JPH066700A - ハイビジョン受像機 - Google Patents
ハイビジョン受像機Info
- Publication number
- JPH066700A JPH066700A JP4162632A JP16263292A JPH066700A JP H066700 A JPH066700 A JP H066700A JP 4162632 A JP4162632 A JP 4162632A JP 16263292 A JP16263292 A JP 16263292A JP H066700 A JPH066700 A JP H066700A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- size
- deflection circuit
- circuit
- television receiver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Television Systems (AREA)
- Details Of Television Scanning (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像の表示サイズをオーバー・スキャンから
アンダー・スキャンに切替えて画像の輝度を改善する。 【構成】 直視型ＣＲＴディスプレイを搭載したハイビ
ジョン受像機において、予めオーバー・スキャン、アン
ダー・スキャン等、複数の画像サイズに対応したデータ
を記憶回路４に設定し、視聴者の選択操作に応動して、
設定のデータに基づき水平偏向回路２および垂直偏向回
路３の出力を制御して画像サイズを切替えることによ
り、画像の輝度を調節する。
アンダー・スキャンに切替えて画像の輝度を改善する。 【構成】 直視型ＣＲＴディスプレイを搭載したハイビ
ジョン受像機において、予めオーバー・スキャン、アン
ダー・スキャン等、複数の画像サイズに対応したデータ
を記憶回路４に設定し、視聴者の選択操作に応動して、
設定のデータに基づき水平偏向回路２および垂直偏向回
路３の出力を制御して画像サイズを切替えることによ
り、画像の輝度を調節する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はハイビジョン受像機に係
わり、直視型ＣＲＴディスプレイの輝度調節の方法に関
する。
わり、直視型ＣＲＴディスプレイの輝度調節の方法に関
する。
【０００２】
【従来の技術】衛星放送によるハイビジョン放送は、き
め細かな高品位画像を広い視野角の大画面に表示し、ま
た音声信号は４チャンネルステレオを採用して迫力と臨
場感を追求した新しいテレビジョン方式である。このハ
イビジョン方式は、アスペクト比16：９、走査線1125本
のワイド・高精細画面を特徴とし、現行ＮＴＳＣ方式の
映像信号（アスペクト比４：３、走査線525 本）に比較
して著しく高精細化が図られている。直視型ＣＲＴ（冷
陰極管）をディスプレイとして用いたものにおいては、
ハイビジョンの画像情報に相当するＣＲＴの表示性能を
確保するため、現行ＮＴＳＣ方式のテレビ用ＣＲＴに比
較してシャドウ・マスクのドットピッチは微細化が図ら
れている。この結果、電子ビームの透過率が低下して画
面の輝度が暗くなり、家庭にてハイビジョン画像を楽し
む場合は、かえって迫力を欠くという問題があった。
め細かな高品位画像を広い視野角の大画面に表示し、ま
た音声信号は４チャンネルステレオを採用して迫力と臨
場感を追求した新しいテレビジョン方式である。このハ
イビジョン方式は、アスペクト比16：９、走査線1125本
のワイド・高精細画面を特徴とし、現行ＮＴＳＣ方式の
映像信号（アスペクト比４：３、走査線525 本）に比較
して著しく高精細化が図られている。直視型ＣＲＴ（冷
陰極管）をディスプレイとして用いたものにおいては、
ハイビジョンの画像情報に相当するＣＲＴの表示性能を
確保するため、現行ＮＴＳＣ方式のテレビ用ＣＲＴに比
較してシャドウ・マスクのドットピッチは微細化が図ら
れている。この結果、電子ビームの透過率が低下して画
面の輝度が暗くなり、家庭にてハイビジョン画像を楽し
む場合は、かえって迫力を欠くという問題があった。
【０００３】ところで、ハイビジョン受像機における画
像の表示は、現行テレビ受像機と同様に、画面一杯に画
像を表示する方法が一般にとられてきた。図３は、従来
のハイビジョン受像機における画像表示の状態を示す図
である。図３において、11はＣＲＴディスプレイの表示
面で、ハイビジョンの画像14は斜線にて示す部分が表示
面11をはみ出した状態（オーバー・スキャン）になって
いる。すなわち、何ら画像の輝度に貢献しない斜線部分
の電子ビームが存在している。従って、ハイビジョン画
像を水平、垂直方向に圧縮して表示すれば、その分の電
子ビームの密度が増加して画像の輝度がアップすること
