JP5101753B1 - 吸収体物品 - Google Patents
吸収体物品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5101753B1 JP5101753B1 JP2012513397A JP2012513397A JP5101753B1 JP 5101753 B1 JP5101753 B1 JP 5101753B1 JP 2012513397 A JP2012513397 A JP 2012513397A JP 2012513397 A JP2012513397 A JP 2012513397A JP 5101753 B1 JP5101753 B1 JP 5101753B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- absorbent article
- skin contact
- contact member
- absorber
- absorbent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Abstract
【解決手段】シート状の防漏体(10)と、前記防漏体(10)の上部に、少なくとも1層配置された、体液を吸収しうる吸収体(12)と、前記吸収体(12)の上部において前記防漏体(10)の前部と前記防漏体(10)の後部との間にかけて配置され、着用時に、着用者の肌に接触し、かつ、前記吸収体(12)と離間した状態となる、スキンコンタクト部材(14)と、着用時に前記スキンコンタクト部材(14)の着用者の股下部に相当する部分と、前記吸収体(12)とを結合する、連結ユニット(16)とを具備する、吸収体物品。
【選択図】図1
Description
従来、弾性部材により着用者に密着状態で当接するようにされ、かつ、便透過用の開口部を有するスキンコンタクトシートを設けることが知られている(特許文献1〜3参照)。
従来、最表面はトップシートであり、そこに尿、便をともに受容するため、着用者の肌が排出された尿便に常に接触する構造になっていた。
近年、第1表に示したように、吸収体の上面から浮き上がり、常に肌に密着していて、排出された尿便との接触を回避するようにスキンコンタクトシートを最表面に配置して、上から、尿便コンタクトシート、吸収体、そして裏面の尿便バリヤーシートという構成とすることが提案されている(上記特許文献1〜3参照)。
しかしながら、本発明者の検討によれば、この新しく導入されたスキンコンタクトシートは、前後端部のみで固定され、他に固定点がないため、着用時に、特に、重要な中央にある股下部で左右、前後に位置ずれを起こし、位置が安定しないという致命的欠点がある。
一般的には、左右両側においてバックシートに接合されているガゼットギャザーと、吸収体の左右端部付近から立ち上がるインナーレッグギャザー(ILG)とにより、吸収体の表面を伝って流れる尿便を側面でブロックして、横漏れを防止している。
しかしながら、この左右に配置されたILGの頭頂部の間隔は、腹部側(前側)、股下部(中央部)及び背部側(後側)のいずれにおいてもほぼ同じ(通常、70〜100mm)であるところ、着用時には、股下部ではその狭窄な間隔(通常、20〜30mm)のため大きく変形した状態で押し込まれ、不均一に着用者の会陰部に接触するので、依然として漏れの大きな原因となっている。
Y方向をその果たす機能で分類すると5部位に分けられるが、より大きく分類すると、着用者の腹部側に相当する前身頃と、着用者の会陰近傍に相当する股下部と、着用者の背部側に相当する後身頃との3部位に分けられる(第1表参照)。おむつの設計で特に重要なのは尿便の排出口が近接し、しかも狭窄状態にある股下部の設計である。
(1)シート状の防漏体と、
前記防漏体の上部に、少なくとも1層配置された、体液を吸収しうる吸収体と、
前記吸収体の上部において前記防漏体の前部と前記防漏体の後部との間にかけて配置され、着用時に、着用者の肌に接触し、かつ、前記吸収体と離間した状態となる、スキンコンタクト部材と、
着用時に前記スキンコンタクト部材の着用者の股下部に相当する部分と、前記吸収体とを結合する、連結ユニットと
を具備する、吸収体物品。
(2)前記スキンコンタクト部材が、前後方向に延在する左右2本の帯状部材からなり、
前記連結ユニットが、前記スキンコンタクト部材の着用者の股下部に相当する部分で前記2本の帯状部材を連結し、前身頃に尿透過用開口部、後身頃に便透過用開口部が形成されている、上記(1)に記載の吸収体物品。
(3)前記左右2本の帯状部材が前身頃及び後身頃において間隔を有して設けられている、上記(2)に記載の吸収体物品。
(4)前記スキンコンタクト部材が、更に、前記帯状部材から垂れ下がる垂下部材を有する、上記(2)又は(3)に記載の吸収体物品。
(5)前記連結ユニットの前記スキンコンタクト部材と結合する部分より前の部分が、前記尿透過用開口部の下側に垂れ下がっている、上記(2)〜(4)のいずれかに記載の吸収体物品。
(6)前記連結ユニットが、股下部から後端部に至る部位において前記吸収体の少なくとも一部を被覆している、上記(2)〜(5)のいずれかに記載の吸収体物品。
(7)前記連結ユニットの左右端部が、前記防漏体の左右端部まで延在している、上記(2)〜(5)のいずれかに記載の吸収体物品。
(8)前記スキンコンタクト部材が、前身頃部に尿透過用開口を有し、かつ、後身頃部に便透過用開口を有するシートである、上記(1)に記載の吸収体物品。
(9)前記連結ユニットの前記スキンコンタクト部材と結合する部分より前の部分が、前記尿透過用開口部の下側に垂れ下がっている、上記(8)に記載の吸収体物品。
(10)前記連結ユニットが、股下部から後端部に至る部位において前記吸収体の少なくとも一部を被覆している、上記(8)又は(9)に記載の吸収体物品。
(11)前記連結ユニットの左右端部が、前記防漏体の左右端部まで延在している、上記(8)又は(9)に記載の吸収体物品。
(12)前記吸収体が、高吸水性樹脂を含有する、上記(1)〜(11)のいずれかに記載の吸収体物品。
(13)左右方向における前記スキンコンタクト部材が存在する位置よりも外側に、更に、左右一対のインナーレッグギャザーを具備する、上記(1)〜(12)のいずれかに記載の吸収体物品。
(14)左右方向における前記スキンコンタクト部材が存在する位置よりも外側に、更に、左右一対のアウターレッグギャザーを具備する、上記(1)〜(13)のいずれかに記載の吸収体物品。
また、前記樹脂のフィルムを用いる場合には、感触や外観を向上させるために、フィルムと不織布との複層シートとして用いることもできる。この場合、不織布としては、比較的低目付のSB、サーマルボンド不織布(例えば、PPのスポットボンド不織布)等が好適に用いられる。
また、前記樹脂のフィルムと後述するシート状吸収体との複層シートを用いることもできる。
また、高耐水性不織布を用いることもできる。高耐水性不織布としては、例えば、耐水度100mmH2O以上の耐水性を有するSMS、マイクロファイバーウェブの細孔をミクロフィブリル化セルロース(MFC)やワックスで充填することにより耐水性を付与されたSBが挙げられる。この場合、単独で用いてもよく、フィルムと高耐水性不織布との複層シートとして用いることもできる。
シート状吸収体は、形態安定性、SAPの脱落防止等の可能性等に優れる。
シート状吸収体の中でも、SAPを50質量%以上、好ましくは60質量%以上、より好ましくは70質量%以上含有する高吸水性シートであるのが好ましい。また、高吸水性シートにおけるSAPの含有量は、高吸水性シートの安定性等の点で、95質量%以下であるのが好ましい。
高吸水性シートは、SAPを主成分とする極薄のシート状吸収体であれば、構成や製造方法を特に限定されない。
例えば、Air Laid法で得られる高吸水性シートが挙げられる。Air Laid法は、粉砕した木材パルプとSAPとを混合し、結合剤を添加してシート状に成形して高吸水性シートを得る方法である。この方法で得られる高吸水性シートとしては、例えば、米国レオニヤ(Rayonier)社製のNOVATHIN(米国登録商標)、王子キノクロス社製のB−SAPが知られている。
また、SAPの分散スラリーを不織布等の体液透過性シートの上にコーティングする方法で得られる高吸水性シートも挙げられる。ここで、SAPの分散スラリーは、SAPとミクロフィブリル化セルロース(MFC)とを、水とエタノールとの混合溶媒に分散させたものであるのが好ましい。この方法で得られる高吸水性シートとしては、例えば、(株)日本吸収体技術研究所製のMegaThin(登録商標)が知られている。
そのほかに、例えば、起毛状不織布にSAPを大量に担持させ、ホットメルトバインダー、エマルションバインダー、水性繊維等で固定する方法で得られる高吸水性シート、繊維状SAPをPET(ポリエチレンテレフタレート)繊維と混合してウェブ状に成形する方法で得られる高吸水性シート、SAP層の上下をティッシュで挟んだSAPシートが挙げられる。
また、吸収体12は、折りたたんだ状態で配置することもできる。
なお、本発明においては、吸収体と連結ユニットとの結合は、吸収体が露出している構造であればその吸収体の上側の表面と連結ユニットとの結合であり、吸収体の表面に接合されたアクイジション層やトップシートが存在していればそのアクイジション層やトップシートの上側の表面と連結ユニットとの結合を意味する。
スキンコンタクト部材14の構造は、着用時に、着用者の肌に接触し、かつ、吸収体12と離間した状態となるものであれば特に限定されない。例えば、図1(B)に示されるように、スキンコンタクト部材14の防漏体10の前部及び後部と結合している2箇所の部分の長さを、その部分に対応する防漏体10の長さより短くした構造が挙げられる。
具体的には、例えば、PE、PP、PET、ナイロン等のフィラメントからなるメッシュ類;合成繊繊の細い糸(5デニール以下であるのが好ましい。)を原材料とするエアースルー、スパンメルト、スパンレース等の不織布;前記不織布の開孔加工品;前記不織布の畝状の加工品が好適に挙げられる。
これらは、スキンコンタクトシートが着用者の肌に直接接触することになるので、表面が親水性、特に吸汗性であるのが好ましい。具体的には、例えば、合成繊維から構成される不織布に表面親水化処理を施したシート、親水性不織布を上側に、疎水性不織布を下側にして2枚重ねて構成されたシートが挙げられる。
スキンコンタクト部材14は、このように尿透過用開口Of及び便透過用開口Orを有する構成とすることにより、これら以外の部分によって、吸収体12の上を広く被覆することができる。したがって、通常は吸収体12とスキンコンタクト部材14とが離間しているところ、着用者の体位等により吸収体12が着用者の側に変形してきたりしても、吸収体12と直接接触する着用者の肌の部分を減少するように働く。
尿透過用開口は、本発明の吸収体物品が女性用吸収体物品として用いられる場合は、尿道口から排出された尿の通過口となり、男性用吸収体物品として用いられる場合は、ペニス、又は、ペニス及び睾丸が収容される。
尿透過用開口は、上記の機能を奏するものであれば、形状を特に限定されないが、例えば、図1(A)に示されるように、スキンコンタクト部材の前身頃に形成された角の丸い三角形状の切欠きが挙げられる。切欠きの形状は、特に限定されず、上記の他に、円形、長方形が挙げられる。また、切欠きではなく、スキンコンタクト部材に設けられたスリットであってもよい。
便透過用開口は、上記の機能を奏するものであれば、形状を特に限定されないが、例えば、図1(A)に示されるように、スキンコンタクト部材の後身頃に形成された角の丸い三角形状の切欠きが挙げられる。切欠きの形状は、特に限定されず、上記の他に、円形、長方形が挙げられる。
連結ユニット16は、図2に示されるように、長方形のシートである。連結ユニット16には、着用時にスキンコンタクト部材14の着用者の股下部に相当する部分に結合する結合部18と、吸収体12に結合する結合部20とを有している。
結合の方法は、特に限定されず、例えば、接着剤により結合する方法が挙げられる。
また、図1においては、連結ユニット16の結合部18がスキンコンタクト部材14の下面と結合しているが、本発明においてはこれに限定されず、例えば、連結ユニットがスキンコンタクト部材の着用者の股下部に相当する部分の上面と結合していてもよい(図10、図13及び図15参照)。
シート状の連結ユニットは、前後方向の長さ(図2中のL)が60〜120mmであるのが好ましく、また、左右方向の幅(図2中のW)が30〜100mmであるのが好ましい。
また、吸収体物品100においては、上述したように、連結ユニット16により、着用時に、スキンコンタクト部材14の左右方向の位置のずれ(中でも、股下部における左右方向の位置のずれ)を防止することができる。したがって、スキンコンタクト部材が着用時に会陰部からずれて隙間を生じ、尿の横漏れを発生させたり、尿によりスキンコンタクト部材14が濡れる状態になって肌を尿で湿潤させたり、便がスキンコンタクト部材14上に残って臀部の汚れを生じさせたりすることを効果的に防止することができる。
なお、本発明においては、連結ユニットは、左右方向の可動範囲は狭い方が好ましい。また、前後方向の可動範囲は、結合部18と結合部20との(前後方向の)間隔によって制御され、着用者の肌と吸収体12とを離間した状態で保つ点で、ある程度広い方が好ましい。
スキンコンタクト部材14は、例えば、以下のようにして設けることができる。
まず、前後方向の長さ450mm、左右方向の幅90mmの目付量13g/m2のPE/PPスパンボンド不織布(例えば、チッソ社製)の両側端を10mmずつ折り返し、2本の200dexウレタンフィラメント(例えば、東レ・デュポン社製)を粘着剤により折り返した両側端に接合して設置し、両側端部に伸縮性を付与する。
ついで、前身頃に尿透過用開口Of、後身頃に便透過用開口Orを、間隔が10mmとなるように設けてそれぞれ形成し、スキンコンタクト部材14を得る。
さらに、得られたスキンコンタクト部材14を伸長させた状態で、その前端部及び後端部を、防漏体10の前端部付近及び後端部付近にホットメルトで固定する。その際、固定される部分を図1に示されるより広くして、スキンコンタクト部材14と吸収体12の前端や後端とを併せて固定することもできる。
また、防漏体の前端部や後端部がアクイジション層やトップシートのような部材で被覆されている場合(例えば、吸収体及び防漏体が全体的にアクイジション層やトップシートのような部材で被覆されている場合)には、スキンコンタクト部材と防漏体とを、被覆している部材を介して固定することもできる。
まず、35メッシュのエラストマーネット(例えば、コンウェド社製)の上面にTCF不織布(例えば、二村化学社製)を積層して、連結ユニット16を得る。大きさは、例えば、前後方向の長さ100mm、左右方向の幅30mmの帯状とする。
得られた連結ユニット16は、結合部18をスキンコンタクト部材14の着用者の股下部に相当する部分の下面と結合させ、結合部20を吸収体12の上面に結合させる。これにより吸収体12の上面とスキンコンタクト部材14の下面との間隔が所定の距離(例えば、約15mm)に維持されやすくなっている。
連結ユニット16の結合部18より前の部分は下に垂れ下がった状態となる。
図3に示される吸収体物品100aは、基本的に、吸収体物品100と同様であるが、連結ユニット16aの構造が連結ユニット16と異なる。
連結ユニット16aは、左右方向の幅が、吸収体12及びスキンコンタクト部材14aよりも広くなっている。
連結ユニット16aの後側部分は、着用者から排出され、便透過用開口Orを透過した便を受容する。
この態様においては、連結ユニット16aが、その左右側縁部及び後端部において、防漏体10と結合しているのが好ましい。これにより、吸収体12が後身頃において、連結ユニット16aと防漏体10とにより形成される密閉空間に存在することになるので、連結ユニット16aとして液不透過性又は液難透過性の材料を用いると、吸収体12が吸収した尿の外部への漏れを防止することができる。また、連結ユニット16aがその上側で受容する便と、連結ユニット16aの下側の吸収体12が吸収する尿とが混じり合って、臭いが強くなったり、かぶれが発生しやすくなったりするなどの問題をなくすことができる。
スキンコンタクト部材14aは、例えば、以下のようにして設けることができる。
まず、前後方向の長さ450mm、左右方向の幅70mmの目付量13g/m2のPP・SMS不織布(例えば、アブゴール社製)の上側に、目付量20g/m2で全面に多数の開孔(約1mm径)を持つレーヨンスパンレース不織布(例えば、ダイワボウ社製)を重ね、左右側縁部において、それぞれ2本の200dexウレタンフィラメント(例えば、東レ・デュポン社製)を伸長させた状態でこれら2枚の不織布の間に挟み込み、粘着剤により接合し、左右側縁部に伸縮性を付与する。
ついで、前身頃に尿透過用開口Of、後身頃に便透過用開口Orを、間隔が10mmとなるように設けてそれぞれ形成し、スキンコンタクト部材14aを得る。
