JPH0664250B2 - マルチスポット,レーザー式静電プリンタの像走査装置 - Google Patents

マルチスポット,レーザー式静電プリンタの像走査装置

Info

Publication number
JPH0664250B2
JPH0664250B2 JP63252217A JP25221788A JPH0664250B2 JP H0664250 B2 JPH0664250 B2 JP H0664250B2 JP 63252217 A JP63252217 A JP 63252217A JP 25221788 A JP25221788 A JP 25221788A JP H0664250 B2 JPH0664250 B2 JP H0664250B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
spot
photoconductive surface
image
holes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63252217A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01142705A (ja
Inventor
ラビンダー・プラカシ
ラリイ・ランス・ワルフ
Original Assignee
インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン filed Critical インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン
Publication of JPH01142705A publication Critical patent/JPH01142705A/ja
Publication of JPH0664250B2 publication Critical patent/JPH0664250B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/12Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers
    • G06K15/1238Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers simultaneously exposing more than one point
    • G06K15/1257Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers simultaneously exposing more than one point on more than one main scanning line
    • G06K15/1261Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers simultaneously exposing more than one point on more than one main scanning line using an array of light sources

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、レーザを用いた静電プリンタに関し、特にマ
ルチスポツトの印刷ヘツドを用いて走査方向及び処理方
向の両方の像形成が改良された像走査装置に関する。
B.従来技術 静電プリンタは受像媒体上に一連の画素(ペル)を置く
ことによつて像を生成するように設計される。例えば、
一連の走査線として光導電面を横切る1本若しくは複数
本のレーザなどの光源によつて像が形成される。その光
のビームは光導電面上に一連の重畳するペルを置く。各
ペルはペル領域に置かれ、光のビームによつて、幾つか
のペル領域が露光され、また他のペル領域が露光されな
いというように変調される。光を含むペルが光導電面に
当るときはいつでも、表面はそのペル位置で放電され
る。この様にして、再生しようとする目的物の像に一致
するペルの帯電パターンを光導電面が有することにな
る。その帯電パターンを現像し、その現像された像を、
一般に紙である媒体に印刷するよう転写することによつ
て印刷されたコピーが得られる。
静電プリンタはこの分野で良く知られており、例えば本
発明の出願人による米国特許第4544264号及び第
4625222号に開示されている。
レーザ式の静電プリンタにより得られる像の解像度は、
25.4mm(1インチ)あたりのペルによつて一般に定
義される。今日、市販されている典型的なプリンタでは
25.4mmあたり480ペルという解像度である。
静電印刷による性能に対する要求が高まつてきて、印刷
ヘツドに重荷を負わせるようになつてきている。速度や
ペル密度等が増してきたことも、多角形の鏡の回転速度
を高くしたり、その多角形の鏡の小面の数を増したり各
ペルに許容される時間を少なくしたりする必要が生じて
きている。多角形の鏡の回転速度が高くなると、モータ
の機構が大きくなり、同期機構も複雑になる。
マルチスポツトの結像技法は、上記の関連事項を克服し
乍ら、これまで探求していた改良性能を与えることがで
