JPH0667874U - ドレン排出装置 - Google Patents

ドレン排出装置

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JPH0667874U JP1260993U JP1260993U JPH0667874U JP H0667874 U JPH0667874 U JP H0667874U JP 1260993 U JP1260993 U JP 1260993U JP 1260993 U JP1260993 U JP 1260993U JP H0667874 U JPH0667874 U JP H0667874U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 複数のドレンを排出する機器に夫々ドレント
ラップを設けてドレン集合管に集めて、ドレン集合管の
出口開口を高い位置とし、ドレン集合管にドレンが溜る
ことのないドレン排出装置を提供する。 【構成】 空気圧縮機1の吐出配管2にはアフタークー
ラ3、エアタンク4、エアドライヤ5が介装され夫々の
ドレン配管6,7,8はドレン集合管14に通じてお
り、ドレン集合管14は立上げ部14aを設けて出口開
口をドレン処理装置23の上方に位置している。ドレン
配管7,8にはフロート式ドレントラップ12,13、
ドレン配管6には電気式ドレントラップ26を介装し
た。電気式ドレントラップ26を間欠動作させ、動作時
ドレン排出後更に圧縮空気を通過させドレン集合管14
中のドレンを追い出す。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は空気圧縮装置におけるエアタンク、アフタークーラ、ドレンセパレー タ、エアドライヤ、ミストセパレータ等から排出されるドレンの排出装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来例の空気圧縮装置は図3に示すように、空気圧縮機1の吐出配管2に例え ばアフタークーラ3、エアタンク4、エアドライヤ5を介装しており、アフター クーラ3で空気圧縮機1による圧縮による圧縮空気の温度を低下させ、エアタン ク4で吐出配管2の端末に設けた圧縮空気使用機器の負荷変動による圧縮空気圧 の変動を抑制し、エアドライヤ5で圧縮空気を乾燥して圧縮空気使用機器へ送り 出している。
【0003】 アフタークーラ3、エアタンク4、エアドライヤ5等からドレンが排出される が、このドレン中には、空気圧縮時、空気圧縮機1から随伴した潤滑油が混合し 、油濁水が含まれている。アフタークーラ3、エアタンク4、エアドライヤ5の 夫々のドレン配管6,7,8にはドレントラップ11,12,13が介装され、 ドレン配管6,7,8はドレン集合管14に連通している。ドレン集合管14は ドレントラップ11,12,13から排出されるドレンを集めて地上から掘り下 げたドレン溜槽15に排出している。
【0004】 ここで用いられるドレントラップ11,12,13は図5に示すように容器1 6の底部に弁座17を設け、この容器16中に球形フロート18を収容してふた 19でもって密閉し、ふた19にドレン入口19aを設けてこのドレン入口19 aをドレンを排出する機器のドレン排出口に連通させると共に弁座17部を貫通 する弁口21をドレン配管を介して集合管14に連通させているもので、容器1 6中にドレンが溜るとフロート18は浮上して弁座17から離れて内部のドレン の一部は弁口21をとおり排出され、ドレンの容器16中の液位低下でフロート 18は弁座17に着座し弁口21を閉じるものである。
【0005】 ドレン溜槽15に溜めてあるドレンはポンプ22でもって吸上げられてドレン 処理装置23に送り込まれて、ドレン中の油分、塵埃等を取り除かれ清水Wは放 流される。
【0006】 このような従来例ではドレン溜槽15を設けるために地上から掘り下げねばな らない。このことにより余分な床面積を用いてしまうことになる。又、ドレン処 理装置23へドレン溜槽15からドレンを供給するにはポンプ22が必要となり 、ポンプ22を運転するため電気配線及びポンプの運転制御装置が必要となる等 の欠点がある。
【0007】 そこで図4に示されるようなドレン溜とポンプの存在しないドレン排出装置が 考え出されている。図4において、空気圧縮機1からドレン集合管14までの構 成は図3と同一である。ドレン集合管14の端末は立上げ部14aとなっており 、その先端を地上に配設したドレン処理装置23の油水分離槽24の上方に開口 している。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
