JPH0667000B2 - ボタン電話装置 - Google Patents

ボタン電話装置

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JPH0667000B2
JPH0667000B2 JP62332162A JP33216287A JPH0667000B2 JP H0667000 B2 JPH0667000 B2 JP H0667000B2 JP 62332162 A JP62332162 A JP 62332162A JP 33216287 A JP33216287 A JP 33216287A JP H0667000 B2 JPH0667000 B2 JP H0667000B2
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宏修 押方
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Iwatsu Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、PCM(パルス・コード・モジュレーショ
ン)通信に用いられるボタン電話装置に関する。具体的
には、電話機、データ機器などを含む端末装置を局線と
端末装置相互間において任意に接続することのできる新
規なPCMを用いたボタン電話装置を提供せんとするも
のである。
[従来の技術] 多くの通信信号やデータ信号を伝送し、交換する場合
に、一般に時分割が用いられる場合と、空間分割が用い
られる場合とがある。
時分割による場合には、周知のように、通話信号などを
“0”または“1”に符号化して、ディジタル信号とし
て、1本の伝送線に多数の通話信号をのせて伝送してい
る。ここでは、ディジタル信号速度の変換や、時分割多
重が行われる。この時分割多重伝送においては、符号の
配列やタイミングがあらかじめ定められており、受信側
では多重化された通話信号などをそれぞれ分離して、デ
ータの順序を入れ換えるなどしてから、D/A変換して
通話することができるようになっている。
空間分割形通話路においては、たとえば各端末に対応し
た数の入力線と出力線をクロス・ポイント・スイッチで
閉じることにより交換しており、この場合には、一般に
A/D変換やD/A変換を行わず、アナログ信号のまま
伝送されている。
[発明が解決しようとする問題点] 時分割においては、PCMが用いられ、ビット・レート
を上げることにより、いくらでも多くの通話チャネルを
多重化することが可能であるから、多重化すればする
程、チャネルあたりのコストは下がる。しかしながら、
ディジタル符号により伝送を行うために、A/D変換
器,D/A変換器,コーダ,デコーダ,速度変換器が必
要となるために、小規模なシステムにおいてはコスト高
となる問題点があった。
ところが空間分割形通話路においては、アナログ信号の
まま伝送するためにPCM伝送および交換に要求される
A/D変換器,D/A変換器,コーダ,デコーダ,速度
変換器を必要としないものの、回線数が増加すると、交
換機のクロス・ポイント・スイッチの数が回線数の2乗
に比例して増大するために、コスト高になるという問題
点があった。
さらに、空間分割形通話路においては、ディジタル符号
化した信号を扱うことが困難であった。それは、伝送線
における遅延時間(5〜6ns/m)があり、送信タイ
ミングと受信タイミングの間の位相がずれてしまうため
に、短距離から長距離にわたる各種の長さの伝送路にお
いて、効率よく簡単な装置で送受することができなかっ
た。
[問題点を解決するための手段] 従来のPCMによる時分割形通話路と空間分割形通話路
の1回線あたりのコストは、回線数が100程度のあた
りで交叉していた。すなわち、端末の数が100回線以
下のシステムにおいては、空間形を用いるのが安価であ
り、100回線以上のシステムにおいては、PCMによ
る時分割形を用いるのが安価であり、有効であった。
ところが、最近のLSI(大規模集積回路)技術の進歩
によって、PCMによる時分割通話路は小型化、経済化
が進み、さらにデータ機器との親和性に優れている面か
ら、システムとしての総合的な優位性が増してきた。
このような状勢に鑑み本発明はなされたものであり、小
規模のシステムにおいても機能、経済性ともに優れたも
のを提供するものである。
そのために、ノイズに強く、処理が容易なディジタル符
号によるPCMを用い、 複数個の端末装置のそれぞれを制御する主制御装置と、 各端末装置を主制御装置に2線式ピンポン伝送によって
接続するための伝送線と、 この伝送線の両端と端末装置間および主制御装置間にそ
れぞれ伝送線に信号を送出し、伝送線からの信号を受信
するための送受信機を設け、 この主制御装置に含まれた受信回路は、2線式ピンポン
伝送に適合し、一定の範囲の伝送線長(たとえば200
m以内)および、さらに長距離の伝送線(たとえば40
0m以内,さらには600mまたはそれ以上)にも対処
できるものとした。
この主制御装置には、受信回路のほか、本システムの総
合的機能を高めるために、局線通話回路、内線通話回
路、会議通話回路、一斉放送回路と、これらの回路を制
御するためのCPU(中央制御装置)とのインタフェ−
スをするCPUインタフェ−ス回路と、この主制御装置
に含まれた各回路に必要なタイミング信号を発生するた
めのタイミング回路を設けた。
[作用] 伝送路が長距離(たとえば400m以内)の場合には、
受信回路内での遅延はなく内線通話回路、局線通話回路
または会議通話回路に信号が送られ、短距離(たとえば
200m以内)の場合には、受信回路内で所定の時間
(伝送線200m分の伝送時間)受信信号を遅延させて
から、内線通話回路、局線通話回路または会議通話回路
に受信信号を伝送するようにした。
したがって短距離および長距離の伝送線を用いて端末装
置と接続することを可能とした。
このようにして、小規模のボタン電話装置であるにもか
かわらず、PCM化し、しかも長距離の伝送線に対応可
能な多くの機能を備えた装置が可能になった。
[実施例] 本発明に関わるボタン電話装置の原理を第1A図に、そ
の各部における波形を第1B図,第1C図,第1D図お
よび第1E図のタイミング・チャートにより説明する。
第1A図において、10は本発明を実施した主制御装置
であり、この主制御装置10は、クロック発生器50か
らのクロック51に同期して、CPU(中央制御装置)
20との間の信号21,22,23,808とアドレス
・バス信号25,データ・バス信号35により動作す
る。主制御装置10には、信号61A(61B,61
C)と信号108A(108B,108C)と信号10
9A(109B,109C)とにより送受信機60A
(60B,60C)と伝送路63A(63B,63C)
と送受信機60D(60E,60F)と信号61D(6
1E,61F)と信号71A(71B,71C)と信号
72A(72B,72C)とにより、端末装置70A
(70B,70C)が接続されている。さらに、この主
制御装置10には、局線12A(12B)が、局線イン
タフェ−ス11A(11B)を介して信号14A(14
B)と信号15A(15B)により接続されている。局
線インタフェ−ス11A(11B)とCPU20との間
の信号16A(16B)により、局着をCPU20で検
出し、あるいは、局線インタフェ−ス11A(11B)
からダイヤル信号を送出するための情報を与えている。
このような構成により、端末装置70A,70B,70
Cの間、または各端末装置70A(70B,70C)と
局線12A(12B)との間で、任意の組合せで交信す
ることを可能にしている。
第1B図の(a)および(b)には、主制御装置10と
送受信機60Aとの間の信号108A,109Aと信号
61Aが、(c)には伝送路63A上の信号が示されて
いる。主制御装置10から(a)の信号108A,10
9Aが1フレーム(125μs)の前半において出力さ
れ、その後に送受信機60A側から(b)の信号61A
が1フレームの後半において出力されている。(c)の
伝送路63A上の信号は、(a),(b)に示した信号
が伝送される様子を示している。
第1C図(a)および(b)には、第1B図に示した信
号108A,109Aおよび信号61Aの内容が示され
ている。ここで、STはスタート・ビットを、Fはフレ
ーム同期をとるための情報(以下、Fビットという)
を、B7〜B0は音声情報(データ情報)を、Dは宛先
に接続するための制御情報(以下、D情報という)を、
Pは伝送路63Aにおける直流平衡を保つためのパリテ
ィ情報(以下、P情報という)を表わしている。
第1D図には、伝送路63Aの上りおよび下り情報とそ
のタイミング信号を説明しており、(a)には信号10
8A,109Aが示され、その(d)には信号61Aが
示され、(b),(c)と(e)には、主制御装置10
内部で発生している信号1268,1269,と137
7が示されている。ここで信号1268は音声情報B7
〜B0の送出期間を表わすものであり、(c)の信号1
269は(a)に示した音声情報B7〜B0の送出タイ
ミングを表わすものであり、(e)の信号1377は
(d)に示した信号61Aの音声情報B7〜B0の受信
タイミング信号を表わしている。
(a)の信号108A,109Aと(d)の信号61A
との間には、ガード・タイムT1が設けられている。こ
れは、主制御装置10側から100%AMI信号により
伝送するのに都合のよい型式の(a)の2つの信号10
8A,109Aの組合わせで送受信機60Aを介して、
100%AMI信号で伝送路63Aを伝送し、送受信機
60Dを介して信号61Dとして端末装置70Aに入
り、これを受けた端末装置70A側からは、スタート・
ビットSTおよびフレーム・ビットFを除いた音声情報
B7〜B0と、制御情報Dと、パリティ情報Pを、信号
71A,72Aにより、送受信機60D,伝送路63
A,送受信機60Aを介して、第1D図(d)の信号6
1Aとして主制御装置10に受信される際に、(a)に
示した信号108A,109Aの後縁と(d)に示した
信号61Aの前縁とが衝突しないように設けられた時間
である。
第1E図には伝送路63Aの長さが上りおよび下り情報
に及ぼす影響を説明しており、第1D図に対応してい
る。第1E図において、(a)の信号108A,109
Aが第nフレームの前半で送出された結果、端末装置7
0A側から返送されてくる(d)の信号61Aは、伝送
路63Aで遅延されて、第nフレームにおいて受信さ
れ、ガード・タイムT1のほかに、この信号61Aの後
縁と第n+1フレームにおける(a)の信号108A,
109Aの前縁とが衝突することがないように設けられ
たガード・タイムT2を必要とする点であり、このガー
ド・タイムT2の直後から2ビット構成のスタート・ビ
ットSTの中間までの間に会議通話が必要とされる場合
に使用される2ビット分の加算タイムT3が設けられて
いる。このようにして、短距離または長距離の伝送路6
3Aにおいても、端末装置70Aから主制御装置10方
向への上り信号と、主制御装置10側から端末装置70
A方向への下りの信号が、衝突することはない。
第1F図には、伝送路63Aの長さが制限を受ける理由
を説明するための波形図が示されており、(a)には、
伝送路63Aの長さがlメートルの場合が、(b)に
は、同じく零メートルの場合が示され、(c)には、
(a),(b)の信号61Aを構成する音声情報B7〜
B0の各ビットの周期に等しい周期を有する信号137
6が示されている。(b)の信号61Aに対して、
(a)の信号61Aは伝送路63Aにおいて、2×lメ
ートルの遅延時間Tを生じてしまうが、この遅延時間
が1ビット以内に納まっていなければならない。さ
もないと、次のビットとの区別がつかなくなるからであ
る。本発明においては、たとえば、1/8ビットの余裕
をもって、遅延時間T(0〜7/8ビット)を設定し
ている。ビット・レートが、たとえば256Kbpsである
ならば、lは約200メートルとなる。
第1G図には、本発明によるボタン電話装置を局線に接
続した場合の原理が示されている。
端末装置70A,70B,70Cは電話機やその他のデ
ータ機器であり、これらの端末装置を局線通話回路25
0Aと局線インタフェ−ス11Aを介して局線12Aに
接続している。この局線通話回路250Aには、局線1
2A側から局線インタフェ−ス11Aを介して、1フレ
ーム中の後半において信号15AがS/Sレジスタ26
0Aに取り込まれ、信号268Aが出力されて次のフレ
ームの前半において、デマルチプレクサ270Aから端
末装置70A〜70Cのうちのいずれかに信号251
A,252A,253Aのいずれかを送出している。
端末装置70A〜70C側からは、たとえば端末装置7
0Aからの信号162Aが、マルチプレクサ280Aで
選択されて、シリアル入力シリアル出力をするS/Sレ
ジスタ260Bに1フレームの後半において取り込ま
れ、つぎのフレームの前半において、S/Sレジスタ2
60Bから信号268Bとして出力され、それが局線イ
ンタフェ−ス11Aを介して局線12Aに送出される。
このようにして、局線12Aと端末装置70A〜70C
との間の交信がなされる。
第1H図には、局線を介さずに本発明によるボタン電話
装置内の端末装置間における交信を可能とする、内線通
話トランクの原理図が示されている。
端末装置70Aから伝送される信号162Aは、マルチ
プレクサ210Aと210Bに印加されているが、ここ
には図示されてはいない制御信号により、たとえばマル
チプレクサ210Aで選択されて、選択された信号21
8Aはシリアル入力シリアル出力するS/Sレジスタ2
20Aに1フレームの後半において取り込まれて、次の
フレームの前半において信号225Aとして出力し、こ
れがデマルチプレクサ227Aに印加されて、ここには
図示されてはいない制御信号により、たとえば信号23
6Aとして選択されて、端末装置70Bに印加される。
端末装置70Bからの送信信号162Bはマルチプレク
サ210Bにおいて図示されてはいない制御信号で選択
されて、信号218Bを出力し、S/Sレジスタ220
Bに1フレームの後半において取り込まれ、次のフレー
ムの前半において信号225Bとして出力され、それが
デマルチプレクサ227Bに印加され、図示されてはい
ない制御信号により選択されて、信号235Bとして出
力され、端末装置70Aに印加されている。
第1I図には、2個以上の端末装置間で同時に交信する
ことのできる会議通話トランクの原理図が示されてい
る。
ここでは、端末装置70A,70B,70C間での会議
通話が例示されており、端末装置70A(B,C)から
出力された信号61A(B,C)は会議通話を可能とす
る会議通話回路350内のマルチプレクス回路360に
印加されて、そこで1フレームの後半において、それぞ
れの信号が蓄積され、第1E図において説明したガード
・タイムT2の間に、マルチプレクス回路360から時
分割で、バス信号420として加算器430に印加す
る。
この加算器430において、バス信号420により送ら
れてきた各端末装置70A(B,C)からの信号を加算
し、加算結果をバス信号652として出力して、デマル
チプレクス回路660に印加している。
デマルチプレクス回路660では、端末装置70A
(B,C)に対して、ガード・タイムT2の直後のフレ
ームの前半において、信号693(694,695)を
出力している。ここで信号693は、端末装置70B,
70Cから出力された信号61B,61Cの内容が加算
されたものとなっている。同様に信号694は、信号6
1A,61Cの内容の加算結果を表わし、信号695
は、信号61A,61Bの加算結果をあらわしている。
このようにして会議通話が可能となる。
第1J図には、本発明に関わるボタン電話装置に接続さ
れた多数の端末装置のすべて、あるいは指定された一部
の端末装置に対して、同一情報を同時に送信するための
一斉放送トランクの原理図が示されている。
ここでは、端末装置70D,70Eまたは局線から局線
インタフェ−ス11Aを介して、それぞれの信号239
A,239B,257Aのうちの1つが一斉放送回路7
00に含まれたオア・ゲート701に印加され、信号7
11として、制御用の信号871,872,873の同
時印加によりアンド・ゲート702,703,704を
介して信号712,713,714,として端末装置7
0A70B,70Cに出力している。このようにして一
斉放送が可能となる。ここにおいて、オア・ゲート70
1への入力となる信号239A,239Bおよび257
Aは、ここでは図示されてはいないCPU(中央制御装
置)20によって、1つの信号をオア・ゲート701に
入力すると他の信号の入力は禁止されるようになってい
る。
第2A図には、第1A図ないし第1J図において説明し
た各種の機能を実現するための各種の回路を含む主制御
装置10の構成概念図を示しており、ここでは、主制御
装置10の内部における接続関係を示すことは略されて
いる。
100A〜100Dは内線インタフェ−ス回路であり、
信号108A,109A〜108D,109Dにより端
末装置70に直接に、あるいは送受信機60や伝送線6
3を介して(第1A図参照)接続されている。
150A〜150Dは受信回路であり、端末装置70側
からの信号61A〜61Dを受信している。
170はダイヤル情報および端末を制御するための情報
を送受信するためのD情報送受信回路であり、図示され
てはいないCPU20との間でデータ・バス信号35に
よって、ダイヤル情報および端末を制御するための情報
がやりとりされる。
200は内線通話回路であり、第1H図により説明した
内線通話の機能を果している。
250A,250Bは局線通話回路であり、第1G図に
より説明した局線通話の機能を果している。
350は会議通話回路であり、第1I図により説明した
会議通話の機能を果している。
700は一斉放送回路であり、第1J図により説明した
一斉放送の機能を果している。
720は音源回路であり、本主制御装置10の外部から
印加される各種の信号66〜69を印加されて、これら
の信号を選択的に内線インタフェ−ス回路100A〜1
00Dを介して端末装置70に送信するためのものであ
り、これら各種の信号66〜69にはバック・グラウン
ド・ミュージック(BGM),保留音,ドア・ホン用の
チャイム音などが含まれている。
800はCPUインタフェ−ス回路であり、図示されて
はいないCPU20と、本主制御装置10に含まれた各
種の回路との間で送受されるアドレス・バス信号25,
データ・バス信号35,リセット信号21,読み出し信
号22,書き込み信号23およびCPU20へ割り込む
ための信号808をインタフェ−スしている。
1000はタイミング回路であり、主制御装置10の内
部で必要となる各種のタイミング信号を外部から印加さ
れるクロック51からつくり出して、主制御装置10の
内部にある各種の回路に印加している。
358は外部から印加されるμ/A切替信号であり、会
議通話回路350内での加算処理に用いられるμ法則あ
るいはA法則を選択するために用いられる。
信号14A,15A(14B,15B)は局線12Aと
の間の交信信号であり(第1A図参照)、信号15A
(15B)は局線通話回路250A(250B)に直接
に入力され、局線通話回路250A(250B)または
会議通話回路350の送信信号は、オア回路13A(1
3B)を介して信号14A(14B)として局線へ送出
される。
内線通話の場合には、端末装置70から送出された信号
61A〜61Dが受信回路150A〜150Dと内線通
話回路200および内線インタフェ−ス回路100A〜
100Dを介して信号108A,109A〜108D,
109Dとして他の端末装置70へ送出される。
局線通話の場合には、端末装置70から送出された信号
61A〜61Dが受信回路150A〜150Dと局線通
話回路250Aおよびオア回路13A,13Bを介して
局線側に送出され局線側からの信号15A,15Bは、
局線通話回路250A,250Bと内線インタフェ−ス
回路100A〜100Dを介して信号108A,109
A〜108D,109Dとして端末装置70へ送出され
る。
会議通話の場合には、端末装置70から送出された信号
61A〜61Dが受信回路150A〜150Dと会議通
話回路350とオア回路13A,13Bを介して局線側
に送出され、さらに会議通話回路350から内線インタ
フェ−ス回路100A〜100Dを介して信号108
A,109A〜108D,109Dとして他の端末装置
70へ送出される。また局線側からの信号15Aは、会
議通話回路350と内線インタフェ−ス回路100A〜
100Dを介して、信号108A,109A〜108
D,109Dとして各端末装置70へ送出される。
一斉放送の場合には、一斉放送回路700から送出され
る信号は、内線インタフェ−ス回路100A〜100D
を介して、信号108A,109A〜108D,109
Dとして、各端末装置70へ送出される。一斉放送回路
700から送出すべき信号は、端末装置70から出力さ
れた信号61A〜61Dが受信回路150A〜150D
と内線通話回路200とを介して一斉放送回路700に
印加される場合と、局線側から信号15A,15Bとし
て局線通話回路250A,250Bを介して印加される
場合とがある。
端末装置70からの宛先を指示するダイヤル情報が出さ
れると、信号61A〜61Dとして受信回路150A〜
150Dに印加され、それがD情報送受信回路(情報送
受信手段)170に伝えられる。このダイヤル情報は、
D情報送受信回路170からCPU20によってデータ
・バス信号35を介して読み取られる。局線からの局着
があると、局線インタフェ−ス11A,11B(第1A
図)からCPU20が、信号16A,16Bによりこの
局着を読み取る。そこで宛先がデータ・バス信号35に
より、D情報送受信回路170に伝えられ、ここから宛
先の端末装置70に接続された内線インタフェ−ス10
0A〜100Dのうちの1つまたは複数に着信を伝え
る。
第2B図には、主制御装置10に接続される端末装置7
0の一例を示しており、第2B図(a)には電話機10
5の送受信をPCM信号に変換するコーデック103
と、そのPCM入力にノア・ゲート102を介して信号
108A,109Aが印加され、プルアップ抵抗104
を接続されたPCM出力から信号61Aが出力されてい
る。
第2B図(b)においては、ノア・ゲート102をトラ
ンジスタ106を含む回路に置き代えた回路が示されて
おり、その機能は(a)に示したものに同じである。
第3A図には内線インタフェ−ス回路、たとえば100
Aが、第3B図にはその各部の波形のタイミング・チャ
ートが示されている。
オア・ゲート101の入力には、一斉放送回路700か
らの信号712と、音源回路720からの信号736
と、D情報送受信回路170からのD情報(第1C図)
である信号179A(第3B図(d))と、会議通話回
路350からの信号693と、内線通話回路200から
の信号235Aおよび235Bと、局線通話回路250
A,250Bからの信号251A(3B図(c)),2
51Bと、タイミング回路1000からのタイミング用
の信号1231,1317(第3B図(a),(b))
とが印加されており、第3B図の(e)に示す信号10
7を出力している。この第3B図には、CPU20に制
御されて局線通話回路250Aから信号251Aをオア
・ゲート101に受けている局線通話の場合が示されて
いる。
第3B図(a)の信号1231はスタート・ビットST
(第1C図)を表わしており、(b)の信号1317は
Fビット(第1C図)を表わしており、(c)の信号2
51Aは局線からの通話信号を表わしており、これらの
信号と(d)のD情報とをオアして、(e)に示す信号
107を得ている。
この信号107は、符号分離回路110Aに印加され
る。符号分離回路110Aには、第3B図(f)のP情
報である信号1304と、(g)に示す信号1098と
が印加されて(h)および(i)に示す奇数番目の
“1”をあらわす信号108Aおよび偶数番目の“1”
をあらわす信号109Aを分離して出力している。
(h)および(i)の信号108Aおよび109Aは、
(e)の信号107と(f)の信号1304の内容を表
わしており、(e)に示す信号107において、1フレ
ームの開始後最初に現われた“1”を、(g)の信号1
098における1ビット分だけ遅れて(h)の信号10
8Aの“1”として送出し、(e)の信号107の2番
目の“1”が現われたときには、同様にして(i)の信
号109Aを“1”として、以下同様にして(e)の信
号107の奇数番目の“1”に対しては(h)の信号1
08Aを“1”に、偶数番目の“1”に対しては(i)
の信号109Aを“1”とし、(h)の信号108Aと
(i)の信号109Aにおける“1”の数の和が奇数に
なると、(f)のP情報(パリティ情報)である信号1
304の“1”が(i)の信号109Aにおいて出力さ
れる。その結果、1フレーム中の(h),(i)の信号
108A,109Aのそれぞれに現われる“1”の数は
等しいものとなり、その後の伝送路63Aにおいて、良
好な直流平衡が得られる。
第3C図は、符号分離回路110Aの詳細な回路図であ
り、その各部の波形を第3D図のタイミングチャートに
示している。
第3D図(b)に示す信号107がインバータ121を
介して信号131としてエクスクルーシブ・オア・ゲー
ト120の入力に印加され、(d)に示すその出力の信
号132は、ノア・ゲート117の1つの入力端子に印
加され、(e)に示す出力の信号133がDフリップフ
ロップ111のデータ端子に印加され。このDフリップ
フロップ111のクロック端子には、1フレームを32
等分した周期を有する(a)に示す信号1098が印加
されている。
Dフリップフロップ111の出力Qを示す(f)の信号
139は、初期においては“0”であり、(b)の信号
107の“1”が印加されると、その奇数個目において
“1”を、偶数個目において“0”を示す(f)の信号
139を出力している。ここで(c)に示す信号130
4は、(b)の下り信号のタイミングを示す信号107
の“1”が1フレーム中において奇数個を示したとき
に、“1”とするパリティ情報であり、これがノア・ゲ
ート117の他方の入力に印加されている。
また、エクスクルーシブ・オア・ゲート120の他方の
端子には、(f)の信号139が印加されている。
パリティ情報である(c)の信号1304はナンド・ゲ
ート115の1つの入力端子に印加され、その他方の端
子には(f)の信号139が印加されて、(g)の信号
134を出力している。この(g)の信号134は、パ
リティ情報である(c)の信号1304が“1”を示し
たときに“0”を示し、その他のときには“1”を示し
ている。
信号131と(g)の信号134を受けて、ナンド・ゲ
ート116は(h)の信号135を出力し、これをDフ
リップフロップ112のデータ端子に印加している。こ
のDフリップフロップ112のクロック端子には、
(a)の信号1098が印加されている。そのノットQ
出力には、(i)の信号136が得られる。ここで、
(i)の信号136は、(b)の信号107に(c)の
信号1304を加えて、(a)の信号1098の半周期
分だけ遅らせて、その反転出力を示している。
(f)の信号139を反転したDフリップフロップ11
1の出力ノットQの信号140と、(i)の信号136
とを印加されたノア・ゲート118は、(j)に示す信
号137を出力している。ノア・ゲート118の出力で
ある(j)の信号137は、(b)の信号107の
“1”が奇数個のときに“1”を示している。この
(j)の信号137は、Dフリップフロップ113のデ
ータ端子に印加される。クロック端子にインバータ12
2を介して(a)の信号1098を印加されたDフリッ
プフロップ113の出力Qには、(l)に示す信号10
8Aが得られる。この信号108Aは、(b)の信号1
07が“1”を奇数個示した時に“1”を示している。
(f)の信号139と(i)の信号136を印加された
ノア・ゲート119は、(k)の信号138を出力し、
これが、Dフリップフロップ114のデータ端子Dに印
加される。ここで(k)の信号138は、(b)の信号
107に(c)の信号1304の“1”を加えて、その
“1”が偶数個の時に “1”を示している。
このフリップフロップ114のクロック端子には、
(a)の信号1098がインバータ122を介して印加
されており、その出力Qには、(m)の信号109Aを
得ている。この信号109Aは(b)の信号107が
“1”を偶数個示したときに“1”を示している。
(b)に示した信号107の“1”の合計が奇数個であ
る場合を第3D図において例示したが、“1”の合計が
偶数個の場合には、パリティ情報である(c)の信号1
304は“0”を示す。
第4A図は、受信回路150A〜150Dのうちの、た
とえば150Aの具体的な回路を示しており、短距離か
ら長距離にわたる各種の長さの伝送路63に対応するこ
とができるようにしている。第4B図には、その各部の
波形がタイミング・チャートとして示されている。
端末装置70からの第4B図の(a)または(b)の信
号61Aをインバータ155を介してDフリップフロッ
プ151のデータ端子Dに受け、そのクロック端子に
は、上り信号を受信するための1フレームを32等分し
た周期を有する(c)の信号1376が印加されて、そ
の出力Qには(d)に示す信号161が得られる。
アンド・ゲート152には、(d)の信号161と受信
回路150Aから端末装置70迄の伝送距離が、たとえ
ば200メートル迄の場合に、“0”を示し、たとえば
150ないし350メートル迄の場合には“1”を示す
信号861が印加されている。アンド・ゲート153に
は、信号861と、信号61Aがインバータ155を介
して印加されている。両アンド・ゲート152,153
の出力はオア・ゲート154に印加されて、信号162
Aを出力している。
第4B図(a)には伝送距離が、たとえば、零メートル
の場合が、(b)には、l=200メートルの場合
が、(e)にはl=150メートルの場合が、(f)
にはl=350メートルの場合の信号61Aが示され
ている。
伝送路長が零メートルの場合には、(a)に示すよう
に、データ端子B7〜B0の先頭は、時刻tにおい
て、受信回路150Aに印加される。伝送路長がl
200メートルの場合には、(b)に示すようにデータ
情報B7〜B0の先頭は、時刻tにおいて受信回路1
50Aに印加される。同様に、l=150メートルの
場合には、(e)に示すように時刻tに、l=35
0メートルの場合には、(f)に示すように時刻t
受信回路150Aに印加されることを示している。
(a)および(b)の場合には、信号861が“0”で
あり、(c)の信号1376で時刻t,t,におい
て、信号61AをサンプルしてDフリップフロップ15
1にデータを取り込んで、その出力である(d)の信号
161をアンド・ゲート152およびオア・ゲート15
4を介して信号162Aとして出力している。
(e)および(f)の場合には、信号861が“1”で
あり、説明の都合上示した第4A図には図示されてはい
ない(g)の信号1377で時刻t,tにおいて、
他の回路でサンプルされる信号61Aはインバータ15
5,アンド・ゲート153,オア・ゲート154を介し
て、信号162Aとして出力される。
(a),(b)の場合よりも(e),(f)の場合の出
力は、(c)の信号1376の半周期分だけ遅れて出力
される。このようにして各種の伝送長に対応できるよう
にしている。
第5A図には、D情報送受信回路170の回路構成が示
され、第5B図には、その各部の波形を示すタイミング
・チャートが示されている。
D情報送受信回路170は、ダイヤル情報および端末装
置70を制御するための情報を送受信するための回路で
あり、第5A図には、4組のD情報送受信回路170A
〜170Dが例示され、そのうちの、たとえば170A
には、D情報送信回路171とD情報受信回路180と
が含まれている。
D情報送信回路171には、第5B図(a)のD情報の
送出タイミングを決定する信号1318が印加され、C
PU20からのデータ・バス信号35を取り込むための
書き込み用の信号822を受けて、取り込んだ信号を
(a)の信号1318のタイミング、(b)の信号17
9Aとして内線インタフェ−ス回路100Aに送出され
る。
D情報受信回路180には、第5B図のD情報の受信タ
イミングを決定する(d)の信号1379が印加され、
受信回路150Aから(c)の信号162Aを取り込
み、信号817のタイミングでCPU20へのデータ・
バス信号35へ出力している。
第5C図には、D情報送信回路171の具体的な回路図
が示されている。
172はP/Sレジスタであり、入力端子A〜Hにパラ
レルに印加される信号36〜43を、シフト・ロード端
子S/Lに印加された信号822が“0”で取り込み、
“1”において、そのクロック端子にインバータ174
を介して信号1318(第5B図(a))を印加される
ごとに出力QHに、信号43,42,…36の順序でシ
リアル信号として得て、信号1318を印加されたアン
ド・ゲート173を介して、信号179A(第5B図
(b))として出力される。
第5D図には、D情報受信回路180の具体的な回路図
が示されている。
8ビット・シフト・レジスタ181のA端子には、受信
回路150Aからの信号162Aが印加され、データを
取り込むための信号1379がクロック端子に印加され
るごとに、信号162Aのデータを取り込み、順次シフ
トして出力QA〜QHにパラレル出力している。これら
のパラレル出力QA〜QHは3ステート・バッファ18
2の入力端子A〜Hにパラレル入力されて、制御端子G
1,G2に印加されるCPU20からの読み出し信号で
ある信号817が“0”を示したときに入力端子A〜H
に印加された信号を、それぞれ出力端子YA〜YHにデ
ータ・バス信号35を構成する信号36〜43として、
CPU20へ出力している。
第6A図には、内線通話回路200の回路構成図が示さ
れており、受信回路150A〜150Dからの信号16
2A〜162Dと、音源情報を示す信号66〜69と、
これらの信号162A〜162D,66〜69を選択す
ためのバス信号885により選択して、マルチプレクサ
210Aは信号218AをS/Sレジスタ220Aに出
力している。
S/Sレジスタ220Aは、シリアル信号である信号2
18Aを受けて、信号1377のタイミングで受信し、
信号1269のタイミングで信号225Aとして送出
し、信号1268が“1”である間、この送出は継続す
る。
信号225Aと、送出先を指示するためのバス信号92
3とを受けて、デマルチプレクサ227Aは、信号23
5A〜238Aを、それぞれ内線インタフェ−ス回路1
00A〜100Dに、信号239Aを一斉放送回路70
0に送出する。
マルチプレクサ210B,S/Sレジスタ220Bデマ
ルチプレクサ227Bは、それぞれマルチプレクサ21
0A,S/Sレジスタ220A,デマルチプレクサ22
7Aに対応しており、同様に動作する。
第6B図は、マルチプレクサ210Aの具体的な回路図
を示している。211は8ビット・マルチプレクサ、2
12は4ビット・マルチプレクサであり、211のデー
タ端子D1〜D7,212のD0に印加された信号16
2A〜162D,66〜69を、選択用の信号886〜
889を、8ビット・マルチプレクサのセレクト端子
A,B,Cとスクローブ端子Sと、4ビット・マルチプ
レクサ212のセレクト端子A,B,とストローブ端子
Sにはインバータ214を介して印加して、選択した各
出力信号をそれらのY端子に得て、オア・ゲート213
を介して信号218AとしてS/Sレジスタ220Aに
出力している。選択用の信号886〜889が、すべて
“0”のときには、8ビット・マルチプレクサ211の
接地されたデータ端子D0が選択されて、Y端子からオ
ア・ゲート213を介して無音信号が、信号218Aと
して出力される。4ビット・マルチプレクサ212のデ
ータ端子D1〜D3は、選択されることはない。
第6C図には、S/Sレジスタ220Aの具体的な回路
図が、第6D図にはその各部の波形を示すタイミング・
チャートが示されている。
ここで、マルチプレクサ210Aからの第6D図(a)
に示す信号218Aをシリアル入力端子Aに印加された
8ビット・シフト・レジスタ221は、そのクロック端
子に、(b)に示す受信タイミング用の信号1377と
送信タイミング用の信号1269とをオア・ゲート22
3を介して受けて、受信時には信号218Aをシリアル
に入力してラッチして、(g)の信号1269のタイミ
ングで順次出力し、(f)の信号1268の“1”の期
間の間、アンド・ゲート222を介して(h)の信号2
25Aを出力している。ここで8ビット・シフト・レジ
スタ221の各出力端子QA,QB……QHを、
(c),(d),(e)の例示により説明すると、Q
A,QB,の順に1ビットづつシフトされており、
(e)の出力QHからは、データ情報B7〜0(図面上
ではBは省略されている)が順次に出力されていること
を示している。
第6D図(b),(f),(g)に示した信号137
7,1268,1269は、第1E図の(e),
(b),(c)にも示されており、これらの図から明ら
かなように、第6D図におけるフレームは半フレーム分
遅れて表示されている。
第6E図には、デマルチプレクサ227Aの回路図が示
されている。選択信号936〜938をセレクト端子A
〜Cに、イネーブル端子GAに信号225を受けた3入
力8出力のデコーダ228では、その出力端子Y0〜Y
7のうち、Y1〜Y5からインバータ229〜233を
介して信号235A〜239Aを得ている。ここで、選
択用の信号936〜938のすべてが“0”を示したと
きには、出力端子Y0を選択するために、何の出力もな
されない。
第6F図は、内線通話回路200の他の実施例を示す回
路構成図であり、第6A図に示したものとの相違は、送
出制御回路240A,240Bが追加されている点であ
り、その他については同じである。
S/Sレジスタ220Aからの信号225Aを直接デマ
ルチプレクサ227に印加するのではなく、送出制御回
路240Aで制御用の信号964により、信号225A
を通過せしめたり、通過を禁止したりしている。このよ
うにすることによりデマルチプレクサ227Aにおける
宛先の選択と、信号の送出とを分離することにより、C
PU20におけるソフトウェアの階層構造設計が容易と
なる利点がある。
この送出制御回路240Aの具体的な回路は第6G図に
示され、制御用の信号964をインバータ242を介し
て、また信号225Aを直接にアンド・ゲート241に
印加し、信号964が“0”のときに出力である信号2
48Aを得ている。送出制御回路240Bの動作も24
0Aの動作と同様である。
第7A図には、局線通話回路250Aと250Bの2組
の回路構成が示されており、局線からの着信を再び他の
局線に転送する場合を示している。
局線側からの信号15Aは、S/Sレジスタ260Aで
受信され、信号268Aを出力し、これがデマルチプレ
クサ270Aに印加され、信号256Aが出力されて、
局線通話回路250Bのマルチプレクサ280Bに印加
され、それを通して信号288Bが出力されて、S/S
レジスタ260Dを介して信号268Dが局線に対して
出力される。
他の局線側からの信号15Bも同様にして、S/Sレジ
スタ260Cで受信され、信号268Cを出力し、これ
がデマルチプレクサ270Bに印加され、信号256B
が出力されて、局線通話回路250Aのマルチプレクサ
280Aに印加され、それを通して信号288Aが出力
されてS/Sレジスタ260Bを介して信号268Bが
局線側に対して出力される。
ここで、信号1377は、S/Sレジスタ260A〜2
60Dに印加される受信タイミング用の信号であり、信
号1269は同様に送信タイミング用の信号であり、信
号1268は同様に“1”において送出期間を示すタイ
ミング用の信号である。バス信号926(925)は送
出先を指示するためのバス信号であり、251A〜25
4A(251B〜254B)は内線インタフェ−ス回路
100A〜100Dへのデータ情報(B7〜B0)を各
宛先に送出している。
信号257A(257B)は、一斉放送回路700への
データ情報(音声情報)を送出している。信号255A
(255B)はマルチプレクサ280A(280B)に
印加されている。162A〜Dは、受信回路150A〜
150Dからの信号であり、信号66〜69は音源情報
を示すものであり、これらの信号162A〜D,66〜
69を選択するためのバス信号880(875)により
選択して、信号288A(288B)をS/Sレジスタ
260B(260D)に出力している。
第7B図には、マルチプレクサ280Aの具体的な回路
図を示している。281は8ビット・マルチプレクサ、
282は4ビット・マルチプレクサであり、281のデ
ータ端子D1〜D7,282のD0〜D3に印加された
信号162A〜162D,66〜69,255A,25
6Bを、選択用の信号881〜884を、8ビット・マ
ルチプレクサのセレクト端子A,B,Cとストローブ端
子Sと、4ビット・マルチプレクサのセレクト端子A,
Bとストローブ端子Sにはインバータ284を介して印
加して、選択した各出力信号をそれらのY端子に得て、
オア・ゲート283を介して信号288AとしてS/S
レジスタ260Bに出力している。選択用の信号881
〜884がすべて“0”のときには、8ビット・マルチ
プレクサの接地されたデータ端子D0が選択されて、Y
端子からオア・ゲート283を介して無音信号が、信号
288Aとして出力される。4ビット・マルチプレクサ
282のデータ端子D3は選択されることはない。
第7C図には、デマルチプレクサ270Aの回路図が示
されている。バス信号926に含まれた選択信号931
〜933をセレクト端子A〜Cに、イネーブル端子GA
に信号268を受けた3入力8出力のデコーダ271で
は、その出力端子Y0〜Y7のうち、Y1〜Y7からイ
ンバータ272〜278を介して信号251A〜257
Aを得ている。ここで選択用の信号931〜933のす
べてが“0”を示したときには、出力端子Y0を選択す
るために、何の出力もなされない。
第7D図には、局線通話回路250Aまたは250Bの
他の実施例が示されており、第7A図に示された局線通
話回路250Aとの差異は、送出切替回路290が付加
されており、マルチプレクサ280とは異なるマルチプ
レクサ310が用いられている点であるので、この相違
点について説明する。
第7D図に示した回路は、第7A図で説明した局線にお
ける転送動作に適した回路である。S/Sレジスタ26
0A(260B)には、その入力信号である信号15A
(328)を第1E図の(d)に示すように1つのフレ
ームの後半において取り込み、次のフレームの前半にお
いて、第1E図の(a)に示すように送出している。と
ころが、局線における転送においては、デマルチプレク
サ270Aからの信号255Aは、マルチプレクサ31
0にただちに印加され、その出力の信号328がS/S
レジスタ260Bに印加されるが、このときには、送出
タイミングである第1E図の(b),(c)の信号12
68,1269が印加されているために、S/Sレジス
タ260Bには信号328を取り込むことができないの
で、S/Sレジスタをバイパスして送出切替回路290
を介して、信号298としてオア回路13A,13Bを
介して局線側へ送出される。S/Sレジスタ260Bを
バイパスして信号328を、送出切替回路290から信
号298として出力するか否かを、マルチプレクサ31
0からの信号329により決定している。
第7E図は、マルチプレクサ310の具体的な回路図を
示している。311は、8ビット・マルチプレクサ、3
12は4ビット・マルチプレクサであり、311のデー
タ端子D1〜D7,312のD0〜D2に印加された信
号162A〜162D,66〜69,255A,256
Bを、選択用の信号881〜884を、8ビット・マル
チプレクサのセレクト端子A,B,C,とストローブ端
子Sと、4ビット・マルチプレクサ312のセレクト端
子A,B,とストローブ端子Sにはインバータ317を
介して印加して、選択した各出力信号をそれらのY端子
に得て、オア・ゲート315を介して信号328として
S/Sレジスタ260Bおよび送出切替回路290に出
力している。
選択用の信号881〜884がすべて“0”のときに
は、8ビット・マルチプレクサ311の接地されたデー
タ端子D0が選択されて、Y端子からオア・ゲート31
5を介して無音信号が、信号328として出力される。
4ビット・マルチプレクサ312のデータ端子D3は、
選択されることはない。選択用の信号881〜884
は、インバータ318〜321を介して、あるいは直接
にアンド・ゲート313,314に印加され、それらの
出力はオア・ゲート316でオアされて、信号329が
出力される。ここで、選択用の信号881〜884が信
号255Aまたは256Bを選択したときには、ともに
信号329は“1”とする。その他のときには“0”と
なる。
第7F図(a)には、第7D図の送出切替回路290の
具体的な回路が示されている。
S/Sレジスタ260Bの出力である信号268Bと、
制御用の信号329がインバータ294を介してアンド
・ゲート291に印加され、その出力はオア・ゲート2
93に印加されている。マルチプレクサ310からの信
号328と信号329を印加されたアンド・ゲート29
2の出力は、オア回路293に印加され、信号298を
出力している。この信号329と信号298の関係は、
第7F図の(b)に示すようになっており、信号329
が“1”のときには、信号328が信号298として出
力され、信号329が“0”のときには信号268Bが
信号298として出力される。
第7G図は、第7D図の局線通話回路250Aの他の実
施例を示す回路構成図であり、第7D図に示したものと
の相違は、送出制御回路240A,240Bが追加され
ている点であり、その他については同じである。
S/Sレジスタ260Aからの信号268Aを直接デマ
ルチプレクサ270Aに印加するのではなく、送出制御
回路240Aで制御用の信号960により、信号248
Aを通過せしめたり、通過を禁止したりしている。この
ようにすることにより、デマルチプレクサ270Aにお
ける宛先の選択と、信号の送出とを分離することにより
CPU20におけるソフトウェアの階層構造設計が容易
となる利点がある。
この送出制御回路240A(240B)の具体的な回路
の構成は、すでに第6G図において示したものに同じで
ある。
第8A図は、会議通話回路350の回路構成を示してい
る。360はマルチプレクス回路であり、それぞれシリ
アル入力される局線側からの信号15A,15Bと、端
末装置70から受信回路150A〜150Dを介して印
加される信号162A〜162Dを、バス信号920,
921,922の指示で選択し、マルチプレクスして、
信号1377のタイミングでパラレルに変換し、バス信
号1430のタイミングでパラレルでバス信号420と
して出力している。
430は加算器であり、マルチプレクス回路360から
のバス信号420の複数の信号のそれぞれに減衰量を設
定するためのバス信号927と減衰設定をするタイミン
グ信号であるバス信号1430と、初期値を零とするた
めのクリア信号である信号1480と、加算データをラ
ッチするための信号1482とを受けて、信号の極性を
表わす信号545と、加算結果をパラレル出力するため
のバス信号652とを出力している。
660はデマルチプレクス回路であり、入力された信号
545とパラレル信号であるバス信号652とをバス信
号1475のタイミングでバス信号1470の指示でラ
ッチし、信号1268の示す期間において、バス信号9
20,921,922によって指示された宛先に、信号
1269のタイミングで、それぞれ宛先に接続された6
91〜696として送出される。
第8B図は、マルチプレクス回路360のより具体的な
回路構成を示している。
361A〜361Cは、マルチプレクサであり、局線側
からの信号15A,15Bと端末装置70から受信回路
150A〜150Dを介して印加される信号162A〜
162Dをそれぞれ受けて、各宛先を指示するバス信号
920〜922により、それぞれマルチプレクスした信
号362A〜362Cを出力している。
マルチプレクサ361A〜361Cの各出力の信号36
2A〜362Cは、それぞれシリアル入力をパラレル出
力にするためのレジスタであるS/Pレジスタ364A
〜364Cに印加されて、信号1377のタイミングで
取り込まれ、パラレルのバス信号365A〜365Cに
より出力され、マルチプレクサ380に印加される。
マルチプレクサ380では、印加されたバス信号365
A〜365Cを、信号1430のタイミングで時分割し
て、バス信号420として出力している。
第8C図はマルチプレクサ361A(361B,361
Cも同じ)の具体的な回路図を示しており、マルチプレ
クサ361Aには、端末装置70から受信回路150A
〜150Dを介して印加される信号162A〜162D
と、局線側からの信号15A,15Bと、各宛先を選択
するためのバス信号920を構成している信号939〜
941をデータ端子D1〜D6およびセレクト端子A〜
Cとに印加されて、出力端子Yにマルチプレクスしたシ
リアルの信号362Aを出力している。
第8D図は、シリアル入力をパラレル出力するためのレ
ジスタであるS/Pレジスタ364A(364B,36
4C)の具体的な回路図が示されており、マルチプレク
サ361Aからの信号362Aを入力端子Aに受けて、
受信タイミング用の信号1377をクロック端子に受け
て、信号362Aを取り込み、パラレルに出力の信号3
66A〜373A(バス信号365A)を出力端子QA
〜QHに得ている。
第8E図はマルチプレクサ380の具体的な回路図を示
しており、アンド・ゲート381〜388とオア・ゲー
ト406の組と、アンド・ゲート389〜396とオア
・ゲート407の組と、アンド・ゲート397〜404
とオア・ゲート408の組の3組からなり、各組は同じ
く構成されている。
したがって、第1の組について説明するならば、バス信
号365Aを構成している信号366A〜373Aが、
それぞれアンド・ゲート381〜388の一方の端子に
印加され、時分割で送出するためのタイミングを示すバ
ス信号1430中の信号1431,1436をオア・ゲ
ート406を介して、それぞれの他方の端子に印加さ
れ、タイミングを示す信号1431,1436の示す時
点において、それぞれ信号421〜428(バス信号4
20)が出力される。アンド・ゲート389〜396お
よび397〜404は、それぞれ異なる時点で信号42
1〜428を出力するから、時分割してマルチプレクス
された信号421〜428が得られる。ここで抵抗41
1〜418はこれら多くのアンド・ゲートの3組をワイ
ヤード・オアするために用いられたオープン・ドレイン
用のプルアップ抵抗である。
第9A図は加算器430のより具体的な回路構成を示し
ている。
440は非線形/線形変換器であり、マルチプレックス
回路360からの非線形信号であるバス信号420を受
けて、この非線形信号がμ法則によるものであるのかA
法則によるものであるのかを指示するμ/A切替信号3
58を印加され、ここで線形信号に変換して、線形のバ
ス信号445を出力している。
460は減衰指示回路であり、バス信号927の指示す
る減衰量を発信者を区別するバス信号1430のタイミ
ングで信号469を出力している。
470は減衰回路であり、線形のバス信号445を信号
469の指示に従って減衰を与えて、発信者側に、指示
された減衰を受けたバス信号475を出力している。
このバス信号475は全加算器500に印加され、バス
信号420中のデータの極性を示すバス信号中の信号4
28と、初期値を零とするためのクリア信号である信号
1480と、加算データをラッチするための信号148
2とを受けて、全加算器500は、加算結果を示すバス
信号585とその極性を示す信号545を出力してい
る。
650は線形/非線形変換器であり、印加されたバス信
号585を、μ/A切換信号358に指示されて、μ法
則により線形信号であるバス信号585を非線形信号で
あるバス信号652として出力している。
第9B図は非線形/線形変換器440の回路図を示して
いる。
441および442はリード・オンリ・メモリ(RO
M)であり、それぞれの入力端子A0〜A6には、バス
信号420を構成する信号のうち信号421〜427が
印加され、入力端子A7には、μ/A切換信号358が
印加されて、書き込まれている線形データをROM44
2の出力端子D0〜D7から信号446〜453を、R
OM441の出力端子D0〜D4から信号454〜45
8を、それぞれ出力している。これらの信号446〜4
58は、バス信号445を構成している。
第9C図は、減衰指示回路460の回路図を示してお
り、3つのオア・ゲート461〜463には、それぞれ
発信者を区別する信号1434,1435と、143
1,1436と1432,1433が印加され、3つの
アンド・ゲート464〜466には、それぞれ減衰量を
指示するバス信号927を構成する信号942〜944
と、オア・ゲート461〜463の出力が印加され、各
アンド・ゲート464〜466の出力はオア・ゲート4
67に印加されて信号469を出力している。
第9D図は減衰回路470を示しており、2ビット・マ
ルチプレクサ471〜474から構成されている。
線形の信号446〜449と、450〜453と454
〜457のそれぞれは、2ビット・マルチプレクサ47
1,472,473のそれぞれの入力端子A4,A3,
A2,A1に印加され、線形の信号458は2ビット・
マルチプレクサ474の入力端子A4に印加され、さら
に信号447,448,449,450と、451,4
52,453,454と455,456,457,45
8とは、それぞれ2ビット・マルチプレクサ471,4
72,473の入力端子B4,B3,B2,B1に印加
されており、各セレクト端子Sには、入力端子Aまたは
Bを選択するための信号469が印加されており、各2
ビット・マルチプレクサ471〜473の出力端子Y4
〜Y1から信号476〜487が、474のY4から信
号488が出力され、これらの信号476〜488はバ
ス信号475を構成している。
第9E図は全加算器500のより具体的な回路構成を示
している。第1加算器510には線形化され、減衰を受
けたバス信号475と、バス信号475の極性が正であ
るか負であるかを示す信号428と、前回の加算結果を
示すバス信号620とを印加されて、加算結果が負のと
きに2の補数で示すバス信号530と、バス信号530
と、バス信号530のデータの極性を示す信号545を
出力している。
550は第2加算器であり、バス信号530が2の補数
で表わされている場合に、信号530の極性を示す信号
545に印加によって、さらに、その2の補数をとっ
て、バス信号585を出力している。
610は一時記憶回路であり、信号1480でクリアし
てから第1加算器510の出力であるバス信号530を
信号1482でラッチし、バス信号620を出力してい
る。バス信号475のデータが負を示しているときに
は、信号545が負を指示しており、この場合には、バ
ス信号530は2つの補数で示されており、その記憶出
力であるバス信号620が、第1加算器510でバス信
号475と加算されるのに好都合でる。
第9F図は第1加算器510の回路図を示しており、ア
ダー511〜514とエクスクルーシブ・オア・ゲート
516〜528から構成されている。
減衰回路470からのバス信号475を構成している信
号476〜488がエクスクルーシブ・オア・ゲート5
16〜528の一方の端子に、他方の端子には信号47
6〜488の極性を示す信号428が印加され、エクス
クルーシブ・オア・ゲート516〜528の各出力は、
アダー511〜513の入力端子A1〜A4および51
4のA1に印加され、さらに極性を示す信号428はア
ダー511の入力端子C0およびアダー514の入力端
子A2,3に印加されており、また、1時記憶回路61
0からのバス信号620を構成している信号621〜6
35が、アダー511〜513の入力端子B1〜B4と
514のB1〜B3とにそれぞれ印加され、アダー51
2〜514の各入力端子C0には、アダー511〜51
3の桁上げ信号を出力する端子C4からの桁上げ信号が
印加され、信号476〜488と信号621〜635と
の加算結果は、アダー511〜513の出力端子S1〜
S4と514のS1〜S3とから、信号531〜545
として出力される。
第9G図は一時記憶回路610の回路図を示しており、
ラッチ611〜614とインバータ616から構成され
ている。
ラッチ611〜613の入力端子D1〜D4と614の
D1〜D3には第1加算器510の出力の信号531〜
545がそれぞれ印加され、ラッチ611〜614の各
クリア端子CLには、インバータ616を介してクリア
用の信号1480が印加され、各クロック端子には、ラ
ッチ用の信号1482が印加されて、信号531〜54
5をラッチして、信号621〜635を出力している。
第9H図には第2加算器550の回路図を示しており、
アダー551〜554とエクスクルーシブ・オア・ゲー
ト556〜569とオア・ゲート571〜583とから
構成されている。
第1加算器510からの加算結果であるバス信号530
を構成する信号531〜544は、それぞれエクスクル
ーシブ・オア・ゲート556〜569の一方の入力端子
に印加され、その他方の入力端子およびアダー551の
入力端子C0には極性を示す545が印加され、アダー
552〜554の入力端子C0には、それぞれアダー5
51〜553の出力端子C4からの桁上げを示す信号を
印加され、アダー551〜553の入力端子B1〜B4
と554のB1,B2は、零を入力するために接地され
てる。アダー551〜553の出力端子S1〜S4と5
54のS1とは、それぞれオア・ゲート571〜583
の一方の入力端子に接続され、他方の端子には、アダー
554の出力端子S2からのオーバー・フローを表わす
信号が印加されて、各オア・ゲート571〜583から
は、それぞれ信号586〜598を出力している。これ
らの信号586〜598は、バス信号585を構成して
いる。
第9I図には、リード・オンリ・メモリである線形/非
線形変換器650の回路図が示してあり、全加算器50
0の出力である線形信号であるバス信号585を構成し
ている信号586〜598がその入力端子A0〜A12
に印加され、入力端子A13に印加されたμ/A切換信
号358によって指示されたμ法則またはA法則に従っ
て、非線形化された信号653〜659を出力端子D0
〜D6に得ている。これらの信号653〜659はバス
信号652を構成している。
第10A図は、デマルチプレクス回路660(第8A
図)の、より具体的な回路構成を示しており、P/Sレ
ジスタ661A〜661Cと、デマルチプレクサ670
A〜670Cとオア・ゲート685〜690とから構成
されている。
パラレル信号をシリアルに出力するためのP/Sレジス
タ661A(661B,661C)では、加算器430
からの加算結果を示すバス信号652とデータの極性を
示す信号545とをラッチ・クロックである信号147
1(1472,1473)とラッチ・タイミングである
信号1476(1477,1478)で取り込み、信号
1268の示す期間において、信号1269のタイミン
グでシリアルの信号668A(668B,668C)を
出力している。
信号668A(668B,668C)を受けたデマルチ
プレクサ670A(670B,670C)は、宛先を指
示するバス信号920(921,922)によって指示
された宛先への信号679A〜684A(679B〜6
84B,679C〜684C)をそれぞれ出力し、オア
・ゲート685〜690により各デマルチプレクサ67
0A〜670Cの出力が、それぞれオアされて、信号6
91〜696として出力される。これらの信号のうち、
691と692とはオア回路13A,13Bをそれぞれ
介して信号14A,14Bとして局線側へ出力される
(第2A図参照)。また、信号693〜696は、内線
インタフェース回路100A〜100Dを介して、それ
ぞれ端末装置70へ送出される。
第10B図は、P/Sレジスタ661A(661B,6
61Cも同じ)の回路図を示している。シフトレジスタ
662の入力端子A〜Gには、加算器430からのバス
信号652を構成している信号653〜659がそれぞ
れ印加され、入力端子Hには、極性をあらわす信号54
5が印加され、シフト・ロード端子S/Lにはインバー
タ665を介してラッチ・タイミング用の信号1476
が印加され、クロック端子にはオア・ゲート663を介
して、ラッチ・クロックである信号1471と送出タイ
ミング用の信号1269が印加されて、信号1476が
“H”の期間においては信号1471の立上がりごとに
信号653〜659と545を取り込み、信号1269
のタイミングで出力端子S0から信号1268の期間に
おいて、アンド・ゲート664を介して、信号668A
として出力される。
第10C図は、デマルチプレクサ670A(670B,
670Cも同じ)を示している。デコーダ671におい
て、宛先を指示するバス信号920を構成している信号
939〜941をそれぞれセレクト端子A〜Cに、P/
Sレジスタからの信号668Aをイネーブル端子GAに
印加されて、出力端子Y1〜Y6から、それぞれインバ
ータ672〜677を介して信号679A〜684Aと
して出力している。
第10D図および第10E図は、会議通話回路350の
主要な動作を表わすタイミング・チャートである。
第10D図(a),(b),(c)は、マルチプレクサ
361A,361B,361C(第8B図)の出力であ
る信号362A,362B,362Cをそれぞれ示して
おり、(d)に示す信号1377はS/Pレジスタ36
4A,364B,364Cに、それぞれ信号362A,
362B,362Cを取り込むためのものであり、
(e),(f),(g)には、そのようにして取り込ん
で出力している信号365A,365B,365Cをそ
れぞれ示している。
第10D図の(h)には、P/Sレジスタ661A〜6
61C(第10A図)からの送出の期間を表わす信号1
268が示され、(i)には送出タイミング用の信号1
269が示され、(j),(k),(l)には、それぞ
れP/Sレジスタ661A〜661Cの出力である信号
668A,668B,668Cが示されている。
第10D図において、(a)〜(g)の各信号と(h)
〜(l)の各信号との間には、第1E図において述べた
ガード・タイムT2と2ビット分の加算タイムT3が設
けられており、この期間において双方の各信号が重なり
合うことを防止するとともに、必要に応じて会議通話を
することを可能にしている。このガード・タイムT2に
続く加算タイムT3の2ビット分の期間において、第1
0E図のタイミング・チャートに示す加算作業を行って
いる。
ここで加算タイムT3は、第1E図、第10D図および
第10E図においては、ガード・タイムT2の説明の都
合上、その直後に設けたが、これは、ガード・タイムT
2の中に含ませて設けるようにしても、あるいは、デー
タ情報のうちの最初のビットであるB7の直前までに終
るように設けてもよい。
第10E図の(a)〜(c)には、マルチプレクサ38
0に印加されるバス信号1430(第8B図)を構成し
ている信号1431〜1436が示され、(d)にはマ
ルチプレクサ380の出力である非線形のバス信号42
0の内容が、S/Pレジスタ364A,B,Cに対応し
て、“A”,“B”,“C”として表わされている。
(e)に示すバス信号475は、(d)に示す非線形の
バス信号を線形信号に変換し、減衰回路470を通した
ものである。(q)に示す信号1480で一時記憶回路
610(第9E図)をクリアしてから、第10E図の
(f)に示す信号1482のタイミングで、(e)の線
形の信号445をラッチして一時記憶回路610に一時
記憶して、(g)のバス信号620に示すように出力し
ている。
(h)には第2加算器550の出力であるバス信号58
5が示され、このバス信号585は、(e)のバス信号
475と(g)のバス信号620との加算結果を示して
いる。
(i)には(h)の線形のバス信号585を非線形に変
換したバス信号652が示されている。この(i)に示
されたバス信号652から、(m),(n),(p)に
それぞれ示した信号1476〜1478のタイミングで
(j),(k),(l)に示した信号1471〜147
3の立上がりでデータをS/Pレジスタ661A〜66
1C(第10A図)に取り込んでいる。
第11図には、一斉放送回路700の回路図が示されて
おり、局線通話回路250A,250Bからの信号25
7A,257B(第7A図)、内線通話回路200から
の信号239A,239B(第6A図)をオア・ゲート
701でオアして信号711を得、この信号711はア
ンド・ゲート702〜705の一方の入力端子に印加さ
れる。
アンド・ゲート702〜705のそれぞれの他方の入力
端子には、宛先を示す信号871〜874が印加され
て、各アンド・ゲート702〜705からは、出力とし
て信号712〜715が得られ、これらの信号712〜
715は、それぞれ内線インタフェース回路100A〜
100Bを介して各端末装置70に送出される。
第12A図には、音源回路720の具体的な回路構成が
示され、各種の音源からの信号66〜69を受けてマル
チプレクサ721では、宛先を選択する信号916〜9
18により選択した信号722を得て、これをシリアル
入力シリアル出力のS/Sレジスタ725に印加してい
る。そこで、信号1377で取り込み、信号1268の
期間に信号1269のタイミングで信号728を送出し
ている。
この信号728は、アンド・ゲート731〜734の一
方の入力端子に印加され、それぞれの他方の入力端子に
は、宛先を指示する信号866〜869をそれぞれ印加
されて、各アンド・ゲート731〜734の出力には、
それぞれ信号736〜739を得て、これらの信号73
6〜739は、それぞれ内線インタフェース回路100
A〜100Dを介して各端末装置70に送出される。
第12B図には、8ビットのマルチプレクサ721の回
路図が示されており、その入力端子D1〜D4には、各
種の音源からの信号66〜69がそれぞれ印加され、セ
レクト端子A,B,Cには、それぞれ宛先を選択する信
号916〜918が印加され、出力端子Yには、信号7
22を得ている。
第12A図に示したS/Sレジスタ725の回路は第6
C図に示した回路において、信号218Aを信号722
に、信号225Aを信号728に起き換えたものに同じ
である。
第13A図はCPUインタフェース回路800の内部構
成を示している。
801は割込回路であり、割り込みタイミング用の信号
1316と電源投入時における初期化用のリセット信号
21と、作業が終ったときにリセットするために印加さ
れる信号848を受けて、割り込み期間中“1”を示す
信号808を出力している。
810はアドレス・デコード回路であり、電源投入時に
おける初期化用のリセット信号21と、アドレス・バス
信号25を印加されて、読み出し信号22によって読み
出し用のタイミングとアドレスを示すバス信号816を
出力し、また、書き込み信号23によって書き込み用の
タイミングとアドレスを示すバス信号821および82
6,834,844を出力し、一連の作業が終了したと
きに、割込回路801をリセットするための信号848
を出力する。
850は4ビット・ラッチ回路で、電源投入時における
初期化用のリセット信号21によりリセットされて、書
き込み用のタイミングとアドレスを示すバス信号826
と、データ・バス信号35に含まれた信号36〜39を
印加されて、バス信号826のタイミングで、指示され
たアドレスに対して信号36〜39のデータを送出する
バス信号860,865,870,875,880,8
85,890を出力している。
900は3ビット・ラッチ回路で、電源投入時における
初期化用のリセット信号21によりリセットされて、書
き込み用のタイミングとアドレスを示すバス信号834
と、データ・バス信号35に含まれた信号36〜39を
印加されて、バス信号834のタイミングで、指示され
たアドレスに対して信号36〜38のデータを送出する
バス信号915,920〜927を出力している。
950は2ビット・ラッチ回路で、電源投入時における
初期化用のリセット信号21によりリセットされて、書
き込み用のタイミングとアドレスを示すバス信号844
と、データ・バス信号35に含まれた信号36,37を
印加されて、バス信号844のタイミングで、指示され
たアドレスに対して信号36,37のデータを送出する
バス信号960〜965を出力している。
第13B図には割込回路801の回路図を、第13C図
にはその各部の波形を示すタイミング・チャートを示し
ている。
第13B図において、802はDフリップフロップであ
り、そのデータ端子Dには常時“1”が印加され、第1
3C図(b)の電源投入時のリセット信号21と、
(d)に示す作業終了時のリセット用の信号848をイ
ンバータ804を通して、ノア・ゲート803を介して
クリア端子CLに受けて、(a)に示す割り込みタイミ
ング用の信号1316が印加されるごとに、割り込み期
間中であることを“1”で示す(c)の信号808をC
PU20(第1A図)に対して出力している。
第13D図にはアドレス・デコード回路810の回路図
を、第13E図にはその各部の波形を示すタイミング・
チャートを示している。
811はデコーダであり、アドレスバス25に含まれた
上位5ビットの信号29〜33を端子A,B,C,G2
A,G2Bに印加されて、デコーダを選択する信号を端
子Y0,Y1,Y2に出力している。
812はデコーダであり、読み出し信号22を端子G1
に、デコーダ811の端子Y0からの信号を端子G2A
に、電源投入時の初期化用のリセット信号21を端子G
2Bに、アドレス・バス信号25の下位3ビットの信号
26〜28を端子A〜Cに受けて、読み出し用のタイミ
ングとアドレスを示すバス信号816に含まれた信号8
17〜820を端子Y0〜Y3に得ている。
813はデコーダであり、書き込み信号23を端子G1
に、デコーダ811の端子Y0からの信号を端子G2A
に、電源投入時の初期化用のリセット信号21を端子G
2Bに、アドレス・バス信号25の下位3ビットの信号
26〜28を端子A〜Cに受けて、書き込み用のタイミ
ングとアドレスを示すバス信号821に含まれた信号8
22〜825とバス信号826に含まれた一部の信号8
27〜830を端子Y0〜Y7に得ている。
814はデコーダであり、書き込み信号23を端子G1
に、デコーダ811の端子Y1からの信号を端子G2A
に、電源投入時の初期化用のリセット信号21を端子G
2Bに、アドレス・バス信号25の下位3ビットの信号
26〜28を端子A〜Cに受けて、書き込み用のタイミ
ングとアドレスを示すバス信号826に含まれた一部の
信号831〜833とバス信号834に含まれた一部の
信号835〜839を端子Y0〜Y7に得ている。
815はデコーダであり、書き込み信号23を端子G1
に、デコーダ811の端子Y2からの信号を端子G2A
に、電源投入時の初期化用のリセット信号21を端子G
2Bに、アドレス・バス信号25の下位3ビットの信号
26〜28を端子A〜Cに受けて、書き込み用のタイミ
ングとアドレスを示すバス信号834に含まれた一部の
信号840〜843とバス信号844に含まれた一部の
信号845〜847と信号848を端子Y0〜Y7に得
ている。
第13D図に示した回路において、信号26〜33を含
むアドレス・バス信号25が第13E図の(a)に示す
ように印加され、同図(b)に示すタイミングで書き込
み信号23が印加され、(b)の書き込み信号23のタ
イミングで、(a)のアドレス・バス信号25で、
(d)に示すバス信号826が出力される。(c)に示
す読み出し信号22が印加されると、そのタイミング
で、(a)のアドレス・バス信号25で指示された
(e)に示すバス信号816が出力される。
第14A図には4ビット・ラッチ回路850の回路図が
示され、第14B図にはその各部の波形を示すタイミン
グ・チャートが示されている。
851〜857はDフリップフロップであり、それらの
クリア端子CLにはインバータ858を介してリセット
信号21が反転されて、第14B図(b)の信号859
として印加され、それらのデータ端子D1〜D4には、
第14B図(a)に示すデータ・バス信号25の一部の
信号36〜39が印加され、各クロック端子には、書き
込み用のタイミングとアドレスを示す信号827〜83
3が(c)〜(e)に部分的に示すように印加され、各
信号827〜833のタイミングで(a)の信号36〜
39のデータを送出するバス信号860(第14B図
(f)),865(g),870(h),875,88
0,885,890を出力している。
第14C図には3ビット・ラッチ回路900の回路図が
示され、第14D図にはその各部の波形を示すタイミン
グ・チャートが示されている。
901〜909はDフリップフロップであり、それらの
クリア端子CLにはインバータ910を介してリセット
信号21が反転されて、第14D図(b)の信号914
として印加され、それらのデータ端子D1〜D3には、
第14D図(a)に示すデータ・バス信号25の一部の
信号36〜38が印加され、各クロック端子には、書き
込み用のタイミングとアドレスを示す信号835〜84
3が(c)〜(e)に部分的に示すように印加され、各
信号835〜843のタイミングで(a)の信号36〜
38のデータを送出するバス信号915(第14D図
(f)),920(g),921(h),922〜92
7を出力している。
第14E図には、2ビット・ラッチ回路950の回路図
が示され、第14F図にはその各部の波形を示すタイミ
ング・チャートが示されている。
951〜956はDフリップフロップであり、それらの
クリア端子CLにはインバータ957を介してリセット
信号21が反転されて、第14F図(b)の信号958
として印加され、それらのデータ端子Dには、第14F
図(a)に示すデータ・バス信号25の一部の信号3
6,37が印加され、各クロック端子には、書き込み用
のタイミングとアドレスを示す信号845〜847が
(c)〜(e)に示すように印加され、各信号845〜
847のタイミングで(a)の信号36,37のデータ
を送出する信号960と961(第14F図(f)),
962と963(g),964と965(h)を出力し
ている。
第15A図には、タイミング回路1000の内部の構成
が、第15B図および第15C図にはその各部の波形を
示すタイミングチャートが示されている。
1090は電源投入時のリセット信号21を受けて、た
とえば、周波数2.048MHzのクロック51を2分
周して信号1096を、4分周して信号1097を8分
周して256KHzの周波数の信号1098を出力して
いる。
1100はフレーム・パルス回路であり、リセット信号
21を受けてリセットされて、信号1098を受けて、
フレームごとに出力される信号1128とフレームの番
号を示す第15B図(a)のバス信号1120を出力し
ている。
1150はマルチフレーム・パルス回路であり、リセッ
ト信号21でリセットされて、フレームごとに出力され
る信号1128を受けて、第15C図(b)および
(c)の信号1177と1176を出力している。ここ
で(b)の信号1177はD情報を送ることのできるフ
レームの期間を示している。すなわち、フレーム番号0
〜7において送出される期間を示している 第15C図(c)の信号1176は、フレーム周期を得
るための情報であるFビット(第1C図参照)を送出す
るフレームであるフレーム番号8の期間を示している。
1200は第1ないし第4送信タイミング回路であり、
リセット信号21によりリセットされて、たとえば25
6KHzの周波数の信号1098と、第15C図
(b),(c)に示された信号1177と1176と第
15B図(a)に示されたバス信号1120とを印加さ
れて、第15B図(d)のスタート・ビットを送出する
ためのタイミングを示す信号1231と、同図(e)の
データ情報Bを送出するタイミングを示す信号1268
と、同図(f)のP情報を送出するタイミングを示す信
号1304と、同図(j)に示す信号108A,109
A(第1A図〜第1E図参照)を送出する期間中の各ビ
ットのタイミングを示す信号1269と、CPU20に
対する割り込みタイミング用の信号1316と、Fビッ
ト送出のタイミングを示す信号1317と、データ情報
Bの送出期間を示す信号1318とを出力している。
1350は受信タイミング回路であり、リセット信号2
1により、リセットされて、信号1098と、クロック
51と信号1177(第15C図(b))と、フレーム
番号を示す信号1120(第15B図の(a))とを受
けて、第15B図(k)に示す上り信号61A(第1B
図〜第1F図参照)、たとえば、256KHzの周波数
を有する第15B図(g)に示す信号1376(第4B
図(c)参照)と、第15B図の(h)に示す信号13
77(第1D図,第1E図,第1F図,第4B図参照)
と、第15B図の(i)に示す信号1379(第5B図
参照)とを送出している。
1400は第1および第2会議タイミング回路を示して
おり、分周回路1090からの信号1096〜1098
と、クロック51とを受けて、会議用の信号1431〜
1436(第10E図参照)からなるバス信号1430
と、ラッチ用の信号1471〜1473(第10E図参
照)からなるバス信号1470と、ラッチ期間を示す信
号1476〜1478(第10E図参照)からなるバス
信号1475と、一時記憶回路610をリセットするた
めの信号1480(第10E図参照)と、一時記憶回路
610に加えるためのラッチ用の信号1482(第10
E図参照)とを出力している。
ここで第15B図の(b)に示す会議通話用の加算タイ
ムT3の期間(1フレーム中の0と1ビットの間)にお
いて、バス信号1430,1470,1475および信
号1480,1482は出力される。
同様に第15B図の(c)に示す送信用タイミング期間
(1フレーム中の0ないし12ビットの間)において、
信号1231,1268,1269,1304,131
6〜1318が送出される。同じく、第15B図(c)
の受信用タイミング期間(1フレーム中の21ないし2
9ビットの間)において、信号1376,1377,1
379が送出される。
第15D図は分周回路1090の回路を、第15E図
は、その各部の波形を示すタイミング・チャートであ
る。
1090は分周回路であり、電源投入時のリセット信号
21をインバータ1091を介してクリア端子CLに受
けてクリアされて、第15E図(a)のクロック51を
クロック端子に受けると、これを2分周して(b)の信
号1096を出力端子QAに、4分周して(c)の信号
1097を出力端子QBに、8分周して(d)の信号1
098を出力端子QCに得ている。
第15F図には、フレーム・パルス回路1100が、第
15G図には、その各部の波形のタイミング・チャート
が示されている。
1110および1111は16進カウンタであり、とも
に、そのクリア端子CLに電源投入時のリセット信号2
1がインバータ1117を介して印加され、クロック端
子にはインバータ1118を介して、第15G図(a)
に示す信号1098が印加されている。16進カウンタ
1110の出力QA,QB,QC,QDには、第15G
図(b),(c),(d),(e)に示すように(a)
の信号1098の2分周した信号1121,4分周した
信号1122,8分周した信号1123,16分周した
信号1124が得られる。16進カウンタ1110がフ
ルカウント状態になると、キャリー・アウト端子COか
ら出力が出されて、それが16進カウンタ1111のイ
ネーブル端子PおよびTに印加されて、その出力端子Q
Aからは、第15G図(f)に示すように(a)の信号
1098を32分周した信号1125が得られる。
分周された各信号1121〜1125はアンド・ゲート
1114を介して第15G図(g)に示す信号1126
となって、Dフリップフロップ1112のデータ端子に
印加される。このDフリップフロップ1112のクロッ
ク端子には、第15G図(a)の信号1098が2つの
インバータ1118,1119を介して印加され、その
Q出力には、(h)の信号1127が得られる。この信
号1127は、Dフリップフロップ1113のデータ端
子に印加され、また、そのクロック端子には、(a)の
信号1098がインバータ1118を介して印加され
て、そのQ出力には、(i)に示す信号1128が得ら
れる。
第15H図には、マルチフレーム・パルス回路1150
の回路が、第15I図には、その各部の波形を示すタイ
ミング・チャートが示されている。
1151および1152は16進カウンタであり、とも
にそのクリア端子CLに電源投入時のリセット信号21
がインバータ1160を介して印加され、クロック端子
には、第15I図(a)に示す信号1128が印加され
ている。16進カウンタ1151の出力QA,QB,Q
C,QDには、第15I図(b),(c),(d),
(e)に示すように、(a)の信号1128の2分周し
た信号1171,4分周した信号1172,8分周した
信号1173,16分周した信号1174が得られる。
16進カウンタ1151がフルカウント状態になると、
キャリー・アウト端子COから出力が出されて、それが
16進カウンタ1152のイネーブル端子PおよびTに
印加されて、その出力端子QAからは、第15I図
(f)に示すように、(a)の信号1128を32分周
した信号1175が得られる。
分周された(e)の信号1174は直接に、分周された
各信号1171〜1173,1175は、それぞれイン
バータ1155〜1157,1159を介して、アンド
・ゲート1153に印加され、その出力は第15I図
(h)に示す信号1176となる。またインバータ11
58を介して信号1174と、インバータ1159を介
して信号1175とを印加されたアンド・ゲート115
4は、第15I図(g)に示す信号1177を出力す
る。
第16A図には、第1〜第4送信タイミング回路120
0に含まれる第1送信タイミング回路の回路図が、第1
6B図には、その各部の波形のタイミング・チャートが
示されている。
第16B図(a)にビット番号を数字で表わしているバ
ス信号1120を構成している(b)〜(f)の信号1
121〜1125は、それぞれインバータ1221〜1
225を介してアンド・ゲート1212に印加されて、
そこから(h)に示す信号1231が出力される。
電源投入時のリセット信号21をインバータ1226を
介してクリア端子CLに印加されたフリップフロップ1
211のクロック端子には、(g)に示す信号1098
が印加され、そのデータ端子Dには、(h)の信号12
31が印加されて、そのQ出力には(i)に示す信号1
232が得られる。
インバータ1221,1223〜1225の各出力と信
号1122はアンド・ゲート1213に印加されて、
(j)に示す信号1233を出力している。
