JPH0665673U - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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Publication number
JPH0665673U
JPH0665673U JP1256893U JP1256893U JPH0665673U JP H0665673 U JPH0665673 U JP H0665673U JP 1256893 U JP1256893 U JP 1256893U JP 1256893 U JP1256893 U JP 1256893U JP H0665673 U JPH0665673 U JP H0665673U
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JP
Japan
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solenoid
solenoid valve
valve
control circuit
output signal
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Pending
Application number
JP1256893U
Other languages
English (en)
Inventor
勝 新井
Original Assignee
黒田精工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 黒田精工株式会社 filed Critical 黒田精工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部制御回路からの出力信号を強制的に遮断
することができるようにした電磁弁を提供する。 【構成】 電磁弁の接続コネクタとソレノイド部のコイ
ルの間に外部から操作可能に手動スイッチを設けて、電
磁弁に供給される外部制御回路からの出力を強制的に遮
断できるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、流体制御用の電磁弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
圧縮空気等の流体を用いて各種機器を操作する自動組立機などの装置において 、装置を立ち上げる際、自動運転を開始する前に所望の動作が確実に行われてい るかを確認するため、試験的にモニターリングを行っている。その方法としては 、常時非通電で出力信号が制御する外部制御回路から送られたときのみ作動する ように配線された電磁弁の場合は、電磁弁に内蔵されている手動操作ボタンを用 いたり、あるいは制御回路にプログラマブルコントローラーを用いている場合に は、その擬似出力を使用して強制的に出力信号をモニターリングする電磁弁に対 して出力し、電磁弁を通電状態にするなどの方法をとっている。ところが、制御 回路の都合などで常時通電状態となるように配線された電磁弁の場合、モニター リングするためには、出力信号を強制的に遮断することが必要となるが、出力信 号を簡便かつ強制的に遮断する手段がなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来において、強いて出力信号を遮断するためには外部制御回路から電磁弁へ の配線を外したり、電磁弁と制御回路の間に外部スイッチを別途設け、そのスイ ッチを切ったりする必要があった。すなわち、出力信号の強制的遮断は、強制的 通電に比較して、配線を外したりして手間がかかったり、外部スイッチを取り付 ける場合はコストがかかっていた。しかも、配線をはずすにしてもマニホールド 化して多数の電磁弁を密集させて使用する場合では、配線の数も多数となり、外 すべき線を間違えるおそれが高いなどの欠点があった。 そこで、本考案はこれらの従来技術の課題を解決するために、外部制御回路か らの出力信号を強制的に遮断する手動スイッチを電磁弁に設けることにより、簡 便に出力信号を遮断することができるようにした電磁弁の提供を目的としたもの である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本考案による電磁弁は、供給される外部制御回路 から供給される出力信号を遮断する手動スイッチを電磁弁の接続コネクタとソレ ノイド部のコイルの間に外部から操作可能に設けるようにしたものである。
【0005】
【作用】
上述の構成を有する電磁弁は、電磁弁のソレノイドに外部制御回路からの出力 信号を遮断する手動スイッチが設けられているため、常時通電状態に配線された 電磁弁の場合でも、手動スイッチを切ることで簡便に出力信号を遮断してモニタ ーリングをすることができる。
【0006】
【実施例】
本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。 図1は、本考案を適用したダブルソレノイド型の5ポートパイロット電磁弁を 示し、図3は電磁弁の作動状態を表示する表示ランプ等を搭載したプリント基板 である。
【0007】 主弁部1の左右両側には対称的にパイロット弁部2が連接されており、これら のパイロット弁部2は、その両側に連接したソレノイド部3で駆動し、スプール 4を左右動させて主弁部1の流体流路を切り換えるようになっている。なお、本 実施例ではダブルソレノイド型の5ポートパイロット電磁弁であるため、パイロ ット弁部2およびソレノイド部3は主弁部1の左右両側にそれぞれ1個ずつ設け られているが、左右対称であるため、右側部分についてのみ説明する。
【0008】 主弁部1の弁本体5は、入力ポート6及び第1、第2の出力ポート7A、7B 及び第1、第2の排気ポート8A、8Bを備え、これらの各ポートはスプール室 9に連通されている。スプール室9内には弾性リング10を嵌めたスプール4が 軸方向に摺動自在に嵌合されている。
【0009】 ソレノイド部3においては、電磁コイル11を巻回した中空ボビン12内に固 定鉄心13が貫通され、この固定鉄心13の一端にはL形のヨーク14の一端が 密着し、ヨーク14の他端面は、固定鉄心13の他端面と同一面に位置し、これ らの端面にプランジャ16が接触できるようになっている。プランジャ16はヨ ーク14と接触している部分を支点にして、固定鉄心13と接触している部分が 固定鉄心13から離れる方向に所定角度だけ僅かに回動できるようになっている 。このプランジャ16は通路切換部材となっており、その先端部には弁ゴム17 が取り付けられ、この弁ゴム17が中空ボビン12のフランジ部に設けた弁座1 8と、それに対向してパイロット弁部2側に設けられた弁座19を択一的に塞閉 するようになっている。弁座18には流体排出通路20が接続され、一方の弁座 19には流体供給通路21が連通され、弁ゴム17が弁座19又は弁座18の何 れかに接触して、流体通路を択一的に開閉する切換室22が構成されている。そ して、ソレノイド部3に通電されていないときは、プランジャ16の先端部をス プリング23により押圧させて弁ゴム17を弁座19に押し付けている。
【0010】 パイロット弁部2内には、シールリング24を備えたピストン25が摺動自在 に嵌合され、それによって主弁部1側の呼吸室26と前述の切換室22とが区画 されている。切換室26は主弁部1の流体供給通路21に連通すると共に、入力 ポート6にも通じている。一方、呼吸室26は呼吸用穴27によって大気に連通 されている。
【0011】 以上の説明は従来の5ポートパイロット電磁弁と同様の構成であるが、本考案 においては、ソレノイド部3の端部は、図示しない外部制御回路からの出力信号 を受けて作動する電磁弁の作動状態を示すための表示ランプ28が搭載されたプ リント基板29が設けられている。図3に示すようにプリント基板29に設けら れたソレノイド取付孔30A、30Bには電磁コイル11の端部がそれぞれ半田 付されている。また、コネクタピン31A、31Bはプリント基板29に半田付 され、電磁弁の下部に配置される配線箱32内のコネクタ33に接続され外部接 続コネクタピン34をを介して外部制御回路側と電気的に接続されている。ソレ ノイド取付孔30Aとコネクタピン31Aの回路上の途中に手動スイッチ35が 搭載されスイッチ操作部36が図2に示すように電磁弁の側面に露出している。 また、ソレノイド取付孔30Bとコネクタピン31Bは、プリント基板29上で ダイオード37を介して接続されている。
【0012】 この電磁弁の通常の使用時には手動スイッチ35はONの状態にセットしてお く。外部制御回路からの出力信号が送られると、ソレノイド部3の電磁コイル1 1が通電しプランジャ16が作動してスプール4が図1の左側に移動して主弁部 1の流体流路が切り換わる。スプール4を反対側に移動させるには、ソレノイド 部3の通電を遮断したのち反対側のソレノイド部に同様に通電することにより行 われる。
【0013】 この電磁弁を用いた例えば自動組立装置等において、装置の立ち上げ時に動作 を確認するためのモニターリングを行う場合、常時通電状態に配線されている場 合においても、電磁弁の側面に設けた手動スイッチ35をOFFにすることで、 強制的にソレノイド部3への通電を遮断することができる。
【0014】 また、上述の実施例では、プリント基板29上に手動スイッチ35を搭載した が、図4に示すようにリード線タイプのソレノイド部の場合には、プリント基板 29を使わずに、直接ソレノイド部3’に手動スイッチ35’を内蔵してもよい 。また、スイッチの操作部は、電磁弁の端面に限らず他の面に設けてもよい。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係る電磁弁は、外部制御回路からの出力信号を、 必要に応じて手間もコストもかけずに強制的に遮断することができるため、常時 通電状態に配線された電磁弁のソレノイドを強制的に非通電状態にすることがで きる。また、制御回路からの出力信号を電磁弁に設けたスイッチで遮断させるた めに配線を外す場合と異なり、非通電状態にする電磁弁を間違えることがなくす ことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電磁弁の一実施例を示す一部断面図で
ある。
【図2】図1の側面図である。
【図3】プリント基板の正面図である。
【図4】本考案の電磁弁の他の実施例を示す一部断面図
である。
【符号の説明】
1 主弁部 2 パイロット弁部 3 ソレノイド部 11 電磁コイル 29 プリント基板 33 接続コネクタ 35 手動スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁弁に供給される外部制御回路からの
    出力信号を遮断する手動スイッチを電磁弁の接続コネク
    タとソレノイド部のコイルの間に外部から操作可能に設
    けたことを特徴とする電磁弁。
JP1256893U 1993-02-25 1993-02-25 電磁弁 Pending JPH0665673U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1256893U JPH0665673U (ja) 1993-02-25 1993-02-25 電磁弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1256893U JPH0665673U (ja) 1993-02-25 1993-02-25 電磁弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0665673U true JPH0665673U (ja) 1994-09-16

Family

ID=11808963

Family Applications (1)

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JP1256893U Pending JPH0665673U (ja) 1993-02-25 1993-02-25 電磁弁

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