JPH0665993U - 誘導灯 - Google Patents

誘導灯

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JPH0665993U
JPH0665993U JP778693U JP778693U JPH0665993U JP H0665993 U JPH0665993 U JP H0665993U JP 778693 U JP778693 U JP 778693U JP 778693 U JP778693 U JP 778693U JP H0665993 U JPH0665993 U JP H0665993U
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JP778693U
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久義 上月
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Onkyo Corp
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Onkyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 誘導灯8に、火災発生時に誘導音を出力する
誘導音装置6と、誘導音装置6とは別個とされ且つ火災
発生時に各誘導灯8固有の特定情報を音声出力する特定
情報告知装置7が備えられ、特定情報告知装置7が、各
誘導灯8固有の特定情報が録音された固体録音再生回路
20と、誘導灯8に下向きに装着された指向性の強い特
定情報用スピーカ24とを有する。 【効果】 誘導音により各誘導灯8の下方にまで誘導さ
れた人々に、各誘導灯8固有の特定情報を音声により告
知できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、誘導灯に関する。
【0002】
【従来の技術】
建物の非常口に備えられる誘導灯には、非常口の所在を光以外でも告知できる ように、誘導音を繰り返し発生する誘導音装置が備えられ、火災発生時に、濃煙 中でも、非常口の所在を告知できるようにされている。 ところで、非常口は、建物の外部に面していることが多く、そのため、非常口 の扉には、内部からは開放し易く、外部からは開放しにくいという2つの背反し た条件を課せられている。このため、非常口の扉の開放方法は、一般に、通常の 扉の開放方法とは異なるものとされている。 然しながら、従来においては、非常口の扉の開放方法が、通常の扉の開放方法 とは異なるものとされている場合でも、誘導灯には、上記のように、単に、非常 口の所在を知らせる誘導音装置が備えられているだけであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そのため、火災発生時、特に、建物内部が煙で充満したりして、人々がパニッ ク状態となった場合には、誘導音装置による誘導により、非常口まで達しながら 、非常口の扉の開放方法が分からずに、悲惨な結果に終わるという問題が数多く 発生していたのが実情である。 本考案は、上記問題を解決できる誘導灯を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の特徴とするところは、火災発生時に誘導 音を出力する誘導音装置が備えられた誘導灯において、誘導音装置とは別個とさ れ且つ火災発生時に各誘導灯固有の特定情報を音声出力する特定情報告知装置が 備えられ、特定情報告知装置が、各誘導灯固有の特定情報が録音された録音再生 装置と、録音再生装置に接続され且つ誘導灯に下向きに装着されたスピーカとを 有する点にある。 尚、スピーカの指向性が強くされることもある。 又、火災発生時に誘導灯の近傍の人を検知して特定情報告知装置を作動させる 人検知用センサが備えられることもある。
【0005】
【作用】
火災発生時には、各誘導灯の誘導音装置では、誘導音を出力して、建物内の人 々に、非常口の所在を知らせる。 又、特定情報告知装置では、録音再生装置が作動して、スピーカに出力し、ス ピーカは、各誘導灯固有の特定情報を下向きに音声出力する。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の第1実施例を図1及び図2の図面に基づき説明する。 図1は火災時に人々を誘導する誘導設備を示し、誘導設備は、自動火災報知設 備1と、移報装置2と、誘導灯用信号装置3と、光電式煙感知器4と、外部蓄電 池設備5と、誘導音装置6と、特定情報告知装置7等を有し、誘導音装置6及び 特定情報告知装置7は、図2に示す誘導灯8に、夫々、備えられている。
【0007】 自動火災報知設備1は、火災を検知して、火災信号を発生するもので、火災を 検出する熱、煙感知器等により構成されている。自動火災報知設備1からの火災 信号は、移報装置2を介して、誘導灯用信号装置3に入力される。誘導灯用信号 装置3は、火災信号を保持するもので、自動火災報知設備1からの火災信号が停 止しても、火災信号を発生し続ける。自動火災報知設備1、誘導灯用信号装置3 は、商用交流電源等の常用電源と接続されている。 光電式煙感知器4は、非常口の外部の避難路に設けられ、非常口外部の避難路 で避難に重大な支障が生じた場合、即ち、避難路に煙がある場合に、これを検知 して、検知信号を発生する。
【0008】 誘導音装置6は、誘導灯用信号装置3からの火災信号により、誘導音を繰り返 し発生して、非常口の所在を告知し、光電式煙感知器4からの検知信号により、 告知を停止する。誘導音装置6は、社団法人日本照明器具工業会規格である誘導 音装置技術基準「JIL5503」で、その規格が規定されており、誘導音は、 警報音と、音声とから成る。警報音は、基本周波数の異なる2つの周期的複合波 をつなぎ合わせた音(ピン、ポーン)を2回反復するものである。又、音声は、 「非常口はこちらです。」(“Here is an emergency exit.”を「非常口はこち らです。」の後に入れる場合もある。)等の女性の音声を2回反復するものであ る。尚、女性の音声を使用するのは、パニック状態に陥った場合を除くと、女性 の音声の方が落ちついて避難できると共に、男性の音声よりも明瞭度が優れてい るため、内容が聞き取り易いからである。そして、誘導音装置6は、始動信号受 信回路10と、音声合成回路11と、出力増幅器12と、誘導音用スピーカ13 と、停止信号受信回路14と、内蔵蓄電池15と、充電装置16等を有する。
【0009】 始動信号受信回路10は、誘導灯用信号装置3の点滅誘導音信号端子18と接 続されており、誘導灯用信号装置3からの火災信号を受けると、始動信号を発信 する。 停止信号受信回路14は、光電式煙感知器4の検知信号を受信して、音声合成 回路11に停止信号を発信する。 音声合成回路11は、始動信号受信回路10からの始動信号を受けると、誘導 音信号を繰り返し出力し、停止信号受信回路14からの停止信号を受けると、誘 導音信号の出力を停止する。尚、停止信号は火災信号よりも優先し、音声合成回 路11に同時に火災信号と停止信号が入力された場合には、音声合成回路11は 作動しない。
【0010】 誘導音用スピーカ13は、音声合成回路11に、出力増幅器12を介して、接 続されている。 内蔵蓄電池15は、商用交流電源等の常用電源から、充電装置16を介して、 充電されると共に、音声合成回路11、出力増幅器12及び停止信号受信回路1 4に給電する。尚、停止信号受信回路14は、外部蓄電池設備5からも給電され る。
【0011】 特定情報告知装置7は、始動信号受信回路10からの火災信号により、各誘導 灯8固有の特定情報を音声により繰り返し告知し、停止信号受信回路14からの 停止信号により、告知を停止する。各誘導灯8固有の特定情報は、非常口の扉の 開放方法等であって、例えば、「この扉は、把手を下に回して下さい。」、「延 焼防止のため、外に出たら、扉を閉じて下さい。」等の音声情報で、出力は男性 の音声で行われる。尚、特定情報を、男性の音声で出力するのは、誘導音装置6 の女性の音声による出力と識別を容易にするためである。更に、識別を容易にす るために、誘導音装置6による音声出力と、特定情報告知装置7による音声出力 とに音量差を設ける場合もある。特定情報告知装置7は、固体録音再生回路20 と、マイク21と、録音スイッチ22と、出力増幅器23と、特定情報用スピー カ24等を有し、固体録音再生回路20と出力増幅器23とは、内蔵蓄電池15 から給電される。
【0012】 固体録音再生回路20は、始動信号受信回路10からの始動信号により、各誘 導灯8固有の特定情報の音声信号を繰り返し出力し、停止信号受信回路14から の停止信号を受けると、出力を停止する。固体録音再生回路20には、マイク2 1及び録音スイッチ22が接続され、録音スイッチ22をオン操作することによ り、マイク21を介して、固体録音再生回路20に、各誘導灯8固有の特定情報 を録音可能である。 特定情報用スピーカ24は、固体録音再生回路20に、出力増幅器23を介し て接続されており、指向性の強いものとされている。
【0013】 誘導灯8は、直方体形状とされて、前面に誘導用の照明面を有すると共に、誘 導灯8の一側部には、誘導音用スピーカ13が前向きに備えられている。誘導灯 8の左右方向中央部には、特定情報用スピーカ24が下向きに備えられると共に 、誘導灯8の下面には、特定情報用スピーカ24からの音声を下方に集束させる ための音響レンズ26が下方突出状に備えられている。尚、特定情報告知装置7 のマイク21及び録音スイッチ22は、誘導灯8の外部に露出している。 上記のように構成した実施例によれば、火災発生時には、自動火災報知設備1 がこれを検知して、火災信号を発信する。火災信号は、移報装置2、誘導灯用信 号装置3を介して、各誘導灯8の誘導音装置6の始動信号受信回路10に送信さ れる。
【0014】 始動信号受信回路10は、火災信号を受信すると、始動信号を発信し、この始 動信号は、誘導音装置6の音声合成回路11及び特定情報告知装置7の固体録音 再生回路20に送信される。 これにより、誘導音装置6では、音声合成回路11が作動して、警報音信号及 び音声信号を、出力増幅器12を介して、誘導音用スピーカ13に出力し、誘導 音用スピーカ13は、警報音及び音声を、誘導灯8から前方に繰り返し出力して 、建物内の人々に、非常口の所在を知らせる。これによって、建物内の人々は、 各誘導灯8の下方へと誘導される。
【0015】 又、特定情報告知装置7では、固体録音再生回路20が作動し、音声信号を、 出力増幅器23を介して、特定情報用スピーカ24に出力し、特定情報用スピー カ24は、各誘導灯8固有の特定情報を下向きに音声出力する。この場合、特定 情報用スピーカ24の指向性が強く、又、特定情報用スピーカ24の下方に、該 スピーカ24からの音声を下方に集束させる音響レンズ26が備えられているの で、誘導灯8の下方にのみ特定情報の音声が放射される。
【0016】 従って、各誘導灯8の特定情報告知装置7による特定情報の音声が、人々への 誘導音装置6による誘導音の伝達を阻害したりすることがないと共に、誘導音に より各誘導灯8の下方にまで誘導された人々は、特定情報告知装置7による各誘 導灯8固有の特定情報を聞くことができる。それ故、特定情報を、例えば、各非 常口の扉の開放方法としておけば、非常口の周囲が濃煙で包まれていても、容易 に、非常口から外部に脱出できる。 尚、非常口の外部の避難路に煙があって、非常口から外部に脱出できない場合 には、光電式煙感知器4がこれを検知して、停止信号受信回路14に停止信号を 送信する。
【0017】 停止信号受信回路14は停止信号を受信すると、停止信号を、音声合成回路1 1及び固体録音再生回路20に送信して、音声合成回路11及び固体録音再生回 路20の作動を停止させる。 これにより、外部に脱出できない非常口の誘導灯8からは、誘導音及び特定情 報が出力されないので、建物の人々が上記誘導灯8へ誤って誘導されることがな く、安全である。
【0018】 図3及び図4は、本考案の第2実施例を示すもので、特定情報告知装置7に、 人検知用焦電センサ回路28が備えられ、この回路28を介して、始動信号受信 回路10から始動信号が固体録音再生回路20に入力される。人検知用焦電セン サ回路28の焦電センサ29は、誘導灯8の下面に、下方突出状に備えられてお り、人検知用焦電センサ回路28は、始動信号受信回路10から始動信号を受信 した場合において、誘導灯8の下方の人を検知した時のみ、始動信号を、固体録 音再生回路20に送信する。 第2実施例によれば、誘導灯8の下方に人が来た時のみ、特定情報告知装置7 が作動するので、特定情報告知装置7による特定情報の音声が、人々への誘導音 装置6による誘導音の伝達を阻害したりすることをより一層良好に防止できる。
【0019】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案によれば、火災発生時に、誘導音により各誘導灯 の下方にまで誘導された人々に、音声により、的確な特定情報を告知でき、それ 故、特定情報を、例えば、各非常口の扉の開放方法としておけば、非常口の周囲 が濃煙で包まれていても、容易に、非常口から外部に脱出できると共に、特定情 報の音声が、誘導音の人々への伝達を阻害したりすることもない。 又、請求項2、3によれば、特定情報の音声が、人々への誘導音の伝達を阻害 したりすることをより一層良好に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す回路図である。
【図2】本考案の第1実施例を示す斜視図である。
【図3】本考案の第2実施例を示す回路図である。
【図4】本考案の第2実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…自動火災報知設備、2…移報装置、3…誘導灯用信
号装置、4…光電式煙感知器、5…外部蓄電池設備、6
…誘導音装置、7…特定情報告知装置、8…誘導灯、1
0…始動信号受信回路、11…音声合成回路、12,2
3…出力増幅器、13…誘導音用スピーカ、14…停止
信号受信回路、15…内蔵蓄電池、16…充電装置、2
0…固体録音再生回路、21…マイク、22…録音スイ
ッチ、24…特定情報用スピーカ、28…人検知用焦電
センサ回路、29…焦電センサ。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】火災発生時に誘導音を出力する誘導音装置
    が備えられた誘導灯において、 誘導音装置とは別個とされ且つ火災発生時に各誘導灯固
    有の特定情報を音声出力する特定情報告知装置が備えら
    れ、特定情報告知装置が、各誘導灯固有の特定情報が録
    音された録音再生装置と、録音再生装置に接続され且つ
    誘導灯に下向きに装着されたスピーカとを有することを
    特徴とする誘導灯。
  2. 【請求項2】スピーカの指向性が強くされた請求項1記
    載の誘導灯。
  3. 【請求項3】火災発生時に誘導灯の近傍の人を検知して
    特定情報告知装置を作動させる人検知用センサが備えら
    れた請求項1又は2記載の誘導灯。
JP778693U 1993-02-02 1993-02-02 誘導灯 Pending JPH0665993U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP778693U JPH0665993U (ja) 1993-02-02 1993-02-02 誘導灯

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JP778693U JPH0665993U (ja) 1993-02-02 1993-02-02 誘導灯

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JPH0665993U true JPH0665993U (ja) 1994-09-16

Family

ID=11675355

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JP778693U Pending JPH0665993U (ja) 1993-02-02 1993-02-02 誘導灯

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JP (1) JPH0665993U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013211003A (ja) * 2012-02-27 2013-10-10 Hochiki Corp 避難誘導システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013211003A (ja) * 2012-02-27 2013-10-10 Hochiki Corp 避難誘導システム

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