JPH066319Y2 - 自動変速機のプラネタリギア装置 - Google Patents

自動変速機のプラネタリギア装置

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JPH066319Y2
JPH066319Y2 JP1985017555U JP1755585U JPH066319Y2 JP H066319 Y2 JPH066319 Y2 JP H066319Y2 JP 1985017555 U JP1985017555 U JP 1985017555U JP 1755585 U JP1755585 U JP 1755585U JP H066319 Y2 JPH066319 Y2 JP H066319Y2
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gear
pinion gear
carrier
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planetary gear
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盛雄 木内
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車に搭載される自動変速機のプラネタリ
ギア装置、特にラビニョ型プラネタリギア装置の改良に
関する。
(従来技術) トルクコンバータに変速歯車装置を組合せ、この変速歯
車装置の動力伝達経路を複数の摩擦締結部材の選択的動
作によって切換えることにより複数の変速段を得るよう
にした自動変速機においては、上記変速歯車装置として
プラネタリギア装置が用いられる。このプラネタリギア
装置は、一般に、サンギアと、該サンギアに噛合された
複数のピニオンギアと、該ピニオンギアを夫々ピニオン
ギアシャフトを介して回転自在に支持するキャリアと、
各ピニオンギアに噛合されたリングギアとで構成される
が、例えば実開昭57−105424号公報に開示され
ているように、上記ピニオンギアの端面とキャリアとの
間には、該ピニオンギアの回転を円滑に行わせるための
環状のスラストワッシャが嵌挿される。
ところで、自動変速機の歯車変速装置用プラネタリギア
装置としては所謂ラビニョ型プラネタリギア装置が用い
られることがある。このギア装置は、第6図に示すよう
に、同軸線上に並設されたラージサンギア1及びスモー
ルサンギア2と、該スモールサンギア2に噛合された複
数のショートピニオンギア3と、該ショートピニオンギ
ア3及び上記ラージサンギア1に噛合された複数のロン
グピニオンギア4と、ショートピニオンギア3及びロン
グピニオンギア4を夫々ピニオンギアシャフト5を介し
て回転自在に支持するキャリア6と、ロングピニオンギ
ア4に噛合されたリングギア7とで構成される。このプ
ラネタリギア装置においては、キャリア6の両側面6
a,6b間がロングピニオンギア4を収納できる寸法と
されるため、ショートピニオンギア3を支持する箇所で
は一方の側面6aにボス部6cが設けられ、該ボス部6
cと他方の側面6bとの間に架設されたピニオンギアシ
ャフト5にショートピニオンギア3を支持するようにな
っている。そして、このボス部6cの端面6dとこれに
対向するショートピニオンギア3の端面3aとの間にも
ピニオンギアシャフト5の回りにスラストワッシャ8が
嵌挿される。
然して、このスラストワッシャ8(他のスラストワッシ
ャについても同様)は、表面が比較的粗いキャリアボス
部6cの端面6dに対する相対回転を阻止してキャリア
6側の面の摩耗を防止するため、該キャリア6に対して
回り止めされることがあり、その場合、該ワッシャ8の
外周部に軸方向に所定量突出する係止爪を設けると共
に、該係止爪が係合される凹部をキャリアボス部6cに
設けるのが通例である。
一方、上記キャリアボス部6cの内側の周面には、ラー
ジサンギア1との干渉を避けるための円弧状の逃し凹部
6eが設けられることがあり、その場合、該ボス部6c
には、この逃し凹部6eと上記スラストワッシャ8の係
止爪を係合させるための凹部とが設けられることにな
る。そのため、第7図に示すように、当該プラネタリギ
ア装置の組立時において上記スラストワッシャ8をボス
部端面6dとショートピニオンギア3の端面3aとの間
に装着する場合に、該ワッシャ8の係止爪8aを誤って
逃し凹部6eに係合することが起り得ることになる。そ
の場合、同図に示すように、該係止爪8aの先端がラー
ジサンギア1のコーナ部1aに著しく近接し、特に当該
プラネタリギア装置の小型化のために該装置の軸方向寸
法及び半径方向寸法が可能な限り小さくされている場合
には、上記ラージサンギア1のコーナ部1aの周辺にス
ペースの余裕がないから、該コーナ部1aと係止爪8a
の先端とが干渉するという不具合が生じ得る。
(考案の目的) 本考案は自動変速機のプラネタリギア装置、特にラビニ
ョ型プラネタリギア装置における上記のような実情に対
処するもので、キャリアにおけるボス部端面と該端面に
対向するショートピニオンギアの端面との間にスラスト
ワッシャが嵌挿され、且つ該ワッシャに設けられた係止
爪を上記キャリアボス部に設けた係合凹部に係合させる
ことにより該ワッシャをキャリアに対して回り止めする
ようにした構成において、上記スラストワッシャの係止
爪を、キャリアに設けられているラージサンギアとの干
渉防止用逃し凹部に誤って係合させることを阻止し、も
って該係止爪とラージサンギアとの干渉を確実に防止す
ることを目的とする。
(考案の構成) 即ち、本考案は、同軸線上に並設されたスモールサンギ
ア及びラージサンギアと、上記スモールサンギアに噛合
されたショートピニオンギアと、このショートピニオン
ギアと上記ラージサンギアとに噛合されたロングピニオ
ンギアと、このロングピニオンギア及び上記ショートピ
ニオンギアを回転自在に支持するキャリアと、ロングピ
ニオンギアに噛合されたリングギアとを有するラビニョ
型プラネタリギア装置において、上記ショートピニオン
ギアを支持するショートピニオンギアシャフトが固定さ
れたキャリアのボス部にラージサンギアとの干渉を避け
るための逃し凹部が設けられ、且つ該キャリアボス部の
端面と該端面に対向するショートピニオンギアの端面と
の間にスラストワッシャが嵌挿される場合に、該スラス
トワッシャの外周縁に軸方向に突出する複数の係止爪を
設けると共に、これらの爪が夫々係合される複数の係合
凹部を上記キャリアボス部における逃し用凹部と異なる
位置に設けたことを特徴とする。
(考案の効果) 上記の構成によれば、当該プラネタリギア装置の組立時
においてキャリアボス部の端面とショートピニオンギア
の端面との間にスラストワッシャを嵌挿する場合に、該
ワッシャの係止爪の1つをキャリアボス部における逃し
凹部に誤って係合させようとしても、他の爪がキャリア
ボス部における係合凹部と位置が一致しないため、この
ような状態での組付けが不能となる。これにより、スラ
ストワッシャの組付けミスが阻止され、該ワッシャの係
止爪とラージサンギアとが干渉するといった不具合が確
実に防止される。
(実施例) 以下、本考案の実施例について説明する。
先ず、本考案が適用される自動変速機の一例の骨子と作
動の概略について説明する。
第1図に示すように、この自動変速機10は、主たる構
成要素として、トルクコンバータ20と、ラビニョ型プ
ラネタリギア装置30と、該ギア装置30の動力伝達経
路を切換える複数のクラッチ及びブレーキとを有する。
上記トルクコンバータ20は、エンジン出力軸11に連
結されたケース21内に固設されたポンプ22と、該ポ
ンプ22に対向状に配置されて該ポンプ22により流体
を介して駆動されるタービン23と、該ポンプ22とタ
ービン23との間に介設され且つ変速機ケース12にワ
ンウェイクラッチ24を介して支持されてトルク増大作
用を行うステータ25と、上記ケース21とタービン2
3との間に設けられ、該ケース21を介してエンジン出
力軸11とタービン23とを直結するロックアップクラ
ッチ26とで構成されている。そして、上記タービン2
3の回転がタービンシャフト27を介して上記プラネタ
リギア装置30に入力されるようになっている。ここ
で、上記エンジン出力軸11にはタービンシャフト27
内を貫通するポンプシャフト13が連結され、該シャフ
ト13により変速機後端部に備えられたオイルポンプ1
4が駆動される。
一方、上記プラネタリギア装置30は、第1図及び第
3,4図に示すように、タービンシャフト27上に遊嵌
合された小径のスモールサンギア31と、該サンギア3
1の後方において同じくタービンシャフト27上に遊嵌
合された大径のラージサンギア32と、上記スモールサ
ンギア31に噛合された複数個のショートピニオンギア
33と、前半部が該ショートピニオンギア33に噛合さ
れ且つ後半部が上記ラージサンギア32に噛合されたロ
ングピニオンギア34と、該ロングピニオンギア34及
び上記ショートピニオンギア33を回転自在に支持する
キャリア35と、ロングピニオンギア34の前半部に噛
合されたリングギア36とで構成されている。そして、
上記タービンシャフト27とスモールサンギア31との
間にフォワードクラッチ41と第1ワンウェイクラッチ
42とが直列に介設され、またこれらのクラッチ41,
41に並列にコースティングクラッチ43が介設されて
いると共に、タービンシャフト27とキャリア35との
間には3−4クラッチ44が介設され、更に該タービン
シャフト27とラージサンギア32との間にリバースク
ラッチ45が介設されている。また、上記ラージサンギ
ア32とリバースクラッチ45との間にはラージサンギ
ア32を固定する2−4ブレーキ46が設けられている
と共に、上記キャリア35と変速機ケース12との間に
は、該キャリア35の反力を受け止める第2ワンウェイ
クラッチ47とキャリア35を固定するローリバースブ
レーキ48とが並列に設けられている。そして、上記リ
ングギア36が出力ギア50に連結され、該出力ギア5
0から差動装置51を介して左右の車輪52,52に回
転が伝達されるようになっている(第2図参照)。
次に、上記各クラッチ及びブレーキ41〜48の作動状
態と変速段との関係を説明すると、先ず1速においては
フォワードクラッチ41が締結され且つ第1,第2ワン
ウェイクラッチ42,47がロック状態となる。そのた
め、トルクコンバータ20の出力回転はタービンシャフ
ト27から上記フォワードクラッチ41及び第1ワンウ
ェイクラッチ42を介してプラネタリギア装置30のス
モールサンギア31に入力される。この場合、第2ワン
ウェイクラッチ47の作用でキャリア35が固定される
ため、プラネタリギア装置30は、上記スモールサンギ
ア31からショートピニオンギア33及びロングピニオ
ンギア34を介してリングギア36に回転を伝達する差
動動作を行わない固定的なギア列として作動する。その
結果、上記スモールサンギア31とリングギア36との
径の比に対応する大きな減速比の1速状態が得られる。
ここで、上記第2ワンウェイクラッチ47はコースティ
ング時に空転するので、エンジンブレーキを作動させる
ための1レンジにおいては、該第2ワンウェイクラッチ
47に並列のローリバースブレーキ48が締結される。
次に、2速においては、上記の1速の状態(ローリバー
スブレーキ48は解放された状態)に加えて2−4ブレ
ーキ46が作動し、プラネタリギア装置30におけるラ
ージサンギア32が固定されると共に、第2ワンウェイ
クラッチ47が空転状態となる。そのため、上記タービ
ンシャフト27からスモールサンギア31に伝達された
回転がショートピニオンギア33を介してロングピニオ
ンギア34に伝達されて、該ロングピニオンギア34が
回転する時に、これに噛合うラージサンギア32が固定
されているため、該ロングピニオンギア34がラージサ
ンギア32上を公転し、これに伴ってキャリア35が回
転する。その結果、1速の状態に比較してキャリア35
の回転分(ロングピニオンギア34の公転分)だけリン
グギア36の回転が増速され、1速時よりも減速比が小
さい2速状態が得られる。
更に、3速においては、上記の2速の状態から2−4ブ
レーキ46が解放されると共に、3−4クラッチ44が
締結される。そのため、タービンシャフト27の回転
は、上記フォワードクラッチ41及び第1ワンウェイク
ラッチ42を介してスモールサンギア31に入力される
と同時に、3−4クラッチ44を介してキャリア35に
も入力されることになる。その結果、プラネタリギア装
置30の全体が一体回転し、リングギア36がタービン
シャフト27と同じ速度で回転する3速状態が得られ
る。
また、4速においては、上記の3速状態からフォワード
クラッチ41が解放されると共に、上記2−4ブレーキ
46が再び締結される。そのため、タービンシャフト2
7の回転は3−4クラッチ44からプラネタリギア装置
30のキャリア35に入力され、ロングピニオンギア3
4が公転されることになるが、該ロングピニオンギア3
4が噛合ったラージサンギア32が上記2−4ブレーキ
46によって固定されているため、ロングピニオンギア
34はキャリア35と共に公転しながら自転することに
なる。その結果、ロングピニオンギア34に噛合うリン
グギア36は、キャリア35の回転(タービンシャフト
27の回転)にロングピニオンギア34の自転分だけ増
速されて回転されることになり、これによりオーバード
ライブ状態の4速が得られる。
更に、後退速においては、リバースクラッチ45とロー
リバースブレーキ48とが締結され、タービンシャフト
27の回転がプラネタリギア装置30のラージサンギア
32に入力されると共に、該ギア装置30のキャリア3
5が固定される。そのため、上記ラージサンギア32か
らロングピニオン34を介してリングギア36に至る固
定的なギア列を介して回転が伝達されることになり、ラ
ージサンギア34とリングギア36との径の比に対応し
た減速比が得られるが、その場合にリングギア36の回
転方向がタービンシャフト27ないしラージサンギア3
2の回転方向の反対となる。
尚、1〜3速時に回転を伝達する第1ワンウェイクラッ
チ42はコースティング時には空転することになるが、
この場合、該第1ワンウェイクラッチ42の代りにコー
スティングクラッチ43が締結される。
以上のクラッチ及びブレーキの作動と変速段との関係を
まとめると第1表の通りである。
次に、本考案の特徴部分であるプラネタリギア装置30
の構造を更に詳細に説明する。
第3図及び第4図に示すように、このプラネタリギア装
置30は前述のように、スモールサンギア31、ラージ
サンギア32、ショートピニオンギア33、ロングピニ
オンギア34、キャリア35及びリングギア36で構成
されている。上記ショートピニオンギア33及びロング
ピニオンギア34は図例の場合3個づつ備えられ、キャ
リア35の両側面35a,35b間に架設された合計6
個のピニオンギアシャフト37に夫々回転自在に軸承さ
れているが、上記キャリア35の両側面35a,35b
間はロングピニオンギア34を収納し得る寸法とされて
いる関係で、該キャリア35の一方の側面35aにおけ
る各ショートピニオンギア33を支持する箇所には内側
に向ってボス部35cが突設され、該ボス部35cの端
面35dと他方の側面35bとの間にショートピニオン
ギア33が収納されている。そして、該ショートピニオ
ンギア33の両端面と上記キャリア35のボス部端面3
5d及び他方の側面35bとの間、及びロングピニオン
ギア34の両端面とキャリア35の両側面35a,35
bとの間には、夫々ピニオンギアシャフト37の回りに
スラストワッシャ38が嵌挿され、各ピニオンギア3
3,34の回転の円滑化が図られている。また、上記キ
ャリアボス部35cの内側の周面にはラージサンギア3
2との干渉を避けるための円弧状の逃し凹部35eが設
けられ、これにより当該プラネタリギア装置30の小径
化が図られている。
然して、第5図に示すように上記スラストワッシャ38
のうち、ショートピニオンギア33の端面とキャリアボ
ス部35cの端面35dとの間に嵌挿されたワッシャ3
8′には外周縁の180°反対位置に軸方向に所定量突
出する2つの係止爪38a,38aが設けられていると
共に、これに対応させてキャリアボス部端面35dの外
周部には、上記ラージサンギア32との干渉防止用逃し
凹部35eと位置を異ならせて2つの係合用凹部35
f,35fが設けられ、これらの凹部35f,35fに
上記係止爪38a,38aが夫々係合されている。これ
により、スラストワッシャ38′がキャリア35に対し
て回り止めされ、該ワッシャ38が表面の粗いキャリア
ボス部35cの端面35dに摺接回転することによる摩
耗が防止されるようになっている。
然して、このワッシャ38′の組付け時には、1つの係
止爪38aをキャリアボス部35cにおける逃し凹部3
5eに誤って係合させることがある。しかし、この場
合、キャリアボス部35cにおける他方の係止爪38a
に対応する位置には係合凹部が存在しないため、この係
止爪38aはいずれの凹部にも係合させることが不能と
なる。これにより、上記の如きスラストワッシャ38′
の誤った組付けが阻止され、従来のように係止爪を逃し
凹部に誤って組付けて、該係止爪とラージサンギアとの
干渉を生じさせるといった不具合が確実に防止されるこ
とになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用される自動変速機の1構成例を示
す骨子図、第2図は該自動変速機の一部縦断側面図、第
3図は該変速機におけるプラネタリギア装置の拡大縦断
側面図、第4図は第3図IV-IV線で切断したプラネタリ
ギア装置の縦断正面図、第5図は第3図V−V線で切断
した要部拡大縦断正面図である。第6図はラビニョ型プ
ラネタリギア装置の一般的構成を示す縦断側面図、第7
図は従来の問題点を示すプラネタリギア装置の要部拡大
縦断側面図である。 10…自動変速機、30…プラネタリギア装置、31…
スモールサンギア、32…ラージサンギア、33…ショ
ートピニオンギア、34…ロングピニオンギア、35…
キャリア、35c…ボス部、35e…逃し凹部、35f
…係合凹部、36…リングギア、37…ピニオンギアシ
ャフト、38′…スラストワッシャ、38a…係止爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】同軸線上に並設されたスモールサンギア及
    びラージサンギアと、上記スモールサンギアに噛合され
    たショートピニオンギアと、このショートピニオンギア
    と上記ラージサンギアとに噛合されたロングピニオンギ
    アと、上記ショートピニオンギア及びロングピニオンギ
    アを回転自在に支持するキャリアと、ロングピニオンギ
    アに噛合されたリングギアとを有するプラネタリギア装
    置であって、上記ショートピニオンギアを支持するピニ
    オンギアシャフトが固定されたキャリアのボス部に上記
    ラージサンギアとの干渉を避ける逃し凹部が形成されて
    いると共に、該ボス部の端面と該端面に対向するショー
    トピニオンギアの端面との間に、外周縁部に軸方向に所
    定量突出した複数の係止爪が設けられた環状のスラスト
    ワッシャが嵌挿されており、且つキャリアボス部には上
    記逃し凹部と異なる位置に複数の係合凹部が設けられ、
    これらの係合凹部に上記スラストワッシャの各係止爪が
    夫々係合されて、該スラストワッシャがキャリアボス部
    に対して回り止めされていることを特徴とする自動変速
    機のプラネタリギア装置。
JP1985017555U 1985-02-09 1985-02-09 自動変速機のプラネタリギア装置 Expired - Lifetime JPH066319Y2 (ja)

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