JPH0666222A - 燃料噴射装置 - Google Patents

燃料噴射装置

Info

Publication number
JPH0666222A
JPH0666222A JP22018192A JP22018192A JPH0666222A JP H0666222 A JPH0666222 A JP H0666222A JP 22018192 A JP22018192 A JP 22018192A JP 22018192 A JP22018192 A JP 22018192A JP H0666222 A JPH0666222 A JP H0666222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passage
pressure
high pressure
gasket
fuel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22018192A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyasu Kanamori
弘恭 金森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP22018192A priority Critical patent/JPH0666222A/ja
Publication of JPH0666222A publication Critical patent/JPH0666222A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料噴射装置において、高圧通路を構成する
複数の高圧通路構成部材に強大な力(軸力)を加えるこ
となく、通路方向に当接する各高圧通路構成部材間の油
密を確保すること。 【構成】 ホルダボディ7に形成された高圧通路17の
密着面33側端部およびボディ20に形成された高圧通
路27の密着面33側端部は、各高圧通路17、27の
通路径が同軸上に拡大された大径部とされ、向かい合う
各大径部によってガスケット用空間部が形成されてい
る。このガスケット用空間部には、円環状のガスケット
37が、ガスケット用空間部の内周面に対してガスケッ
ト係数に相当する所定の面圧が得られるように圧入され
ている。また、このガスケット37は、ガスケット37
の内周側に作用する高圧によって径方向の外側に拡大変
形し、ガスケット用空間部の内周面に押し付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関に燃料を噴射
する燃料噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディーゼルエンジン用の燃料噴射
装置では、燃料噴射の電子制御化が行われており、例え
ば、特開平2−294554号公報では、高圧燃料を噴
射するノズルホルダと、このノズルホルダの噴射時期お
よび噴射量を制御する電磁弁から構成された燃料噴射装
置が開示されている。このような電子制御式の燃料噴射
装置(特に、超高圧が作用するディーゼルエンジン用の
燃料噴射装置)では、電磁弁とノズルホルダとの組付け
に際して、両者の間をシールする(油密を確保する)た
めに、シール方向に強大な力(軸力)を両者間に加える
必要がある。そこで、従来では、電磁弁とノズルホル
ダとを一体に製造する、電磁弁とノズルホルダとをリ
テーニングナットによってねじ締めする、電磁弁とノ
ズルホルダとを直接ねじ締結する等の方法が公知であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、電磁弁とノ
ズルホルダとを一体化するの方法では、一体化された
大きなボディに対して精密な孔加工や、研削およびラッ
ピング等の加工が難しくなるとともに、研削精度が出に
くくなる等の理由から製造が非常に困難である。また、
リテーニングナットを使用するの方法では、リテーニ
ングナットの締め付け力を受けるための肩部を設ける必
要があることから、径方向の寸法が大きくなり、装置の
大型化を招く。さらに、電磁弁とノズルホルダとを直接
ねじ締結するの方法では、燃料噴射装置の弁部(特に
摺動部)にねじ締結による強大な軸力が作用すること
で、弁部に歪みを生じるという課題を有していた。本発
明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的
は、高圧通路を構成する複数の高圧通路構成部材に強大
な力(軸力)を加えることなく、通路方向に当接する各
高圧通路構成部材間の油密を確保することのできる燃料
