JPH0662185B2 - Pcストランドリールレスコイルの包装方法及び包装体 - Google Patents

Pcストランドリールレスコイルの包装方法及び包装体

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Publication number
JPH0662185B2
JPH0662185B2 JP2520886A JP2520886A JPH0662185B2 JP H0662185 B2 JPH0662185 B2 JP H0662185B2 JP 2520886 A JP2520886 A JP 2520886A JP 2520886 A JP2520886 A JP 2520886A JP H0662185 B2 JPH0662185 B2 JP H0662185B2
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JP
Japan
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coil
reelless
strand
waterproof sheet
thin plate
Prior art date
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Application number
JP2520886A
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JPS62182080A (ja
Inventor
隆視 河田
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、PCストランドリールレスコイルの安定し
た引出し(巻戻し)を可能にする包装方法とその方法で
得られる包装体に関する。
〔従来の技術〕
7本撚りPCストランドの荷姿は、リールレスコイルが
主流になつている。リールレスコイルは、PCストラン
ド(以下ではこれをPC線と云う)を着脱自在の巻芯上
に整列状態にコイル巻きした後、巻芯を外したものであ
つて、使用時のPC線の引出しを巻線層の内側(コイル
巻き時の巻始点側)から行うことができる。この引出し
は、センタープル方式と呼ばれ、PCストランドに限ら
ず、リールレスコイルの殆んどがこの方式によつてい
る。
ところで、センタープルによるPC線の引出し作業は、
リールレスコイルを後述するような枠状のスタンド内
に、穴軸が水平となる向きに挿入し、スタンドでコイル
形状の乱れを防止しながら一層ごとに巻戻していくが、
このとき、コイル寸法、特に幅とスタンドの大きさが正
確に一致していないと、PC線の引出し力、引出し時の
振動等によつてスタンド内でコイルが荷崩れし、引出し
中のPC線が次の線にからまる等のもつれが生じて以後
の引出しが不可能になると云うトラブルが発生する。
従来のPCストランドリールレスコイルは、第4図に示
すように、コイル1の表面全体を螺旋状に巻いていくヘ
アシンクロス(麻布)2で包み、その上から、周方向の
途中を適当なピツチで取付ける鋼帯3により締付ける方
法で包装されており、使用時には、包装を完全に解かな
ければならなかつたため、荷崩れし易く、これに起因す
る上述のトラブルが多発する欠点があつた。
また、スタンド内のコイルが長期間放置されると、その
コイルが裸になつているため錆が生じ、耐久性の面での
PC線の信頼性が低下すると云う問題もあつた。
さらに、ヘアシンクロスをコイルの中心孔に何回も通し
てコイルに巻付けていくため、包装にも手間がかかって
いた。
この発明は、かゝる欠点並びに問題点の解決策となる方
法及び包装体を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の包装方法は、第1図及び第2図に示すよう
に、コイル1の中心穴1aを除く両端面1b、1bと、
外周面1cとを防水シート4で覆い、次に、このシート
の上からコイル1の外周に、板紙、塩化ビニール等を材
料とした樹脂プレート、金属薄板等の薄板材5を巻きつ
け、その後、薄板材の外周を2本以上のコイル周方向結
束バンド6で締付けることから成る。
このようにして得られるこの発明のコイル包装体は、コ
イルの中心穴部が解放されている(防水シートに覆われ
ていない)ので、そこからPC線を引出すことが可能で
あり、従つて、第3図に示すように、結束バンドも含め
て包装を全く解かずに引出しスタンドAに挿入でき、こ
の場合、残された包装材がコイル形状を保持するため、
図のように、PC線7をスタンドAのガイド環Gに通し
て引出すときの引出し力や振動に起因した荷崩が起こら
ず、最後迄荷崩れによるもつれ等のない安定した引出し
が行えるようになる。
また、スタンドへの挿入後も防水シートがコイルを覆つ
ているので、長期間戸外等に放置しても、コイル外面に
錆が発生し難くなる。
さらに、防水シートをコイルの中心穴に何度も通す必要
がないので、包装に要する手間と時間も少なくて済む。
なお、防水シート4は、安価なビニールシート等でよ
い。また、結束バンド6は、伸びを生じ難い鋼帯等が望
ましい。このほか、防水シート4のコイル端面被覆部
に、コイルの中心側と外側で周長差が生じる場合には、
コイル中心穴の開口に面した縁に袋耳4a(第1図)を
付け、その中に通した紐7で余長のでるコイル中心側を
第2図のように絞り込んでおくとよい。
〔効果〕
以上の通り、この発明によれば、防水シートによつて、
コイルの外周面と両端面を中心穴部が開放される状態に
覆い、その上からコイル外周に薄板材を巻き付け、さら
に、この外周に2本以上のコイル周方向結束バンドを取
付けるので、包装を全く解かずにコイルを引出しスタン
ドに挿入してPC線を引出すことができ、そのために、
残された包装材による荷崩れ防止効果が得られ、荷崩れ
に起因したPC線引出し時のトラブルが無くなる。
また、スタンド挿入後のコイルを、防水シートによつて
雨水等から保護できるので、コイル外面の錆の発生も少
なくすることができる。このほか、コイルの包装を解く
必要がないのでPC線の引出し作業が楽になり、また、
薄板材に板紙等を使えば、ヘアシンクロスを使う従来に
比べて包装コストも引下げられると云う利点もある。
このほか、この発明の方法では、防水シートをコイルの
中心穴に何回も通す工程がないので、包装に要する手間
も少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の方法によつて包装したPCストラ
ンドリールレスコイルの断面図、第2図はその正面図、
第3図は第1図のコイルのセンタープルによる引出し状
態を示す斜視図、第4図は従来法によつて包装したコイ
ルの一部切欠き斜視図である。 1…リールレスコイル、4…防水シート、5…薄板材、
6…結束バンド、7…PC線。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】PCストランドリールレスコイルの中心穴
    を除く両端面と外周面とを防水シートで覆い、次に、こ
    のシートの上からコイルの外周に薄板材を巻きつけ、そ
    の後、薄板材の外周を、2本以上のコイル周方向結束バ
    ンドで締付けることから成るPCストランドリールレス
    コイルの包装方法。
  2. 【請求項2】PCストランドリールレスコイルの中心穴
    を除く両端面と外周面とを防水シートで覆い、さらに、
    その防水シートの外側からコイルの外周に薄板材を巻き
    つけ、この薄板材を外周に掛けた2本以上のコイル周方
    向結束バンドで締付けてあるPCストランドリールレス
    コイルの包装体。
JP2520886A 1986-02-06 1986-02-06 Pcストランドリールレスコイルの包装方法及び包装体 Expired - Lifetime JPH0662185B2 (ja)

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JP2520886A JPH0662185B2 (ja) 1986-02-06 1986-02-06 Pcストランドリールレスコイルの包装方法及び包装体

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JPS62182080A JPS62182080A (ja) 1987-08-10
JPH0662185B2 true JPH0662185B2 (ja) 1994-08-17

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