JPH0662088A - データ処理システム - Google Patents

データ処理システム

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JPH0662088A
JPH0662088A JP4229257A JP22925792A JPH0662088A JP H0662088 A JPH0662088 A JP H0662088A JP 4229257 A JP4229257 A JP 4229257A JP 22925792 A JP22925792 A JP 22925792A JP H0662088 A JPH0662088 A JP H0662088A
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JP
Japan
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Application number
JP4229257A
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English (en)
Inventor
Josuke Torii
丈資 鳥居
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 端末側の障害や、見かけ上正常手順による解
放手続きが行なわれたような場合の障害であっても、通
信障害の原因究明を確実に行なうことができるデータ処
理システムを提供する。 【構成】 イベント制御部17は、入出力制御部12、
回線制御部13から、または、イベント制御部17内部
からのデータあるいは信号などのトリガ等の発生を検出
し、事象の発生を検知する。事象を検知すると、事象の
解析を行なうとともに、時間管理部5に時間を、また、
情報管理部4に、現在の状態を問い合わせる。これらの
3項目に対応するデータおよび必要なデータをログ記憶
制御部15を介してログ記憶部16に記録する。そし
て、状態遷移テーブル18を参照し、発生した事象と、
現在の通信処理の状態をもとに、テーブルから対応する
処理名を取り出し、処理を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信機能を有し、所定
の通信手順に基づきデータ通信を行なうデータ処理シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、データ通信システムの高機能化、
ネットワークサービスの多様化により、通信システムに
おける通信手順の制御は複雑化している。各通信システ
ムはそれぞれの通信規約にそって通信が行なわれる。し
かし、プロトコル異常などの通信障害が少なくない。障
害が発生した場合、発生した通信障害の原因を究明して
対策を立てる必要があるが、上述したように、通信手順
の複雑化に伴い、原因究明が難しくなっている。そのた
め、早期に原因究明を行なうための手段の開発が要求さ
れている。
【0003】通信障害の原因を究明するための1つの方
法として、通信データのトレースを行なう方法がある。
従来の通信データのトレース方法では、通信回線上に流
れる通信情報をすべて記憶していた。そのため、大容量
の記憶スペースが必要であった。しかし、発生頻度の少
ない障害、異常のために、大容量の記憶スペースや外部
記憶装置等を備えておくことは非常に効率が悪い。そこ
で、従来、例えば特開昭64−1351号公報には、障
害を自動検知し、その部分だけを記憶する方法が記載さ
れている。障害の自動検知には、例えば特開平3−24
0342号公報に記載されているような方法を用いるこ
とができる。また、特開平3−272250号公報に
は、原因究明に必要最低限のデータを保管することによ
り、記憶するデータ量を減らす方法が記載されている。
この方法では、外部データに対応する原因番号と、端末
装置の状態番号を、状態が遷移するごとに保存するもの
で、記憶するデータ量を大幅に削減することができる。
【0004】しかし、これらの方法では、通信以外に、
端末上でオペレータなどによって行なわれるローカルな
事象は記憶されていない。そのため、プロトコル上は正
常な手順で終了していても、送信コマンドの誤りなどに
よる端末側の障害や、オペレータの誤操作による障害な
どの場合には、原因究明は困難である。また、タイムア
ウト等により、相手もしくは自端末から、見かけ上、正
常手順による解放手続きが行なわれたような場合には、
データトレースからは判断できないという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、通信コマンドの誤りなどの
端末側の障害、オペレータの誤操作による障害などの場
合やタイムアウトにより相手もしくは自端末より、見か
け上、正常手順による解放手続きが行なわれたような場
合であっても、その状況を解析し、通信障害の原因究明
を確実に行なうことができるデータ処理システムを提供
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信機能を有
するデータ処理システムにおいて、現在時刻を管理する
時間管理手段と、現在の通信状態を管理する状態管理手
段と、ログ情報を記憶するログ記憶手段と、イベントの
発生を検知し、発生したイベントを分析し、対応する事
象を選択するとともに、時間管理手段に対して現在時刻
を問い合わせ、また状態管理手段に対して現在の通信状
態を問い合わせ、少なくとも事象、通信状態、現在時刻
に基づくデータをログ記憶手段に記憶させるイベント制
御手段を有することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、通信制御のログを記憶する
際、外部からのデータ送受信に対する事象およびローカ
ル処理事象と、それらの事象が発生した時間など、障害
検出に必要なデータしか記憶しないので、通信データを
すべて記憶する方法に比べて、小さなログを保管する記
憶スペースでよい。また、ローカル処理事象および時間
も記憶するので、通信コマンドの誤りなどの端末側の障
害、オペレータの誤操作による障害などの場合やタイム
アウトにより相手もしくは自端末より見かけ上正常手順
による開放手続きが行なわれたような場合であっても、
その状況を解析し、通信障害の原因究明を確実に行なう
ことができる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明のデータ処理システムの概要
の説明図である。図中、1はLAN、2は通信サービス
網、3は専用回線、4乃至7は通信装置である。本発明
のデータ処理システムは、各種の接続状態を取り得る。
その例として、図1では、通信装置4および6は、LA
N1によって接続されている。また、通信装置4および
7は、WANや通信サービス網2によって接続されてい
る。さらに、通信装置4および5は、専用回線3によっ
て接続されている。このように、各種の通信手段を単独
または混用して、複数の通信装置を接続し、データ処理
システムを構築することができる。
【0009】図2は、本発明のデータ処理システムの一
実施例を示す基本構成図である。図中、11は入出力装
置、12は入出力制御部、13は回線制御部、14は通
信制御部、15はログ記憶制御部、16はログ記憶部、
17はイベント制御部、18は状態遷移テーブル、19
は状態管理部、20は時間管理部である。ここでは、本
発明の通信機能を有するデータ処理システムは端末装置
とホストコンピュータとの通信を想定し、特に端末装置
付近の構成について説明する。端末装置の構成として
は、図2に示す全ての構成要素を有するように構成する
こともできるし、回線制御部13を除く部分で構成した
り、あるいは、入出力装置11と入出力制御部12の部
分や、入出力装置11のみを構成要素とし、その他の部
分を別体として構成するなど、種々の形態で構成するこ
とができる。
【0010】入出力装置11は、オペレータによる入
力、オペレータに対する出力を行なうための装置や、そ
の他の入出力装置であり、入出力制御部12を介して通
信制御部14内のイベント制御部17に接続されてい
る。回線制御部13は、イベント制御部17に接続さ
れ、ネットワークや専用回線等を制御し、通信データの
送受を行なう。
【0011】通信制御部14は、入出力制御部12、ロ
グ記憶制御部15、回線制御部13に接続されており、
入出力装置11から入力される指示やデータ、および通
信制御部14内で発生する通信データの送信や、ホスト
コンピュータから送られてくるデータの受信など、回線
制御部13を介して図示しないホストコンピュータとの
通信データの送受信を行なう。また、通信の際にログ記
憶制御部15に対して、ログの保管を指示する。通信制
御部14は、イベント制御部17、状態遷移テーブル1
8、状態管理部19、時間管理部20から構成されてい
る。
【0012】イベント制御部17は、回線制御部13か
らのデータ受信に対する事象および回線制御部13への
データ送信に対する事象、入出力制御部12から、また
はイベント制御部7内部からのデータあるいは信号など
のトリガといった、ローカル処理事象を検出し、発生し
た事象の分析を行なう。また、時間管理部5に事象の発
生したときの時間を問い合わせる。さらに、状態管理部
4に対しては、現在の状態を問い合わせる。これらのデ
ータからログデータを作成し、ログ記憶制御部15に対
してログデータの記録を指示する。状態管理部19は、
現在の通信処理の状態を管理し、イベント制御部17か
らの問い合わせに応じて現在の状態を通知する。時間管
理部20は、現在の時刻および発生したイベント間の時
間間隔を管理し、イベント制御部17からの問い合わせ
に応じて現在の時刻および時間を通知する。
【0013】状態遷移テーブル18には、各種の通信処
理の状態に対応して実行すべき処理名が登録されてい
る。図3は、状態遷移テーブル18の一例の説明図であ
る。状態1乃至4は、現在の通信処理の状態であり、ま
た、事象1乃至4は、イベント制御部17において検知
され、識別された事象の種類である。また、処理1乃至
6は、それぞれの状態の時に、発生した事象に対して行
なうべき処理である。例えば、現在の通信処理の状態が
状態1であるとき、事象1が発生した場合は、処理1が
実行されることを示している。また、状態3の時に事象
3が発生した場合には、処理5が実行されることを示し
ている。もちろん、状態の数や事象の数、状態と事象に
よって選択される処理は、実際に適用されるシステムに
応じて設計すべきことである。この状態遷移テーブル1
8は、イベント制御部17によって参照される。
【0014】ログ記憶制御部15は、イベント制御部1
7から記録を指示されたログデータを、ログ記憶部16
に記録する。図4は、ログ記憶部16に記録されるログ
データの一例の説明図である。記録されるログデータと
しては、事象、状態、時間の3つが記録される。この例
では、これらの他に、分類と、ログの開始および終了時
刻を記録している。事象は、イベント制御部17におい
て検出し、分析した事象である。状態は、現在の通信処
理の状態であり、状態管理部4からイベント制御部17
が得た情報である。これらの情報は、例えば、事象名,
状態名として、文字列で記録することもできるが、記憶
容量を少なくするため、対応するコードで記憶するよう
に構成するとよい。時間は、ログの開始した時刻または
前回記録した事象の発生から、今回記録すべき事象の発
生した時刻までの時間間隔である。図4に示した例で
は、ログの開始および終了時刻を記録するように構成し
ており、事象の発生した時刻を特定することができる。
時間の項目は、現在時刻を記録するように構成すること
もできるが、必要となるデータ量が多くなるため、時間
間隔を記録する方が望ましい。また、必要であれば、ロ
グテーブル検索時の手助けとなるように、分類なども記
録することができる。この分類の項目には、例えば、受
信イベント、オペレータイベントなどを識別するための
分類や、プロトコルレイヤの分類などを入れることもで
きる。これらの例については、後述する。図4に示した
ログデータは、分類,状態,事象は1バイトのデータで
あり、最大256の分類,状態,事象の識別が可能であ
る。また、時刻については2バイトであり、10mse
cを単位として、最大655.35sec=約10分の
識別が可能である。適用する通信プロトコルや機種等に
応じて、保管データ長を変更し、記憶量を増減すること
が可能である。ログデータは、例えば約10分ごとにフ
ァイルを別にして記録するなど、時間データによって複
数のファィルに分けることも可能である。複数のファイ
ルに分割して記録する場合でも、ログ開始時刻、および
ログ終了時刻を記録しておくことにより、識別可能であ
る。また、このような時間別のログファイルは、ログの
解析時の検索に有効であるほか、大量になりがちの保管
ログデータを期限を決めて自動的に削除するなど、管理
の面でも有効である。
【0015】図5は、本発明のデータ処理システムの一
実施例の動作を説明するためのフローチャートである。
図2に示したようなシステムにおいて、通信制御ソフト
ウェアが起動されると、まずイベント待ち状態となる。
S31において、イベント制御部17は、入出力制御部
12、回線制御部13から、または、イベント制御部1
7内部からのデータあるいは信号などのトリガ等の発生
を検出し、イベントを検知する。イベントを検知する
と、S32において、時間管理部5にイベントの発生し
た現在の時刻または前回の事象発生からの経過時間を問
い合わせる。さらに、S33において、発生したイベン
トを分析し、あらかじめ登録されている事象のうちのど
れに対応するかを選択する。また、S34において、情
報管理部4に対して、現在の状態を問い合わせる。
【0016】S35では、S32,S33,S34で得
られた、時刻,事象名,状態名の3項目について、対応
するデータをログ記憶制御部15を介してログ記憶部1
6に記録する。記録の際には、図4でも説明したよう
に、事象名,状態名は対応するコードに変換して、また
時間は前回の事象発生からの経過時間をログ記憶部に記
録する。また、必要であれば、分類の項目などを一緒に
記録することもできる。最初のログデータの記録時に
は、ログデータの開始時間情報が記入される。また、ロ
グ記憶量を確認し、一定量に達した場合には、終了時間
情報を記入し、新たなログ記憶ファィルに続きを記録す
る。
【0017】そして、S36において、イベント制御部
17は、状態遷移テーブル18に記憶されている情報を
参照し、発生した事象と、現在の通信処理の状態をもと
に、テーブルから対応する処理名を取り出す。S37に
