JPH066295U - マンホールの取付構造 - Google Patents

マンホールの取付構造

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JPH066295U
JPH066295U JP4567992U JP4567992U JPH066295U JP H066295 U JPH066295 U JP H066295U JP 4567992 U JP4567992 U JP 4567992U JP 4567992 U JP4567992 U JP 4567992U JP H066295 U JPH066295 U JP H066295U
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JP
Japan
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manhole
container
wall
nozzle
mounting plate
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Application number
JP4567992U
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English (en)
Inventor
桂司 平野
Original Assignee
日立造船株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 容器の壁体1にマンホール2を取り付ける際
に、壁体2の内側に凹んだ取付板体3を介して取り付け
るとともに、この取付板体3に開口接続されたマンホー
ルノズル4に着脱自在に設けられるマンホールカバー6
の外面が壁体1の外面と同一面となるように取り付けた
ものである。 【効果】 容器に設けられるマンホールの外面を、容器
本体部である壁体の外面とほぼ同一面となるようにした
ので、容器に保温材を施工する場合、容器の壁体側と同
様の保温材を施工できる。すなわち、マンホール部分に
おいても充分な保温を行うことができるので、マンホー
ル部分での温度の低下を防止して、マンホール部分での
低温腐食の発生を防止し得る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プラント設備などにおける塔、槽類などの容器に設けられるマンホ ールの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常、プラント設備などにおける塔、槽類などの容器には、マンホールが設け られており、従来、この種のマンホールは、容器の壁体から外方に突出して設け られている。
【0003】 すなわち、図4に示すように、容器の壁体51にマンホールノズル52が突出 して設けられるとともに、このマンホールノズル52の先端部にノズルフランジ 53が固着され、そしてこのノズルフランジ53にマンホールカバー54が支持 軸体(図示せず)を介して揺動自在に支持されており、またマンホールカバー5 4はボルト55を介してノズルフランジ53に固定されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の構成によると、容器の外壁に保温材を施工する場合、マン ホールの部分についても保温材が施工されるが、マンホール全体が容器の壁体5 1から突出して設けられているため、容器の本体部である壁体51側と同様の充 分な保温をすることができない場合があり、したがってマンホール付近での温度 が低下して、内部に腐食性ガス(例えば、HCl、SO3 など)を含んでいる場 合には、低温腐食が発生するという問題があった。
【0005】 そこで、本考案は上記問題を解消し得るマンホールの取付構造を提供すること を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するため、本考案のマンホールの取付構造は、容器の壁体にマ ンホールを取り付ける際に、壁体の内側に凹んだ取付板体を介して取り付けると ともに、この取付板体に開口接続されたマンホールノズルに着脱自在に設けられ るマンホールカバーの外面が壁体の外面とほぼ同一面となるように取り付けたも のである。
【0007】
【作用】
上記の構成によると、容器に設けられるマンホールの外面が、容器本体部であ る壁体の外面とほぼ同一面となるようにされているので、容器に保温材を施工す る場合、容器の壁体側と同様の保温材を施工できる。すなわち、マンホール部分 においても充分な保温を行うことができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1および図2に基づき説明する。 図1および図2において、1は塔、槽類などの容器の本体部である壁体で、マ ンホール2の取付位置に所定の大きさの開口部1aが形成されている。
【0009】 この開口部1a周囲には、壁体1の内側に凹むようにされた凹状の取付板体3 が固着され、またこの取付板体3の中央部には、マンホールノズル4が貫通して 設けられるとともに、このマンホールノズル4の外端面にはノズルフランジ5が 固着されている。
【0010】 そして、上記マンホールノズル4側には、上記ノズルフランジ5に当接して、 マンホールノズル4の開口部4aを開閉自在なマンホールカバー6が支持軸体7 を介して揺動自在に支持されており、またこのマンホールノズル4はボルト8を 介してノズルフランジ5側に固定される。
【0011】 そして、さらに上記マンホールノズル4の突出高さは、そのマンホールカバー 6がマンホールノズル4の開口部4aを塞いだ状態において、マンホールカバー 6の外面が、容器の壁体1外面から突出しないような高さ、例えば同一面となる ような高さにされている。
【0012】 また、上記取付板体3の凹状部3aの上部内側表面3bは、粒状物が堆積しな いように、粒子の安息角以上の傾斜を有するようにされている。例えば、椀状に 膨らまされている。
【0013】 したがって、上記マンホール2の取付構造において、マンホール2の最外面で あるマンホールカバー6の外面が容器の壁体1の外面と同一面となるようにされ ているため、容器に保温材(図示せず)を施工する場合、容器の壁体1側と同様 の保温材を施工できる。すなわち、マンホール2部分においても充分な保温を行 うことができるので、マンホール2部分での温度の低下を防止して、マンホール 部分での低温腐食の発生を防止し得る。
【0014】 ところで、上記実施例においては、取付板体3の上部内側表面3bを椀状に膨 らませたものについて説明したが、図3に示すように、単に、取付板体3の上部 内側表面3bを安息角以上の角度でもって傾斜させるようにしてもよい。
【0015】
【考案の効果】
以上のように本考案の構成によると、容器に設けられるマンホールの外面を、 容器本体部である壁体の外面とほぼ同一面となるようにしたので、容器に保温材 を施工する場合、容器の壁体側と同様の保温材を施工できる。すなわち、マンホ ール部分においても充分な保温を行うことができるので、マンホール部分での温 度の低下を防止して、マンホール部分での低温腐食の発生を防止し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるマンホールの取付構
造を示す断面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】本考案のマンホールの取付構造の変形例を示す
断面図である。
【図4】従来例におけるマンホールの取付構造を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 壁体 1a 開口部 2 マンホール 3 取付板体 3a 凹状部 4 マンホールノズル 5 ノズルフランジ 6 マンホールカバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器の壁体にマンホールを取り付ける際
    に、壁体の内側に凹んだ取付板体を介して取り付けると
    ともに、この取付板体に開口接続されたマンホールノズ
    ルに着脱自在に設けられるマンホールカバーの外面が壁
    体の外面とほぼ同一面となるように取り付けたことを特
    徴とするマンホールの取付構造。
JP4567992U 1992-07-01 1992-07-01 マンホールの取付構造 Pending JPH066295U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7384607B2 (en) 2001-12-06 2008-06-10 Mitsubishi Chemical Corporation Oxidation reactor, process for producing (meth)acrylic acids, and method for analyzing easily-polymerizable compounds

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7384607B2 (en) 2001-12-06 2008-06-10 Mitsubishi Chemical Corporation Oxidation reactor, process for producing (meth)acrylic acids, and method for analyzing easily-polymerizable compounds
US7388108B2 (en) 2001-12-06 2008-06-17 Mitsubishi Chemical Corporation Oxidation reactor, process for producing (meth)acrylic acids, and method for analyzing easily-polymerizable compounds

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