噴射装置の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1では、高圧燃料が流れる高圧通
路を、この高圧通路の通路方向に分割された複数の高圧
通路構成部材で形成して成る燃料噴射装置において、前
記高圧通路の通路方向に前記複数の高圧通路構成部材に
亘って前記高圧通路の通路径が同軸上に拡大された拡大
通路部が形成されるとともに、その拡大通路部の内周面
に対して所定の面圧が得られるように前記拡大通路部に
圧入された環状の油密部材を備え、この油密部材が、そ
の内周面に作用する高圧燃料の圧力を受けることで径方
向の外側に拡大変形することを技術的手段とする。ま
た、請求項2では、高圧燃料が流れる高圧通路を、この
高圧通路の通路方向に分割された複数の高圧通路構成部
材で形成して成る燃料噴射装置において、前記高圧通路
の通路方向に前記複数の高圧通路構成部材に亘って前記
高圧通路の外周に前記高圧通路と連通する環状の空間部
が形成されるとともに、その空間部の外周側内面に対し
て所定の面圧が得られるように前記空間部に圧入された
環状の油密部材を備え、この油密部材が、前記高圧通路
を流れる高圧燃料の圧力を受けることで径方向の外側に
拡大変形することを技術的手段とする。
【0005】
【作用】上記構成より成る本発明の燃料噴射装置は、環
状の油密部材が拡大通路部に圧入されることにより、高
圧通路の径方向において油密部材と複数の高圧通路構成
部材との間の油密が確保される。ここで、高圧通路に高
圧燃料が流れることにより、高圧燃料の圧力が油密部材
の内周面に作用する。これにより、油密部材が径方向の
外側に拡大変形することで、油密部材の外周面が拡大通
路部の内周面に押し付けられることになる。この押圧力
は、高圧燃料の圧力に比例して大きくなるため、高圧通
路に高圧燃料が流れる時には、油密部材と複数の高圧通
路構成部材との間で、当初の面圧以上の面圧が作用する
ことになる。従って、高圧通路の径方向における油密部
材と複数の高圧通路構成部材との間の油密は、高圧燃料
の圧力に依らず保たれる。
【0006】また、高圧通路の外周に高圧通路と連通す
る環状の空間部が形成された場合には、この空間部に油
密部材が圧入されることで、高圧通路の径方向において
油密部材と複数の高圧通路構成部材との間の油密が確保
される。ここで、高圧通路に高圧燃料が流れることによ
り、高圧燃料の圧力が高圧通路と連通する空間部内に圧
入された油密部材の内周面に作用する。これにより、油
密部材が径方向の外側に拡大変形して、油密部材の外周
面が空間部の外周側内面に押し付けられることにより、
上記の場合と同様に、高圧通路の径方向における油密部
材と複数の高圧通路構成部材との間の油密は、高圧燃料
の圧力に依らず保たれることになる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の燃料噴射装置の一実施例を図
1ないし図4を基に説明する。図1は燃料噴射装置の要
部断面図、図3は燃料噴射装置の全体断面図である。本
実施例の燃料噴射装置1は、ディーゼルエンジン(図示
しない)の各気筒に取り付けられて、共通のサージタン
ク(図示しない)から分岐した導入管(図示しない)よ
り高圧燃料(150MPa)が供給される。この燃料噴
射装置1は、図3に示すように、ノズルホルダ2、電磁
アクチュエータ3、および両者2、3を締結するリテー
ニングナット4より成る。
【0008】ノズルホルダ2は、ノズルボディ5、チッ
プパッキン6、ホルダボディ7、およびこれらの部材を
保持するノズルリテーニングナット8より成る。ノズル
ボディ5は、先端部に噴孔(図示しない)を有するホー
ル形ノズルを有する管状体で、内周部にニードル9を摺
動自在に保持する。このノズルボディ5には、噴孔に通
じる燃料溜まり(図示しない)、およびこの燃料溜まり
に燃料を導く燃料通路10が形成されている。チップパ
ッキン6は、ノズルボディ5とホルダボディ7との間に
挟持されて、燃料通路10に連通する連通路11が形成
されている。ホルダボディ7は、その中央部にシリンダ
12が形成されて油圧ピストン13を摺動自在に保持す
る。油圧ピストン13の上部には制御室14を構成する
圧力室14aが形成され、その圧力室14aには、スプ
リング15によって図示上方へ付勢された可動弁体16
が配されている。この可動弁体16は、制御室14が高
圧となった時にスプリング15の付勢力に抗して図示下
方へ移動し、制御室14が低圧となった時にスプリング
15に付勢されて図示上方へ移動する。また、ホルダボ
ディ7には、導入管を介してサージタンクより導かれた
高圧燃料が供給される高圧通路17が形成されており、
この高圧通路17は、チップパッキン6に形成された連
通路11を介してノズルボディ5に形成された燃料通路
