JPH0666005A - 外壁仕上方法 - Google Patents
外壁仕上方法Info
- Publication number
- JPH0666005A JPH0666005A JP24134792A JP24134792A JPH0666005A JP H0666005 A JPH0666005 A JP H0666005A JP 24134792 A JP24134792 A JP 24134792A JP 24134792 A JP24134792 A JP 24134792A JP H0666005 A JPH0666005 A JP H0666005A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- fixing
- wall material
- aluminum plate
- polyurethane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 既存壁上に簡単に施工できて工期を短縮で
き、且つ、コストを低く抑えることができ、しかも、高
級な重厚感を醸し出すことができ、ビル改装用として好
適な外壁仕上方法を提供することを目的とする。 【構成】 ポリウレタン等の発泡材２をアルミ板３で包
み、その表面に凹凸のあるレンガ貼り模様を表現し、そ
の裏面に固定片５を延設して成る外壁材を設け、隣接す
る前記外壁材の固定片５を重ね合わせて打着することに
より前記外壁材を固定した後、ポリウレタン等の発泡材
２ａをアルミ板３ａで包み、その表面に前記レンガ貼り
模様に連続する凹凸のあるレンガ貼り模様を表現した連
結材６を、前記重ね合わせて打着した固定片５上に定着
する。
き、且つ、コストを低く抑えることができ、しかも、高
級な重厚感を醸し出すことができ、ビル改装用として好
適な外壁仕上方法を提供することを目的とする。 【構成】 ポリウレタン等の発泡材２をアルミ板３で包
み、その表面に凹凸のあるレンガ貼り模様を表現し、そ
の裏面に固定片５を延設して成る外壁材を設け、隣接す
る前記外壁材の固定片５を重ね合わせて打着することに
より前記外壁材を固定した後、ポリウレタン等の発泡材
２ａをアルミ板３ａで包み、その表面に前記レンガ貼り
模様に連続する凹凸のあるレンガ貼り模様を表現した連
結材６を、前記重ね合わせて打着した固定片５上に定着
する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は外壁仕上方法、より詳細
には、主にビルの改装等に際し、外壁をタイル貼りの外
観に仕上げる外壁仕上方法に関するものである。
には、主にビルの改装等に際し、外壁をタイル貼りの外
観に仕上げる外壁仕上方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来外壁材として、窯業系、金属系、あ
るいは、樹脂系のサイディング材が広く利用されてい
る。サイディング材は陰影を強く出す横張りと縦張りの
外、大版仕様もあり、既存壁の上にも貼れるので、改装
に適している。この場合、コ−ナ−部分の雨仕舞いが施
工上のポイントとなる。また、外壁仕上げとしてタイル
レンガ貼りがある。このタイルレンガ貼りは、重厚感が
抜群で美観の面ですぐれているが、作業に手間とコスト
がかかり、また、剥落等の問題がある。
るいは、樹脂系のサイディング材が広く利用されてい
る。サイディング材は陰影を強く出す横張りと縦張りの
外、大版仕様もあり、既存壁の上にも貼れるので、改装
に適している。この場合、コ−ナ−部分の雨仕舞いが施
工上のポイントとなる。また、外壁仕上げとしてタイル
レンガ貼りがある。このタイルレンガ貼りは、重厚感が
抜群で美観の面ですぐれているが、作業に手間とコスト
がかかり、また、剥落等の問題がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記サイディング材は
一般家屋用に用いる場合は好適であるが、大きな壁面に
用いた場合には重厚感に欠け、工場の如き外観を呈して
しまうので、ビルの改装用等には適さない。また、サイ
ディング材間の目地にゴミが貯まって汚れやすいという
問題もある。一方、タイルレンガ貼りの場合はビルの改
装用に適しているが、作業に手間とコストがかかり、部
分的に剥落する虞れがあるという問題がある。
一般家屋用に用いる場合は好適であるが、大きな壁面に
用いた場合には重厚感に欠け、工場の如き外観を呈して
しまうので、ビルの改装用等には適さない。また、サイ
ディング材間の目地にゴミが貯まって汚れやすいという
問題もある。一方、タイルレンガ貼りの場合はビルの改
装用に適しているが、作業に手間とコストがかかり、部
分的に剥落する虞れがあるという問題がある。
【０００４】そこで本発明は、上記両者の長所、即ち、
既存壁上に簡単に施工できて工期を短縮でき、且つ、コ
ストを低く抑えることができ、しかも、高級な重厚感を
醸し出すことができ、ビル改装用として好適な外壁仕上
方法を提供することを課題とする。
既存壁上に簡単に施工できて工期を短縮でき、且つ、コ
ストを低く抑えることができ、しかも、高級な重厚感を
