６図は触肌材にギャザ部を接合した状態を示す平面
図、第７図は第６図のVII−VII断面図である。 １……吸収体部、２……防水材、３……触肌材、４……
吸水材、５……接合、６，７……ギャザ部、８……弾性
体、９……不織布、10……スリット、11……幅の狭い部
分、12……幅の広い部分、13,14,15……接合、16……腰
ギャザ、17……股ギャザ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ａ６１Ｆ 13/54 2119−3Ｂ Ａ４１Ｂ 13/02 Ａ 2119−3Ｂ Ｆ 2119−3Ｂ Ｓ
Claims (1)
- 【請求項１】防水材と周囲が該防水材に接合された触肌
材と、防水材と触肌材との間に封入された吸水材とより
成る吸収体部と、不織布より成り弾性体をほぼ全体に内
蔵し長手方向に１本のスリットを有する２枚のギャザ部
とを備え、該２枚のギャザ部を伸長状態で一方のギャザ
部の長手方向縁部を前記触肌材の一側縁に接合し、他方
のギャザ部の長手方向縁部を前記触肌材の他側縁に接合
し、前記２枚のギャザ部の上縁と下縁とをそれぞれ前記
触肌材の上縁と下縁とに接合し、前記２枚のギャザ部の
前記スリットよりも内方側を腰ギャザとし、前記２枚の
ギャザ部の前記スリットよりも外方側を股ギャザとする
ことを特徴とする排泄処理用品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1425290U JPH066817Y2 (ja) | 1990-02-17 | 1990-02-17 | 排泄処理用品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1425290U JPH066817Y2 (ja) | 1990-02-17 | 1990-02-17 | 排泄処理用品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03107919U JPH03107919U (ja) | 1991-11-06 |
| JPH066817Y2 true JPH066817Y2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=31517622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1425290U Expired - Lifetime JPH066817Y2 (ja) | 1990-02-17 | 1990-02-17 | 排泄処理用品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH066817Y2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4578892A (en) * | 1985-04-01 | 1986-04-01 | Oscar Obst, Jr. | Rodent trap |
| KR100240245B1 (ko) * | 1992-10-27 | 2000-01-15 | 린다 디. 로러 | 충분히 탄성화된 허리 개구부를 갖는 일회용 기저귀 |
| ATE158494T1 (de) * | 1992-10-27 | 1997-10-15 | Procter & Gamble Far East Inc | Wegwerfwindel mit vollelastifiziertem taillenbund |
| CN1146371C (zh) * | 1994-08-24 | 2004-04-21 | 派拉根商业标牌有限公司 | 吸收体制品及其制造方法 |
| JP5101753B1 (ja) * | 2011-12-13 | 2012-12-19 | 大王製紙株式会社 | 吸収体物品 |
| JP6438845B2 (ja) * | 2015-05-29 | 2018-12-19 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品の製造方法及び吸収性物品の製造装置 |
| JP6558979B2 (ja) * | 2015-06-29 | 2019-08-14 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
| JP6560915B2 (ja) * | 2015-06-29 | 2019-08-14 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
-
1990
- 1990-02-17 JP JP1425290U patent/JPH066817Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03107919U (ja) | 1991-11-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |