JPH0663138A - 血液空気トラップチャンバー - Google Patents
血液空気トラップチャンバーInfo
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- JPH0663138A JPH0663138A JP5125174A JP12517493A JPH0663138A JP H0663138 A JPH0663138 A JP H0663138A JP 5125174 A JP5125174 A JP 5125174A JP 12517493 A JP12517493 A JP 12517493A JP H0663138 A JPH0663138 A JP H0663138A
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- A61M1/36—Other treatment of blood in a by-pass of the natural circulatory system, e.g. temperature adaptation, irradiation ; Extra-corporeal blood circuits
- A61M1/3621—Extra-corporeal blood circuits
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造及び取扱が容易で、本体からの漏出のお
それがなく、十分な数のポートを備えることができ、プ
レポンプ及びポストポンプ方式で使用できる、混入気泡
の効率的な除去が可能な、血液透析セットのための血液
空気トラップチャンバーを提供すること。 【構成】 レザーバ・チャンバーと、第1のポートを通
して該レザーバ・チャンバーの第1の末端と連通してい
る少なくとも1の導管とを備えた、シールされたプラス
チックのチューブを含んでなり、該導管が、前記第1の
末端の反対側のレザーバ・チャンバー末端に隣接した血
液透析セットチューブ連結部位へと、実質的に該レザー
バ・チャンバーの長さに沿って側方位置にこれと間隔を
空けて延びており、前記血液チャンバーが該レザーバ・
チャンバーと連通した第2のポートを備えているもので
ある、血液チャンバー。
それがなく、十分な数のポートを備えることができ、プ
レポンプ及びポストポンプ方式で使用できる、混入気泡
の効率的な除去が可能な、血液透析セットのための血液
空気トラップチャンバーを提供すること。 【構成】 レザーバ・チャンバーと、第1のポートを通
して該レザーバ・チャンバーの第1の末端と連通してい
る少なくとも1の導管とを備えた、シールされたプラス
チックのチューブを含んでなり、該導管が、前記第1の
末端の反対側のレザーバ・チャンバー末端に隣接した血
液透析セットチューブ連結部位へと、実質的に該レザー
バ・チャンバーの長さに沿って側方位置にこれと間隔を
空けて延びており、前記血液チャンバーが該レザーバ・
チャンバーと連通した第2のポートを備えているもので
ある、血液チャンバー。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血液透析セットに関
し、特に血液透析セットのための血液チャンバーに関す
る。
し、特に血液透析セットのための血液チャンバーに関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】現在、
血液透析又は血漿アフェレーシス血液チャンバー、いわ
ゆる空気トラップ血液チャンバー又は「点滴チャンバ
ー」は、典型的には、円筒状のチャンバーに溶媒接着さ
れた丸い上部キャップよりなる、射出成形された2つの
部分よりなっている。流れは、典型的には、該上部キャ
ップ中の血液チューブアクセスポートから入り、該チャ
ンバーの底部にある出口ポートを通って出る。この構造
は、次の問題点を有する。
血液透析又は血漿アフェレーシス血液チャンバー、いわ
ゆる空気トラップ血液チャンバー又は「点滴チャンバ
ー」は、典型的には、円筒状のチャンバーに溶媒接着さ
れた丸い上部キャップよりなる、射出成形された2つの
部分よりなっている。流れは、典型的には、該上部キャ
ップ中の血液チューブアクセスポートから入り、該チャ
ンバーの底部にある出口ポートを通って出る。この構造
は、次の問題点を有する。
【0003】1. 円筒状のチャンバーに上部キャップ
という2部分の組立ては、割高であり、漏出し易く、ま
た、残存する溶媒接着剤は血液に対して潜在的に毒性で
ある。
という2部分の組立ては、割高であり、漏出し易く、ま
た、残存する溶媒接着剤は血液に対して潜在的に毒性で
ある。
【0004】2. これらの上部キャップ及びチャンバ
ーは、射出成形及び組立て上の理由から、一般的に丸い
断面形状をしている。さもなければ一層頻繁に漏れが起
きるであろう。しかしながら、この丸い形状は、上部キ
ャップを通して点滴チャンバーの内部へ連通する必要の
ある3つ又は4つのポートのための十分な余地を殆ど残
さない。これらのアクセスポートは、典型的には、上部
キャップの外径15〜18mmの領域内に収まらなけれ
ばならず、そのため、典型的には外径約14mmを有す
るポート内に配置される外径12mmのチューブである
ポンプセグメントを点滴チャンバーに直接に連結する機
会を排除してしまう。動脈点滴チャンバーは、常にポン
プセグメントに極めて近接しているが、上述の理由で、
点滴チャンバーは、末端が上部キャップ上に嵌まること
のできるある長さの血液チューブに取り付けられたポン
プセグメントコネクターを介して、ポンプセグメントに
連結しなければならない。これは割高な解決法であり、
また、漏出し易く、溶媒の高度な残存の問題がある。
ーは、射出成形及び組立て上の理由から、一般的に丸い
断面形状をしている。さもなければ一層頻繁に漏れが起
きるであろう。しかしながら、この丸い形状は、上部キ
ャップを通して点滴チャンバーの内部へ連通する必要の
ある3つ又は4つのポートのための十分な余地を殆ど残
さない。これらのアクセスポートは、典型的には、上部
キャップの外径15〜18mmの領域内に収まらなけれ
ばならず、そのため、典型的には外径約14mmを有す
るポート内に配置される外径12mmのチューブである
ポンプセグメントを点滴チャンバーに直接に連結する機
会を排除してしまう。動脈点滴チャンバーは、常にポン
プセグメントに極めて近接しているが、上述の理由で、
点滴チャンバーは、末端が上部キャップ上に嵌まること
のできるある長さの血液チューブに取り付けられたポン
プセグメントコネクターを介して、ポンプセグメントに
連結しなければならない。これは割高な解決法であり、
また、漏出し易く、溶媒の高度な残存の問題がある。
【0005】3. 点滴チャンバーは、動脈血液ライン
中において、医師の処方及び透析機器のタイプに応じ
て、ポンプセグメントの下流(「ポストポンプ」)又は
上流(「プレポンプ」)のいずれかに配置される。プレ
ポンプ動脈チャンバー血液ラインは、製作が一層割高と
なる。静脈内食塩水ポートを、しばしば点滴チャンバー
の上流の別個の「T」字型コネクターに取り付けなけれ
ばならないからである。ポストポンプ血液ラインにおい
ては、静脈内食塩水ポートは、入口ポンプセグメントコ
ネクターに取り付けることができ、従って、1つの部品
及び1本のチューブ並びにそれらの組立て工程を省くこ
とができる。この組合せの連結はまた、漏出や溶媒残存
をも減らす。
中において、医師の処方及び透析機器のタイプに応じ
て、ポンプセグメントの下流(「ポストポンプ」)又は
上流(「プレポンプ」)のいずれかに配置される。プレ
ポンプ動脈チャンバー血液ラインは、製作が一層割高と
なる。静脈内食塩水ポートを、しばしば点滴チャンバー
の上流の別個の「T」字型コネクターに取り付けなけれ
ばならないからである。ポストポンプ血液ラインにおい
ては、静脈内食塩水ポートは、入口ポンプセグメントコ
ネクターに取り付けることができ、従って、1つの部品
及び1本のチューブ並びにそれらの組立て工程を省くこ
とができる。この組合せの連結はまた、漏出や溶媒残存
をも減らす。
【0006】プレポンプ及びポストポンプ血液ラインに
おいて静脈内食塩水ポートの配置が異なる多くの理由が
あるが、いずれも、動脈点滴チャンバーの上流に食塩水
を投与することの必要性に関係している。
おいて静脈内食塩水ポートの配置が異なる多くの理由が
あるが、いずれも、動脈点滴チャンバーの上流に食塩水
を投与することの必要性に関係している。
【0007】a. 透析に先立つプライミング手順に際
して、静脈内食塩水ポートの上流の動脈チューブは、逆
方向にプライミングしなければならない。このセグメン
ト中にある点滴チャンバーは、逆方向にプライミングす
ることが困難である。
して、静脈内食塩水ポートの上流の動脈チューブは、逆
方向にプライミングしなければならない。このセグメン
ト中にある点滴チャンバーは、逆方向にプライミングす
ることが困難である。
【0008】b. 透析に際しては、血圧低下の防止の
ための食塩水注入は、混入した全ての気泡も下流の動脈
点滴チャンバーによって捕捉されるならば、最も安全に
行われる。また、食塩水の流れは、下流に点滴チャンバ
ーがある場合にのみ目で見ることができる。
ための食塩水注入は、混入した全ての気泡も下流の動脈
点滴チャンバーによって捕捉されるならば、最も安全に
行われる。また、食塩水の流れは、下流に点滴チャンバ
ーがある場合にのみ目で見ることができる。
【0009】c. 透析の最後において血液を患者へ洗
い戻すに際し、静脈内食塩水ポートの上流の動脈瘻管及
び動脈血液チューブを、この血液を患者に戻すために、
食塩水で逆方向に洗い流さなければならない。血圧の抵
抗に打ち勝つために、逆方向の食塩水の流れをつくり出
すよう典型的には食塩水バッグが絞られる。もし点滴チ
ャンバーが静脈内食塩水ポートの上流にあると、この抵
抗は一層大きい(注:動脈及び静脈ラインの下流部分の
洗い戻しは、血液ポンプによって行われるから、この方
向の抵抗は問題にならない)。更に、血液チューブの逆
方向洗浄は、「プラグ流れ」タイプのもので、患者に食
塩水の添加を殆どもたらさないのが望ましい。もし点滴
チャンバーが静脈内食塩水ポートの上流にあると、点滴
チャンバー内の血液は食塩水によって徐々に希釈され、
患者へ大量の食塩水が投与される結果となる。透析の目
標の一つは患者から液体を除去することであるから、こ
れは問題である。
い戻すに際し、静脈内食塩水ポートの上流の動脈瘻管及
び動脈血液チューブを、この血液を患者に戻すために、
食塩水で逆方向に洗い流さなければならない。血圧の抵
抗に打ち勝つために、逆方向の食塩水の流れをつくり出
すよう典型的には食塩水バッグが絞られる。もし点滴チ
ャンバーが静脈内食塩水ポートの上流にあると、この抵
抗は一層大きい(注:動脈及び静脈ラインの下流部分の
洗い戻しは、血液ポンプによって行われるから、この方
向の抵抗は問題にならない)。更に、血液チューブの逆
方向洗浄は、「プラグ流れ」タイプのもので、患者に食
塩水の添加を殆どもたらさないのが望ましい。もし点滴
チャンバーが静脈内食塩水ポートの上流にあると、点滴
チャンバー内の血液は食塩水によって徐々に希釈され、
患者へ大量の食塩水が投与される結果となる。透析の目
標の一つは患者から液体を除去することであるから、こ
れは問題である。
【0010】動脈チャンバーの問題に対する1つの部分
的解決は、単一片チャンバーを作るためにブロー成形を
用いることであった。こうして、上述の2部分の組立て
の問題は除かれる。しかしながら他の問題は残ってい
る。
的解決は、単一片チャンバーを作るためにブロー成形を
用いることであった。こうして、上述の2部分の組立て
の問題は除かれる。しかしながら他の問題は残ってい
る。
【0011】また、文献に記載のブロー成形チャンバー
はいずれも、いわゆる「底入れ式」チャンバーであっ
て、血液入口ポートはチャンバーの底にあり、血液はチ
ャンバーの底又は側壁において血液スペース中へ入る。
これは、血液が上部又はその付近から血液上の空気スペ
ース中へと入る、これまでいずれも射出成形されてき
た、「上入れ式」チャンバーとは反対である。Swanの米
国特許第4,681,606 号並びにHeath の米国特許第4,668,
598 号及びヨーロッパ特許出願第0058325A1 に開示され
ているように、底入れ式チャンバーの2つの問題は次の
通りである。
はいずれも、いわゆる「底入れ式」チャンバーであっ
て、血液入口ポートはチャンバーの底にあり、血液はチ
ャンバーの底又は側壁において血液スペース中へ入る。
これは、血液が上部又はその付近から血液上の空気スペ
ース中へと入る、これまでいずれも射出成形されてき
た、「上入れ式」チャンバーとは反対である。Swanの米
国特許第4,681,606 号並びにHeath の米国特許第4,668,
598 号及びヨーロッパ特許出願第0058325A1 に開示され
ているように、底入れ式チャンバーの2つの問題は次の
通りである。
【0012】入口ポートが、出口ポートより高い位置に
おいて血液スペースへ入り、そして、入口流れが血液ス
ペースの表面を破壊して泡を立てるのを防止するため、
血液出口へと流れを導くような、流れをそらす手段があ
る。
おいて血液スペースへ入り、そして、入口流れが血液ス
ペースの表面を破壊して泡を立てるのを防止するため、
血液出口へと流れを導くような、流れをそらす手段があ
る。
【0013】第1の問題は、血液を、透析流れとは逆方
向に(透析の最後に)しばしば患者へ「洗い戻す」必要
があることである。入口が出口よりも高いことから、血
液のいくらかがチャンバー内に捕捉され、これを患者に
戻すことができないであろう。その量は入口と出口との
間に保持される液量によって定まる。
向に(透析の最後に)しばしば患者へ「洗い戻す」必要
があることである。入口が出口よりも高いことから、血
液のいくらかがチャンバー内に捕捉され、これを患者に
戻すことができないであろう。その量は入口と出口との
間に保持される液量によって定まる。
【0014】第2の問題は、入口血液流に含まれている
いかなる空気も、出口の方へと導かれ、それは特定の状
況の下又は今日の速い血液流の下においては、逃れ出る
可能性があることである。チャンバーの第一義的機能は
空気トラップとしての機能であるから、これは重大な問
題である。
いかなる空気も、出口の方へと導かれ、それは特定の状
況の下又は今日の速い血液流の下においては、逃れ出る
可能性があることである。チャンバーの第一義的機能は
空気トラップとしての機能であるから、これは重大な問
題である。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の一の目的は、2
片よりなる構成の問題を除去する、単一片の、プラスチ
ックの、ブロー成形された動脈又は動脈−静脈血液チャ
ンバーを創り出すことである。本発明の他の一の目的
は、ポンプセグメントチューブに好ましくは直接に連結
することの可能な本体外部の血液入口ポートを創り出す
ために典型的にブロー成形を用い、そうすることによっ
て、追加の部品及びチューブという上述の問題を解消す
ることである。本発明の第3の(第2の目的とは独立
の)目的は、チャンバーの血液入口と一体の静脈内食塩
水ポートを設けるためにブロー成形を用い、そうするこ
とによって、別個の静脈内食塩水用「T」字型コネクタ
ー構成という上述の問題を解消することである。別の独
立の目的として、一層利用性を大きくするためにどちら
の方向にも血液を流すことのできるプラスチック血液チ
ャンバーが提供されよう。
片よりなる構成の問題を除去する、単一片の、プラスチ
ックの、ブロー成形された動脈又は動脈−静脈血液チャ
ンバーを創り出すことである。本発明の他の一の目的
は、ポンプセグメントチューブに好ましくは直接に連結
することの可能な本体外部の血液入口ポートを創り出す
ために典型的にブロー成形を用い、そうすることによっ
て、追加の部品及びチューブという上述の問題を解消す
ることである。本発明の第3の(第2の目的とは独立
の)目的は、チャンバーの血液入口と一体の静脈内食塩
水ポートを設けるためにブロー成形を用い、そうするこ
とによって、別個の静脈内食塩水用「T」字型コネクタ
ー構成という上述の問題を解消することである。別の独
立の目的として、一層利用性を大きくするためにどちら
の方向にも血液を流すことのできるプラスチック血液チ
ャンバーが提供されよう。
【0016】第5の目的は、血流及びそれに含まれてい
る空気を血液出口から離れる方向へ導く入口ダイバータ
ー(diverter) と、逆行可能な流れの効率を図るための
等しい高さの入口及び出口とを有するチャンバーを作る
ことである。
る空気を血液出口から離れる方向へ導く入口ダイバータ
ー(diverter) と、逆行可能な流れの効率を図るための
等しい高さの入口及び出口とを有するチャンバーを作る
ことである。
【0017】該チャンバーは、プレポンプ方式で使用す
ることができる。他の具体例においては、この同じチャ
ンバーはポストポンプ方式で連結することができ、それ
によって、流れ方向を逆にしそしてプレポンプ方式の一
体的静脈内食塩水ポートを一体的ヘパリンポートへと変
更することができる。
ることができる。他の具体例においては、この同じチャ
ンバーはポストポンプ方式で連結することができ、それ
によって、流れ方向を逆にしそしてプレポンプ方式の一
体的静脈内食塩水ポートを一体的ヘパリンポートへと変
更することができる。
【0018】血液ポンプは、プレポンプ方式及びポスト
ポンプ方式で製造された血液ラインの双方について、同
じ方向に作動する。プレポンプモードにおいては、本発
明の血液空気捕捉チャンバーは、血液ポンプと動脈瘻管
針との間にあるため、大気圧以下すなわち陰圧下にあ
り、この針が主たる流れ抵抗の点である。ポストポンプ
方式においては、本発明のチャンバーはポンプと静脈瘻
管針の間にあることから、大気圧以上すなわち陽圧下に
あり、この針が主たる流れ抵抗のもう一つの点である。
ポンプ方式で製造された血液ラインの双方について、同
じ方向に作動する。プレポンプモードにおいては、本発
明の血液空気捕捉チャンバーは、血液ポンプと動脈瘻管
針との間にあるため、大気圧以下すなわち陰圧下にあ
り、この針が主たる流れ抵抗の点である。ポストポンプ
方式においては、本発明のチャンバーはポンプと静脈瘻
管針の間にあることから、大気圧以上すなわち陽圧下に
あり、この針が主たる流れ抵抗のもう一つの点である。
【0019】医師は、時に、患者の瘻管に圧力を加える
こと懸念している。従って、彼らは、プレポンプ形式の
ものを使用するのを好む。プレポンプチューブセグメン
ト内の陰圧はモニターでき、患者の瘻管にどの程度の圧
潰の危険があるかについての認識を医師に提供するから
である。
こと懸念している。従って、彼らは、プレポンプ形式の
ものを使用するのを好む。プレポンプチューブセグメン
ト内の陰圧はモニターでき、患者の瘻管にどの程度の圧
潰の危険があるかについての認識を医師に提供するから
である。
【0020】別の状況においては、医師は透析装置がつ
まることを一層懸念しており、ポストポンプ形式のもの
を使用するのを好む。ポストポンプチューブセグメント
内の陽圧はモニターでき、透析装置の抵抗が増大しつつ
あることの指標を医師に与えるからである。
まることを一層懸念しており、ポストポンプ形式のもの
を使用するのを好む。ポストポンプチューブセグメント
内の陽圧はモニターでき、透析装置の抵抗が増大しつつ
あることの指標を医師に与えるからである。
【0021】本発明の血液チャンバーは、特に、血液透
析セットのために使用できる。該チャンバーは、レザー
バ・チャンバー及び、血液透析セットの血液流チューブ
と連結するために第1のポートを通じて該レザーバ・チ
ャンバーの第1の末端と連通する少なくとも1の導管を
備えた、シールされた、丸い又は平たいプラスチックチ
ューブを含んでなる。導管が、第1の末端の反対側のレ
ザーバ・チャンバー末端に近接した血液透析セットの別
の血液流チューブと連通するために、実質的に該レザー
バ・チャンバーの長さに沿って側方位置にこれと間隔を
空けて延びる。
析セットのために使用できる。該チャンバーは、レザー
バ・チャンバー及び、血液透析セットの血液流チューブ
と連結するために第1のポートを通じて該レザーバ・チ
ャンバーの第1の末端と連通する少なくとも1の導管を
備えた、シールされた、丸い又は平たいプラスチックチ
ューブを含んでなる。導管が、第1の末端の反対側のレ
ザーバ・チャンバー末端に近接した血液透析セットの別
の血液流チューブと連通するために、実質的に該レザー
バ・チャンバーの長さに沿って側方位置にこれと間隔を
空けて延びる。
【0022】血液チャンバーはまた、第1のポートと同
じその末端においてレザーバ・チャンバーと連通する第
2のポートを備える。この第2のポートもまた、プレポ
ンプ方式において血液が該セットを通過するとき、血液
流が該第2のポートから入り、血液チャンバーを通っ
て、第1のポートへと向かいそしてこれを通過すること
ができるよう、該セットの血液流チューブと連通するこ
とができる。
じその末端においてレザーバ・チャンバーと連通する第
2のポートを備える。この第2のポートもまた、プレポ
ンプ方式において血液が該セットを通過するとき、血液
流が該第2のポートから入り、血液チャンバーを通っ
て、第1のポートへと向かいそしてこれを通過すること
ができるよう、該セットの血液流チューブと連通するこ
とができる。
【0023】上述の平たいプラスチックチューブはま
た、好ましくは、レザーバ・チャンバーの側方位置に該
チャンバーに沿って間隔を空けて延びる第2の導管を備
える。該第2の導管は、血液入口及び血液出口ポートの
うちの1つを通って、該レザーバ・チャンバーと連通す
る。典型的には、該第2の導管は、プレポンプ方式にお
ける食塩水その他の投与のためのものであるか、又は、
ポストポンプ方式におけるヘパリンその他の投与のため
のものである。本発明の血液チャンバーは、好ましく
は、レザーバ・チャンバーと直接に連通する少なくとも
4つ又はより多くの個別の導管を備えることができる。
た、好ましくは、レザーバ・チャンバーの側方位置に該
チャンバーに沿って間隔を空けて延びる第2の導管を備
える。該第2の導管は、血液入口及び血液出口ポートの
うちの1つを通って、該レザーバ・チャンバーと連通す
る。典型的には、該第2の導管は、プレポンプ方式にお
ける食塩水その他の投与のためのものであるか、又は、
ポストポンプ方式におけるヘパリンその他の投与のため
のものである。本発明の血液チャンバーは、好ましく
は、レザーバ・チャンバーと直接に連通する少なくとも
4つ又はより多くの個別の導管を備えることができる。
【0024】上述の1つの導管に関しては、血液流のた
めのローラーポンプチューブと直接連結し、この連結
は、反対側の該レザーバ・チャンバー末端に隣接して配
置されることが好ましい。この1つの導管は、該血液チ
ャンバー内へ入ることが望ましい又は必要な他のポート
及び開口を締め出してしまうことのないような仕方で、
ローラーポンプチューブとの連結を受け入れるために
は、対向するレザーバ・チャンバーに隣接した位置にお
いていかなる所望の横断寸法のものでもよい。
めのローラーポンプチューブと直接連結し、この連結
は、反対側の該レザーバ・チャンバー末端に隣接して配
置されることが好ましい。この1つの導管は、該血液チ
ャンバー内へ入ることが望ましい又は必要な他のポート
及び開口を締め出してしまうことのないような仕方で、
ローラーポンプチューブとの連結を受け入れるために
は、対向するレザーバ・チャンバーに隣接した位置にお
いていかなる所望の横断寸法のものでもよい。
【0025】本発明によれば、レザーバ・チャンバーの
第1及び第2のポートは、血液チャンバー内において、
内向きに実質的に同一の長手方向の位置に終わることが
望ましい。換言すれば、それらは、血液チャンバー内へ
の血液入口が出口より通常高いものである、現行の血液
透析セットのための動脈チャンバーの形状とは対照的
に、血液チャンバー内において「等しい高さ」を占め
る。本発明のこの配列によって、所望の時にそして所望
の通りに、効果的な操作とそれを通る血液流によって、
且つ、動脈チャンバー内の相当量の血液を失うことなし
に、血液を動脈チャンバーを通して逆に流すことが実際
的となる。こうして、本発明の動脈チャンバーを通じた
逆流により、透析の洗い戻し段階において、一層多くの
血液を患者へ戻すことができる。
第1及び第2のポートは、血液チャンバー内において、
内向きに実質的に同一の長手方向の位置に終わることが
望ましい。換言すれば、それらは、血液チャンバー内へ
の血液入口が出口より通常高いものである、現行の血液
透析セットのための動脈チャンバーの形状とは対照的
に、血液チャンバー内において「等しい高さ」を占め
る。本発明のこの配列によって、所望の時にそして所望
の通りに、効果的な操作とそれを通る血液流によって、
且つ、動脈チャンバー内の相当量の血液を失うことなし
に、血液を動脈チャンバーを通して逆に流すことが実際
的となる。こうして、本発明の動脈チャンバーを通じた
逆流により、透析の洗い戻し段階において、一層多くの
血液を患者へ戻すことができる。
【0026】特にプレポンプ方式における1の好ましい
具体例においては、入口は出口から血流をそらすように
配置されている。
具体例においては、入口は出口から血流をそらすように
配置されている。
【0027】別の1の好ましい具体例においては、血液
チャンバーの第2のポートは、実質的にレザーバ・チャ
ンバーの長さに沿って側方位置に間隔を空けて延びる第
2の導管と連通している。好ましくは、レザーバ・チャ
ンバー、1の導管及び第2の導管は、すべて単一の、一
体のプラスチックパリソンに備えられ、典型的には既知
のブロー成形工程によって成形される。
チャンバーの第2のポートは、実質的にレザーバ・チャ
ンバーの長さに沿って側方位置に間隔を空けて延びる第
2の導管と連通している。好ましくは、レザーバ・チャ
ンバー、1の導管及び第2の導管は、すべて単一の、一
体のプラスチックパリソンに備えられ、典型的には既知
のブロー成形工程によって成形される。
【0028】該一体のパリソンはまた、第2のポートと
連通して実質的にレザーバ・チャンバーの長さに沿って
側方位置に延びる第3の導管をも備えることが好まし
い。これら第2及び第3の導管は、それぞれ、血液流の
ため及び食塩水、ヘパリン又は他の所望の材料をシステ
ムに加えるために使用することができる。
連通して実質的にレザーバ・チャンバーの長さに沿って
側方位置に延びる第3の導管をも備えることが好まし
い。これら第2及び第3の導管は、それぞれ、血液流の
ため及び食塩水、ヘパリン又は他の所望の材料をシステ
ムに加えるために使用することができる。
【0029】チャンバーは、第1のチャンバー末端に隣
接した複数の第1のアクセスポートを備えることがで
き、それらのうち1つは、典型的には外径9.0乃至1
4mmの血液ポンプチューブと嵌合することのできる血
液ポンプセグメント・アクセスポート(入口又は出口)
である。この血液ポンプセグメントポートは、底、側面
又は上部においてチャンバーの主空洞内へ至ることがで
きる。他の第1のアクセスポートは、血圧測定、サンプ
ル採取又は薬物投与のためのものであってよい。
接した複数の第1のアクセスポートを備えることがで
き、それらのうち1つは、典型的には外径9.0乃至1
4mmの血液ポンプチューブと嵌合することのできる血
液ポンプセグメント・アクセスポート(入口又は出口)
である。この血液ポンプセグメントポートは、底、側面
又は上部においてチャンバーの主空洞内へ至ることがで
きる。他の第1のアクセスポートは、血圧測定、サンプ
ル採取又は薬物投与のためのものであってよい。
【0030】第2の血液アクセスポートは、第2の、チ
ャンバーの反対側末端に備えることができ、典型的には
外径5.0乃至8.5mmのプラスチック血液チューブ
と典型的には嵌合することができる。この第2の血液ア
クセスポートもまた、底、側面又は上部においてチャン
バーの本体内へ至る。このチャンバー内における流れ
は、血液チューブからポンプセグメントへ又はその逆で
あってよい(すなわち、プレポンプ又はポストポンプ方
式)。1の具体例においては、チャンバーは、第1のチ
ャンバー末端に隣接した複数の第1のアクセスポートを
備え、それらのいずれも、血液ポンプセグメントポート
でも血液チューブポートでもない。すなわち、それらは
単に圧力測定、サンプル採取又は薬物投与のためのみの
ポートである。第2の、チャンバーの反対側の末端に
は、複数のポートが備えられ、それらの1つは、典型的
には外径9.0乃至14mmのプラスチックチューブと
嵌合することのできる血液ポンプセグメント・アクセス
ポートである。他のアクセスポートは、典型的には外径
5.0乃至8.5mmのプラスチック血液チューブと嵌
合することができる。両血液アクセスポートは、底、側
面又は上部においてチャンバーの主空洞に入ることがで
きる。
ャンバーの反対側末端に備えることができ、典型的には
外径5.0乃至8.5mmのプラスチック血液チューブ
と典型的には嵌合することができる。この第2の血液ア
クセスポートもまた、底、側面又は上部においてチャン
バーの本体内へ至る。このチャンバー内における流れ
は、血液チューブからポンプセグメントへ又はその逆で
あってよい(すなわち、プレポンプ又はポストポンプ方
式)。1の具体例においては、チャンバーは、第1のチ
ャンバー末端に隣接した複数の第1のアクセスポートを
備え、それらのいずれも、血液ポンプセグメントポート
でも血液チューブポートでもない。すなわち、それらは
単に圧力測定、サンプル採取又は薬物投与のためのみの
ポートである。第2の、チャンバーの反対側の末端に
は、複数のポートが備えられ、それらの1つは、典型的
には外径9.0乃至14mmのプラスチックチューブと
嵌合することのできる血液ポンプセグメント・アクセス
ポートである。他のアクセスポートは、典型的には外径
5.0乃至8.5mmのプラスチック血液チューブと嵌
合することができる。両血液アクセスポートは、底、側
面又は上部においてチャンバーの主空洞に入ることがで
きる。
【0031】他の1の具体例においては、チャンバー
は、第1のチャンバー末端に隣接した複数の第1のアク
セスポートを備え、それらの2つは血液チューブ及び血
液ポンプセグメントのための血液アクセスポートであ
る。チャンバーの第2の、反対側末端には、ポートがな
い。
は、第1のチャンバー末端に隣接した複数の第1のアク
セスポートを備え、それらの2つは血液チューブ及び血
液ポンプセグメントのための血液アクセスポートであ
る。チャンバーの第2の、反対側末端には、ポートがな
い。
【0032】追加のアクセスポートが、第1の末端又は
第2の末端のいずれかから延びることができるが、好ま
しくは、血液チューブポートの直上からチャンバーの空
洞に入る。これは、プレポンプ点滴チャンバーに静脈内
食塩水を投与するために又はポストポンプ点滴チャンバ
ーにヘパリン若しくは抗凝固剤を投与するために役立
つ。
第2の末端のいずれかから延びることができるが、好ま
しくは、血液チューブポートの直上からチャンバーの空
洞に入る。これは、プレポンプ点滴チャンバーに静脈内
食塩水を投与するために又はポストポンプ点滴チャンバ
ーにヘパリン若しくは抗凝固剤を投与するために役立
つ。
【0033】本発明のプラスチック動脈チャンバーは、
次いで、血液透析用の動脈セットへと組み立てられるこ
とができるか、又は、血液透析用の動脈/静脈セットへ
と組み立てられることのできる「カセット」を形成する
ために静脈チャンバーと共に同時ブロー成形することが
できる。
次いで、血液透析用の動脈セットへと組み立てられるこ
とができるか、又は、血液透析用の動脈/静脈セットへ
と組み立てられることのできる「カセット」を形成する
ために静脈チャンバーと共に同時ブロー成形することが
できる。
【0034】液体流チャンバーカセットは、Heath 等の
米国特許第4,666,598 号に記述されている。以下はその
発明に対して行った改良である。
米国特許第4,666,598 号に記述されている。以下はその
発明に対して行った改良である。
【0035】本発明の別の面においては、ブロー成形チ
ャンバーカセットは、Heath の装置の射出成形された前
後部組立てに比して、一層少ない漏出、一層滑らかな血
液流路及び一層低い製造コストをもたらす。
ャンバーカセットは、Heath の装置の射出成形された前
後部組立てに比して、一層少ない漏出、一層滑らかな血
液流路及び一層低い製造コストをもたらす。
【0036】更に別の面は、すべてのチューブポートが
カセットチャンバーの長軸と実質的に同一方向であると
いうチャンバー設計である。Heath は、横向きのチュー
ブポートを用いなければならないカセットを記述してい
るが、それは構成の経費を高めると共に軸方向から横方
向へと移行するときに血液を手荒く取り扱うこととな
る。
カセットチャンバーの長軸と実質的に同一方向であると
いうチャンバー設計である。Heath は、横向きのチュー
ブポートを用いなければならないカセットを記述してい
るが、それは構成の経費を高めると共に軸方向から横方
向へと移行するときに血液を手荒く取り扱うこととな
る。
【0037】軸方向チューブポート構成に続く他の面
は、独特の血液ポンプ配向である。伝統的な蠕動血液ポ
ンプは、倒置したU字形である。これは、現在入手でき
る血液チャンバーの設計に関係している。Heath は逆向
きのC字形の血液ポンプを記述しており、いくらかの利
点を与えるが、こみ入った製造方法という代償を払って
のことである。我々は、U字形の血液ポンプを記述し、
それは多くの利点を有する。
は、独特の血液ポンプ配向である。伝統的な蠕動血液ポ
ンプは、倒置したU字形である。これは、現在入手でき
る血液チャンバーの設計に関係している。Heath は逆向
きのC字形の血液ポンプを記述しており、いくらかの利
点を与えるが、こみ入った製造方法という代償を払って
のことである。我々は、U字形の血液ポンプを記述し、
それは多くの利点を有する。
【0038】a. Heath のものと異なり、ポンプセグ
メントの一端のみをカセットに繋ぐ必要があるだけであ
り、これも構成のコストを低減させる。ポンプセグメン
トは、真直ぐに形成され、ポンプハウジングの固定子の
曲線によって曲げられている。他方、Heath のものは、
2つの横向きに取り付けられたポンプセグメントコネク
ターによって逆向きのC字へと曲げられている。これ
は、必要な成形及び組立て方法を複雑化する。
メントの一端のみをカセットに繋ぐ必要があるだけであ
り、これも構成のコストを低減させる。ポンプセグメン
トは、真直ぐに形成され、ポンプハウジングの固定子の
曲線によって曲げられている。他方、Heath のものは、
2つの横向きに取り付けられたポンプセグメントコネク
ターによって逆向きのC字へと曲げられている。これ
は、必要な成形及び組立て方法を複雑化する。
【0039】b. 倒置U字形ポンプと異なり、上述の
U字形ポンプセグメントは、容易にプライミングでき
る。大きい流速を与えることの可能なポンプセグメント
は、8mm又はそれより大きな広い内径を有する。繊細
な血球を潰さないように、蠕動ポンプローラーは、ロー
ラーによって押し潰されたときポンプセグメントの壁と
壁の間に小さい隙間を残すように調整されている。この
隙間は、しかし、極めて容易に空気を漏出させ、ポンプ
セグメントをプライミングするため食塩水の最初の水柱
を持ち上げるために十分な真空をつくり出すのを困難に
する。U字形ポンプセグメントによって、重力が食塩水
をポンプセグメント内へと落下させ、それによってそれ
をプライミングする。
U字形ポンプセグメントは、容易にプライミングでき
る。大きい流速を与えることの可能なポンプセグメント
は、8mm又はそれより大きな広い内径を有する。繊細
な血球を潰さないように、蠕動ポンプローラーは、ロー
ラーによって押し潰されたときポンプセグメントの壁と
壁の間に小さい隙間を残すように調整されている。この
隙間は、しかし、極めて容易に空気を漏出させ、ポンプ
セグメントをプライミングするため食塩水の最初の水柱
を持ち上げるために十分な真空をつくり出すのを困難に
する。U字形ポンプセグメントによって、重力が食塩水
をポンプセグメント内へと落下させ、それによってそれ
をプライミングする。
【0040】c. U字形血液ポンプは、上入れ式チャ
ンバーより少ない乱流及び泡立ちをもって急速な血流を
取り扱うことが周知の、底入れ底出し式動脈チャンバー
を許容する。
ンバーより少ない乱流及び泡立ちをもって急速な血流を
取り扱うことが周知の、底入れ底出し式動脈チャンバー
を許容する。
【0041】
【実施例】図1を参照して、慣用の中空繊維透析装置1
2及び慣用の静脈セット14と共に、慣用の仕方で相互
に組立てるための準備のできている種々の部品を伴って
透析用の動脈プレポンプセット10が示されている。こ
こにおける新規開示を別にすれば、動脈セット10もま
た、慣用の設計のものが示されている。
2及び慣用の静脈セット14と共に、慣用の仕方で相互
に組立てるための準備のできている種々の部品を伴って
透析用の動脈プレポンプセット10が示されている。こ
こにおける新規開示を別にすれば、動脈セット10もま
た、慣用の設計のものが示されている。
【0042】オン/オフクランプ20、及び注入部位2
2を通って延び、本発明の血液チャンバー28の入口ポ
ート29と連結しているセットチューブ18と共に、示
したように、ルーア固定患者動脈瘻管針コネクター16
がセット10の一端に備えられている。
2を通って延び、本発明の血液チャンバー28の入口ポ
ート29と連結しているセットチューブ18と共に、示
したように、ルーア固定患者動脈瘻管針コネクター16
がセット10の一端に備えられている。
【0043】ローラーポンプセグメント26は、血液チ
ャンバー28の血液出口ポート27に直接に連結し、ポ
ンプセグメントコネクター48へと延び、次いで、透析
装置12用のコネクター32へと延びているチューブ3
0へと延びることが示されている。ヘパリンライン24
もまたコネクター48に連結している。
ャンバー28の血液出口ポート27に直接に連結し、ポ
ンプセグメントコネクター48へと延び、次いで、透析
装置12用のコネクター32へと延びているチューブ3
0へと延びることが示されている。ヘパリンライン24
もまたコネクター48に連結している。
【0044】静脈セット14は、示したように同様の構
成要素を有しており、慣用の設計であるから説明を要し
ない。
成要素を有しており、慣用の設計であるから説明を要し
ない。
【0045】図2を参照して、別に記述する点以外はプ
レポンプセット10に極めて類似の設計になる、ポスト
ポンプセット10aが示されている。上述のセットと類
似の仕方でオン/オフクランプ20a及び注入部位22
aを通って延びるチューブ18aと共に、ルーア固定患
者動脈瘻管針コネクター16aは、上述のように、セッ
ト10aの一端に備えられている。しかしながら、この
具体例においては、チューブ18aは、直接にポンプチ
ューブ26aに連結している。ポストポンプ方式におい
ては、異った圧力の考慮のために、ヘパリンライン24
aは、ポンプチューブ26aの他端においてチューブ1
8aと26aの間の連結部に連結している。ヘパリンポ
ンプが故障した場合ヘパリンシリンジがその全内容物を
数秒間で患者内に放出するという破滅的な出来事を避け
るよう、ヘパリンは陰圧でなく常に陽圧に対抗して投与
されなければならない。
レポンプセット10に極めて類似の設計になる、ポスト
ポンプセット10aが示されている。上述のセットと類
似の仕方でオン/オフクランプ20a及び注入部位22
aを通って延びるチューブ18aと共に、ルーア固定患
者動脈瘻管針コネクター16aは、上述のように、セッ
ト10aの一端に備えられている。しかしながら、この
具体例においては、チューブ18aは、直接にポンプチ
ューブ26aに連結している。ポストポンプ方式におい
ては、異った圧力の考慮のために、ヘパリンライン24
aは、ポンプチューブ26aの他端においてチューブ1
8aと26aの間の連結部に連結している。ヘパリンポ
ンプが故障した場合ヘパリンシリンジがその全内容物を
数秒間で患者内に放出するという破滅的な出来事を避け
るよう、ヘパリンは陰圧でなく常に陽圧に対抗して投与
されなければならない。
【0046】ポンプチューブ26aは、チャンバーの血
液ポート27において血液チャンバー28aと連通す
る。チャンバー28aは、単に逆向きにされ連結が異な
っているのみで、チャンバー28と正しく同じチャンバ
ーであってよいことがわかる。これは、本発明の同じチ
ャンバーを設計に何ら変更を加えることなく両方の状況
で使用できることから、製造及び在庫管理において有意
な便宜を与える。次いで、セットチューブ30aは、血
液チャンバー28aのポート29と直接に連通し、そし
て前述の具体例と同様コネクター32aに終わってい
る。
液ポート27において血液チャンバー28aと連通す
る。チャンバー28aは、単に逆向きにされ連結が異な
っているのみで、チャンバー28と正しく同じチャンバ
ーであってよいことがわかる。これは、本発明の同じチ
ャンバーを設計に何ら変更を加えることなく両方の状況
で使用できることから、製造及び在庫管理において有意
な便宜を与える。次いで、セットチューブ30aは、血
液チャンバー28aのポート29と直接に連通し、そし
て前述の具体例と同様コネクター32aに終わってい
る。
【0047】この構成は、次いで、前述の具体例と同様
に、透析装置12及び静脈セット14と連通させること
ができる。
に、透析装置12及び静脈セット14と連通させること
ができる。
【0048】図3乃至5を参照して、血液チャンバー2
8又は28aが、典型的には、単一のプラスチックの管
状パリソンから、レザーバ・チャンバー34と該レザー
バ・チャンバー34に沿って側方位置に延び該チャンバ
ーからプラスチックパリソンの平たいシール部40によ
って間隔を空けられた一対の導管36、38とが作られ
るよう、先行技術に知られているように、中等度に固い
熱可塑性プラスチックのブロー成形工程によって作られ
ることができる。種々のポート27、44、50、52
が横一列に配置されていることから、そのような連結の
ための十分な余地を残して、導管38は、ポート27を
介して直接にポンプセグメントチューブ26に連通して
いる。導管38は次いで、チャンバー34の反対側末端
においてこれと連通するためレザーバ・チャンバー34
の全長にわたって延びる。
8又は28aが、典型的には、単一のプラスチックの管
状パリソンから、レザーバ・チャンバー34と該レザー
バ・チャンバー34に沿って側方位置に延び該チャンバ
ーからプラスチックパリソンの平たいシール部40によ
って間隔を空けられた一対の導管36、38とが作られ
るよう、先行技術に知られているように、中等度に固い
熱可塑性プラスチックのブロー成形工程によって作られ
ることができる。種々のポート27、44、50、52
が横一列に配置されていることから、そのような連結の
ための十分な余地を残して、導管38は、ポート27を
介して直接にポンプセグメントチューブ26に連通して
いる。導管38は次いで、チャンバー34の反対側末端
においてこれと連通するためレザーバ・チャンバー34
の全長にわたって延びる。
【0049】導管36は、血液ポート29と分岐連結関
係42にて連結している。導管36もまた、プレポンプ
方式において、慣用の圧迫クランプ45を有する静脈内
食塩水アクセスチューブ46と連通するために、レザー
バ・チャンバー34の長さにわたって、平たいシール4
0によってそれから間隔を空けられてコネクター44へ
と延びる。ポストポンプ方式においては、チューブ46
aはヘパリンチューブとして働く。
係42にて連結している。導管36もまた、プレポンプ
方式において、慣用の圧迫クランプ45を有する静脈内
食塩水アクセスチューブ46と連通するために、レザー
バ・チャンバー34の長さにわたって、平たいシール4
0によってそれから間隔を空けられてコネクター44へ
と延びる。ポストポンプ方式においては、チューブ46
aはヘパリンチューブとして働く。
【0050】更に、血液ポート29から離れた血液チャ
ンバー28の末端において、追加のポート50、52
を、それぞれ圧力モニターライン54及び空気調節又は
薬物チューブ56と連結するために備えることができ
る。
ンバー28の末端において、追加のポート50、52
を、それぞれ圧力モニターライン54及び空気調節又は
薬物チューブ56と連結するために備えることができ
る。
【0051】レザーバ・チャンバー34は、既知の、望
ましい目的のための先行技術の血液チャンバーの仕方
で、所定の吸引圧力の下で平たく圧潰可能である。
ましい目的のための先行技術の血液チャンバーの仕方
で、所定の吸引圧力の下で平たく圧潰可能である。
【0052】通常、血液は動脈患者コネクター16又は
16aからレザーバ・チャンバー34へとローラーポン
プで送られる。そこから、血液はレザーバ・チャンバー
から流出して図1に示したように透析セットの残り部分
を通過する。
16aからレザーバ・チャンバー34へとローラーポン
プで送られる。そこから、血液はレザーバ・チャンバー
から流出して図1に示したように透析セットの残り部分
を通過する。
【0053】一般的にレザーバ・チャンバー内において
出口ポートより一層深く又は高く終わる入口ポートをレ
ザーバ・チャンバーが有するものである先行技術と異な
り、本発明によれば、第1及び第2のポートは、隔壁6
1で分離された内側末端58、60を有し、それらは、
図3に特に示したように血液チャンバーに沿って実質的
に同一の長手方向の配置を占める。図1のプレポンプ方
式において、内側末端60は、レザーバへの入口として
働き、そして該入口は隔壁61の彎曲によって、出口5
8から離れて側方へ向く血液の入口流を引き起こすよう
構成されていることがわかる。このことの効果は、血液
中に含まれている空気を、該気泡が血液水準の上端まで
上昇して典型的にはそこに見られる気泡に加わる機会を
得るまで、出口から遠ざけることである。
出口ポートより一層深く又は高く終わる入口ポートをレ
ザーバ・チャンバーが有するものである先行技術と異な
り、本発明によれば、第1及び第2のポートは、隔壁6
1で分離された内側末端58、60を有し、それらは、
図3に特に示したように血液チャンバーに沿って実質的
に同一の長手方向の配置を占める。図1のプレポンプ方
式において、内側末端60は、レザーバへの入口として
働き、そして該入口は隔壁61の彎曲によって、出口5
8から離れて側方へ向く血液の入口流を引き起こすよう
構成されていることがわかる。このことの効果は、血液
中に含まれている空気を、該気泡が血液水準の上端まで
上昇して典型的にはそこに見られる気泡に加わる機会を
得るまで、出口から遠ざけることである。
【0054】また、この修正の故に、食塩水が例えばチ
ューブ46又は46aを通してシステムに加えられると
きに血液が動脈側を通して患者へ返還できるよう、ポン
プチューブ26に作用するローラーポンプの逆転によっ
て、システムを通して血液を効果的に且つ完全に逆行さ
せることが可能となった。こうして、透析の最後に透析
セットから患者に血液が戻されるとき、少なくとも血液
のいくらかは、患者が患者自身の血液中に見出される液
体より多くの液体を受け取ることが殆どないよう、血液
が血液との置き換えのために使用される食塩水と大幅に
混合しないことを意味する「プラグ流れ」と呼ばれる仕
方で、コネクター16又は16aを通って、患者へと流
れ戻ることができる。これは、透析手順に有意な利点を
提供し、透析手順の後、最小限の食塩水を用いて最大量
の血液の患者への効果的な返還を提供する。
ューブ46又は46aを通してシステムに加えられると
きに血液が動脈側を通して患者へ返還できるよう、ポン
プチューブ26に作用するローラーポンプの逆転によっ
て、システムを通して血液を効果的に且つ完全に逆行さ
せることが可能となった。こうして、透析の最後に透析
セットから患者に血液が戻されるとき、少なくとも血液
のいくらかは、患者が患者自身の血液中に見出される液
体より多くの液体を受け取ることが殆どないよう、血液
が血液との置き換えのために使用される食塩水と大幅に
混合しないことを意味する「プラグ流れ」と呼ばれる仕
方で、コネクター16又は16aを通って、患者へと流
れ戻ることができる。これは、透析手順に有意な利点を
提供し、透析手順の後、最小限の食塩水を用いて最大量
の血液の患者への効果的な返還を提供する。
【0055】図6乃至8を参照して、透析セットのため
の別の具体例が開示されている。血液チャンバー64
は、上述のように、単一の管状パリソンから、一対の底
部ポート68、70を有するレザーバ・チャンバー66
を備えるようにブロー成形されることができる。底部ポ
ート68は、前記具体例であるプレポンプ方式における
ポンプチューブ26との連通と類似の仕方で、チャンバ
ー66から血液流を提供するようにポンプチューブ26
aに直接連通している。血液の入口流は、前記具体例と
類似の仕方でポート70及び血液導管30aを通る。こ
のチャンバーもまた、ポストポンプ方式でも使用でき
る。
の別の具体例が開示されている。血液チャンバー64
は、上述のように、単一の管状パリソンから、一対の底
部ポート68、70を有するレザーバ・チャンバー66
を備えるようにブロー成形されることができる。底部ポ
ート68は、前記具体例であるプレポンプ方式における
ポンプチューブ26との連通と類似の仕方で、チャンバ
ー66から血液流を提供するようにポンプチューブ26
aに直接連通している。血液の入口流は、前記具体例と
類似の仕方でポート70及び血液導管30aを通る。こ
のチャンバーもまた、ポストポンプ方式でも使用でき
る。
【0056】血液チャンバー64の反対側末端には、圧
力モニターのためポート54aが備えられてよく、一方
他のポート56aは、空気調節または薬物の投与のため
に提供することができる。
力モニターのためポート54aが備えられてよく、一方
他のポート56aは、空気調節または薬物の投与のため
に提供することができる。
【0057】最初のブロー成形パリソンから形成されそ
して該最初のパリソンの間隔を空けた平たい中実の部分
40aを介してレザーバ・チャンバー66と一体であ
る、一体のアクセスチューブ36aもまた備えられてい
る。導管36aは、前記具体例である、プレポンプ方式
と同様に、一端において静脈内食塩水チューブ46aと
連通しており、レザーバ・チャンバー66の長さに沿っ
て側方位置に延び、レザーバ・チャンバー66と連通す
るようにポートチューブ70と結合する。ポストポンプ
方式においては、導管36aは、ヘパリンラインと連結
している。
して該最初のパリソンの間隔を空けた平たい中実の部分
40aを介してレザーバ・チャンバー66と一体であ
る、一体のアクセスチューブ36aもまた備えられてい
る。導管36aは、前記具体例である、プレポンプ方式
と同様に、一端において静脈内食塩水チューブ46aと
連通しており、レザーバ・チャンバー66の長さに沿っ
て側方位置に延び、レザーバ・チャンバー66と連通す
るようにポートチューブ70と結合する。ポストポンプ
方式においては、導管36aは、ヘパリンラインと連結
している。
【0058】上述のように、そのような設計の血液チャ
ンバーを有する動脈血液透析セットは、チャンバー66
内及びそれより上流の血液を、通常の流れパターンとは
逆の流れパターンで、良好な「プラグ流れ」及びそのよ
うな配列の他の利点を伴って、患者の動脈内へと逆洗可
能である。また隔壁61aは上述のように、気泡の分離
を容易にするよう彎曲している。
ンバーを有する動脈血液透析セットは、チャンバー66
内及びそれより上流の血液を、通常の流れパターンとは
逆の流れパターンで、良好な「プラグ流れ」及びそのよ
うな配列の他の利点を伴って、患者の動脈内へと逆洗可
能である。また隔壁61aは上述のように、気泡の分離
を容易にするよう彎曲している。
【0059】ポート68、70を担持する血液チャンバ
ー64の該末端が2つのポートしか有しないことから、
ポンプセグメント26aを直接受け入れるに適したサイ
ズを有するポート68を、中間部品の有利な省略のため
及び溶媒接着される連結数を減少させるために使用する
ことが可能である。
ー64の該末端が2つのポートしか有しないことから、
ポンプセグメント26aを直接受け入れるに適したサイ
ズを有するポート68を、中間部品の有利な省略のため
及び溶媒接着される連結数を減少させるために使用する
ことが可能である。
【0060】図9を参照して、上述のように単一の管状
のプラスチックパリソンからブロー成形によって作られ
ている血液チャンバー74よりなる、本発明の別の具体
例が示されている。
のプラスチックパリソンからブロー成形によって作られ
ている血液チャンバー74よりなる、本発明の別の具体
例が示されている。
【0061】例えば圧力モニター等との連結のために使
用できる単一のポート78を備えた上端を有する血液チ
ャンバー76が示されている。前述の具体例に類似の仕
方でポンプチューブ26bとの連結82を有する、第1
の連結された導管80が示されている。第1の導管80
は、次いでレザーバ・チャンバー76の全長にわたって
延び、その他端においてUターン84して、レザーバ・
チャンバー76と連通する開いた開口内へと入ってい
る。
用できる単一のポート78を備えた上端を有する血液チ
ャンバー76が示されている。前述の具体例に類似の仕
方でポンプチューブ26bとの連結82を有する、第1
の連結された導管80が示されている。第1の導管80
は、次いでレザーバ・チャンバー76の全長にわたって
延び、その他端においてUターン84して、レザーバ・
チャンバー76と連通する開いた開口内へと入ってい
る。
【0062】第2の連結された入口導管86もまた、レ
ザーバ・チャンバー76の他端に備えられており、その
上端にて、コネクター88を通じて、前述の具体例と類
似の仕方で血液チューブ30bと連通している。第2の
連結された導管86は、次いでレザーバ・チャンバー7
6の長さにわたってプラスチックのウェブ87を介して
該レザーバ・チャンバーと一体に成形された状態で下方
へと別のUターンまで延び、第1の連結された導管80
と同様に血液チャンバー76の内部と連通している。
ザーバ・チャンバー76の他端に備えられており、その
上端にて、コネクター88を通じて、前述の具体例と類
似の仕方で血液チューブ30bと連通している。第2の
連結された導管86は、次いでレザーバ・チャンバー7
6の長さにわたってプラスチックのウェブ87を介して
該レザーバ・チャンバーと一体に成形された状態で下方
へと別のUターンまで延び、第1の連結された導管80
と同様に血液チャンバー76の内部と連通している。
【0063】従って、プレポンプ方式においては、血液
は、第1の導管80に直接連結されたポンプチューブ2
6bに対するポンプ作用によってセットを通して送り込
まれる。血液は、第1の導管80を通り、次いでレザー
バ・チャンバー76に入る。血液は、第2の導管86を
通ってレザーバ・チャンバー76を出て、血液チューブ
30bを介して移動し続けて透析装置を通過する。
は、第1の導管80に直接連結されたポンプチューブ2
6bに対するポンプ作用によってセットを通して送り込
まれる。血液は、第1の導管80を通り、次いでレザー
バ・チャンバー76に入る。血液は、第2の導管86を
通ってレザーバ・チャンバー76を出て、血液チューブ
30bを介して移動し続けて透析装置を通過する。
【0064】加えて、第3の連結されたチューブ92が
同じパリソンからブロー成形により形成され、ウェブ8
7のようにパリソンの一部であるプラスチックのウェブ
94により、血液チャンバーの残り部分と一体に連結さ
れている。連結されたチューブ92は、今度は、食塩水
チューブ46bに連結することができ、該第3の導管9
2は、レザーバ・チャンバー76の長さにわたって延
び、第2の連結された導管86と、典型的には彎曲部9
0の付近である連結点98にて連結する。こうして、上
述のように、血液は通常第1の連結された導管80を通
ってレザーバ・チャンバー76に流入し、第2の連結さ
れた導管86を通ってチャンバーから流出することがで
きる。
同じパリソンからブロー成形により形成され、ウェブ8
7のようにパリソンの一部であるプラスチックのウェブ
94により、血液チャンバーの残り部分と一体に連結さ
れている。連結されたチューブ92は、今度は、食塩水
チューブ46bに連結することができ、該第3の導管9
2は、レザーバ・チャンバー76の長さにわたって延
び、第2の連結された導管86と、典型的には彎曲部9
0の付近である連結点98にて連結する。こうして、上
述のように、血液は通常第1の連結された導管80を通
ってレザーバ・チャンバー76に流入し、第2の連結さ
れた導管86を通ってチャンバーから流出することがで
きる。
【0065】ポストポンプ方式での使用のために、自明
な修正を種々行い得る。レザーバ・チャンバー76を通
る逆流のためには、図3に示した具体例に類似の仕方
で、導管86、80のそれぞれの入口ポート100、1
02は、チャンバーを通る容易な逆流を許容するため
に、図示したように血液チャンバー76内において実質
的に同一の長手方向の位置において内向きに終止する。
これは前述の利点を提供する。
な修正を種々行い得る。レザーバ・チャンバー76を通
る逆流のためには、図3に示した具体例に類似の仕方
で、導管86、80のそれぞれの入口ポート100、1
02は、チャンバーを通る容易な逆流を許容するため
に、図示したように血液チャンバー76内において実質
的に同一の長手方向の位置において内向きに終止する。
これは前述の利点を提供する。
【0066】図10乃至12へ転ずると、この具体例に
おいて、組み合わさった動脈/静脈血液透析セットにお
いて使用するために、単一のブロー成形パリソンが血液
プレポンプ動脈チャンバー104及び静脈チャンバー1
06を形成することができる。チャンバー104、10
6の各々は、それぞれの第1ポート116、118を通
ってレザーバ・チャンバーの第1の末端112、114
と連通する導管108、110をそれぞれ備える。
おいて、組み合わさった動脈/静脈血液透析セットにお
いて使用するために、単一のブロー成形パリソンが血液
プレポンプ動脈チャンバー104及び静脈チャンバー1
06を形成することができる。チャンバー104、10
6の各々は、それぞれの第1ポート116、118を通
ってレザーバ・チャンバーの第1の末端112、114
と連通する導管108、110をそれぞれ備える。
【0067】各場合に、それぞれの導管108、110
は、パリソンの平たくなった部分120によってそれぞ
れのチャンバー104、106から及びそれら同士から
分離されており、導管は本発明に従って、実質的に各レ
ザーバ・チャンバー104、106の長さに沿って側方
位置にそれらと間隔を空けて延びる。
は、パリソンの平たくなった部分120によってそれぞ
れのチャンバー104、106から及びそれら同士から
分離されており、導管は本発明に従って、実質的に各レ
ザーバ・チャンバー104、106の長さに沿って側方
位置にそれらと間隔を空けて延びる。
【0068】従って、透析セットに例えばプレポンプ及
びポストポンプ血液チャンバーを備えるために、又は他
のいかなる所望の使用のためにも、一体の、ダブルチャ
ンバーが提供される。
びポストポンプ血液チャンバーを備えるために、又は他
のいかなる所望の使用のためにも、一体の、ダブルチャ
ンバーが提供される。
【0069】ポート116は、チャンバー104が陰圧
下にあるときは食塩水注入に使用でき、もしポストポン
プチャンバーにおけるように陽圧下にあるならばヘパリ
ン注入のために使用することができる。ポート128
は、ポンプチューブと連結していてよく、一方、ポート
130は動脈入口を構成する。ポート122、124及
び126は、圧力モニターに連結し又は薬物適用ポート
として働く。ポート118は、透析装置の静脈コネクタ
ーから連結しており、一方ポート132は、静脈患者コ
ネクターに連結している。しかしながら、本発明のマル
チチャンバーカセットは、所望により他の方法で連結す
ることもできる。
下にあるときは食塩水注入に使用でき、もしポストポン
プチャンバーにおけるように陽圧下にあるならばヘパリ
ン注入のために使用することができる。ポート128
は、ポンプチューブと連結していてよく、一方、ポート
130は動脈入口を構成する。ポート122、124及
び126は、圧力モニターに連結し又は薬物適用ポート
として働く。ポート118は、透析装置の静脈コネクタ
ーから連結しており、一方ポート132は、静脈患者コ
ネクターに連結している。しかしながら、本発明のマル
チチャンバーカセットは、所望により他の方法で連結す
ることもできる。
【0070】図13及び14を参照して、図示したカセ
ットは、図10乃至12のカセットと実質的に全ての面
において類似の一対のチャンバー204、206を備え
るために、単一のブロー成形パリソンから作られてお
り、200番台の類似の参照番号は、図10乃至12の
カセットの100番台の同じ参照番号に対応している。
ットは、図10乃至12のカセットと実質的に全ての面
において類似の一対のチャンバー204、206を備え
るために、単一のブロー成形パリソンから作られてお
り、200番台の類似の参照番号は、図10乃至12の
カセットの100番台の同じ参照番号に対応している。
【0071】全てのチューブポートがカセットチャンバ
ー204、206の長軸と実質的に平行であることが分
かる。これは、例えば横方向流入ポートに対して、血液
の扱い方が一層穏やかであるという利点を与える。
ー204、206の長軸と実質的に平行であることが分
かる。これは、例えば横方向流入ポートに対して、血液
の扱い方が一層穏やかであるという利点を与える。
【0072】入口228に連結しているのは、ポンプチ
ューブ252であり、それは、ポンプチューブ252
が、倒置若しくは横置きでなく、示したように、正しい
側を上にしたU字形の形状を維持するよう、ローラーポ
ンプハウジング254内に取り付けられていることが示
されている。ハウジング254の溝が、ポンプチューブ
252の形状を定める。アーム256及びローラー25
8を備えたローラーポンプは、ある特定の方式において
患者の動脈から入口ポート230を通ってチャンバー2
04内へとシステムに入り、そしてポート228を通っ
てチャンバー204から出てポンプチューブ252内へ
と入るよう、既知の通常の仕方で血液を送るように機能
する。次いで、血液はチューブ260を通って透析装置
へと送られる。
ューブ252であり、それは、ポンプチューブ252
が、倒置若しくは横置きでなく、示したように、正しい
側を上にしたU字形の形状を維持するよう、ローラーポ
ンプハウジング254内に取り付けられていることが示
されている。ハウジング254の溝が、ポンプチューブ
252の形状を定める。アーム256及びローラー25
8を備えたローラーポンプは、ある特定の方式において
患者の動脈から入口ポート230を通ってチャンバー2
04内へとシステムに入り、そしてポート228を通っ
てチャンバー204から出てポンプチューブ252内へ
と入るよう、既知の通常の仕方で血液を送るように機能
する。次いで、血液はチューブ260を通って透析装置
へと送られる。
【0073】透析装置からの血液は次いで、チューブ2
62に入り、ポート218及び静脈チャンバー206の
長さにわたって延びる分離した導管210を通り、Uタ
ーン264をして静脈チャンバーに入る。次いで、血液
はフィルター250を通過し、出口ポート232及び、
いずれも慣用の設計になる超音波空気検出器268及び
ラインクランプ270を横切ってチューブ266を通っ
て患者の静脈系へと戻される。
62に入り、ポート218及び静脈チャンバー206の
長さにわたって延びる分離した導管210を通り、Uタ
ーン264をして静脈チャンバーに入る。次いで、血液
はフィルター250を通過し、出口ポート232及び、
いずれも慣用の設計になる超音波空気検出器268及び
ラインクランプ270を横切ってチューブ266を通っ
て患者の静脈系へと戻される。
【0074】この具体例によれば、ポンプセグメントの
一端252のみをカセットに繋げばよい。これは、構成
のコストを大幅に低減させる。ポンプセグメント252
は、真直ぐに形成することができ、ポンプハウジングの
固定子又は溝254の彎曲によって曲率が提供される。
一端252のみをカセットに繋げばよい。これは、構成
のコストを大幅に低減させる。ポンプセグメント252
は、真直ぐに形成することができ、ポンプハウジングの
固定子又は溝254の彎曲によって曲率が提供される。
【0075】同様に、ポンプチューブ252が正しい向
きのU字形セグメントとして形成されているから、上述
のように、該セグメントが直ちに液体で満たされ且つ満
たされたままでいることから、内径8mm又はこれより
大きい範囲の高速血液流チューブが容易にプライミング
できる。
きのU字形セグメントとして形成されているから、上述
のように、該セグメントが直ちに液体で満たされ且つ満
たされたままでいることから、内径8mm又はこれより
大きい範囲の高速血液流チューブが容易にプライミング
できる。
【0076】更に、そのような血液ポンプは、上入れ式
チャンバーより乱流及び泡立ちが少なく高速血液流を取
り扱えることの知られている、底入れ底出し式動脈チャ
ンバー204の使用を許容する。
チャンバーより乱流及び泡立ちが少なく高速血液流を取
り扱えることの知られている、底入れ底出し式動脈チャ
ンバー204の使用を許容する。
【0077】本発明は、所望により、いかなる設計の単
一の、個別のチャンバーによっても又は単一のブロー成
形チャンバー若しくは示したようなマルチブロー成形カ
セットチャンバーによっても使用することができる。
一の、個別のチャンバーによっても又は単一のブロー成
形チャンバー若しくは示したようなマルチブロー成形カ
セットチャンバーによっても使用することができる。
【0078】上記は、説明のためのみに提示されたもの
であり、本発明の範囲を限定するものではない。
であり、本発明の範囲を限定するものではない。
【図1】 プレポンプ方式において本発明の血液チャン
バーを使用する、慣用の透析装置及び静脈セットと連結
準備のできた動脈セットの平面図。
バーを使用する、慣用の透析装置及び静脈セットと連結
準備のできた動脈セットの平面図。
【図2】 ポストポンプ方式において本発明の血液チャ
ンバーを使用する、慣用の透析装置及び静脈セットと連
結準備のできた動脈セットの平面図。
ンバーを使用する、慣用の透析装置及び静脈セットと連
結準備のできた動脈セットの平面図。
【図3】 図1において使用されている本発明の血液チ
ャンバーの逆向きに置いた立面図。
ャンバーの逆向きに置いた立面図。
【図4】 図3の血液チャンバーの、長軸回りに90°
回転した立面図。
回転した立面図。
【図5】 図3の血液チャンバーの上面図。
【図6】 本発明の血液チャンバーの別の具体例の立面
図。
図。
【図7】 図6の血液チャンバーの上面図。
【図8】 図6の血液チャンバーの、長軸の回りに90
°回転した立面図。
°回転した立面図。
【図9】 本発明による血液チャンバーの他の設計の立
面図。
面図。
【図10】 単一ユニットにおける透析手順のための、
例えば動脈及び静脈チャンバーの双方を提供するため
に、単一の平たいプラスチックチューブより作られたダ
ブル血液チャンバーの立面図。
例えば動脈及び静脈チャンバーの双方を提供するため
に、単一の平たいプラスチックチューブより作られたダ
ブル血液チャンバーの立面図。
【図11】 図10の血液チャンバーアセンブリーの、
長軸の回りに90°回転した立面図。
長軸の回りに90°回転した立面図。
【図12】 図10の血液チャンバーの上面図。
【図13】 透析機器に取り付けられた図10乃至12
に示したのと類似のブロー成形されたマルチチャンバー
カセットを示す、透析セットの一部概念的な部分図。
に示したのと類似のブロー成形されたマルチチャンバー
カセットを示す、透析セットの一部概念的な部分図。
【図14】 図13のカセットの上面図。
10・・プレポンプセット、10a・・ポストポンプセ
ット、12・・透析装置、14・・静脈セット、16,
16a・・瘻管針コネクター、20,20a・・オン/
オフクランプ、22,22a・・注入部位、24・・ヘ
パリンライン、26・・ローラーポンプセグメント、2
6a・・ポンプチューブ、27・・血液出口ポート、4
8・・ポンプセグメントコネクター、28,28a・・
血液チャンバー、29・・入口ポート、34,66,7
6・・レザーバ・チャンバー、36,38・・導管、4
0・・シール部、58,60・・内側末端、61・・隔
壁
ット、12・・透析装置、14・・静脈セット、16,
16a・・瘻管針コネクター、20,20a・・オン/
オフクランプ、22,22a・・注入部位、24・・ヘ
パリンライン、26・・ローラーポンプセグメント、2
6a・・ポンプチューブ、27・・血液出口ポート、4
8・・ポンプセグメントコネクター、28,28a・・
血液チャンバー、29・・入口ポート、34,66,7
6・・レザーバ・チャンバー、36,38・・導管、4
0・・シール部、58,60・・内側末端、61・・隔
壁
Claims (28)
- 【請求項1】血液透析セットのための血液チャンバーで
あって、レザーバ・チャンバーと、第1のポートを通し
て該レザーバ・チャンバーの第1の末端と連通している
少なくとも1の導管とを備えた、シールされたプラスチ
ックのチューブを含んでなり、該導管が、前記第1の末
端の反対側のレザーバ・チャンバー末端に隣接した血液
透析セットチューブと連結するために、実質的に該レザ
ーバ・チャンバーの長さに沿って側方位置にこれと間隔
を空けて延びており、前記血液チャンバーが該レザーバ
・チャンバーと連通した第2のポートを備えているもの
である、血液チャンバー。 - 【請求項2】前記プラスチックチューブが、前記レザー
バ・チャンバーに沿って側方位置にこれと間隔を空けて
延びる第2の導管を備え、該第2の導管が前記血液ポー
トの1つを通して該レザーバ・チャンバーと連通してい
るものである、請求項1に記載の血液チャンバー。 - 【請求項3】前記プラスチックチューブが、前記レザー
バ・チャンバーと直接に連通した少なくとも4つの個別
の導管を備えるものである、請求項1に記載の血液チャ
ンバー。 - 【請求項4】前記1の導管が、前記反対側のレザーバ・
チャンバー末端に隣接して血液流のためのローラーポン
プチューブと直接に連結し、血液透析のための動脈セッ
トの一部を構成しているものである、請求項1に記載の
血液チャンバー。 - 【請求項5】前記第2のポートが血液流のための追加の
セットチューブに連結しているものである、請求項4に
記載の血液チャンバー。 - 【請求項6】該レザーバ・チャンバーの前記第1及び第
2のポートが、同じ側のチャンバー末端にあり且つ前記
血液チャンバー内において実質的に同一の長手方向位置
において内向きに終止しているものである、請求項1に
記載の血液チャンバー。 - 【請求項7】前記レザーバ・チャンバー及び前記1の導
管が、単一の、一体の、平らになったプラスチックパリ
ソンによって形成されているものである、請求項1に記
載の血液チャンバー。 - 【請求項8】前記第2のポートが、実質的に前記レザー
バ・チャンバーの長さに沿って側方位置にこれと間隔を
空けて延びる第2の導管と連通しており、前記レザーバ
・チャンバー、1の導管、及び第2の導管が、単一の、
一体のプラスチックパリソンによって形成されているも
のである、請求項1に記載の血液チャンバー。 - 【請求項9】前記一体のパリソンがまた、前記第2のポ
ートと連通し且つ実質的に前記レザーバ・チャンバーの
長さに沿って側方位置に延びている第3の導管をも備え
るものである、請求項8に記載の血液チャンバー。 - 【請求項10】血液チューブ、ローラーポンプチューブ
及び血液チャンバーを含んでなる血液透析セットであっ
て、該血液チャンバーが、レザーバ・チャンバーと、第
1のポートを通じて該レザーバ・チャンバーの第1の末
端と連通した少なくとも第1の導管とを備えた、一体
の、平たいプラスチックパリソンチューブよりなり、該
第1の導管が、前記第1の末端の反対側のレザーバ・チ
ャンバー末端に隣接したチューブと連結するために、実
質的に該レザーバ・チャンバーの長さに沿って側方位置
にこれと間隔を空けて延び、前記血液チャンバーが、前
記第1のポートと同じ末端に該レザーバ・チャンバーと
連通する第2のポートを備え、前記第1の導管が、前記
反対側の該レザーバ・チャンバー末端に隣接した前記ロ
ーラーポンプチューブに直接連結し、該レザーバ・チャ
ンバーの前記第1及び第2のポートが、前記血液チャン
バー内において実質的に同一の長手方向位置にて内向き
に終止しているものである血液透析セット。 - 【請求項11】前記第1及び第2のポートが中央の隔壁
によって分離されており、該隔壁が、前記ポートの一方
から入る流れを前記ポートの他方から離れるよう側方へ
向かわせるために横向きの角度を備え、それによって前
記ポートの一方を通って入る気泡が、直ちに捕捉されて
前記ポートの他方を通って該チャンバーから吸い出され
ることが起こりにくいものである、請求項10に記載の
血液透析セット。 - 【請求項12】前記平たいプラスチックチューブがま
た、前記レザーバ・チャンバーに沿って側方位置にこれ
と間隔を空けて延びる第2の導管をも備え、該第2の導
管が前記第2のポートを通じて該レザーバ・チャンバー
と連通しているものである、請求項11に記載の血液透
析セット。 - 【請求項13】前記平たいプラスチックパリソンが、前
記レザーバ・チャンバーと直接に連通する少なくとも4
つの個別のポートを備えるものである、請求項12に記
載の血液透析セット。 - 【請求項14】前記第2のポートが、実質的に前記レザ
ーバ・チャンバーの長さに沿って側方位置にこれと間隔
を空けて延びる第2の導管と連通し、該レザーバ・チャ
ンバー、第1の導管及び第2の導管が前記一体のプラス
チックパリソンによって形成されているものである、請
求項10に記載の血液透析セット。 - 【請求項15】前記一体のパリソンがまた、前記第2の
ポートと連通し且つ実質的に前記レザーバ・チャンバー
の長さに沿って側方位置にこれと間隔を空けて延びる第
3の導管をも備えるものである、請求項14に記載の血
液透析セット。 - 【請求項16】血液透析血液チューブ、ローラーポンプ
チューブ、及びこれらに連結された血液チャンバーを備
えた血液透析セットであって、前記血液チャンバーが、
レザーバ・チャンバーと、第1のポートを通じて該レザ
ーバ・チャンバーの第1の末端と連通する少なくとも第
1の導管とを含んでなり、前記導管が、前記第1の末端
の反対側のレザーバ・チャンバー末端に隣接したチュー
ブと連結するために、実質的に前記レザーバ・チャンバ
ーの長さに沿って側方位置にこれから間隔を空けて延
び、前記血液チャンバーが該第1のポートと同じ側の末
端において前記レザーバ・チャンバーと連通する第2の
ポートを備え、前記1の導管が血液流のためローラーポ
ンプチューブと直接に連通し、前記レザーバ・チャンバ
ー及び前記1の導管が単一の、一体の、平たいプラスチ
ックパリソンによって形成されているものである、血液
透析セット。 - 【請求項17】前記レザーバ・チャンバーに沿って側方
位置にこれと間隔を空けて延びる第2の導管を備え、該
第2の導管が前記血液入口ポート及び血液出口ポートの
1つを通じて前記レザーバ・チャンバーと連通している
ものである、請求項16に記載の血液透析セット。 - 【請求項18】前記第2のポートが、実質的に前記レザ
ーバ・チャンバーの長さに沿って側方位置にこれと間隔
を空けて延びる前記第2の導管と連通し、該レザーバ・
チャンバー、第1の導管及び第2の導管が単一の一体の
プラスチックパリソンによって形成されているものであ
る、請求項17に記載の血液透析セット。 - 【請求項19】前記一体のパリソンがまた、前記第2の
ポートと連通し且つ実質的に前記レザーバ・チャンバー
の長さに沿って側方位置に延びる第3の導管をも備える
ものである、請求項18に記載の血液透析セット。 - 【請求項20】レザーバ・チャンバーの前記第1及び第
2のポートが、前記血液チャンバー内において実質的に
同じ長手方向位置において内向きに終止するものであ
る、請求項19に記載の血液透析セット。 - 【請求項21】前記平たいプラスチックチューブが、前
記レザーバ・チャンバーと直接に連通した少なくとも4
つの個別の導管を備えるものである、請求項20に記載
の血液透析セット。 - 【請求項22】前記第1及び第2のポートが中央の隔壁
によって分離されており、前記隔壁が、前記ポートの一
方から入る流れが前記ポートの他方から離れるように側
方へ向かわせるために横向きの角度を備え、それによっ
て前記ポートの一方を通って入る気泡が、直ちに捕捉さ
れて前記ポートの他方を通って該チャンバーから吸い出
されることが起こりにくいものである、請求項6に記載
の血液透析セット。 - 【請求項23】一対の間隔を空けたレザーバ・チャンバ
ーと、第1のポートを通じて各レザーバ・チャンバーの
第1の末端とそれぞれ連通した前記チャンバーの各々の
第1の導管とを備えた、シールされた、平たいプラスチ
ックチューブを含んでなる血液透析セットのための血液
チャンバーであって、前記第1の導管の各々が、前記レ
ザーバ・チャンバーの第1の末端の反対側の各レザーバ
・チャンバー末端に隣接した血液透析セットチューブと
連通するために、実質的に前記レザーバ・チャンバーの
長さに沿って側方位置にこれと間隔を空けて延び、前記
シールされた平たいプラスチックチューブがまた、一対
の第2のポートを備え、第2のポートの各々が該レザー
バ・チャンバーの1つとそれぞれ連通しているものであ
る血液チャンバー。 - 【請求項24】前記平たいプラスチックチューブがま
た、前記レザーバ・チャンバーに沿ってこれに間隔を空
けて延びる第2の導管をも備え、前記第2の導管が、前
記血液ポートの1つを通じて前記レザーバ・チャンバー
の1つと連通しているものである、請求項23に記載の
血液チャンバー。 - 【請求項25】前記レザーバ・チャンバー及び前記第1
の導管が、単一の、一体の、平たいプラスチックパリソ
ンによって形成されているものである、請求項23に記
載の血液チャンバー。 - 【請求項26】可撓性チューブ及び該チューブを圧潰す
るためのローラーを備えたローラーポンプの両側の動脈
血液チャンバー及び静脈血液チャンバーと、前記ポンプ
チューブ並びに透析装置を備えた動脈及び静脈透析セッ
トと連通するチューブとを備えた、血液透析装置におけ
る血液透析セット手段であって、改良点が、前記血液チ
ャンバーの1つが第1のポートを通じて前記ポンプチュ
ーブと連通しており、該ポンプチューブが、応力の作用
しない形状において通常は真直ぐであるがローラーポン
プの溝に取り付けられることによって上向きのU字形の
形状をとるものである圧潰可能な可撓性チューブよりな
り、それによって該ローラーポンプチューブが容易にプ
ライミングできるものである血液透析セット。 - 【請求項27】前記チャンバーが前記ローラーポンプチ
ューブの1つと直接に連通しており、該チャンバーが、
該血液チャンバーの同じ末端から一般的に長手方向を向
いた血液入口及び血液出口を備えるものである、請求項
26に記載の血液透析セット。 - 【請求項28】前記血液チャンバーが該チャンバーの血
液入口及び血液出口の1つと連通した少なくとも1の導
管を備え、前記導管が、前記血液入口及び血液出口と反
対側の血液チャンバー末端に隣接した血液透析セットチ
ューブと連結するために、前実質的に前記血液チャンバ
ーの長さに沿って側方位置にこれと間隔を空けて延びる
ものである、請求項27に記載の血液透析セット。
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