JPH06645Y2 - ボルトの保護部材 - Google Patents

ボルトの保護部材

Info

Publication number
JPH06645Y2
JPH06645Y2 JP1988171027U JP17102788U JPH06645Y2 JP H06645 Y2 JPH06645 Y2 JP H06645Y2 JP 1988171027 U JP1988171027 U JP 1988171027U JP 17102788 U JP17102788 U JP 17102788U JP H06645 Y2 JPH06645 Y2 JP H06645Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
fitting
screw
fitting portion
insertion port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988171027U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0291209U (ja
Inventor
覚 増田
信章 小久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Otsuka Koki Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Otsuka Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Otsuka Koki Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP1988171027U priority Critical patent/JPH06645Y2/ja
Publication of JPH0291209U publication Critical patent/JPH0291209U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH06645Y2 publication Critical patent/JPH06645Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、ボルトのねじ部を保護すべく該ねじ部に外嵌
するボルトの保護部材に関する。
「従来の技術」 従来のボルトの保護部材としては、例えば、第4図に示
すようなものがある。
すなわち、本体であるパーキングブレーキ装置1に図外
の車体側に締着するためのボルト2,2が固着され、ボ
ルト2のねじ部3に保護部材4が外嵌され、搬送中にね
じ部3が傷つかないようになっている。また、保護部材
4は樹脂製のチューブでねじ部3を覆う十分な長さを有
している。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、このような従来のボルトの保護部材で
は、ボルト2のねじ部3から保護部材4を外す際、外嵌
している保護部材4の数の分だけ、一々保護部材4に手
を掛けてねじ部3から引き抜く必要があり、作業性がよ
くなく、また保護部材が小さく、外しておくと転がった
りして紛失し易く管理が難しいという問題点があった。
本考案はこのような従来の問題点に着目してなされたも
ので、保護部材の外し操作の作業性が向上し、管理がし
易いボルトの保護部材を提供することを目的としてい
る。
「課題を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とするところ
は、 ボルトのねじ部を保護すべく該ねじ部に外嵌するボルト
の保護部材において、 チューブ材を、該チューブ材の長手方向へ所定の間隔で
所定の長さに薄くそぎ取って折曲可能な繋ぎ部を形成
し、該繋ぎ部でそれぞれが繋がって所定の間隔で位置
し、前記ねじ部に外嵌可能な二以上の嵌合部を形成し、 該嵌合部の両端の一方に、前記ねじ部に差込む際の差込
み口を形成し、他方に、前記繋ぎ部を介して他の嵌合部
の差込み口に連続する引抜き側の口を形成したことを特
徴とするボルトの保護部材に存する。
「作用」 ボルトのねじ部に保護部材が装着している状態におい
て、各ねじ部に各嵌合部が次々に外嵌している。各ねじ
部のねじ軸がそれぞれ所定の方向へ向いており、同様に
それぞれ所定の方向へ向いて嵌合部が各ねじ部に外嵌す
るため、繋ぎ部はそれぞれ所定の曲がり状態で嵌合部と
嵌合部を繋いでいる。
ボルトのねじ部から保護部材を外すべく、各嵌合部のう
ち一つをねじ部から引き抜くと、繋ぎ部で繋った嵌合部
が引っ張られる。さらに引き抜き方向へ引っ張ると、繋
ぎ部で繋った嵌合部もねじ部から引き抜かれる。このよ
うにして、繋ぎ部で繋った嵌合部が次々にねじ部から引
き抜かれるものである。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明する。な
お、各種実施例につき同種の部位には同一符号を付し重
複した説明を省略する。
第1図および第2図は本考案の第1実施例を示してい
る。
第1図および第2図に示すように、ボルト10が図示省
略した本体に上下方向へ所定の間隔で三つ並んで配設さ
れている。ボルト10の保護部材であるプロテクタ20
は、樹脂製で可撓性を有するチューブ材が用いられ、ボ
ルト10のねじ部11に外嵌可能な嵌合部30と、嵌合
部30と嵌合部30とを繋ぐ繋ぎ部40とから成る。
嵌合部30の数は保護すべきボルト10の数に応じて増
やせばよい。
三つの嵌合部30は、チューブ材の長手方向へ一定間隔
で位置しており、それぞれねじ部11の径とほぼ同じ内
径の円筒状の管体で、ねじ部11の全長より少し長めに
形成されている。
繋ぎ部40は、円筒状のチューブ材を細い紐状にそぎ取
った形をしており、一つボルト10のねじ部11の先端
部12と隣接する他のボルト10のねじ部11の基端部
13との距離より長めに形成されている。
互いに隣接するボルト10の間隔に応じて繋ぎ部40の
長さを設定すればよい。また、繋ぎ部40は円弧状断面
のものに限られず、例えば可撓性をもたせるため、円筒
状のままでチューブ材の肉厚を薄くしたものでもよい。
第2図に示すように、最上位置、中間位置および最下位
置のそれぞれの嵌合部30の下端口が、ねじ部11の基
端部13側に位置すべく、差込み口31となっており、
上端口がねじ部11の先端部12側に位置すべく、引抜
き口32となっている。引抜き口32が引抜き側の端に
なっている。
また、最上位置の嵌合部30の上端口には、嵌合部30
をねじ部11から引き抜く際の摘み用の舌片35が設け
られている。
摘み用の舌片35は、繋ぎ部40を上下方向の中間部で
切断して形成してもよく、嵌合部30を摘まんで引抜く
ことができる場合には設けなくてもよい。また、摘み用
の舌片35は、プロテクタ20を上下逆の態様でも使用
できるよう、最下位置の嵌合部30の下端口側に設けて
もよい。
次に作用を説明する。
ボルト10にプロテクタ20が装着している状態におい
て、各ボルト10のねじ部11に各嵌合部30が外嵌し
ている。繋ぎ部40が下側位置のボルト10のねじ部1
1の先端部12側と上側位置のボルト10のねじ部11
の基端部13側とを結ぶように折れ曲がった状態にあ
る。
各ボルト10のねじ部11からプロテクタ20を外すべ
く、最上位置のボルト10のねじ部11に外嵌した最上
位置の嵌合部30の摘み用の舌片35を持つてねじ部1
1から引き抜くと、当該ねじ部11から外れる。
さらに、最上位置の嵌合部30の摘み用の舌片35を持
つたままの状態で、引抜き方向へ引っ張ると、繋ぎ部4
0が引抜き方向へ張られ、繋ぎ部40を介して中間位置
の嵌合部30の引抜き口32が引っ張られる。さらに引
き抜き方向へ引っ張ると、中間位置の嵌合部30も中間
位置のボルト10のねじ部11から引き抜かれる。
さらに、最上位置の嵌合部30の摘み用の舌片35を持
つたままの状態で、引抜き方向へ引っ張ると、前記同じ
ように繋ぎ部40が引抜き方向へ張られ、繋ぎ部40を
介して最下位置の嵌合部30の引抜き口32が引っ張ら
れ、最下位置の嵌合部30も最下位置のボルト10のね
じ部11から引き抜かれる。
すなわち、最上位置の嵌合部30の摘み用の舌片35を
持つたままの状態で、引抜き方向へ引っ張ると、最上位
置、中間位置および最下位置のボルト10の順で次々と
ねじ部11から嵌合部30が外れる。
各位置のボルト10ねじ部11をプロテクタ20で保護
するには、第1図に示す状態のプロテクタ2の最下位置
の嵌合部30の差込み口31を持ち、最下位置のボルト
10のねじ部11に差込む。次に中間位置の嵌合部30
の差込み口31に持ち換えて、当該差込み口31を中間
位置のボルト10のねじ部11に差込む。次に最上位置
の嵌合部30の差込み口31に持ち換えて、当該差込み
口31を最上位置のボルト10のねじ部11に差込む。
すなわち、次々に嵌合部30を持ち換えて各位置のボル
ト10のねじ部11に差込むことができる。
プロテクタ20で保護する際、最上位置のボルト10か
ら順番に嵌合部30を差込んでもよいことはいうまでも
ない。
前記第1実施例に係るプロテクタ20によれば、各位置
のボルト10に応じて嵌合部30が配され、嵌合部30
と嵌合部30とが繋ぎ部40で繋っているので、各位置
のボルト10に容易に着脱することができ、特に離脱操
作では最上位置の嵌合部30の摘み用の舌片35を引っ
張ればよく、極めて作業性がよい。また、ボルト10の
数に応じて嵌合部30が増やせるので、三つ以上のボル
ト10を一つのプロテクタ20で一括して保護すること
ができ、部品点数が少なくなり、例えば、簡易に管理す
ることができる。
第3図は本考案の第2実施例を示している。
本実施例に係るプロテクタ20aでは、チューブ材の両
端部をそれぞれ嵌合部30aとし、嵌合部30aと嵌合
部30aとを繋ぎ部40aで繋いだもので、嵌合部30
の引抜き側の口として切込み溝33が刻設されている。
切込み溝33が開くことにより、嵌合部30aと繋ぎ部
40aとが簡単に略直角に折曲され、第3図において実
線で示すように、プロテクタ20aを略U字状に折曲し
て各ボルト10のねじ部11に容易に装着することがで
きる。また、各ボルト10のねじ部11からプロテクタ
20aを外すには、繋ぎ部40aを引っ張れば、両方の
嵌合部30aを各ボルト10のねじ部11から同時に外
すことができる。
「考案の効果」 本考案に係るボルトの保護部材によれば、チューブ材の
長手方向へ所定間隔でボルトのねじ部に外嵌可能な二以
上の嵌合部が位置し、嵌合部と嵌合部とを曲げ可能な繋
ぎ部で繋いだので、各ねじ部からそれぞれの嵌合部を外
す際、一つの嵌合部を引き抜き方向へ引っ張れば、繋ぎ
部で繋った嵌合部が次々にねじ部から引き抜かれ、極め
て簡単にボルトのねじ部から保護部材を外すことがで
き、作業性を向上することができ、また、二以上のボル
トに対して一つの保護部材を装着すればよいので、部品
点数が減って、外しておいても転がって紛失したりしな
いので、簡易に管理することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の第1実施例を示してお
り、第1図はプロテクタの全体斜視図、第2図は同じく
装着状態を示す全体斜視図、第3図は第2実施例を示し
ており、プロテクタの全体斜視図、第4図は従来例を示
しており、プロテクタの装着状態を示す説明図である。 10…ボルト 11…ねじ部 20,20a,20b…プロテクタ (ボルトの保護部材) 30,30a、30b…嵌合部 31…差込み口 35…摘み用の舌片 40,40a,40b…繋ぎ部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボルトのねじ部を保護すべく該ねじ部に外
    嵌するボルトの保護部材において、 チューブ材を、該チューブ材の長手方向へ所定の間隔で
    所定の長さに薄くそぎ取って折曲可能な繋ぎ部を形成
    し、該繋ぎ部でそれぞれが繋がって所定の間隔で位置
    し、前記ねじ部に外嵌可能な二以上の嵌合部を形成し、 該嵌合部の両端の一方に、前記ねじ部に差込む際の差込
    み口を形成し、他方に、前記繋ぎ部を介して他の嵌合部
    の差込み口に連続する引抜き側の口を形成したことを特
    徴とするボルトの保護部材。
  2. 【請求項2】前記ねじ部に最後に外嵌する嵌合部の差込
    み口とは反対側の端に、前記嵌合部を引抜くべく摘んで
    引く際の摘み用の舌片を延設したことを特徴とする請求
    項1記載のボルトの保護部材。
JP1988171027U 1988-12-29 1988-12-29 ボルトの保護部材 Expired - Lifetime JPH06645Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988171027U JPH06645Y2 (ja) 1988-12-29 1988-12-29 ボルトの保護部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988171027U JPH06645Y2 (ja) 1988-12-29 1988-12-29 ボルトの保護部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0291209U JPH0291209U (ja) 1990-07-19
JPH06645Y2 true JPH06645Y2 (ja) 1994-01-05

Family

ID=31462487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988171027U Expired - Lifetime JPH06645Y2 (ja) 1988-12-29 1988-12-29 ボルトの保護部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06645Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5943709U (ja) * 1982-09-14 1984-03-22 株式会社キタイ製作所 ボルト,ナツトの保護キャツプ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0291209U (ja) 1990-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1313940C (en) Cable mount
AU780559B2 (en) Structure for protecting a wire harness in a corrugated tube
GB2209710A (en) Fastener
JPS63502687A (ja) コルゲ−トパイプ用プラスチック管継手
JP2000502781A (ja) ホースカップリング装置
NO143560B (no) Anordning ved innfoering av instrument gjennom munnen
GB1575775A (en) Ties for securing bundles
JPH06645Y2 (ja) ボルトの保護部材
CA2396289C (en) Detachable attachment clamp, in particular for electric wire harnesses on vehicles
US7905068B2 (en) Protective cap for coupler bar
JP2534383Y2 (ja) 自転車におけるポスト類の締付け固定構造
SE513337C2 (sv) Öppningsanordning
JPS634811Y2 (ja)
US6343706B1 (en) Method and an arrangement for closing at least one end of a tube and a plug for said closing
EP1466822A2 (en) Device for fixing and quick releasing the support stays of a bicycle's mudguard
US1083756A (en) Connector for electric conduits.
JPH0645335Y2 (ja) 可撓管取外し工具
US20030047042A1 (en) Threaded pipe installation tool system
JP2545570Y2 (ja) ガイド付き振り出しさおの保護用具
JPH02146928U (ja)
JP2560525Y2 (ja) 釣り竿の穂先保護具
JP3597380B2 (ja) 光クロージャ
JPH0353559Y2 (ja)
JPH0423523Y2 (ja)
JPS5844926Y2 (ja) 溶接ワイヤ巻状物