JPH066816B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄装置

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JPH066816B2
JPH066816B2 JP16056681A JP16056681A JPH066816B2 JP H066816 B2 JPH066816 B2 JP H066816B2 JP 16056681 A JP16056681 A JP 16056681A JP 16056681 A JP16056681 A JP 16056681A JP H066816 B2 JPH066816 B2 JP H066816B2
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JP
Japan
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warm air
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cleaning
sanitary washing
washing
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JP16056681A
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JPS5862231A (ja
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康清 上田
国雄 木全
武史 林
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、用便後の使用者の被洗浄部の洗浄を行うとと
もに、洗浄後の洗浄部の温風乾燥を行う衛生洗浄装置に
関するもので、前記温風乾燥において、高い乾燥効果を
維持しながら洗浄部に熱い感じを与えず、かつ快適な乾
燥使用感を得ることができる衛生洗浄装置を提供するこ
とを目的とするものである。
第1図は本発明が適用される一般的な衛生洗浄装置の構
成を示したもので、この第1図は用便後の使用者の被洗
浄部の洗浄機能および使用者の洗浄部の乾燥機能を有す
る洗浄便器を示している。この第1図において、1は便
器、2は便座、3は便座蓋、4は前記便器1内の水洗い
用の水を貯えるシスターン、5は前記便座2の上に座っ
た使用者、6は使用者5の被洗浄部へ洗浄水を放出する
洗浄ノズル、7は使用者5の被洗浄部を洗浄する洗浄
水、8は前記シスターン4内に設けた水フィルターで、
この水フィルター8はシスターン4内の水中に没してい
る。9は連結ホース、10は乾燥用の温風を吹き出す温
風吹き出し口、11は使用者の洗浄部を乾燥する温風、
12は前記温風吹き出し口10へ送風するファン、13
は前記ファン12からの送風を乾燥に最適に温度に加熱
するヒータ、14は前記水フィルター8からシスターン
4の水を吸引して、前記洗浄ノズル6へ洗浄水を送水す
るポンプ(図示せず)や前記ファン12等を収納する収
納ボックスである。
上記した第1図の衛生洗浄装置において、使用者5は用
便終了後、ポンプ(図示せず)を付勢することにより、
図示のように、前記洗浄ノズル6から用便後の使用者5
の被洗浄部に向って洗浄水7が放出されるため、洗浄を
行うことができる。また洗浄終了後、使用者5は前記フ
ァン12およびヒータ13を付勢することにより、図示
のように前記温風吹き出し口10から温風11が吹き出
されるため、洗浄水で濡れた使用者5の洗浄部を乾燥す
ることができる。
しかしながら、上記温風吹き出しにおける従来の方式
は、一定方向に一定風量を吹き出す方式がほとんどであ
った。そのため、洗浄水で濡れた使用者の洗浄部の乾燥
を早く行うためには、ある程度の高い温度および風量が
必要であるが、使用者の洗浄部に付着している洗浄水に
はムラがあるため、早く乾燥する所と遅い所とが生じ、
そして乾燥を続けていると、早く乾燥した所が熱く感じ
られることにより、その結果、使用者に不快感を与える
とともに、また、熱く感じないまでも、一定の風量で乾
燥すると使用者に単調感を与えることになり、その結
果、快適性にも欠けるという欠点を有していた。
本発明は、温風の吹き出しに時々刻々変化するゆらぎを
もたせることにより、上記従来の欠点を解消したもので
ある。
以下、本発明の一実施例を第2図〜第4図にもとづいて
説明する。
第2図は本発明の一実施例における乾燥機能のブロック
