JPH0663349B2 - 移動型足場装置 - Google Patents
移動型足場装置Info
- Publication number
- JPH0663349B2 JPH0663349B2 JP61235419A JP23541986A JPH0663349B2 JP H0663349 B2 JPH0663349 B2 JP H0663349B2 JP 61235419 A JP61235419 A JP 61235419A JP 23541986 A JP23541986 A JP 23541986A JP H0663349 B2 JPH0663349 B2 JP H0663349B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scaffolding
- side frame
- degrees
- guide rail
- deck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Movable Scaffolding (AREA)
Description
この発明は移動型足場装置に関し、さらに詳しくは、構
築物の側面に張出して取付けられた施設物に干渉を受け
ずに移動することができるようにした移動型足場装置に
関する。
築物の側面に張出して取付けられた施設物に干渉を受け
ずに移動することができるようにした移動型足場装置に
関する。
橋梁や、横断歩道橋などの構築物の管理、補修,いわゆ
るメンテナンス作業には作業者の作業台となる足場が必
要であって、一般には、高い場所になる横断歩道橋など
では、その全長にわたって吊足場を敷設して、これに作
業者が乗りメンテナンス作業を行うのである。
るメンテナンス作業には作業者の作業台となる足場が必
要であって、一般には、高い場所になる横断歩道橋など
では、その全長にわたって吊足場を敷設して、これに作
業者が乗りメンテナンス作業を行うのである。
ところが、上述のような吊足場では、横断歩道橋の全長
にわたって一度に吊足場を敷設しなくてはならず、横断
歩道橋全域の地上高が低くなり、場所によっては交通規
制を行わなければならないことがあった。 また、吊足場の敷設、撤去に長い時間を費やすことにな
り、作業時間が長期化することが避けられない。 そこで、横断歩道橋の全長の一部分に相当する長さの吊
足場を設け、横断歩道橋の長さ方向に沿ってガイドレー
ルを敷設しながら、吊足場を移動させてメンテナンス作
業を行うようにした移動足場装置が提案されるに至り、
これによれば上述の問題点は解決されるのであるが、新
たな問題点が発生するに至った。 即ち、移動足場装置の進行方向両側に、作業者の安全対
策上設けられる側枠が、横断歩道橋の側面に突出して設
けてある交通信号機や、方向標示板、さらには、交通標
識板と干渉して進行できないことや、干渉しないまで
も、作業者が側枠の内側に立つことができない程、狭く
なる場合があるなどが問題点として挙げられる。
にわたって一度に吊足場を敷設しなくてはならず、横断
歩道橋全域の地上高が低くなり、場所によっては交通規
制を行わなければならないことがあった。 また、吊足場の敷設、撤去に長い時間を費やすことにな
り、作業時間が長期化することが避けられない。 そこで、横断歩道橋の全長の一部分に相当する長さの吊
足場を設け、横断歩道橋の長さ方向に沿ってガイドレー
ルを敷設しながら、吊足場を移動させてメンテナンス作
業を行うようにした移動足場装置が提案されるに至り、
これによれば上述の問題点は解決されるのであるが、新
たな問題点が発生するに至った。 即ち、移動足場装置の進行方向両側に、作業者の安全対
策上設けられる側枠が、横断歩道橋の側面に突出して設
けてある交通信号機や、方向標示板、さらには、交通標
識板と干渉して進行できないことや、干渉しないまで
も、作業者が側枠の内側に立つことができない程、狭く
なる場合があるなどが問題点として挙げられる。
上述のような問題点を解決するために、この発明は、構
築物などに敷設されたガイドレールに懸垂状態に取付け
られ、そのガイドレールに沿って移動できる移動型足場
装置において、 足場デッキと、この足場デッキの移動方向両側に起立し
て設けられた側枠と、この側枠を足場デッキに対して、
ピンの挿脱により内側に90度、外側に90度の範囲内で任
意の角度で傾動するヒンジ部とを備え、構築物に取付け
られた信号機などの道路施設物の干渉を回避するために
側枠を倒伏や折畳みできるように構成したことを特徴と
するものである。
築物などに敷設されたガイドレールに懸垂状態に取付け
られ、そのガイドレールに沿って移動できる移動型足場
装置において、 足場デッキと、この足場デッキの移動方向両側に起立し
て設けられた側枠と、この側枠を足場デッキに対して、
ピンの挿脱により内側に90度、外側に90度の範囲内で任
意の角度で傾動するヒンジ部とを備え、構築物に取付け
られた信号機などの道路施設物の干渉を回避するために
側枠を倒伏や折畳みできるように構成したことを特徴と
するものである。
上記の構成によってこの発明の移動型足場装置は、足場
デッキに対する側枠の倒伏や折畳みが任意に行え、構築
物に取付けられた信号機などの道路施設物等があって