きる。単一の走査線の代りに複数個のスポツトやペルを
走査することによつて、印刷速度が増して行く。好適に
は、2本乃至6本のレーザ・ビームが、速度、ペル密度
及びレーザ・パワーを多角形スピナとの間の好適なバラ
ンスを達成するのに使用される。例えば、IBM380
0モデルIIIプリンタでは、音響光学変換器がHeNe
レーザを、2本の独立に制御されるレーザ・ビームに分
割するのに使用される。
更に、マルチスポツトの結像を得るために半導体のレー
ザ出力群を光学的に組合せることを多くのシステムで企
図してきた。しかし基本的な性質の問題を含む幾つかの
問題が、そのようなシステムを成長する技術にすること
を阻んできた。
C.発明が解決しようとする問題点 マルチスポツト・プリンタの目的は、処理方向に1ペル
に等しい間隔と、走査方向の一様なペル変位とを有する
像を提供することである。
本発明では、結果的に2ステツプで達成される。第1
の、要求される1ペル間隔を処理方向に有し、且つ走査
方向に分離を生じない像を発生する。続いて、走査方向
に一様なペル変位を有する像を発生する。
「走査方向」というのは、光導電面を横切る光のビーム
の走査の方向を云う。また「処理方向」というのは、像
が投射される光導電面の移動方向を云う。簡単に云え
ば、走査方向が左から右、処理方向が上から下と考えて
も良い。勿論、その方向は光の走査系や光導電面体の運
動系で決まるように、反対にしても両方の系の間で交換
しても良い。
本発明の目的は、レーザビームのスポツトの位置づけの
安定性及びスポツトサイズの安定性を増進することにあ
る。
D.問題を解決するための手段 本発明では、光導電面上でのマルチスポツト・イメージ
の各点が、別個の独立のレーザ・ビームにより形成され
る。結像面即ち光導電面でのスポツトの位置を制御する
ための光学系が、2つの面に於る光学的な性能をみるこ
とによつてもつとも分り易く説明できると思われる。即
ち第1の面(処理面)が処理方向のペルの位置づけのみ
に影響を与え、第2の面(走査面)が走査方向のペルの
位置づけのみに影響を与える。
処理面では、複数本のレーザの夫々によつて照射される
複数個の孔を含む孔板がある。前走査及び後走査の光学
手段を含む光学系が孔を照射し、光導電面上に結像す
る。前走査及び後走査の光学系を適正に選択することに
よつて、その像の中のスポツト即ちペルが、処理方向に
制御し得る距離だけ隔てて配置される。光導電面上に、
複数個の照射される孔を結像することによつて、隣接す
るレーザ・スポツト相互間の相対的な間隔が、レーザの
位置ではなく、孔の間隔によつて制御される。
走査面では、単一の孔を含む第2の孔板が光導電面から
共役面に位置づけられる。そのシステム中に導入される
個々のレーザ・ビームはこの走査孔板上に焦結され、そ
の単一の孔を照射する。前走査及び後走査の光学系を適
正に選択すれば、走査方向にペルを一様に位置づけるこ
とができる。上述の処理方向の場合と同様、個々のレー
ザ位置そのものではなく、相対的なスポツト位置を制御
する複数本のレーザによつて、単一の孔が照射され結像
される。
前走査及び後走査という用語は、多角形鏡に光ビームが
入る前及び入つた後(反射した後)の光学系を云う。
E.実施例 ここで特に第2図を参照すると、静電式の典型的なレー
ザ・プリンタが図示されている。静電ドラム10は、モ
ータ12により矢印14の方に駆動される。ドラム10
は光導電材料16を担持しており、この光導電材料は帯
電コロナ発生器18の下を通過して、適当な電圧に帯電
される。再生しようとする像に従つて露光ステーシヨン
20で光導電材料が放電される。その像は、変調された
レーザ・ビーム24を生じるレーザ印刷ヘツドを具備す
る走査系22によつて生じる。その潜像は現像ステーシ
ヨン26で現像され、コロナ発生器28により受像媒体
(普通はコピー用紙)に転写される。受像媒体は用紙通
路30を通つて来たものである。光導電材料16は、清
掃ステーシヨン32へ移動し、それから次の像を受取
る。コピー用紙はいずれかのビン34又は36に貯蔵さ
れることができ、用紙通路30の中のゲート38、ピン
チ・ローラ40、転写ステーシヨン28及び融着ローラ
42へと給送される。そして印刷完成品は出口ポケツト
44か又は最終ステーシヨン46に通される。
図中のブロツク48は、プリンタの動作を制御する制御
回路を表わし、1個又は複数個の任意の適宜のマイクロ
プロセツサを含むことができる。
走査系22を第3図にもつと詳細に示す。図中、1個又
は複数個の固体レーザ・チツプ及び本発明の機構の大部
分がアセンブリ50の中に組込まれる。複数個の半導体
レーザで発生される複数本のレーザ・ビーム24は、ア
センブリ50から、回転する多角形鏡54に進む。多角
形鏡54はその周囲に複数個の小面56を有する。レー
ザ・ビーム24は、1個の小面で反射され、角度Θだけ
走査する。回転する鏡の小面で反射された後、ビームは
光学アセンブリ58に進む。そこではビームが整形さ
れ、光導電面16に焦結させられる。ビーム屈曲鏡60
が図示されているが、これはレンズ88を介してレーザ
・ビーム24を光導電面16に指向する最終屈曲機構を
説明するためである。モータ62は、回転鏡54を駆動
するよう結合されている。走査開始鏡64がレーザ・ビ
ームを走査開始検知器66に指向するため設けられてい