図を示したもので、15は温風吹き出し手段であり、こ
の例では前記ファン12およびヒータ13で構成され
る。16はそのパワースペクトル、つまり1ヘルツの周
波数中に存在するサイン波とコサイン波の重みの二乗和
がに周波数に反比例するゆらぎ信号を発生する信号発生
手段、17は前記信号発生手段16の信号を受けて前記
温風吹き出し手段15を制御する温風吹き出し制御手段
である。
第3図は上記実施例におけるタイミングチャート図であ
り、縦軸に前記温風吹き出し手段15を構成するファン
12の回転数とヒータ13の加熱量を、横軸に時間をそ
れぞれ示す。
上記第2図,第3図において、前記信号発生手段16は
2系列の信号、すなわち、1つは回転数Nと加熱量Hの
時系列(N1・H1,N3・H3,N4・H4,N2・
H2,N3・H3,N1・H1……)、もう1つはその
持続時間Tの時系列(T1,T2,T3,T4,T1,……)を出力し
ており、まず時間ゼロからT時間経過までは前記温風
吹き出し制御手段17は前記ファン12を回転数N1で
回転させるとともに前記ヒータ13を加熱量H1で加熱
させる。そして時間Tが経過すると、次の回転数N
3,加熱量H3に変化させ、これを時間Tだけ持続す
る。以下、このようにして前記信号発生手段16の出力
信号に応じて回転数Nおよび加熱量Hとその持続時間T
を変化させていく。回転数Nおよび加熱量Hと時間Tの
時系列はともにそのパワースペクトルが周波数に反比例
する。また、この例では回転数Nと加熱量Hとが対にな
って変化し、回転数Nの増大と加熱量Hの増大を同時に
行うことによって、温風の吹き出し温度が常に乾燥に最
適な温度に保たれるように構成されている。
第4図は上記第2図の具体回路図であり、18はそのパ
ワースペクトルが周波数に反比例する時系列(N1・H
1,N3・H3,N4・H4,N2・H2,N3・H
3,N1・H1……)を記憶する第1の読み出し専用記
憶素子(ROM)、19は同じくそのパワースペクトル
が周波数に反比例する時系列(T1,T2,T3,T4,T1,……)
を記憶する第2の読み出し専用記憶素子(ROM)であ
る。上記2つの読み出し専用記憶素子(ROM)18,
19によって前記信号発生手段16が構成される。20
はマイクロコンピュータ、21はバッファ、22は交流
電源、23は前記読み出し専用記憶素子(ROM)1
8,19、マイクロコンピュータ20用の直流電源VCC
を得るための直流電源回路、24は前記ファン12を付
勢するモータ12aの回転数および前記ヒータ13の加
熱量を制御する位相制御回路であり、その中に電力制御
素子25,26、トリガ素子27、回転数および加熱量
設定抵抗28,29,30,31などが設けられてい
る。また前記温風吹き出し制御手段17はマイクロコン
ピュータ20,バッファ21,直流電源回路23,位相
制御回路24で構成される。
上記構成において、前記マイクロコンピュータ20は読
み出し専用記憶素子(ROM)18,19をアドレスし
てその番地のデータを読み出すとともに、読み出したデ
ータに従って前記バッファ21をオン−オフし、前記回転
数および加熱量設定抵抗28〜31のいずれかを前記直
流電源VCCに接続するものである。例えば、第3図で時
間ゼロからTの期間は、前記回転数および加熱量設定
抵抗29のみを前記直流電源VCCに接続して、前記ファ
ン12の回転数N1と前記ヒータ13の加熱量H1を得
る。以降、前記回転数および加熱量設定抵抗30,3
1,29,30,28……の順に前記直流電源VCCに接
続して前記ファン12の回転数およびヒータ13の加熱
量(N3・H3,N4・H4,N2・H2,N3・H
3,N1・H1,……)を得る。前記回転数および加熱
量設定抵抗28〜31の各々の前記直流電源VCCへの接
続時間は、第2の続み出し専用記憶素子(ROM)19
で定まる時間(T1,T2,T3,T4,T1,……)である。
なお、上記一実施例においては、読み出し専用記憶素子
(ROM)18,19を外付きにしたが、前記マイクロ
コンピュータ20として、読み出し専用記憶素子(RO
M)18,19を内蔵したものを用いれば、読み出し専
用記憶素子を別個に設ける必要はない。また、時間Tの
時系列を省略して回転数Nおよび加熱量Hだけを変動さ
せても良く、逆に回転数Nの高回転数N1および加熱量
Hの高加熱量H1と、低回転数N2および低加熱量H2
を固定して、N1・H1とN2・H2とを交互に繰り返
し、かつ各持続時間Tを変動させても良い。
また上記一実施例では、ファン12を付勢するモータ1
2aの回転数およびヒータ13の加熱量を変化させて、
一定の温度で風量を可変させる温風吹き出し制御手段1
7を示したが、風量は一定にしておいて前記温風吹き出
し口10からの温風吹き出し方向をルーバーなどで可動
式に構成し、温風の使用者の洗浄部に当る位置を時間T
の時系列でずらす構成の温風吹き出し制御手段を用いて
も同様の効果が得られるものである。そしてまた、回転
数は一定で加熱量のみを時系列的に変化させても良い。
以上の説明から明らかなように本発明の衛生洗浄装置
は、洗浄後の使用者の洗浄部に温風を吹き出して洗浄部
の乾燥を行う温風吹き出し手段と、出力が時々刻々変化
するゆらぎ信号を発生する信号発生手段と、この信号発
生手段の出力に応じて前記温風吹き出し手段を制御する
温風吹き出し制御手段とを備え、送風に時々刻々変化す
るゆらぎを有する温風で使用者の洗浄部の乾燥を行う構
成としているため、すなわち使用者の洗浄部に熱さを感
じさせるが洗浄部の速やかな乾燥が行える温風吹き出し
状態と、洗浄部に熱さは感じさせないが洗浄部の速やか
な乾燥には不十分な温風吹き出し状態とが変化しながら
使用者の洗浄部を乾燥するものであるため、温風吹き出
し状態が固定されることはなくなり、その結果、使用者
の洗浄部の速やかな乾燥と熱さを感じない乾燥とを両立
させることができるため、熱に敏感な子供や女性も楽に
使用することできるというすぐれた特長を有するもので
ある。
また、信号発生手段を、その出力のパワースペクトルが
周波数に反比例する信号をデジタル量で記憶する読み出
し専用記憶素子により構成すれば、使用者の洗浄部に常
に新鮮な爽快感、快適感を与えることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される一般的な衛生洗浄装置の構
成を示す側断面図、第2図は本発明の衛生洗浄装置の一
実施例における乾燥機能のブロック図、第3図は同衛生
洗浄装置における乾燥時のタイミングチャート図、第4
図は第2図の具体回路図である。 1……便器、4……シスターン、5……使用者、6……
洗浄ノズル、10……温風吹き出し口、12……ファン、
13……ヒータ、15……温風吹き出し手段、16……
信号発生手段、17……温風吹き出し制御手段、18,
19……読み出し専用記憶素子、20……マイクロコン
ピュータ、21……バッファ、24……位相制御回路、
12a……モータ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】使用者の被洗浄部を洗浄するための洗浄水
    を送水する送水手段と、洗浄後の使用者の洗浄部に温風
    を吹き出して洗浄部乾燥を行う温風吹き出し手段と、出
    力が時々刻々変化するゆらぎ信号を発生する信号発生手
    段と、この信号発生手段の出力に応じて前記温風吹き出
    し手段を制御する温風吹き出し制御手段とを備えた衛生
    洗浄装置。
  2. 【請求項2】前記信号発生手段を、その出力のパワース
    ペクトル、つまり1ヘルツの周波数幅の中に存在する、
    サイン波とコサイン波の重みの二乗和が周波数に反比例
    する信号をデジタル量で記憶する読み出し専用記憶素子
    で構成してなる特許請求の範囲第1項記載の衛生洗浄装
    置。
JP16056681A 1981-10-07 1981-10-07 衛生洗浄装置 Expired - Lifetime JPH066816B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16056681A JPH066816B2 (ja) 1981-10-07 1981-10-07 衛生洗浄装置

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JP16056681A JPH066816B2 (ja) 1981-10-07 1981-10-07 衛生洗浄装置

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JPS5862231A JPS5862231A (ja) 1983-04-13
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JPS59192970U (ja) * 1983-06-03 1984-12-21 松下電器産業株式会社 衛生洗浄装置

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JPS5862231A (ja) 1983-04-13

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