10と連通されている。
【0009】ニードル9は、プレッシャピン18を介し
て油圧ピストン13に連結されており、制御室14が低
圧となった時に、油圧ピストン13とともに図示上方へ
リフトすることによって開弁(燃料溜まりと噴孔とを連
通させる)し、制御室14が高圧となった時に、油圧ピ
ストン13とともに元の位置に戻ることによって閉弁す
る(燃料溜まりと噴孔との連通を遮断する)。油圧ピス
トン13は、制御室14が低圧となった時に、ニードル
9に作用するノズルボディ5内の高圧圧力(図示上方へ
作用する圧力)がプレッシャピン18を図示下方へ付勢
するスプリング19の付勢力に打ち勝つことで図示上方
へ移動し、制御室14が高圧となった時に、制御室14
の高圧圧力とスプリング19の付勢力とがニードル9に
作用する高圧圧力より大きくなることで図示下方へ移動
する。
【0010】電磁アクチュエータ3は、ボディ20、コ
イル21、鉄心22、アーマチュア23、アウタバルブ
24、コイルスプリング25、インナバルブ26等より
構成されている。ボディ20は、ノズルホルダ2の上部
に配されて、ホルダボディ7に形成された高圧通路17
と連通する高圧通路27、ホルダボディ7に形成された
圧力室14aとともに制御室14を構成する圧力室14
bが形成されるとともに、コイル21への通電時に制御
室14内の高圧燃料を排出する排出通路28が形成され
ている。なお、排出通路28は、制御室14内の高圧燃
料を燃料タンク内に戻すための低圧パイプ(図示しな
い)に連通されている。コイル21は、鉄心22の上部
に設けられたコネクタ29を介して通電を受けることに
より磁力を発生する。鉄心22は、コイル21への通電
によって磁化されて電磁石となる。アーマチュア23
は、ボディ20と鉄心22との間でスペーサ30によっ
て形成される空間内に配されて、コイル21への通電時
に鉄心22側へ吸引される。アウタバルブ24は、ボデ
ィ20によって摺動自在に保持され、その上端部でアー
マチュア23と固着されている。このアウタバルブ24
は、インナバルブ26とともに制御室14への高圧燃料
の充填および制御室14からの高圧燃料の排出を切り替
えるもので、コイル21への非通電時、つまりアウタバ
ルブ24がアーマチュア23とともに図示下方へ移動し
た状態(図1に示す状態)で、ボディ20に形成された
高圧通路27と圧力室14bとを連通する連通路31が
形成されている。コイルスプリング25は、アウタバル
ブ24を図示下方へ付勢する。インナバルブ26は、ア
ウタバルブ24の内部に配されており、アウタバルブ2
4が図示上方へ移動した時に、アウタバルブ24に形成
された連通路31を遮断する。
【0011】リテーニングナット4は、電磁アクチュエ
ータ3の外周部分を筒状に覆って、電磁アクチュエータ
3とノズルホルダ2とを燃料噴射装置1の軸方向(図示
上下方向)に締結するもので、上端側が鉄心22の上端
角部に係止され、下端側がホルダボディ7の上部外周部
分に螺着されている。ホルダボディ7の上端外周部には
Oリング32が装着されて、リテーニングナット4とホ
ルダボディ7との間の油密が確保されている。リテーニ
ングナット4による締め付け力(軸力)は、ホルダボデ
ィ7とボディ20との密着面33に隙間が生じない程度
の大きさである。つまり、燃料噴射装置1にかかる高圧
によってホルダボディ7とボディ20とを引き離す力に
打ち勝つ程度の大きさであればよく、両者7、20の密
着面33に強大なシール面圧(面積当たりの密着力)を
発生させる程の軸力を付与する必要はない。なお、ノズ
ルボディ5、チップパッキン6、ホルダボディ7、ボデ
ィ20の各部材がそれぞれ本発明の高圧通路構成部材で
あり、ノズルボディ5に形成された燃料通路10、チッ
プパッキン6に形成された連通路11、ホルダボディ7
に形成された高圧通路17と圧力室14a、ボディ20
に形成された高圧通路27と圧力室14bにより本発明
の高圧通路が構成される。
【0012】そこで、ホルダボディ7とボディ20との
間の油密を確保するための構造を以下に説明する。ホル
ダボディ7に形成された高圧通路17の密着面33側端
部およびボディ20に形成された高圧通路27の密着面
33側端部は、図2に示すように、各高圧通路17、2
7の通路径が同軸上に拡大された大径部17a、27a
とされ、向かい合う各大径部17a、27aによってガ
スケット用空間部34(本発明の拡大通路部)が形成さ
れている。また、ホルダボディ7に形成されたシリンダ
12の密着面33側端部は、図2に示すように、シリン
ダ12内径が同軸上に拡大された大径部12aとされ、
ボディ20に形成された圧力室14bの外周部には、可
動弁体16の移動(圧力室14bに高圧燃料が供給され
た時に図示下方へ移動する)に伴って制御室14と連通
する環状の空間部35が形成されている。この大径部1
2aと空間部35によってガスケット用空間部36が形
成されている。なお、各大径部17a、27aおよび大
径部12aと空間部35によって形成されるそれぞれの
ガスケット用空間部34、36の内周面は、Oリングや
ガスケットによって油密が保たれる程度の面粗度(6.
3Z)に仕上げられている。
【0013】各ガスケット用空間部34、36には、S
US、軟鉄、またはアルミニウム等より成る円環状のガ
スケット37、38(本発明の油密部材)が圧入されて
いる(図1参照)。この時の圧入代は、圧力の印加され
ていない状態(ガスケット37、38の内周部に高圧が
かかっていない状態)で、下記の数1に示すように、ガ
スケット係数mに相当する所定の面圧ρg が得られるよ
うに設定されている。(なお、数1の右辺は油密を維持
するのに必要な最低面圧を示す。) 従って、ガスケット37、38の内周側に高圧が作用し
ていない状態で、ガスケット用空間部34、36の内周
面とガスケット37、38の外周面との間の油密が確保
されている。
【数1】 ρg ≧mPi…………高圧の印加されてない初期時 なお、Pi:内圧、ρg :ガスケット面圧、m:ガスケ
ット係数
【0014】また、ガスケット用空間部34、36に配
されたガスケット37、38は、高圧燃料の圧力が各ガ
スケット37、38の内周面に作用することで、径方向
の外側に拡大変形してガスケット用空間部34、36の
内周面に押し付けられる。この時、下記の数2に示すよ
うに、油密性を維持するのに必要な押圧力は大きくなる
(数2の右辺)が、これとともにガスケット37、38
の押圧力も大きくなる(数2の左辺)ため、不等号の向
きは常に保たれて油密性が維持される。
【数2】αρg ≧αmPi……ガスケット37、38に
高圧が作用する時 なお、α:正数
【0015】従って、ガスケット37、38の内周側に
高圧が作用する場合でも、ガスケット37、38とガス
ケット用空間部34、36との間には、ガスケット3
7、38をガスケット用空間部34、36に圧入した状
態の不等号の向きが維持される。このため、ガスケット
37、38とガスケット用空間部34、36との間の油
密は、ガスケット37、38の内周側に作用する圧力に
依ることなく、常に確保されることになる。このよう
に、燃料噴射装置1の軸方向に強大な軸力を加えること
なく、高圧が作用するガスケット37、38の変形によ
ってホルダボディ7とボディ20との間の油密を確保す
ることができる。つまり、リテーニングナット4による
締め付け力(軸力)は、ホルダボディ7とボディ20と
の密着面33に隙間が生じない程度の大きさで十分であ
ることから、従来のように、作用する圧力に比例して大
きくなる軸力を加える必要がなく、燃料噴射装置1の構
成部材に強大な軸力が加わることで構成部材の変形を招
くのを防止することができる。
【0016】また、本実施例の燃料噴射装置1では、ホ
ルダボディ7とチップパッキン6との間、およびチップ
パッキン6とノズルボディ5との間の油密を確保する上
でも、上述の場合と同様に、高圧の作用によって外径方
向へ拡大変形するガスケット39を使用している。ここ
では、ホルダボディ7に形成された高圧通路17のチッ
プパッキン6側端部、チップパッキン6に形成された連
通路11、ノズルボディ5に形成された燃料通路10の
チップパッキン6側端部で、各通路径が同軸上に拡大さ
れてガスケット用空間部(図示しない)が形成されてい
る。そして、このガスケット用空間部に環状のガスケッ
ト39が圧入されて(図4参照)、ガスケット用空間部
の内周面に対して所定の面圧が得られるように設定され
ている。このガスケット39は、高圧の作用を受けて外
径方向に拡大変形することにより、当初の面圧以上の押
圧力でガスケット用空間部の内周面に押圧されることに
なる。これにより、上述の場合と同様に、燃料噴射装置
1の軸方向に強大な軸力を加えることなく、ホルダボデ
ィ7とチップパッキン6との間、およびチップパッキン
6とノズルボディ5との間の油密を確保することができ
る。なお、初期の組付け時に金属Oリングの変形によっ
てシール面圧を得る方法があるが、この場合は、金属O
リングの製造コストが高くなる。本実施例で例示したガ
スケット37、38、39を使用した場合には、金属O
リングの1/10程度のコストで済む。
【0017】
【発明の効果】本発明の燃料噴射装置は、高圧通路を構
成する複数の高圧通路構成部材に強大な力(軸力)を加
えることなく、作用する高圧によって油密部材を外径方
向に変形させることで、通路方向に当接する各高圧通路
構成部材間の油密を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料噴射装置の要部断面図である。