になる。一方において、パソコン、ワープロ等ＯＡ機器
の場合は、一般に、ディスプレイの表示面の内側に画像
の表示領域を設定し（アンダー・スキャン）、表示面か
ら画像がはみ出すことによる画像情報の欠落が発生しな
いようにしている。こうしたＯＡ機器の普及に伴い、ア
ンダー・スキャンの画像に違和感を持たない一般視聴者
が多くなってきた。
像の表示は、現行テレビ受像機と同様に、画面一杯に画
像を表示する方法が一般にとられてきた。図３は、従来
のハイビジョン受像機における画像表示の状態を示す図
である。図３において、11はＣＲＴディスプレイの表示
面で、ハイビジョンの画像14は斜線にて示す部分が表示
面11をはみ出した状態（オーバー・スキャン）になって
いる。すなわち、何ら画像の輝度に貢献しない斜線部分
の電子ビームが存在している。従って、ハイビジョン画
像を水平、垂直方向に圧縮して表示すれば、その分の電
子ビームの密度が増加して画像の輝度がアップすること
になる。一方において、パソコン、ワープロ等ＯＡ機器
の場合は、一般に、ディスプレイの表示面の内側に画像
の表示領域を設定し（アンダー・スキャン）、表示面か
ら画像がはみ出すことによる画像情報の欠落が発生しな
いようにしている。こうしたＯＡ機器の普及に伴い、ア
ンダー・スキャンの画像に違和感を持たない一般視聴者
が多くなってきた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑みなされたもので、視聴者の好みによって画像表示
のオーバー・スキャン、またはアンダー・スキャンを選
択し、結果として画像の輝度を調節するようにしたハイ
ビジョン受像機を提供するものである。
に鑑みなされたもので、視聴者の好みによって画像表示
のオーバー・スキャン、またはアンダー・スキャンを選
択し、結果として画像の輝度を調節するようにしたハイ
ビジョン受像機を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、水平偏向回路、垂直偏向回路等を備え直視
型ＣＲＴディスプレイを搭載してなるハイビジョン受像
機において、予め設定した複数の画像サイズにそれぞれ
対応するデータを記憶する記憶回路と、視聴者が所望の
画像サイズを選択するための操作部と、同操作部の操作
に応動して前記記憶回路のデータに基づき、前記水平偏
向回路および垂直偏向回路の出力を制御して画像サイズ
を制御する制御部とを具備してなるハイビジョン受像機
を提供するものである。
決するため、水平偏向回路、垂直偏向回路等を備え直視
型ＣＲＴディスプレイを搭載してなるハイビジョン受像
機において、予め設定した複数の画像サイズにそれぞれ
対応するデータを記憶する記憶回路と、視聴者が所望の
画像サイズを選択するための操作部と、同操作部の操作
に応動して前記記憶回路のデータに基づき、前記水平偏
向回路および垂直偏向回路の出力を制御して画像サイズ
を制御する制御部とを具備してなるハイビジョン受像機
を提供するものである。
【０００６】
【作用】以上のように構成したので、本発明によるハイ
ビジョン受像機においては、予めオーバー・スキャン、
アンダー・スキャン等、複数の画像サイズに対応したデ
ータを設定しておき、視聴者の選択操作に応動して、設
定のデータに基づき水平偏向回路、垂直偏向回路の出力
を制御して画像サイズを切替えることにより画像の輝度
を調節する。
ビジョン受像機においては、予めオーバー・スキャン、
アンダー・スキャン等、複数の画像サイズに対応したデ
ータを設定しておき、視聴者の選択操作に応動して、設
定のデータに基づき水平偏向回路、垂直偏向回路の出力
を制御して画像サイズを切替えることにより画像の輝度
を調節する。
【０００７】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明によるハイビジ
ョン受像機の実施例を説明する。図１は本発明によるハ
イビジョン受像機の一実施例を示す要部ブロック図、図
２は本発明の一実施例によるハイビジョン受像機の画像
表示の状態を示す図である。図１において、１はチュー
ナ、映像信号処理部、ＣＲＴディスプレイ等で構成され
たハイビジョン受像機本体、２は水平偏向回路、３は垂
直偏向回路、４は画像サイズを決定する前記水平偏向回
路および垂直偏向回路の出力レベルを制御するための複
数の制御データを記憶する記憶回路、５は視聴者が画像
のサイズ等を選択するためのリモコン等の操作部、６は
操作部の操作に応動して前記記憶回路の制御データに基
づき前記水平偏向回路２および垂直偏向回路３の出力を
制御する制御部である。図２において、11はＣＲＴディ
スプレイの表示面、12は標準の映像信号のサイズ（オー
バー・スキャン）、13は圧縮表示したアンダー・スキャ
ンの画像サイズである。
ョン受像機の実施例を説明する。図１は本発明によるハ
イビジョン受像機の一実施例を示す要部ブロック図、図
２は本発明の一実施例によるハイビジョン受像機の画像