第16C図には、第1〜第4送信タイミング回路120
0に含まれる第2送信タイミング回路が、その各部の波
形を示すタイミング・チャートが第16E図の(a)〜
(k)に示されている。
第16E図(a)にビット番号を数字で表わしているバ
ス信号1120を構成している信号1121〜1125
のうち、信号1121〜1123は直接に、信号112
4および1125はインバータ1251および1252
を介して、ナンド・ゲート1244に印加され、(c)
に示す信号1261が出力されて、アンド・ゲート12
45に印加され、インバータ1251および1252の
出力もアンド・ゲート1245に印加されて、その出力
は(d)に示す信号1262となり、8ビット・シフト
・レジスタ1241の端子A,Bに印加される。
8ビット・シフト・レジスタ1241のクリア端子CL
には、電源投入時のリセット信号21がインバータ12
53を介してすでに印加され、リセットされており、そ
のクロック端子には、(b)に示す信号1098が印加
されて、その3番目および4番目の出力QC,QDから
は、それぞれ(e)および(f)に示す信号1263お
よび1264を出力している。
電源投入時にインバータ1253の出力をクリア端子C
Lに印加されてリセットされたDフリップフロップ12
42および1243のクロック端子には、(b)の信号
1098がインバータ1254を介して印加され、Dフ
リップフロップ1242のデータ端子Dには、(e)の
信号1263が印加されて、Q出力を(g)に示す信号
1265として得ている。
信号1265は、Dフリップフロップ1243のデータ
端子Dに印加されて、そのQ出力として、第16E図の
(h)に示す信号1266を得て、信号1265ととも
にオア・ゲート1248に印加されて、(i)に示す信
号1268を得ている。
インバータ1254の出力と信号1264を印加された
アンド・ゲート1246は、(j)に示す信号1267
を出力し、この信号1267は、信号1266とともに
アンド・ゲート1247に印加されて、(k)に示す信
号1269を出力している。
第16D図には、第1〜第4送信タイミング回路120
0に含まれる第3送信タイミング回路の回路図が示さ
れ、その各部の波形のタイミング・チャートが第16E
図の(a),(b),(l)〜(p)に示されている。
第16E図(a)に示すビット番号を数字で表わしてい
るバス信号1120を構成している信号1121〜11
25のうち信号1121,1123,1125はインバ
ータ1291〜1293を介して、また信号1122,
1124は直接に、ナンド・ゲート1283に印加され
て、(l)に示す信号1301に出力し、Dフリップフ
ロップ1281の端子に印加されている。
このDフリップフロップのクリア端子CLには、インバ
ータ1294を介して電源投入時のリセット信号21が
印加されて、すでにリセットされている。Dフリップフ
ロップ1281のクロック端子には、(b)に示す信号
1098が印加され、ノットQ出力には、(m)に示す
信号1302が得られる。
この信号1302は、Dフリップフロップ1282に印
加される。このDフリップフロップ1282のクリア端
子CLは、Dフリップフロップ1282のクリア端子C
Lに接続されており、電源投入時にリセットされる。D
フリップフロップ1282のクロツク端子には、信号1
098がインバータ1295を介して印加されて、その
Q出力には(n)に示す信号1303が出力される。
アンド・ゲート1284の入力には、信号1121,1
122,1125が、それぞれインバータ1291,1
296,1293を介して、また、信号1123,11
24が、直接に印加され、その出力には、(p)に示す
信号1304が得られる。
第16F図には、第1〜第4送信タイミング回路120
0に含まれる第4送信タイミング回路が、第16G図に
は、その各部の波形を表わすタイミング・チャートが示
されている。
第16G図(a)には、フレーム番号を数字で現わして
いるバス信号1170が他の信号とのタイミング関係を
説明するために示されている。
アンド・ゲート1311には、(f)に示す信号123
2と(c)に示す信号1176が印加されて、(h)に
示す信号1316を出力している。アンド・ゲート13
12には、(g)に示す信号1233と(c)に示す信
号1176が印加され、(i)に示す信号1317を出
力している。アンド・ゲート1313には、(d)に示
す信号1303と(b)に示す信号1177が印加さ
れ、(e)に示す信号1318を出力している。第16
G図に示した各信号は、(a)に示すフレーム番号を表
わすバス信号1170を基準に描かれているために、第
15I図(g)の信号1177,同(h)の信号117
6,第16E図(n)の信号1303,第16B図
(i)および(j)の信号1232,1233に描かれ
たものに対して、時間的に著しく短縮して表示されてい
る。
第17A図には、受信タイミング回路1350の回路図
が、第17B図,第17C図および第17D図には、そ
の各部の波形のタイミング・チャートが示されている。
1351は8ビット・シフト・レジスタであり、その入
力端子A,Bには、第17C図の(b)に示す信号10
98が印加され、そのクロック端子には、インバータ1
361を介して第17C図(a)に示すクロック51が
印加されて、その3番目の出力端子QCからは、同図
(c)に示す信号1371が出力される。この出力は、
Dフリップフロップ1352のデータ端子Dに印加さ
れ、このDフリップフロップ1352のクロック端子に
は、第17C図(a)のクロック51が印加されて、Q
出力には同図(d)の信号1376が、ノットQ出力に
は、その反転したものが得られる。
第17B図(a)に、ビット番号を数字で現わしている
バス信号1120を構成している(b)〜(f)の信号
1121〜1125のうち、信号1125は直接に、信
号1124はインバータ1362を介して、アンド・ゲ
ート1356に印加され、その出力には(i)に示す信
号1372が得られる。
この信号1372は、Dフリップフロップ1353に印
加され、Dフリップフロップ1353のクロック端子に
は、(d)の信号1123が印加されて、そのQ出力に
は(j)の信号1373が得られる。(b)の信号11
21をクロック端子に印加されたDフリップフロップ1
354のデータ端子には、(j)の信号1373が印加
され、そのQ出力には(k)に示す信号1374が得ら
れる。
アンド・ゲート1357には、信号1374と、(h)
の信号1376の反転した信号とが印加され、その出力
には(l)の信号1377が得られる。ここで第17B
図(g)と(h)のクロック51と信号1376との関
係は、すでに第17C図の(a)と(b)に拡大して示
して説明した通りである。したがって、信号1377の
立上りおよび立下りは第17B図(g)のクロック51
の立上りに同期している。
アンド・ゲート1355には、第17B図(b)の信号
1121,(d)の信号1123,(e)の信号112
4,(f)の信号1125が直接に、(c)の信号11
22がインバータ1363を介して印加され、(m)の
信号1375が出力される。この信号1375と、
(h)の信号1376の反転した信号とを印加されたア
ンド・ゲート1358は(n)の信号1378を出力す
る。
アンド・ゲート1359には、第17B図の(n),第
17D図の(c)に共通に示された信号1378と、第
15C図(b)に示すようにフレーム番号0〜7の期間
を示す信号1177とを受けて、第17D図(d)に示
す信号1379を出力している。第17D図(a)に
は、1フレーム内のビット番号を表わすバス信号112
0と、(b)にはフレーム番号を表わすバス信号117
0とが示されており、(c)および(d)の信号137
8,1379とのタイミング関係を表わしている。
第18A図には第1,第2会議タイミング回路1400
に含まれる第1会議タイミング回路の回路図が、第18
B図には、その各部の波形のタイミング・チャートが示
されている。
第18B図(c)に1フレーム内のビット番号を数字で
現わしたバス信号1120を構成している(d)〜
(h)の信号1121〜1125のうち、信号1122
〜1125は、ノア・ゲート1413に印加されて、
(p)の信号1437を出力している。
ナンド・ゲート1414には、(d)の信号1121が
インバータ1421を介して、(p)の信号1437は
直接に印加され、その出力には(q)の信号1438が
得られる。
デコーダ1411の入力端子AおよびBには、それぞ
れ、第18B図(a)の信号1097(第15E図
(c)参照)および(b)の信号1098(第15E図
(d)参照)が印加され、イネーブル端子Gには、
(q)の信号1438が印加されて、その出力端子Y0
〜Y3からは、それぞれインバータ1422〜1425
を介して、(i)〜(l)に示す信号1431〜143
4を出力している。
ナンド・ゲート1415には、(d)の信号1121と
(p)の信号1437が印加されて、(r)の信号14
39を出力している。デコーダ1412の入力端子Aお
よびBには、それぞれ(a)の信号1097および
(b)の信号1098が印加され、イネーブル端子Gに
は、(r)の信号1439が印加されて、その出力端子
Y0,Y1からは、それぞれインバータ1426,14
27を介して(m),(n)の信号1435,1436
を出力している。
第18C図には、第1,第2会議タイミング回路140
0に含まれる第2会議タイミング回路の回路図が、第1
8D図にはその各部の波形のタイミング・チャートが示
されている。
1451および1452はDフリップフロップであり、
それぞれのデータ端子D1〜D3には、第18B図
(j),(l),(n)に示した信号1432,143
4,1436が印加されている。
Dフリップフロップ1451のクリア端子CLには、第
18D図(b)の信号1096が、そのクロック端子に
は(a)のクロック51がインバータ1459を介して
印加され、そのQ1〜Q3出力には、それぞれ(j)〜
(l)に示した信号1471〜1473を出力してい
る。
Dフリップフロップ1452は、そのクリア端子CLに
(b)の信号1096を2分周した信号1097を、そ
のクロック端子には(b)の信号1096を印加され
て、Q1〜Q3出力には、それぞれ(g)〜(i)の信
号1476〜1478を出力している。
ノア・ゲート1455には、(b)の信号1096を2
分周した信号1097と、(b)の信号1096が印加
され、その出力には(c)の信号1479が得られ、D
フリップフロップ1453のデータ端子Dに印加され
る。このDフリップフロップ1453のクリア端子CL
には(b)の信号1096がインバータ1458を介し
て印加され、そのクロック端子には(a)のクロック5
1がインバータ1459を介して印加されて、そのQ出
力には(d)の信号1480が得られる。
ノア・ゲート1456には、(b)の信号1096を2
分周した信号1097と、(b)の信号1096をイン
バータ1458を介して印加されて、(e)の信号14
81を出力している。この信号1481を印加されたD
フリップフロップ1454のクリア端子CLには、
(b)の信号1096が印加され、このクロック端子に
は(a)のクロック51がインバータ1459を介して
印加されて、そのQ出力には(f)に示す信号1482
を得ている。
第19−1図ないし第19−22図には、第1A図およ
び第2A図に示した主装置10とCPU20の動作の流
れを表わしたフローチャートが示されている。
制御情報をあらわすD情報が端末装置70から出されて
いるか否かをCPU20が一定の周期で調べ(S200
1、第19−1図)、D情報が検知されなければ(S2
001N)、局線インタフェース11からの信号、いわ
ゆる局着が出されているか否かを調べ(S2002)、
局線インタフェース11から出されたものでなければ、
ステップS2001にもどる(S2002N)。
ステップS2002で局線インタフェースからの信号、
いわゆる局着をCPU20が検出すると(S2002
Y)、局線12からの着信を検知して、これをD情報に
乗せてD情報送受信回路170を内線インタフェース1
00を介して端末装置70に送出し(S2021、第1
9−4図)、ステップS2001にもどる。
ステップS2001において、D情報ありとCPU20
が判断すると(S2001Y)、その情報の内容を判読
して、端末装置70から局線12へ発信を要求している
か否かを調べ(S2003、第19−1図)、要求して
いる場合には(S2003Y)、局線発信のサブルーチ
ンへ移行し、要求していない場合には(S2003
N)、端末装置70が同一システム内の他の端末装置7
0に対して発信するいわゆる内線発信であるか否かを調
べる(S2004)。
内線発信であることをCPU20が確認すると内線発信
のサブルーチンに移行し(S2004Y)、内線発信で
ない場合には(S2004N)、一斉放送を要求してし
ているのか否かを調べる(S2005)。
一斉放送を要求していることを確認すると、一斉放送の
サブルーチンに移行し(S2005Y)、要求していな
いことを知ると(S2005N)、バック・グラウンド
・ミュージック(以下BGMと略す)放送を要求してい
るか否かを確認する(S2006)。
BGM放送を要求していることを確認すると、BGM放
送のサブルーチンに移行し(S2006Y)、確認でき
ない場合には(S2006N)、会議通話を要求してい
るのか否かを調べる(S2007、第19−2図)。
会議通話を要求していることを確認すると、会議通話の
サブルーチンに移行し(S2007Y)、確認できない
場合には(S2007N)、ステップS2002Yで局
着を端末装置70へ通知したことを受信した端末装置7
0からの応答である、いわゆる局着応答であるか否かを
調べる(S2008)。
局着応答であることを確認すると、局着応答のサブルー
チンへ移行し(S2008Y)、確認できない場合には
(S2008N)、ステップS2004Yで同一システ
ム内の他の端末装置70を呼び出したことに対する他の
端末装置70側からの応答信号である、いわゆる内着応
答であるか否かを調べる(S2009)。
内着応答であることを確認すると、内着応答のサブルー
チンへ移行し(S2009Y)、確認できない場合には
(S2009N)、ステップS2008Yの結果実行さ
れた局線12との通話が終了したのか否かの、いわゆる
局線終話を調べ(S2010)、局線終話を確認する
と、局線終話のサブルーチンへ移行し(S2010
Y)、確認できない場合には(S2010N)、ステッ
プS2009Yの結果実行された端末装置70間の通話
が終了した、いわゆる内線終話を要求しているか否かを
調べる(S2001)。
内線終話の要求であることを確認すると、内線終話のサ
ブルーチンに移行し(S2011Y)、確認できない場
合には(S2011N)、S2007Yの結果実行され
た会議通話が終了した、いわゆる会議終話を要求してい
るのか否かを調べる(S2012)。
会議終話の要求を確認すると、会議終話のサブルーチン
へ移行し(S2012Y)、確認できない場合には(S
2012N)、S2005Yの結果実行された一斉放送
が終了した、いわゆる一斉放送終話を要求しているのか
否かを調べる(S2013、第19−3図)。
一斉放送終話の要求を確認すると、一斉放送終話のサブ
ルーチンに移行し(S2013Y)、確認できない場合
には(S2013N)、ステップS2006Yの結果実
行されたBGM放送が終了した、いわゆるBGM終話を
要求しているのか否かを調べる(S2014)。
BGM終話の要求を確認すると、BGM終話のサブルー
チンに移行し(S2014Y)、確認できない場合には
(S2014N)、ステップS2008Yの局着応答を
して、その後局線12と端末装置70との通話を一時保
留する、いわゆる局線保留を要求しているのか否かを調
べる(S2015)。
局線保留を要求していることを確認すると、局線保留の
サブルーチンに移行し(S2015Y)、確認できない
場合には(S2015N)、ステップS2015Yで局
線保留をしたことを解除する、いわゆる局線保留解除を
要求しているのか否かを調べる(S2016)。
局線保留解除を要求していることを確認すると、局線保
留解除のサブルーチンに移行し(S2016Y)、確認
できない場合には(S2016N)、ステップS200
9Yの内着応答において、その内線通話を一時保留す
る、いわゆる内線保留を要求しているのか否かを調べる
(S2017)。
内線保留を要求していることを確認すると、内線保留解
除のサブルーチンに移行し(S2017Y)、確認でき
ない場合には(S2017N)、ステップS2017Y
