JPH0666619A - 液位検出装置 - Google Patents

液位検出装置

Info

Publication number
JPH0666619A
JPH0666619A JP22167892A JP22167892A JPH0666619A JP H0666619 A JPH0666619 A JP H0666619A JP 22167892 A JP22167892 A JP 22167892A JP 22167892 A JP22167892 A JP 22167892A JP H0666619 A JPH0666619 A JP H0666619A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid level
liquid
detecting means
temperature
ink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22167892A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimi Fukuoka
敏美 福岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP22167892A priority Critical patent/JPH0666619A/ja
Publication of JPH0666619A publication Critical patent/JPH0666619A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度を熱電対で検出し、この熱電対からの検
出信号に基いてオペアンプ及び時定数回路で変化分を検
出し、これからの検出信号と基準レベルとの比較結果に
基いて液位情報を得ることで、液位情報を簡単な構成で
正確に検出できるようにする。 【構成】 温度を検出する熱電対2と、これからの検出
信号に基いて変化分を検出するオペアンプ3、抵抗器4
及び5、コンデンサ6と、これからの検出信号に基いて
液位情報を得るコンパレータ9、抵抗器8及び10を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば湿式プリンタ等
に適用して好適な液位検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トナーをプリント用紙等に付着、
安定させてプリント画像を得る湿式プリンタは、トナー
とワックスの混合したものを溶融させてインクとし、こ
のインクをインク貯蔵部に貯蔵し、プリント(印刷)す
べき情報に基いてプリント用紙にトナー及びワックスを
付着、安定させてプリント画像を得るようにしている。
【0003】このような湿式プリンタにおいては、使用
者がワックス及びトナーを固形化したインクをセットす
ると、自動的に固形化されたインクを溶融し、溶融した
インクをインク貯蔵部に自動供給するようになってい
る。
【0004】ところで、インクをインク貯蔵部に自動供
給する場合、どこで供給を停止するかを正確に検出しな
いと、インク貯蔵部の許容容量を越えてインクを供給し
てしまったり、インク貯蔵部の許容範囲に達する前にイ
ンクの供給を停止してしまったりする可能性がある。
【0005】そこで従来では、インク貯蔵部内に浮きを
配し、この浮きの位置などを検出することによってイン
クの液位を検出するようにしたり、発光素子及び受光素
子を設け、発光素子の発光光をインクの液面に照射し、
その表面反射による反射光を所定の位置に配置した受光
素子で受光することによってインクの液位を検出するよ
うにしたり、発光素子及び受光素子を設け、発光素子の
発光光をインクに照射し、インクを透過した光を受光素
子で受光することによって、インクの屈折率によってイ
ンクの液位を検出したりすることによって、インクの自
動供給の際に、インク貯蔵部の許容範囲を越えず、且
つ、インク貯蔵部の許容範囲に達するようにインクを自
動供給できるようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したイ
ンク貯蔵部内に浮きを配し、この浮きの位置などを検出
することによってインクの液位を検出する方法では、装
置が大がかりになり、またその検出精度を正確にするこ
とができないという不都合があった。
【0007】また、発光素子及び受光素子を設け、発光
素子の発光光をインクの液面に照射し、その表面反射に
よる反射光を所定の位置に配置した受光素子で受光する
ことによってインクの液位を検出する方法では、装置の
傾きなどによって検出精度が落ちてしまうという不都合
があった。
【0008】また、発光素子及び受光素子を設け、発光
素子の発光光をインクに照射し、インクを透過した光を
受光素子で受光することによって、インクの屈折率によ
ってインクの液位を検出する方法では、インクの光透過
量が小さい場合に、発光素子や受光素子へのインクの付