【図2】本実施例に係るガスケット用空間部を含む断面
図である。
【図3】燃料噴射装置の全体断面図である。
【図4】本実施例に係る要部拡大断面図である。
【符号の説明】 1 燃料噴射装置 5 ノズルボディ(高圧通路構成部材) 6 チップパッキン(高圧通路構成部材) 7 ホルダボディ(高圧通路構成部材) 10 燃料通路(高圧通路) 11 連通路(高圧通路) 14a圧力室(高圧通路) 14b圧力室(高圧通路) 17 高圧通路 20 ボディ(高圧通路構成部材) 27 高圧通路 33 密着面(当接面) 34 ガスケット用空間部(拡大通路部) 35 空間部 36 ガスケット用空間部(拡大通路部) 37 ガスケット(油密部材) 38 ガスケット(油密部材) 39 ガスケット(油密部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高圧燃料が流れる高圧通路を、この高圧通
    路の通路方向に分割された複数の高圧通路構成部材で形
    成して成る燃料噴射装置において、 前記高圧通路の通路方向に前記複数の高圧通路構成部材
    に亘って前記高圧通路の通路径が同軸上に拡大された拡
    大通路部が形成されるとともに、その拡大通路部の内周
    面に対して所定の面圧が得られるように前記拡大通路部
    に圧入された環状の油密部材を備え、この油密部材が、
    その内周面に作用する高圧燃料の圧力を受けることで径
    方向の外側に拡大変形することを特徴とする燃料噴射装
    置。
  2. 【請求項2】高圧燃料が流れる高圧通路を、この高圧通
    路の通路方向に分割された複数の高圧通路構成部材で形
    成して成る燃料噴射装置において、 前記高圧通路の通路方向に前記複数の高圧通路構成部材
    に亘って前記高圧通路の外周に前記高圧通路と連通する
    環状の空間部が形成されるとともに、その空間部の外周
    側内面に対して所定の面圧が得られるように前記空間部
    に圧入された環状の油密部材を備え、この油密部材が、
    前記高圧通路を流れる高圧燃料の圧力を受けることで径
    方向の外側に拡大変形することを特徴とする燃料噴射装
    置。
JP22018192A 1992-08-19 1992-08-19 燃料噴射装置 Pending JPH0666222A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22018192A JPH0666222A (ja) 1992-08-19 1992-08-19 燃料噴射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22018192A JPH0666222A (ja) 1992-08-19 1992-08-19 燃料噴射装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0666222A true JPH0666222A (ja) 1994-03-08

Family

ID=16747157

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22018192A Pending JPH0666222A (ja) 1992-08-19 1992-08-19 燃料噴射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0666222A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19614980C1 (de) * 1996-04-16 1997-09-18 Hatz Motoren Einspritzvorrichtung
US6116522A (en) * 1996-04-16 2000-09-12 Motorenfabrik Hatz Gmbh & Co. Kg Fuel injection device
FR2805570A1 (fr) * 2000-02-24 2001-08-31 Bosch Gmbh Robert Injecteur de carburant pour un moteur a combustion interne
DE10065221A1 (de) * 2000-12-27 2002-07-18 Bosch Gmbh Robert Direkt gesteuertes 2-Sitzventil für Kraftstoffeinspritzsysteme