おいて、取り出された処理名に対応する処理を呼び出
し、S38において、実行される。実行される処理手続
きは、処理名に応じてそれぞれ異なった処理を行なうこ
とができ、応答の送信、状態の変更、通信処理の終了な
どの指示が含まれる。処理を終了すると、S39におい
て、通信処理が終了したか否かが判断され、通信処理中
はS31に戻り、イベント制御部7は次のイベントを待
つ。
【0018】このようにして、入出力制御部12、回線
制御部13から、または、イベント制御部17内部から
発生する事象を、現在の通信処理の状態および時間等の
データとともに、ログデータとしてログ記憶部16に記
録することができる。
【0019】図6は、本発明のデータ処理システムにお
ける通信処理の第1の具体例のタイムチャートであり、
図7は、第1の具体例のログデータの一例の説明図であ
る。第1の具体例では、端末側では正常な処理を行なっ
ているが、ホスト側では、タイムアウトの異常を検出し
て再送を行なったときの例である。ホスト側は、データ
を端末側に送り、さらにデータを送って、応答待ち
となる。この間、ホスト側では、応答が来なかった場
合、データを再送するために、タイマを起動する。端
末側では、データおよびデータを受信し、処理を行
なって、肯定応答をホスト側に送出する。しかし、ホ
スト側では、肯定応答を受信する前にタイムアウトと
なり、データと同じデータを再送データとして端末
側に送出してしまっている。
【0020】この通信の状況は、上述の処理により、図
7に示すようなログデータが記録される。このログデー
タでは、分類の項目を設け、事象の発生したプロトコル
レイヤの種別を記録するように構成されている。また、
図7では、分類、事象、状態の各項目には、文字列を記
入しているが、実際には、コードデータを記録しておく
ことができる。データの受信に伴い、受信の事象が発
生し、事象が発生したプロトコルレイヤの種別(D
L)、データに基づく事象(R−INFO)と、現在
の状態(TRANS)、それにログデータの記録開始時
刻(1991.4.1 12:00.000)からの時
間(10.28sec)が記録される。同様に、データ
についても、受信の事象の発生に伴い、各項目のデー
タが記録される。処理を行なった後、肯定応答の送信
は、送信の事象の発生であり、この場合も、送信を行な
うプロトコルレイヤの種別(DL)、事象(S−F−R
R)、状態(TRANS)、それにデータの受信から
の時間(22.25sec)を記録する。その後、デー
タの受信に伴い、データの受信の事象に対する記録
が行なわれる。
【0021】第1の具体例のような場合、端末側では、
受信したデータに対する肯定応答を送出しているの
で、正常な通信処理が行なわれているが、ホスト側で
は、タイムアウトのため、エラー処理として、再送を行
なっている。このように、見かけ上、正常な通信処理が
行なわれた場合であっても、データの送出までの時間
が長く、ホストのタイムアウトまでの時間に近いこと
や、データの送出からデータの受信までの時間が短
いことなどから、タイムアウトによるデータの再送が行
なわれたことを知ることができる。このようにして、タ
イムアウト等による通信障害の検出、および原因究明を
行なうことができる。
【0022】図8は、本発明のデータ処理システムにお
ける通信処理の第2の具体例のタイムチャートであり、
図9は、第2の具体例のログデータの一例の説明図であ
る。第2の具体例では、オペレータや、端末の状態の変
化などによって、割り込みが入った場合の例である。ホ
スト側は、データを端末側に送り、さらにデータを
送出している。データの到着中、または到着後に、オ
ペレータによって、通信処理の中断や終了、または操作
ミスなどによる割り込みや、端末の状態が変化し、割り
込みがかかると、端末側からは、否定応答を送出す
る。否定応答を受信したホスト側では、端末側に何ら
かの異常が発生したものとして、端末側に対してリセッ
トデータを送出し、通信処理状態のリセットを行な
う。
【0023】この通信の状況は、上述の処理により、図
9に示すようなログデータが記録される。このログデー
タでは、分類の項目に、送信事象、受信事象、オペレー
タ事象など、事象の大分類を識別するための種別を記録
するように構成されている。また、図9においても、図
7と同様に、分類、事象、状態の各項目には、文字列を
記入しているが、実際には、コードデータを記録してお
くことができる。データの受信に伴い、受信の事象が
発生し、事象の大分類の種別(RCV)、データに基
づく事象(R−DATA)と、現在の状態(RCV)、
それにログデータの記録開始時刻(1992.4.1
12:00.000)からの時間(153.91se
c)が記録される。同様に、データについても、受信
の事象の発生に伴い、各項目のデータが記録される。こ
こで、オペレータの操作や、端末の状態の変化によっ
て、割り込みが発生すると、ローカル処理の事象、例え