醸し出すことができ、ビル改装用として好適な外壁仕上
方法を提供することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポリウレタン
等の発泡材をアルミ板で包み、その表面に凹凸のあるレ
ンガ貼り模様を表現し、その裏面に固定片を延設して成
る外壁材を設け、隣接する前記外壁材の固定片を重ね合
わせて打着することにより前記外壁材を固定した後、ポ
リウレタン等の発泡材をアルミ板で包み、その表面に前
記レンガ貼り模様に連続する凹凸のあるレンガ貼り模様
を表現した連結材を、前記重ね合わせて打着した固定片
上に定着するという手段、ないし、前記連結材を用いる
ことなく、前記固定片重合部をコ−キング処理して充填
するという手段、を以て上記課題を解決した。
等の発泡材をアルミ板で包み、その表面に凹凸のあるレ
ンガ貼り模様を表現し、その裏面に固定片を延設して成
る外壁材を設け、隣接する前記外壁材の固定片を重ね合
わせて打着することにより前記外壁材を固定した後、ポ
リウレタン等の発泡材をアルミ板で包み、その表面に前
記レンガ貼り模様に連続する凹凸のあるレンガ貼り模様
を表現した連結材を、前記重ね合わせて打着した固定片
上に定着するという手段、ないし、前記連結材を用いる
ことなく、前記固定片重合部をコ−キング処理して充填
するという手段、を以て上記課題を解決した。
【０００６】
【作 用】外壁材及び連結材の表面に凹凸のあるレンガ
貼り模様が表現されるので、高級な重厚感が醸し出され
る。施工も、既存壁の上に簡単に被装していくことがで
き、連結材を用いることにより、外壁材の固定部を目立
たなくすることができる。
貼り模様が表現されるので、高級な重厚感が醸し出され
る。施工も、既存壁の上に簡単に被装していくことがで
き、連結材を用いることにより、外壁材の固定部を目立
たなくすることができる。
【０００７】
【実施例】本発明の好ましい実施例を添付図面に依拠し
て説明する。図１は施工状態の正面図、図２はその平面
を示すものである。図中１は本発明に係る横長の外壁材
で、発泡ポリウレタン２をアルミ板３で包囲したもので
ある。アルミ板３の表面には、プレス加工等により縦横
方向に凹んだ目地４が形成され、タイル貼りの外観が表
現される。外壁材１の表面には適宜彩色が施されるが、
施工後塗装されることもある。
て説明する。図１は施工状態の正面図、図２はその平面
を示すものである。図中１は本発明に係る横長の外壁材
で、発泡ポリウレタン２をアルミ板３で包囲したもので
ある。アルミ板３の表面には、プレス加工等により縦横
方向に凹んだ目地４が形成され、タイル貼りの外観が表
現される。外壁材１の表面には適宜彩色が施されるが、
施工後塗装されることもある。
【０００８】外壁材１の端部には固定片５が延設され
る。固定片５は外壁材１の表面を下方に延長し、更に、
その裏面の位置において外方に水平に延長したものであ
る。各外壁材１の壁面への定着は、この固定片５を釘打
ち等することにより行われるが、その際隣接する外壁材
１の固定片が重ね合わせられる（図２参照）。
る。固定片５は外壁材１の表面を下方に延長し、更に、
その裏面の位置において外方に水平に延長したものであ
る。各外壁材１の壁面への定着は、この固定片５を釘打
ち等することにより行われるが、その際隣接する外壁材
１の固定片が重ね合わせられる（図２参照）。
【０００９】上記固定片５の接合部は外壁材１の表面か
ら凹んだものとなるので、そこに連結材６が嵌め込まれ
る。連結材６も発泡ポリウレタン２ａをアルミ板３ａで
包んだもので、その表面に、プレス加工等により外壁材
１に対応する凹んだ目地４ａが形成される。連結材６
は、通例接着により固定片５上に固定される。その際目
地４ａが、隣接する外壁材１の目地４と一直線となるよ
うにされる。かくして連結材６が周りに溶け込み、その
存在が浮き立たなくなる。
ら凹んだものとなるので、そこに連結材６が嵌め込まれ
る。連結材６も発泡ポリウレタン２ａをアルミ板３ａで
包んだもので、その表面に、プレス加工等により外壁材
１に対応する凹んだ目地４ａが形成される。連結材６
は、通例接着により固定片５上に固定される。その際目
地４ａが、隣接する外壁材１の目地４と一直線となるよ
うにされる。かくして連結材６が周りに溶け込み、その
存在が浮き立たなくなる。
【００１０】出隅部及び入隅部には、適宜、コ−ナ−７
（ジョイナ−）が用いられ、継ぎ目が隠蔽される。ま
た、上端面には笠木が被せられ、端面が隠される。笠木
の継ぎ目には、適宜コ−キングが施される。なお、連結
材６を用いずに、上記外壁材１の凹んだ接合部をコ−キ
ングにより充填することもできる。そのようにする場合
は、固定片５の幅を小さくして接合部の幅をできるだけ
狭くすることが好ましい。
（ジョイナ−）が用いられ、継ぎ目が隠蔽される。ま
た、上端面には笠木が被せられ、端面が隠される。笠木
の継ぎ目には、適宜コ−キングが施される。なお、連結
材６を用いずに、上記外壁材１の凹んだ接合部をコ−キ
ングにより充填することもできる。そのようにする場合
は、固定片５の幅を小さくして接合部の幅をできるだけ
