JPH066604Y2 - プリメインアンプ - Google Patents

プリメインアンプ

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JPH066604Y2
JPH066604Y2 JP18050187U JP18050187U JPH066604Y2 JP H066604 Y2 JPH066604 Y2 JP H066604Y2 JP 18050187 U JP18050187 U JP 18050187U JP 18050187 U JP18050187 U JP 18050187U JP H066604 Y2 JPH066604 Y2 JP H066604Y2
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JP
Japan
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volume
amplifier
main amplifier
input
preamplifier
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Application number
JP18050187U
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JPH0186310U (ja
Inventor
充雄 真鍋
司 加藤
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アイワ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、メカ的に信号劣化を極力抑えるように工夫
されたプリメインアンプに関する。
[考案の背景] オーディオ機器に多用されているプリメインアンプは、
周知のようにプリアンプとメインアンプとが1つの筐体
内に収容された装置をいい、通常はこのプリアンプとメ
インアンプとが同時に使用されるようになされている。
しかし、最近では入力ソースの多様性からプリアンプを
切り放して使用できるようになされたものがある。その
使用例を第2図を参照して説明する。
第2図において、10はこのプリメインアンプの要部を
全体として示す。ただし、図はLチャンネルの構成のみ
を示す。
11はプリアンプ、12はメインアンプを夫々示し、プ
リアンプ11は周知のようにトーンコントロール用のア
ンプとして機能し、終段に接続されたボリューム24は
左右のバランス調整用として機能する。
メインアンプ12はパワーアンプであって、そのアンプ
出力は出力ターミナル23側に導出される。
入力ターミナル13には複数の入力ソースに対処できる
ように複数のターミナルが設けられている。図の例で
は、デジタルソース用の端子13aを始めとして、以下
のような端子が設けられている。
13bはCDの入力ソース用端子、13cはラインから
の入力ソース用端子、13dはチューナからの入力ソー
ス用端子、13eはDATの入力ソース用端子、13f
はテープからの入力ソース用端子であり、そして13g
はレコードプレーヤからの入力ソース用端子を夫々示
す。
これら複数の入力ソースはファンクション切り替え用の
スイッチング手段15において、必要な入力ソースが選
択される。
ただし、デジタルソースに対してはD/A変換器16の
出力がスイッチング手段15に供給され、レコードプレ
ーヤの入力ソースに対してはイコライザーアンプ17の
出力がスイッチング手段15に供給されるように構成さ
れている。
スイッチング手段15で選択された入力ソースは音量調
整用のボリューム22によってレベル調整されたのち、
プリアンプ11の選択手段20に供給される。
選択手段20はプリアンプ11を信号伝送路に接続する
かどうかを選択するためのもので、この手段20は外部
より手動で選択できるようになされている。
そのため、プリアンプ11の入出力段には夫々連動して
切り替えられるスイッチ21A,21Bが接続され、端
子P側が選択されたときのみ、入力ソースがプリアンプ
11を経てメインアンプ12にその出力が供給されるよ
うになされている。
これに対して、端子D側が選択されたときには、入力ソ
ースがダイレクトにメインアンプ12に入力されること
になる。
ところで、このような選択手段20を有するプリメイン
アンプ10を筐体内に組み込むときには、他の電子部品
との関係から、その配置位置が制約されるため、第3図
のようになる場合がある。
31は扁平状をなす筐体であって、32は操作パネル
を、33は背面パネルを示す。
背面パネル33には複数の入力ターミナル13が設けら
れれている。また、この背面パネル33と同一の面内に
はさらに、出力ターミナル23が設けられている。
入力ターミナル13側には、筐体31の右側面と並行す