る。
回転軸54上の1つの小面56を横切るようにレーザ・
ビームを反射させることによつて複数本のレーザから複
数個のスポツトが光導電面16に生じる。一走査線中の
スポツトの数がアセンブリ50中のレーザの数に依存す
る。複数個のレーザ出力ビームは複数個の点を形成する
よう光学的に組合される。
第1図は、走査方向にペルを分離させず、処理方向にペ
ルを分離させるよう制御する本発明の実施例の構成を図
式的に示す。従来技術の実施例では、各レーザのレーザ
・キヤビテイが光導電面16に結像される。このような
装置は、20倍台の像倍率を一般に有する。温度条件が
変ることにより、レーザの点が浮遊し、その結果、光導
面上の対応する点の位置もシフトすることが知られてい
る。例えば、2個のレーザの点を3個のペルだけ処理方
向に分離するつもりなら、その熱による浮遊効果がその
スペーシングを2個又は4個のペルにさせることがあ
る。このような分離は完成した文書中では、はつきりと
見えるようになり、従つてもつとも望ましくないもので
ある。
同じ状況が走査方向にも適用される。その場合、光導電
面が走査されるときの走査方向と直交する線内に走査ビ
ームがあるのが理想である。20という典型的な倍率の
装置の場合、1本のレーザの他のレーザに対するシフト
は、光導面では像が20倍シフトすることになる。
物理的な孔を照射し且つこれらの孔を、対応する光学系
で結像させるという本発明の構成では、スポツト位置は
小さいレーザ位置変動と独立である。本発明では、レー
ザ位置ではなく、スポツト位置を与える孔が主となる。
第1図に示すレーザ・アセンブリ70には、N個の半導
体レーザ及びそれらと協働する光学系が配設される。ア
センブリ70中に配列されたレーザの前には、N個の矩
形の孔74を含む不透明な孔板72が設けられる。孔7
4の配列は、アセンブリ70中のN個のレーザで発生さ
れるN本のレーザ・ビームのうちの1本から唯一のレー
ザ・ビームによつてのみ照射されるようになつている。
その矩形の孔は幅W、長さL、アスペクト比R及びピツ
チPを有する。そのアスペクト比は長さLを幅Wで除し
た値として定義され、10乃至それ以上のオーダに選択
される。
第1図の光学系76は、走査角を変えるよう光導電面上
に孔74を結像するための光学系である。光学系76の
走査後の光学部分はまた多角形鏡の小面の錐体の誤差の
訂正を与え、これによつて走査線から走査線への或いは
走査線内での処理方向のスポツトの位置に悪影響を及ぼ
しかねない振動の効果を実質的に減少させる。
孔板72及び結像面即ち光導電面16′が処理方向に関
し共役平面にあるよう上述の実施例が形成される。
光学系76は、光導電面16′上に結像されるとき、物
体の即ち孔74の縮小を生じさせるよう設計される。そ
の光学系76は、N個の矩形の孔を結像し、光導電面上
にN個の点を生じる。縮小率Mは、処理方向に所望のス
ポツト・サイズを生じるよう選択される。更に、孔のピ
ツチPを適正に選択することによつて、スポツト78同
志は所望の値だけ光導電面上で隔てられる。
各孔が唯一のレーザによつてのみ照射されるよう確保す
るため幾つかの実施例がある。2個のスポツト系では、
第4図に示すようなプリズム構成が好ましい。ここでは
レーザ90及び92が、光のビームを夫々のコリメータ
・レンズ94、96を介して伝導する。各々のコリメー
トされたビームは、プリズム102の上部の鏡面98及
び下部の鏡面100に指向され、そこで反射されて、孔
72中の2個の孔74を夫々通される。そして上述のよ
うな2個のスポツトを光導電面16上に形成する。プリ
ズム102の代りに2個の平面鏡を用いても同じ結果が
得られることは当業者にとつて明白である。
適正に選択された鏡や光学系を使用することによつて任
意の量Nのレーザが使用でき、各レーザ・ビームが孔板
中のN個の孔のうち1個だけを照射するようにすること
ができる。
第5図に示す他の実施例では、複数個の半導体レーザ9
0′を利用し、それらを各レーザの光のビームが夫々の
光学フアイバ・ビグテール104の一端に結合されるよ
う配列される。各ピグテール104の他端は、そのピグ
テールを支持するため内部に複数個のホルダを有する支
持板106に結合される。この結果、或るピツチPで処
理方向に隔つた光のビームが孔板72中の孔74のピツ
チに等しくなる。上述の構成は個々の光ビームが1個の
孔を照射する結果をもたらす。板106と孔板72との
間の光路には、走査方向にビームを拡大するため円筒形
の発散レンズ107が配設される。
第6図の好適な実施例では、複数本のビームを生じるレ
ーザ・アセンブリ70の直前に、処理方向の孔板72が
配設される。円筒形のレンズ80は、孔板72からその
焦点距離だけ隔てて位置づけられる。処理孔74をビー
ムが通過した後、ビームは円筒状のレンズ80及び82
と球面レンズ84を通過する。円筒形のレンズ80及び
球面レンズ84は同じ焦点距離であり、2個の焦点距離
分、隔てられている。これらの要素は、その処理方向の
孔74を、多角形鏡の小面である中間の面56上に結像
する。レンズ82及び84は走査方向に拡大する組合せ
である。
上述のような前走査光学系を通つた後、各レーザ・ビー
ムは、次に後走査の視野レンズ85,86及び88を通
る。これらの後走査レンズは、小面56に形成された中
間の像を、光導電面16上に再度結像させる。この結像
された最終像は、元の孔72を縮小した像である。
処理方向のスポツト間隔を制御する実施例を幾つか説明
してきたが、下記に走査方向のスポツト間隔を制御する
実施例を幾つか説明しよう。
複数スポツトのレーザ印刷では、処理方向にペル1個分
の間隔を与えるのが望ましいが走査方向には分離してい
ないのが望ましいことは既に説明した。第7図に示すレ
ーザ・モジユール108は、直線方向の距離dだけ隔て
て図示された2本のレーザ・ビーム103及び105を
提供する。レーザ・モジユールから伝導される角方向に
隔つたビームをもつ同様の構成も可能である。しかし、
説明の便宜上、直線方向に隔たつた構成だけを説明す
る。レーザ・ビームを走査方向に分離させず、スポツト
も分離させないために、各ビームの中心の光線を、第7
図に示すX−Z面内に含むか、平行にする必要がある。
そのX−Z面は走査方向の面に平行である。この2本の
ビーム103及び105はレンズ122を通り、孔板1
10上に焦結される。
モジユール108を構築した後生じる固有の問題があ
る。熱的な膨張及び機械的な整定の結果として、個々の
レーザの相対位置が変り、これによつて初期の整列が変
化してしまうのである。そのような位置の変位即ちシフ
トに対するシステムの正確な感度は、レーザ・モジユー
ルの設計に依存する。或る種のシステムでは、熱膨張に
よるスポツトのシフトが大きくなるかもしれない。典型
的には、結像する印刷ヘツド・システムに於て、±10
ミクロンというスポツト位置付けの一様性を達すること
が目標である。従つて、光学系が20という典型的な倍
率を提供するならば、レーザの位置を、他の光学系に対
し、±0.5ミクロンの範囲内に保持する必要がある。
このようなシステムでは、最終の組立て及び整列後、1
/2ミクロン若しくはそれ以上の相対移動を生じさせる
熱的なシフトがあれば、役に立たない。
第8図は走査孔板110を図式的に示す。孔112は、
焦点での走査方向のビームの径よりも小さい幅に選択さ
れる。その孔板にビームをあふれるほどみたすことによ
つて、その中心のビームが孔の中心に再度合わされる。
その孔の前で、ビームの中心を相対的にシフトさせと、
孔のスリツトと平行にその孔が整列される。
第9図は、レーザ・モジユールの物理的な整列時に小さ
いシフトがあるとき、走査方向の分離が生じない走査方
向光学系の図式図である。各レーザ・ビーム68は、第
1の円筒形のレンズ82、孔板110中の孔112及び
レンズ84を含む拡大のための組合せ構成を通る。拡大
後、ビームは多角形鏡の小面56で反射され、後走査光
学系85、86及び88に進む。
レンズ及び孔板は下記の結果を生じるよう寸法及び空間
的な位置に配置される。即ち孔の径によつて定義されて
きたビームの径は、光導電面上の所望のスポツト径を生
じるような寸法でなければならず、レーザ・ビームを板
110の面内に焦結する必要がある。
その孔の面と結像面即ち光導電面とは共役面である。板
110の面内の結像点は、残りの既知の光学系により光
導電面上に結像される光源と考えられる。即ち、光導電
面上に結像される孔112を通る光のビームである。
典型例では、板110の面でのレーザ・ビームのスポツ
トの寸法は22ミクロンである。その孔のスリツトは走
査方向に約16ミクロン、処理方向に数ミクロンであ
る。その結果、孔板110及び光導電面16が共役面な
ので、16ミクロンの孔が光導電面上に結像される。孔
112が処理方向に沿つている限り、且つ走査面中、最
小のスキユーを有する限り、結像されるスポツトは、走
査面内で最小のスキユーの状態で処理方向に沿つて位置
づけられる。
これは拡大のための組合せ構成中のレンズ82及び84
の正確なパワーを指定することによつて達成される。上
述の構成では、入力ビーム68は、2.3ミクロン、所
与の例で±3ミクロンずつシフトし、光導電面上の像は
実質上殆んどシフトしない結果となる。レーザ・ビーム
が板110の孔112の廻りの領域を照射するので、そ
の孔が実質上照射されたままにとどまる限り、多数のス
ポツトの像に影響を及ぼさないであろう。従つて、スキ
ヤナを組立てるとき機械的な許容差は重要であるが、致
命的ではない。何故ならレーザ位置の小さい変動は、光
導電面上には現われないからであろう。光ビームの全体
の一部だけが孔を通るような任意の孔のシステムで同じ
ことが云える。その結果、製造し易い走査システムが得
られ、また個々のレーザ・アセンブリの熱サイクル及び
長期的なドリフト現象にわたつて寸法的に安定し、保守
性の良い走査システムが提供される。
孔112への入力ビームがシフトするので、孔112を
通つて伝導するエネルギも変化する。即知のレーザ・パ
ワー・サーボ・システムを用いれば、スポツト・エネル
ギ中の変化が補償される。レーザ位置に於る僅かなシフ
トがパワーの変動を生じ、これはレーザ・パワー・サー
ボ・システムを用いることによつて簡単に修正される。
その結果、スポツト相互間の空間的な位置関係は、レー
ザの位置がシフトしても変らない。
上述の全ての構成では、レーザ・ビームが各孔をあふれ
るほどにみたし、これによつてビームを切出す。結像さ
れるのは孔であり、最終のビーム位置を制御するものも
孔であつて、元のレーザ・ビームではない。ビームの適
量の過剰があれば、印刷される像に問題を生じることな
