JPH0668090U - スポーツ応援用ラッパ - Google Patents

スポーツ応援用ラッパ

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JPH0668090U
JPH0668090U JP1141393U JP1141393U JPH0668090U JP H0668090 U JPH0668090 U JP H0668090U JP 1141393 U JP1141393 U JP 1141393U JP 1141393 U JP1141393 U JP 1141393U JP H0668090 U JPH0668090 U JP H0668090U
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JP
Japan
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trumpet
plastic
blower
sounding body
sounding
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JP1141393U
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English (en)
Inventor
茂 矢板
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YAITA SEISAKUSYO CO., LTD.
Original Assignee
YAITA SEISAKUSYO CO., LTD.
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラスチック製ではあっても金属製の音量、
音色をもったスポーツ応援用ラッパを得る。 【構成】 リード6cを有する発音体6を端部に取り付
けた、各別の音階をもつ複数のラッパ体1と、ラッパ体
1の前記端部を着脱可能に嵌合し得る、嵌合端とは反対
側端に吹口9を有する吹口部材3とからスポーツ応援用
ラッパを構成する。発音体6を、その基部6aの少なく
とも半分は突出するよう、ラッパ体の前記端部に取り付
ける。各ラッパ体1と吹口部材3をプラスチックで構成
する。発音体6の基部6aの少なくとも半分が突出して
いるので、金属製のリード6cの振動がプラスチック製
のラッパ体1の前記端部に吸収されず、音量及び音色が
金属製のものと同等である。分解できるので内部の掃除
が容易である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、サッカー等スポーツの応援を盛り上げるために使用するスポーツ応 援用ラッパに係り、特に、各別の音階をもつ複数のラッパ体による複合音を吹き 鳴らすものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種ラッパは、金属製が一般的であり、リードを有する発音体を端部 に取り付けた、各別の音階をもつ複数のラッパ体を束ねた状態で吹口部材に固着 して構成してある。前記発音体は、筒状の基部に、断面半円の樋形状でかつ先端 を閉じた突出体と板状のリードの端部を溶着したものであり、該突出体とリード は、先端において隙間をもたせるよう構成されている。そしてこの発音体は、そ の基部全体をラッパ体の端部に嵌合し固着してある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
金属製のものは、分解可能に構成することが困難であるため一体的に構成され 、吹口部材内面や発音体に付着した唾や食べかすを除去しにくく内部が錆びて不 衛生であるとともに、寿命も短いという欠点がある。
【0004】 従来においても、この欠点を解消するものとして、プラスチック製のものが提 案されているが、従来のプラスチック製ラッパは金属製と同一構成の発音体を採 用すると、発音体で発生した音の振動が、基部にてラッパ体のプラスチックに吸 収され、音が出ないという欠点がある。このため、金属製ラッパと同一構成の発 音体は採用できず、ラッパ体の音量が足りなかったり、金属製のスポーツ応援用 ラッパの音色と比較して軟弱な音色のラッパ音になってしまうという欠点がある 。
【0005】 本考案は、上記欠点を解消することを課題とし、該課題を解決することを目的 とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記目的を達成するために、例えば、リード6cを有する発音体6 をその基部6aの少なくとも半分は突出するよう端部に取り付けた、各別の音階 をもつ複数のラッパ体1と、ラッパ体1の前記端部を着脱可能に嵌合し得る、嵌 合端とは反対側端に吹口9を有する吹口部材3とから成るとともに、各ラッパ体 1と吹口部材3をプラスチックで構成した。
【0007】
【作用】
発音体6をその基部6aの少なくとも半分は突出するようラッパ体1の端部に 取り付けたので、金属製の発音体6のリード6cの振動全部がプラスチック製の ラッパ体1に吸収されないから、金属製のスポーツ応援用ラッパのもつ音量及び 音色と同等のラッパ音を得ることができる。また、各ラッパ体1と吹口部材3が 分解できるので、吹口部材3の内部やラッパ体1の発音体6を掃除することが容 易であるだけでなく、ラッパ体1・・・の発音体6・・・が故障しても容易に交 換ができる。
【0008】
【実施例】
以下に、本考案の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。ここに おいて、図1は正面図、図2は部分的に縦断した拡大正面図、図3は図2のX− X線横断面図、図4は係止部の拡大縦断面図である。
【0009】 本実施例のスポーツ応援用ラッパは、各別の音階をもつ4つのプラスチック製 のラッパ体1・・・と、該各ラッパ体1・・・を取り外し可能に繋ぐよう成した プラスチック製の繋ぎ体2を端部に取り外し可能に嵌合する吹口部材3とから構 成する。前記プラスチックは、硬度の異なるものを使用することによって音色に 変化を持たせると好適である。
【0010】 前述のラッパ体1・・・は、その長さ、太さはそれぞれ異なるが構成上は同様 であるので、構成についてはそれらのうちの一つをとり上げて説明するに止める 。図1〜図3に示すように、前記ラッパ体1は、主管4と開口管5をプラスチッ クによって一体的に形成し、該主管4の端部に形成した繋ぎ管4aには公知の構 造をもつ発音体6を取り付ける。また、該ラッパ体1は、長手方向が若干湾曲し ており、該主管4中央側と繋ぎ管4aの境界には段部が設けられる。なお、ラッ パ体1の音階は、発音体6の種類、主管4の長さ、開口管5の径の大きさ及びプ ラスチックの硬さを変えることによって変更することが可能である。
【0011】 図2及び図3に示すように、上記発音体6は、一端のほぼ半分が閉塞された筒 状の基部6aの閉塞部開口縁に、断面半円の樋形状でかつ先端が閉じた突出体6 bと板状のリード6cの端部を溶着したものである。該突出体6bとリード6c は、それらの先端間に若干の隙間をもたし空気が流れ込むよう構成されている。 そして、前記突出体6b先端側(基部6aとは反対側)から吹きつけられた空気 は、該突出体6bとリード6cの前記間隙を通って基部6a内から主管4内部に 流れ、該空気の流れによって前記リード6cが振動して音が発生し、主管4内を 通って開口管5から外部に放出するのである。また、この発音体6は、その基部 6aを主管4端部に嵌合することによってラッパ体1に取り付けるものであるが 、該嵌合にあたっては、基部の長さの半分以下、好ましくは3分の1を嵌入した 状態(図2においては3分の1)にすると確実に発音する。なお、これを半分以 上嵌入させると、金属製リード6cの振動がこれとは異なる材料であるプラスチ ックによって構成されているラッパ体1に吸収され、発音しないものである。
【0012】 図2及び図3に示すように、前述の繋ぎ体2は、両端を開放した4つのパイプ 状繋ぎ部7・・・をプラスチックによって束状に一体形成したもので、該パイプ 状繋ぎ部7・・・には、前記ラッパ体1・・・の繋ぎ管4a・・・が引き抜き可 能に嵌入される。この繋ぎ体2と前記ラッパ体1・・・はいずれもプラスチック で構成されているので若干の弾力性をもち、前述のように引き抜き可能であって も嵌合している時は互いに密着し空気が互いの嵌合面から洩れることはない。ま た、パイプ状繋ぎ部7は、各ラッパ体1の繋ぎ管4aが嵌合している状態におい て、その内面と前記発音体6の基部6aとの間にそれぞれ間隙8が存置するよう に形成してある。この間隙8がないと前記従来例のように音が出なくなる。
【0013】 図1〜図3に示すように、前述の吹口部材3は、一端に吹口9を形成するとと もに、該吹口9とは反対側端を、その内形が該繋ぎ体2の外形に合致するようプ ラスチックによって一体形成したものであり、該反対側端には、前記繋ぎ体2が 引き抜き可能に嵌入される。この吹口部材3と前記繋ぎ体2はいずれもプラスチ ックで構成されているので若干の弾力性をもち、前述のように引き抜き可能であ っても嵌合時は互いに密着し空気が互いの嵌合面から洩れることはない。
