JPH0661483B2 - プレス・フィーダ付廃棄物破砕機 - Google Patents

プレス・フィーダ付廃棄物破砕機

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JPH0661483B2
JPH0661483B2 JP14758389A JP14758389A JPH0661483B2 JP H0661483 B2 JPH0661483 B2 JP H0661483B2 JP 14758389 A JP14758389 A JP 14758389A JP 14758389 A JP14758389 A JP 14758389A JP H0661483 B2 JPH0661483 B2 JP H0661483B2
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JP
Japan
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waste
crusher
level
press
feeder
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JP14758389A
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JPH0312244A (ja
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春海 藤本
秀司 山室
善美 潮田
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Kawasaki Motors Ltd
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Kawasaki Jukogyo KK
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプレス・フィーダ付廃棄物破砕機の改良に関す
る。
〔従来の技術〕
従来から、この種のプレス・フィーダ付廃棄物破砕機
は、例えば実開昭62-83534号公報に開示されて知られて
いる。
即ち、破砕室の中央部にはロータ軸に支持されスパイダ
に取付けられたハンマを有する回転打撃体が本体ケーシ
ング内に収容されており、本体ケーシングには廃棄物の
供給シュートが斜設されている。供給シュート内部には
プレス・フィーダが配設されており、プレスフィーダは
供給シュートを両側部から挟持するように設置された揺
動枠上に設けられ、揺動枠は被処理物の移動方向に対し
て直角かつ水平に位置されたピンの廻りに揺動自在に支
持されている。プレス・フィーダは揺動枠の先端に軸架
された駆動軸および駆動軸の反対側に位置された従動軸
を設け、それぞれスプロケットを取付けるとともにキャ
タピラが連接されている。
また駆動軸は伝動手段を介してプレス・フィーダ用モー
タにより駆動される。このさい、プレス・フィーダ用モ
ータは可変速駆動されるのでキャタピラの移動速度も同
様に可変速となしうる。
揺動枠は油圧シリンダを作動させることにより上記のピ
ンの廻りに揺動され、キャタピラの表面と供給シュート
の内底面との間に所要間隔を保持することができプレス
・フィーダ用モータの駆動によってキャタピラが所要速
度をもって運動すると供給シュートの供給端側から投入
された不規則状になって空隙を多く保有している廃棄物
は順次圧縮されながら移動し、上記間隔まで圧縮されて
空隙を縮少させた状態にて破砕機に供給される。
上記において、供給シュートから投入される廃棄物の投
入量は大きく変動するので、上記の変動に対応してプレ
ス・フィーダ用モータ回転数を調節することにより、廃
棄物の破砕機への供給量の変動が平滑となるようにされ
ていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来プレス・フィーダ付廃棄物破砕
機によれば、供給シュートから投入される廃棄物の投入
量および寸法が大きく変動している状況のもとで、前記
の変動状況を常時遠隔して目視により把握しながら、プ
レス・フィーダ用モータの回転数および油圧シリンダの
上昇、下降を調節するので、前記の変動状況を確実に把
握し、かつ、前記モータの回転数および油圧シリンダの
上昇、下降の方向切換を正確に調節することは困難であ
った。したがって、廃棄物破砕機の負荷変動を著しく増
大させて運転を不安定なものにしてしまうのみならず、
運転員の作業負担の増大を招いてしまうと言う問題があ
った。
本発明は、このような従来の問題を解決するものであ
り、搬入手段への廃棄物搬入量が大きく変動している状
態であっても、供給シュートの内底面における廃棄物の
滞留レベルが一定に近付くように制御することにより、
廃棄物破砕機の負荷変動を生じさせないようにし、運転
効率の著しい安定向上を図る優れたプレス・フィーダ付
廃棄物破砕機を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、搬入手段により破
棄物を搬入して、上記搬入手段に接続した供給シュート
内部に設けたプレスフィーダにより破砕機に加圧供給し
て破砕するための破棄物破砕機において、前記供給シュ
ートの供給端側に内底面上の廃棄物の滞留レベルを検出
するレベル検出手段と、レベル検出手段によって検出さ
れた廃棄物の滞留レベルがレベル設定範囲と相異する場
合は搬入手段の廃棄物搬入量を増減させるように搬入手
段用モータの回転数を制御する回転数制御手段と、ま
た、廃棄物の滞留レベルがレベル設定範囲と相異する場
合は内底面とプレスフィーダとの間隔を増減させるよう
に油圧シリンダの方向切換を制御する方向制御手段と、
前記破砕機の破砕負荷を検出する負荷検出手段と、破砕
負荷が負荷設定範囲と相異する場合は前記プレスフィー
ダ用モータの回転数を制御する回転制御手段と、を具備
するようにしたものであり、また、前記レベル検出手段
は供給シュートの供給端側に内底面上の廃棄物を撮像す
るように配設された撮像手段と、前記撮像から得られた
画像情報にもとづいて内底面上の廃棄物の滞留レベルを
検出する画像処理手段とを備えるようにしたものであ
る。
〔作用〕
本発明は上記のような構成により次のような作用を有す
る。
すなわち、供給シュートの内底面上の廃棄物の滞留レベ
ルを検出して搬入手段用モータの回転数制御を行い、搬
入手段への廃棄物搬入量が大きく変動している状態であ
っても、上記滞留レベルが一定に近付くように制御し、
同時に油圧シリンダの方向切換を制御する方向制御を行
い、上記滞留レベルが一定に近付くように二要素による
制御をなし、破砕機負荷を検出してプレス・フィーダ用
モータの回転数制御を行い、前記の搬入手段への廃棄物
搬入量が大きく変動するとともに、供給シュートから投
入される廃棄物の投入量および寸法が大きく変動してい
る状況であっても、廃棄物破砕機の破砕負荷の負荷変動
を生じさせないようにし、運転員の作業負担を低減さ
せ、運転効率の著しい安定向上を図ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して具体的に説明す
る。
第1図は、本発明のプレス・フィーダ付廃棄物破砕機の
一実施例の全体構成図である。
プレス・フィーダ付廃棄物破砕機10は、基本的に、回転
打撃体16を有する破砕機18とプレス・フィーダ24を備え
ており、回転打撃体16は、破砕機18の中央部に配置され
てロータ軸に取付けられ、破砕機用モータ20をもって高
速回転される。破砕機ケーシング19には供給口17に接続
して廃棄物の供給シュート12が適切な傾斜角のもとで斜
設されており、13は供給シュート12の供給端をしめし、
廃棄物が投入される。供給シュート12の内部にはプレス
・フィーダ14が配設されており、プレス・フィーダ14は
供給シュート12を両側部から挾持するように設置された
揺動枠21上に設けられている。揺動枠21はピン23の廻り
に油圧シリンダ25の作動によって揺動自在となるように
支持され、供給シュート12の内底面とプレス・フィーダ
14との間隔が自在に調節される。プレス・フィーダ14は
駆動軸および駆動軸の反対側に位置された従動軸が設け
られ、それぞれにスプロケットを取付けるとともにキャ
タピラ27が連接されている。また、駆動軸は伝動手段を
介してプレス・フィーダ用モータ22により駆動される。
プレス・フィーダ用モータ22は変換器26の作動によって
可変速にて駆動されてキャタピラ27の移動速度が可変速
となり、したがって内底面上の廃棄物の移動速度を可変
速にすることができる。34は廃棄物を搬入手段をしめ
し、例えば、エプロンコンベヤなどが用いられ、廃棄物
はグラブバケットなどにより継続して受入れられてエプ
ロンコンベヤ34上を搬送されて供給シュート12の供給端
13から投入される。搬入手段用モータ36は搬入手段34を
駆動し、変換器38の作動によって回転数を可変速にし、
搬送手段34の移動速度か可変速にされて、廃棄物搬入量
を増減させることができる。
レベル検出手段40として、撮像手段41および画像処理42
が用いられる場合について説明する。
41は撮像手段をしめし、例えば工業用テレビカメラなど
が用いられ、供給シュート12の内底面上に滞留されて移
動している廃棄物を二次元にて撮像するように供給シュ
ート12の供給端13側に配設されている。42は画像処理手
段をしめし、上記画像手段41から得られた画像情報を処
理し、内底面上の廃棄物の滞留レベルを検出するもので
ある。
撮像手段41からの画像情報は画像処理手段42の前処理部
に入力され、アナログ1デジタル変換回路、2値化回
路、画像メモリ回路、演算処理回路などによって電子回
路が構成され、画像処理が行われ、廃棄物の形状特徴が
特徴パラメータとして表現されるとともに、供給シュー
ト12の内底面上の適宜区間ごとの廃棄物の滞留量の分
布、すなわち、廃棄物の滞留レベルを検出する信号43,4
3aとして出力される。油圧回路52において油圧シリンダ
25に過大な圧力が負荷された場合にはアンロード回路に
よって圧力が減ぜられる。
信号43によって回転数制御手段46に入力させ、前記の搬
入手段34の搬入手段用モータ36の回転数を制御し、上記
画像処理手段42によって検出された廃棄物の滞留レベル
が設定手段47により予じめ定められたレベル設定範囲と
相異する場合は前記の変換器38を作動させて搬入手段34
用モータの回転数変更が行われ、搬入手段34の移動速度
を制御し、廃棄物搬入量が増減される。
また、信号43aによって方向制御手段48に入力させ、前
記のプレス・フィーダ14の油圧シリンダ25の上昇、下降
の方向切換を制御し、また、上記の検出された廃棄物の
滞留レベルが設定手段50により予じめ定められたレベル
設定範囲と相異する場合は切換回路54を経て油圧回路52