さらに、得られたスキンコンタクト部材14aを伸長させた状態で、その前端部及び後端部を、防漏体10の前端部付近及び後端部付近にホットメルトで固定する。
まず、防漏性のあるPEフィルムとSMSとの積層体を連結ユニット16aとして用いる。大きさは、例えば、前後方向の長さ250mm、左右方向の幅140mmの帯状とする。
連結ユニット16aは、前端部をスキンコンタクト部材14aの着用者の股下部に相当する部分の下面と結合させ、その後側の大部分を吸収体12の上面に被覆した状態とし、スキンコンタクト部材14aとの結合部より後方へ30mmの間隔を設けて結合させる。また、連結ユニット16aのスキンコンタクト部材14aとの結合部より後方へ30mmの間隔を空けた左右側縁部及び後端部を防漏体10と結合する。
図4に示される吸収体物品100bは、基本的に、吸収体物品100と同様であるが、連結ユニット16bの構造が連結ユニット16と異なる。
連結ユニット16bは、連結ユニット16と同様に、スキンコンタクト部材14bの着用者の股下部に相当する部分の下面と結合し、その結合部よりも前に舌状に垂れ下がる垂れ下がり部を有し、また、連結ユニット16aと同様に、その結合部より後において、後方に行くに従って緩やかに下がって吸収体12aと接触し、吸収体12aの全面を被覆している。連結ユニット16bは、吸収体12aとの接触部において吸収体12aと結合している。
連結ユニット16bは、防漏体10aの後端部と結合し、また、防漏体10aの左右側部と結合部19において結合している。
吸収体物品100bにおいては、吸収体12aの上(後身頃においては連結ユニット16bの下)に、トップシート24を有している。トップシート24を有することにより、吸収体が着用者の肌に接触した場合にも、その刺激を和らげ、吸収体から脱落したSAPの肌への付着を防ぐことができる。
トップシートとしては、特に限定されず、例えば、従来公知のトップシートを用いることができる。
防漏体10aは、後身頃の左右側縁部において、前身頃と着脱可能とするための結束テープを有する着脱部材26を有している。
吸収体物品100bは、子供用おむつ又は大人用おむつとして好適に用いられる。
図5に示される吸収体物品100cは、基本的に、吸収体物品100と同様であるが、連結ユニット16cの構造が連結ユニット16と異なる。
連結ユニット16cは、連結ユニット16aと同様に、その前端部において、スキンコンタクト部材14aの着用者の股下部に相当する部分の下面と結合しているが、後端部がほぼその直下に位置する吸収体12の上面と結合している。
連結ユニット16cの左右端部は、吸収体物品100cの中央部において、防漏体10の左右端部まで延在している。このように連結ユニット16cが防漏体10の内部空間を前後に仕切っているため、防漏体10の前身頃の内部空間に排出された尿が後身頃に移動したり、防漏体10の後身頃の内部空間に排出された便が前身頃に移動したりすることを効果的に防止することができる。特に、連結ユニット16cが防漏性を有するのが好ましい。
連結ユニット16cの前端部とスキンコンタクト部材14aの下面との結合は、左右2箇所に分かれた結合部19aで行われる。これにより、スキンコンタクト部材14aの左右縁部の伸縮性が阻害されなくすることができる。
このように連結ユニット16cがスキンコンタクト部材14aと吸収体12とを2箇所で結合しているので、スキンコンタクト部材14aは、左右方向への移動はほとんどできなくなるが、前後方向には、ある程度の範囲で可動である。したがって、スキンコンタクト部材14aの着用者の股下部に相当する部分(尿透過用開口部Ofと便透過用開口部Orとの間の部分)を、着用者の股下部(会陰部)に密着させることが容易となる。
スキンコンタクト部材14aは、図3に示される吸収体物品100aにおけるスキンコンタクト部材14aと同様にして設けることができる。
連結ユニット16cは、例えば、PP・SMS不織布/PEフィルム/PP・SMS不織布の3層からなる積層体を用いて設けることができる。
図6に示される吸収体物品100dは、基本的に、吸収体物品100と同様であるが、スキンコンタクト部材28の構造がスキンコンタクト部材14と異なる。
スキンコンタクト部材28は、図6に示されるように、前後方向に延在する左右2本の帯状部材からなる。帯状部材は、それぞれ、左右方向の幅が10〜30mmであるのが好ましい。2本の帯状部材の間隔(内側縁部同士の間隔)は、子供用の吸収体物品に用いる場合は、20〜70mmであるのが好ましく、また、大人用の吸収体物品に用いる場合は、30〜100mmであるのが好ましい。
具体的には、例えば、伸縮性のあるPP製、ポリウレタン製等の発泡体;伸縮包帯等に使用される弾性糸編成品;弾性フィルム、弾性ネット等の弾性部材と不織布との積層シートが好適に用いられる。
また、連結ユニット30は、後端部が吸収体12の上面に結合している。
これにより、スキンコンタクト部材28の下面と吸収体12の上面との間隔を一定以上に維持することができる。例えば、子供用の吸収体物品の場合、10〜20mmに維持するのが好ましい。
また、連結ユニット30の二つの結合部32の間の部分は、図6(A)に示されるように、上側に露出しており、着用時に着用者の股下部に接触する。
このように連結ユニット30がスキンコンタクト部材28と吸収体12とを結合しているので、スキンコンタクト部材28は、左右方向への移動はほとんどできなくなるが、前後方向には、ある程度の範囲で可動である。したがって、スキンコンタクト部材28を構成する2本の帯状部材の間に存在する連結ユニット30の部分(尿透過用開口部Ofと便透過用開口部Orとの間の部分)を、着用者の股下部(会陰部)に密着させることが容易となる。
スキンコンタクト部材28は、例えば、3本の200dexポリウレタンフィラメント(例えば、東レ・デュポン社製)を5mm間隔で平行に並べて、2枚の15g/m2のPE/PPスパンボンド不織布(例えば、チッソ社製)の間に伸長させた状態で挟み込み、粘着剤により接合して得られる幅20mmの伸縮性及びクッション性のある帯状部材を用いることができる。
この帯状部材2本を、例えば、間隔が40mmとなるように、その前端部及び後端部の近傍を防漏体10に結合させて、スキンコンタクト部材28を設ける。
連結ユニット30は、35メッシュのエラストマーネット(例えば、コンウェド社製)の上面にTCF不織布(例えば、二村化学社製)を積層して得ることができる。大きさは、例えば、前後方向の長さ100mm、左右方向の幅60mmの帯状とする。
図7(A)に示されるスキンコンタクト部材28aは、2本の帯状部材が平行に配置されている。2本の帯状部材の間隔Lwは、上述したように、子供用の吸収体物品に用いる場合は、20〜70mmであるのが好ましく、また、大人用の吸収体物品に用いる場合は、30〜100mmであるのが好ましい。連結ユニット30aは、その左右2箇所において、2本の帯状部材と結合している。
図7(B)に示されるスキンコンタクト部材28bは、2本の帯状部材が交差するように配置されている。2本の帯状部材の間隔Lwは、子供用の吸収体物品に用いる場合は、最も間隔が広い部分で50〜70mmであるのが好ましく、また、大人用の吸収体物品に用いる場合は、最も間隔が広い部分で70〜100mmであるのが好ましい。連結ユニット30aは、左右方向の中央部1箇所において、2本の帯状部材と結合している。
図7(C)に示されるスキンコンタクト部材28cは、2本の帯状部材が離間して配置されており、連結ユニット30aの結合箇所において幅が狭く、それより前にいくに従って、また、後ろにいくに従って幅が広くなっている。2本の帯状部材の間隔Lwは、子供用の吸収体物品に用いる場合は、最も間隔が広い部分で50〜70mmであるのが好ましく、最も間隔が狭い部分で20〜40mmであるのが好ましく、また、大人用の吸収体物品に用いる場合は、最も間隔が広い部分で70〜100mmであるのが好ましく、最も間隔が狭い部分で30〜50mmであるのが好ましい。連結ユニット30aは、その左右2箇所において、2本の帯状部材と結合している。
図8に示される吸収体物品100eは、基本的に、吸収体物品100dと同様であるが、連結ユニット30bの構造が連結ユニット30と異なる。
連結ユニット30bは、着用者から排出され、便透過用開口Orを透過した便を受容する。
この態様においては、連結ユニット30bが、その左右側縁部及び後端部において、防漏体10と接合しているのが好ましい。これにより、吸収体12が後身頃において、連結ユニット30bと防漏体10とにより形成される密閉空間に存在することになるので、連結ユニット30bとして液不透過性又は液難透過性の材料を用いると、吸収体12が吸収した尿の外部への漏れを防止することができる。また、連結ユニット30bがその上側で受容する便と、連結ユニット30bの下側の吸収体12が吸収する尿とが混じり合って、臭いが強くなったり、かぶれが発生しやすくなったりするなどの問題をなくすことができる。
また、連結ユニット30bは、上述したように、吸収体12の上面に結合している。
これにより、スキンコンタクト部材28の下面と吸収体12の上面との間隔を一定以上に維持することができる。例えば、子供用の吸収体物品の場合、10〜20mmに維持するのが好ましい。
また、連結ユニット30bの二つの結合部32aの間の部分は、図7(A)に示されるように、上側に露出しており、着用時に着用者の股下部に接触する。
このように連結ユニット30bがスキンコンタクト部材28と吸収体12とを結合しているので、スキンコンタクト部材28は、左右方向への移動はほとんどできなくなるが、前後方向には、ある程度の範囲で可動である。したがって、スキンコンタクト部材28を構成する2本の帯状部材の間に存在する連結ユニット30bの部分(尿透過用開口部Ofと便透過用開口部Orとの間の部分)を、着用者の股下部(会陰部)に密着させることが容易となる。
図9に示される吸収体物品100fは、基本的に、吸収体物品100dと同様であるが、連結ユニット30cの構造が連結ユニット30と異なる。
連結ユニット30cの左右端部は、吸収体物品100fの中央部において、防漏体10の左右端部まで延在している。このように連結ユニット30cが防漏体10の内部空間を前後に仕切っているため、防漏体10の前身頃の内部空間に排出された尿が後身頃に移動したり、防漏体10の後身頃の内部空間に排出された便が前身頃に移動したりすることを効果的に防止することができる。特に、連結ユニット30cが防漏性を有するのが好ましい。
このように連結ユニット30cがスキンコンタクト部材28と吸収体12とを結合しているので、スキンコンタクト部材28は、左右方向への移動はほとんどできなくなるが、前後方向には、ある程度の範囲で可動である。したがって、スキンコンタクト部材28を構成する2本の帯状部材の間に存在する連結ユニット30cの部分(尿透過用開口部Ofと便透過用開口部Orとの間の部分)を、着用者の股下部(会陰部)に密着させることが容易となる。
図10に示される吸収体物品100gは、基本的に、吸収体物品100dと同様であるが、連結ユニット30dの構造が連結ユニット30と異なる。
連結ユニット30dは、スキンコンタクト部材28を構成する二つの帯状部材を連結する連結部材34と、連結部材34と吸収体12とを連結する連結部材36とを有する。この連結部材34と連結部材36とにより、スキンコンタクト部材28を構成する二つの帯状部材の着用者の股下部に相当する部分と吸収体12とが結合される。
