JPH0661420B2 - 空気清浄機の制御回路 - Google Patents

空気清浄機の制御回路

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JPH0661420B2
JPH0661420B2 JP63276714A JP27671488A JPH0661420B2 JP H0661420 B2 JPH0661420 B2 JP H0661420B2 JP 63276714 A JP63276714 A JP 63276714A JP 27671488 A JP27671488 A JP 27671488A JP H0661420 B2 JPH0661420 B2 JP H0661420B2
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JP
Japan
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gas sensor
output
control circuit
voltage
electric blower
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Application number
JP63276714A
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JPH02122807A (ja
Inventor
信弘 林
秀二 安倍
忠 松代
聖一 上野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Electrostatic Separation (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭等で使用する酸化金属型のガスセンサ
を使用して自動運転を行う空気清浄器に関するものであ
る。
従来の技術 従来のこの種の空気清浄器について、図面を参照しなが
ら一例を説明する。
第5図,第6図において、本体101の前面の吸気口1
02より電動送風機103によって吸入された空気は、
本体内部で浄化された後、排気口103より排出され
る。電動送風機103は、センサグリル104内に配置
されたガスセンサ105の出力に応じて駆動される。回
路的に説明すると、電源106には前記電動送風機10
3と双方向性サイリスタ107が直列に接続され、ノイ
ズ防止用コンデンサ108で保護された双方向性サイリ
スタ107のゲート108に制御回路109より信号を
入れることにより電動送風機は動作する。制御回路10
9の電源Vc は前記電源106に接続した変圧器110
により降圧した後、整流素子111にて整流し、コンデ
ンサ112で平滑し、更に抵抗113を介してツェナー
ダイオード114に流した電流によって決まる基準電圧を
もってトランジスタ115の出力端で安定化し、供給し
ている。制御回路109はガスセンサ105の出力電圧
OUTに応じて電動送風機103を運転する。
発明が解決しようとする課題 しかしこのような従来の構成では、電動送風機103の
回転数を第7図に示すように、ガスセンサ105の出力
OUTの上昇に応じて位相制御で上昇させようとする
と、双方向性サイリスタ107に与える電流が増加し、
制御回路109及びガスセンサ105の電源電圧Vc が
数十mV程度は低下する。通常、制御回路109の電源電
圧は数十mV程度変動しても何ら問題のない場合が多い。
しかし、ガスセンサ105の電源が数十mV変動すると出
力VOUTも同程度変動し、図中の部のように、ガスセ
ンサ出力が歪みを持つことになり、電動送風機103が
OFFすると、VOUTが上昇し、ONすると低下する条
件が電動送風機103の駆動基準レベル近傍で発生する
可能性がある。すなわち、短時間でガス濃度(汚れ)に
変動が無い場合でもON−OFFを繰り返えすことがあ
り、それを解決しなければならないという課題があっ
た。
課題を解決するための手段 本発明は上記従来の課題を解決するため、室内の汚れを
検出するガスセンサの出力に応じて自動的に機体を運転
・停止する制御回路を有したものにあって、前記ガスセ
ンサの電源電圧が機体の運転時よりも停止時に低くなる
ように切替えることにより、ガスセンサ出力を運転時に
比べて停止時に低くしたものである。
作用 ガスセンサの電源電圧を下げると、ガスセンサ内部のヒ
ータに印加される電圧と、出力を与える抵抗を含む出力
回路の電圧が共に低下し、ガスセンサの出力は微少な電
源電圧の低下でも大きく低下する。これによって運転を
開始すればガスセンサ出力は上昇し、停止すれば低下
し、一定の動作開始電圧に対してヒステリシスを与える
ことになり、明確なON・OFF動作を得ることができ
る。
実施例 本発明の一実施例について、以下に図面を参照しながら
説明する。
第1図において、電源1には電動送風機2が双方向性サ
イリスタ3を介して接続されると共に、変圧器4が接続
されている。変圧器4の2次側は整流器5で整流した
後、コンデンサ6で平滑し、トランジスタ7とツェナー
ダイオード8、抵抗9で安定化直流電源を形成し、この
電源には、制御回路10とガスセンサ11が接続され、
電圧Vが印加されている。制御回路10は前記双方向
性サイリスタ3を駆動していない間だけ、トランジスタ
12をONする信号を出力し、トランジスタ12は抵抗
13を介して前記ツェナーダイオード8に並列に接続さ
れている。ガスセンサ11の出力Vo は可変抵抗12を
介して制御回路10に入力され、出力Vo に応じて前記
双方向性サイリスタ3を駆動する。
以上の構成において、第2図を参照しながら動作を説明
すると電動送風機2が停止(OFF)している場合、ト
ランジスタ12はONしており、抵抗9から供給される
電流はトランジスタ7のベース電流とツェナーダイオー
ド8に流れるツェナー電流IZ1 と抵抗13に流れる電
流となり、この時のツェナー電圧はVZ1 となる(第3
図参照)。この時のVをVCA とする。次にガスセン
サ11の出力Vo が上昇してVOA となった時点で電動
送風機2が駆動(ON)されるようにすれば、同時にト
ランジスタ12はOFFし、抵抗13に流れていた電流
はカットされ、ツェナーダイオード8のツェナー電流は
Z2に上昇し、ツェナー電圧もVZ2に上昇する(第3図
参照)。ここでトランジスタ7のベース,エミッタ間の
電圧VBEは一定とすると電源電圧VCはVCBに上昇し、
ガスセンサ11の出力VOもVOBに上昇し、ヒステリシ
スH1 を発生する。次にガスセンサ11の出力が低下す
れば同様に電動送風機2の停止(OFF)と共にヒステ
リシスH2 をもつてガスセンサ11の出力VO も低下す
る。ガスセンサの電源電圧と出力の関係は第4図に示
す。
このようにガスセンサ11の出力VO に応じて電動送風
機2を制御すれば、運転・停止を更に確定的な方向に保
持するためのヒステリシスが得られ、短時間に運転・停
止を繰り返えすような不安定動作を防止し、安定した自
動運転動作を得ることができるものである。なおヒステ
リシス巾H1,H2は抵抗13の抵抗値で任意に設定できる
ものである。
発明の効果 上記実施例でも明らかなように、本発明によれば、ガス
センサの出力に応じた自動運転を行う場合に、ヒステリ
シス効果を生み、より確実な制御動作が得られ、安定し
た自動運転が容易に実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図は同動
作説明用グラフ、第3図は同ツェナー特性グラフ、第4
図は同動作説明用ガスセンサ特性グラフ、第5図は従来
の空気清浄機を示す外観図、第6図は同回路図、第7図
は同動作を示すグラフである。 10……制御回路、11……ガスセンサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内の空気の汚れを検出するガスセンサ
    と、このガスセンサの出力に応じて自動的に機体を運転
    ・停止する制御回路とを有し、前記ガスセンサの電源電
    圧を、機体の運転時に対して停止時の方が低くなるよう
    に切替え、前記ガスセンサの出力を機体の運転時より停
    止時に低くなるようにした空気清浄機の制御回路。
JP63276714A 1988-11-01 1988-11-01 空気清浄機の制御回路 Expired - Lifetime JPH0661420B2 (ja)

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JPH02122807A JPH02122807A (ja) 1990-05-10
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