も、これを容易に回避できる。
デッキに対する側枠の倒伏や折畳みが任意に行え、構築
物に取付けられた信号機などの道路施設物等があって
も、これを容易に回避できる。
以下、この発明の実施例を添付した図面に沿って説明す
る。先ず、第1図において符号1は横断歩道橋を示し、
この歩道橋を構成する橋梁2は下縁にフランジ状のリム
3をもっている。この歩道橋1の側面には施設としての
交通信号機4が設けられている。 この歩道橋1のリム3に適当な間隔で万力11が締着さ
れ、この万力11には、吊金具12を介して逆T型の断面形
状をもつガイドレール13が吊持される。このガイドレー
ル13の下面にはラック13Aを形成する波形の帯金が溶接
により固定され、このラック13Aに噛合うピニオン14X
と、このピニオン14Xに回転とトルクを伝導する歯車群
と、ガイドレール13上に載る車輪14Yなどをもつ駆動部1
4がガイドレール13に2〜3個取付けられる。前記駆動
部14は手回わしハンドル14Aを作業者が回わすことでピ
ニオンがラック13Aと噛合って移動することができる。 各駆動部14から吊持杆15が1本宛下方に向って垂下され
ており、それらの下端部において横架材16が支持され、
横架材16間に足場板17が架設される。前記横架材16は歩
道橋1の幅方向に沿って張出部16Aをもち、この張出部1
6A間にも張出足場板17Aが架設されて足場デッキ10が構
成される。 この足場デッキ10の側面、言換えると、進行方向の両側
に作業者の転落防止を目的とする側枠20が取付けられ
る。この側枠20は横架材16の延長部16Aの端部に取付け
られる側枠ホルダ21に枢軸22により枢着される側枠体23
などによって構成されるヒンジ部があって、この側枠体
23はステー24により起立状態を保持することができる。 このステー24の側枠ホルダ21側の端部は挿脱できるピン
25により結合されるもので、ピン25の結合を解くこと
で、側枠体23は外方あるいは、内方に90度だけ倒すこと
ができる。 この側枠体23と倒伏角度は外側に90度だけに限定される
ものではなく、60度、45度、30度の倒伏角度でもよく、
移動時に交通信号機4の干渉を避けられるだけの倒伏角
度が与えられる。 また、側枠体23全体が倒伏されるほか、進行方向に2〜
3分割されていて、部分的に倒伏できるようになったも
のも用いられる。 さらにまた、第3図のように、側枠体23の高さ方向の中
間部を2つ折りできる形式であってもよい。 そして、この発明の移動足場装置は、メンテナンス作業
の進行と共にガイドレール13を継足しながら移動するの
であって、途中、歩道橋1の側面に設けた交通信号機4
に側枠20が干渉される場合には、その手前で側枠20をピ
ン25を抜くことで一旦倒伏させてその干渉を避ける。 側枠20の倒伏は90度外方に開く場合のほか任意の角度で
外方に開き、あるいは、上部を折畳み、さらには、側枠
20をその長さ方向に分割することで、部分的に外方に開
くことなどで行い、倒伏方向は外方のみでなく、内方に
倒すこともある。
る。先ず、第1図において符号1は横断歩道橋を示し、
この歩道橋を構成する橋梁2は下縁にフランジ状のリム
3をもっている。この歩道橋1の側面には施設としての
交通信号機4が設けられている。 この歩道橋1のリム3に適当な間隔で万力11が締着さ
れ、この万力11には、吊金具12を介して逆T型の断面形
状をもつガイドレール13が吊持される。このガイドレー
ル13の下面にはラック13Aを形成する波形の帯金が溶接
により固定され、このラック13Aに噛合うピニオン14X
と、このピニオン14Xに回転とトルクを伝導する歯車群
と、ガイドレール13上に載る車輪14Yなどをもつ駆動部1
4がガイドレール13に2〜3個取付けられる。前記駆動
部14は手回わしハンドル14Aを作業者が回わすことでピ
ニオンがラック13Aと噛合って移動することができる。 各駆動部14から吊持杆15が1本宛下方に向って垂下され
ており、それらの下端部において横架材16が支持され、
横架材16間に足場板17が架設される。前記横架材16は歩
道橋1の幅方向に沿って張出部16Aをもち、この張出部1
6A間にも張出足場板17Aが架設されて足場デッキ10が構
成される。 この足場デッキ10の側面、言換えると、進行方向の両側
に作業者の転落防止を目的とする側枠20が取付けられ
る。この側枠20は横架材16の延長部16Aの端部に取付け
られる側枠ホルダ21に枢軸22により枢着される側枠体23
などによって構成されるヒンジ部があって、この側枠体
23はステー24により起立状態を保持することができる。 このステー24の側枠ホルダ21側の端部は挿脱できるピン
25により結合されるもので、ピン25の結合を解くこと
で、側枠体23は外方あるいは、内方に90度だけ倒すこと
ができる。 この側枠体23と倒伏角度は外側に90度だけに限定される
ものではなく、60度、45度、30度の倒伏角度でもよく、
移動時に交通信号機4の干渉を避けられるだけの倒伏角
度が与えられる。 また、側枠体23全体が倒伏されるほか、進行方向に2〜
3分割されていて、部分的に倒伏できるようになったも
のも用いられる。 さらにまた、第3図のように、側枠体23の高さ方向の中
