JPH0666851B2 - 密着形イメージセンサ - Google Patents

密着形イメージセンサ

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JPH0666851B2
JPH0666851B2 JP59164445A JP16444584A JPH0666851B2 JP H0666851 B2 JPH0666851 B2 JP H0666851B2 JP 59164445 A JP59164445 A JP 59164445A JP 16444584 A JP16444584 A JP 16444584A JP H0666851 B2 JPH0666851 B2 JP H0666851B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ファクシミリ装置などの光電変換デバイスと
して使われている密着形イメージセンサ、特に、CCDシ
フトレジスタを用いた低雑音な密着形イメージセンサと
その駆動方法に関するものである。
(従来技術とその問題点) 密着形イメージセンサは、MOS型ICイメージセンサやCCD
センサ等と比較してレンズによる縮小光学系を用いない
ため、小型,経済性に優れている。原稿幅と同じ長さを
有する光電変換素子列を備えた大判デバイスであり、例
えばガラス基板上に形成されたA4判216mmの読み取り幅
において8素子/mmあるいは16素子/mmのセンサの全素
子数は、1728素子あるいは3456素子となる。
これを順次走査駆動する回路として、第1図には、例え
ば64段/チップあるいは128段/チップの走査パルス発
生回路1と、アドレス用MOSFETスイッチ2とからなる駆
動用集積回路を複数個前記ガラス基板上に、光電変換素
子4と共にハイブリッド実装して成る第一の従来例が示
されている。
この光電変換素子4として例えばアモルファスシリコン
を用い蓄積モード動作で信号を読み取る場合、MOSFETス
イッチ2のゲートドレイン重なり容量3を通してゲート
に印加したパルスのスイッチング雑音や、シフトレジス
タ等の走査パルス発生回路1の制御に必要なクロックパ
ルスを供給するクロック入力線7と出力線6間の寄生結
合容量8を通して現われるクロック雑音が問題になる。
特に密着形イメージセンサにおいてよく用いられる例え
ばLED等の光源の光強度では、ファクシミリ装置で要求
される5msec/ライン〜10msec/ラインあるいはそれ以
上の高速読み取りを行なう場合、光信号の大きさが不充
分となりS/Nを大きくとるためには、何らかの雑音抑
圧方式を採用しなければならないのが現状である。
スイッチング雑音やクロック雑音等の固定パターン雑音
の抑圧方式を採用した第二の従来例は小池他による電子
通信学会論文誌1977年Vol.J60−C113ページから120ペー
ジに「隣接ビット相関法によるMOSイメージセンサの改
良」と題して発表された論文に示されている。第2図に
示す様に1ビットの光電変換素子4に対して2個のMOSF
ETスイッチ2を設け、走査回路1で発生した走査パルス
で同時に隣り合う2素子のMOSFETスイッチ2をオンし、
信号+雑音が出力される信号線22と雑音のみが出力され
る雑音線21の差動をとり、雑音を抑圧する方式である。
また同じく第3図に示す様に、例えば、高村他により、
ナショナルテクニカルレポート1975年Vol.d21.No.6,692
ページから703ページに「低ノイズ一次元MOSイメージセ
ンサ」と題して発表された論文において、MOSFETスイッ
チ2の重なり容量と同じ容量を持つダミーのキャパシタ
33を設け、両者を同時にスイッチングして信号線32と雑
音線31の差動をとり、両者に現われた雑音を抑圧する方
式を採用したものである。
この他、例えば、大場他によりテレビジョン学会技術報
告1980年Vol.4No.13,53ページから58ページに「二次元M
OS型固体撮像素子の固定パターン雑音と抑圧回路の提
案」と題して発表された論文に示されるように、1ビッ
トの光電変換素子を駆動する間に、信号および雑音を積
分することにより、駆動パスルの一対の正負の雑音のみ
を打ち消すようにしたいわゆる積分方式を採用したも
の、また、例えば、齋藤他による電子通信学会技術報告
1983年10月ED83−64「a−Si:H膜高速A4−16ドット/mm