で実行した内線保留を解除する、いわゆる内線保留解除
の要求であるか否かを調べる(S2018)。
内線保留解除を要求していることを確認した場合には、
内線保留解除のサブルーチンへ移行し(S2018
Y)、確認できなかった場合には(S2018N)、ス
テップS2001へ戻る。
ステップS2003(第19−1図)において局線への
発信がCPU20において確認されると、局線12を局
線インタフェース11,局線通話回路250,内線イン
タフェース回路100を介して端末装置70に接続し
て、局線12からのダイヤル・トーンを端末装置70へ
送り、上りの信号は受信回路150,局線通話回路25
0,オア回路13,局線インタフェース11を介して局
線12に接続される(S2031、第19−5図)。
局線12がダイヤル・パルス(DP)用のものであるの
か、プッシュ・ボタン(PB)用のものであるのかを区
別して(S2032)、いずれの場合も(S2032P
B,DP)、D情報中にダイヤル情報が含まれているか
否かを判断し(S2033,2034)、ダイヤル情報
が含まれていない場合には(S2033N,S2034
N)、ステップS2001にもどり、含まれている場合
には(S2033Y,2034Y)、局線通話回路25
0中の送出制御回路240により、ダイヤル信号が端末
装置70へ側音としてもどるのを禁止し(S2036,
S2041、第19−6図,第19−7図)、端末装置
70からのダイヤル信号をCPU20が読み取り、DP
の場合はCPU20が局線インタフェース11に指示し
て局線にダイヤル信号のみを発信し、PBの場合は局線
通話回路250,オア回路13を介して局線にダイヤル
信号のみを送出する伝送路を形成し(S2037,S2
042)、ダイヤル番号を送出する(S2038,S2
043)。
ここでダイヤル番号として、ダイヤル・パルス(DP)
を送出する場合には、局線インタフェース11におい
て、ダイヤル・パルス信号を作成して局線に送出し、ま
た、プッシュ・ボタン(PB)によりダイヤル番号を送
出する場合には、プッシュ・ボタン・ダイヤル信号の音
源である信号66が局線通話回路250,オア回路1
3,局線インタフェース11を介して局線12へ送出さ
れる。
ダイヤル信号の送出がなされると、送出制御回路240
の側音禁止が解除されて、端末装置70から局線への下
りの通話路が形成され(S2039,S2044)、局
線から端末装置70への上りの通話路も形成される(S
2040,S2045)。
この作業はダイヤル情報がなくなるまで継続される(S
2033,2034、第19−5図)。
ステップS2004(第19−1図)において、端末装
置70が別個の端末装置70を呼び出す内線発信である
場合には(S2004Y)、ダイヤル・トーンである信
号67を内線通話回路200,内線インタフェース回路
100を介して発信元の端末装置70に接続し、ダイヤ
ル・トーンを発信元の端末装置70に送出し(S205
1、第19−8図)、発信元からのダイヤル情報をD情
報送受信回路170を介してCPU20が受けて宛先を
判読し、宛先の端末装置70に着信を報知する(S20
52)。その後はステップS2001へもどる。
ステップS2005(第19−1図)において、一斉放
送の要求であることを判断すると(S2005Y)、要
求元である端末装置70から受信回路150を介して内
線通話回路200へ伝送路を形成し(S2061、第1
9−9図)、さらに内線通話回路200から一斉放送回
路700への伝送路を形成し(S2062)、それとは
逆の経路で、一斉放送回路700から内線インタフェー
ス回路100を介して他の端末装置70への伝送路を形
成して放送し(S2063)、ステップS2001にも
どる。
ステップ2006(第19−1図)で1つの端末装置7
00からのBGM放送の要求を確認すると(S2006
Y)、BGM音源である信号68を音源回路720に接
続し(S2071、第19−10図)、音源回路720
から内線インタフェース回路100への伝送路を形成
し、BGM音源である信号68をBGM放送を要求にた
端末装置70に送出する(S2072)。そこでステッ
プS2001にもどる。
ステップS2007(第19−2図)において、局線1
2と通話中の端末装置70以外の端末装置70からの会
議通話の要求であることを確認すると(S2007
Y)、局線12から局線インタフェース11を介して、
局線通話回路250,内線インタフェース回路100を
経て通信中の端末装置70に接続している下りのルート
を断にし(S2081、第19−11図)、同端末装置
70から受信回路150,局線通話回路250,オア回
路13,局線インタフェース11を介して局線12に接
続されているルートを断にする(S2082)。
そこで、局線12から局線インタフェース11,会議通
話回路350,内線インタフェース回路100を介して
端末装置70への下りのルートを形成し(S208
3)、端末装置70から受信回路150、会議通話回路
350,オア回路13,局線インタアフェース11を介
して局線12へ接続されるルートを形成する(S208
4)。会議通話への参加を申し出た他の端末装置70に
対しても、ステップS2083,S2084で形成した
両ルートを形成し、各端末装置70と局線12との間で
音声情報を変換して会議通話を可能にする(S208
5)。
ステップS2008(第19−2図)において、ステッ
プS2021(第19−4図)の呼び出しに対する応答
であることを確認すると(S2008Y)、局線12か
ら局線通話回路250を経て内線インタフェース回路1
00に至る伝送路を形成し(S2091、第19−12
図)、また受信回路150から局線通話回路250を介
してオア回路13への伝送路を形成して(S209
2)、局線12と端末装置70との間の通話がなされ、
ステップS2001にもどる。
ステップS2009(第19−2図)において、ステッ
プS2052(第19−8図)のD情報送受信回路17
0を経由して印加される他の端末装置70からの着信を
確認すると(S2009Y)、内線通話回路200から
内線インタフェース回路100へのルートを形成し(S
2101、第19−13図)、また受信回路150から
内線通話回路200へのルートを形成して(S210
2)、1つの端末装置7070への伝送路を形成し、同
様にして、他の端末装置の伝送路も形成して(S210
3,S2104)、両端末装置70間で通話し、ステッ
プS2001にもどる。
ステップS2010(第19−2図)において、第19
−12図の局線と端末70間の通話が終了したことを確
認すると(S201Y)、局線通話回路250から内線
インタフェース回路100への伝送路と受信回路150
から局線通話回路250を介してオア回路13に至る伝
送路を断にして(S2110,S2111、第19−1
4図)、局線12と端末装置70との間の接続を終了し
てステップS2001へ戻る。
ステップS2011(第19−2図)において、第19
−13図の端末装置70間の通話が終了したことを確認
すると(S2011Y)、内線通話回路200から内線
インタフェース回路100へのルートおよび受信回路1
50から内線通話回路200へのルートを断にして、1
つの端末装置70への接続を切り離し(S2121,S
2122,第19−15図)、同様にして他の1つの端
末装置70への接続も切り離して(S2123,S21
24)、ステップS2001へ戻る。
ステップ2012(第19−2図)において、第19−
11図の会議通話が終了したことを確認すると(S20
12Y)、ステップ2083(第19−11図)で形成
した局線12から会議通話回路350を経て内線インタ
フェース回路100に至るルートを断にし(S213
1、第19−16図)、同じくステップS2084で形
成した受信回路150から会議通話回路350を経てオ
ア回路13に至るルートを断にし(S2132)、同時
にステップS2085で形成した会議通話への参加者の
ための両ルートを断にする(S2133)。また、ステ
ップS2081およびS2082で断にした2つのルー
トを、それぞれ再び形成して(2134、2135)、
会議通話を終了してステップS2001へもどり、会議
通話の前の局線12と1つの端末装置70との間の通話
を再開するために第19−12図に示した局着応答のサ
ブルーチンに入る。
ステップS2013(第19−3図)において、第19
−9図に示した一斉放送のサブルーチンが終了したこと
を確認すると(S2013Y)、各端末装置70から受
信回路150を経て内線通話回路200への伝送路およ
び内線通話回路200から一斉放送回路700への伝送
路を断にし(S2141,S2142、第19−17
図)、また一斉放送回路700から各内線インタフェー
ス回路100を介して形成されている各端末装置70へ
の伝送路を断にして(S2143)、ステップ2001
にもどる。
ステップS2014(第19−3図)において、第19
−10図のBGM放送が終了したことを確認すると(S
2014Y)、音源回路720は、BGMである信号6
8の送出ルートを断にし(S2151、第19−18
図)、音源回路720から内線インタフェース回路10
0へのルートを断にして(S2152)、ステップ20
01へもどる。
ステップS2015(第19−3図)において、第19
−12図の局線と端末装置70との間の通話において、
端末装置70からの局線保留の要求を確認すると(S2
015Y)、受信回路150から局線通話回路250へ
の伝送路を断にし、(S2161、第19−19図)、
保留音である信号69を局線通話回路250,オア回路
13を介して局線12に送出し(S2162)、ステッ
プ2001へもどる。
ステップS2016(第19−3図)において、第19
−9図の局線保留の解除を端末装置70が要求している
ことを確認すると(S2016Y)、保留音である信号
69の送出経路を断にして保留音の送出を終了し(S2
171、第19−20図)、受信回路150から局線通
話回路250への伝送路を形成して通話を再開し(S2
172)、ステップS2001へもどる。
ステップS2017(第19−3図)において、第19
−13図の内線における端末装置70間の通話中におけ
る内線保留の要求がいずれかの端末装置70からあると
(S2017Y)、受信回路150から内線通話回路2
00への伝送路を断にし(S2181、第19−21
図)、信号69を内線通話回路200へ接続する伝送路
をオンにして、信号69である保留音を内線通話回路2
00,内線インタフェース回路100を介して通話中の
相手である端末装置70に送出し(S2182)、ステ
ップS2001へもどる。
ステップS2018(第19−3図)において、第19
−21図の内線通話の保留を解除する要求が確認される
と(S2018Y)、内線通話回路100は保留音の送
出経路を断にし(S2191、第19−22図)、受信
回路150から内線通話回路200への伝送路を形成し
て端末装置70間の通話を再開し(S2192)、通話
が終了するとステップS2001へもどる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によるならば、
主制御装置から端末装置までの距離を短距離の場合のみ
ならず長距離においても、回路の変更なく端末装置を接
続することができるようになり、しかも多くの機能を具
備することが可能となり、また、PCM化したにもかか
わらず小規模のシステムにおいても経済性の優れたもの
を実現することが可能となった。したがって本発明の効
果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1A図はボタン電話装置の原理構成図、 第1B図,第1C図,第1D図および第1E図は第1A
図の各部の波形を示すタイミング・チャート、 第1F図は伝送路の長さが制限を受ける理由を説明する
ための波形を示すタイミング・チャート、 第1G図は本発明によるボタン電話装置を局線に接続し
た場合の原理構成図、 第1H図は本発明によるボタン電話装置内の端末装置間
における交信を可能とする内線通話トランクの原理構成
図、 第1I図は本発明によるボタン電話装置内の3個以上の
端末装置間で同時に交信することのできる会議通話トラ
ンクの原理構成図、 第1J図は本発明によるボタン電話装置に接続された多
数の端末装置に対して同一情報を同時に送信するための
一斉放送トランクの原理構成図、 第2A図は第1A図ないし第1J図に示した各種の機能
を実現するための各種の回路を含む主制御装置10の一
実施例を示す構成概念図、 第2B図は第2A図に示した主制御装置10に接続され
る端末装置の一例を示す回路構成図、 第3A図は内線インタフェース回路100の一実施例を
示す回路構成図、 第3B図は第3A図に示した内線インタフェース回路1
00の各部の波形を示すタイミング・チャート、 第3C図は第3A図に示した内線インタフェース回路1
00に含まれた符号変換回路110の一実施例を示す回
路図、 第3D図は第3C図に示した符号変換回路110の各部
の波形を示すタイミング・チャート、 第4A図は受信回路150の一実施例を示す回路図、 第4B図は第4A図に示した受信回路150の各部の波
形を示すタイミング・チャート、 第5A図はD情報送受信回路170の一実施例を示す回
路構成図、 第5B図は第5A図に示したD情報送受信回路170の
各部の波形を示すタイミング・チャート、 第5C図はD情報送信回路171の一実施例を示す回路
図、 第5D図はD情報受信回路180の一実施例を示す回路
構成図、 第6A図は内線通話回路200の一実施例を示す回路構
成図、 第6B図はマルチプレクサ210の一実施例を示す回路
図、 第6C図はS/Sレジスタ220の一実施例を示す回路
図、 第6D図はS/Sレジスタ220の各部の波形を示すタ
イミング・チャート、 第6E図はデマルチプレクサ227Aの一実施例を示す
回路図、 第6F図は内線通話回路200の他の実施例を示す回路
構成図、 第6G図は送出制御回路240の一実施例を示す回路
図、 第7A図は局線通話回路250を局線間通話用に接続し
た場合の一実施例を示す回路構成図、 第7B図はマルチプレクサ280の一実施例を示す回路
図、 第7C図はデマルチプレクサ270Aの一実施例を示す
回路図、 第7D図は局線通話回路250の他の実施例を示す回路
構成図、 第7E図はマルチプレクサ310の一実施例を示す回路
図、 第7F図は送出切替回路290の一実施例の回路図と切
替用の信号と出力の信号の関係を示す表、 第7G図は局線通話回路250の他の実施例を示す回路
構成図、 第8A図は会議通話回路350の一実施例を示す回路構
成図、 第8B図はマルチプレクス回路360の一実施例を示す
回路構成図、 第8C図はマルチプレクサ361の一実施例を示す回路
図、 第8D図はS/Pレジスタ364Aの一実施例を示す回
路図、 第8E図はマルチプレクサ380の一実施例を示す回路
図、 第9A図は加算器430の一実施例を示す回路図、 第9B図は非線形/線形変換器440の一実施例を示す
回路図、 第9C図は減衰指示回路460の一実施例を示す回路
図、 第9D図は減衰回路470の一実施例を示す回路図、 第9E図は全加算器500の一実施例を示す回路構成
図、 第9F図は第1加算器510の一実施例を示す回路図、 第9G図は一時記憶回路610の一実施例を示す回路
図、 第9H図は第2加算器550の一実施例を示す回路図、 第9I図は線形/非線形変換器650の一実施例を示す
回路図、 第10A図はデマルチプレクス回路660の一実施例を
示す回路構成図、 第10B図はP/Sレジスタ661の一実施例を示す回
路図、 第10C図はデマルチプレクサ670の一実施例を示す
回路図、 第10D図および第10E図は会議通話回路350の主
要な動作を示すタイミング・チャート、 第11図は一斉放送回路700の一実施例を示す回路
図、 第12A図は音源回路720の一実施例を示す回路構成
図、 第12B図はマルチプレクサ720の一実施例を示す回
路図、 第13A図はCPUインタフェース回路800の一実施
例を示す回路構成図、 第13B図は割込回路801の一実施例を示す回路図、 第13C図は割込回路801の各部の波形を示すタイミ
ング・チャート、 第13D図はアドレス・デコード回路810の一実施例
を示す回路図、 第13E図はアドレス・デコード回路810の各部の波
形を示すタイミング・チャート、 第14A図は4ビット・ラッチ回路850の一実施例を
示す回路図、 第14B図は4ビット・ラッチ回路850の各部の波形
を示すタイミング・チャート、 第14C図は3ビット・ラッチ回路900の一実施例を
示す回路図、 第14D図は3ビット・ラッチ回路900の各部の波形