EP1043496A3 (de) * 1999-04-07 2003-05-21 Delphi Technologies, Inc. Einspritzventil zur Kraftstoffeinspritzung in einer Verbrennungskraftmaschine

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19614980C1 (de) * 1996-04-16 1997-09-18 Hatz Motoren Einspritzvorrichtung
WO1997039237A1 (de) * 1996-04-16 1997-10-23 Motorenfabrik Hatz Gmbh & Co. Kg Einspritzvorrichtung
US6116522A (en) * 1996-04-16 2000-09-12 Motorenfabrik Hatz Gmbh & Co. Kg Fuel injection device
EP1043496A3 (de) * 1999-04-07 2003-05-21 Delphi Technologies, Inc. Einspritzventil zur Kraftstoffeinspritzung in einer Verbrennungskraftmaschine
FR2805570A1 (fr) * 2000-02-24 2001-08-31 Bosch Gmbh Robert Injecteur de carburant pour un moteur a combustion interne
DE10065221A1 (de) * 2000-12-27 2002-07-18 Bosch Gmbh Robert Direkt gesteuertes 2-Sitzventil für Kraftstoffeinspritzsysteme
DE10065221B4 (de) * 2000-12-27 2007-11-29 Robert Bosch Gmbh Direkt gesteuertes 2-Sitzventil für Kraftstoffeinspritzsysteme

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8651827B2 (en) Electromagnetically-driven valve mechanism and high-pressure fuel supply pump using the same
US6293254B1 (en) Fuel injector with floating sleeve control chamber
US6554590B2 (en) High pressure pump
US5954343A (en) Seal ring
US5899136A (en) Low leakage plunger and barrel assembly for high pressure fluid system
US7303214B2 (en) Metallic compression joint and fuel injector having a metallic compression joint
US10883458B2 (en) Asymmetric spring valve disk
US5125575A (en) Valve
JP2644820B2 (ja) 制御された点火および直接噴射を有するエンジンのための噴射器
JPH05590B2 (ja)
JPH1182227A (ja) 内燃機関用燃料噴射装置
KR102048190B1 (ko) 연료 분사 밸브
JP4181419B2 (ja) インジェクタ
US5157967A (en) Dynamic flow calibration of a fuel injector by selective positioning of its solenoid coil
US6176441B1 (en) In-cylinder fuel injection valve
JPH0666222A (ja) 燃料噴射装置
US6254103B1 (en) Seal
JP2006513366A (ja) 直接式ニードル制御装置を備えた燃料インジェクタ
JP2009281346A (ja) 燃料噴射装置
JPH06159190A (ja) 内燃機関に用いられる燃料噴射ポンプ
JP2002322969A (ja) 燃料噴射装置
US6435429B1 (en) Fuel injection valve
JP2006214394A (ja) 燃料噴射弁
JP6681448B2 (ja) 高圧燃料供給ポンプ
US7063278B2 (en) Fuel injection valve