JPH0665081U - 吸水マット - Google Patents
吸水マットInfo
- Publication number
- JPH0665081U JPH0665081U JP5339293U JP5339293U JPH0665081U JP H0665081 U JPH0665081 U JP H0665081U JP 5339293 U JP5339293 U JP 5339293U JP 5339293 U JP5339293 U JP 5339293U JP H0665081 U JPH0665081 U JP H0665081U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- frame
- mat
- absorbing
- absorbent
- Prior art date
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- Pending
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- Passenger Equipment (AREA)
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 吸水性の高いマット、特に履物の水分を吸収
保持できる自動車用のフロアーマット、座席用マット等
を得る。 【構成】 使用面に補強メッシュを備えた枠体の開口部
から、枠体の内部へ吸水性レジン、紙、繊維等からなる
吸水材を挿入し、使用者の履物に付着した水分や被服か
ら浸潤した汗等を吸水材に吸着させ、水分を保持し、使
用後は内部の吸水材のみを交換することによって、次の
使用に備えることができる吸水マットを提供する。
保持できる自動車用のフロアーマット、座席用マット等
を得る。 【構成】 使用面に補強メッシュを備えた枠体の開口部
から、枠体の内部へ吸水性レジン、紙、繊維等からなる
吸水材を挿入し、使用者の履物に付着した水分や被服か
ら浸潤した汗等を吸水材に吸着させ、水分を保持し、使
用後は内部の吸水材のみを交換することによって、次の
使用に備えることができる吸水マットを提供する。
Description
【0001】
本考案は、濡れた履物等や発汗した人体が載置された際に、その水分を吸収し 且つ吸収した水分を保持する、吸水マットに関するものである。
【0002】
例えば自動車に於ては、図6のごときフロアーマットFが公知であり、毛足の 長いカーペット状の素材を使用することによって、使用者の履物の水分を吸収さ せて、その水分が車両の床に浸潤することを防いでいる。
【0003】 また、そのようなフロアーマットは、使用後の水洗と乾燥に手数がかかるため 、図7のごとき合成ゴム製の受け皿Tを使用する例や、単に合成ゴム製の平面的 なマットも供給されている。
【0004】
従来の製品、例えば図6に示すフロアーマットにおいては、雨雪等の際に、使 用者の履物に付着した水分を吸収する点は効果があるが、後刻これを充分に水洗 し且つ乾燥させないと、不快な臭気を発生する欠点があると共に、吸水の量が甚 だしい場合には水分を保持しきれずに、自動車の床面に固定されている防音用の 繊維素材をぬらしてしまうこともあった。
【0005】 図7に示すゴム製の受け皿は、夏期に海岸で使用する場合には、履物に付着し た砂を受け止める作用を果たすが、雨や雪のような水分は単に受け皿の内側に溜 めるだけであるから、車両の振動でその水分が外部に飛散する場合があると共に 、車両の狭い足下空間内では受け皿を形成するための縁部の立ち上がりが邪魔に なり、受け皿のずれや折れ曲がりが生じ、自動車の床面の繊維素材の水濡れを完 全に防止することはできなかった。
【0006】
従来品の問題点を検討すると、特に自動車用のフロアマットに要求されるのは 、より高い吸水性、より高い保水力、床面との無理の無いなじみ、最小限度の厚 さ、清掃処理の簡単さ、等であることが判明し、これらの問題は現在入手できる 各種素材を利用することによって完全に解決できることが分った。
【0007】 吸水材及び保水材に関しては、現在広く使用されている吸水性の高い各種樹脂 が使用でき、また、状況に応じては古新聞、ペーパータオル、オイルフェンス用 の故紙、木綿等の古繊維、等々が広く利用できる。
【0008】 前記の各種吸水材を例えば自動車の床面になじませ、その部分に安定した状態 で維持するためには、各種吸水材を収容する枠体が必要となるが、これは各種合 成樹脂シートにより簡単に製造することができる。
【0009】 自動車用のフロアーマットに関して考えるなら、その外形は、運転席用、助手 席用、後部座席用の三種類が一般的に使用されているので、それらの形状に合わ せて枠体を形成することにより、使用感に問題の無い製品が得られるが、もっと も簡単なものとしては、平面正方形或は矩形の単純な形状の枠体でも吸水の作用 は充分達成できる。
【0010】 枠体の他の条件は、その内部に前述の吸水材を収容でき、また、使用済の吸水 材を簡単に取り出すことができるように、枠体の一部に開口部を設置することで ある。また、使用中の吸水材が損傷を受けぬように、枠体の使用面に補強メッシ ュを施すことも有効である。
【0011】 更に、枠体の内部に吸水材を収容する形式の他に、吸水材自体をフロアマット の形状に作成し、その包装自体を部分的に強化して枠体を兼用させることも可能 である。
【0012】 このように形成した吸水マットは、一般のフロアーマットと同様に使用し、清 掃の際には枠体内部の吸水材を交換するか、或は、枠体と一体の吸水材を全て新 しいものに交換すれば、従来品のごとき水洗乾燥を必要としない。
【0013】 また、フロアーマット以外に、夏期に置ける自動車の座席上に載置し、着席者 の臀部及び背部の汗を吸着する座席マットも、同様の発想によって容易に得るこ とができる。
【0014】
図面に従い第一の実施例を説明すると、図1及び図2に於て、1は使用面2の 窓部3に補強メッシュ4を備えた薄い箱形の枠体で、その一側には打ち合わせに した状態の開口部5が設けられている。この場合に枠体1の材質は合成樹脂シー トであり、高周波融着等によって薄い箱状に整形されている。
