JPH0662418A - ビデオ表示偏向装置 - Google Patents

ビデオ表示偏向装置

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JPH0662418A
JPH0662418A JP5100448A JP10044893A JPH0662418A JP H0662418 A JPH0662418 A JP H0662418A JP 5100448 A JP5100448 A JP 5100448A JP 10044893 A JP10044893 A JP 10044893A JP H0662418 A JPH0662418 A JP H0662418A
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N9/16Picture reproducers using cathode ray tubes
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N3/00Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
    • H04N3/10Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
    • H04N3/16Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
    • H04N3/22Circuits for controlling dimensions, shape or centering of picture on screen
    • H04N3/23Distortion correction, e.g. for pincushion distortion correction, S-correction
    • H04N3/233Distortion correction, e.g. for pincushion distortion correction, S-correction using active elements

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  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 補助偏向コイルに電流を生成して、ビームラ
ンディング位置エラーを補正する。 【構成】 水平周波数放物線波発生器(60)が水平周
波数のリセットパルスに応答して水平リトレース付近に
パルスを含む水平周波数放物線電圧を生成する。この放
物線波電圧は陰極線管に取り付けられた補助コイルに結
合されて、垂直集中エラー補正電流を生成する。パルス
は、補助コイルを駆動する増幅器における遅い応答時間
を補償する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、陰極線管(CRT)
におけるビームランディング位置のエラーを補正する補
正装置に関するものである。
【0002】
【発明の背景】従来の幾つかの投写型テレビジョン受像
機においては、例えば、垂直集中エラーを補正するため
に、水平周波数放物線信号のような補正信号を生成し
て、これを増幅器を介して、ビームランディング位置エ
ラー補正装置の垂直集中補助コイルのような補助コイル
に供給する。水平フライバックパルスの前縁部と後縁部
に一致するタイミングを有するリセットパルスにより制
御される能動積分器とランプ発生器とを含む、このよう
な放物線波発生器が、ファンスラ(Fernsler)
氏他に付与された米国特許第5034664号「補助リ
セット機能を有する放物線波発生器(Parabola
Generators With Auxiliar
y Reset Function)」に開示されてい
る。リセットパルスは、能動積分器回路に接続されたラ
ンプ発生器即ち鋸歯状波発生器のキャパシタを放電する
ことによって、水平周波数放物線波発生器をリセットす
る。この水平周波数放物線波発生器は水平走査周波数の
ランプ信号を積分することにより水平周波数放物線波を
生成する。
【0003】水平リトレースの端部付近では、補助コイ
ルの電流の勾配が、その方向即ち符号を変える。水平ト
レースの終端部分及び次の水平周期の水平トレース開始
部分の各期間に、補助コイルの電流の変化率即ち勾配
は、一般的に最大の大きさとなる。
【0004】順次走査型テレビジョン受像機において
は、水平走査周波数が高く、例えば2×fH (fH は約
16KHZ )である。2×fH システムにおいて補助コイ
ルを駆動する増幅器の放物線信号に関する応答時間が、
不十分或いは制限されていると、水平走査周波数がfH
である受像機の場合よりも、重大な影響を与える。水平
トレースの開始及び終了時の各期間に、補助コイルを流
れる電流の所要勾配を得るため、増幅器の不十分な応答
時間を補償することが望ましい。
【0005】
【発明の概要】この発明の一態様を実施したビデオ表示
装置は、排気されたガラス外囲器を有する陰極線管を含
んでいる。表示スクリーンが外囲器の一方の端部に配置
され、電子銃構体が外囲器の第2の端部に配置されてい
る。電子銃構体が、スクリーン上の電子ビームランディ
ング位置にラスタを描く電子ビームを生成する。主水平
偏向巻線と主垂直偏向巻線が陰極線管のネックに配置さ
れている。水平偏向巻線に水平偏向電流が生成され、垂
直偏向巻線に垂直偏向電流が生成されて、電子ビームラ
ンディング位置を変えるように変化する主偏向磁界を電
子ビームの径路中に発生させる。偏向電流の一方に同期
した放物線信号が、放物線信号発生器に生成される。こ
の放物線信号は、上記一方の偏向電流のリトレース期間
付近にパルス部分を含んでいる。出力放物線信号に応答
する増幅器が、ビーム径路中に第2の磁界を発生させる
電流を補助偏向コイルに生成する。この第2の磁界の波
形は、ビームランディング位置の変化に従って変化し
て、電子ビームランディングエラーを補正する。
【0006】上記一方の偏向電流のトレース期間の終端
及び開始部分で、上記パルス部分が増幅器の応答を制御
する。このパルス部分は、トレース期間の終端及び開始
の各部分の期間中に必要とされる十分な勾配を、補助コ
イルに流れる電流に与える。
【0007】この発明の一つの特徴を具備するビデオ表
示偏向装置は陰極線管を含んでいる。主水平偏向巻線及
び主垂直偏向巻線が陰極線管のネックに配置されてい
る。信号発生器が、偏向電流に同期した第1の放物線信
号及び第1の鋸歯状波信号のうちの一方を生成する。第
1のパルス信号が、この一方の信号のピーク振幅付近で
生成される。このパルス信号は信号発生器に供給され
て、その振幅に従って上記一方の信号のピーク振幅を制
御する。増幅器が、上記一方の信号に応答し、電流を陰
極線管のネックに配置されたコイルに生成してビームラ
ンディングエラーを補正する。
【0008】
【詳細な説明】図1において、投写型テレビジョン受像
機の陰極線管(CRT)22は電子ビームを生成する。
水平及び垂直偏向コイルにより、電子ビームがCRT2
2のスクリーンをこのビームのランディング位置が垂直
方向に互いに隔った水平線を描くように、走査してラス
タを形成する。水平発振器24が、水平フライバック変
成器X1に接続されたコレクタを有する水平出力トラン
ジスタQ1に接続されている。トランジスタQ1のエミ
ッタはアースされている。トランジスタQ1を周波数2
×fH で切換え、+140ボルトのB+電源から変成器
X1を介してトランジスタQ1を導通させる信号がトラ
ンジスタQ1のベースに供給される。図1に概略図示す
るように、変成器X1は、様々な2次巻線を有してお
り、リトレース期間中に、例えば、フライバックフィラ
メント出力パルスV6を生成する。トランジスタQ1の
コレクタは、ダンパダイオードD1と、リトレースキャ
パシタCR と、各々750μHのインダクタンスを有
し、水平偏向磁界を発生し、反復走査期間中に受像機の
各CRTにおいてビームの走査を行わせる主水平偏向コ
イルL1、L2、L3の並列体とに接続されている。ト
レースキャパシタC1が、この水平偏向コイルの並列体
と直列に接続されている。ランプ水平偏向電流iHによ
って、電子ビームがスクリーンをその一方の側の最大偏
向点から、スクリーン中心の零偏向点を通って、スクリ
ーンの反対側の逆の極性の最大偏向点へと走査する。
【0009】水平偏向コイルL1、L2、L3は、それ
ぞれ投写型テレビジョン受像機の赤用、青用、緑用の各
CRTのためのもので、並列に接続されている。しか
し、水平偏向コイルを1つしか持たないテレビジョン装
置では、1つのコイルしか使用されない。投写型テレビ
ジョン受像機では、別々の水平偏向コイルL1、L2、
L3が各CRTに必要であり、また、図1に示すように
並列に接続することができる。主垂直偏向コイルL4、
L5、L6が、それらのCRTにおける垂直偏向を行
う。
【0010】変成器X2の1次巻線W1に直列に接続さ
れたコイルL1、L2、L3の並列体を流れる主水平偏
向電流iH は、ピーク−ピーク値が約10Aであり、実
質的に水平走査周波数の鋸歯状波電流の形をとる。水平
走査周波数は2×fH 、即ち約31500Hzで、約3
2マイクロ秒の周期を有する。
【0011】変成器X2は、偏向コイルL1、L2、L
3の並列体に直列に接続された1次巻線W1を有する透
磁性のトロイダルコアCOREの形のビード変成器であ
る。変成器X2は、例えば、2次巻線W2を形成する巻
線を備えている。変成器X2のトロイダルコアは、1次
巻線の電流iH が約iH =1Aの時に飽和する。偏向電
流iH の零交差が生じる時点より前の時点から零交差が
起きた後の時点までの、変成器X2中の磁束の変化の結
果として、水平走査即ちトレースの中心で、2次巻線W
2が約7Vの電圧パルスPULSEを生じさせる。
【0012】図1のトロイダル変成器X2の2次巻線W
2に生じたパルスPULSEは、抵抗R1を介してトラ
ンジスタQ2のベースに結合され、ダイオードD4によ
りアースに関して実質的に正にクランプされる。トラン
ジスタQ2のコレクタは、負荷抵抗R2を介して、例え
ば15VDCの直流電圧源に結合されている。トランジ
スタQ2は、そのコレクタに負方向の矩形パルスV2を
生成する。トランジスタQ2のコレクタは、第1の単安
定マルチバイブレータ即ちワンショットマルチバイブレ
ータ(ワンショット)U1の、トリガ用負論理入力CL
1に接続されている。ワンショットマルチバイブレータ
U1は、正方向のパルスV3をそのQ出力に生成する。
【0013】ワンショットマルチバイブレータU1は、
主偏向コイルL1、L2、L3の並列体を流れる電流i
H の零交差に関係するパルスPULSEとリセットパル
スV5の前縁との間の周期の長さを決定する。パルスV
5はパルスV3の立下り部分即ち後縁で生じる。この周
期が、ワンショットマルチバイブレータU1への該当す
る入力と正電圧源+Vの間に結合されているキャパシタ
C2と抵抗R3のR−C時定数により設定される。ワン
ショットマルチバイブレータU1により設定される正確
な周期を調整して、フライバックパルスV6に対するリ
セットパルスV5のタイミングを設定する。
【0014】ワンショットマルチバイブレータU1のQ
出力即ち正向きの出力は、第2のワンショットマルチバ
イブレータU2のトリガを行う負方向の入力CL2に結
合される。ワンショットマルチバイブレータU2は、ワ
ンショットマルチバイブレータU1で生成された遅延パ
ルスV3の後縁でリセットパルスV5を生成する。第2
のワンショットマルチバイブレータU2は、好ましくは
4マイクロ秒の、キャパシタC3と抵抗R4により決ま
る時定数を有する。ワンショットマルチバイブレータU
2の出力は、線50に結合されて線50にパルスV5を
生成する。
【0015】図2は、図1のパルスV5に応答するラン
プ発生部62と、この発明の態様を具備するパルス挿入
部60aを含む放物線波発生部60を示す。図3は、垂
直集中構成201を示す。図1、図2、図3における同
様な符号及び参照番号は同様な素子或いは機能を表す。
【0016】図2の放物線波発生部60には、ランプ発
生部62からのランプ信号HR が交流結合され、このラ
ンプ信号を積分して放物線信号HP を生成する。パルス
V5と放物線信号HP を生成する方法は、特願平4−1
48297号(米国特許出願第701725号に対応)
中に詳細に述べられている。
【0017】この発明の一態様によれば、信号HP はキ
ャパシタ601を介してパルス挿入部60aに交流結合
される。パルス挿入部60aは、抵抗602、抵抗60
4、及び切換型クランプトランジスタQ7を含む回路分
枝を有する。プルアップ抵抗609が、トランジスタQ
7のコレクタに接続されており、トランジスタQ7が非
導通の時にトランジスタQ7のコレクタ電圧を発生させ
る。トランジスタQ7は、水平トレースの終了の前にパ
ルスV5によってターンオンされ、次のサイクルの水平
トレースの開始後にターンオフされる。その結果、負方
向のパルス電圧がトランジスタQ7のコレクタに生成さ
れる。トランジスタQ7のコレクタにおけるパルス電圧
の大きさは、12VP-P に近い。
【0018】トランジスタQ7のコレクタのパルス電圧
は、接続端子605で信号HP と組合わされる。端子6
05は、抵抗602と抵抗604との間に接続されてお
り、キャパシタ610を介して、通常の変調器或いは図
3の垂直集中補正回路72の入力721に交流結合され
ていて、入力721に、図2のトランジスタQ7により
生成されたパルスPSを含む放物線信号HP ’を生成す
る。図2の信号HP ’の直流成分は、抵抗606、60
7、608により形成される分圧器の抵抗と+12ボル
トの直流電圧により決まる。
【0019】また、図1の垂直出力段200から得られ
る垂直鋸歯状波信号VR が、垂直集中補正回路72に供
給される。図3に示すように、少なくとも、信号VR
信号HP ’を変調することにより得られる成分信号を含
む回路72の出力信号が、通常の電力増幅器76を介し
て、緑用CRTの補助垂直集中コイル78に供給され
る。図3のコイル78を流れる水平放物線電流i78の波
形は垂直周波数の鋸歯状波の態様で変化してコイル78
により生成される磁界(図示せず)の波形を変化させ
て、垂直集中を行う。
【0020】増幅器76は、電圧−電流変換器として動
作する。増幅器76の詳細を図4に示す。図1〜4の同
様の符号及び参照番号は同様の素子或いは機能を表す。
図4の増幅器76において、回路72の信号722が、
増幅器段202及びトランジスタQ11a、Q11b、
Q11により形成される段を介して出力トランジスタQ
41のベース及び出力トランジスタQ51のベースに供
給される。トランジスタQ41のエミッタとトランジス
タQ51のコレクタがコイル78に接続されて電流i78
を生成する。電流帰還信号202aが増幅器段202に
結合される。増幅器76の前述の諸段の動作は、ここに
含まれているロドリゲス−カバゾス(Rodrigue
z−Cavazos)氏に付与された米国特許第496
1032号に述べられているものと同様である。
【0021】図5aと図5bは図1〜4の回路の動作を
説明するための波形を示す。図1〜4及び5a、5bに
おいて、同様の符号と参照番号は、同様の素子と機能を
表す。図5bに、図1のパルスV5の発生中に負方向パ
ルスPSを含む信号HP ’の波形を実線で示す。パルス
PSは、トランジスタQ7の導通時にこのトランジスタ
Q7により生成される。図5bの破線で示す波形HP
は参考に示すもので、パルスPSが挿入されなかった場
合に、信号HP により図3の入力721に生成されるも
のである。波形HP ”の部分HPRETは、パルスPSより
も幅が狭く、振幅が小さい。従って、パルスPSは、パ
ルスPSで置換される部分HPRETに重なる。
【0022】図5aに、パルスPSが挿入された時の図
4の電流i78の波形を実線で示す。参考のために、図5
bのパルスPSを挿入しなかった場合に得られる図4の
コイル78の電流i78’の波形を破線で示す。図5aの
波形は、垂直トレースのほぼ開始時に生じるものであ
る。電流i78或いはi78’の振幅は垂直周波数鋸歯状波
的に変化している。
【0023】図5bのパルスPSは、水平リトレース付
近に図5aの反転V字形部分i78aを生成する。部分i
78a は、パルスPSの補償効果が無い場合よりも、次の
サイクルの水平トレース開始部分の間に実質的により高
い変化率を有するという利点がある。従って、部分i
78a は部分i78’よりも垂直集中エラーに関して理想の
波形に近い波形を与える。部分i78a ’に比較して高い
電流部分i78a の変化率は、増幅器76のパルスPSの
オーバーシュート部分OVERSHOOTによって得ら
れ、増幅器76の比較的遅い応答時間を補償する。パル
スPSにより与えられる補償は、部分HPRETの対応部分
と比較した場合の、図5bの大きいピーク振幅PSPEAK
と、図5bのパルスPSの大きいパルス幅及び早い遷移
端縁PSTRによって得られる。結果として、リトレース
付近に図5aの電流i78のより大きなピーク振幅が得ら
れる。
【0024】青用と赤用のCRTのうちの与えられた1
つに対する垂直集中補正は、図3の通常の垂直集中回路
72aにより行われる。図3において、水平鋸歯状波信
号HR ”が垂直周波数信号VR により変調器73で変調
される。変調器73からの変調された出力信号73a
は、回路72に関して述べたと同様に動作する回路72
aの変調器(図示せず)の出力と加算される。回路72
aからの合成出力信号73bが、増幅器76aを介し
て、例えば青用のCRTの垂直集中コイル778aに供
給される。赤用と青用のCRTに対するパルスPSによ
る補償の程度を、緑用CRTに対する補償よりも低くす
ることができる。従って、この発明の1つの特徴によれ
ば、図2のパルス挿入部60aと同様なパルス挿入部6
0a’が、図3の予め定められた大きさのパルスPS2
を図2の水平鋸歯状波信号HR ’の波形に挿入し、水平
鋸歯状波信号HR ”を生成するために使用される。信号
R ”のパルスPS2の、コイル778aを流れる電流
への影響はパルスPSのそれとは逆である。このように
して、パルスPS2は、パルスPSによる青用及び赤用
のCRTに関する過補償を防止する。信号HR ’の波形
は図7aに示し、信号HR ”の波形は図7bに示す。図
2、3、7a、7bの同様の符号及び参照番号は、同様
の素子及び機能を表す。
【0025】図2のランプ発生部62は、定電流源を構
成するトランジスタQ3を含んでおり、このトランジス
タQ3はエミッタが直列抵抗R7を介して正電圧源+V
に結合されたPNPトランジスタである。トランジスタ
Q3のベースの電圧は、電圧源+Vとアースの間に直列
に接続された抵抗R5と抵抗R6で構成される分圧器に
よって予め定められた電圧(約5.4V)に設定されて
いる。キャパシタC8が、トランジスタQ3のベースを
正電源から減結合している。トランジスタQ3は、その
コレクタの電圧の変化には関係なしに、一定の電流レベ
ルで導通する。トランジスタQ3からの定電流は、トラ
ンジスタQ4がパルスV5によってターンオンされない
限り、キャパシタC4を充電する。従って、パルスV5
はランプ発生部62を同期化する。この結果、水平トレ
ース期間の間中、信号HR の各部分は、パルスV5によ
り決まる対応する時間に生じる。
【0026】図6は、図2の放物線波発生部60の動作
を説明するための波形を示す。図1〜4、5a、5b及
び6中の同様の符号と参照番号は、同様の素子及び機能
を表す。図6のリセットパルスV5の前縁は、フライバ
ックパルス即ちリトレースパルスV6より僅かに早期に
生じる。従って、パルスV5は、リトレースパルスV6
に対しては進相状態で、また、図2の変成器X2で生成
されるパルスに対しては遅相状態で時間的にシフトして
いる。リセットパルスV5は水平偏向電流iHの零交差
を検出することにより生成されるため、電流iH の位相
の変化がそれに対応する位相シフトをパルスV5に生成
する。更に、ランプ発生部62と放物線波発生部60の
リセットタイミングは、フライバックが実施される特定
の走査線に密接に関係し、補正出力はこの走査線に対し
て正確に時間調整される。水平周波数のリセットパルス
V5は、主水平偏向電流iH の零交差後、図2の補正回
路を正確に制御された時間でリセットする。
【0027】線50における正のリセットパルスV5
は、直列抵抗R10を通してスイッチングトランジスタ
Q4のベースに結合され、ダイオードD2によりアース
に関して正にクランプされる。トランジスタQ4は、キ
ャパシタC4と並列に接続されており、また、パルスV
5が生成されているリセット期間中に導通してキャパシ
タC4を放電し、ランプ電圧を0ボルトにリセットす
る。この様にして、キャパシタC4の両端間の電圧によ
り水平走査周波数の鋸歯状波信号HR が形成される。
【0028】キャパシタC4はPNPトランジスタQ5
のベースに接続されている。トランジスタQ5は直列抵
抗R8と共に、そのエミッタがキャパシタC4の両端間
の鋸歯状波電圧に追随するホロワ増幅器として構成され
ている。トランジスタQ5のエミッタは、直列キャパシ
タC5と直列抵抗R9とを通して、演算増幅器U3の反
転入力に交流結合されている。増幅器U3は帰還キャパ
シタC6に接続されており、従って、トランジスタQ5
のホロワ増幅器からの交流鋸歯状波信号を積分するよう
に動作する。増幅器U3の出力が水平周波数の放物線信
号HP である。
【0029】図2に示すように、リセットパルスV5
は、ランプ信号キャパシタC4と共に帰還キャパシタC
6も放電するように構成することが好ましい。帰還キャ
パシタが放電されると、増幅器U3は、実効的に、ホロ
ワ増幅器として働き、それによって出力が非反転入力の
電圧レベル即ちアースに設定される。帰還キャパシタC
6は、抵抗R13と直列に、キャパシタC6に並列に接
続されたスイッチングトランジスタQ6によって放電さ
れる。トランジスタQ6のコレクタは、抵抗R14を介
して正電圧源+Vに接続されており、従って、抵抗R1
3とR14がトランジスタQ6をバイアスする。
【0030】帰還キャパシタC6はランプキャパシタC
4よりも小さいため、急速に放電できる。キャパシタC
6はリセットパルスV5の前縁で放電されることが好ま
しい。線50上の正の矩形パルスであるリセットパルス
V5が、直列抵抗R11、直列キャパシタC7及び並列
抵抗R12を通してトランジスタQ6のベースに結合さ
れる。キャパシタC7と抵抗R12は共動して微分器を
構成し、リセットパルスV5の立上りで短い正方向のパ
ルスを、立下りで短い負方向のパルスを生成する。この
負方向のパルスは、図示のようなツェナーダイオードを
用いることができるダイオードD3によりアースに対し
てクランプされ、それによってトランジスタQ6のベー
スの正電圧を制限する。正方向の微分パルスの期間中、
キャパシタC6は放電され、増幅器U3の出力が0に設
定される。
【0031】ランプ発生器がリセットされ、放物線波発
生器が図示の回路によってリセットされるため、補正回
路が誤差を累積することはない。垂直周波数の信号の生
起と補正回路の間の関係が水平走査周期毎に解消され、
補正回路は、前述した米国特許第5034664号に詳
細に説明されているようなチャンネル変更のような妨害
から急速に回復する。
【0032】図6のパルスV5の前縁は、例えば1.5
マイクロ秒だけパルスV6の前縁よりも前に生じる。パ
ルスV5の後縁も、パルスV6の後縁の前に生じる。従
って、図2のランプ信号HR の波形と放物線信号HP
各波形は、パルスV5のタイミングがパルスV6のタイ
ミングに一致する場合よりも早く、偏向サイクルにおい
て発生する。従って、コイル78を流れる電流i78によ
り生成される磁界の波形はパルスV5に同期することに
なる。この様にして、2×fH の高い水平走査周波数の
場合により重大な影響を与える、増幅器76による遅延
を補償することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】水平偏向電流からのリセット信号の生成を説明
する概略ブロック図である。
【図2】鋸歯状波発生器と、この発明による、図1のリ
セット信号に応答し、パルス部分を有する放物線信号を
生成する放物線波発生器を示す概略図である。
【図3】図2の装置で生成された鋸歯状波発生器及び放
物線波発生器の出力の、垂直集中コイルを駆動する増幅
器への供給を示す概略ブロック図である。
【図4】図3の増幅器の概略図である。
【図5】図2の放物線波発生器を説明するため用いる波
形を示す図である。
【図6】図2の放物線波発生器の動作を説明するために
用いる付加的な波形を示す図である。
【図7】図3の装置の鋸歯状波信号に対するパルス部分
の挿入を説明するための波形を示す図である。
【符号の説明】
22 陰極線管 L1 主水平偏向巻線 L4 主垂直偏向巻線 Q1 水平偏向電流発生手段 60 信号発生器を構成する放物線波発生部 62 信号発生器を構成するランプ発生部 601 信号発生器を構成するキャパシタ 602 信号発生器を構成する抵抗 Q7 パルス信号発生手段 76 補助巻線に電流を生成する増幅器 78 補助偏向コイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気されたガラス外囲器と、上記外囲器
    の一端に配置された表示スクリーンと、上記外囲器の第
    2の端部に配置され、上記スクリーン上のビームランデ
    ィング位置にラスタを描く電子ビームを発生する電子銃
    構体とを含む陰極線管と;上記陰極線管のネックに配置
    された主水平偏向巻線と主垂直偏向巻線と;上記水平偏
    向巻線に水平偏向電流を生成し、上記垂直偏向巻線に垂
    直偏向電流を生成して、上記電子ビームのビーム径路に
    電子ビームランディング位置を変化させるように変化す
    る主偏向磁界を発生する手段と;上記偏向電流の一方に
    同期した、第1の放物線信号と第1の鋸歯状波信号の一
    方を生成する信号発生器と;上記偏向電流の一方に同期
    しており、上記信号発生器に結合されて上記一方の信号
    のピーク振幅をその振幅に応じて制御する第1のパルス
    信号を上記一方の信号のピーク振幅付近で生成する手段
    と;上記一方の信号に応答し、上記ネック上に配置され
    た補助偏向コイルに上記の一方の信号に応じてビームラ
    ンディングエラーを補正する電流を生成する増幅器と;
    を備えてなるビデオ表示偏向装置。
  2. 【請求項2】 排気されたガラス外囲器と、上記外囲器
    の一端に配置された表示スクリーンと、上記外囲器の第
    2の端部に配置され、上記スクリーン上のビームランデ
    ィング位置にラスタを描く電子ビームを発生する電子銃
    構体とを含む陰極線管と;第1の偏向周波数信号を発生
    する手段と;上記第1の偏向周波数信号のリトレース期
    間の近傍で生じるように時間調整されたパルス信号を発
    生する手段と;上記偏向周波数信号と上記パルス信号を
    組合わせて、上記リトレース期間の近傍で生じるピーク
    振幅が上記パルス信号の振幅によって決まる合成偏向周
    波数信号を発生する手段と;上記合成偏向周波数信号に
    応答し、上記陰極線管のネックに取り付けられた巻線に
    結合されており、ビームランディングエラーを補正する
    ように上記電子ビームの径路に磁界を発生する偏向増幅
    器と;を備えてなるビデオ表示偏向装置。
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