JPH066258A - 周波数シンセサイザ装置 - Google Patents
周波数シンセサイザ装置Info
- Publication number
- JPH066258A JPH066258A JP4162457A JP16245792A JPH066258A JP H066258 A JPH066258 A JP H066258A JP 4162457 A JP4162457 A JP 4162457A JP 16245792 A JP16245792 A JP 16245792A JP H066258 A JPH066258 A JP H066258A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- frequency synthesizer
- output
- slot
- switching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Transceivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＴＤＭＡ方式の特徴を充分に活用できる優れ
た周波数シンセサイザ装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 高速周波数切替えの可能な周波数シンセサイ
ザ１と、受信スロット又は送信スロットの信号に応じ
て、前記周波数シンセサイザからの出力信号を受信部又
は送信部に切替えて供給する、高速切替え可能な高周波
スイッチ２とを備えた構成となっている。
た周波数シンセサイザ装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 高速周波数切替えの可能な周波数シンセサイ
ザ１と、受信スロット又は送信スロットの信号に応じ
て、前記周波数シンセサイザからの出力信号を受信部又
は送信部に切替えて供給する、高速切替え可能な高周波
スイッチ２とを備えた構成となっている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、受信スロットと送信ス
ロットが、時間軸上で異なるタイミングの通信を行う、
ＴＤＭＡ（時分割多重伝送）方式の通信に使用する周波
数シンセサイザ装置に関するものである。
ロットが、時間軸上で異なるタイミングの通信を行う、
ＴＤＭＡ（時分割多重伝送）方式の通信に使用する周波
数シンセサイザ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５に従来の周波数シンセサイザ装置の
構成を示す。図５において、１は高速切替え可能な周波
数シンセサイザであり、受信部と送信部に、周波数シン
セサイザの出力が、常に同じタイミングで供給されるの
で、受信スロットと送信スロットとを切り換えることが
できる。
構成を示す。図５において、１は高速切替え可能な周波
数シンセサイザであり、受信部と送信部に、周波数シン
セサイザの出力が、常に同じタイミングで供給されるの
で、受信スロットと送信スロットとを切り換えることが
できる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の周波数シンセサイザ装置においては、その出力が常に
同じタイミングで受信部と送信部に供給されるため、そ
のタイミングで受信部の回路と送信部の回路とが交互に
オンオフされて、負荷変動が生じるという問題があっ
た。
の周波数シンセサイザ装置においては、その出力が常に
同じタイミングで受信部と送信部に供給されるため、そ
のタイミングで受信部の回路と送信部の回路とが交互に
オンオフされて、負荷変動が生じるという問題があっ
た。
【０００４】また、送信スロット以外のタイミング時に
も、送信部に周波数シンセサイザの出力が供給されてい
るため、キャリアオフ時の漏洩電力に対して、余裕が少
なくなるという問題があった。
も、送信部に周波数シンセサイザの出力が供給されてい
るため、キャリアオフ時の漏洩電力に対して、余裕が少
なくなるという問題があった。
【０００５】本発明は上記従来の問題を解決するもので
あり、ＴＤＭＡ方式の特徴を充分に活用できる優れた周
波数シンセサイザ装置を提供することを目的とする。
あり、ＴＤＭＡ方式の特徴を充分に活用できる優れた周
波数シンセサイザ装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、高速周波数切替えの可能な周波数シンセサ
イザと、受信スロット又は送信スロットの信号に応じて
前記周波数シンセサイザからの出力信号を受信部又は送
信部に切替えて供給する高速切替え可能な高周波スイッ
チとを備えた構成となっている。
するために、高速周波数切替えの可能な周波数シンセサ
イザと、受信スロット又は送信スロットの信号に応じて
前記周波数シンセサイザからの出力信号を受信部又は送
信部に切替えて供給する高速切替え可能な高周波スイッ
チとを備えた構成となっている。
【０００７】
【作用】したがって、本発明によれば、受信スロットと
送信スロットのタイミングを利用して、周波数シンセサ
イザの出力を高周波スイッチにより切替えて、周波数シ
ンセサイザの出力の分配損失を低減でき、低消費電力を
可能にできるとともに、キャリアオフ時の漏洩電力に対
しても、送信スロットオフ時に高周波スイッチのアイソ
レーションにより、周波数シンセサイザの出力を減少す
ることで余裕をもつことができる。
送信スロットのタイミングを利用して、周波数シンセサ
イザの出力を高周波スイッチにより切替えて、周波数シ
ンセサイザの出力の分配損失を低減でき、低消費電力を
可能にできるとともに、キャリアオフ時の漏洩電力に対
しても、送信スロットオフ時に高周波スイッチのアイソ
レーションにより、周波数シンセサイザの出力を減少す
ることで余裕をもつことができる。
【０００８】
【実施例】図１は本発明の実施例の構成を示す概略ブロ
ック図であり、１は高速周波数切替え可能な周波数シン