各ドレントラップ11,12,13には各ドレンを排出する機器から圧縮空気 がかかっているから、ドレン集合管14に立上げ部14aを設けて立上げ部14 aの出口開口位置をドレントラップの位置より高くしてもドレンはこのドレント ラップとドレン集合管の出口開口間の水頭に打克って排出される。
【0009】 ドレントラップは図5について説明したように容器16中の液位低下でフロー ト18が降下して弁座17に着座して弁口21を閉塞してしまうのでドレン入口 19aを通じて容器16内上部空間に入った圧縮空気は流出しない。従ってドレ ン集合管14中には立上げ部14aの上部までドレンが充満しており、ドレン集 合管14中はあたかもトコロテンのように連続に近い状態でドレンが流れている 。
【0010】 このドレンの成分は空気圧縮機が吸込んだ大気中の水分が凝縮した水と非給油 式の空気圧縮機に用いられる潤滑油、或は給油式の空気圧縮機で吐出空気から回 収しきれなかつた油が混濁しており、水分の占める割合が大きい。そこで冬期に ドレン集合管中のドレンが凍結し、ドレン集合管の破裂が生じてしまうことがあ った。また、ドレン集合管中のドレンが凍結すると各ドレントラップは作動しな くなり、アフタークーラ、エアタンク、エアドライヤで生じたドレンは排出され ないので吐出配管を通じて圧縮空気使用機器へ流れ、圧縮空気使用機器へ悪影響 するのみならず、清浄な圧縮空気の清掃用、芳香発生用等の利用に支障を来す。
【0011】 本考案は空気圧縮機から吐出される空気を通過させるアフタークーラ、エアタ ンク、エアドライヤ等のドレンを排出する機器から排出するドレンをドレントラ ップで排出してドレン集合管に集め、ドレン集合管によりドレン処理装置に導く ようにしたドレン排出装置において、ドレン集合管の出口開口を高い位置とし、 ドレン集合管の出口開口からドレン処理装置へドレンを流入させる構成とし、ド レン集合管にドレンが溜ることのないドレン排出装置を提供することを目的とす る。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案の第1の考案は空気圧縮機から吐出される圧縮空気を通過させるアフタ ークーラ、エアタンク、エアドライヤ等のドレーンを排出する機器から排出され るドレンのドレン排出装置において、各ドレンを排出する機器にドレントラップ を設けて、夫々のドレントラップのドレン排出管をドレン集合管に連通させ、ド レン集合管の流路の出口開口を高い位置としてドレンをドレン処理装置に流入さ せ、ドレン集合管のドレンの流れに関し、上流側のドレン集合管又はその連通部 に間欠又は一時的に圧縮空気を送り込む圧縮空気送り込み手段を備えたことを特 徴とするドレン排出装置である。
【0013】 本考案の第2の考案は上記ドレントラップはドレン集合管中のドレンの流れに 関し上流側のドレンを排出する機器を設けたドレントラップを電気式ドレントラ ップとし、それ以外のドレントラップをフロート式ドレントラップとし、電気式 ドレントラップがこの電気式ドレントラップ手前に溜ったドレンを排出後更に圧 縮空気を通過させドレン集合管中のドレンを排出する制御装置を設けたことを特 徴とする圧縮空気送り込み手段を備えたドレン排出装置である。
【0014】 本発明の第3の考案はドレン集合管中のドレンの流れに関し、最も上流側にド レンを流入させるドレンを排出する機器に設けたドレントラップを電気式ドレン トラップとしたことを特徴とする第2の考案に記載のドレン排出装置である。
【0015】 本考案の第4の考案はドレン集合管中のドレンの流れに関し、最も上流側及び そのすぐ下流側にドレンを流入させるドレンを排出する機器に設けたドレントラ ップを電気式ドレントラップとしたことを特徴とする第2の考案に記載のドレン 排出装置である。
【0016】 本考案の第5の考案はドレン集合管のドレンの流れに関し、上流側のドレン集 合管又はその連通部と空気圧縮機の吐出側を配管で連通してこの配管に電磁弁を 設け、電磁弁を間欠して開弁するか、空気圧縮機停止時に開弁する制御装置を有 する圧縮空気送り込み手段を設けたことを特徴とする第1の考案に記載のドレン 排出装置である。
【0017】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に従って説明する。
