JPH0339183Y2 - - Google Patents

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JPH0339183Y2
JPH0339183Y2 JP1986082313U JP8231386U JPH0339183Y2 JP H0339183 Y2 JPH0339183 Y2 JP H0339183Y2 JP 1986082313 U JP1986082313 U JP 1986082313U JP 8231386 U JP8231386 U JP 8231386U JP H0339183 Y2 JPH0339183 Y2 JP H0339183Y2
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JP
Japan
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main body
blade plates
shaped
chamfering
blade
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JP1986082313U
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JPS6362086U (ja
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  • Knives (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 近年、建築材には軽量発泡コンクリート材によ
るパネル板など(以下、単に軽量発泡コンクリー
トという)が多く使用される。この軽量発泡コン
クリートを組み立てる場合、例えば窓や戸口とい
つた接合部分には面取り加工が施されるのが普通
である。
本考案は、上記のように軽量発泡コンクリート
に面取り加工を施すための作業工具に関する考案
である。
〔従来の技術〕
従来の面取り用工具は、木工用の面取り鉋のよ
うに、内面を略L字形とした本体の長手方向の中
間部分において、一枚の刃板が切削部である内面
に向けて突出するものであつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の工具は切削のための刃が一枚であるた
め、工具を動かす一方向でのみ切削作業が行われ
る。したがつて、往復させて切削する場合に作業
能率が悪く、また、窓枠内面のように二つの部材
が直角に接合されている突き合わせ部分などには
刃先が到達せず、完全な面取り加工が行われない
部分を生じる欠点があつた。
本考案は、手に持つて往復移動させるだけで能
率よく面取り加工を行うことができるとともに、
二つの部材の突き合わせ部分などにも完全な加工
を施すことができる面取り工具を得ることを目的
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る工具の本体は、断面形状を略L字
形としその内面を軽量発泡コンクリートの二つの
面に当接させることができるようにする。本体1
の稜線部分には外方に突出させて山形の受座2を
形成し、受座2の左右両傾斜面2a,2bに刃板
4,4を着脱自在に設け、刃板4,4の刃先4
a,4aがL字形である本体1の稜線部分から面
取り寸法だけ内方域へ突出するようにする。そし
て、刃板4,4の少なくともいずれか一方は、刃
先4a,4aが本体の長手方向の端縁と同一もし
くは端縁から突出させる。
〔作用〕
略L字形の本体を、被加工物の縁部、つまり本
体内面を被加工物の二つの面に当接させ、本体を
手で持つて一方向へ移動させると、一方の刃板が
働きこれによつて面取りが施される。しかる後、
逆方向へ移動させると他方の刃板が働その進行方
向に面取り加工が行われる。
このとき、刃先が本体の端縁と同一もしくは突
出している刃板によれば、例えば突き合わせ状態
の内面隅部まで残すことなく面取りが可能とな
る。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を添付の図面に基づいて
説明する。
第1図は全体の斜視図、第2図は縦断面図であ
る。
L型鋼などを利用して作られる断面略L字形の
本体1の稜線部分には、第2図から理解されるよ
うに等角の山形に受座2を形成する。受座2の傾
斜面2a,2bの一方の傾斜面2aの先端は本体
1の一方の端部に達し、他方の傾斜面2bの先端
は本体1の中間部分に達し、傾斜面2bより先方
の一定範囲を切除して窓孔3を形成している。
傾斜面2a,2bはそれぞれ両側縁を上方に折
り返して樋形に形成し、ここに刃板4,4を配置
する。刃板4,4はボルト5,5によつて着脱自
在に固定されるが、刃板には長孔6,6を穿設し
これを傾斜面に沿つて移動可能としている。しか
して、一方の刃板の刃先は本体の端部において、
他方の刃板の刃先は本体の窓孔部分においてそれ
ぞれL字形である本体の稜線部分から切削領域で
ある内方へ自在に出没させ、突出寸法、つまり面
取り寸法を調節することができる。
なお、刃板4の刃先4aは超硬チツプのろう付
けとすると、切れ味、耐久性に優れたものとする
ことができる。
〔考案の効果〕
本考案軽量発泡コンクリートの面取り工具によ
れば、本体を持つて往復動させるだけで軽量発泡
コンクリートの面取り工具を能率的に行うことが
できる。そして、二つの刃板は一つの山形に形成
した受座の両傾斜面に設けるため、簡単な構造に
して方向が異なる二つの刃板を設けることができ
る。さらに、少なくとも一方の刃板の刃先を本体
の端縁から突出させたため、窓孔の隅や、二つの
部材を交差方向に突き合わせた隅なども確実に加
工を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本考案の実施例を示すもので、第
1図は全体の斜視図、第2図は縦断面図、第3図
は使用状態の斜視図、である。 1……本体、2……受座、2a,2b……傾斜
面、3……窓孔、4……刃板、4a……刃先、5
……ボルト、6……長孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面形状を略L字形としその内面を軽量発泡コ
    ンクリートの二つの面に当接させるようにした本
    体1の稜線部分に外方に突出させて山形の受座2
    を形成し、受座2の左右両傾斜面2a,2bに刃
    板4,4を着脱自在に設け、刃板4,4の刃先4
    a,4aがL字形である本体1の稜線部分から内
    方域へ突出するようにするとともに、刃板4,4
    の少なくともいずれか一方は、刃先4a,4aが
    本体の長手方向の端縁と同一もしくは端縁から突
    出させたことを特徴とする軽量発泡コンクリート
    の面取り工具。
JP1986082313U 1986-05-29 1986-05-29 Expired JPH0339183Y2 (ja)

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JP1986082313U JPH0339183Y2 (ja) 1986-05-29 1986-05-29

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Publication Number Publication Date
JPS6362086U JPS6362086U (ja) 1988-04-25
JPH0339183Y2 true JPH0339183Y2 (ja) 1991-08-19

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5969821U (ja) * 1982-11-04 1984-05-11 日本電気株式会社 ばり取り具

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JPS6362086U (ja) 1988-04-25

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