JPH0663245B2 - フロントロ−ダの取付装置 - Google Patents

フロントロ−ダの取付装置

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JPH0663245B2
JPH0663245B2 JP6222887A JP6222887A JPH0663245B2 JP H0663245 B2 JPH0663245 B2 JP H0663245B2 JP 6222887 A JP6222887 A JP 6222887A JP 6222887 A JP6222887 A JP 6222887A JP H0663245 B2 JPH0663245 B2 JP H0663245B2
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JP
Japan
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mast
mounting
tractor
front loader
circular rod
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Expired - Lifetime
Application number
JP6222887A
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English (en)
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JPS63226414A (ja
Inventor
敏央 石黒
浜田  昭夫
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、フロントローダの取付装置に関する。
(従来の技術) トラクタ車体の前後方向中途部の左右側部に取付ブラケ
ットを固定し、先端部に作業具を有する左右一対のブー
ムをマストに上下動自在に枢支し、マストの夫々をマス
ト受けに着脱自在に取着してトラクタ車体の左右側部に
立設し、左右のマストに固着した左右一対のブレースを
トラクタ車体側の前部に取着したフロントローダの取付
装置は、特開昭58−7036号公報(USP第1.470.751号明細
書)で知られている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、従来の技術ではマストの下端部が取付ブラケ
ットにテーパー嵌合されてコッターボルト等の締結ボル
トによって、剛体状に強固に取付けられていた。
従って、フロントローダでの作業中における異常負荷
は、取付ブラケット10にもろに作用し、その負担が大変
であり、耐久性の点で問題があった。
また、フロントローダのマストやブレース等をトラクタ
車体に剛体状に取付ける構造の場合、寸法誤差のある部
材を無理に組付けると、残留応力がマスト下部に常に作
用し、破損し易い欠点があった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、残留応力の発生を
防止すると共に、耐久性の向上を図ることを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) その技術的手段は、トラクタ車体1の前後方向中途部の
左右側部に外側方突出状に取付ブラケット10が設けら
れ、先端部に作業具28を有する左右一対のブーム26がマ
スト18に上下動自在に枢支され、各マスト18の下部を夫
々取付ブラケット10に連結してトラクタ車体1の左右側
部に立設し、左右のマスト18に固着した左右一対のブレ
ース33をトラクタ車体1側の前部に取付けてなるフロン
トローダの取付装置において、前記各取付ブラケット10
は左右方向の軸心を有して外側方に突出する円杆取付部
16を備え、該円杆取付部16にマスト18下部に備えられた
取付筒体20が左右方向の軸心回りに相対回動自在に外嵌
れると共に、連結具21により抜止め保持されてなる点に
ある。
(作 用) 本発明によれば、トラクタ車体1を前後進させつつ作業
具28によって土砂等の掘削、積込み運搬作業(ローダ作
業)をしているとき、ブーム26を介してマスト18に前後
方向の負荷が作用する。
この負荷は円杆取付部16と取付筒体20との相対回動によ
るマスト18の回動により吸収され、またマスト18から前
方に延設されているブレース33がトラクタ車体1の前部
側に取着されていることから、ここに、負荷はマスト18
とブレース33の引張・圧縮によって全体で受け、トラク
タ車体1の前部と中途部とに分担されてトラクタ車体1
に無理な力がかかるのが防止される。
またフロントローダ2の組付けに際し、マスト18の下部
が取付ブラケット10に相対回動自在に取付けられるた
め、ブレース33の取付けが良好となり、マスト18下部に
無理が生じず、残留応力の発生が防止される。
(実施例) 以下、本発明の第1実施例を図面に基づいて説明する
と、第1図乃至第3図において、1はトラクタ車体で、
該トラクタ車体1にフロントローダ2が装着されてい
る。
前記トラクタ車体1は、前車軸フレーム3、エンジン
4、ミッションケース5等を剛結合して構成され、エン
ジン4はボンネット6で被覆されている。このトラクタ
車体1は、前輪7及び後輪8により支持されており、後
輪8は、ミッションケース5の左右両側部から突出する
後車軸ケース9に支持されている。
前記トラクタ車体1の前後方向中途の左右方向両側部
に、外側方突出状に取付ブラケット10がボルト11締結さ
れている。この取付ブラケット10と前記後車軸ケース9
とは後部連結材112により連結固庭されている。またこ
の取付ブラケット10と前車軸フレーム3とは、前部連結
材13により連結固定されている。
前部連結材13の前端部には上方に開放する略U字状の固
定部14が備えられており、ボルト挿通孔15が開設される
と共に、その下面にナットが固着されている。
前記取付ブラケット10は左右方向の軸心を有して外側方
に突出する円杆取付部16を備え、該円杆取付部16は外側
端部に底部17を有する有底円筒体により構成されてい
る。
前記フロントローダ2は、取付ブラケット10に立設状に
取付けられる左右一対のマスト18を有する。このマスト
18下端部の取付板19内側面側には、円筒状の取付筒体20
が溶接等により一体的に備えられており、この取付筒体
20が取付ブラケット10の円杆取付部16に外側方より嵌脱
自在に、かつ左右方向の軸心回りに相対回動自在に外嵌
され、連結具としてのボルト21で抜止め保持されてい