着等によって液位検出に誤差を生じてしまうという不都
合があった。
【0009】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、簡単な構成で、液位の検出を正確に行うことのでき
る液位検出装置を提案しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、温度を検出す
る温度検出手段2と、この温度検出手段2からの検出信
号に基いて変化分を検出する検出手段3、4、5、6
と、この検出手段3、4、5、6からの検出信号に基い
て液位情報を得る演算手段8、9、10とを有するもの
である。
【0011】更に本発明は上述において、温度検出手段
2を熱電対としたものである。
【0012】更に本発明は上述において、熱電対2をコ
ンスタンタン及び銅で構成したものである。
【0013】更に本発明は上述において、検出手段3、
4、5、6は温度検出手段からの検出信号に基いて演算
を行う演算手段と、時定数手段とで構成され、温度検出
手段からの検出信号に対して設定時定数で決まる変化分
を得るものである。
【0014】更に本発明は上述において、演算手段3を
オペレーショナル・アンプリファイアで構成したもので
ある。
【0015】更に本発明は上述において、時定数回路
5、6を抵抗器及びコンデンサで構成したものである。
【0016】更に本発明は上述において、演算手段8、
9、10を分圧手段及びコンパレータで構成し、入力電
源を分圧手段で分圧して得た基準電圧と検出手段からの
検出信号との比較の結果液位情報を得るようにしたもの
である。
【0017】更に本発明は上述において、温度検出手段
2を検出すべき液体に対して接触、離間させる駆動手段
12、13、14、15または16、17を設けたもの
である。
【0018】更に本発明は上述において、駆動手段1
2、13、14、15を温度検出手段2を液体に対して
接触、離間させるための部材と、この部材上で駆動さ
れ、部材及び温度検出手段2を液体の液面1に対して接
触、離間動作をさせる移動体と、この移動体を駆動する
駆動部とで構成したものである。
【0019】更に本発明は上述において、部材14、1
5を、温度検出手段2を取り付けるための取り付け部材
と、液体の液面に対して略水平方向に延在し、取り付け
部材と接続され、その上部での移動体12、13の駆動
に応じて液体の液面1に対して略垂直に移動する移動部
材とで構成したものである。
【0020】更に本発明は上述において、移動体12、
13を、その中心から所定の距離だけずれた位置に軸を
設けたカムとし、駆動部によって、軸を中心にカムを回
転させるようにしたものである。
【0021】更に本発明は上述において、駆動手段1
6、17を、温度検出手段2が取り付けられる回転体
と、この回転体を駆動する駆動部とで構成したものであ
る。
【0022】更に本発明は上述において、回転体16、
17をその中心を軸としたカムとし、駆動部によって軸
を中心に回転体を回転させ、温度検出手段2を液体に接
触、離間させるようにしたものである。
【0023】
【作用】本発明の構成によれば、温度を温度検出手段2
で検出し、この温度検出手段2からの検出信号に基いて
検出手段3、4、5、6で変化分を検出し、この検出手
段3、4、5、6からの検出信号に基いて演算手段8、
9、10で液位情報を得る。
【0024】更に上述において本発明の構成によれば、
熱電対で構成した温度検出手段2で液体の温度を検出す
る。
【0025】更に上述において本発明の構成によれば、
コンスタンタン2a及び銅2bで構成した熱電対2で液
体の温度を検出する。
【0026】更に上述において本発明の構成によれば、
温度検出手段2からの検出信号に基いて演算を行う演算
手段と、時定数手段とで構成した検出手段3、4、5、
6によって、温度検出手段2からの検出信号に対して設
定時定数で決まる変化分を得る。
【0027】更に上述において本発明の構成によれば、
オペレーショナル・アンプリファイアで構成した演算手
段3で液位情報を得る。
【0028】更に上述において本発明の構成によれば、
抵抗器及びコンデンサで構成した時定数回路5、6で時
定数を設定する。
【0029】更に上述において本発明の構成によれば、
演算手段8、9、10を分圧手段及びコンパレータで構
成し、入力電源を分圧手段8、10で分圧して得た基準
電圧と検出手段3、4、5、6からの検出信号との比較
の結果液位情報を得る。
【0030】更に上述において本発明の構成によれば、
駆動手段12、13、14、15を設け、この駆動手段
12、13、14、15で温度検出手段2を検出すべき
液体に対して接触、離間させる。
【0031】更に上述において本発明の構成によれば、
温度検出手段2を液体に対して接触、離間させるための
部材14、15上で駆動され、部材14、15を液体の
液面1に対して略垂直に移動させ、温度検出手段2を液
体の液面1に対して接触、離間動作をさせる移動体1
2、13を駆動部で駆動する。