連結部材34は、着用者の股下部に接触するため、クッション性があるのが好ましい。クッション性を持たせるためには、弾性部材を用いてある程度の厚さとするのが好ましい。例えば、PP、ポリウレタン等の発泡体;ゴムチューブ;開繊トウ;不織布積層体で構成された柱状体が挙げられる。
図11は、連結部材34の模式的な斜視図である。図11に示される連結部材34は、円柱をつぶして平坦にした形状となっている。このような形状とすることにより、着用者の股下部に接触しても、その部分の肌を傷めるおそれが少なくなる。
連結部材34は、図10に示されるように、スキンコンタクト部材28の中央部の上面側に接合して設けられる。
連結部材36は、例えば、前後方向の長さ100mm、左右方向の幅30mmの帯状とする。
連結部材36は、例えば、35メッシュのエラストマーネット(例えば、コンウェド社製)の上面にTCF不織布(例えば、二村化学社製)を積層して得ることができる。
また、連結部材36の後端部は、吸収体12の上面に結合される。
また、連結ユニット30dの連結部材36の中央部は、図10(A)に示されるように、上側に露出しており、着用時に着用者の股下部に接触する。
図13に示される吸収体物品100hは、基本的に、吸収体物品100gと同様であるが、スキンコンタクト部材38の構造がスキンコンタクト部材28と異なる。
図14に示されるようにスキンコンタクト部材38は、帯状部材40と、一方の端部が折り返して帯状部材40の上面を被覆し他の端部がその下に垂れ下がる垂下部材42とを有する。
なお、スキンコンタクト部材は、帯状部材の下側で垂下部材が帯状部材と結合している態様とすることもできる。
具体的には、例えば、幅10mmのゴム糸バンド(例えば、パジャマゴム、フジハト社製)を用いることができる。
具体的には、例えば、目付量15g/m2のPP・SMS不織布(例えば、アブゴール社製)を用いることができる。
垂下部材42は、図14においては、プリーツ(襞)を有しているが、本発明においては、プリーツを有していないものも好適に用いられる。
垂下部材42の垂下部分の長さは、例えば、10〜30mmとする。
股下部付近の垂下部材42の垂下部分の先端部と吸収体12との距離は、1〜3mmとするのが好ましいが、両者は一部接触していてもよい。
従来の吸収体物品においては、着用者から排出された尿が、着用者の肌を伝って吸収体物品の外部に漏れやすいという問題があったのに対し、この態様の本発明の吸収体物品においては、スキンコンタクト部材38が肌に密着しているため、尿が着用者の肌を伝っても、スキンコンタクト部材38により尿の流れが止められ、その後、尿はスキンコンタクト部材38の垂下部材42を伝って吸収体12の上に円滑に移動することになる。
連結ユニット30dは、吸収体物品100gに用いられるものと同様とすることができる。
図15に示される吸収体物品100iは、基本的に、吸収体物品100hと同様であるが、連結ユニット30eの構造が連結ユニット30dと異なる。
連結部材36aは、図16に示されるように、連結部材34と結合する前側部分と、吸収体12を後身頃において被覆する後側部分とを有する。
連結部材36aの前側部分は、吸収体物品100hに用いられる連結部材36と同様のものとすることができる。
連結部材36aの後側部分は、後身頃において、吸収体12の上側の全面を被覆している。連結部材36aと吸収体12との接合は、接触している部分において、全面的にされていてもよいし、一部のみでされていてもよい。
連結ユニット36aは、着用者から排出され、便透過用開口Orを透過した便を受容する。
この態様においては、連結ユニット36aが、その左右側縁部及び後端部において、防漏体10と接合しているのが好ましい。これにより、吸収体12が後身頃において、連結ユニット36aと防漏体10とにより形成される密閉空間に存在することになるので、連結ユニット36aとして液不透過性又は液難透過性の材料を用いると、吸収体12が吸収した尿の外部への漏れを防止することができる。また、連結ユニット36aがその上側で受容する便と、連結ユニット36aの下側の吸収体12が吸収する尿とが混じり合って、臭いが強くなったり、かぶれが発生しやすくなったりするなどの問題をなくすことができる。
連結部材36aの後側部分は、吸収体12の左右方向の幅より広くなっている。
連結部材36aの前側部分と後側部分とは、両者を構成する幅の異なるシートを一部重ね合わせて結合することにより得られるが、一つの部材であってもよい。
連結部材36aは、例えば、SMSにPEフィルムをラミネートした材料を用いることができる。
レッグギャザーは、特に限定されず、例えば、従来公知の吸収体物品におけるレッグギャザーと同様のものを用いることができる。
レッグギャザーは、一般的に2種類に分類される。一つは、吸収体物品の本体の左右両側縁に存在するアウターレッグギャザー(ガゼットギャザーとも呼ばれる。以下「OLG」という。)であり、もう一つは、吸収体物品の内部に設けられる、高吸水性樹脂、パルプ等で構成された吸収体の左右両側から立体的に立ち上がるインナーレッグギャザー(スタンディングレッグギャザーとも呼ばれる。以下「ILG」という。)である。
したがって、左右方向における前記スキンコンタクト部材が存在する位置よりも外側に、更に、左右一対のインナーレッグギャザーを具備するのは、本発明の吸収体物品の好ましい態様の一つである。
また、左右方向における前記スキンコンタクト部材が存在する位置よりも外側に、更に、左右一対のアウターレッグギャザーを具備するのは、本発明の吸収体物品の好ましい態様の一つである。
