JPH0662209U - 半月キー - Google Patents

半月キー

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JPH0662209U
JPH0662209U JP003044U JP304493U JPH0662209U JP H0662209 U JPH0662209 U JP H0662209U JP 003044 U JP003044 U JP 003044U JP 304493 U JP304493 U JP 304493U JP H0662209 U JPH0662209 U JP H0662209U
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JP
Japan
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key
moon
shaft
gear
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP003044U
Other languages
English (en)
Inventor
稔 稲葉
Original Assignee
稔 稲葉
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Filing date
Publication date
Application filed by 稔 稲葉 filed Critical 稔 稲葉
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Publication of JPH0662209U publication Critical patent/JPH0662209U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D1/00Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
    • F16D1/06Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end
    • F16D1/08Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key
    • F16D1/0876Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key with axial keys and no other radial clamping

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 半月状のキー溝に半月キーを嵌入して用いる
とき、キー結合せらるべき他の部材を円滑にスライドさ
せて双方を結合させる。 【構成】 上面の直線平板状の平面部10aが半月状キ
ー溝12の外側に突出するように形成された半月キー1
0に於て、該上面の平面部端部を水平方向に延設して爪
部13を形成したことを特徴とする半月キー。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は半月キーに関するものであり、特に、各種機械に半月状に切削加工さ れるキー溝に嵌合して用いられる半月キーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の半月キーを図5乃至図7に従って説明する。従来の半月キー1は正面形 が半月状に形成されて下面がアール状部1aを形成し、そして、上面は直線平板 状の平面部1bを形成している。更に、図6及び図7の各(a)に示す如く該半 月キー1は軸2に切削加工された半月状のキー溝3に嵌込まれる。このとき、下 面のアール部1aが半月状のキー溝3に嵌合され、上面の平面部1bが一定の上 下巾Lを有して該キー溝3より突出している。
【0003】 次に、前記軸2とギヤー4とを結合するとき、図6及び図7の各(b)に示す 如く、該ギヤー4の内面に設けたキー嵌合溝5に前記半月キー1の平面部1bを 嵌合させ、更に、該ギヤー4を軸2に向って摺動させて該ギヤー4を軸2に嵌着 して双方を結合させるのである。このとき、従来は該半月キー1の平面部1bの 前端部が該ギヤー4の前記キー嵌合溝5に引掛してロックPし、該ギヤー4が動 かなくなってしまう欠陥がある。
【0004】 即ち、半月キー1を嵌合している軸2側のキー溝3も半月状に形成されている ため、前記ロック部Pの点を回動支点として該半月キー1が該キー溝3内を回動 してロックされることになるのである。 而して、前記半月状のキー溝3は、該キー溝の切削加工が極めて容易であって 高能率であり、且つ、精度が高いため多く用いられるのであるが、該キー溝には 半月キー1が用いられる結果、上述せる問題点が生じるのである。
【0005】 そこで、半月状のキー溝に半月キーを嵌込んで用いるとき、キー結合される他 の部材を円滑に摺動させて嵌合できるようにするために解決せらるべき技術的課 題が生じてくるのであり、本考案は該課題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記目的を達成するために提案せられたものであり、上面の直線 平板状の平面部が半月状キー溝の外側に突出するように形成された半月キーに於 て、該上面の平面部端部を水平方向に延設して爪部を形成した半月キーを提供す るものである。
【0007】
【作用】
半月キーを例えば軸等に設けられた半月状のキー溝に嵌合させる。このとき、 該半月キーの上面の平面部が一定の巾を有して該半月状のキー溝より突出してい ると同時に、該平面部より水平方向に延設されている爪部が該キー溝の上縁より 軸面に沿って載置される。そこで、例えば該軸にギヤーを結合させるとき、ギヤ ーに設けたキー嵌合溝に前記半月状キー溝より突出している部位の前記平面部を 嵌合させて摺動させ乍ら該軸とギヤーとを該半月キーによって結合させる。而し て、該ギヤーを軸面に沿ってスライドさせるとき、該ギヤーの前記キー嵌合溝に 半月キーの平面部前端部が引掛しようとしても該半月キーは爪部が軸面に当接し ているので回動が阻止され、従って、従来のようなロック状態を惹起するような ことがなく、ギヤーは円滑に軸面に沿ってスライドし、双方を確実に結合させる ことができる。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図1乃至図4に従って詳述する。尚、従来例と対象 部分も同時に説明する。図1に於て10は半月キーを示す。而して、同図(a) は本考案の一実施例であり、(b)(c)(d)は他の実施例であるが本考案の 精神を逸脱しない限り、之等の構成に限定せらるべきではない。
【0009】 図1(a)に示す半月キー10は一定の巾Lを有する長方形状平面部10aの 下面に、軸11等に切削された半月状のキー溝12と同形に形成された半月状キ ー片10bを下設する。従って、該半月状キー片10bが前記半月状のキー溝に 嵌合し、そして、前記平面部10aが軸面11aより巾Lだけ突出することにな る。而も、該平面部10aの両端部から水平方向の外側に向って爪部13,13 が突設されている。同図(b)に示す実施例に於ては、該爪部13は該平面部1 0aの片側のみに突設しているが、その他は前記実施例と同一であるので対象部 分は同一符号を用いてその説明を省略するものとする。又、同図(c)及び(d )に示す実施例に於ても同図(a)及び(b)と対象部分は同一符号を用いてそ の説明を省略するものとする。
【0010】 同図(c)に示す実施例の半月キー10は、前記平面部10aの長手方向を長 くし、そして、その下面に三個の半月状キー片10b,10b,10bを下設し てあり、而も、該平面部10aの両端部に前記爪部13,13が突設してある。 勿論、該爪部13は片側のみでもよい。又、図1(d)に示す如く該爪部13を 突設することなく、該爪部13は前記半月状キー片10b,10b,10b間の 平面部10aに於けるH面にて兼ねさせることもできる。又、図1(c)(d) に於ける前記半月状キー片10bの数及びその間の距離は任意に選択せられるも のとする。
【0011】 次に、図1(a)(b)に示す半月キー10の作用について述べる。先ず、図 2(a)及び図3(a)に示す如く、該半月キー10の半月状キー片10bを軸 11に設けた半月状のキー溝12内に嵌着する。このとき、平面部10aは該キ ー溝12外側に巾Lだけ突出すると同時に爪部13,13の下面は軸面11aに 載置せられる。又、図1(b)に示す半月キー10の場合は、該軸11と結合せ らるべき部材、例えばギヤー14と反対側に爪部13を位置させるものとする。 その後、該ギヤー14の中空部の軸方向に設けたキー嵌合溝15に該半月キー1 0の平面部10aを対峙させて該ギヤー14を軸面11aに沿ってスライドし乍 ら、軸11とギヤー14とを該半月キー10を介して結合させる。このとき、該 半月キー10の平面部10aの右端部が前記キー嵌合溝15に引掛して、そして 、該半月キー10をキー溝12内にて回動させようとしても、前記爪部13にて 該回動が阻止され、依って、従来のように該半月キー10が該キー溝12に掛合 してロックされるようなことはなくなり、軸11とギヤー14との結合操作が円 滑に行われる。
【0012】 又、図1(c)及び(d)に示す実施例に於ては該半月状キー片10b…は主 として軸11に複数の半月状のキー溝12…が設けられているとき、之に対応し て形成されたものであり、この場合は図1(c)の爪部13,13は当然軸面1 1aに載置されて前述と同一の作用を為すが図1(d)のように該爪部13を有 しないときに於ても、半月状キー片10b…間の平面部10aのH面が軸面11 aに載置されて前記爪部13と全く同一の作用を為すのである。
【0013】 又、図4(a)はベベルピニオンギヤー16の中空部16aの軸方向にキー嵌 合溝15aを設けたものである。而して、該ベベルピニオンギヤー16等は歯底 16bと前記キー嵌合溝15aとの間の肉厚が小であるため、同図に示すように 、軸芯に対して該キー嵌合溝15aを勾配を設けて形成するを可とする。然し乍 ら、一般の半月キーの場合は該勾配を有する前記キー嵌合溝15aには対応でき ない。このとき、同図(b)に示す如く、軸11の半月状キー溝12には前記図 1(b)に示す半月キー10を用い、図示の如く一方に突出した爪部13を軸面 11a上に載置して平面部10aの上面を前記キー嵌合溝15aの勾配に対応さ せて該軸11と前記ベベルピニオンギヤー16とを該半月キー10を介して結合 すれば、双方は極めて円滑に嵌合して結合することになる。
【0014】 尚、本考案は、本考案の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、 そして、本考案が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0015】
【考案の効果】
軸等に設けられている半月状のキー溝に対応して形成される半月状のキー片を 該キー溝に嵌入し、そして、平面部を軸面より突出させる。このとき、該平面部 より側方へ突設された爪部が軸面に載置されているので、ギヤー等を該軸に前記 半月キーを介して結合させるとき、該半月キーはギヤーのスライド時に該ギヤー に設けたキー嵌合溝に掛合してロックされることがないので、例えば軸とギヤー とのキー結合が極めて円滑に行われるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を示し、(a)(b)(c)(d)は夫
々本案の実施例の斜面図。
【図2】本考案の使用例を示し、(a)は軸に設けたキ
ー溝に半月キーを嵌入したときの一部切欠側面図、
(b)はギヤーとキー結合したときの一部切欠縦断側面
図。
【図3】本考案の他の使用例を示し、(a)は軸に設け
たキー溝に半月キーを嵌入したときの一部切欠側面図、
(b)はギヤーとキー結合したときの一部切欠縦断側面
図。
【図4】本考案をベベルピニオンギヤーについて実施す
る場合の解説図であり、(a)はベベルピニオンギヤー
の縦断側面図、(b)は軸に設けたキー溝に半月キーを
嵌入したときの一部切欠側面図。
【図5】従来の半月キーの斜面図。
【図6】図5の半月キーの使用例を示し、(a)は軸に
設けたキー溝に半月キーを嵌入したときの一部切欠側面
図、(b)はギヤーとキー結合したときの一部切欠縦断
側面図。
【図7】図5の他の使用例を示し、(a)は軸に設けた
キー溝に半月キーを嵌入したときの一部切欠側面図、
(b)はギヤーとキー結合したときの一部切欠縦断側面
図。
【符号の説明】
10 半月キー 10a 平面部 10b 半月状キー片 11 軸 11a 軸面 12 半月状のキー溝 13 爪部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面の直線平板状の平面部が半月状キー
    溝の外側に突出するように形成された半月キーに於て、
    該上面の平面部端部を水平方向に延設して爪部を形成し
    たことを特徴とする半月キー。
JP003044U 1993-02-05 1993-02-05 半月キー Pending JPH0662209U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP003044U JPH0662209U (ja) 1993-02-05 1993-02-05 半月キー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP003044U JPH0662209U (ja) 1993-02-05 1993-02-05 半月キー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0662209U true JPH0662209U (ja) 1994-09-02

Family

ID=11546320

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JP003044U Pending JPH0662209U (ja) 1993-02-05 1993-02-05 半月キー

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JP (1) JPH0662209U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100527704B1 (ko) * 2002-11-26 2005-11-09 현대자동차주식회사 크랭크샤프트와 크랭크스프로켓의 조립방법
JP2007232221A (ja) * 2007-06-18 2007-09-13 Honda Motor Co Ltd Vベルト式自動変速機

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