く、孔の幅の±25%ほどレーザを移動できることが実
験で分つた。
これまで、処理方向及び走査方向にスポツト又はペルの
位置づけを制御する配列を説明してきたが、第10図は
複数スポツトのレーザによる静電式プリンタで使用され
る2つのプロセスを組合せた構成を図式的に示す。
第10図に於るレーザ・システム120は、N個の孔7
4を有する孔板72と、第4図及び第5図に関連して説
明した型の光学系とを含む。アセンブリ120からのレ
ーザ・ビームが、処理方向の変位を制御するよう選択さ
れた円筒状レンズ80′を通る。破線の枠114中の要
素は第9図に図示しまた説明した拡大のための組合せ構
成を概略的に表わす。レンズ82′は走査方向のスポツ
トの変位を制御するよう選択された円筒状のレンズであ
る。孔112′を含む孔板110′は光導電面16の結
像面と共役の面に位置づけられる。レンズ84′は、拡
大のための組合せ構成中の凸レンズであり、走査方向に
ビームをリコリメートする。レンズ80′及び84′
は、レーザ・システム121からの処理方向のペル・サ
イズ及びペル位置と1対1の関係で、回転する多角形鏡
54′上に像の孔を投射するよう選択される。
第10図に示す実施例では回転する多角形鏡54′の小
面56′で反射された後、その走査用のレーザ・ビーム
は、焦点距離が負で発散する平凸面レンズ85′焦点距
離が正で収束する平凹面レンズ86′、窓52及び処理
方向に円筒形のレンズ88′を先ず通過する。レンズ8
8′を通過した後、複数個のペルが光導電面16上に印
刷される。これは走査方向と処理方向の両方の間隔が制
御されている。この複数個のペルを生じる印刷ヘツド
は、多角形鏡の小面56′に対応する各回転毎にN本の
レーザ・ビームから成る1本の走査線を生じる。
第10図の実施例が、第1図に示す型の静電プリンタで
使用されるよう走査システムのブロツク22の中に容易
に置かれることが明白であろう。
F.発明の効果 本発明によれば、レーザ・ビームのスポツトの位置づけ
の安定性及びスポツト・サイズの安定性が増進される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、処理方向のスポツトの分離を制御するための
1実施例を表わす図である。 第2図は、典型的な静電プリンタを図式的に表わす図で
ある。 第3図は、静電写真プリンタで使用されるレーザ走査装
置を図式的に表わす図である。 第4図は、2つの光源による孔照射装置の図式図であ
る。 第5図は、第4図の構成の代替実施例で4個の光源によ
る孔照射装置の図式図である。 第6図は、第1図の実施例の光学系を処理方向の面内で
詳細に示す図である。 第7図は、走査方向に孔を照射するための一実施例を表
わす図である。 第8図は、単一のスリツトの走査方向の孔を照射する2
本のビームを表わす図である。 第9図は、走査方向に一様なスポツトで位置づけるため
の一実施例の光学系を示す図である。 第10図は、マルチスポツトのレーザ式静電写真プリン
タの一部を表わす図である。 16′……光導電面、70……レーザ・アセンブリ、7
2……孔板、76……光学系。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光導電面に複数個の物点の像を投射するた
    めのマルチスポット・レーザ式静電プリンタの像走査装
    置に於て、 複数個の物点の像に応じた複数本の光のビームを照射す
    るレーザ手段と、 上記レーザ手段からの複数本の光のビームの照射を夫々
    対応する複数個の孔で受けるよう配設され、第1の方向
    のスポットサイズ及びスポツト間隔を規定するよう該複
    数個の孔が該第1の方向に配設された第1の孔板を含む
    第1の光学系と、 上記複数個の物点の像を上記光導電面上に走査し投射す
    るための、上記第1の方向と直角な第2の走査方向に回
    転する多角形鏡と、 上記第1の孔板を通過した光のビームを受けるよう上記
    光導電面と共役面に配設され、上記第2の走査方向のス
    ポットサイズを規定する孔を有する第2の孔板を含み、
    上記多角形鏡上に上記光のビームを投射するよう配設さ
    れた第2の光学系とを具備する像走査装置。
  2. 【請求項2】上記複数本の光のビームを受けて、上記第
    1の孔板中の対応する複数個の孔のところで焦結させ、
    且つ上記複数個の孔を通過した複数本の光のビームを上
    記光導電面上で焦結させる焦結手段を更に具備する特許
    請求の範囲第1項記載の像走査装置。
JP63252217A 1987-11-09 1988-10-07 マルチスポット,レーザー式静電プリンタの像走査装置 Expired - Lifetime JPH0664250B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/118,720 US4884857A (en) 1987-11-09 1987-11-09 Scanner for use in multiple spot laser electrophotographic printer
US118720 1987-11-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01142705A JPH01142705A (ja) 1989-06-05
JPH0664250B2 true JPH0664250B2 (ja) 1994-08-22

Family

ID=22380343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63252217A Expired - Lifetime JPH0664250B2 (ja) 1987-11-09 1988-10-07 マルチスポット,レーザー式静電プリンタの像走査装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4884857A (ja)
EP (1) EP0315776B1 (ja)
JP (1) JPH0664250B2 (ja)
AR (1) AR246365A1 (ja)
BR (1) BR8805812A (ja)
CA (1) CA1317996C (ja)
DE (1) DE3889854T2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03179420A (ja) * 1989-12-08 1991-08-05 Toshiba Corp 光学装置
US5119113A (en) * 1990-10-11 1992-06-02 International Business Machines Corporation Spot-defined exposure system for a laser printer
EP0541460A3 (en) * 1991-11-04 1994-05-18 Eastman Kodak Co Multiple beam laser printer
DE4225828A1 (de) * 1992-08-05 1994-02-10 Hoechst Ag Laserbelichtungsgerät für bildmäßig zu belichtende Druckformen
JP2771932B2 (ja) * 1992-12-15 1998-07-02 大日本スクリーン製造株式会社 マルチビーム記録装置
US5432535A (en) * 1992-12-18 1995-07-11 Xerox Corporation Method and apparatus for fabrication of multibeam lasers
US5640188A (en) * 1992-12-18 1997-06-17 Xerox Corporation Multiple diode laser employing mating substrates
CN1119482A (zh) * 1993-02-03 1996-03-27 尼托公司 图像投影的方法和设备
JP3662297B2 (ja) * 1995-06-01 2005-06-22 富士写真フイルム株式会社 走査光学系
US6542304B2 (en) 1999-05-17 2003-04-01 Toolz, Ltd. Laser beam device with apertured reflective element
US7102700B1 (en) 2000-09-02 2006-09-05 Magic Lantern Llc Laser projection system
JP5495334B2 (ja) * 2011-09-22 2014-05-21 Necエンジニアリング株式会社 光記録ヘッドおよび画像形成装置
US10118250B1 (en) 2017-09-15 2018-11-06 International Business Machines Corporation In-situ laser beam position and spot size sensor and high speed scanner calibration, wafer debonding method

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5553312A (en) * 1978-10-17 1980-04-18 Ricoh Co Ltd Plural beam simultaneous scanner
JPS6033019A (ja) * 1983-08-04 1985-02-20 Anritsu Corp グレ−テイングの駆動回路
JPS62232611A (ja) * 1986-04-02 1987-10-13 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 画像走査記録装置のレ−ザ露光装置

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1255962B (de) * 1965-12-28 1967-12-07 Telefunken Patent Einrichtung zur Erzeugung punktgerasterter Schriftzeichen
US3926500A (en) * 1974-12-02 1975-12-16 Ibm Method of increasing the depth of focus and or the resolution of light microscopes by illuminating and imaging through a diaphragm with pinhole apertures