【0014】 図2及び図3に示すように、前記繋ぎ体2と吹口部材3間には不意の離脱を防 ぐための係止機構が設けてある。該係止機構は、繋ぎ体2の表面側に突出し、押 し込むと引っ込んで該表面と同一面になるような係止片10aと、吹口部材3に 、前記係止片10aと対応位置し得るように設け、図4矢印のように押すと内側 に変位し放すと復元する、内面を突出状態の前記係止片10aに合致するよう形 成した解除片10bとから成る。そして、解除片10bを押しながら繋ぎ体2を 吹口部材3から引き抜くようにすれば、前記係止片10aが引っ込み係止状態が 解除され、繋ぎ体2と吹口部材3を分離できる。
【0015】 前記実施例のスポーツ応援用ラッパの組み立て、分解について説明する。まず 組み立てにあたっては、繋ぎ体2のパイプ状繋ぎ部7・・・に、ラッパ体1・・ ・の繋ぎ管4a・・・をそれらの段部が繋ぎ体2の縁に達するまで順次嵌入する 。該嵌入に際して、ラッパ体1・・・は各湾曲方向が外側になるようにして、そ れぞれが交叉しないようにする。続いて、前記繋ぎ体2を吹口部材3の吹口9と は反対側端に嵌入し、繋ぎ体2の係止片10aと吹口部材3の解除片10bを合 致させれば、該係止片10aが解除片10bの内面に向かって突出し、係止片1 0aの側部が吹口部材3に係止するから、繋ぎ体2と吹口部材3が分離不能とな る。このように、繋ぎ体2を吹口部材3に嵌合すると、繋ぎ体2にはプラスチッ クのもつ弾力性により外側から圧力がかかり、該繋ぎ体2とともにラッパ体1・ ・・の繋ぎ管4a・・・が若干変形する。この変形により、パイプ状繋ぎ部7・ ・・内面と繋ぎ管4a・・・外面間の摩擦が大きくなり、ラッパ体1・・・は容 易には離脱しない。一方分解にあたっては、前記解除片10bを押し込みつつ吹 口部材3に対して繋ぎ体2を引き抜き、続いて該繋ぎ体2のパイプ状繋ぎ部7・ ・・からラッパ体1・・・を引き抜く。このようにして分解された各部材1・・ ・,2,3は、それぞれ容易に水分等を拭き取ることが可能である。
【0016】 そして、組み立てられた本実施例のスポーツ応援用ラッパは、吹口9から息を 吹き込むと、各発音体6・・・が発音し、各ラッパ体1・・・から同時にそれぞ れ異なる音階のラッパ音が複合されて鳴り、サッカー等スポーツの応援を盛り上 げることができる。
【0017】 本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、例えば、繋ぎ体2は吹口部 材3と一体的に形成してもよく、また係止機構は係止片10aと解除片10bに よるものではなく他の構造に変更してもよく、さらに発音体6はリード6cを除 いてプラスチックで形成してもよい。
【考案の効果】
以上のように、本考案は、発音体をその基部の少なくとも半分は突出するよう ラッパ体の端部に取り付けたので、発音体の金属製リードの振動音がプラスチッ ク製のラッパ体によって減衰されることがなく、金属製のスポーツ応援用ラッパ のもつ音量及び音色と同等のラッパ音を得ることができる。また、各ラッパ体と 吹口部材が分解できるので、内部の掃除が容易であるだけでなく、発音体が故障 しても容易に交換ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】正面図。
【図2】部分的に縦断した拡大正面図。
【図3】図2のX−X線横断面図。
【図4】係止部の拡大縦断面図。
【符号の説明】
1 ラッパ体 2 繋ぎ体 3 吹口部材 4 主管 6 発音体 6c リード 9 吹口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リードを有する発音体をその基部の少な
    くとも半分は突出するよう端部に取り付けた、各別の音
    階をもつ複数のラッパ体と、ラッパ体の前記端部を着脱
    可能に嵌合し得る、嵌合端とは反対側端に吹口を有する
    吹口部材とから成るとともに、各ラッパ体と吹口部材を
    プラスチックで構成したことを特徴とするスポーツ応援
    用ラッパ。
JP1141393U 1993-02-19 1993-02-19 スポーツ応援用ラッパ Pending JPH0668090U (ja)

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