る。即ち、底部17の中心に雌ネジ部22が形成され、取付
板19にはカラー嵌合孔23が形成され、カラー嵌合孔23に
取付板19の肉厚より大なる長さを有するカラー24が嵌合
され、座金25、カラー24を貫通して、ボルト21の雄ネジ
部22に締結されている。ここにマスト18の下端部は、円
杆取付部16の左右方向の軸心回りに相対回動自在に抜止
め保持される。
各マスト18の上端部には前方突出状とされた左右一対の
ブーム26がピン27により枢支され、該ブーム26の前端に
バケットやスクレーパ等の作業具28がピン29により枢支
されている。このブーム26とマスト18間に、前記ピン27
を中心とする左右方向横軸心回りにブーム26を上下動さ
せるための駆動手段30が設けられている。この駆動手段
30は、ブーム26の中途部とマスト18の中途部を連結する
油圧シリンダから構成されている。またブーム26と作業
具28間にも作業具回動用の油圧シリンダ31が介在され、
該作業具28も油圧シリンダ31の伸縮動作により左右方向
横軸回りに回動される。
前記各マスト18の上下方向中途部に前方突出状にブレー
ス33が固定されており、左右のブレース33の前端部は連
結材34で互いに連結されている。そしてこの連結材34が
両側の固定部14上に嵌合状に載置され、連結材34に相対
回動自在に設けられたね般杆35をボルト挿通孔15に挿通
すると共にナットに螺合させて固定している。ここにブ
レース33の前端部がトラクタ車体1側の前部に固定され
ることとなる。
尚、36は駆動手段30や油圧シリンダ31を操作する油圧コ
ントロールボックスであり、トラクタ車体1側からの油
圧配管が着脱自在に接続される。
本発明の第1実施例は以上のように構成されており、マ
スト18下部が取付ブラケット10に左右方向の軸心回りに
相対回動自在に取付けられるため、各部材の寸法バラツ
キを有効に吸収することができ、組付け状態における残
留応力の発生が防止でき、耐久性の向上が図れる。また
ローダ作業中にローダ2に負荷が作用しても、マスト18
に固定されて前方に突出されたブレース33がトラクタ車
体1の前部側に固定されており、マスト18を回動可能と
されていることから、ローダ2の負荷はマスト18、ブレ
ース33等によって全体で受け持ち、結局、トラクタ車体
1の前後に分担することになるので、トラクタ車体1に
対する無理な力の集中が防止できる。
さらにマスト18下部の取付筒体20を取付ブラケット10の
円杆取付部16に外嵌させることによってマスト18下部の
位置決めが行なえ、また単一のボルト21で抜止め保持で
き、組付けの簡素化が図れる。
また筒状の円杆取付部16に取付筒体20が嵌合された構造
であり、ローダ2に作用する左右方向の負荷に対しても
強度が大となる。
さらに取付ブラケット10に円杆取付部16を備え、マスト
18下部に取付筒体20を備えた簡単な構成となり、製作の
容易化が図れる。
第4図は第2実施例を示しており、マスト18の下部が二
分割状とされ、相互のフランジ体38,39を互いにボルト4
0締結した構造とされている。従って、フロントローダ
2を取外す場合には、ボルト40を離脱することによって
簡単に取外すことが可能である。
尚、上記各実施例において、円杆取付部16を有底円筒体
により構成したものを示しているが円柱体であってもよ
い。
(発明の効果) 本発明によれば、トラクタ車体の前後方向中途部の左右
側部に外側方突出状に取付ブラケットが設けられ、先端
部に作業具を有する左右一対のブームがマストに上下動
自在に枢支され、各マストの下部を夫々取付ブラケット
に連結してトラクタ車体の左右側部に立設し、左右のマ
ストに固着した左右一対のブレースをトラクタ車体側の
前部に取付けてなるフロントローダの取付装置におい
て、前記各取付ブラケットは左右方向の軸心を有して外
側方に突出する円杆取付部を備え、該円杆取付部にマス
ト下部に備えられた取付筒体が左右方向の軸心回りに相
対回動自在に外嵌されると共に、連結具により抜止め保
持されてなるものであり、マスト前部が取付ブラケット
に対して左右方向の軸心回りに相対回動自在であるた
め、組付け状態における残留応力の発生が防止でき、ま
た作業時における負荷もトラクタ車体の前後に分散でき
るため、無理な力の集中が防止でき、各部の耐久性向上
が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例における要部分解斜視図、
第2図は全体側面図、第3図は第2図III−III線断面矢
視図、第4図は第2実施例を示す要部断面正面図であ
る。 1……トラクタ車体、2……フロントローダ、10……取
付ブラケット、16……円杆取付部、18……マスト、20…
…取付筒体、21……ボルト、24……カラー、26……ブー
ム、28……作業具、33……ブレース。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラクタ車体1の前後方向中途部の左右側
    部に外側方突出状に取付ブラケット10が設けられ、先端
    部に作業具28を有する左右一対のブーム26がマスト18に
    上下動自在に枢支され、各マスト18の下部を夫々取付ブ
    ラケット10に連結してトラクタ車体1の左右側部に立設
    し、左右のマスト18に固着した左右一対のブレース33を
    トラクタ車体1側の前部に取付けてなるフロントローダ
    の取付装置において、前記各取付ブラケット10は左右方
    向の軸心を有して外側方に突出する円杆取付部16を備
    え、該円杆取付部16にマスト18下部に備えられた取付筒
    体20が左右方向の軸心回りに相対回動自在に外嵌される
    と共に、連結具21により抜止め保持されてなることを特
    徴とするフロントローダの取付装置。
JP6222887A 1987-03-16 1987-03-16 フロントロ−ダの取付装置 Expired - Lifetime JPH0663245B2 (ja)

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JP6222887A JPH0663245B2 (ja) 1987-03-16 1987-03-16 フロントロ−ダの取付装置

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JPS63226414A JPS63226414A (ja) 1988-09-21
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