【0032】更に上述において本発明の構成によれば、
温度検出手段2を取り付けた取り付け部材15に液体の
液面1に対して略水平方向に延在する移動部材14を接
続し、その上部で移動体12、13に駆動し、この駆動
に応じて移動部材14を液体の液面1に対して略垂直に
移動させる。
【0033】更に上述において本発明の構成によれば、
移動体13を、その中心から所定の距離だけずれた位置
に軸12を設けたカムとし、駆動部によって、軸12を
中心に回転させ、温度検出手段2を液体に接触、離間さ
せる。
【0034】更に上述において本発明の構成によれば、
駆動手段16、17を、温度検出手段2が取り付けられ
る回転体と、この回転体を駆動する駆動部とで構成し、
回転体を駆動部で回転させて温度検出手段2を液体に対
して接触、離間させる。
【0035】更に上述において本発明の構成によれば、
回転体17をその中心を軸16としたカムとし、駆動部
によって軸16を中心に回転体17を回転させ、温度検
出手段2を液体に接触、離間させる。
【0036】
【実施例】以下に、図1を参照して本発明液位検出装置
の一実施例について詳細に説明する。
【0037】この図1において、1は例えばいわゆる液
体トナーを用いる湿式プリンタ等、固形インクを加熱し
て溶融したインクを用いて各種印刷を行う印刷機器内の
インク貯蔵部内のインクの液面、2はこの液面1に対し
て接触してインクの温度を検出する熱電対である。
【0038】この熱電対2は例えば図3に示すようにコ
ンスタンタン2a及び銅2bを接合部20で接合して構
成したものである。
【0039】この熱電対2の一端をオペレーショナルア
ンプリファイア(以下「オペアンプ」と記述する)3の
非反転入力端子(+)に接続し、この熱電対2の他端を
オペアンプ3の反転入力端子(−)に接続し、このオペ
アンプ3の反転入力端子(−)及びこのオペアンプ3の
出力端間を抵抗器4で接続すると共に、このオペアンプ
3の反転入力他に(−)を抵抗器5及びコンデンサ6で
構成する時定数回路を介して接地する。
【0040】このオペアンプ3の出力端をコンパレータ
9の非反転入力端子(+)に接続し、一方、所定の電圧
が供給される入力端子7を分圧用の抵抗器8及び10を
介して接地し、このコンパレータ9の反転入力端子
(−)を抵抗器8及び10の接続点に接続し、このコン
パレータ9の出力端を出力端子11に接続する。
【0041】ここで、上述したオペアンプ、抵抗器4、
5並びにコンデンサ6で交流アンプを形成している。
【0042】次に図1に示す回路の動作を説明する。
【0043】図示しない湿式プリンタ等固形インクを加
熱して溶融したインクを用いて様々な印刷を行う機器の
インク貯蔵部内にインクが供給され、熱電対2にインク
が接触すると、コンパレータ3の非反転入力端子(+)
に電圧が供給され、このとき、時定数回路によって決ま
る変化分がオペアンプ3の出力(1パルス)としてコン
パレータ9に供給される。
【0044】そしてコンパレータ9においては、オペア
ンプ3からの出力と分圧抵抗器8及び10によって反転
入力端子(−)に供給される電圧とを比較し、その比較
出力を液位情報として出力端子11を介して図示しない
湿式プリンタ等の自動インク供給装置に供給する。
【0045】ところで、熱電対2をインク貯蔵部内の所
望の位置に配置して、インクを補給することによってイ
ンクの液面1が上昇し、熱電対2及びインクが接触する
ようにしただけでは、インクが熱電対2に接触したとき
に1パルス出力されるだけで、その1パルスだけで供給
インク量がインク貯蔵部の許容範囲に達したこととさ
れ、インクの供給が停止されてしまう。
【0046】即ち、静的に液面1に熱電対2が達してい
るのか否かを判別できない。
【0047】また、熱電対2インクの液面1に接触させ
たときには、完全に濡れないと温度検出の効果が増加し
ないし、また物理的シュミット回路を構成しない。
【0048】更に、インクの液面1が下がった場合にイ
ンクの表面張力によってインクと熱電対2が完全に離間
しないので、インクの液面1が下がっているのにもかか
わらず、インクの液面1が熱電対1に達したものと判断
してしまう。
【0049】そこで、本例においては、更に、図2に示
す如き駆動部によって熱電対2をインクの液面1に対し
て移動させ、熱電対2とインクの液面1の接触、離間を
所定の周期で行うようにする。
【0050】即ち、この図2Aに示すように、熱電対2
を取り付け部材15に取り付け、更にこの熱電対2を取
り付けた取り付け部材15を移動部材14に取り付け、
更にカム13を、図示しない機器本体、インク貯蔵部
内、またはインク貯蔵部の上部などにその中心からずれ
た位置に形成した中心軸12で軸支し、このカム13を
中心軸12を中心に図示しない機器本体の駆動部(例え
ばモータ)回転させたときに、移動部材14をインクに
対して上下に移動させることによって熱電対2をインク
の液面1に接触、離間させるようにする。
【0051】また、図2Bに示すように、熱電対2をカ
ム17に取り付け、更にカム17を、図示しない機器本
体、インク貯蔵部内、またはインク貯蔵部の上部などに
その中心軸16で軸支し、このカム17を中心軸16を
中心に図示しない機器本体の駆動部(例えばモータ)で
回転させたときに、熱電対2をインクに接触、離間させ
るようにする。
【0052】図4はこれら図2A及びBで説明した機構
を用いて熱電対をインクに対して接触、離間させた場合
の動作を示す説明図である。
【0053】即ち、図4Aに示すように、図2A及びB
に示す各機構によって熱電対2がインクの液面1に接触
し、更にインク内に沈ませると、熱電対2が完全に濡
れ、これによって温度検出の効果が増加し、また物理的
シュミット回路を構成して温度を速く、確実に検出し、
これによって液位を正確に検出することができる。
【0054】また、図4Aに示した状態、即ち、インク
の液位が上がり、熱電対2と液面1が接触した状態か
ら、インクの液位が下がっても、図4Bに示すように表
面張力によってインクと熱電対2が完全に離間しない
が、図4Cに示すように、図2A及びBに示す各機構に
よって熱電対2をインクの液面1から離間させることが
でき、これによって熱電対2とインクの液面1を完全に
離間させ、且つ、熱電対2に付着したインクを略除去で
き、これによって、インクの液面1が下がっているのに
もかかわらず、インクの液面1が熱電対1に達したもの
と判断してしまったりすることがない。
【0055】このように本例においては、駆動機構によ
って熱電対2をインクの液面1に対して接触、離間させ
ると共に、この熱電対2で温度を検出し、オペアンプ3
及び時定数回路(抵抗器5及びコンデンサ6)でその変
化分を検出し、コンパレータ9で基準電圧と比較し、そ
の比較結果を液位検出出力とし、その出力に基いてイン
クの供給の停止を行うようにしたので、インクの液位を
正確、且つ、高速に検出でき、これによって良好な自動
供給を行うことができる。
【0056】尚、図2A及びBで示した駆動機構による
熱電対2のインクの液面1に対する接触、離間動作はイ
ンクの供給開始と同時に間欠的に行うようにしても、ま
た、決められた回数行うようにしても高速に連続して行
うようにしても良い。
【0057】また、熱電対2を構成する材料としては銅
2b及びコンスタンタン2aとしたが、これ以外のもの
との組み合わせでも良い。要するに熱電対であれば良
い。
【0058】また、上述の実施例は本発明の一例であ
り、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成
が取り得ることは勿論である。
【0059】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、温度を温度検
出手段で検出し、この温度検出手段からの検出信号に基
いて検出手段で変化分を検出し、この検出手段からの検
出信号に基いて演算手段で液位情報を得るようにしたの
で液位情報を簡単な回路構成で正確に検出できる。
【0060】更に上述において本発明の構成によれば、
熱電対で構成した温度検出手段で液体の温度を検出する
ようにしたので、上述の効果に加え、液位情報を高速に
検出でき、検出系の規模を大としなくても済み、コスト
低減を図ることができる。
【0061】更に上述において本発明の構成によれば、
コンスタンタン及び銅で構成した熱電対で液体の温度を
検出するようにしたので、上述の効果に加え、熱電対の
コストを抑えることができる。
【0062】更に上述において本発明の構成によれば、
温度検出手段からの検出信号に基いて演算を行う演算手
段と、時定数手段とで構成した検出手段によって、温度
検出手段からの検出信号に対して設定時定数で決まる変
化分を得るようにしたので、上述の効果に加え、温度検
出手段の変化分を取り出して液位の変化情報を良好に検
出することができる。
【0063】更に上述において本発明によれば、オペレ
ーショナル・アンプリファイアで構成した演算手段で液
位情報を得るようにしたので、上述の効果に加え、回路
構成が簡単となり、コストの低減を図ることができる。
【0064】更に上述において本発明によれば、抵抗器
及びコンデンサで構成した時定数回路で時定数を設定す
るようにしたので上述の効果に加え、時定数回路の低コ
スト化を図ることができる。
【0065】更に上述において本発明によれば、演算手
段を分圧手段及びコンパレータで構成し、入力電源を分
圧手段で分圧して得た基準電圧と検出手段からの検出信
号との比較の結果液位情報を得るようにしたので、上述
の効果に加え、温度検出手段による検出温度の変化分か
ら液位の変化を簡単な構成で検出することができる。
【0066】更に上述において本発明によれば、駆動手
段を設け、この駆動手段で温度検出手段を検出すべき液
体に対して接触、離間させるようにしたので、上述の効
果に加え、温度検出手段を速く濡らして温度の検出を速
くできるようにし、更に液体が下がった場合においても
液体の表面張力によって温度検出手段が液体と接触しな
いようにすることができ、また、機器の傾きなどによっ