US4001705A (en) * 1975-05-20 1977-01-04 Brett Jason Sinclair Light scanning device
US4156555A (en) * 1977-04-29 1979-05-29 Sperry Rand Corporation Apparatus and method for providing unblurred images with a continuously scanned light beam
US4204725A (en) * 1977-11-17 1980-05-27 International Business Machines Corporation Apparatus for detecting information stored on photocopying media, transmitting and storing the same
RO76090A2 (ro) * 1979-04-16 1983-11-01 Institutul De Cercetari Si Proiectari Tehnologice In Transporturi,Ro Dispozitiv optico-electronic de identificare a unei placi cod retroreflectorizante
US4283147A (en) * 1979-06-14 1981-08-11 Dreyfus-Pellman Electro-optical scanning system
GB2069176B (en) * 1980-02-06 1984-10-24 Canon Kk Optical mechanical scanning using several light beams
JPS56140768A (en) * 1980-04-01 1981-11-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd Optical device for multibeam scanning
US4561717A (en) * 1980-05-16 1985-12-31 Hitachi, Ltd. Optical system for information processing
JPS57102609A (en) * 1980-12-18 1982-06-25 Canon Inc Method and device for scanning using plural number of beams
JPS5817442A (ja) * 1981-07-24 1983-02-01 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 画像走査記録装置における連続階調露光方法およびその装置
US4624543A (en) * 1981-08-26 1986-11-25 Savin Corporation Method and apparatus for electrophotographically processing information
US4571603A (en) * 1981-11-03 1986-02-18 Texas Instruments Incorporated Deformable mirror electrostatic printer
US4511755A (en) * 1982-05-17 1985-04-16 Kei Mori Solar ray collection apparatus
JPS58211735A (ja) * 1982-06-04 1983-12-09 Canon Inc 複数ビ−ム走査装置
JPS59127019A (ja) * 1983-01-11 1984-07-21 Canon Inc プリンタヘツド
JPS59155805A (ja) * 1983-02-24 1984-09-05 Olympus Optical Co Ltd 光学繊維束を像伝送系として用いた光学系
US4590492A (en) * 1983-06-07 1986-05-20 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force High resolution optical fiber print head
US4617578A (en) * 1984-02-15 1986-10-14 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Multi-beam zoom and focusing lens scan pitch-adjusting recorder
US4625222A (en) * 1984-05-17 1986-11-25 International Business Machines Corporation Interacting print enhancement techniques
US4544264A (en) * 1984-05-17 1985-10-01 International Business Machines Corporation Fine line print enhancement
US4635082A (en) * 1984-05-17 1987-01-06 Xerox Corporation Thermo-optic light modulation array
US4596992A (en) * 1984-08-31 1986-06-24 Texas Instruments Incorporated Linear spatial light modulator and printer
US4636817A (en) * 1984-12-03 1987-01-13 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with shutter array element
SU1303976A1 (ru) * 1985-06-03 1987-04-15 Институт Ядерной Физики Ан Казсср Коллиматор
US4744615A (en) * 1986-01-29 1988-05-17 International Business Machines Corporation Laser beam homogenizer
DE3786939T2 (de) * 1986-04-02 1994-03-17 Dainippon Screen Mfg Laseraufzeichnungsvorrichtung.

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5553312A (en) * 1978-10-17 1980-04-18 Ricoh Co Ltd Plural beam simultaneous scanner
JPS6033019A (ja) * 1983-08-04 1985-02-20 Anritsu Corp グレ−テイングの駆動回路
JPS62232611A (ja) * 1986-04-02 1987-10-13 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 画像走査記録装置のレ−ザ露光装置

Also Published As

Publication number Publication date
BR8805812A (pt) 1989-08-01
EP0315776A3 (en) 1990-01-10
DE3889854T2 (de) 1994-12-08
EP0315776A2 (en) 1989-05-17
AR246365A1 (es) 1994-07-29
EP0315776B1 (en) 1994-06-01
DE3889854D1 (de) 1994-07-07
US4884857A (en) 1989-12-05
JPH01142705A (ja) 1989-06-05
CA1317996C (en) 1993-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5552820A (en) Fly's eye optics for a raster output scanner in an electrophotographic printer
US4445126A (en) Image forming apparatus
JP3257646B2 (ja) レーザービームプリンター
KR100456021B1 (ko) 동기신호 검출장치
JPH0664250B2 (ja) マルチスポット,レーザー式静電プリンタの像走査装置
JP2524567B2 (ja) 複数ビ―ム走査光学装置
US5970034A (en) Multiple-beam optical recording apparatus
KR100380910B1 (ko) 멀티빔 주사 광학 장치 및 이를 이용한 화상 형성 장치
JPH07111509B2 (ja) 光走査装置
US4258395A (en) Document scanning system
US6628444B2 (en) Scanning optical device and image forming apparatus having the same
JPH0815625A (ja) 複数光ビーム走査装置の調整方法
JPH05264915A (ja) 光学走査装置
JPH0872308A (ja) 画像形成装置
JP3747628B2 (ja) 光ビーム走査装置
JP2000180749A (ja) 光走査装置
JPH0619494B2 (ja) 光走査装置
JPH0743627A (ja) 走査光学装置
JP2004061610A (ja) 走査光学系及びそれを用いた画像形成装置
JP2992305B2 (ja) 画像形成装置
JPH0954262A (ja) 光記録装置
JP2003156701A (ja) マルチビーム光走査装置及びそれを用いた画像形成装置
JPH06202020A (ja) マルチビーム走査光学装置
JPH04348311A (ja) 光走査装置
JP2002350755A (ja) レーザ走査装置およびそれを用いた画像形成装置