から油圧シリンダ25に作動して供給シュート12とプレス
・フィーダ14との間隔を増減し、廃棄物の寸法の変動に
対応して、加圧移動させて破砕機18に供給される。
破砕機18の破砕負荷は破砕機用モータ20の測定器28によ
り電流値、電力値および上記の積算値にて検出され、ま
た、発信器24により上記の回転数が検出されて、プレス
・フィーダ用モータ22の回転数制御手段30に入力させ、
プレス・フィーダ14のモータ22の回転数を制御し、上記
測定器28によって検出された破砕機18の負荷が設定手段
32により予じめ定められた負荷設定範囲と相異する場合
は、変換器26を作動させてプレス・フィーダ14用モータ
22の回転数変更が行われ、プレス・フィーダ14の移動速
度を制御し、破砕機18への廃棄物供給量を増減させる。
プレス・フィーダ用モータ22および搬入手段用モータ36
の回転数制御は比例制御などの制御方式を用いるほかに
オンオフ制御方式を用いることも可能であり、運転条件
に応じて最適方式を選択することができる。
〔発明の効果〕
本発明は上記実施例より明らかなように、プレス・フィ
ーダ付廃棄物破砕機において搬入手段から破砕機まで廃
棄物を供給するにあたり、搬入手段への廃棄物搬入量が
大きく変動するとともに、供給シュートから投入される
廃棄物の投入量および寸法が大きく変動している状態で
あっても、供給シュートの内底面における廃棄物の滞留
レベルが一定に近付くように制御することにより、廃棄
物破砕機の破砕負荷の負荷変動を生じさせないように
し、運転員の作業負担を低減させ、運転効率の著しい安
定向上を図ることができるなどの実用上の効果は多大で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のプレス・フィーダ付廃棄物破砕機の一
実施例の全体構成図である。 10……プレス・フィーダ付廃棄物破砕機 12……供給シュート、13……供給端 14……プレス・フィーダ、15……内底面 18……破砕機、20……破砕機用モータ 22……プレス・フィーダ用モータ 25……油圧シリンダ、30……回転数制御手段 34……搬入手段、36……搬入手段用モータ 40……レベル検出手段、41……撮像手段 42……画像処理手段、46……回転数制御手段 48……方向制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬入手段により廃棄物を搬入して、上記搬
    入手段に接続した供給シュート内部に設けたプレスフィ
    ーダにより破砕機に加圧供給して破砕するための廃棄物
    破砕機において、前記供給シュートの供給端側に内底面
    上の廃棄物の滞留レベルを検出するレベル検出手段と、
    レベル検出手段によって検出された廃棄物の滞留レベル
    がレベル設定範囲と相異する場合は搬入手段の廃棄物搬
    入量を増減させるように搬入手段用モータの回転数を制
    御する回転数制御手段と、また、廃棄物の滞留レベルが
    レベル設定範囲と相異する場合は内底面とプレスフィー
    ダとの間隔を増減させるように油圧シリンダの方向切換
    を制御する方向制御手段と、前記破砕機の破砕負荷を検
    出する負荷検出手段と破砕負荷が負荷設定範囲と相異す
    る場合は前記プレスフィーダ用モータの回転数を制御す
    る回転制御手段と、を具備したことを特徴とするプレス
    ・フィーダ付廃棄物破砕機。
  2. 【請求項2】前記レベル検出手段は供給シュートの供給
    端側に内底面上の廃棄物を撮像するように配設された撮
    像手段と前記撮像手段から得られた画像情報にもとづい
    て内底面上の廃棄物の滞留レベルを検出する画像処理手
    段とを備えたことを特徴とする請求項1記載のプレス・
    フィーダ付廃棄物破砕機。
JP14758389A 1989-06-09 1989-06-09 プレス・フィーダ付廃棄物破砕機 Expired - Lifetime JPH0661483B2 (ja)

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JPH03143555A (ja) * 1989-10-30 1991-06-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 破砕機の自動送り装置
JP2749982B2 (ja) * 1990-08-30 1998-05-13 三菱重工業株式会社 破砕機の運転制御装置
DE19708185C2 (de) * 1997-02-28 2002-07-11 Svedala Lindemann Gmbh Verfahren und Einrichtung zum Beschicken und Betreiben einer Anlage zum Zerkleinern von recycelbaren Alt-Gütern
FI129852B (fi) * 2012-10-02 2022-09-30 Metso Minerals Inc Menetelmä mineraalimateriaalin prosessointilaitoksen ohjaamiseksi ja mineraalimateriaalin prosessointilaitos

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