なお、本発明においては、ILG及びOLGの具備の態様は、特に限定されない。例えば、ILGを単独で用いてもよく、OLGを単独で用いてもよく、ILG及びOLGの両者を用いてもよい。
図17に示される吸収体物品100jは、基本的に、吸収体物品100fと同様であるが、第1防漏体10及び吸収体12の上にトップシート24を具備する点、左右方向におけるスキンコンタクト部材28が存在する位置よりも外側に、更に、左右一対のアウターレッグギャザー50を具備する点、パンツ型おむつであるため、着脱部材を有さず、防漏体10bを被覆してパンツの形状とする外装シート60、及び、着用時に着用者の腰の周囲に密着するウエストギャザー70をそれぞれ具備する点で異なる。
吸収体物品100jにおける防漏体10bは、形状等の細かい点で異なるものの、吸収体物品100fにおける防漏体10に相当する。
トップシート24aは、第1防漏体10及び吸収体12の上を全面的に被覆している。トップシートとしては、特に限定されず、例えば、従来公知のトップシートを用いることができる。
アウターレッグギャザー50は、トップシート24aにより被覆されることにより固定されている糸状ゴムにより構成されている。糸状ゴムとしては、例えば、3本のポリウレタンフィラメントを用いることができる。
外装シート60及びウエストギャザー70は、特に限定されず、例えば、従来公知のものを用いることができる。
また、各実施形態における各部の構成を任意に組み合わせて、別の実施形態とすることもできる。
12、12a 吸収体
14、14a、14b、28、28a、28b、28c、38 スキンコンタクト部材
16、16a、16b、16c、30、30a、30b、30c、30d、30e 連結ユニット
18、19、19a、20、32、32a 結合部
22 垂れ下がり部
24、24a トップシート
26 着脱部材
34、36、36a 連結部材
40 帯状部材
42 垂下部材
50 アウターレッグギャザー
60 外装シート
70 ウエストギャザー
100、100a、100b、100c、100d、100e、100f、100g、100h、100i、100j 吸収体物品
Claims (14)
- シート状の防漏体と、
前記防漏体の上部に、少なくとも1層配置された、体液を吸収しうる吸収体と、
前記吸収体の上部において前記防漏体の前部と前記防漏体の後部との間にかけて配置され、着用時に、着用者の肌に接触し、かつ、前記吸収体と離間した状態となる、スキンコンタクト部材と、
着用時に前記スキンコンタクト部材の着用者の股下部に相当する部分と、前記吸収体とを結合する、連結ユニットと
を具備する、吸収体物品。 - 前記スキンコンタクト部材が、前後方向に延在する左右2本の帯状部材からなり、
前記連結ユニットが、前記スキンコンタクト部材の着用者の股下部に相当する部分で前記2本の帯状部材を連結し、前身頃に尿透過用開口部、後身頃に便透過用開口部が形成されている、請求項1に記載の吸収体物品。 - 前記左右2本の帯状部材が前身頃及び後身頃において間隔を有して設けられている、請求項2に記載の吸収体物品。
- 前記スキンコンタクト部材が、更に、前記帯状部材から垂れ下がる垂下部材を有する、請求項2又は3に記載の吸収体物品。
- 前記連結ユニットの前記スキンコンタクト部材と結合する部分より前の部分が、前記尿透過用開口部の下側に垂れ下がっている、請求項2〜4のいずれかに記載の吸収体物品。
- 前記連結ユニットが、股下部から後端部に至る部位において前記吸収体の少なくとも一部を被覆している、請求項2〜5のいずれかに記載の吸収体物品。
- 前記連結ユニットの左右端部が、前記防漏体の左右端部まで延在している、請求項2〜5のいずれかに記載の吸収体物品。
- 前記スキンコンタクト部材が、前身頃部に尿透過用開口を有し、かつ、後身頃部に便透過用開口を有するシートである、請求項1に記載の吸収体物品。
- 前記連結ユニットの前記スキンコンタクト部材と結合する部分より前の部分が、前記尿透過用開口部の下側に垂れ下がっている、請求項8に記載の吸収体物品。
- 前記連結ユニットが、股下部から後端部に至る部位において前記吸収体の少なくとも一部を被覆している、請求項8又は9に記載の吸収体物品。
- 前記連結ユニットの左右端部が、前記防漏体の左右端部まで延在している、請求項8又は9に記載の吸収体物品。
- 前記吸収体が、高吸水性樹脂を含有する、請求項1〜11のいずれかに記載の吸収体物品。
- 左右方向における前記スキンコンタクト部材が存在する位置よりも外側に、更に、左右一対のインナーレッグギャザーを具備する、請求項1〜12のいずれかに記載の吸収体物品。
- 左右方向における前記スキンコンタクト部材が存在する位置よりも外側に、更に、左右一対のアウターレッグギャザーを具備する、請求項1〜13のいずれかに記載の吸収体物品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012513397A JP5101753B1 (ja) | 2011-12-13 | 2012-03-12 | 吸収体物品 |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011271939 | 2011-12-13 | ||
JP2011271939 | 2011-12-13 | ||
JP2012513397A JP5101753B1 (ja) | 2011-12-13 | 2012-03-12 | 吸収体物品 |
PCT/JP2012/056297 WO2013088751A1 (ja) | 2011-12-13 | 2012-03-12 | 吸収体物品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5101753B1 true JP5101753B1 (ja) | 2012-12-19 |
JPWO2013088751A1 JPWO2013088751A1 (ja) | 2015-04-27 |
Family
ID=47528491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012513397A Expired - Fee Related JP5101753B1 (ja) | 2011-12-13 | 2012-03-12 | 吸収体物品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5101753B1 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03107919U (ja) * | 1990-02-17 | 1991-11-06 | ||
JPH067725U (ja) * | 1992-07-01 | 1994-02-01 | ユニ・チャーム株式会社 | 使い捨ておむつ |
JP2002345887A (ja) * | 2001-05-29 | 2002-12-03 | Uni Charm Corp | 吸収性物品 |
JP2007236911A (ja) * | 2006-02-09 | 2007-09-20 | Japan Absorbent Technology Institute | 吸収体物品 |
-
2012
- 2012-03-12 JP JP2012513397A patent/JP5101753B1/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03107919U (ja) * | 1990-02-17 | 1991-11-06 | ||
JPH067725U (ja) * | 1992-07-01 | 1994-02-01 | ユニ・チャーム株式会社 | 使い捨ておむつ |
JP2002345887A (ja) * | 2001-05-29 | 2002-12-03 | Uni Charm Corp | 吸収性物品 |
JP2007236911A (ja) * | 2006-02-09 | 2007-09-20 | Japan Absorbent Technology Institute | 吸収体物品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2013088751A1 (ja) | 2015-04-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5079931B1 (ja) | 吸収体物品 | |
JP5086492B1 (ja) | 新規なレッグギャザーを備えた吸収体物品 | |
RU2735710C1 (ru) | Впитывающее изделие для новорожденных и способ изготовления впитывающего изделия | |
CN111246826B (zh) | 具有减少的下垂的吸收性物品 | |
JP5384747B1 (ja) | 新規なレッグギャザーを備えた吸収体物品 | |
RU2744851C1 (ru) | Впитывающее изделие и способ изготовления впитывающего изделия | |
JP5236122B1 (ja) | 体液受容キャナルを備えた吸収体物品 | |
CN114173735A (zh) | 包括具有交替的吸收性材料的高密度区域和低密度区域的芯的吸收性物品 | |
JP4292185B2 (ja) | 吸収体物品 | |
RU2748513C1 (ru) | Впитывающее изделие и способ изготовления впитывающего изделия | |
JP5828907B2 (ja) | 吸収体物品及びその製造方法 | |
CN111465377A (zh) | 包括强壮的通道密封结合的吸收性物品 | |
JP2018033733A (ja) | パンツタイプ吸収性物品 | |
WO2013088751A1 (ja) | 吸収体物品 | |
JP5101753B1 (ja) | 吸収体物品 | |
US9387136B2 (en) | Absorbent articles with channel and related methods therefor | |
JP2016059673A (ja) | 吸収体物品及びスキンコンタクトシート | |
JP6273169B2 (ja) | 吸収体物品及びその製造方法 | |
JP6220668B2 (ja) | 吸収体物品 | |
JP6200659B2 (ja) | 体液受容キャナルを持つ吸収体物品 | |
JP2018068768A (ja) | パンツタイプ吸収性物品 | |
JP2015066436A (ja) | 吸収体物品及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120918 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120926 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5101753 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |