JPH0667016U - シ−ト溶着機の溶着部調節装置 - Google Patents

シ−ト溶着機の溶着部調節装置

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JPH0667016U
JPH0667016U JP1563493U JP1563493U JPH0667016U JP H0667016 U JPH0667016 U JP H0667016U JP 1563493 U JP1563493 U JP 1563493U JP 1563493 U JP1563493 U JP 1563493U JP H0667016 U JPH0667016 U JP H0667016U
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慶一 石川
正巳 石川
勝 高橋
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株式会社石川製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シ−ト溶着機の溶着部の加圧、間隔調節を容
易にする手段を提供する。 【構成】 シ−トの重合部を加熱舌片8によって加熱
し、上下からシ−トを上下ロ−ラ−6,7で加圧して溶
着するハンディタイプのシ−ト溶着機において、加熱舌
片8の出没調節を一本の引張バネ4によって逆方向に振
分け付勢をし、ハンドル9の操作によって加熱舌片8の
前進調節と後退停止とを同時的に行なえるようにする。
また、上方へ付勢されている前記上ロ−ラ−に、基部を
本体に固着した板バネ11に対して段階的に駐止調節可
能とする多段面カム10を設ける。 【効果】 シ−トの重合部を加熱、加圧する加熱溶着部
の上下ロ−ラ−6,7の加圧調節と、この上下ロ−ラ−
6,7に対する加熱舌片8の距離調節と後退停止とが容
易に且つ正確に行なうことが可能となった。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、樹脂シ−ト等の熱溶融性シ−トの重合部を加熱、加圧して溶着する ハンディタイプのシ−ト溶着機における溶着部の調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
これまで、樹脂シ−トの重合部を加熱、加圧して溶着するハンディタイプの樹 脂シ−ト溶着機が提供されており、この溶着機の溶着部における調節技術が各種 提案されている。 例えば、加熱器の調節については、図5のように、調節バネ12を後方のみに 付勢して、所定位置にてピン止め固定する手段が提供されている。なお、この図 5中の13は加熱舌片で14は加圧ロ−ラ−である。 また、図6に示すように、ロ−ラ−15,16の加圧調節についてはカム17 によって調節するものがあるが、この調節はカム17を回して最適位置を確認し たら、ピン18で固定するもので、再度調節する場合は、そのピン18を抜いて 再度調節し直すものであり、この調節作業は溶着中においてはきわめて厄介なも のであった。なおこの図6中(イ)図は側面図で、(ロ)図は(イ)図のカムを 前方から見た正面図てあり、符号の19は加熱舌片で、20はカム17を付勢す る板バネである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は従来のかかる実情に鑑みてなされたもで、ハンディタイプの樹脂シ− ト熱溶着機において、シ−ト接続重合部を加熱、加圧するための加熱溶着部の加 熱片の出没操作と、シ−トの両側から上下加圧するロ−ラ−の加圧力を正確に且 つ容易に調節操作をするための装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するため、シ−トの重合部を加熱舌片によって加熱 し、シ−トの内外から上下両ロ−ラ−でシ−トを加圧しつつ移動溶着するハンデ ィタイプのシ−ト溶着機において、 シ−ト溶着機の本体1にハンドル9操作によって回転させる回転縦軸2を軸支 し、この下端部2aにクランクア−ム3基部3aを固設する。 そのクランクア−ム3の先端部3bと本体1とを前記クランクア−ム3を中立 位置に付勢させる引張バネ4で連結して前記回転縦軸2を所定角度範囲で回転さ せることによってクランクア−ム3を左右に振分け付勢されるようにする。 またこの回転縦軸2には本体1の進行方向X−Y対して直交する方向に作動杆 5を一体的に延設してその作動杆5先端5bに加熱舌片8の先端部8bを連接し 、その先端加熱部8aを前記ハンドル9の操作加減により前記上下ロ−ラ−6, 7間に出没調節可能としたものである。
