JPH0664746A - 移送装置 - Google Patents
移送装置Info
- Publication number
- JPH0664746A JPH0664746A JP24121292A JP24121292A JPH0664746A JP H0664746 A JPH0664746 A JP H0664746A JP 24121292 A JP24121292 A JP 24121292A JP 24121292 A JP24121292 A JP 24121292A JP H0664746 A JPH0664746 A JP H0664746A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rectangular
- cylinder
- outer cylinder
- cylinders
- branch pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造になり、耐摩耗性に優れた移送装
置を提供する。 【構成】 矩形外筒１の先端から矩形内筒４の後端部を
挿入し、上下に内外挿部間隙５，５を構成する。内外挿
部間隙５，５に送気筒８，８を連通し、角形分岐パイプ
１２を介して給気装置と連結する。内外挿部間隙５と角
形分岐パイプ１２に分割フィン１０，１３を配置した気
流分配構造９，１４を構成し、被移送体を矩形内筒４の
先端から吸引して矩形外筒１の後端から排出することを
特徴とする。
置を提供する。 【構成】 矩形外筒１の先端から矩形内筒４の後端部を
挿入し、上下に内外挿部間隙５，５を構成する。内外挿
部間隙５，５に送気筒８，８を連通し、角形分岐パイプ
１２を介して給気装置と連結する。内外挿部間隙５と角
形分岐パイプ１２に分割フィン１０，１３を配置した気
流分配構造９，１４を構成し、被移送体を矩形内筒４の
先端から吸引して矩形外筒１の後端から排出することを
特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は粉粒体または可撓性帯体
の移送技術に係り、殊に粉粒体の移送にとも名う装置の
摩耗を解消した移送装置に関するものである。
の移送技術に係り、殊に粉粒体の移送にとも名う装置の
摩耗を解消した移送装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より粉粒体の移送装置としては、コ
ンベア式，バケット式、或はスクリュー式など、種々の
構造のものが使用されている。しかし、これらの各移送
装置は被移送体と装置の摺擦部を生じるため、殊に研磨
材等の硬質の粉粒体を扱うような装置の場合、装置の摩
耗が著しく、頻繁にメンテナンスを行って部品を交換し
なければならないといった問題を有していた。
ンベア式，バケット式、或はスクリュー式など、種々の
構造のものが使用されている。しかし、これらの各移送
装置は被移送体と装置の摺擦部を生じるため、殊に研磨
材等の硬質の粉粒体を扱うような装置の場合、装置の摩
耗が著しく、頻繁にメンテナンスを行って部品を交換し
なければならないといった問題を有していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題に鑑
みてなされたものであり、簡単な構造になると共に耐摩
耗性に優れた新規構造の粉粒体または可撓性帯体の移送
装置を提供することを目的とするものである。
みてなされたものであり、簡単な構造になると共に耐摩
耗性に優れた新規構造の粉粒体または可撓性帯体の移送
装置を提供することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明に係る移送装置
は、矩形外筒の先端から該矩形外筒と等横幅で且つ縦幅
が小さく上下に等しい間隙を形成する矩形内筒の後端部
を挿入すると共に、上記両矩形筒の内外挿部間隙に、そ
れぞれ断面が矩形の送気筒を連通し、送気筒端部に連通
した気流分配式角形分岐パイプを介して給気装置と連結
してなり、上記両矩形筒の内外挿部間隙に気流分配構造
を設けたことを特徴とし、被移送体を矩形内筒の先端か
ら吸引して矩形外筒の後端から排出することを要旨とす
るものであり、上記両矩形筒の内外挿部間隙と角形分岐
パイプの気流分配構造は、流体の流路を等分割する複数
の分割フィンによって実施することができる。
は、矩形外筒の先端から該矩形外筒と等横幅で且つ縦幅
が小さく上下に等しい間隙を形成する矩形内筒の後端部
を挿入すると共に、上記両矩形筒の内外挿部間隙に、そ
れぞれ断面が矩形の送気筒を連通し、送気筒端部に連通
した気流分配式角形分岐パイプを介して給気装置と連結
してなり、上記両矩形筒の内外挿部間隙に気流分配構造
を設けたことを特徴とし、被移送体を矩形内筒の先端か
ら吸引して矩形外筒の後端から排出することを要旨とす
るものであり、上記両矩形筒の内外挿部間隙と角形分岐
パイプの気流分配構造は、流体の流路を等分割する複数
の分割フィンによって実施することができる。
【０００５】
【作用】給気装置から適当な風量の空気を供給すると両
矩形筒の内外挿部間隙から矩形外筒の後方に向かって筒
の上下壁内に沿った気流が発生する。そして、該気流は
角形分岐パイプの分割フィンと内外挿部の分割フィンに
よって形成される気流分配構造の整流作用によって、矩
形外筒の筒路に沿った上下層に分かれた平行流を呈して
矩形内筒の先端に負圧を発生する。この結果、該矩形内
筒の先端から吸引された空気流は矩形外筒内で上下気流
層に挟まれた形態で筒末まで移動する移送気流層を形成
する。従って、該矩形外筒を延長することにより、矩形
内筒から粉粒体或は連続用紙などの可撓性帯材を吸引さ
せると、被移送体は矩形外筒の内壁と摺擦することなく
筒末まで移送せしめられる。
矩形筒の内外挿部間隙から矩形外筒の後方に向かって筒
の上下壁内に沿った気流が発生する。そして、該気流は
角形分岐パイプの分割フィンと内外挿部の分割フィンに
よって形成される気流分配構造の整流作用によって、矩
形外筒の筒路に沿った上下層に分かれた平行流を呈して
矩形内筒の先端に負圧を発生する。この結果、該矩形内
筒の先端から吸引された空気流は矩形外筒内で上下気流
層に挟まれた形態で筒末まで移動する移送気流層を形成
する。従って、該矩形外筒を延長することにより、矩形
内筒から粉粒体或は連続用紙などの可撓性帯材を吸引さ
せると、被移送体は矩形外筒の内壁と摺擦することなく
筒末まで移送せしめられる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明に係る移送装置の一実施例を図
面に従って説明する。符号１は断面が横長矩形の矩形外
筒であり、後端に延長矩形筒２を連結するためのフラン
ジ３を固着してなる。該矩形外筒１の先端には、該矩形
外筒１と等横幅で且つ縦幅が小さい矩形内筒４の後端部
を内挿してなり、上下に等しい送気用内外挿部間隙５，
５を形成すると共に、該矩形内筒４の先端に導入ホッパ
ー６等を連結するフランジ７を固着してなる。
面に従って説明する。符号１は断面が横長矩形の矩形外
筒であり、後端に延長矩形筒２を連結するためのフラン
ジ３を固着してなる。該矩形外筒１の先端には、該矩形
外筒１と等横幅で且つ縦幅が小さい矩形内筒４の後端部
を内挿してなり、上下に等しい送気用内外挿部間隙５，
５を形成すると共に、該矩形内筒４の先端に導入ホッパ
ー６等を連結するフランジ７を固着してなる。
【０００７】上記矩形外筒１と矩形内筒４の内外挿部間
隙５，５には、断面が矩形の送気筒８，８をそれぞれ筒
方向が矩形外筒１と直交するように配置し、該間隙端部
と連通してなる。また、符号９，９は、該両内外挿部間
隙５，５に対して流出気流方向に断面を等割し、流入気
流方向に順次幅を変更した複数の分割フィン１０，１０
…からなる気流分配構造である。
隙５，５には、断面が矩形の送気筒８，８をそれぞれ筒
方向が矩形外筒１と直交するように配置し、該間隙端部
と連通してなる。また、符号９，９は、該両内外挿部間
隙５，５に対して流出気流方向に断面を等割し、流入気
流方向に順次幅を変更した複数の分割フィン１０，１０
…からなる気流分配構造である。
【０００８】また上記両送気筒８，８は、各筒端部にフ
ランジ１１，１１を介して気流分配式角形分岐パイプ１
２を連結し、該角形分岐パイプ端を給気装置（図示せ
ず）と連結してなるもので、該角形分岐パイプ１２の直
角に屈折した分岐部通気路には、流路を断面方向に等割
する複数の分割フィン１３，１３を固設した気流分配構
造１４を構成してなる。
ランジ１１，１１を介して気流分配式角形分岐パイプ１
２を連結し、該角形分岐パイプ端を給気装置（図示せ
ず）と連結してなるもので、該角形分岐パイプ１２の直
角に屈折した分岐部通気路には、流路を断面方向に等割
する複数の分割フィン１３，１３を固設した気流分配構
造１４を構成してなる。
【０００９】上記構成になる移送装置は、給気装置を駆
動することによって角形分岐パイプ１２，送気筒８，８
を介して内外挿部間隙５，５から矩形外筒１の後方に向
かって空気が噴出する。この噴気流は、矩形外筒１の上
下壁内に沿った気流となり、給気量を調節することによ
って気流の速度が調整される。そして、該気流は角形分
岐パイプ１２に構成した気流分配構造１４の分割フィン
１３，１３と、内外挿部間隙５，５に構成した切有分配
構造９の分割フィン１０，１０…によって整流され、矩
形外筒１の筒路に沿い上下層に分かれた平行流Ａ，Ａを
形成すると共に、該矩形内筒４の先端に負圧を発生す
る。
動することによって角形分岐パイプ１２，送気筒８，８
を介して内外挿部間隙５，５から矩形外筒１の後方に向
かって空気が噴出する。この噴気流は、矩形外筒１の上
下壁内に沿った気流となり、給気量を調節することによ
って気流の速度が調整される。そして、該気流は角形分
岐パイプ１２に構成した気流分配構造１４の分割フィン
１３，１３と、内外挿部間隙５，５に構成した切有分配
構造９の分割フィン１０，１０…によって整流され、矩
形外筒１の筒路に沿い上下層に分かれた平行流Ａ，Ａを
形成すると共に、該矩形内筒４の先端に負圧を発生す
る。
【００１０】このため、矩形内筒４の先端から吸引され
た空気流は矩形外筒１内で上下気流層に挟まれた形態で
筒末まで移動する移送気流層Ｂを形成するようになり、
気流が平行流であるため該矩形外筒１を延長しても気流
層Ａ，Ｂ，Ａは維持される。
た空気流は矩形外筒１内で上下気流層に挟まれた形態で
筒末まで移動する移送気流層Ｂを形成するようになり、
気流が平行流であるため該矩形外筒１を延長しても気流
層Ａ，Ｂ，Ａは維持される。
【００１１】従って、矩形内筒４の先端に連結した導入
ホッパー６から、例えば砥粒等の被移送体を供給する
と、該被移送体は平行流Ａ，Ａに挟まれた気流層Ｂに乗
って矩形外筒を筒末まで筒壁に接触することなく移動す
る。
ホッパー６から、例えば砥粒等の被移送体を供給する
と、該被移送体は平行流Ａ，Ａに挟まれた気流層Ｂに乗
って矩形外筒を筒末まで筒壁に接触することなく移動す
る。
【００１２】尚、本発明に使用する被移送体は粉粒体だ
けでなく、トイレットペーパーのような連続用紙などの
可撓性帯材でも同様に、矩形外筒１の内壁と摺擦するこ
となく筒末まで移送せしめられる。
けでなく、トイレットペーパーのような連続用紙などの
可撓性帯材でも同様に、矩形外筒１の内壁と摺擦するこ
となく筒末まで移送せしめられる。
【００１３】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る移送装置
は、気流分配構造の整流作用によって、矩形外筒の筒路
に沿った上下層に分かれた平行流を形成し、被移送体を
該上下気流層に挟んだ形態で筒末まで移動し、矩形外筒
の内壁と摺擦することなく筒末まで移送するようになる
ため、簡単な構造になると共に耐摩耗性に優れる等の特
徴を有するものであり、本発明の実施によって得られる
効果は極めて大きい。
は、気流分配構造の整流作用によって、矩形外筒の筒路
に沿った上下層に分かれた平行流を形成し、被移送体を
該上下気流層に挟んだ形態で筒末まで移動し、矩形外筒
の内壁と摺擦することなく筒末まで移送するようになる
ため、簡単な構造になると共に耐摩耗性に優れる等の特
徴を有するものであり、本発明の実施によって得られる
効果は極めて大きい。
【図１】本発明に係る移送装置の一実施例を示す一部切
欠した斜視図である。
欠した斜視図である。
【図２】図１におけるＩＩ−ＩＩ線断面図である。
【図３】図２におけるＩＩＩ−ＩＩＩ線断面図である。
【図４】図２におけるＩＶ−ＩＶ線断面図である。
【図５】吸引側フランジの正面図である。
【図６】排出側フランジの正面図である。
【図７】移送装置の構成例を示す説明図である。
１ 矩形外筒 ２ 延長矩形筒 ４ 矩形内筒 ５ 内外挿部間隙 ６ 導入ホッパー ８ 送気筒 ９ 気流分配構造 １０ 分割フィン １２ 角形分岐パイプ １３ 分割フィン １４ 気流分配構造
Claims (2)
- 【請求項１】 矩形外筒の先端から該矩形外筒と等横幅
で且つ縦幅が小さく上下に等しい間隙を形成する矩形内
筒の後端部を挿入すると共に、前記両矩形筒の内外挿部
間隙に、それぞれ断面が矩形の送気筒を連通し、送気筒
端部に連通した気流分配式角形分岐パイプを介して給気
装置と連結してなり、前記両矩形筒の内外挿部間隙に気
流分配構造を設けたことを特徴とし、被移送体を矩形内
筒の先端から吸引して矩形外筒の後端から排出する移送
装置。 - 【請求項２】 前記両矩形筒の内外挿部間隙と角形分岐
パイプの気流分配構造が、流体の流路を等分割する複数
の分割フィンであることを特徴とする請求項１記載の移
送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24121292A JPH0747415B2 (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 移送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24121292A JPH0747415B2 (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 移送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0664746A true JPH0664746A (ja) | 1994-03-08 |
| JPH0747415B2 JPH0747415B2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=17070870
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24121292A Expired - Lifetime JPH0747415B2 (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 移送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0747415B2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-18 JP JP24121292A patent/JPH0747415B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0747415B2 (ja) | 1995-05-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US9557108B2 (en) | Low profile air delivery apparatus with interchangeable nozzle inserts | |
| US8382013B2 (en) | Air knife | |
| JPH01156263A (ja) | ウエブ、特に紙ウエブの走行の安定化のための空気誘導ボックス | |
| EP0587272A1 (en) | Collection devices | |
| JP2006142284A (ja) | 印刷直後の印刷物にパウダースプレーするためのスプレーノズルとその方法 | |
| JPH0748577Y2 (ja) | ばら積み材料の空気的及び流体的運搬装置 | |
| CN103538364B (zh) | 用于印刷机的粉末装置 | |
| AU2003208126A1 (en) | Device for pneumatic or hydraulic conveying of dusty, powdery or granular bulk material | |
| CN216094875U (zh) | 一种细料风选机风道装置 | |
| JPH0664746A (ja) | 移送装置 | |
| US5163787A (en) | Apparatus for pneumatic transportation of a particle material | |
| US5596783A (en) | Sheet and web cleaner with face plate on suction hood | |
| US4200232A (en) | Induced air flow self-cleaning spray nozzle | |
| JPH11115157A (ja) | プリント機械に供給される被プリント物をクリーニングする装置を備えているプリント装置 | |
| JP3956267B2 (ja) | 粉粒体散布機 | |
| US6941606B2 (en) | Sheet and web cleaner on suction hood | |
| JP3697551B2 (ja) | エアカーテン装置 | |
| WO1996001777A1 (fr) | Procede et appareil de transfert pneumatique | |
| JPH0511218Y2 (ja) | ||
| JPH053471Y2 (ja) | ||
| US3809439A (en) | Attachment for distributing rock dust | |
| SU927684A1 (ru) | Поворотный участок трубопровода дл транспортировани сыпучих материалов | |
| JPH1017146A (ja) | 粉粒体輸送方法およびこれに用いる輸送管接続具 | |
| JPH0335435Y2 (ja) | ||
| JPH10155324A (ja) | 粉粒体散布機の粉粒体繰出搬送装置 |