狭くすることが好ましい。
【００１１】一般のサイディング材は、最下段から壁面
に打着し、その上端の差込部がその上にくるサイディン
グ材の底部の嵌合溝内に収まるようにして、下から上に
固定していく。従って、その場合各サイディング材を部
分的に除去して貼り替えるという訳にはいかない。然る
に、本願発明の場合は、各外壁材１は連結材６を剥がし
て容易に除去することができるので、部分的修復が可能
且つ容易である。
に打着し、その上端の差込部がその上にくるサイディン
グ材の底部の嵌合溝内に収まるようにして、下から上に
固定していく。従って、その場合各サイディング材を部
分的に除去して貼り替えるという訳にはいかない。然る
に、本願発明の場合は、各外壁材１は連結材６を剥がし
て容易に除去することができるので、部分的修復が可能
且つ容易である。
【００１２】
【発明の効果】本発明は上述した通りであるので、ビル
の改装等に際し、短い工期で低コストにて簡単に壁面仕
上げを行なうことができ、しかも高級な重厚感のある外
観に仕上げることができるのでビル等の資産価値を高め
ることができ、部分的修復も可能なる効果がある。
の改装等に際し、短い工期で低コストにて簡単に壁面仕
上げを行なうことができ、しかも高級な重厚感のある外
観に仕上げることができるのでビル等の資産価値を高め
ることができ、部分的修復も可能なる効果がある。
【図１】 本発明に係る施工状態の一例を示す正面図で
ある。
ある。
【図２】 本発明に係る施工状態の一例を示す平面図で
ある。
ある。
１ 外壁材 ２ 発泡ポリウレタン ２ａ 発泡ポリウレタン ３ アルミ板 ３ａ アルミ板 ４ 目地 ４ａ 目地 ５ 固定片 ６ 連結材 ７ コ−ナ−
Claims (2)
- 【請求項１】 ポリウレタン等の発泡材をアルミ板で包
み、その表面に凹凸のあるレンガ貼り模様を表現し、そ
の裏面に固定片を延設して成る外壁材を設け、隣接する
前記外壁材の固定片を重ね合わせて打着することにより
前記外壁材を固定した後、ポリウレタン等の発泡材をア
ルミ板で包み、その表面に前記レンガ貼り模様に連続す
る凹凸のあるレンガ貼り模様を表現した連結材を、前記
重ね合わせて打着した固定片上に定着することを特徴と
する外壁仕上方法。 - 【請求項２】 ポリウレタン等の発泡材をアルミ板で包
み、その表面に凹凸のあるレンガ貼り模様を表現し、そ
の裏面に固定片を延設して成る外壁材を設け、隣接する
前記外壁材の固定片を重ね合わせて打着することにより
前記外壁材を固定した後、前記固定片重合部をコ−キン
グ処理して充填することを特徴とする外壁仕上方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24134792A JPH0666005A (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 外壁仕上方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24134792A JPH0666005A (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 外壁仕上方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0666005A true JPH0666005A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=17072949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24134792A Pending JPH0666005A (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 外壁仕上方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0666005A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6046711B2 (ja) * | 1973-04-19 | 1985-10-17 | キヤノン株式会社 | 熱源装置 |
| JPH02120454A (ja) * | 1988-10-27 | 1990-05-08 | Natl House Ind Co Ltd | 幕板の目地材 |
-
1992
- 1992-08-18 JP JP24134792A patent/JPH0666005A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6046711B2 (ja) * | 1973-04-19 | 1985-10-17 | キヤノン株式会社 | 熱源装置 |
| JPH02120454A (ja) * | 1988-10-27 | 1990-05-08 | Natl House Ind Co Ltd | 幕板の目地材 |
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