【0018】 「実施例1」 図1はフローシートで示し、従来例の図4で示したと同機能部分は同一符号を 付し説明を省略する。
【0019】 アフタークーラ3のドレン配管6、即ち、ドレン集合管14の流れに関し、上 流側のドレン配管6には電気式ドレントラップ26が介装されている。この電気 式ドレントラップ26はサイクルタイマーにより、予め定められた間隔でもって 、タイマーを動作させ一定時間開弁してドレンを通過させて後更に若干時間圧縮 空気を送り出し閉弁するようにしてある。或はドレン検知センサを設けてドレン が検知されると開弁してドレンを送り出した後更に若干時間圧縮空気を送り出し て閉弁するようになっている。
【0020】 ドレン集合管14の出口は油水分離槽24の上方に開口している。油水分離槽 24は油と水の比重差でドレン中の浮上油を分離して液面に集め、図示されない 油出口より流出させ回収し、下層の浮上油はないが微小な油滴が混合したエマル ジョンは油水分離管27で取り出し、油吸着槽28へ送る。
【0021】 油水分離管27は、上下方向に配され貫通し、上端が大気中に開口し、下端が 油水分離槽24の底部近くに開口する立管27aの途中に横管27bを連通させ て横管27bの出口を油吸着槽28上方に開口している。従って油水分離槽24 中のドレンは横管27bと同じ位置が開液面となる。油水分離槽24に図の状態 においてドレンが流入すると槽底のエマルジョンは立管27aの下端から立管2 7aに入り立管27aを上昇して横管27bをとおり、油吸着槽28内に充填し た油吸着材29上へ落下し、油吸着材29中を通過する間にエマルジョン中の油 滴は粗大化されて油吸着材29に吸着され、清水Wは排水管31から放流される 。
【0022】 空気圧縮機1が運転されていると既にのべたようにアフタークーラ3、エアタ ンク4、エアドライヤ5で発生したドレンは夫々ドレントラップ12,13及び 電気式ドレントラップ26の開弁により夫々ドレン配管6,7,8をとおり、ド レン集合管14に集まってドレン処理装置23に流入し、清浄化されて排水され る。
【0023】 上記ドレンの排出作用においてドレントラップ12,13はドレンのみを排出 する。電気式ドレントラップ26はドレンを排出した後、一定時間圧縮空気を送 り出す。従って、ドレン集合管14にドレンが溜っていても、電気式ドレントラ ップ26が開弁して閉弁する直前には圧縮空気がドレン配管6を通じてドレン集 合管14の最も上流側に流入して、その圧力を下げ乍ら膨張して速度エネルギー となってドレン集合管14中のドレンを押し出し立上げ部14aを通じて出口開 口から油水分離槽24へ流入させる。これによってドレン集合管14中のドレン は一掃される。従ってドレン集合管14内のドレン凍結によるドレン集合管14 の破裂、閉塞が生ずることがない。
【0024】 ここで電気式ドレントラップ26が動作する間隔はドレントラップ12,13 のドレン排出間隔よりも長いけれども、ドレンはアフタークーラ3で大量に出る ため、ドレン集合管14のどの部分についてもドレントラップ12,13からの 排出ドレンによって閉塞状態とはならない内に、電気式ドレントラップ26が作 動する。
【0025】 通常、空気圧縮機1の停止時は上記状態であるのでドレン集合管14にドレン が充満した状態ではないが、ドレン集合管14に若干のドレンが残る場合がある 。これを一掃するには例えば図6に示す制御回路を用いる。押ボタンスイッチP B1を押すとリレーR1は付勢され、その常開接点R1−1で自己保持され、R 1−2により空気圧縮機1用のモータMが回転し、空気圧縮機1は駆動され、エ アタンク4に設けた圧力スイッチPS(図1には不図示)は設定上限圧力を検知 すると開きモータMは停止し、圧縮空気使用機器の圧縮空気用により設定下限圧 力を検知すると閉じてモータMを付勢する。又、リレーR1の常閉接点R1−3 が開成してタイマーTは非作動となり、常開接点R1−4は閉成してサイクルタ イマー装置32は動作を開始し、電気式ドレントラップ26を間隔をおいて開閉 する。タイマーTは電力投入により、その限時常開接点T−1を一定時間閉じて サイクルタイマー装置32中の開弁時間を制御するタイマーを動作させ電気式ド レントラップ26を開弁するようになっている。