表示の状態を示す図である。図１において、１はチュー
ナ、映像信号処理部、ＣＲＴディスプレイ等で構成され
たハイビジョン受像機本体、２は水平偏向回路、３は垂
直偏向回路、４は画像サイズを決定する前記水平偏向回
路および垂直偏向回路の出力レベルを制御するための複
数の制御データを記憶する記憶回路、５は視聴者が画像
のサイズ等を選択するためのリモコン等の操作部、６は
操作部の操作に応動して前記記憶回路の制御データに基
づき前記水平偏向回路２および垂直偏向回路３の出力を
制御する制御部である。図２において、11はＣＲＴディ
スプレイの表示面、12は標準の映像信号のサイズ（オー
バー・スキャン）、13は圧縮表示したアンダー・スキャ
ンの画像サイズである。
【０００８】次に、本発明によるハイビジョン受像機の
動作を説明する。水平偏向回路２は、ＣＲＴに装着され
た偏向ヨークに水平偏向電流を供給する回路であり、同
回路に印加するＢ電圧を変える等の方法で出力の偏向電
流を制御し、水平方向の画像サイズを変えることができ
る。垂直偏向回路は、ＣＲＴに装着された偏向ヨークに
垂直偏向電流を供給する回路であり、出力段に入力する
鋸歯状波電圧のレベルを変える等の方法で出力の偏向電
流を制御し、垂直方向の画像サイズを変えることができ
る。記憶回路４にはオーバー・スキャン、アンダー・ス
キャン等複数の画像サイズに対応し、上記水平偏向回路
２、垂直偏向回路３の出力を制御するデータを半固定ボ
リューム等に予めセットして記憶する。さて、リモコン
等操作部５を操作して標準画像サイズ（オーバー・スキ
ャン）からアンダー・スキャンへの切替えを指示する
と、制御部６は同指示に従い記憶回路４の対応する制御
データを水平偏向回路２と垂直偏向回路３に出力し、予
め設定のアンダー・スキャンの画像サイズに切替える。
いま、例えば図２に一例を示す如く、標準画像サイズ12
のオーバー・スキャンの比率を＋７％、予め設定のアン
ダー・スキャンの画像サイズ13を−10％とすると、表示
画像の電子ビームの密度は、標準サイズのときの値に対
して略40％増加することになり、大幅に画像の輝度は改
善される。
動作を説明する。水平偏向回路２は、ＣＲＴに装着され
た偏向ヨークに水平偏向電流を供給する回路であり、同
回路に印加するＢ電圧を変える等の方法で出力の偏向電
流を制御し、水平方向の画像サイズを変えることができ
る。垂直偏向回路は、ＣＲＴに装着された偏向ヨークに
垂直偏向電流を供給する回路であり、出力段に入力する
鋸歯状波電圧のレベルを変える等の方法で出力の偏向電
流を制御し、垂直方向の画像サイズを変えることができ
る。記憶回路４にはオーバー・スキャン、アンダー・ス
キャン等複数の画像サイズに対応し、上記水平偏向回路
２、垂直偏向回路３の出力を制御するデータを半固定ボ
リューム等に予めセットして記憶する。さて、リモコン
等操作部５を操作して標準画像サイズ（オーバー・スキ
ャン）からアンダー・スキャンへの切替えを指示する
と、制御部６は同指示に従い記憶回路４の対応する制御
データを水平偏向回路２と垂直偏向回路３に出力し、予
め設定のアンダー・スキャンの画像サイズに切替える。
いま、例えば図２に一例を示す如く、標準画像サイズ12
のオーバー・スキャンの比率を＋７％、予め設定のアン
ダー・スキャンの画像サイズ13を−10％とすると、表示
画像の電子ビームの密度は、標準サイズのときの値に対
して略40％増加することになり、大幅に画像の輝度は改
善される。
【０００９】上記実施例においては、視聴者の手動操作
によって画像サイズを選択し、その結果で画像の輝度を
調節するようにしたが、画像の平均輝度を検出して自動
的に行うようにもできる。この場合、画像の平均輝度に
対応する映像信号の平均レベルを検出し、所定のレベル
以下のときはアンダー・スキャンのサイズ、所定のレベ
ル以上のときはオーバー・スキャンの標準サイズのよう
に動作する構成にすればよい。
によって画像サイズを選択し、その結果で画像の輝度を
調節するようにしたが、画像の平均輝度を検出して自動
的に行うようにもできる。この場合、画像の平均輝度に
対応する映像信号の平均レベルを検出し、所定のレベル
以下のときはアンダー・スキャンのサイズ、所定のレベ
ル以上のときはオーバー・スキャンの標準サイズのよう
に動作する構成にすればよい。
【００１０】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によるハ
イビジョン受像機においては、予めオーバー・スキャ
ン、アンダー・スキャン等、複数の画像サイズに対応し
たデータを設定しておき、視聴者の選択操作に応動し
て、設定のデータに基づき水平偏向回路、垂直偏向回路
の出力を制御して画像サイズを切替えることにより画像
の輝度を調節するようにした。従って、視聴者はその好
みによって画像サイズと輝度を選択できるという効果が
ある。
イビジョン受像機においては、予めオーバー・スキャ