密着イメージセンサ」と題して発表された論文に示され
るように、MOSFETスイッチ2としてP,N両チャンネルのC
MOSスイッチを用い、両者のゲートに逆位相のパルスを
印加することにより雑音を打ち消す方式を採用したもの
等がある。
ところがこの様な雑音抑圧を行なっても、個々のトラン
ジスタのばらつきやクロック雑音の飛び込み等により、
ある程度のレベルまでしか雑音を抑圧できない。密着形
イメージセンサの性能として、A4判,16素子/mm,0.8mse
c/ラインでS/Nが20dBの開発報告があるがさらに高
速な0.5msec/ライン以下で駆動しようとするとS/N
は悪化し、解像度劣化にもつながる。また最近では中間
調の要求も強く、例えばS/Nとして40dB以上の高S/
Nが望まれているため、以上の様な雑音抑圧方式では、
充分なイメージセンサの性能が得られない。
ところでCCDセンサでは、第4図(a)に示す様に、フ
ォトダイオード42に蓄積された光信号電荷をトランスフ
ァーゲート41を同時にオンして、CCDシフトレジスタ40
内に転送し、このCCDシフトレジスタ40の走査により、
出力アンプ43を通して時系列で光信号出力SPが得られ
る。この時、第4図(b)のタイミングチャートに示し
た様に出力に現われる固定パターン雑音としてトランス
ファーゲートパルスのフィードスルー雑音Nfがあるが、
これは1ラインの信号読み出し期間外であり後の信号処
理により取り除くことは簡単である。以上の様にCCDセ
ンサではMOS型ICイメージセンサで発生する様な固定パ
ターン雑音の問題は無い。また現在のCCDセンサでは、
転送用クロックとして10MHz程度あるいはそれ以上の駆
動が可能であり、従ってMOS型駆動集積回路を密着形イ
メージセンサに適用した様に、CCDセンサのフォトダイ
オード42を除いたCCD駆動集積回路を用いて例えばA4判,
16素子/mm,3456素子の密着形イメージセンサをすると
した場合、0.4msec/ライン,交互リード引き出しで読
み取ると0.2msec/ライン程度あるいはそれ以上の高速
性が期待できる。さらに、その出力方式として、フロー
ティングゲートアンプにより高感度化がはかられるた
め、MOS型ICイメージセンサとし較して高S/Nであ
る。しかしこの場合CCD駆動集積回路は当然複数個必要
となる。従って、この密着形イメージセンサを走査し、
光信号出力を得ようとすると、複数個の集積回路の切り
換えのところで前述したトランスファーゲートパルスの
フィードスルー雑音が、1ラインの読み出し期間中に光
信号内に混入する。
また、各CCD駆動集積回路の出力方式として前記に述べ
た様にフローティングゲートアンプを採用するとして
も、その複数個のゲートアンプの出力をそのまま接続す
ると短絡状態が発生する。従って、密着形イメージセン
サの出力端子の数はCCD駆動集積回路の数だけ必要とな
るが、例えば1個のCCD駆動集積回路の段数を256段とし
ても、A4判,8素子/mmおよび16素子/mm密着形イメージ
センサではそれぞれ7本および14本の出力端子が必要と
なり、従来のMOS型ICイメージセンサの駆動回路と比較
すると配線が複雑になり外部との接続の信頼性が失なわ
れる欠点がある。
さらに、CCDセンサにおいて、光信号が小さい時つまり
フォトダイオード42両端の電位が0.3V以下に小さくなる
とトランスファーゲート41がオンしても電荷転送がすみ
やかに行なわれない残像現象がある。この電位は、光電
荷量と素子容量とで決まり、密着形イメージセンサの素
子容量は、配線容量等を含めて1PF以下にすることは難
しい。16素子/mmのセンサ素子を仮定すると現状で得ら
れるセンサ面照度100lXの黄緑のLED(570nmピーク波
長)では、光電荷量は、わずか0.2PG程度であり従っ
て、素子両端の電位は200mVの変化しか得られない。従
ってCCD駆動集積回路のセンサ素子としてa−Siセンサ
素子を用いると、そのまま単に接続しただけでは上記残
像現象が発生する。
(本発明の目的) 本発明の目的は、上述の欠点を取り除き、高速でなおか
つ低雑音な密着形イメージセンサを提供することにあ
る。
(本発明の構成) 本発明によれば、複数個からなる光電変換素子列と、前
記光電変換素子列の各素子に1対1に対応し前記光電変
換素子列に接続され前記光電変換素子列1ライン読み取