間部を2つ折りできる形式であってもよい。 そして、この発明の移動足場装置は、メンテナンス作業
の進行と共にガイドレール13を継足しながら移動するの
であって、途中、歩道橋1の側面に設けた交通信号機4
に側枠20が干渉される場合には、その手前で側枠20をピ
ン25を抜くことで一旦倒伏させてその干渉を避ける。 側枠20の倒伏は90度外方に開く場合のほか任意の角度で
外方に開き、あるいは、上部を折畳み、さらには、側枠
20をその長さ方向に分割することで、部分的に外方に開
くことなどで行い、倒伏方向は外方のみでなく、内方に
倒すこともある。
以上の説明から明らかなように、この発明の移動型足場
装置は、足場デッキの側面に設けた側枠を内側に90度、
外側に90度の範囲内で適当な角度に倒伏し、あるいは、
折畳むように構成したから、横断歩道橋などの構築物に
沿って移動させるとき、施設物により干渉される際や、
作業者が側枠の内側に立入ることができない場合には、
側枠をその干渉から適宜避けることができる。また、側
枠における作業性がよい。
装置は、足場デッキの側面に設けた側枠を内側に90度、
外側に90度の範囲内で適当な角度に倒伏し、あるいは、
折畳むように構成したから、横断歩道橋などの構築物に
沿って移動させるとき、施設物により干渉される際や、
作業者が側枠の内側に立入ることができない場合には、
側枠をその干渉から適宜避けることができる。また、側
枠における作業性がよい。
第1図はこの発明の移動型足場装置の全体斜面図、第2
図は同一部の正面図、第3図は側枠の他の実施例を示す
第2図対応の正面図である。 10……足場デッキ、11……万力、13……ガイドレール、
13A……ラック、14……駆動部、14A……ハンドル、14X
……ピニオン、14Y……車輪、15……吊持杆、16……横
架材、16A……張出部、17……足場板、17A……張出足場
板。
図は同一部の正面図、第3図は側枠の他の実施例を示す
第2図対応の正面図である。 10……足場デッキ、11……万力、13……ガイドレール、
13A……ラック、14……駆動部、14A……ハンドル、14X
……ピニオン、14Y……車輪、15……吊持杆、16……横
架材、16A……張出部、17……足場板、17A……張出足場
板。
Claims (1)
- 【請求項1】構築物などに敷設されたガイドレールに懸
垂状態に取付けられ、そのガイドレールに沿って移動で
きる移動型足場装置において、 足場デッキと、この足場デッキの移動方向両側に起立し
て設けられた側枠と、この側枠を足場デッキに対して、
ピンの挿脱により内側に90度、外側に90度の範囲内で任
意の角度で傾動するヒンジ部とを備え、構築物に取付け
られた信号機などの道路施設物の干渉を回避するために
側枠を倒伏や折畳みできるように構成したことを特徴と
する移動足場装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61235419A JPH0663349B2 (ja) | 1986-10-02 | 1986-10-02 | 移動型足場装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61235419A JPH0663349B2 (ja) | 1986-10-02 | 1986-10-02 | 移動型足場装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6389779A JPS6389779A (ja) | 1988-04-20 |
JPH0663349B2 true JPH0663349B2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=16985821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61235419A Expired - Fee Related JPH0663349B2 (ja) | 1986-10-02 | 1986-10-02 | 移動型足場装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0663349B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5222827U (ja) * | 1975-08-08 | 1977-02-17 | ||
JPS5580438U (ja) * | 1978-11-30 | 1980-06-03 | ||
JPS5728855U (ja) * | 1980-07-24 | 1982-02-15 | ||
JPS5857564A (ja) * | 1981-09-29 | 1983-04-05 | Hitachi Ltd | 過給機の軸封装置 |
-
1986
- 1986-10-02 JP JP61235419A patent/JPH0663349B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6389779A (ja) | 1988-04-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |