JPH0667532B2 - 生砂中子の造型装置 - Google Patents

生砂中子の造型装置

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JPH0667532B2
JPH0667532B2 JP63093682A JP9368288A JPH0667532B2 JP H0667532 B2 JPH0667532 B2 JP H0667532B2 JP 63093682 A JP63093682 A JP 63093682A JP 9368288 A JP9368288 A JP 9368288A JP H0667532 B2 JPH0667532 B2 JP H0667532B2
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永人 鵜崎
猪三男 渥美
久 原田
和男 杉本
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Sintokogio Ltd
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Sintokogio Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、生砂中子の造型装置に関し、更に詳しくは、
中央部と端部とで太さが大きく異なる段付形状の中子又
はこの段付形状のものを屈曲させた形状の中子(以下両
中子を段付中子という)を造型する装置に関する。
(従来技術) 中子は主として強度上及び寸法精度上の理由からシェル
モールド法、コールドボックス法、CO2法などにより造
型されるのが通例であるが、このような方法で作られた
中子は高価であると共に生砂から成る主型とは材質を異
にするため注湯後の砂再生処理上問題がある。このため
近時主型と同じ生砂を用いて中子を造型する方法が種々
試みられており、比較的単純な形状の中子については実
用に供し得るものが造型されるようになっている(例え
ば特開昭55−139143号公報特開昭57−195555号公報)。
しかし、段付中子について均一な強度と良好な寸法精度
を備えたものを造型することは困難であった。
(発明の目的) 本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであ
り、均一な強度と良好な寸法精度を備えた段付中子を造
型する装置を提供せんとするものである。
(発明の構成) 以下本発明の構成を図示例により詳しく説明すると、
(1)は図示されないフレームに上向きに取付けられた
上向シリンダでそのピストンロッド先端には、上面に凹
部(2)を有するテーブル(3)が固着されている。該
テーブル(3)の凹部(2)における上端部には下金型
(4)が固着されていて、該下金型(4)には所望中子
(C)の下半部分の形状に対応する段付凹部(5)が形
成されていると共に該段付凹部(5)の下端部には後述
する圧縮下型(6)を下方から嵌入可能にした段付貫通
穴(7)が穿ってある(第2図参照) 更に前記テーブル(3)の凹部(2)には上向きのスク
イズシリンダ(8)が立設されていて、該スクイズシリ
ンダ(8)のピストンロッド先端にはテーブル(9)が
固着されている。該テーブル(9)上には前記圧縮下型
(6)が固着されていて、前記段付貫通穴(7)に摺動
自在に嵌合されている。尚該圧縮下型(6)の上面は、
前記下金型(4)の段付貫通穴(7)上端(ストッパ
(10)が下金型(4)に当接した状態)に達して前記段
付凹部(5)とにより連続した円形面を形成する段付の
凹み円弧面に形成されている。
前記下金型(4)の外側には生砂主型移送用のローラコ
ンベヤ(11)が適当な間隔をおいて前後方向に延設され
ており、該ローラコンベヤ(11)上には定盤(12)を介
して枠(13)付の生砂主型(14)が載置されている。ま
た、該ローラコンベヤ(11)の下方には、上向シリンダ
(15)が配設されていて、そのピストンロッド先端には
該ローラコンベヤ(11)の空間部を昇降できる外形を成
した押上板(16)が固着されている。
更に前記下金型(4)の上方位置とローラコンベヤ(1
1)の上方位置とを結ぶ線上位置には下部中抜ローラコ
ンベヤ(17)が配置されていて、該中抜ローラコンベヤ
(17)にはシリンダ(18)に連結されて、ローラコンベ
ヤ(11)と対応する位置と、下金型(4)に対応する位
置の間を往復移動する走行フレーム(19)が載置されて
いる。該走行フレーム(19)にはその外周部にフランジ
(20)を備えた上金型(21)が該フランジ(20)を介し
て切り離し可能に係合して吊り下げられている。尚該上
金型(21)には所望中子(C)の上半部分の形状に対応
する段付凹部(22)が形成されていると共に該段付凹部
(22)の上端部には後述のブロー金型及び圧縮上型(2
3)を上方から嵌入可能にした段付貫通穴(24)が穿っ
てある。
前記下部中抜ローラコンベヤ(17)の上方には該コンベ
ヤ(17)と同一方向に延びる上部中抜ローラコンベヤ
(25)が設けられていて、該上部中抜ローラコンベヤ
(25)には前記下金型(4)に対応する位置からローラ
コンベヤ(11)に対応する位置に到る長さの枠状の走行
フレーム(26)が上下動不可の状態にしかつシリンダ
(27)に連結されて往復走行可能にして係合されてい
る。
該走行フレーム(26)にはリンク(28)を介して連結さ
れた2つの支持フレーム(29a)(29b)がその中心を前
記下金型(4)の中心と、ローラコンベヤ(11)の中心
との間隔と同じ間隔にして固着されている。
該支持フレーム(29a)には、ブロータンク(30)が該
支持フレーム(29a)を上下に貫通した形で固着されて
いて、該ブローヘッド(30)の下部にはブロー金型(3
1)が取り付けられている。
該ブロー金型(31)は前記上金型(21)の段付貫通穴
(24)に嵌入可能な外形を成していると共にその下面は
ストッパー(32)が上金型(21)に当接するまで嵌入さ
れて上金型(21)の段付貫通穴(24)の中間位置にくる
寸法に形成されている。尚図中(33)はスライドゲー
ト、(34)は砂吹込み孔、(35)は排気孔である。
更に、前記支持フレーム(29b)には下向シリンダ(3
6)が該支持フレーム(29b)を上下に貫通した形で固着
されていて、該下向シリンダ(36)のピストンロッド先
端には取付板(37)を介して前記圧縮上型(23)が固着
されている。該圧縮上型(23)は、前記上金型(21)の
段付貫通穴(24)に嵌入可能な外形を成していると共に
その下面は、該圧縮上型(23)が前記上金型(21)の段
付貫通穴(24)下端(圧縮上型(21)のストッパ(38)
が上金型(21)に当接した状態)に達して前記段付凹部
(22)とにより連続した円形面を形成する段付の凹み円
形面に形成されている。尚図中(39)は図示されない真
空ポンプ及び圧縮空気源に切替連通される吸着押出孔で
ある。
(発明の作用) 以上のように構成されたものは、第1図の状態において
下向シリンダ(36)を縮引作動させて圧縮上型(23)を
上金型(21)の段付貫通穴(24)から抜き出し、シリン
ダ(18)を伸長作動させて上金型(21)を走行フレーム
(19)を介して下金型(4)の直上位置に移動させる
(鎖線図参照) 次に上向シリンダ(1)を伸長作動させて下金型(4)
と上金型(21)との型合せをし、さらに上金型(21)を
走行フレーム(19)から持ち上げてブロー金型(31)を
上金型(21)の段付貫通穴(24)に嵌入させストッパ
(32)が上金型(21)に当接されて上向シリンダ(1)
の作動が停止される。
この際、上下金型(21)(4)、圧縮下型(6)及びブ
ロー金型(31)で画成されるキャビティは所望中子
(C)の外形形状と同じ形状の段付凹部(5)(22)の
上下に圧縮代分の凹部を形成した状態にされる。
このような状態でブロータンク(30)を作動させて生砂
を前記キャビティ内に吹込み充填し、所望中子(C)よ
り上下に若干拡大された予備成形体を造型してブロータ
ンク(30)の作動を停止する。この際吹き込まれた圧縮
空気は排気孔(35)から排出される。
次に上向シリンダ(1)を縮引作動させて上金型(21)
とブロー金型(31)との嵌合をはずした状態で上向シリ
ンダ(1)の作動を一時停止する。(この際予備成形体
はブロー金型(31)から分離される)次にシリンダ(2
7)を伸長作動させてブロータンク(30)を上金型(2
1)の外方(第1図で左側)に移動させると同時に圧縮
上型(23)を上金型(21)の上方に位置させて停止す
る。
次に下向シリンダ(36)を伸長作動させ圧縮上型(23)
を上金型(21)の段付貫通穴(24)内に嵌入させた後ス
クイズシリンダ(8)も伸長作動させる。これにより圧
縮上下型(23)(6)は段付貫通穴(24)(7)内に更
に嵌入されて、ストッパ(38)(10)がそれぞれ上下金
型(21)(4)に当接して伸長作動が停止される。この
作動により前記予備成形体は圧縮代分が圧縮上下型(2
3)(6)により圧縮されて所望中子(C)の形状に圧
縮造型される。
次に吸着押出孔(39)を図示されない真空ポンプに連通
した状態にして、下向シリンダ(36)を伸長作動させる
と共に上向シリンダ(1)を縮引作動させる。この作動
により上金型(21)が下部中抜ローラコンベヤ(17)上
の走行フレーム(19)内にもどされ造型された所望中子
(C)は圧縮上型(23)の吸着押出孔(39)からの吸引
作用を受けて上金型(21)側に吸着され、下金型(4)
は上金型(21)から分離される。
次にシリンダ(18)及びシリンダ(27)が同調縮引作動
をして上金型(21)及びシリンダ(36)に吊設された圧
縮上型(23)並びに吸引吸着されている所望中子(C)
をローラコンベヤ(11)の直上位置に移動させる。
この間にローラコンベヤ(11)上では所望中子(C)を
セットした生砂主型(14)が次工程へ送り出され、中子
をセットしていない生砂主型(14)が上金型(21)停止
位置下方に移動されてきている。
次に上向シリンダ(15)を伸長作動させて枠(13)付生
砂主型(14)を押上板(16)を介して上昇させ、所望中
子(C)が生砂主型(14)のキャビティ内に若干の隙間
をおいて位置される状態にされてその伸長作動が停止さ
れる。
次に吸着押出孔(39)が圧縮空気源に連通するように切
り替えられ、所望中子(C)は、下方向への圧力を受け
て上金型(21)及び圧縮上型(23)から押し出されて生
砂主型(14)の所定位置にセットされる。
次に、上向シリンダ(15)が縮引作動されて、生砂主型
(14)がローラコンベヤ(11)上に復帰されて第1図の
状態となり以後前述の作動をくりかえし行うのである。
尚上記実施例においては上金型(21)及び圧縮上型(2
3)に保持された中子を生砂主型(14)により直接受け
止めて中子の抜型取り出しと中子セットを同時に行うよ
うにしているが中子を受皿等で一旦受け取った後に手作
業により中子を生砂主型(14)にセットするようにして
もよい。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように本発明は中央部と端部と
で太さが大きく異なる段付中子を造型するに当って所望
中子形状のキャビティに加えて上下方向に突出する段付
凹部を画成した拡大キャビティに生砂を吹込み充填して
予備成形体を造型し、次に予備成形体における該段付凹
部に充填されている部分を上下両側から所望中子形状部
へ押し込み圧縮して所望中子を造型し得る構成としたか
ら中子全体の強度をほぼ均一にして造型することができ
るものである。
さらに生砂主型移送用のローラコンベヤと関連させるこ
とにより造型した中子を上金型及び圧縮上型から離型す
ると同時に主型にセットできる等種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すものにして第1図は一部省略
縦断正面図、第2図は、上下金型、圧縮下型及びブロー
金型を型合せした状態を示す要部拡大断面図である。 (C):所望中子、(4):下金型 (5):段付凹部、(6):圧縮下型 (7):段付貫通穴、(11):ローラコンベヤ (14):生砂主型、(16):押上板 (21):上金型、(22):段付凹部 (23):圧縮上型、(24):段付貫通穴 (30):ブロータンク、(31):ブロー金型

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望中子(C)の下半部分形状と同一形状
    の段付凹部(5)と、該凹部(5)の下端部に貫通して
    穿った段付貫通穴(7)とを有する下金型(4)と、該
    段付貫通穴(7)に摺動自在に嵌合された圧縮下型
    (6)と、該下金型(4)の上方位置に出入り可能にさ
    れて、所望中子(C)の上半部分形状と同一形状の段付
    凹部(22)と、該凹部(22)の上端部に貫通して穿った
    段付貫通穴(24)とを有する上金型(21)と、該段付貫
    通穴(24)に嵌入可能にされると共に前記下金型(4)
    上方位置に出入り可能にされた圧縮上型(23)と、前記
    下金型(4)の上方位置に出入り可能にされたブロータ
    ンク(30)と、該ブロータンク(30)の下面に固着され
    て前記上金型(21)の段付貫通穴(24)に嵌入可能にさ
    れたブロー金型(31)と、から成る生砂中子の造型装
    置。
  2. 【請求項2】前記上金型(21)及び圧縮上型(23)が下
    金型(4)の上方位置から外れる移動位置下方に、生砂
    主型(14)の移送用ローラコンベヤ(11)を配設すると
    共に該ローラコンベヤ(11)の下方に該生砂主型(14)
    を昇降させる押上板(16)を設けた請求項1記載の生砂
    中子の造型装置。
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JPH08284136A (ja) * 1995-04-14 1996-10-29 Nisseki House Kogyo Kk 景観、生物環境を向上したコンクリート製水路

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