JPH0666692A - サンプリングポンプの取付方法 - Google Patents

サンプリングポンプの取付方法

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JPH0666692A
JPH0666692A JP23889092A JP23889092A JPH0666692A JP H0666692 A JPH0666692 A JP H0666692A JP 23889092 A JP23889092 A JP 23889092A JP 23889092 A JP23889092 A JP 23889092A JP H0666692 A JPH0666692 A JP H0666692A
Authority
JP
Japan
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sample gas
diaphragm
outlet
sampling pump
pump
Prior art date
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Pending
Application number
JP23889092A
Other languages
English (en)
Inventor
Fujio Koga
富士夫 古賀
Hiroyuki Umemoto
広行 梅本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Horiba Ltd
Original Assignee
Horiba Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0666692A publication Critical patent/JPH0666692A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ダイヤフラムや弁シートに結晶物を付着させる
ことなくメンテナンスに手間がかからず、信頼性のある
指示値が得られ、かつ耐久性が向上するようにダイヤフ
ラム式のサンプリングポンプを取り付ける方法を提供す
る。 【構成】ダイヤフラム式サンプリングポンプ1のサンプ
ルガス入口2およびサンプルガス出口3を下方に向けて
そのポンプヘッド1aを下部に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサンプリングポンプの取
付方法に係り、詳しくは煙道排ガス分析装置のガスサン
プリングラインに設けられるダイヤフラム式サンプリン
グポンプの取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴミ焼却場、ガラス溶融炉、脱硫装置等
に設けられる煙道排ガス分析装置のガスサンプリングラ
インにはエアーポンプと称されるダイヤフラム式のサン
プリングポンプが設けられることが多い。そのサンプリ
ングポンプは、上部に開設したサンプルガス入口とサン
プルガス出口に対して水平に配置した弁シートの下方に
ダイヤフラムを同方向に配置し、そのダイヤフラムをモ
ータの出力軸に取り付けられた偏心軸に接続させた連接
棒で上下に浮動させるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述したダ
イヤフラム式のサンプリングポンプでは、内部に吸入し
たドレンやミストから生成した結晶物がダイヤフラムや
弁シートに付着することがあり、このような場合にはポ
ンピング性能が低下することがある。従って、特に高ダ
スト雰囲気中からガスサンプリングをおこなう場合に
は、分解や清掃、部品交換等を頻繁におこなう必要があ
り、メンテナンスが煩瑣であるのみならず、耐久性も低
下し、ランニングコストが高くなるという難点があっ
た。また、ポンプヘッドにドレンが溜まることにより、
SO2 やNO2 がドレンに溶解し、指示値の低下や異常
上昇が発生することもあった。
【0004】本発明はこのような実情に鑑みてなされ、
ダイヤフラムや弁シートに結晶物を付着させることなく
メンテナンスに手間がかからず、信頼性のある指示値が
得られ、かつ耐久性が向上するようにダイヤフラム式の
サンプリングポンプを取り付ける方法を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するための手段を以下のように構成している。すな
わち、第1の発明では、煙道排ガス分析装置におけるガ
スサンプリングラインに設けられるダイヤフラム式サン
プリングポンプの取付方法にあって、前記ダイヤフラム
式サンプリングポンプのサンプルガス入口およびサンプ
ルガス出口を下方に向けてそのポンプヘッドを下部に配
置することを特徴としている。
【0006】第2の発明では、煙道排ガス分析装置にお
けるガスサンプリングラインに設けられるダイヤフラム
式サンプリングポンプの取付方法にあって、前記ダイヤ
フラム式サンプリングポンプのサンプルガス入口および
サンプルガス出口を横方向に向け、かつ前記サンプルガ
ス入口を上側に、前記サンプルガス出口を下側に配置す
ることを特徴としている。
【0007】
【作用】第1の発明では、倒置されたポンプヘッドには
ドレンやミストを滞留させる余地がなく、それらを下部
のサンプルガス出口からガスの流れとともに絶えず排出
させてしまうことができ、ダイヤフラムや弁シートにド
レンやミストの結晶物を付着させないようにすることが
できる。
【0008】第2の発明では、下側のサンプルガス出口
からドレンやミストをガスの流れとともに絶えず排出さ
せることができ、かつダイヤフラムや弁シートが縦方向
に配置されるため、それらにドレンやミストの結晶物を
付着させないようにすることができる。
【0009】
【実施例】以下に本発明のサンプリングポンプの取付方
法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図2はポ
ンプヘッド1aを下部に配置したダイヤフラム式のサンプ
リングポンプ1の要部断面図で、符号2,3はそれぞれ
下向きに配置されたサンプルガス入口とサンプルガス出
口、4はディスク状の弁シート、5は周縁部を弁ケース
6に固定されたダイヤフラム、7はそのダイヤフラム5
の中央部とモータ9の出力軸に固定された偏心軸8との
間に接続される連接棒、10はボルト締結によって支持部
材11に固定されるベースプレートである。このような構
成により、モータ9を回転させると、ダイヤフラム5が
上下に浮動してサンプルガス入口2からサンプルガスを
吸入してそれをサンプルガス出口3から排出させること
ができるようになっている。
【0010】このような倒置状態に取り付けられるサン
プリングポンプ1は、図1(図3参照)に示すような、