を示すタイミング・チャート、 第14E図は2ビット・ラッチ回路950の一実施例を
示す回路図、 第14F図は2ビット・ラッチ回路950の各部の波形
を示すタイミング・チャート、 第15A図はタイミング回路1000の一実施例を示す
回路構成図、 第15B図および第15C図はタイミング回路1000
の各部の波形を示すタイミング・チャート、 第15D図は分周回路1090の一実施例を示す回路
図、 第15E図は分周回路1090の各部の波形を示すタイ
ミング・チャート、 第15F図はフレーム・パルス回路1100の一実施例
を示す回路図、 第15G図はフレーム・パルス回路1100の各部の波
形を示すタイミング・チャート、 第15H図はマルチフレーム・パルス回路1150の一
実施例を示す回路図、 第15I図はマルチフレーム・パルス回路1150の各
部の波形を示すタイミング・チャート、 第16A図は第1〜第4送信タイミング回路1200に
含まれた第1送信タイミング回路の一実施例を示す回路
図、 第16B図は第1送信タイミング回路の各部の波形を示
すタイミング・チャート、 第16C図は第1〜第4送信タイミング回路1200に
含まれた第2送信タイミング回路の一実施例を示す回路
図、 第16D図は第1〜第4送信タイミング回路1200に
含まれた第3送信タイミング回路の一実施例を示す回路
図、 第16E図は第1〜第3送信タイミング回路の各部の波
形を示すタイミング・チャート、 第16F図は第1〜第4送信タイミング回路1200に
含まれた第4送信タイミング回路の一実施例を示す回路
図、 第16G図は第4送信タイミング回路の各部の波形を示
すタイミング・チャート、 第17A図は受信タイミング回路1350の一実施例を
示す回路図、 第17B図,第17C図および第17D図は受信タイミ
ング回路1350の各部の波形を示すタイミング・チャ
ート、 第18A図は第1,第2会議タイミング回路1400に
含まれた第1会議タイミング回路の回路図、 第18B図は第1会議タイミング回路の各部の波形を示
すタイミング・チャート、 第18C図は第1,第2会議タイミング回路1400に
含まれた第2会議タイミング回路の回路図、 第18D図は第2会議タイミング回路の各部の波形を示
すタイミング・チャート、 第19−1図ないし第19−22図は主装置10とCP
U20の動作の流れを表わしたフローチャートである。 10……主制御装置 11A,11B……局線インタフェース 12A,12B……局線 13A,13B……オア回路 14A,14B,15A,15B,16A,16B……
信号 20……CPU 21……リセット信号、22……読み出し信号 23……書き込み信号 25……アドレス・バス信号(信号26〜33を含む) 35……データ・バス信号(信号36〜43を含む) 50……クロック発生器 51……クロック 60A〜60F……送受信機 61A〜61F……信号 63A〜63C……伝送路 66〜69……信号 70,70A〜70E……端末装置 71A〜71C,72A〜72C……信号 100A〜100D……内線インタフェース 101……オア・ゲート 102……ノア・ゲート 103……コーデック 104……抵抗、105……電話機 106……トランジスタ 107,108A,B,C,D〜109A,B,C,D
……信号 110……符号分離回路 111〜114……Dフリップフロップ 115,116……ナンド・ゲート 117〜119……ノア・ゲート 120……エクスクルーシブ・オア・ゲート 121,122……インバータ 131〜140……信号 150A〜150D……受信回路 151……Dフリップフロップ 152,153……アンド・ゲート 154……オア・ゲート 155,156……インバータ 161,162A〜D……信号 170A〜170D……D情報送受信回路 172……P/Sレジスタ 173……アンド・ゲート 174……インバータ 177,178,179A〜179D……信号 180……D情報受信回路 181……8ビット・シフト・レジスタ 183……3ステート・バッファ 200……内線通話回路 210A,210B……マルチプレクサ 211……8ビット・マルチプレクサ 212……4ビット・マルチプレクサ 213……オア・ゲート 214……インバータ 218A,218B……信号 220A,220B……S/Sレジスタ 221……8ビット・シフト・レジスタ 222……アンド・ゲート 223……オア・ゲート 225A,225B……信号 227A,227B……デマルチ・プレクサ 228……デコーダ 229〜233……インバータ 235A,B〜239A,B……信号 240A,240B……送出制御回路 241……アンド・ゲート 242……インバータ 248A,248B……信号 250A,250B……局線通話回路 251A,B〜257A,B……信号 260A〜260D……S/Sレジスタ 268A〜268D……信号 270A,270B……デマルチプレクサ 271……デコーダ 272〜278……インバータ 280A,280B……マルチプレクサ 281……8ビット・マルチプレクサ 282……4ビット・マルチプレクサ 283……オア・ゲート 284……インバータ 288A,B……信号 290……送出切替回路 291,292……アンド・ゲート 293……オア・ゲート 294……インバータ、298……信号 310……マルチプレクサ 311……8ビット・マルチ・プレクサ 312……4ビット・マルチプレクサ 313,314……アンド・ゲート 315,316……オア・ゲート 317〜321……インバータ 328,329……信号 350……会議通話回路 358……μ/A切替信号 360……マルチプレクス回路 361A,B,C……マルチプレクサ 362A,B,C……信号 364A,B,C……S/Pレジスタ 365A,B,C……バス信号 366A,B,C〜373A,B,C……信号 380……マルチプレクサ 381〜404……アンド・ゲート 406〜408……オア・ゲート 411〜418……抵抗 420……バス信号(信号421〜428を含む) 430……加算器 440……非線形/線形変換器 441,442……ROM 445……バス信号(信号446〜458を含む) 460……減衰指示回路 461〜463,467……オア・ゲート 464〜466……アンド・ゲート 469……信号、470……減衰回路 471〜474……2ビット・マルチプレクサ 475……バス信号(信号476〜488を含む) 500……全加算器 510……第1加算器、511〜514……アダー 516〜528……エクスクルーシブ・オア・ゲート 530……バス信号(信号531〜544を含む) 545……信号、550……第2加算器 551〜554……アダー 556〜569……エクスクルーシブ・オア・ゲート 571〜583……オア・ゲート 585……バス信号(信号586〜598を含む) 610……一時記憶回路 611〜614……ラッチ 616……インバータ 620……バス信号(信号621〜635を含む) 650……線形/非線形変換器 652……バス信号(信号653〜659を含む) 660……デマルチプレクス回路 661A〜661C……P/Sレジスタ 662……シフト・レジスタ 663……オア・ゲート 664……アンド・ゲート 665……インバータ 668A〜668C……信号 670A,670B,670C……デマルチプレクサ 671……デコーダ 672〜677……インバータ 679A,B,C〜684A,B,C……信号 685〜690……オア・ゲート 691〜696……信号 700……一斉放送回路 701……オア・ゲート 702〜705……アンド・ゲート 711〜715……信号 720……音源回路 721……マルチプレクサ 722……信号、725……S/Sレジスタ 728……信号 731〜734……アンド・ゲート 736〜739……信号 800……CPUインタフェース回路 801……割込回路 802……Dフリッブフロップ 803……ノア・ゲート 804……インバータ、808……信号 810……アドレス・デコード回路 811〜815……デコーダ 816……バス信号(信号817〜820を含む) 821……バス信号(信号822〜825を含む) 826……バス信号(信号827〜833を含む) 834……バス信号(信号835〜843を含む) 844……バス信号(信号845〜847を含む) 848……信号 850……4ビット・ラッチ回路 851〜857……Dフリップフロップ 858……インバータ、859……信号 860……バス信号(信号861〜864を含む) 865……バス信号(信号866〜869を含む) 870……バス信号(信号871〜873を含む) 875……バス信号 880……バス信号(信号881〜884を含む) 885……バス信号(信号886〜889を含む) 890……バス信号 900……3ビット・ラッチ回路 901〜909……Dフリップフロップ 910……インバータ、914……信号 915……バス信号(信号916〜918を含む) 920〜922,924,925,927……バス信号 923……バス信号(信号936〜938を含む) 926……バス信号(信号931〜933を含む) 950……2ビット・ラッチ回路 951〜956……Dフリップフロップ 957……インバータ、958……信号 960〜965……信号 920……バス信号(信号939〜941を含む) 927……バス信号(信号942〜944を含む) 1000……タイミング回路 1090……分周回路、1091……インバータ 1096〜1098……信号 1100……フレーム・パルス回路 1110,1111……16進カウンタ 1112,1113……Dフリップフロップ 1114……アンド・ゲート 1117〜1119……インバータ 1120……バス信号(信号1121〜1124を含
む) 1125〜1128……信号 1150……マルチフレーム・パルス回路 1151,1152……16進カウンタ 1153,1154……アンド・ゲート 1155〜1160……インバータ 1170……バス信号(信号1171〜1175を含
む) 1176,1177……信号 1200……第1〜4送信タイミング回路 1211……Dフリップフロップ 1212,1213……アンド・ゲート 1221〜1226……インバータ 1231〜1233……信号 1241……8ビット・シフト・レジスタ 1242,1243……Dフリップフロップ 1244,1245……ナンド・ゲート 1246〜1247……アンド・ゲート 1248……オア・ゲート 1251〜1254……インバータ 1261〜1269……信号 1281,1282……Dフリップフロップ 1283,1284……ナンド・ゲート 1291〜1296……インバータ 1301〜1304……信号 1311〜1313……アンド・ゲート 1316〜1318……信号 1350……受信タイミング回路 1351……8ビット・シフト・レジスタ 1352〜1354……Dフリップフロップ 1355〜1359……アンド・ゲート 1361〜1363……インバータ 1371〜1379……信号 1400……第1,2会議タイミング回路 1411,1412……デコーダ 1413……ノア・ゲート 1414,1415……ナンド・ゲート 1421〜1427……インバータ 1430……バス信号(信号1431〜1436を含
む) 1437〜1439……信号 1451〜1454……Dフリップフロップ 1455,1456……ノア・ゲート 1458,1459……インバータ 1470……バス信号(信号1471〜1473を含
む) 1475……バス信号(信号1476〜1478含む) 1479〜1482……信号 B7〜B0……データ情報 D……D情報、P……P情報。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】すくなくとも1個の局線(12)と接続す
    るための局線通話手段(250)と、 各端末装置(70)へ信号(108,109)を送出す
    るための内線インタフェース手段(100)と、 前記各端末装置(70)からの信号(61)を受信する
    ための受信手段(150)と、 前記各端末装置間での通信を可能とするための内線通話
    手段(200)と、 宛先に接続するための制御情報(D)を送受信するため
    の情報送受信手段(170)と、 マルチフレームに含まれた複数のフレームの各フレーム
    に、スタート・ビット(ST)とデータ情報をあらわす
    ビット(B7〜B0)とパリティ情報をあらわすビット
    (P)とを含め、前記複数のフレーム中のすくなくとも
    1つのフレームに前記宛先に接続するための制御情報を
    あらわすビット(D)を含め、前記1つのマルチフレー
    ム中のすくなくとも1つのフレームにフレーム同期を得
    るためのフレーム同期情報(F)を含めて、前記内線イ
    ンタフェース手段(100)から前記各端末装置(7
    0)への下り情報(108,109)とし、すくなくと
    もデータ情報をあらわすビット(B7〜B0)とパリテ
    ィ情報をあらわすビット(P)と前記宛先に接続するた
    めの制御情報をあらわすビット(D)を含めて前記各端
    末装置(70)から前記受信手段(150)への上り情
    報(61)とし、前記各フレームの前半に前記下り情報
    (108,109)および上り情報(61)のうちの一
    方の情報を、後半に他方の情報を含めて、前記各フレー
    ムに含まれた下り情報(108,109)および上り情
    報(61)の相互間に、前記内線インタフェース手段
    (100)から前記端末装置(70)までの信号の伝搬
    時間と、前記端末装置(70)から前記受信手段(15
    0)までの信号の伝搬時間との和よりも大きな時間であ
    るガード・タイム(T1,T2)を設けて、前記下り情
    報(108,109)を前記内線インタフェース手段
    (100)から前記各端末装置(70)へ送出するタイ
    ミングと、前記上り情報(61)を前記端末装置(7
    0)から前記受信手段(150)に受信するタイミング
    と、前記局線(12)からおよび前記局線(12)への
    データ情報(B7〜B0)を前記局線通話手段(25
    0)で送受するためのタイミングと、前記局線通話手段
    (250)から前記内線インタフェース手段(100)
    にデータ情報(B7〜B0)を送出するタイミングと、
    前記受信手段(150)が受信した前記上り情報(6
    1)を前記局線通話手段(250)および前記内線通話
    手段(200)のうちのいずれかに送出するタイミング
    と、前記受信手段(150)が受信した上り情報(6
    1)に含まれたデータ情報(B7〜B0)を受けて、前
    記内線通話手段(200)が前記内線インタフェース手
    段(100)にこのデータ情報(B7〜B0)を出力す
    るタイミングと、前記上りおよび下り情報(61,10
    8,109)に含まれた前記宛先に接続するための制御
    情報をあらわすビット(D)の位置を前記情報送受信手
    段(170)に示すタイミングとを作成するタイミング
    作成手段(1000)と、 前記上りおよび下り情報(61,108,109)に含
    まれた前記宛先に接続するための制御情報(D)を監視
    して、前記局線(12)と前記端末装置(70)との間
    または前記各端末装置(70)間における通信を可能と
    するための制御信号(21〜25)を前記局線通話手段
    (250)、前記内線通話手段(200)、前記情報送
    受信手段(170)、および前記受信手段(150)に
    送出するための中央制御手段(20)と を含むことを特徴とするボタン電話装置。
  2. 【請求項2】前記受信手段(150)が、 前記上り情報(61)を、前記ガード・タイム(T1,
    T2)内で遅延せしめて受信するための遅延手段(15
    2,153,861)を含むものである特許請求の範囲
    第1項記載のボタン電話装置。
  3. 【請求項3】前記内線インタフェース手段(100)
    が、 前記下り情報(108,109)を“1”または“0”
    の信号を用いて送出するための奇数番目の“1”と前記
    パリティ情報(P)を加えた偶数番目の“1”とをそれ
    ぞれ分離して出力するための符号分離手段(110)を
    含む特許請求の範囲第1項記載のボタン電話装置。
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