【0005】 また、前記上下のロ−ラ−6,7の加圧調節を、上方向に付勢されている上ロ −ラ−6に多段面カム10を延設し、本体1に固着してある板バネ11に上方か ら前記カム10が接触支持されて、カム10を回転することによって、上ロ−ラ −6を段階的なカム10の段差によって調節して駐止させて行なえるようにした ものである。
【0006】
【作用】
図3に示すように、回転縦軸2の中心をAとし、引張バネ4一端の本体固定点 をBとし、このA,Bを通る延長線V−W線を分岐線とし、前記回転縦軸2に一 体的に延設したクランクア−ム3の先端部3bにおける前記引張バネ4他端の係 止点をCとする。今、この係止点Cが前記V−W線と同一直線上にあるとき、C とBは最大距離となる(回転縦軸2には回転力が加わらないでクランクア−ム3 は中立位置となる)が、ハンドル9を操作してクランクア−ム3を左右いずれか に回すと引張バネ4の張力が作用して左乃至右の方向(図3の太い矢印方向)に 振分け付勢される。 そして前記回転縦軸2には、加熱舌片8を連接した作動杆5が一体的に延設し てあるので、前記ハンドル9を前記中立位置の一側方向において操作加減するこ とにより加熱舌片8の前記上下ロ−ラ−6,7間における出没度合が調節される 。そして前記ハンドル9を前記中立位置の他側方向に操作すると、加熱舌片8が 後退して停止され、そのままハンドル9から手離すとその状態が維持される。
【0007】 また、上ロ−ラ−6が本体1に対してバネ(図中略)で上方向に付勢されてお り、この上ロ−ラ−6に多段面カム10が延設してあり、この多段面カム10の 上方から本体1に固着してある板バネ11によって多段面カム10の上側一段面 が接触支持されているので、この多段面カム10を回転させることによって、上 ロ−ラ−6が、カム10の段差分ごとの任意の間隔に加圧調節保持される。
【0008】
【実施例】
本考案を実施例に基づいて説明すると、 図1に示すように、シ−トを接合する重合部を電熱による加熱舌片8によって 加熱し、シ−トの内外から上下両ロ−ラ−6,7でシ−トを加圧しつつ移動溶着 するハンディタイプのシ−ト溶着機におけるものである(図中配線は省略)。 このシ−ト溶着機は、図4に示すように、上下両ロ−ラ−6,7間に両シ−ト の縁部S1,S2をそれぞれ挟み付け、加熱舌片8aによって電気的に加熱する とともに、両シ−トを上下からロ−ラ−6,7で加圧して接着させる原理となつ ている。 また図1に戻って説明すると、前記ロ−ラ−は駆動モ−タ−Mからチェ−ンを 介して上下別々に逆方向に回転駆動されるようになっている。 そのシ−ト溶着機の本体1にハンドル9操作によって回転させる回転縦軸2を 軸支し、この下端部2aにクランクア−ム3基部3aを一体的に固設する。 そのクランクア−ム3の先端部3bと本体1とを前記クランクア−ム3を中立 位置に付勢させる引張バネ4で連結して前記回転縦軸2を所定角度範囲で回転さ せることによってクランクア−ム3を左右に振分け付勢されるようにする。 またこの回転縦軸2には本体1の進行方向X−Y対して直交する方向に作動杆 5を一体的に延設してその作動杆5先端5bに加熱舌片8の先端部8bを連接し 、その先端加熱部8aを前記ハンドル9の操作加減によって前記上下ロ−ラ−6 ,7間に出没調節可能とする。
【0009】 そして図3に示すように、ハンドル9操作で反時計回りに前記回転縦軸2を回 転させることによって、クランクア−ム3のバネ係止点Cが分岐線V−Wを過ぎ ればハンドル9からたとえ手を離しても加熱舌片8を後退停止位置へ自動的に付 勢される。 また時計回りに前記回転縦軸2を回転させることによって、クランクア−ム3 のバネ係止点Cが分岐線V−Wを過ぎれば引張バネ4が加熱舌片8を前進方向( 図3の細い矢印方向)へ付勢させることになる。 従って回転縦軸2の本体1の進行方向X−Yに対して直交する方向に作動杆5 を基準位置(クランクア−ム3のバネ係止点Cが分岐線V−W上にある時の作動 杆5の位置)を設定しておけば、この前方は進行方向に、後方は後退方向に付勢 される。 使用に際しては、前記操作ハンドル9を作動杆5の前記基準位置の前方に設定 し、操作ハンドル9を後方に引きながら加熱舌片8の操作加減をすると扱いが容 易である。 一時停止または中止したい時は、さらに操作ハンドル9を後方に引けば基準位 置を過ぎ、手を離しても加熱舌片8は引張バネ4で後退停止位置へ付勢しつつ後 退停止できる。
【0010】 また、図2に示すように、本体1に対してバネ(図中略)で上方向に付勢され ている上ロ−ラ−6に多段面カム10を延設する。この多段面カム10を本体1 に固着してある板バネ11によって上方から接触支持する。 そして、多段面カム10を回転することによって、上ロ−ラ−6を一段面に駐 止させて多段面カム10の段差距離ごとに前記上下のロ−ラ−6,7を加圧変化 させ、この加圧調節を段階的に行なうようにする。 なお、図2中Gはシ−ト溶着機の本体1を支えるグリップで、Kは電源コ−ド である。
【0011】
【考案の効果】
本考案の装置によって、ハンディタイプの樹脂シ−ト熱溶着機において、シ− トを接続する重合部を加熱、加圧する加熱溶着部への加熱舌片8の出没調整操作 (前進、後退調節)が、ハンドル9の単純操作で同時的に行なえるようになった 。 また、上下加圧ロ−ラ−の加圧調節を、多段面カム10によって容易に且つ正 確に行なうことが可能となった。 その結果、従来装置に比し、作業員の負担が著しく軽減されるとともに、一層 正確な溶着作業ができるようになった、
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の実施例を示す模式的斜視図。
【図2】本考案装置の模式的側面図で、(ロ)図は
(イ)図における多面段カム部分の正面図。
【図3】本考案装置の模式的平面図。
【図4】本考案装置の溶着部の原理的側面図。
【図5】従来装置の模式的平面図。
【図6】従来装置の模式的側面図で、(ロ)図は(イ)
図における多面段カム部分の正面図。
【符号の説明】
1 シ−ト溶着機の本体 2 回転縦軸 2a 回転縦軸の下端部 3a クランクア−ムの基部 3b クランクア−ムの先端部 3 クランクア−ム 4 引張バネ 5 作動杆 5b 作動杆の先端 6 上ロ−ラ− 7 下ロ−ラ− 8 加熱舌片 8b 加熱舌片の先端部 8a 加熱舌片の先端加熱部 9 ハンドル 10 多段面カム 11 板バネ A 回転縦軸の中心 B 本体へのバネ固定点 C クランクへのバネ係止点 M 駆動モ−タ− K 電源コ−ド G グリップ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シ−トの重合部を加熱舌片によって加熱
    し、シ−トの内外から上下両ロ−ラ−でシ−トを加圧し
    つつ移動溶着するハンディタイプのシ−ト溶着機におい
    て、シ−ト溶着機の本体(1)にハンドル(9)操作に
    よって回転させる回転縦軸(2)を軸支し、この下端部
    (2a)にクランクア−ム(3)基部(3a)を固設
    し、そのクランクア−ム(3)の先端部(3b)と本体
    (1)とを前記クランクア−ム(3)を中立位置に付勢
    させる引張バネ(4)で連結して前記回転縦軸(2)を
    所定角度範囲で回転させることによってクランクア−ム
    (3)を左右に振分け付勢されるようにし、またこの回
    転縦軸(2)には本体(1)の進行方向X−Y対して直
    交する方向に作動杆(5)を一体的に延設してその作動
    杆(5)先端(5b)に加熱舌片(8)の先端部(8
    b)を連接し、その先端加熱部(8a)を前記ハンドル
    (9)の操作加減により前記上下ロ−ラ−(6),
    (7)間に出没調節可能としたことを特徴とするシ−ト
    溶着機の溶着部調節装置。
  2. 【請求項2】 上下のロ−ラ−(6),(7)間の加圧
    調節を、上方向に付勢されている上ロ−ラ−(6)に多
    段面カム(10)を延設し、本体(1)に固着してある
    板バネ(11)に上方から前記カム(10)が接触支持
    されて、カム(10)を回転することによって、上ロ−
    ラ−(6)を段階的に駐止可能として行なうようにした
    請求項1のシ−ト溶着機の溶着部調節装置。
JP1563493U 1993-03-08 1993-03-08 シ−ト溶着機の溶着部調節装置 Expired - Lifetime JP2540042Y2 (ja)

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JP2540042Y2 JP2540042Y2 (ja) 1997-07-02

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