て誤差を生じないようにでき、これによって液位の検出
を正確におこなうことができる。
【0067】更に上述において本発明によれば、温度検
出手段を液体に対して接触、離間させるための部材上を
移動して部材を液体の液面に対して垂直に移動させ、温
度検出手段を液体の液面に対して接触、離間動作をさせ
る移動体を駆動部で駆動するようにしたので、上述の効
果に加え、温度検出手段を速く濡らして温度の検出を速
くできるようにし、更に液体が下がった場合においても
液体の表面張力によって温度検出手段が液体と接触しな
いようにすることができ、これによって液位の検出を正
確におこなうことができる。
【0068】更に上述において本発明によれば、温度検
出手段を取り付けた取り付け部材に液体の液面に対して
略水平方向に延在する移動部材を接続し、その上部で移
動体を駆動させ、この駆動に応じて移動部材を液体の液
面に対して略垂直に移動させるようにしたので、上述の
効果に加え、機構を簡単にすることができる。
【0069】更に上述において本発明によれば、移動体
を、その中心から所定の距離だけずれた位置に軸を設け
たカムとし、駆動部によって、軸を中心に回転させ、温
度検出手段を液体に接触、離間させるようにしたので、
上述の効果に加え、更に機構を簡単にすることができ
る。
【0070】更に上述において本発明によれば、駆動手
段を、温度検出手段が取り付けられる回転体と、この回
転体を駆動する駆動部とで構成し、回転体を駆動部で回
転させて温度検出手段を液体に対して接触、離間させる
ようにしたので、上述の効果に加え、温度検出手段を速
く濡らして温度の検出を速くできるようにし、更に液体
が下がった場合においても液体の表面張力によって温度
検出手段が液体と接触しないようにすることができ、こ
れによって液位の検出を正確におこなうことができる。
【0071】更に上述において本発明によれば、回転体
をその中心を軸としたカムとし、駆動部によって軸を中
心に回転体を回転させ、温度検出手段を液体に接触、離
間させるようにしたので、上述の効果に加え、機構を簡
単することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明液位検出装置の一実施例を示す構成図で
ある。
【図2】本発明液位検出装置の一実施例の要部を示す構
成図である。
【図3】本発明液位検出装置の一実施例の要部を示す構
成図ある。
【図4】本発明液位検出装置の一実施例の説明に供する
説明図ある。
【符号の説明】
1 液面 2 熱電対 2a コンスタンタン 2b 銅 3 オペアンプ(オペレーショナル・アンプリファイ
ア) 4、5、8、10 抵抗器 6 コンデンサ 9 コンパレータ 12、16 中心軸 13、17 カム 14 移動部材 15 取り付け部材

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度を検出する温度検出手段と、 この温度検出手段からの検出信号に基いて変化分を検出
    する検出手段と、 この検出手段からの検出信号に基いて液位情報を得る演
    算手段とを有することを特徴とする液位検出装置。
  2. 【請求項2】 上記温度検出手段を熱電対としたことを
    特徴とする請求項1記載の液位検出装置。
  3. 【請求項3】 上記熱電対をコンスタンタン及び銅で構
    成したことを特徴とする請求項2記載の液位検出装置。
  4. 【請求項4】 上記検出手段は、上記温度検出手段から
    の検出信号に基いて演算を行う演算手段と、 時定数手段とで構成され、上記温度検出手段からの検出
    信号に対して設定時定数で決まる変化分を得ることを特
    徴とする請求項1記載の液位検出装置。
  5. 【請求項5】 上記演算手段をオペレーショナル・アン
    プリファイアで構成したことを特徴とする請求項4記載
    の液位検出装置。
  6. 【請求項6】 上記時定数回路を抵抗器及びコンデンサ
    で構成したことを特徴とする請求項4記載の液位検出装
    置。
  7. 【請求項7】 上記演算手段を分圧手段及びコンパレー
    タで構成し、入力電源を上記分圧手段で分圧して得た基
    準電圧と上記検出手段からの検出信号との比較の結果液
    位情報を得るようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の液位検出装置。
  8. 【請求項8】 上記温度検出手段を検出すべき液体に対
    して接触、離間させる駆動手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の液位検出装置。
  9. 【請求項9】 上記駆動手段を、上記温度検出手段を上
    記液体に対して接触、離間させるための部材と、 この部材上で駆動され、上記部材及び上記温度検出手段
    を液体の液面に対して接触、離間動作をさせる移動体
    と、 この移動体を駆動する駆動部とで構成したことを特徴と
    する請求項8記載の液位検出装置。
  10. 【請求項10】 上記部材を、上記温度検出手段を取り
    付けるための取り付け部材と、 上記液体の液面に対して略水平方向に延在し、上記取り
    付け部材と接続され、その上部での上記移動体の駆動に
    応じて上記液体の液面に対して略垂直に移動する移動部
    材とで構成したことを特徴とする請求項9記載の液位検
    出装置。
  11. 【請求項11】 上記移動体を、その中心から所定の距
    離だけずれた位置に軸を設けたカムとし、上記駆動部に
    よって、上記軸を中心にカムを回転させるようにしたこ
    とを特徴とする請求項9記載の液位検出装置。
  12. 【請求項12】 上記駆動手段を、上記温度検出手段が
    取り付けられる回転体と、 この回転体を駆動する駆動部とで構成したことを特徴と
    する請求項8記載の液位検出装置。
  13. 【請求項13】 上記回転体をその中心を軸としたカム
    とし、上記駆動部によって上記軸を中心に上記回転体を
    回転させ、上記温度検出手段を上記液体に接触、離間さ
    せるようにしたことを特徴とする請求項8記載の液位検
    出装置。
JP22167892A 1992-08-20 1992-08-20 液位検出装置 Pending JPH0666619A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22167892A JPH0666619A (ja) 1992-08-20 1992-08-20 液位検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22167892A JPH0666619A (ja) 1992-08-20 1992-08-20 液位検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0666619A true JPH0666619A (ja) 1994-03-11

Family

ID=16770563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22167892A Pending JPH0666619A (ja) 1992-08-20 1992-08-20 液位検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0666619A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7753846B2 (en) 2006-08-22 2010-07-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus for measuring skin moisture content and it's operation method
US8273021B2 (en) 2006-08-18 2012-09-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus, method and medium measuring skin moisture content
US8388534B2 (en) 2006-10-11 2013-03-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus for providing skin care information by measuring skin moisture content and method and medium for the same
US8790250B2 (en) 2008-12-10 2014-07-29 Ambu A/S Endoscope bending section control mechanism
US11166627B2 (en) 2018-01-26 2021-11-09 Ambu A/S Method for fixation of a wire portion of an endoscope, and an endoscope
US11291355B2 (en) 2018-01-19 2022-04-05 Ambu A/S Method for fixation of a wire portion of an endoscope, and an endoscope

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8273021B2 (en) 2006-08-18 2012-09-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus, method and medium measuring skin moisture content