り周期毎に前記読み取り周期より短いパルス幅で順次高
圧低圧の2段のステップ状フォトゲートパルス電圧が印
加されるN段のフォトゲート、前記フォトゲートに1対
1に接続され前記フォトゲートに印加される2段のステ
ップ状パルス電圧高圧時低圧時に同期してそれぞれのパ
ルス幅以下のトランスファーゲートパルスが印加される
N段のトランスファーゲート、前記トランスファーゲー
トに接続され前記読み取り周期毎に発明するフォトゲー
トパルスまたはトランスファーゲートパルス間の前記光
電変換素子数/Nの期間内でパルス周期が前記期間のN
倍周の互いに逆相関係にある2つの転送クロックパルス
によって信号電荷を時系列で出力するN段のCCDシフト
レジスタ、前記CCDシフトレジスタの出力を増幅する出
力アンプ、前記出力アンプの後段に設け前記トランスフ
ァーゲートパルス間の前記光電変換素子数/Nの期間の
パルス幅を持つスイッチングパルスによって前記出力ア
ンプから信号を出力するスイッチング回路、前記N段の
CCDシフトレジスタの初段に設け一定電圧の逆バイアス
がかけられたフォトダイオードと前記転送クロックパル
スと同形状でタイミングが1転送クロック周期遅延した
バイアス入力パルスによってこのフォトダイオードで発
生したバイアス電荷をCCDに入力する入力スイッチング
回路とから少なくとも構成された入力機構を半導体基板
上に少なくとも備えてなる前記光電変換素子数/N個の
駆動集積回路と、前記駆動集積回路のスイッチング回路
からの出力を共通に接続した出力線とを絶縁性基板上に
少なくとも備えた事を特徴とする密着形イメージセンサ
が得られる。
(実施例) 以下、本発明について、その一実施例をもとに詳細に説
明する。
第5図は、本発明の一実施例による密着形イメージセン
サの構成を示すブロック図であり、第6図および第7図
は、第5図に示した本発明の一実施例による密着形イメ
ージセンサを駆動するためのタイミングチャートを示す
図である。
第1から第MまでのMケのCCDシフトレジスタ51の各1
又は、N段の転送段よりなっている。そのN段の転送段
は縦続接続され例えば転送効率の高い埋込みチャネルCC
Dシフトレジスタ(以下単にCCDシフトレジスタと呼
ぶ。)で構成され、転送用クロックパルスφ〜φ
よびこれと逆位相の転送用クロックパルス の一周期毎に、蓄積されていた光信号を次段へと順次転
送し、時系列の出力を得る二相CCDシフトレジスタであ
る。
N段のCCDシフトレジスタ51の各段にN段のトランスフ
ァーゲート52とN段のフォトゲート53のペアーが、1対
1に対応して縦続接続され、その入力側には、ガラス基
板等よりなる絶縁性基板上に形成されたAu等の金属個別
電極とITO(Indium Tin Oxide)等からなる透明電極
ではさまれたアモルファスシリコン薄膜とから成る光電
変換素子54が、ボンディングパッド55を介して1対1に
対応してワイヤボンディングされている。
CCDシフトレジスタ51から出力される時系列の光信号電
荷は、フローティングゲートアンプ56により、電圧出力
としてそのままの時系列で出力され、スイッチ57を通し
て、出力線58に出力される。
さらに本実施例では、光電荷量が少ないため、不完全転
送による残像を解消するためアモルファスシリコン薄膜
より成る光電変換素子54に、バイアス電荷を与えるため
にCCDシフトレジスタ51の初段に電荷注入フォトダイオ
ード59とトランスファーゲート60を設けている。
1チップのCCD駆動集積回路(以下単に駆動ICと呼ぶ)5
0は、N段のCCDシフトレジスタ51,N個のトランスファー
ゲート52とフォトゲート53,フローティングゲートアン
プ56,スイッチ57および電荷注入フォトダイオード59と
トランスファーゲート60から構成されている。このN段
を例えば256とするとA4判,16素子/mm,3456素子の密着
形イメージセンサでは、14チップ(Mが14)の駆動IC50
が、絶縁性基板上に、光電変換素子54と共に実装され
る。
Mチップ内全てのM×N個のトランスファーゲート52
は、共通に接続され、ゲートパルスΦTGによって全て同
時に続けて2度オンする。一度目は、CCDシフトレジス
タ51内に蓄えられたバイアス電荷を各々対応する光電変
換素子54へ注入する。そのため、それぞれのゲート下の
ポテンシャル分布は、光電変換素子54側が一番低く、順
