JPH0662432A - Ad変換装置 - Google Patents

Ad変換装置

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Publication number
JPH0662432A
JPH0662432A JP4214849A JP21484992A JPH0662432A JP H0662432 A JPH0662432 A JP H0662432A JP 4214849 A JP4214849 A JP 4214849A JP 21484992 A JP21484992 A JP 21484992A JP H0662432 A JPH0662432 A JP H0662432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
signals
converter
band
chroma
Prior art date
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Pending
Application number
JP4214849A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Fujita
正明 藤田
Naoji Okumura
直司 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4214849A priority Critical patent/JPH0662432A/ja
Publication of JPH0662432A publication Critical patent/JPH0662432A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Color Television Systems (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 分離された輝度信号・クロマ信号を処理する
デジタルTVにおいて、帯域を分離して後合成すること
によって、単一のAD変換器での処理を可能にする。 【構成】 分離された輝度信号・クロマ信号に対し、輝
度信号についてはローパスフィルタ・クロマ信号に対し
てはハイパスフィルタを通過させた後加算する回路を備
える。 【効果】 従来2つのAD変換器が必要であった構成
が、単一のAD変換器で処理できる効果を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、AD変換装置におい
て、映像信号のうち輝度信号とクロマ信号に分離された
2信号をAD変換するAD変換装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年テレビジョン受像機はデジタル化さ
れ、様々な信号処理や加工がデジタルで実現されるよう
になって来ている。(図4)を用いて、従来のデジタル
テレビジョン受像機を説明する。
【0003】(図4)において、1は入力される複合映
像信号12と輝度信号13を切り換える切換回路、2は
切換えられた複合映像信号12もしくは輝度信号13を
AD変換するAD変換器、3は複合映像信号から輝度信
号15とクロマ信号16を分離するYC分離回路、4は
輝度信号を処理する輝度処理回路、5は入力されるクロ
マ信号14をADするAD変換器、25はクロマ信号1
6とADされたクロマ信号26を切換える切換回路、6
は切換えられたクロマ信号27を色差信号17、18に
復調するクロマ復調回路、7は復調された色差信号1
7、18を処理する色処理回路、8は輝度信号19と処
理された色差信号20、21からRGB信号をつくるマ
トリクス回路、9・10・11はアナログRGB信号2
2・23・24を得るDA変換器である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では(図4)13と14のように、輝度信号
とクロマ信号が分離された信号入力に対しては、(図
4)の2、5に示すように2個の独立したAD変換器が
必要になるという問題点がある。
【0005】本発明は上記問題点を鑑み、単一のAD変
換器によって輝度信号とクロマ信号が分離された2信号
をAD変換する回路を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のAD変換装置は、AD変換器と、第一のカ
ットオフ周波数を持つローパスフィルタと、第2のカッ
トオフ周波数を持つハイパスフィルタと、2つのアナロ
グ信号を加算する加算器から構成されている。
【0007】
【作用】この構成によって、本発明は輝度信号とクロマ
信号が分離された信号を周波数分離して加算することに
よって、あたかも複合映像信号として単一のAD変換器
で信号処理することができるものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例のAD変換装置を
(図1)を用いて説明する。
【0009】(図1)は、本発明のAD変換装置の構成
を示すブロック図である。(図1)において、1〜24
まで(図3)と同一の番号を付与したものは同じ機能お
よび信号であり説明を省略する。
【0010】(図1)において、30はローパスフィル
タ、31はハイパスフィルタ、32は輝度信号13の低
域成分の信号、33はクロマ信号14の高域成分の信
号、34は信号32および33を加算する加算回路、3
5は周波数分離され加算された複合映像信号である。
【0011】以上のように構成されたAD変換装置につ
いて、以下(図2)を用いてその動作について説明す
る。
【0012】(図2)Aに示すように輝度信号13は、
カットオフ周波数fyを有する信号。また(図2)Bに
示すようにクロマ信号14は、中心周波数fcで位相変
調された帯域fwを有する信号である。ここでfsはA
Dのサンプリング周波数である。
【0013】普通映像信号では帯域が制限されているた
め、これら2つの輝度信号とクロマ信号は(図2)Cの
ように多重されており、この結果これら2つの信号間で
クロストークを発生し、(図1)3でYC分離する際に
このクロストークが除去しきれずに、クロスカラー・ク
ロスルミナンスとして画像に妨害を与えることになる。
このクロストークを防ぐために、(図2)A・Bに示す
ような輝度信号とクロマ信号を分離した信号入力が用い
られ、それぞれ個別に信号処理を行っている。しかしな
がら、このため2つの独立したAD変換器が必要とな
る。
【0014】一方、ピクチャー・イン・ピクチャー(親
子画面)などの映像信号処理では、信号を圧縮して表示
するために、等価的に入力信号の帯域がその圧縮比率に
応じて狭くなる。簡単な例を(図3)に示す。
【0015】(図3)Aに示されるような映像信号が、
ピクチャー・イン・ピクチャー処理で圧縮されるとき、
その圧縮比率をN=R/Sとすると、(図3)Bの様に
元の信号Pと圧縮された信号Qのように表示される。そ
の信号の内 X−X’に示される水平期間の信号成分は
(図3)Cの様に表せられ、信号Qはあたかも帯域が圧
縮比率分増加したような信号で表現される。
【0016】したがって、AD変換器のサンプリング周
波数がfsで制限されているとき、輝度信号の帯域をf
yとすると、圧縮比率がNであれば、表示される圧縮信
号はその入力信号の帯域に換算すると、最大 fs/N
しか表現できないことになる。
【0017】具体的な数字を例にとると、fs=14M
HZのとき、輝度信号の帯域fyは、最大fs/2=7
MHZまでとなる。この帯域は通常の放送波による映像
信号に対しては充分である。また、ピクチャー・イン・
ピクチャー処理では、信号を圧縮して表示するために、
映像信号の帯域は圧縮比率を1/3とすると、圧縮され
た信号は最大 (fs/2)/3=2.3MHZ の帯
域しか表示されない。
【0018】このことから、(図2)Dのように輝度信
号をカットオフ周波数 fs/Nのローパスフィルタを
通し、またクロマ信号をカットオフ周波数 fs/N
のハイパスフィルタを通した後加算することによって、
2つの信号をクロストークの無い状態で加算することが
出来る。
【0019】また、カットオフ周波数 fs/N につ
いてfsを14MHZとするとき、輝度信号の帯域は圧
縮信号としては充分得られることになる。
【0020】この結果、(図1)3のYC分離回路で
は、クロストークを発生することなく輝度信号15とク
ロマ信号16を分離することができ、しかも圧縮信号と
して十分な輝度信号帯域を保持することができる。
【0021】
【発明の効果】以上にように本発明は、フィルタ回路3
0おおび31と加算回路34を用いることによって輝度
信号とクロマ信号を帯域分離して1つの信号に重畳で
き、1つのAD変換器で実現できることになるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における、AD変換装置を示
すブロック図
【図2】同AD変換装置の動作を説明するための波形図
【図3】同AD変換装置の圧縮信号の特性を説明するた
めの波形図
【図4】従来例のAD変換装置を示すブロック図
【符号の説明】
1、25 切換回路 2 AD変換器 3 YC分離回路 4 輝度信号処理回路 5 AD変換器 6 色復調回路 7 色信号処理回路 8 マトリクス回路 9、10、11 DA変換器 12、35 複合映像信号 13、15、19、32 輝度信号 14、16 26、27、33 クロマ信号 17、18、20、21 色差信号 22、23、24 RGB信号 30 ローパスフィルタ 31 ハイパスフィルタ 34 加算器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 AD変換器と、第一のカットオフ周波数
    を持つローパスフィルタと、第2のカットオフ周波数を
    持つハイパスフィルタと、2つのアナログ信号を加算す
    る加算器を備え、第1の信号を前記ローパスフィルタに
    入力し、第2の信号を前記ハイパスフィルタに入力し、
    前記ローパスフィルタの出力と、前記ハイパスフィルタ
    の出力がそれぞれ、前記加算器の入力に加えられ、加算
    器の出力が前記AD変換器に接続されることを特徴とす
    るAD変換装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の信号が映像信号の輝度信号成
    分であり、前記第2の信号が映像信号のクロマ信号であ
    り、前記第一のカットオフ周波数と前記第2のカットオ
    フ周波数が、前記第1と第2の信号のクロストークが抑
    圧されるように設定された、請求項1記載のAD変換装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1の信号と第2の信号が、圧縮処
    理されることを前提とした、請求項1および請求項2に
    記載されたAD変換装置。
JP4214849A 1992-08-12 1992-08-12 Ad変換装置 Pending JPH0662432A (ja)

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JP4214849A JPH0662432A (ja) 1992-08-12 1992-08-12 Ad変換装置

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JP4214849A JPH0662432A (ja) 1992-08-12 1992-08-12 Ad変換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0662432A true JPH0662432A (ja) 1994-03-04

Family

ID=16662567

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JP4214849A Pending JPH0662432A (ja) 1992-08-12 1992-08-12 Ad変換装置

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JP (1) JPH0662432A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016036575A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 ホーチキ株式会社 ガス系消火設備

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016036575A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 ホーチキ株式会社 ガス系消火設備

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