JPH066356U - 線条材料の巻き取り機 - Google Patents

線条材料の巻き取り機

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JPH066356U
JPH066356U JP5082792U JP5082792U JPH066356U JP H066356 U JPH066356 U JP H066356U JP 5082792 U JP5082792 U JP 5082792U JP 5082792 U JP5082792 U JP 5082792U JP H066356 U JPH066356 U JP H066356U
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JP
Japan
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plate
rotating plate
winding machine
filament material
guide
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Application number
JP5082792U
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English (en)
Inventor
幸史郎 安部
洋治 風間
Original Assignee
幸史郎 安部
洋治 風間
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建築工事現場等で使用されている溶接機用ケ
ーブル等の径の太いケーブルやロープ等の線条材料を簡
単、且つ迅速に巻き取る。 【構成】 床面上に載置固定する固定板1の上面に回動
板2が回転自在に軸支され、且つケーブルやロープ等の
線条材料Cを巻き取る際のガイドとなる複数本の案内ポ
ール3が前記回動板2上において、円周方向に所定間隔
を置いて起倒自在なるように装置されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、径の太いケーブルやロープ等の線条材料、特に建築現場において使 用する溶接機のケーブル(キャップタイヤ)を巻き取るのに適した線条材料の巻 き取り機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、径の太いケーブル、ロープ等の線条材料、例えば建築現場において使用 される溶接機のケーブルは、溶接機から溶接作業現場まで20〜30mの径の太 いケーブルを複数本ジョイントして使用している。そして、作業終了後は、各ケ ーブルを地面に置いて円を描くようにして巻いていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のケーブルの巻き取り方法では、地面に置いて円を描 くように巻かなければならず、然も中腰作業で時間がかかるため極めて苦痛であ るという問題点があった。
【0004】 また、ケーブルをきれいに、且つコンパクトに巻くことができず、ケーブルが よじれてしまうという問題点があった。
【0005】 更に、従来公知の細い径の電線を巻き取る、いわゆる電線ドラムのように巻き 付けて保管するには数が必要であると共に、重量があるという問題点があった。
【0006】 本考案は前記従来の問題点を解決することを目的とする線条材料の巻き取り機 を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、固定板の上面に回動板が回動自在に軸支され、且つ複数本の案内ポ ールを前記回動板上において、円周方向に所定間隔を置いて起倒自在なるよう装 置するという手段を採用することにより、上記問題点を解決した。
【0008】
【作用】
上記構成より成る本考案によれば、複数本の案内ポールを回動板上に起立固定 させ、いずれかの案内ポールを持って回動板を回動させることにより、各案内ポ ールの外周部をガイドとしてケーブルやロープ等の線条材料が巻き取られる。
【0009】
【実施例】
本考案の実施の一例を図面に基づいて詳細に説明するに、床面上に載置固定す る固定板1の上面に回動板2が回転自在に軸支され、且つケーブルやロープ等の 線条材料Cを巻き取る際のガイドとなる複数本の案内ポール3が前記回動板2上 において、円周方向に所定間隔を置いて起倒自在なるように装置されている。
【0010】 前記固定板1は円盤状に形成され、床面、例えばコンクリートの床面上に載置 しても食い込んで動揺することがないよう、固定板1の底面の外周縁近くに所定 間隔を有して、先端部を尖鋭状に形成した食い込み金具4を突設する。
【0011】 前記固定板1の上面中心には保持軸5が立設固定され、且つ該保持軸5の上端 部には回動板2の中心が遊挿貫通されると共に、前記保持軸5には回動板2を挟 んでナット6a,6bが固定されて回動板2を回転自在に軸支してある。
【0012】 前記回動板2は固定板1と同径の円盤状に形成され、その上面の外周縁には突 条7が突設してあり、線条材料Cの巻き取り時にその脱落を防止すると共に、前 記回動板2の底面外周面は、前記固定板1の上面外周面に固定された保持枠8に 回転自在に軸支された複数個の回転ローラ9によって当接支持してあり、且つ前 記回動板2は前記軸受け6および複数個の回転ローラ9を介して固定板1上にお いて回動自在なるように形成されている。
【0013】 更に、前記固定板1の稍外周寄りに所定間隔を有して複数個の貫通孔10が穿 設してあり、該各貫通孔10には後述する案内ポール3の内管11を貫挿して該 案内ポール3を起立させ、更に各貫通孔10より前記案内ポール3の内管11を 離脱させることにより該案内ポール3を伏倒することができるように形成されて いる。
【0014】 前記案内ポール3は前記貫通孔10内に摺接して貫挿できる径を有する内管1 1が、前記貫通孔10の径より稍大なる径を有する、前記内管11よりは短い外 管12内に貫挿され、且つ前記内管11の下方部周壁には長孔13が対面して設 けられると共に、内管11の上方端部内周壁面に架設した軸14と、外管12の 下方部に対面して設けられた透孔15および前記長孔13を貫通した軸16とに は引きばね17の上下端部が夫々連結固定されている。
【0015】 更に、前記案内ポール3を伏倒する時のカイドとなる、前面開口部18を備え 、且つ後方側に前記案内ポール3の外管12の径より稍大きい径の湾曲面19を 備えたほぼU字状をなした起立板20が、前記湾曲面19を回動板2の中心方向 に傾斜させると共に、起立板20が前面開口部18を回動板2の中心方向に位置 せしめて貫通孔10を囲むようにして、起立板20の下端縁に突設された取付板 21を介して回動板2上に固定され、更に起立板20の両側に穿設された軸孔2 2に前記案内ポール3の軸16が貫挿されている。
【0016】 なお、図中23は内管11の先端に被冠された外管12の径より径大なキャッ プで、内管11を上方へ引き上げるときに摘みとして使用する。また、図中、2 4は伏倒した各案内ポール3の外管12を挟着固定する挟着具であり、U字状金 具の両側板25を夫々内方へ稍折曲して、該両側板25が前記外管12に圧接す るように形成されている。前記挟着具24の1つは図1に示すように線条材料C を巻き取るときに、その先端部を掛止する掛止具として使用することができる。 更に図中、26は固定板1の外周一端に取付けられた持ち手であり、移動時に使 用する。
【0017】 次ぎに本考案の実施例の作用について説明する。 先ず本考案線条材料巻き取り機を使用する場合、作業現場まで持ち手26を持 って運び、線条材料巻き取り機を横にして固定板1の食い込み金具4をコンクリ ート等の床面に食い込ませて固定し、然る後図7に示す状態から回動板2上に伏 倒した複数本の案内ポール3を各挟着具24から離脱させ、軸16を支軸として 起立させて行くと、外管12の下端縁が起立板20の湾曲面19の内面に摺接す ると共に、内管11の下端縁も起立板20の湾曲面の内面に摺接しながら下方へ 移動する(図8)が、該湾曲面19は回動板2の中心方向へ傾斜しているために 、更に下方へ移動するに従って前記外管12の下端縁の湾曲面19への接触状態 が解かれると共に、前記内管11の下端縁の湾曲面19への接触状態も解かれる と、引きばね17の弾発力によって前記軸16が長孔13に貫通したまま、内管 11が下方移動して内管11の下方部が前記貫通孔10内に嵌挿し、更に軸16 が長孔13の上端縁13aに当接してそれ以上の内管11の下方移動を阻止する と共に、外管12の下方外周面が前記湾曲面19の上端縁部に当接して、各案内 ポール3は回動板2上に起立する(図6,図9)。
【0018】 然る後、いずれかの挟着具24の両側板25間に線条材料Cの先端を挟み込ん で掛止し、いずれかの案内ポール3を持って回動板2を回動させることにより、 線条材料Cは各案内ポール3の外周部をガイドとして該各案内ポール3に巻き取 られる。前記回動板2の外周縁には突条8が突設してあるために、線条材料Cが 巻き取り時に回動板2上より離脱する虞れはない。巻き取った線条材料Cは紐等 で結んで取外し更に他の線条材料Cを同様にして巻き取る。
【0019】 線条材料Cの巻き取り作業が完了すると、先ずキャップ23を持って内管11 を引きばね17に抗して上方へ引き上げる(図10)と、軸16を長孔13に貫 通したまま内管11が上方移動して、軸16が長孔13の下端縁13bに当接し 、内管11の下方部が前記貫通孔10から離脱する。然る後、キャップ23を離 して案内ポール3を回動板2の中心方向へ押し倒すと、引きばね17によって内 管11が稍下方移動して、内管11の下端縁および外管12の下端縁が夫々起立 板20の湾曲面19の内面に当接しながら、案内ポール3は伏倒されて行き(図 8と同一状態となる)、前記内管11および外管12の夫々の下端縁が起立板2 0の湾曲面19の内面に当接したまま回動板2上に伏倒して外管12が挟着具2 4に挟着固定される(図7と同一状態となる)。
【0020】
【考案の効果】
本考案は上述のようであるから、回動板上に複数本の案内ポールを起立固定さ せていずれかの案内ポールを持って回動板を回動させることにより、各案内ポー ルの外周部をガイドとして線条材料は簡単、且つ迅速に巻き取られ、更に巻き取 り時に線条材料がよじれることもなく、整然とコンパクトに巻き取ることができ るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案線条材料の巻き取り機に線条材料を巻き
取った状態を示す斜視図である。
【図2】本考案線条材料の巻き取り機の案内ポールを起
立させた状態を示す斜視図である。
【図3】本考案線条材料の巻き取り機の案内ポールを起
立させた状態を一部を切り欠いて示す正面図である。
【図4】本考案線条材料の巻き取り機の案内ポールを伏
倒させた状態を示す斜視図である。
【図5】本考案線条材料の巻き取り機を底面側から見た
斜視図である。
【図6】本考案線条材料の巻き取り機における案内ポー
ルと起立板の関係を示す縦断面図である。
【図7】本考案線条材料の巻き取り機において、案内ポ
ールを伏倒した状態を示す要部の拡大断面図である。
【図8】本考案線条材料の巻き取り機において、案内ポ
ールを起立させる途中の状態を示す要部の拡大断面図で
ある。
【図9】本考案線条材料の巻き取り機において、案内ポ
ールを起立させた状態を示す要部の拡大断面図である。
【図10】本考案線条材料の巻き取り機において、案内
ポールを伏倒させるために内管を上方へ引き上げた状態
を示す要部の拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 固定板、 2 回動板、 3 案内ポール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定板の上面に回動板が回動自在に軸支
    され、且つ複数本の案内ポールを前記回動板上におい
    て、円周方向に所定間隔を置いて起倒自在なるよう装置
    して成る線条材料の巻き取り機。
JP5082792U 1992-06-29 1992-06-29 線条材料の巻き取り機 Pending JPH066356U (ja)

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JP5082792U JPH066356U (ja) 1992-06-29 1992-06-29 線条材料の巻き取り機

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ID=12869605

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109264506A (zh) * 2018-10-23 2019-01-25 国家电网有限公司 具有首端锁紧功能的盘线机
KR20190131198A (ko) * 2018-05-16 2019-11-26 피에스이엔지 주식회사 다층 애널라이저 튜브 풀링 장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5857579A (ja) * 1981-09-29 1983-04-05 Toto Ltd 水栓具用ハンドル

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