セサイザであり、２は周波数シンセサイザ１の出力を、
受信部又は送信部に切り替えて供給する高速切替え可能
な高周波スイッチである。この高周波スイッチ２は、受
信スロット及び送信スロットのタイミングスロット信号
により高速で切替えられる。図１の構成により明らかな
ように、周波数シンセサイザ１の出力は、タイミングス
ロット信号に応じて、受信部及び送信部のどちらか一方
に、高速で切り替えられて供給される。したがって、ス
イッチングによる負荷変動を解消すると共に、キャリア
オフ時の漏洩電力に対して余裕をもつことができる。
ック図であり、１は高速周波数切替え可能な周波数シン
セサイザであり、２は周波数シンセサイザ１の出力を、
受信部又は送信部に切り替えて供給する高速切替え可能
な高周波スイッチである。この高周波スイッチ２は、受
信スロット及び送信スロットのタイミングスロット信号
により高速で切替えられる。図１の構成により明らかな
ように、周波数シンセサイザ１の出力は、タイミングス
ロット信号に応じて、受信部及び送信部のどちらか一方
に、高速で切り替えられて供給される。したがって、ス
イッチングによる負荷変動を解消すると共に、キャリア
オフ時の漏洩電力に対して余裕をもつことができる。
【０００９】図２は本発明の周波数シンセサイザ装置１
００を用いたＴＤＭＡ方式のシステム構成を示すブロッ
ク図である。図２において、３ないし１１の符号で示す
ブロックはダブルスーパーヘテロダイン方式の受信部を
構成している。受信入力端子ＲＸから入力される受信信
号は、フィルタ３によりノイズ成分が除去され、増幅器
４で増幅される。増幅された受信信号は、ミキサ５の一
方の入力に供給される。受信タイミングのときは、ミキ
サ５の他方の入力には、第１局発としての周波数シンセ
サイザ装置１００からの出力信号が、フィルタ９及び増
幅器１０を経て供給される。ミキサ５において、これら
２つの信号が混合され第１中間周波信号が出力される。
第１中間周波信号はそのノイズ成分がフィルタ６で除去
されて、増幅器７で増幅された後ミキサ８の一方の入力
に供給される。ミキサ８の他方に入力には、第２局発と
しての局部発振器（ＯＳＣ）１１から、その出力信号が
供給されて混合され、第２中間周波信号が出力される。
００を用いたＴＤＭＡ方式のシステム構成を示すブロッ
ク図である。図２において、３ないし１１の符号で示す
ブロックはダブルスーパーヘテロダイン方式の受信部を
構成している。受信入力端子ＲＸから入力される受信信
号は、フィルタ３によりノイズ成分が除去され、増幅器
４で増幅される。増幅された受信信号は、ミキサ５の一
方の入力に供給される。受信タイミングのときは、ミキ
サ５の他方の入力には、第１局発としての周波数シンセ
サイザ装置１００からの出力信号が、フィルタ９及び増
幅器１０を経て供給される。ミキサ５において、これら
２つの信号が混合され第１中間周波信号が出力される。
第１中間周波信号はそのノイズ成分がフィルタ６で除去
されて、増幅器７で増幅された後ミキサ８の一方の入力
に供給される。ミキサ８の他方に入力には、第２局発と
しての局部発振器（ＯＳＣ）１１から、その出力信号が
供給されて混合され、第２中間周波信号が出力される。
【００１０】図２において、１２ないし１６の符号で示
すブロックは送信部を構成している。送信スロットの送
信タイミングにおいては、高周波スイッチ２は送信側に
接続されるので、周波数シンセサイザ装置１の出力は、
直交変調器１２に供給されて変調信号が生成される。変
調信号は、３段の増幅器１３、１４及び１５で増幅され
た後、フィルタ１６で不要成分が除去されて、送信出力
端子ＴＸから出力される。
すブロックは送信部を構成している。送信スロットの送
信タイミングにおいては、高周波スイッチ２は送信側に
接続されるので、周波数シンセサイザ装置１の出力は、
直交変調器１２に供給されて変調信号が生成される。変
調信号は、３段の増幅器１３、１４及び１５で増幅され
た後、フィルタ１６で不要成分が除去されて、送信出力
端子ＴＸから出力される。
【００１１】図３は本発明の高周波スイッチを実現する
ために、高速切替用高周波スイッチＩＣ１７を使用した
例である。このスイッチＩＣ１７は、１つの入力ポート
と２つの出力ポート、及び外部負荷の端子を備えた構造
となっている。したがって、入力ポートに周波数シンセ
サイザ装置１の出力を供給し、２つの出力ポートをそれ
ぞれ受信部及び送信部に接続して、高速スイッチングを
行う。また、抵抗及びコンデンサで構成される疑似負荷
１８を接続して、受信部及び送信部へのノイズの影響を
除去することができる。
ために、高速切替用高周波スイッチＩＣ１７を使用した
例である。このスイッチＩＣ１７は、１つの入力ポート
と２つの出力ポート、及び外部負荷の端子を備えた構造
となっている。したがって、入力ポートに周波数シンセ
サイザ装置１の出力を供給し、２つの出力ポートをそれ
ぞれ受信部及び送信部に接続して、高速スイッチングを
行う。また、抵抗及びコンデンサで構成される疑似負荷
１８を接続して、受信部及び送信部へのノイズの影響を
除去することができる。
【００１２】図４はダイオードを使用した高速切替え可
能な高周波スイッチを示す回路図である。図４の回路の
スイッチ端子に受信スロットと送信スロットのスイッチ
ング信号を供給して、高速切替が可能となる。
能な高周波スイッチを示す回路図である。図４の回路の
スイッチ端子に受信スロットと送信スロットのスイッチ
ング信号を供給して、高速切替が可能となる。
【００１３】
【発明の効果】本発明は上記実施例から明らかなよう
に、以下に示す効果を有する。 （１）周波数シンセサイザの出力を切替えて、受信部又
は送信部の一方のみに出力するので、低消費電力にでき
る。 （２）送信スロット以外は、送信部に周波数シンセサイ
ザの出力が供給されないので、キャリアオフ時の漏洩電
力に対して有利である。 （３）受信スロットと送信スロットのタイミングで、周
波数シンセサイザを同期して切替えているので、常に動
