JPH0661930U - 帽 子 - Google Patents

帽 子

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Publication number
JPH0661930U
JPH0661930U JP783093U JP783093U JPH0661930U JP H0661930 U JPH0661930 U JP H0661930U JP 783093 U JP783093 U JP 783093U JP 783093 U JP783093 U JP 783093U JP H0661930 U JPH0661930 U JP H0661930U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mask
hat
ear
worn
right sides
Prior art date
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Pending
Application number
JP783093U
Other languages
English (en)
Inventor
真治 岩永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PASCO SHIKISHIMA CORPORATION
Original Assignee
PASCO SHIKISHIMA CORPORATION
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Filing date
Publication date
Application filed by PASCO SHIKISHIMA CORPORATION filed Critical PASCO SHIKISHIMA CORPORATION
Priority to JP783093U priority Critical patent/JPH0661930U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】帽子とともにマスクを着用する場合において、
マスクを作業者の耳に掛け止めすることなく着脱するこ
とができる帽子を提供すること。 【構成】マスクを併用して着用する帽子であって、帽子
の左右にマスクの左右に設けた輪状の耳かけ部を着脱可
能な掛止部を設けたこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、マスクを併用して着用する帽子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、環境衛生上、安全上の観点から作業者を保護するために、あるいは 製品の品質管理上の観点から繊維、ちり等の微細なものの混入を防止するために 多くの生産工程において、専用の作業服のみならず帽子やマスクの着用が必要で ある。 これらの着用は、作業時間全体を通して必要であることが多く、通常休憩時間 以外は、継続して着用しなければならないというのが現状である。 このうち、専用の作業服や帽子については、作業性の観点から通常サイズも豊 富に用意され、各作業者が長時間着用しても苦痛を感じたり、作業性が低下しな いよう配慮されていることが多い。 一方、マスクについては、同様に長時間着用するのにもかかわらず、普通に使 用される伸縮するゴム製の輪状の耳かけ部を有する一定のサイズのものが使用さ れている。 これは、マスクが衛生面及びコスト面とから使い捨て可能なものに限定される ことからやむをえないともいえる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ゴム製の耳かけ部を長時間耳に掛けていると、耳かけ部が接す る耳の裏の耳たぶの付け根の部分が圧迫されてその部分に痛みを感じるようにな る。 作業者が痛みを感じつつ作業を行わなければならないのは大変苦痛であり、作 業性が低下するとともに、ついマスクをとってしまったりすることにもなりかね い。また、マスクのない状態での作業は作業者自身にとっても労働衛生上問題で あることが多く、また製品の不良にもつながることにもなる。 そこで、本考案では、帽子とともにマスクを着用する場合において、マスクを 作業者の耳に掛け止めすることなく着脱することができる帽子を提供することを 目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するための手段として本考案では、マスクを併用して着用 する帽子であって、帽子の左右にマスクの左右に設けた輪状の耳かけ部を着脱可 能な掛止部を設けたことを特徴とする帽子を創作した。
【0005】
【作用】
上記構成としたことにより、マスクの耳かけ部は作業者の耳でなく帽子の左右 縁に掛け止めされることになり、長時間のマスクの着用によっても耳たぶの付け 根に苦痛を感じることなく作業を行うことができる。
【0006】
【実施例】
以下に、本考案を具現化した一実施例として、図1及び図2に示す作業用の帽 子について説明する。 図2には本考案に係る帽子の斜視図が示されている。 帽子1は、従来と同様布製で作業者の頭部を覆う程度の半球状の帽子部2と前 方に張り出た鍔部3とから形成されている。なお、さらに、後頭部の毛の脱落防 止のために帽子の後方にはネット状の垂れ部が形成されていてもよい。
【0007】 帽子部2の周縁部4は、その立体形状を維持しやすいように、また頭部に固定 しやすいように布地を重ねて形成されている。周縁部4には適当な調節手段によ り着用者の頭部の大きさにフィットするようになっている。この周縁部4の左右 、すなわち、帽子1の着用者の耳の付近にあたる部分には、ベルクロファスナー のオス部材8とメス部材7の双方を有する帯状体6が取り付けられている。ここ に、ベルクロファスナーとは、互いに引きかけられるようになっている鉤止め部 材を備えた2個の支持体からなるものをいう。 この帯状体6は、周縁部4に縫い付けられる程度の幅で所定の長さに形成され 、周縁部4の所定の位置に、周縁部に沿って帯状体6の鍔部側が自由端6aとな るように、帯状体6の後端6bから所定の長さ部分のみが周縁部4に縫着等によ り固定されている。