【0015】 6は吸水性樹脂からなる吸水材で、開口部5を経て枠体1の内部に収容されて おり、枠体1の内部を満たすと共にその一面が補強メッシュ4に接している。
【0016】 図1及び図2に示す第一の実施例は自動車の運転席部分の床面に設置するのに 適したものにするため、自動車の制御ペダル下方に差し込むための縮幅端部1’ が備えられており、図2に示すごとく縮幅端部1’は枠体の平面部分から上方へ 立ち上がっている。
【0017】 図中7は、運転者がアクセルペダルを操作する足の踵を載置するための補強支 持部である。補強支持部7は枠体1の一部を延長して設けても良いし、別途用意 した部品を補強メッシュ4に固定しても良い。
【0018】 使用に際しては、本案品を既存のフロアーマットに変えて自動車の床面に設置 して使用する。使用後は、枠体を取り出し、内部の吸水材を交換して再度使用に 備える。
【0019】
図3に示す第二の実施例に於ては、一般的な吸水樹脂が包装用の不織布等によ り覆われている点に着目し、吸水樹脂の外包装に加工を施し、補強リブ8や補強 面9を設置することにより、吸水樹脂の外包装に枠体1の作用を兼用させたもの で、使用方法は第一の実施例と同様であるが、交換に際しては外包装ごと全ての 部分を交換する点が第一の実施例と相違する。
【0020】
図4に示すものは本考案を自動車のフロアーマット以外に適用する際の一例で 、枠体10はいわゆる座布団の形状に形成されており、内部に吸水材6が収容さ れ、自動車のシート上に載置して濡れた水着のままで運転する場合にシートを水 濡れから保護する役目を果たすものである。
【0021】 図5に示すものは第三の実施例の変形であり、枠体10を座席部分に載置され る座席用枠体10aと、座席の背もたれ部分に立てかけれれる背もたれ枠体10 bとによって形成し、両者の接続部分を折り曲げ部11として、表面を補強メッ シュ4により形成し、その内部に吸水材6を収容して、着席者の臀部と背中の汗 を吸着すべくしたものである。
【0022】 このようにして得られた本考案による吸水マットは、単に自動車の内部で使用 するのみにとどまらず、濡れた履物を一次的に保管する際の吸水用に、又、スキ ー場のスキー靴保管棚の下敷き用に、又は一般家庭の浴室の出入り用のバスマッ ト等々に広く使用することができる。
【0022】
以上のごとく本考案によると、履物等に付着した水分を吸収し更にそれを保持 することができ、事後処理或は交換などが容易且つ簡単に行える吸水マットを得 ることができる効果がある。
【図1】本考案による第一の実施例の斜視図である。
【図2】図1の線A−Aによる断面図である。
【図3】本考案による第二の実施例の斜視図である。
【図4】本考案による第三の実施例の斜視図である。
【図5】本考案による第三の実施例の変形の斜視図であ
る。
る。
【図6】従来の自動車用フロアマットの斜視図である。
【図7】従来の自動車用受け皿型マットの斜視図であ
る。
る。
1 枠体 2 使用面 3 窓部 4 補強メッシュ 5 開口部 6 吸水材 7 補強支持部 8 補強リブ 9 補強面 10 枠体 11 折り曲げ部
Claims (4)
- 【請求項1】使用個所に外形を適合させた枠体と、 前記枠体の内部に収容される吸水材とからなる、 吸水マット。
- 【請求項2】枠体が吸水材の包装材を兼ねていることを
特徴とする請求項1記載の吸水マット。 - 【請求項3】枠体の使用面が補強メッシュを備えたこと
を特徴とする請求項1記載の吸水マット。 - 【請求項4】枠体の使用面が補強メッシュと補強支持部
を備えたことを特徴とする請求項1記載の吸水マット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5339293U JPH0665081U (ja) | 1993-01-06 | 1993-09-07 | 吸水マット |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP253493 | 1993-01-06 | ||
JP5-2534 | 1993-01-11 | ||
JP5339293U JPH0665081U (ja) | 1993-01-06 | 1993-09-07 | 吸水マット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0665081U true JPH0665081U (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=26335934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5339293U Pending JPH0665081U (ja) | 1993-01-06 | 1993-09-07 | 吸水マット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0665081U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002022393A1 (fr) * | 2000-09-12 | 2002-03-21 | Honda Access Corp. | Tapis de sol pour vehicule et systeme de fixation de tapis de sol pour vehicule |
-
1993
- 1993-09-07 JP JP5339293U patent/JPH0665081U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002022393A1 (fr) * | 2000-09-12 | 2002-03-21 | Honda Access Corp. | Tapis de sol pour vehicule et systeme de fixation de tapis de sol pour vehicule |
CN1295100C (zh) * | 2000-09-12 | 2007-01-17 | 株式会社本田阿克塞斯 | 车辆用地板软垫及车辆用地板软垫卡止件 |
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