ン、アンダー・スキャン等、複数の画像サイズに対応し
たデータを設定しておき、視聴者の選択操作に応動し
て、設定のデータに基づき水平偏向回路、垂直偏向回路
の出力を制御して画像サイズを切替えることにより画像
の輝度を調節するようにした。従って、視聴者はその好
みによって画像サイズと輝度を選択できるという効果が
ある。
【図１】本発明によるハイビジョン受像機の一実施例を
示す要部ブロック図である。
示す要部ブロック図である。
【図２】本発明の一実施例によるハイビジョン受像機の
画像表示の状態を示す図である。
画像表示の状態を示す図である。
【図３】従来のハイビジョン受像機における画像表示の
状態を示す図である。
状態を示す図である。
１ ハイビジョン受像機本体 ２ 水平偏向回路 ３ 垂直偏向回路 ４ 記憶回路 ５ 操作部 ６ 制御部
Claims (2)
- 【請求項１】 水平偏向回路、垂直偏向回路等を備え直
視型ＣＲＴディスプレイを搭載してなるハイビジョン受
像機において、予め設定した複数の画像サイズにそれぞ
れ対応するデータを記憶する記憶回路と、視聴者が所望
の画像サイズを選択するための操作部と、同操作部の操
作に応動して前記記憶回路のデータに基づき、前記水平
偏向回路および垂直偏向回路の出力を制御して画像サイ
ズを制御する制御部とを具備してなることを特徴とする
ハイビジョン受像機。 - 【請求項２】 前記複数の画像サイズは、オーバー・ス
キャン及びアンダー・スキャンの少なくとも２種類とし
た請求項１記載のハイビジョン受像機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4162632A JPH066700A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | ハイビジョン受像機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4162632A JPH066700A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | ハイビジョン受像機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH066700A true JPH066700A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=15758306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4162632A Pending JPH066700A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | ハイビジョン受像機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH066700A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100301516B1 (ko) * | 1999-07-10 | 2001-11-01 | 구자홍 | 디지탈 티브이의 최적 화면 위치 보정 장치 |
| KR100555159B1 (ko) * | 1997-03-07 | 2006-06-13 | 소니 가부시끼 가이샤 | 화상 사이즈 가변 장치, 화상 사이즈 가변 방법 및 모니터 장치 |
| US8557829B2 (en) | 2006-06-01 | 2013-10-15 | Nobera Pharma, S.L. | Use of allopurinol for the treatment of palmar plantar erythrodysesthesia |
-
1992
- 1992-06-22 JP JP4162632A patent/JPH066700A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100555159B1 (ko) * | 1997-03-07 | 2006-06-13 | 소니 가부시끼 가이샤 | 화상 사이즈 가변 장치, 화상 사이즈 가변 방법 및 모니터 장치 |
| KR100301516B1 (ko) * | 1999-07-10 | 2001-11-01 | 구자홍 | 디지탈 티브이의 최적 화면 위치 보정 장치 |
| US8557829B2 (en) | 2006-06-01 | 2013-10-15 | Nobera Pharma, S.L. | Use of allopurinol for the treatment of palmar plantar erythrodysesthesia |
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