にトランスファーゲート52F,CCDシフトレジスタ51Fと傾
斜する様に電位が与えられている。2度目は、この逆で
あり、光電変換素子54側からCCDシフトレジスタ51内へ
光信号電荷とバイアス電荷が転送される。従って、ポテ
ンシャル分布は、先と逆となり、CCDシフトレジスタ51F
が一番低くなる様に電位が与えられる。この様にして、
CCDシフトレジスタ51内に蓄えられた光信号電荷とバイ
アス電荷を、光電変換素子54の配列に応じて時系列で読
み出すため、まず第1のCCDシフトレジスタ51にのみ転
送用クロックパルスΦ1および▲▼が印加される。
N段分の光信号電荷とバイアス電荷を時系列で出力させ
るには、このΦ1および▲▼の1周期で1段の転送
が行なわれる場合、クロックパルスΦ1および▲▼
をN周期繰り返えせばよい。
この時、副走査方向の次のラインへのバイアス電荷を、
その転送用クロックパルスΦ1および▲▼を利用し
て読み出しと同時に第1のCCDシフトレジスタ51内に蓄
える。注入は、第1のCCDシフトレジスタ51のN段の初
段から、フォトダイオード59により、トランスファーゲ
ートΦIG1を印加することによって行なう。この時、初
段への注入は、先に蓄えられた読み出そうとする光信号
電荷とバイアス電荷と混合しない様に、転送用クロック
パルスΦ1および▲▼に対して1周期分だけ遅らせ
ている。この様にして、読み出しが終ると同時にCCDシ
フトレジスタ51内には、次のラインへのバイアス電荷を
注入するための準備がなされている。
この間、例えばCMOS構成の第1のCCDシフトレジスタ51
と同チップ上の第1のスイッチ57のみが出力切換えパル
スΦ1s,Φ▲▼によりオンしている。この間は、他
の第2から第Mのチップの転送用クロックパルスΦ2〜
ΦMと▲▼〜▲▼および第2から第Mのスイッ
チ57はオフの状態にあり、その各々のCCDシフトレジス
タ51内の光信号電荷とバイアス電荷は転送されず、蓄積
されたままである。
第1のCCDシフトレジスタ51の出力が読み出された後
に、第2のCCDシフトレジスタに転送用クロックパルス
Φ2および▲▼が印加され、また、第2のチップ上
第2のスイッチ57がオン状態となる。その結果、第1の
CCDシフトレジスタ51の出力に引き続き、時系列的に第
2のCCDシフトレジスタ51の出力が読み出される。また
第1の場合と同様に、バイアス電荷が、トランスファー
ゲートパルスΦIG2と、転送用クロックパルスΦ2,▲
▼により、読み出し終了後と同時に第2のCCDシフト
レジスタ51内にセットされる。
以下、第3,第4……第Mの駆動IC50において同様の動作
を行なう。従って、この密着形イメージセンサの出力
として光信号電荷とバイアス電荷が、光電変換素子54の
配列に応じて順次時系列でとり出される。このバイアス
電荷は、DCオフセットとみなせるため、後の回路で取り
除く事は簡単であり、従って純粋な光信号のみが得られ
る。
スイッチ57へのパルスΦ1s〜ΦMSあるいはΦ▲▼
Φ▲▼によるフィードスルー雑音は発生するが、そ
のレベルは1mV程度であり、フローティングゲートアン
プ56の出力が、例えば1V程度と大きいので問題とならな
い。このスイッチ57は特にCMOS構成でなくともよくPチ
ャネルあるいはNチャネルMOSスイッチでも、かまわな
いがCMOSスイッチは、1対の正負のパルスによる雑音の
キャンセルが出来、先の1mV以上の低雑音化が計られ
る。
トランスファーゲート52,フォトゲート53は、1ライン
走査に1度しかオンされないため、そのフィードスルー
雑音は、読み取り時間外に発生し、信号出力としては、
従来のCCDセンサと同じ形態で得られる。
例えばA4判,16素子/mm密着形イメージセンサで0.5msec
/ラインでS/N-40dB以上が可能であり、中間調にも充
分対応できる。
また、光信号電荷だけでは、先に述べた様に0.2V程度の
電位変化のため、残像が問題になるが、本実施例ではバ
イアス電荷を注入しているため、その問題もない。この
バイアス電荷は、0.3PC程度で充分であり、光信号電荷
量0.2PCと合わせても、0.5PCと現状のCCDでよく使用さ
れる15×30μm2というシフトレジスタでもオーバーフロ
ーをおこさないで充分に転送される。
1チップ内のスイッチ57がオンの時、他のチップ内のス
イッチ57は全てオフであり、短絡状態にならないため出