US7753846B2 (en) 2006-08-22 2010-07-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus for measuring skin moisture content and it's operation method
US8388534B2 (en) 2006-10-11 2013-03-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus for providing skin care information by measuring skin moisture content and method and medium for the same
US8790250B2 (en) 2008-12-10 2014-07-29 Ambu A/S Endoscope bending section control mechanism
US10149605B2 (en) 2008-12-10 2018-12-11 Ambu A/S Endoscope bending section control mechanism
US10165931B2 (en) 2008-12-10 2019-01-01 Ambu A/S Endoscope bending section control mechanism
US10624529B2 (en) 2008-12-10 2020-04-21 Ambu A/S Endoscope bending section control mechanism
US11291355B2 (en) 2018-01-19 2022-04-05 Ambu A/S Method for fixation of a wire portion of an endoscope, and an endoscope
US11832792B2 (en) 2018-01-19 2023-12-05 Ambu A/S Method for fixation of a wire portion of an endoscope, and an endoscope
US11166627B2 (en) 2018-01-26 2021-11-09 Ambu A/S Method for fixation of a wire portion of an endoscope, and an endoscope

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4603245A (en) Temperature control apparatus
JPS6314348B2 (ja)
JPH0666619A (ja) 液位検出装置
JPH07311072A (ja) タンク内の液体有無検知装置
US4926433A (en) Semiconductor laser unit
KR980011727A (ko) 표면높이 계측장치 및 이를 이용한 노광장치
JPH0736230A (ja) 画像濃度制御方法
US5097293A (en) Method and device for controlling toner density of an electrostatic printing apparatus employing toner
US5227850A (en) Electrophotographic plate-making apparatus
JPH02197881A (ja) 現像剤検出装置
US6208370B1 (en) Method and apparatus for determining the starting position and the power of a scanning light beam to be used in writing on a media
JPH04337758A (ja) 多色画像形成装置
US6819887B1 (en) Apparatus and method for measuring concentration of developer in liquid printer
JPS63231363A (ja) 画像形成装置
JP2001194844A (ja) 画像形成装置
JPS62144048A (ja) 現像液濃度測定装置
US20100003037A1 (en) Method and apparatus for sensing locations on a belt
JP2500514B2 (ja) 回転体の位置検出装置
KR960024266A (ko) 타이어 형상측정장치
JP2010260268A (ja) 記録装置
JP2001005299A (ja) トナー濃度の測定方法及びその方法の実施に用いるセンサ
JPH05165332A (ja) トナー残量検出装置
JPH06148991A (ja) 自動画質補償制御方法
KR100427265B1 (ko) 차량용 비접촉식 와이퍼 부상량 측정장치
JPS6061780A (ja) 定着器の温度制御法