作しているスロット側が負荷になるのでインピーダンス
整合がとりやすくなる。
に、以下に示す効果を有する。 （１）周波数シンセサイザの出力を切替えて、受信部又
は送信部の一方のみに出力するので、低消費電力にでき
る。 （２）送信スロット以外は、送信部に周波数シンセサイ
ザの出力が供給されないので、キャリアオフ時の漏洩電
力に対して有利である。 （３）受信スロットと送信スロットのタイミングで、周
波数シンセサイザを同期して切替えているので、常に動
作しているスロット側が負荷になるのでインピーダンス
整合がとりやすくなる。
【図１】本発明による周波数シンセサイザ装置の概略ブ
ロック図
ロック図
【図２】本発明の周波数シンセサイザ装置を用いたＴＤ
ＭＡシステムのブロック図
ＭＡシステムのブロック図
【図３】高速切替用高周波スイッチＩＣを使用した高周
波スイッチの回路図
波スイッチの回路図
【図４】ダイオードを使用した高周波スイッチの回路図
【図５】従来の周波数シンセサイザ装置の概略ブロック
図
図
１ 周波数シンセサイザ ２ 高周波スイッチ ３、６、９、１６ フィルタ ４、７、１０、１３、１４、１５ 増幅器 ５、８ ミキサ １１ 局部発振器 １２ 直交変調器
Claims (1)
- 【請求項１】 高速周波数切替えの可能な周波数シンセ
サイザと、受信スロット又は送信スロットの信号に応じ
て前記周波数シンセサイザからの出力信号を受信部又は
送信部に切替えて供給する高速切替え可能な高周波スイ
ッチとを備えた周波数シンセサイザ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4162457A JPH066258A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 周波数シンセサイザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4162457A JPH066258A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 周波数シンセサイザ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH066258A true JPH066258A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=15754980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4162457A Pending JPH066258A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 周波数シンセサイザ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH066258A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011104603A1 (ja) * | 2010-02-23 | 2011-09-01 | パナソニック電工株式会社 | 無線送受信器、無線通信装置及び無線通信システム |
| JP2011250122A (ja) * | 2010-05-26 | 2011-12-08 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 無線送受信器 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6278925A (ja) * | 1985-10-01 | 1987-04-11 | Nec Corp | デ−タ通信方式 |
| JPH05191315A (ja) * | 1992-01-16 | 1993-07-30 | Hitachi Denshi Ltd | 無線機 |
-
1992
- 1992-06-22 JP JP4162457A patent/JPH066258A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6278925A (ja) * | 1985-10-01 | 1987-04-11 | Nec Corp | デ−タ通信方式 |
| JPH05191315A (ja) * | 1992-01-16 | 1993-07-30 | Hitachi Denshi Ltd | 無線機 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011104603A1 (ja) * | 2010-02-23 | 2011-09-01 | パナソニック電工株式会社 | 無線送受信器、無線通信装置及び無線通信システム |
| CN102771166A (zh) * | 2010-02-23 | 2012-11-07 | 松下电器产业株式会社 | 无线收发器、无线通信装置以及无线通信系统 |
| US9014240B2 (en) | 2010-02-23 | 2015-04-21 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Wireless transmitter/receiver, wireless communication device, and wireless communication system |
| CN102771166B (zh) * | 2010-02-23 | 2015-07-08 | 松下电器产业株式会社 | 无线收发器、无线通信装置以及无线通信系统 |
| JP2011250122A (ja) * | 2010-05-26 | 2011-12-08 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 無線送受信器 |
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