力線58に全てのスイッチが接続でき、密着形イメージセ
ンサの出力としては、唯一本で済むため、外部との接続
の際の信頼性が向上する。
尚本実施例を示す第5図では、当然集積回路を駆動する
ために必要な電源あるいはアース等に関する回路は省い
てある。
(本発明の効果) 以上詳述した様に本発明によればCCDシフトレジスタを
複数個駆動回路として用い、しかも各駆動集積回路毎に
トランスファーゲートパルスのフィードスルー雑音が混
入しないCCD駆動方式の採用により、高速で低雑音を達
成できる。
しかも、この時にCCDセンサに比較してアモルファスシ
リコン光電変換素子の大きい容量のため、最大光電荷量
時でも生じる残像現象を、バイアス電荷を注入する構成
をとることで解決し、またそのバイアス電荷の注入方法
も、読み出し転送クロックパルスと共用できる方式であ
り、高S/Nが得られる密着形イメージセンサが実現さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図,第3図,第4図(a)は、第1,第2,第
3,第4の従来例を示す回路図、第4図(b)は、第4図
(a)の動作を示すタイミング図、第5図は本発明の実
施例を示す回路図、第6図,第7図は第5図の動作を示
すタイミング図である。 図において1は、走査パルス発生器、2はFETスイッチ
素子、3はゲートとドレイン間の重なり容量、4は光電
変換素子、5は電源、6は出力端子、7はクロックパル
ス入力端子、8は、クロック線と出力線間の結合容量、
21,31は雑音出力線、22,32は信号出力線、33はダミーキ
ャパシタ、40はCCDシフトレジスタ、41はトランスファ
ーゲート、42は光電変換素子、43はフローティングゲー
トアンプ、50は半導体基板、51はCCDシフトレジスタ、5
2はトランスファーゲート、53はフォトゲート、54は光
電変換素子、55はボンディングパッド、56はフローティ
ングゲートアンプ、57は出力切換えスイッチ素子、58は
信号出力線、59は電荷注入フォトダイオード、60はトラ
ンスファーゲートである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個からなる光電変換素子列と、前記光
    電変換素子列の各素子に1対1に対応し前記光電変換素
    子列に接続され前記光電変換素子列1ライン読み取り周
    期毎に前記読み取り周期より短いパルス幅で順次高圧低
    圧の2段のステップ状フォトゲートパルス電圧が印加さ
    れるN段のフォトゲート、前記フォトゲートに1対1に
    接続され前記フォトゲートに印加される2段のステップ
    状パルス電圧高圧時低圧時に同期してそれぞれのパルス
    幅以下のトランスファーゲートパルスが印加されるN段
    のトランスファーゲート、前記トランスファーゲートに
    接続され前記読み取り周期毎に発生するフォトゲートパ
    ルスまたはトランスファーゲートパルス間の前記光電変
    換素子数/Nの期間内でパルス周期が前記期間のN倍周
    の互いに逆相関係にある2つの転送クロックパルスによ
    って信号電荷を時系列で出力するN段のCCDシフトレジ
    スタ、前記CCDシフトレジスタの出力を増幅する出力ア
    ンプ、前記出力アンプの後段に設け前記トランスファー
    ゲートパルス間の前記光電変換素子数/Nの期間のパル
    ス幅を持つスイッチングパルスによって前記出力アンプ
    から信号を出力するスイッチング回路、前記N段のCCD
    シフトレジスタの初段に設け一定電圧の逆バイアスがか
    けられたフォトダイオードと前記転送クロックパルスと
    同形状でタイミングが1転送クロック周期遅延したバイ
    アス入力パルスによってこのフォトダイオードで発生し
    たバイアス電荷をCCDに入力する入力スイッチング回路
    とから少なくとも構成された入力機構を半導体基板上に
    少なくとも備えてなる前記光電変換素子数/N個の駆動
    集積回路と、前記駆動集積回路のスイッチング回路から
    の出力を共通に接続した出力線とを絶縁性基板上に少な
    くとも備えた事を特徴とする密着形イメージセンサ。
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