【0026】 押ボタンスイッチPB2を押すと、リレーR1は消勢し、常開接点R1−1, R2−1,R1−4は開成し、常閉接点R1−3は閉成する。この常閉接点R1 −3の開より閉への動作によりタイマーTはその常開限時接点T−1を一定時間 閉じ、サイクルタイマー装置32中のタイマーにより一定時間電気式ドレントラ ップ26を開弁し、ドレン集合管14に圧縮空気を流してドレン集合管14中の ドレンをなくすと共に空気圧縮機1の吐出側の圧力を下げることが出来る。従っ て空気圧縮機1が給油式のスクリュー圧縮機等である場合の停止時の圧縮空気圧 による油の漏洩を防止できる。
【0027】 「実施例2」 図2は実施例2を示す。この実施例ではエアタンク4のドレントラップを更に 電気式ドレントラップ33としたものである。電気式ドレントラップ33はアフ タークーラ3用の電気式ドレントラップ26と同じである。この実施例によれば 電気式ドレントラップ26が故障して非作動となっていても、電気式ドレントラ ップ33によりドレン集合管14中のドレンは排出される。
【0028】 「実施例3」 図7は実施例3を示す。この実施例は各ドレンを排出する機器のドレントラッ プ11,12,13は図5に示したフロート式のドレントラップを用い、空気圧 縮機1の吐出側の圧縮空気の得られる部材、例えばエアタンク4の上部とドレン 集合管14のドレンの流れに関し上流側を空気吹出し管34で連結し、空気吹出 し管34に電磁弁35を介装したものである。この空気吹出し管34の下流側連 通部はドレン配管6としてあるがドレン配管6からドレン集合管14となった部 分でもよい。この電磁弁35の制御回路は図6において電磁弁26を電磁弁33 に置換えてもよく、或は図8のように電力投入時において一定時間閉成する常開 限時接点T−1を有するタイマーTを図6の場合と同様に設け、この常開限時接 点T−1と直列して電磁弁35を配設する。
【0029】 こうすると空気圧縮機1を停止させるように押ボタンスイッチPB2を押すと 、リレーR1は消勢されて、自己保持が落ち、モータMが停止し、常閉接点R1 −3が閉成した際タイマーTが動作して常開限時接点T−1は一定時間閉成して 電磁弁35を開弁し、エアタンク4から圧縮空気が空気吹出し管34と、開弁し ている電磁弁35を通じてドレン集合管14に流入する。この圧縮空気によりド レン集合管14中のドレンは送り出され、その後電磁弁35は閉じる。
【0030】 或は図9に示すようにリレーR1の常閉接点R1−3に直列して電磁弁35を 配線してもよい。
【0031】 この実施例によれば細い空気吹出し管34、小流量の電磁弁35を既にあるド レン排出装置に付設するのみでよい。又、空気圧縮機が給油式の場合に電磁弁3 5は放気弁の代りにもなる。
【0032】 実施例はドレン集合管中のドレンの流れと、吐出配管中の圧縮空気の流れを同 方向としてあるが、ドレン集合管に流入させるドレン配管の順序には関係なく本 考案は成立する。又、ドレン集合管に立上げ部を設けてあるが立上げ部は必須の 構成ではなく、ドレン集合管にドレンが溜るあらゆる場合に本考案は適用される 。
【0033】
【考案の効果】
本考案の第1の考案は各ドレンを排出する機器にドレントラップを設けて、夫 々のドレントラップのドレン排出管をドレン集合管に連通させ、ドレン集合管の 流路の出口開口を高い位置とし、ドレンをドレン処理装置に流入させ、ドレン集 合管のドレンの流れに関し上流側に間欠的又は一時的に圧縮空気を送り込む圧縮 空気送り込み手段を備えたためドレン溜は不要でポンプが必要でないのは勿論、 ドレン集合管中に溜るドレンは圧縮空気で送り出され、ドレン集合管中のドレン が凍結して閉塞され、ドレン集合管が破裂し、或はドレンを排出する機器からド レントラップを通じて排出できなくなったドレンが圧縮空気使用機器側へ流れる ことが生ぜず、圧縮空気使用機器に悪影響を与えず、又、圧縮空気を直接呼吸す る人、生物に害を与えることが防止される。又、ドレン集合管を細くできる。更 に又、ドレン集合管を自在に配設できる。
【0034】 本考案の第2の考案によれば第1の考案において、ドレン集合管に流入するド レンを排出するドレントラップの内のドレン集合管中のドレンの流れに関し上流 側へドレンを流入させるドレントラップを電気式ドレントラップとして、この電 気式ドレントラップをドレンを排出するだけでなく、ドレン集合管中のドレンを 追い出すように圧縮空気を送り出せるようにしたので、ドレン集合管中のドレン が凍結して閉塞し、ドレンを排出する機器から排出されないドレンが圧縮空気使 用機器側へ流れることが防止される。又、一部のドレントラップを電気式とする だけですむので安価であり、更に又、ドレン集合管を細くすることができる。