煙道排ガス分析装置12におけるガスサンプリングライン
12aに配置されるのに好適である。つまり、フィルタ13
を介して導入したサンプルガスをそのサンプリングポン
プ1によって下流側に圧送し、ミストセパレータ14やバ
ッファタンク15を介して分析装置本体16に送給する。
【0011】煙道排ガス分析装置12のガスサンプリング
ライン12aにはドレンやミストが混在しているが、それ
らがサンプリングポンプ1に溜まることなく絶えず下向
きのサンプルガス出口3から送出されミストセパレータ
14で分離される。従って、ダイヤフラム5や弁シート4
にドレンやミストの結晶物が付着することがなく、分解
や清掃、部品交換等をおこなう回数が少なくてよく保守
管理が容易となるのみならず、耐久性も向上する。さら
に、ポンプヘッド1aの内部にドレンが溜まらないので、
ドレンに溶解性のあるSO2 やNO2 等を測定する際に
は溶解損失を極減することができ、測定誤差の発生要因
を少なくして精度の高い測定が可能となる。
【0012】より詳しく説明すると、その煙道排ガス分
析装置12は、図3に示すように、フィルタ13を通して異
物が除去されたサンプルガスは水洗バブラ18で水溶性ミ
ストが除去された後、ウェットフィルタ19、ミストキャ
ッチャ20でドレンやミストが除去されてからサンプリン
グポンプ1に吸入されて下流側に圧送され、ミストセパ
レータ14によってドレンやミストがもう一度除去されバ
ッファタンク15を介して分析装置本体16に導入されるよ
うに構成される。なお、図中、符号17はニードルバル
ブ、21はモータバルブ、22はバイパスポンプ、23は三方
電磁弁、24はドレントラップ、25はボールバルブであ
る。
【0013】そのガスサンプリングライン12aには、ド
レンやミストが多く含まれたサンプルガスが導入される
ため、上述のように、多段階にわたりその除去が図られ
るが、それでもなお、サンプリングポンプ1にドレンや
ミストが吸入されることがあっても、倒置されたポンプ
ヘッド1aには、それらを滞留させる余地がないために、
それらは絶えずサンプルガス出口3から排出され、ミス
トセパレータ14によって捕集される。従って、サンプリ
ングポンプ1自体の性能の低下や劣化が抑制され、保守
管理が容易となるのみならず、安定した精度の高い測定
が可能となる。
【0014】なお、図示は省略するが、サンプルガス入
口2およびサンプルガス出口3を横方向に向け、かつサ
ンプルガス入口2を上側に、サンプルガス出口3を下側
に配置した場合においても、ドレンやミストを下側のサ
ンプルガス出口3から絶えず排出させることができ、縦
方向に配置されたダイヤフラム5や弁シート4に結晶物
を付着させないようにすることができ、同様の効果を得
ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の方法によ
れば、ダイヤフラム式サンプリングポンプのサンプルガ
ス入口およびサンプルガス出口を下方に向けてそのポン
プヘッドを下部に配置したので、そのポンプヘッドには
ドレンやミストを滞留させる余地がなく、それらを下部
のサンプルガス出口からガスの流れとともに絶えず排出
させてしまうことができ、ダイヤフラムや弁シートに結
晶物を付着させないようにすることができる。
【0016】また、サンプルガス入口とサンプルガス出
口を横方向に向け、かつそのサンプルガス入口を上側
に、サンプルガス出口を下側に配置しても、そのサンプ
ルガス出口からドレンやミストをガスの流れとともに絶
えず排出させることができ、かつダイヤフラムや弁シー
トが縦方向に配置されるため、それらにドレンやミスト
の結晶物を付着させないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の方法の実施の一例を示す煙道排
ガス分析装置におけるガスサンプリングラインの要部構
成図である。
【図2】同倒置状態に取り付けられたダイヤフラム式サ
ンプリングポンプの要部断面図である。
【図3】同煙道排ガス分析装置の全体概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1…ダイヤフラム式サンプリングポンプ、1a…ポンプヘ
ッド、2…サンプルガス入口、3…サンプルガス出口、
12…煙道排ガス分析装置、12a…ガスサンプリングライ
ン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 煙道排ガス分析装置におけるガスサンプ
    リングラインに設けられるダイヤフラム式サンプリング
    ポンプの取付方法であって、前記ダイヤフラム式サンプ
    リングポンプのサンプルガス入口およびサンプルガス出
    口を下方に向けてそのポンプヘッドを下部に配置するこ
    とを特徴とするサンプリングポンプの取付方法。
  2. 【請求項2】 煙道排ガス分析装置におけるガスサンプ
    リングラインに設けられるダイヤフラム式サンプリング
    ポンプの取付方法であって、前記ダイヤフラム式サンプ
    リングポンプのサンプルガス入口およびサンプルガス出
    口を横方向に向け、かつ前記サンプルガス入口を上側
    に、前記サンプルガス出口を下側に配置することを特徴
    とするサンプリングポンプの取付方法。
JP23889092A 1992-08-15 1992-08-15 サンプリングポンプの取付方法 Pending JPH0666692A (ja)

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JPH0666692A true JPH0666692A (ja) 1994-03-11

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8529519B2 (en) 2008-04-01 2013-09-10 Seikagaku Corporation Tight-sealing cap for liquid drug-expelling part

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5118592A (ja) * 1974-08-06 1976-02-14 Nippon Kisho Kyokai Seimitsukyukitaikyuinsochi
JPS6238342A (ja) * 1985-08-13 1987-02-19 エフ・エル・スミス・アンド・カンパニ−・エ−・エス 高温の塵埃の多いガス流からガス試料を抽出するプロ−ブ

Patent Citations (2)

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