ばオペレータによる事象の発生として、ログデータの記
録を行なう。記録するログデータは、事象の大分類の種
別(OPE)、事象(INTERRUPT)、状態(R
CV)、およびデータの受信からの時間(0.62s
ec)である。その後、この割り込みに対する処理が行
なわれ、通信処理の状態が遷移するとともに、ホスト側
に対して否定応答が送出される。否定応答の送信に
ついても、送信の事象の発生として、ログデータが記録
される。さらに、否定応答に応答して、ホスト側から
送出されたリセットデータの受信についても、受信の
事象の発生として、同様に、ログデータが記録される。
【0024】第2の具体例では、端末側のローカルな処
理に従って処理がなされ、見かけ上、通信エラーが発生
している。このような場合でも、例えばオペレータから
の割り込みといったローカル処理に基づく事象をもログ
データとして記録しているので、このログデータをを参
照することにより、簡単に原因究明を行なうことができ
る。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、大容量の記憶スペースを必要とせず、また、
通信コマンドの誤りなどの端末側の障害、オペレータの
誤操作による障害などの場合やタイムアウトにより相手
もしくは自端末より見かけ上正常手順による開放手続き
が行なわれたような場合であっても、その状況を解析
し、通信障害の原因究明を確実に行なうことができる、
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデータ処理システムの概要の説明図
である。
【図2】 本発明のデータ処理システムの一実施例を示
す基本構成図である。
【図3】 状態遷移テーブルの一例の説明図である。
【図4】 ログ記憶部に記録されるログデータの一例の
説明図である。
【図5】 本発明のデータ処理システムの一実施例の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図6】 本発明のデータ処理システムにおける通信処
理の第1の具体例のタイムチャートである。
【図7】 本発明のデータ処理システムにおける第1の
具体例のログデータの一例の説明図である。
【図8】 本発明のデータ処理システムにおける通信処
理の第2の具体例のタイムチャートである。
【図9】 本発明のデータ処理システムにおける第2の
具体例のログデータの一例の説明図である。
【符号の説明】
1 LAN、2 通信サービス網、3 専用回線、4〜
7 通信装置、11入出力装置、12 入出力制御部、
13 回線制御部、14 通信制御部、15ログ記憶制
御部、16 ログ記憶部、17 イベント制御部、18
状態遷移テーブル、19 状態管理部、20 時間管
理部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信機能を有するデータ処理システムに
    おいて、現在時刻を管理する時間管理手段と、現在の通
    信状態を管理する状態管理手段と、ログ情報を記憶する
    ログ記憶手段と、イベントの発生を検知し、発生したイ
    ベントを分析し、対応する事象を選択するとともに、時
    間管理手段に対して現在時刻を問い合わせ、また状態管
    理手段に対して現在の通信状態を問い合わせ、少なくと
    も事象、通信状態、現在時刻に基づくデータをログ記憶
    手段に記憶させるイベント制御手段を有することを特徴
    とするデータ処理システム。
JP4229257A 1992-08-04 1992-08-04 データ処理システム Pending JPH0662088A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4229257A JPH0662088A (ja) 1992-08-04 1992-08-04 データ処理システム

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JP4229257A JPH0662088A (ja) 1992-08-04 1992-08-04 データ処理システム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007271722A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Yamaha Corp 電子楽器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007271722A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Yamaha Corp 電子楽器

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