【0035】 本考案の第3の考案は第2の考案においてドレン集合管中のドレンの流れに関 し、最も上流側へ流入するドレンのとおるドレントラップを電気式ドレントラッ プとしたので、ドレン集合管の最も川上から圧縮空気を送り込まれ、ドレンの排 出が良好である。
【0036】 本考案の第4の考案は第2の考案において、ドレン集合管中のドレンの流れに 関し最も上流側及びそのすぐ下流側にドレンを流入させるドレンを排出する機器 に設けたドレントラップを電気式ドレントラップとしたので、電気式ドレントラ ップが複数のため、ドレン集合管中のドレンの送り出しは徹底され、又電気式ド レントラップの1つが故障しても尚機能する。
【0037】 本考案の第5の考案は第1の考案においてドレン集合管のドレンの流れに関し 上流側と空気圧縮機の吐出側を配管で連通してこの配管に電磁弁を設け、電磁弁 を間欠して開弁するか、空気圧縮機停止時に開弁する制御装置を有する圧縮空気 送り込み手段を設けたので、各ドレンを排出する機器には夫々ドレントラップを 設けたまま、配管を付設するのみですみ、圧縮空気を送る配管であるから細い管 で且つ電磁弁も気体専用ですみ、安価となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1のフローシートである。
【図2】本考案の実施例2のフローシートである。
【図3】従来例のフローシートである。
【図4】他の従来例のフローシートである。
【図5】ドレントラップの縦断面図である。
【図6】実施例1の動作説明図である。
【図7】本考案の実施例3のフローシートである。
【図8】実施例3の動作説明図である。
【図9】実施例3の他の動作説明図である。
【符号の説明】
1 空気圧縮機 2 吐出配管 3 アフタークーラ 4 エアタンク 5 エアドライヤ 6 ドレン配管 7 ドレン配管 8 ドレン配管 11 ドレントラップ 12 ドレントラップ 13 ドレントラップ 14 ドレン集合管 23 ドレン処理装置 26 電気式ドレントラップ 33 電気式ドレントラップ 34 空気吹出し管 35 電磁弁

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気圧縮機から吐出される圧縮空気を通
    過させるアフタークーラ、エアタンク、エアドライヤ等
    のドレンを排出する機器から排出されるドレンのドレン
    排出装置において、各ドレンを排出する機器にドレント
    ラップを設けて、夫々のドレントラップのドレン排出管
    をドレン集合管に連通させ、ドレン集合管の流路の出口
    開口を高い位置としてドレンをドレン処理装置に流入さ
    せ、ドレン集合管のドレンの流れに関し、上流側のドレ
    ン集合管又はその連通部に間欠又は一時的に圧縮空気を
    送り込む圧縮空気送り込み手段を備えたことを特徴とす
    るドレン排出装置。
  2. 【請求項2】 上記ドレントラップはドレン集合管中の
    ドレンの流れに関し上流側のドレンを排出する機器を設
    けたドレントラップを電気式ドレントラップとし、それ
    以外のドレントラップをフロート式ドレントラップと
    し、電気式ドレントラップがこの電気式ドレントラップ
    手前に溜ったドレンを排出後更に圧縮空気を通過させド
    レン集合管中のドレンを排出する制御装置を設けたこと
    を特徴とする圧縮空気送り込み手段を備えたドレン排出
    装置。
  3. 【請求項3】 ドレン集合管中のドレンの流れに関し、
    最も上流側にドレンを流入させるドレンを排出する機器
    に設けたドレントラップを電気式ドレントラップとした
    ことを特徴とする請求項2に記載のドレン排出装置。
  4. 【請求項4】 ドレン集合管中のドレンの流れに関し、
    最も上流側及びそのすぐ下流側にドレンを流入させるド
    レンを排出する機器に設けたドレントラップを電気式ド
    レントラップとしたことを特徴とする請求項2に記載の
    ドレン排出装置。
  5. 【請求項5】 ドレン集合管のドレンの流れに関し上流
    側のドレン集合管又はその連通部と空気圧縮機の吐出側
    を配管で連通してこの配管に電磁弁を設け、電磁弁を間
    欠して開弁するか、空気圧縮機停止時に開弁する制御装
    置を有する圧縮空気送り込み手段を設けたことを特徴と
    する請求項1に記載のドレン排出装置。
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