【0008】 そして、この縫着された部分の表面には、マジックファスナーのメス部材7が ほぼその長さにわたって固定されている。さらに、自由端6aの先端の同じ面に は、このメス部材7と係合する所定の形状のマジックファスナーのオス部材8が 固定されている。 したがって、図1に示すように、一個の帯状体6を後方に折り返してメス部材 7にオス部材8を係合させることにより、帽子1の周縁部4には左右一対の着脱 可能なリング状の掛止部10が形成されるようになっている。 この掛止部10は、オス部材8を所定の長さのメス部材7のどの位置で係合さ せるかによって、形成するリングの前端の位置が異なるようになっている。 すなわち、メス部材7のうち最も鍔部3に近い位置にオス部材8を固定すれば 、リングの前端は最も鍔部3に近い位置に形成され、最も遠い位置に固定すれば 、リングの前端はほぼ、メス部材7の前端に一致される。
【0009】 次に、このように形成した帽子1を着用して作業する際の作用について図1に 基づいて説明する。 この帽子1とともに着用するマスク11は、着用者の口の周囲に当てるための マスク部12と左右側にゴムヒモ等で輪になった耳かけ部14が設けられたマス クや、不織布等でマスク部12と耳掛け部14とが一枚の布で形成されたマスク であってもよい。 さらに特殊なフィルターを備えて耳かけ部14を有する防塵マスクであっても よい。
【0010】 まず、帽子1を着用した作業者は、帽子1の一方にある帯状体6を手で折り返 してにリングになるように持った状態でマスク11の耳かけ部14を帯状体6に 掛ける。そして、マスク部12が適度に着用者の口周辺に接するように帯状体6 のオス部材8の固定位置を決める。 同様に反対側の耳かけ部14もオス部材8の固定位置を調整しつつ帯状体6に 掛けて固定する。
【0011】 すなわち、従来耳に掛けるように設けた耳かけ部14を帽子1の周縁部4に設 けた帯状体6による掛止部10に固定することにより、着用者の耳に掛けなくて も済むようになっている。 したがって、着用者には長時間のマスク11着用による耳の付け根の痛みが発 生しないので、苦痛を感じることがなく特にこの痛みによる作業性の低下がない 。 また、マスク11の長時間着用が可能となることにより、安全衛生の維持、製 品の品質確保というマスク着用の本来の機能を確実に得ることができる。 さらに、帽子1の後部にネット等が設けられたものにあっては、マスク11の 着脱時にネットを開閉する必要がないため、毛髪落下の心配もない。
【0012】 あわせてマスク11の脱着方法が簡単であるため、誰でも適切に使用すること ができ、またマジックファスナー等の固定部材によりマスクが確実に固定され、 マスクの不意の脱落を防止することができる。 また、本例によれば、帯状体6の固定位置の調整により、ワンサイズのマスク 11でも各着用者に適する着用が可能となる。
【0013】 なお、本例においては、帯状体6を折り返してリング状の掛止部10を形成し て、その輪の部分に耳かけ部14を掛け止めする構成としたが、これに限定する ものではない。すなわち、マスクの耳かけ部を掛け止めできる構成であればよく 、掛止部10は帯状体6をマジックファスナーによる固定によらないでスナップ 等を利用して固定可能に形成したものでも、また図3に示すように単にボタンや 抜け止め作用のある鍔形状の突起体16を設けてもよい。なお、この場合、複数 個のスナップやボタン等を並べることによりマスク11の着用を調整できる。
【0014】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によれば、帽子の左右にマスクの輪状の耳掛け部を 掛止できる掛止部を設けたことにより、マスクの着用による耳の付け根の痛みを 排除することができ、長時間にわたるマスクの着用によっても作業者が苦痛を感 じることがないため、マスク着用による安全衛生の管理及び製品等の品質管理が 確実に行われることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る帽子を着用した状態を示す図であ
る。
【図2】帽子の斜視図である。
【図3】その他の実施例を示した図である。
【符号の説明】
1…帽子 10、16…掛止部 11…マスク 14…耳かけ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスクを併用して着用する帽子であって、
    帽子の左右にマスクの左右に設けた輪状の耳かけ部を着
    脱可能な掛止部を設けたことを特徴とする帽子。
JP783093U 1993-02-02 1993-02-02 帽 子 Pending JPH0661930U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP783093U JPH0661930U (ja) 1993-02-02 1993-02-02 帽 子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP783093U JPH0661930U (ja) 1993-02-02 1993-02-02 帽 子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0661930U true JPH0661930U (ja) 1994-09-02

Family

ID=11676519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP783093U Pending JPH0661930U (ja) 1993-02-02 1993-02-02 帽 子

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JP (1) JPH0661930U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55709B1 (ja) * 1970-07-22 1980-01-09
JPS5713642B2 (ja) * 1972-07-22 1982-03-18
JPH0647330B2 (ja) * 1988-12-15 1994-06-22 三菱自動車工業株式会社 車高調整装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55709B1 (ja) * 1970-07-22 1980-01-09
JPS5713642B2 (ja) * 1972-07-22 1982-03-18
JPH0647330B2 (ja) * 1988-12-15 1994-06-22 三菱自動車工業株式会社 車高調整装置

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