るように、プリアンプ11用のプリント基板35が背面
パネル33から操作パネル32側に向って配置、固定さ
れている。このプリアンプ11はRチャンネル及びLチ
ャンネル用である。
そして、筐体31の左右側面側には、夫々Rチャンネル
及びLチャンネルのメインアンプ用プリント基板36,
37がプリント基板35と並行するように配置されてい
る。
なお、40は放熱板、41はパワートランス、42は電
解コンデンサーを示す。
操作パネル32側には、ボリューム22用の摘子22a
が取り付けられ、このボリューム22aによって音量調
整が行なわれる。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、このように構成した場合においては、筐体3
1内における信号の流れは、第3図の鎖線で示すように
なるから、入力信号は必ず操作パネル32側に配置され
たボリューム22を経て、夫々メインアンプ12側に伝
送されることになる。
従って、プリアンプ11の使用、不使用に拘らず図示の
ような信号経路を経ることになるため、特にダイレクト
選択時、つまり、プリアンプ11を使用しないモードで
も信号経路が長くなってしまう。
このように信号経路が不用意に長くなると、外来ノイズ
などをこの信号線で拾ってしまうことになるから、S/
Nが劣化してしまう。
そこで、この考案ではこのような従来の問題点を解決し
たものであって、ダイレクトモード時の信号伝送路が不
用意に長くならないように、メカ的に工夫することによ
って、信号劣化を防止したプリメインアンプを提案する
ものである。
[問題点を解決するための技術的手段] 上述の問題点を解決するため、この考案においては、プ
リアンプと、メインアンプを有し、プリアンプはスイッ
チの切り替えによって信号伝送路に接続されるようにな
されたプリメインアンプにおいて、 背面パネル側に設けられた入力ターミナルに近接してメ
インアンプが配置されると共に、 操作パネル側に近接してプリアンプが配置され、 メインアンプ側に音量調整用のボリュームが配置され、 ボリュームは操作パネル側に設けられた摘子と連結棒に
よって連結され、 プリアンプの不使用時は、入力ターミナルからの入力信
号がボリュームを介して最短距離でメインアンプに入力
するようにしたことを特徴とするものである。
[作用] 背面パネル33側に設けられた入力ターミナル13R,
13Lに近接してメインアンプ用のプリント基板36,
37が配置される。
操作パネル32側に近接してプリアンプ用のプリント基
板35が配置される。
メインアンプ12側に近接して音量調整用のボリューム
22が配置される。
ボリューム22がメインアンプ12側に配置されている
関係上、プリアンプ11の不使用時は、入力ターミナル
13R,13Lからの入力信号が最短距離でメインアン
プ12に入力される。
そのため、ダイレクトモード時の信号経路がプリアンプ
11側に迂回することなく、最短距離で入力ターミナル
13R,13Lとメインアンプ12とが結ばれることと
なり、これによって不要な外来ノイズをこの信号伝送路
が拾うおそれがない。
[実施例] 続いて、この考案に係るプリメインアンプの一例をオー
ディオ機器に適用した場合につき、第1図を参照して詳
細に説明する。
この考案においても、その電気的な配線図は第2図に示
すものと同一である。この考案では筐体31に対する電
子部品の配置関係に特徴がある。
すなわち、第1図に示すように筐体31の操作パネル3
2側にプリアンプ11用のプリント基板35が、この操
作パネル32と平行に配置される。
背面パネル33側にはこれと所定の間隙を介して、R及
びL用メインアンプ12のプリント基板36,37が、
同じくこの背面パネル33と並行するように配置されて
いる。
筐体31の中央部には、その右側にRチャンネル用のパ
ワートランス41R及び電解コンデンサ42Rが夫々配
置されると共に、その左側にLチャンネル用のパワート
ランス41Lと電解コンデンサ42Lが配置される。
なお、50はプリアンプ11用のトランスである。
この考案では、メインアンプ12に近接した位置にボリ
ューム22が配置される。
実施例では、メインアンプ用プリント基板36,37の
近くに放熱板40が位置する関係上、放熱板40と背面
パネル33の間の空隙に、ボリューム22が取り付け固
定されている。
そして、この場合、空隙のほぼ中央部にボリューム22
が取り付けられる。
このボリューム22を操作パネル32側から操作できる
ようにするため、摘子22aとボリューム22の可変軸
22bとの間は、図示するような連結棒60によって連
結される。
こうすれば、ボリューム22が背面パネル33側に配置
されていても、通常の通り操作パネル32側から調整す
ることができる。
さて、このようにボリューム22をメインアンプ12に
近接して配置した場合において、プリアンプ11を使用
するモードが選択された場合には、入力ターミナル13
L,13Rに供給された入力信号は一点鎖線で示すよう
な信号伝送経路を経て、ボリューム22を経てプリアン
プ11用のプリント基板35まで導かれ、その後メイン
アンプ12用のプリント基板36,37に供給されるよ
うな信号経路となる。
これに対して、タイレクトモードが選択されたときに
は、ボリューム22から直接メインアンプ12用のプリ
ント基板36,37に導かれるような二点鎖線で示す信
号経路となされる。
すなわち、ダイレクトモードの場合には、操作パネル3
2側まで信号線が引き回されないように工夫されてい
る。
その結果、少なくとも、ダイレクトモード時には入力信
号は最短距離を経てメインアンプ12に供給されるよう
な構成となされるため、信号線への外来ノイズの飛び込
みが少なくなり、これに伴なってS/Nが改善される。
なお、同図において、51は定電圧用のプリント基板、
52はドライバー用のプリント基板、55は選択手段2
0を切り替えるためのリレー駆動回路を収容したプリン
ト基板、56はフォノイコライザー用のプリント基板で
ある。
また、13R,23RはRチャンネル用の入出力ターミ
ナル、13L,23LはLチャンネル用の入出力ターミ
ナルである。ボリューム22は背面パネル33と放熱板
40との空隙内に配置したが、メインアンプ12に近接
していれば、図示するような配置に限定されるものでは
ない。
ボリューム22の取り付け位置も、筐体31の中央部に
限られるものではない。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案においては、背面パネル
側に設けられた入力ターミナルに近接して配置されたメ
インアンプに近接した位置に音量調整ボリュームを配置
するようにして、ダイレクトモード時のボリュームから
メインアンプに至るまでの信号経路を極力短縮するよう
にしたものである。
これによれば、少なくともダイレクトモード時の信号線
路が従来よりも大幅に短縮されるため、外来ノイズなど
の飛び込みによってS/Nが劣化するようなおそれはな
い。
従って、この考案ではメカ的に工夫することで、信号劣
化を未然に防止できる特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にプリメインアンプの部品配置関係を
示す要部の構成図、第2図はプリメインアンプの系統
図、第3図は従来の部品配置関係を示す要部の構成図で
ある。 10…プリメインアンプ 11…プリアンプ 12…メインアンプ 13L,13R…入力ターミナル 15…スイッチング手段 20…選択手段 22…音量調整用ボリューム 22a…摘子 23L,23R…出力ターミナル 31…筺体 35〜37…プリント基板 60…連結棒

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリアンプと、メインアンプを有し、プリ
    アンプはスイッチの切り替えによって信号伝送路に接続
    されるようになされたプリメインアンプにおいて、 背面パネル側に設けられた入力ターミナルに近接して上
    記メインアンプが配置されると共に、 操作パネル側に近接して上記プリアンプが配置され、 上記メインアンプ側に音量調整用のボリュームが配置さ
    れ、 上記ボリュームは操作パネル側に設けられた摘子と連結
    棒によって連結され、 上記プリアンプの不使用時は、上記入力ターミナルから
    の入力信号が上記ボリュームを介して最短距離で上記メ
    インアンプに入力するようにしたことを特徴とするプリ
    メインアンプ。
JP18050187U 1987-11-27 1987-11-27 プリメインアンプ Expired - Lifetime JPH066604Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18050187U JPH066604Y2 (ja) 1987-11-27 1987-11-27 プリメインアンプ

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JP18050187U JPH066604Y2 (ja) 1987-11-27 1987-11-27 プリメインアンプ

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Publication Number Publication Date
JPH0186310U JPH0186310U (ja) 1989-06-07
JPH066604Y2 true JPH066604Y2 (ja) 1994-02-16

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