JPH0661390B2 - 親子電子ゲ−ム装置 - Google Patents

親子電子ゲ−ム装置

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JPH0661390B2
JPH0661390B2 JP58226922A JP22692283A JPH0661390B2 JP H0661390 B2 JPH0661390 B2 JP H0661390B2 JP 58226922 A JP58226922 A JP 58226922A JP 22692283 A JP22692283 A JP 22692283A JP H0661390 B2 JPH0661390 B2 JP H0661390B2
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【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は大型と小型の電子ゲーム装置からなる親子電子
ゲーム装置に関する。
[従来技術] 従来、電子ゲーム装置としては小型のハンディタイプの
ものから大型のパソコンタイプのものまで多種多様のも
のが実現化されている。
[従来技術の問題点] しかしながら、上記の大型のパソコンタイプの電子ゲー
ム装置は大きくて持運びができず、他方小型のハンディ
タイプの電子ゲーム装置では、操作キーや表示面が小さ
く迫力にかけるという問題があった。
[発明の目的] 本発明は上述した事情を背景としてなされたもので、そ
の目的は、持運びに便利でしかも大きな操作キー、大画
面でゲームを楽しめる親子電子ゲーム装置を提供するこ
とにある。
[発明の要点] 上記目的を達成するため、本発明は、大型の電子ゲーム
装置と小型の電子ゲーム装置とを接続して、小型のゲー
ム装置のゲームを大型のゲーム装置で実行するようにし
たことを要点とするものである。
[第1実施例] 以下本発明の第1実施例につき第1図〜第8図を参照し
て詳述する。
本実施例は小型の子供電子ゲーム装置から大型の親電子
ゲーム装置へゲームプログラムを転送(以下「ロード」
という)することにより、子供電子ゲーム装置のゲーム
を親電子ゲーム装置で実行するもので、この他、親電子
ゲーム装置から子供電子ゲーム装置へゲームプログラム
を転送(以下「セーブ」という)することも可能なもの
である。
第1図中1は大型のパソコンタイプの親電子ゲーム装置
であって、この親電子ゲーム装置1の前側上面にはキー
ボード2が設けられ、このキーボード2の奥のゲーム装
置のケースが直立した面にはカラー表示のCRT(ブラ
ウン管)表示装置3が設けられ、このCRT表示装置3
の隣には3つの縦に細長く開口した収納部4……が形成
されている。この収納部4……の奥のつきあたりの面に
は、それぞれコネクト装置5が設けられている。
一方、6は電卓機能を有する小型のハンディタイプの子
供電子ゲーム装置であって、この子供電子ゲーム装置6
の下方にはキー7が配列され、上方には液晶表示装置8
が設けられ、さらに上縁にはコネクト装置9が設けられ
ている。この子供電子ゲーム装置6は、上記親電子ゲー
ム装置1の収納部4に収納され、子供電子ゲーム装置6
上縁のコネクト装置9が収納部4内のコネクト装置5に
接続されるようになっている。
第2図はコネクト装置5、9を介して両電子ゲーム装置
1、6が電気的に接続された状態を示す回路図であり、
親電子ゲーム装置1内のメインメモリ10はRAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)からなり、容量が大きく、ゲー
ム1からゲーム3の3つのゲームプログラムが記憶され
ているとともに、何も記憶されていない空エリアも有し
ている。このメインメモリ10からメインCPU14に
読み出されたゲームプログラムは親電子ゲーム装置1の
入出力用のバッファ11及び子供電子ゲーム装置6の入
出力用のバッファ12を介して子供電子ゲーム装置6に
セーブされてサブメモリ13に書き込まれ、他方子供電
子ゲーム装置6のサブメモリ13から上記両バッファ1
1、12を介して親電子ゲーム装置1のメインCPU1
4にロードされたゲームプログラムはメインメモリ10
の空エリアに書き込まれる。このセーブ及びロードはバ
スラインA、D、aを通じて行なわれる。
上記キーボード2は上記セーブ、ロードの他、収納部4
……選択、ゲーム選択、ゲームスタート、ゲーム進行等
のキーからなり、各キー操作はメインCPU14からの
キー走査信号により、キー操作信号として検出されてメ
インCPU14に与えられる。メインCPU14は、上
記のセーブ、ロードの転送処理を行なう他、メインメモ
リ10からゲームプログラムを選択して読み出し、ゲー
ム実行処理を行ない、その実行過程をCRTコントロー
ラ15を介して上記CRT表示装置3に順次表示させ
る。またメインCPU14は、メインメモリ10へのア
クセスにあたって、アドレスデータをバスラインBを通
じて与える。
また、上記キー7は、ゲーム進行キー、モード切換キ
ー、テンキー等からなり、各キーの操作はサブCPU1
6からのキー走査信号によりキー操作信号として検出さ
れて、サブCPU16に与えられる。サブCPU16は
上記セーブ、ロードにあたって、サブメモリ13にアド
レスデータをバスラインbを通じて与える他、サブメモ
リ13からゲームプログラムを読み出し、ゲーム実行処
理を行ない、その実行過程をドライバ17を介して上記
液晶表示装置8に順次表示させる。
上記バッファ11、12はそれぞれメインCPU14、
CPU16からの各制御信号C、cにより、セーブ、ロ
ードにあたって入出力制御がなされる。
また、メインCPU14とサブCPU16とは、制御信
号ラインE、eを通じて直接接続されており、上記セー
ブ又はロード時に、メインCPU14からサブCPU1
6に対し書込信号WR、読出信号RD、選択(チップイ
ネーブル)信号CE、命令コード転送信号OPが与えら
れ、サブCPU16からメインCPU14に対しビジイ
信号BUSY、インタラプト信号INTが与えられ、転
送制御がなされる。
次に本実施例の動作について述べる。
まず、第4図に示すように、ゲーム4のゲームプログラ
ムが記憶されている子供電子ゲーム装置6から親電子ゲ
ーム装置1へゲームプログラムをロードするには、子供
電子ゲーム装置6を収納部4に入れ、その収納部4に応
じた収納部選択キー及びロードキーを操作する。する
と、第3図に示すように、メインCPU14は、上記収
納部選択キーの操作信号を検出すると、選択信号CEを
サブCPU16に与え、これによりロードすべき子供電
子ゲーム装置6からのバスラインが開かれるとともに、
上記ロードキーの操作信号を検出すると命令コード転送
信号OPもサブCPU16に与え、これによりロードの
命令コードがバスラインA、D、aを介して転送出力さ
れ、さらに若干遅れて書込信号WRもサブCPU16に
与え、これによりロードの命令コードがサブCPU16
に書き込まれる。この書き込み中にサブCPU16はビ
ジイ信号BUSYをメインCPU14に与える。
ロード命令コードの書き込みが終わると、サブCPU1
6はビジイ信号BUSYの出力を停止し、これにより、
メインCPU14は、書込信号WRの出力を停止し、若
干遅れて選択信号CE及び命令コード転送信号OPの出
力も停止させる。すると、サブCPU16は、書き込ま
れたロードの命令コードに基づき、サブメモリ13に読
出指令信号を与える。
次いで、メインCPU14は、再度選択信号CEをサブ
CPU16に与え、これによりサブメモリ13の読出用
の先頭アドレスデータがバスラインA、D、aを介して
転送出力され、若干遅れて書込信号WRもサブCPU1
6に与え、これにより、上記先頭アドレスデータがサブ
CPU16に書き込まれる。この間サブCPU16は、
ビジイ信号BUSYをメインCPU14に与えている。
先頭アドレスデータの書き込みが終わると、サブCPU
16はビジイ信号BUSYの出力を停止し、これにより
メインCPU14は書込信号WRの出力を停止し、若干
遅れて選択信号CEの出力も停止する。すると、サブC
PU16は、書き込まれた先頭アドレスデータをバスラ
インbを介してサブメモリ13に与え、サブメモリ13
の読出先頭アドレスを指定する。
またこの時、メインCPU14は、上記ロードキーの操
作信号の検出により、メインメモリ10内の空エリアの
先頭アドレスの指定をバスラインBを介して行なってい
る。
そして、メインCPU14は、また再度選択信号CEを
サブCPU16に与え、若干遅れて今度は読出信号RD
もサブCPU16に与え、これにより、サブCPU16
はサブメモリ13の先頭アドレスよりゲーム4のゲーム
プログラムを読み出し、このプログラムはバスライン
a、D、Aを介して転送出力され、メインメモリ10の
空エリアに書き込まれる。この間もサブCPU16はビ
ジイ信号BUSYをメインCPU14に与えている。
ゲーム4のゲームプログラムの先頭アドレスのプログラ
ムのロードが終わると、サブCPU16はビジイ信号B
USYの出力を停止し、これにより、メインCPU14
は読出信号RDの出力を停止し、若干遅れて選択信号C
Eの出力も停止する。すると、サブCPU16は、サブ
メモリ13に対するアドレスデータを1つ歩進させる。
そうして、メインCPU14は、上述と同様にして、選
択信号CEと若干遅れた読出信号RDをサブCPU16
に与え、これによりサブメモリ13内のゲーム4のゲー
ムプログラムの先頭アドレスの次のアドレスのプログラ
ムがロードされる。
この動作が繰り返されることにより、ゲーム4のゲーム
プログラムが順次ロードされていき、最終アドレスのプ
ログラムのロードがなされると、ロードは終了する。ロ
ードが終了すれば、キーボード2の中のゲーム4のゲー
ム選択キー、ゲームスタートキー及びゲーム進行キーを
操作していくことにより、メインメモリ10内にロード
されたゲーム4のゲームプログラムが読み出されてメイ
ンCPU14でゲーム実行処理がなされ、この実行過程
がCRTコントローラ15を介してCRT表示装置3に
表示されていく。
こうして、子供電子ゲーム装置6のゲームを大画面のC
RT表示装置3のキーボード2の大きな操作キーで迫力
のあるゲームを楽しむことができ、例えば、子供電子ゲ
ーム装置6で詰碁の問題を作成して、親電子ゲーム装置
でこれを解くことができる。
また、別種の子供電子ゲーム装置6を別の収納部4に挿
入して同様の操作を行なえば、そのゲームプログラムが
メインメモリ10の残りの空エリアにロードされていく
から、多数のゲームをセットして楽しむことができる。
なお、この子供電子ゲーム装置6のゲームを親電子ゲー
ム装置1で実行するのに、ゲームプログラムをロードせ
ず、親電子ゲーム装置1のメインCPU14が子供電子
ゲーム装置6のサブメモリ13内のゲームプログラムを
直接読み出してもよい。この場合、転送される命令コー
ドは「ロード」ではなく「読み出し」となる。
次に、親電子ゲーム装置1から子供電子ゲーム装置6へ
ゲームプログラムをセーブするには、子供電子ゲーム装
置6を収納部4に入れ、その収納部4に応じた収納部選
択キー、セーブしたいゲーム、例えば第6図に示すゲー
ム2についてのゲーム選択キー及びセーブキーを操作す
る。すると、第5図に示すように、メインCPU14
は、上記収納部選択キーの操作信号を検出すると選択信
号CEをサブCPU16に与え、これにより、セーブす
べき子供電子ゲーム装置6へのバスラインが開かれると
ともに、上記セーブキーの操作信号を検出すると、命令
コード転送信号OPもサブCPU16に与え、これによ
りセーブの命令コードがバスラインA、D、aを介して
転送出力され、さらに若干遅れて書込信号WRもサブC
PU16に与え、これによりセーブの命令コードがサブ
CPU16に書き込まれる。この書き込み中にサブCP
U16はビジイ信号BUSYをメインCPU14に与え
る。
セーブの命令コードの書き込みが終わると、サブCPU
16はビジイ信号BUSYの出力を停止し、これにより
メインCPU14は書込信号WRの出力を停止し、若干
遅れて選択信号CE及び命令コード転送信号OPの出力
も停止させる。すると、サブCPU16は、書き込まれ
たセーブの命令コードに基づき、サブメモリ13に書込
指令信号を与える。
次いで、メインCPU14は、再度選択信号CEをサブ
CPU16に与え、これによりサブメモリ13の書込用
の先頭アドレスデータがバスラインA、D、aを介して
転送出力され、若干遅れて書込信号WRもサブCPU1
6に与え、これにより、上記先頭アドレスデータがサブ
CPU16に書き込まれる。この間、サブCPU16
は、ビジイ信号BUSYをメインCPU14に与えてい
る。
先頭アドレスデータの書き込みが終わると、サブCPU
16はビジイ信号BUSYの出力を停止し、これにより
メインCPU14は書込信号WRの出力を停止し、若干
遅れて選択信号CEの出力も停止する。すると、サブC
PU16は、書き込まれた先頭アドレスデータをバスラ
インbを介してサブメモリ13に与え、サブメモリ13
の書込先頭アドレスを指定する。
また、この時メインCPU14は、上記ゲーム2のゲー
ム選択キーの操作信号が与えられると、この選択ゲーム
に対応するメインメモリ10内のゲーム2のゲームプロ
グラムの先頭アドレスデータをバスラインBを介してメ
インメモリ10に与え、メインメモリ10のアドレス指
定を行なっている。
そして、メインCPU14は、また再度選択信号CEを
サブCPU16に与え、若干遅れて書込信号WRもサブ
CPU16に与え、これにより上記メインメモリ10の
ゲーム2の先頭アドレスのゲームプログラムがバスライ
ンA、D、aを介して転送出力されサブメモリ13に書
き込まれる。この間もサブCPU16はビジイ信号BU
SYをメインCPU14に与えている。
ゲーム2のゲームプログラムの先頭アドレスのプログラ
ムのセーブが終わると、サブCPU16はビジイ信号B
USYの出力を停止し、これによりメインCPU14は
書込信号WRの出力を停止し、若干遅れて選択信号CE
の出力も停止する。すると、サブCPU16は、サブメ
モリ13に対するアドレスデータを1つ歩進させる。
そうして、メインCPU14は、上述と同様にして選択
信号CEと若干遅れた書込信号WRをサブCPU16に
与え、これによりメインメモリ10内のゲーム2のゲー
ムプログラムの先頭アドレスの次のアドレスのプログラ
ムがセーブされる。
この動作が繰り返されることにより、ゲーム2のゲーム
プログラムが順次セーブされていき、最終アドレスのプ
ログラムのセーブがなされると、セーブは終了する。セ
ーブが終了すれば、子供電子ゲーム装置6を収納部4よ
り抜き出して、キー7の中のゲーム進行キーを操作する
ことにより、サブメモリ13にセーブされたゲーム2の
ゲームプログラムが読み出されてサブCPU16でゲー
ム実行処理がなされ、この実行過程がドライバ17を介
して、液晶表示装置8に表示されていく。
こうして、親電子ゲーム装置1内のゲームを持運びに便
利な子供電子ゲーム装置6で楽しむことができ、例え
ば、親電子ゲーム装置1で詰将棋の問題を作成して、子
供電子ゲーム装置でこれを解くことができる。
また、子供電子ゲーム装置6を別の収納部4に挿入した
時は、それに応じてキーボード2の収納部選択キーの操
作を変えればよい。さらに、別のゲームをセーブしたい
ときは、それに応じてキーボード2のゲーム選択キーの
操作を変えればよい。そうすれば、メインCPU14か
らメインメモリ10へのアドレス指定が対応するものに
変わるだけで、上述と同様のセーブ動作がなされる。
こうして、子供電子ゲーム装置6に多数のゲームを任意
に選んで設定することもできる。
また、本実施例は第7図に示すように、親電子ゲーム装
置1の収納部4……に子供電子ゲーム装置6をそれぞれ
セットし、各子供電子ゲーム装置6のゲームプログラム
を次々とロードして、ゲーム内容を蓄積しておくバンク
手段として用いることもできる。
さらに、本実施例は第8図に示すように、子供電子ゲー
ム装置6内のゲームaを親電子ゲーム装置1にロードし
た後、このゲームaをゲームAに変更してもよく、これ
により例えば、侵略者ゲームのUFO、侵略者、ビーム
砲、ミサイルのシンボルパターンを戦艦、駆逐艦、空
母、砲弾のシンボルパターンに形状や色彩を変更した
り、得点計算過程を変更したりすることが可能となる。
本実施例によれば、親電子ゲーム装置1と子供電子ゲー
ム装置6との間でロード又はアクセスの他、セーブが可
能であるから、通常は大画面でカラー表示のCRT表示
装置3と大きな操作キーのキーボード2でゲームを行な
い、外出中等でもゲームを楽しみたいときには、ハンデ
ィタイプの子供電子ゲーム装置6でゲームすればよく、
また、親電子ゲーム装置1から他の親電子ゲーム装置1
へゲームを転送するときは、子供電子ゲーム装置6をゲ
ームパックとして用いることができ、しかもゲームパッ
クとして移送中でもゲームを楽しむことが可能であり、
さらに子供電子ゲーム装置6から親電子ゲーム装置1へ
ロード後、他の子供電子ゲーム装置6へセーブすること
により、子供電子ゲーム装置6から他の子供電子ゲーム
装置6へもゲームを転送することができる。
[第2実施例] 第9図は第2実施例を示している。本実施例では、子供
電子ゲーム装置6の下縁にコネクト装置9が設けられ、
一方親電子ゲーム装置1にはCRT表示装置は設けられ
ておらず、親電子ゲーム装置1は平坦で、奥の方には上
方に向って開口するように収納部4が1つ形成されてい
る。他の構成回路は第1実施例と同じであり、同一個所
には、同一符号を附してその説明を省略する。
そうして、親電子ゲーム装置1のキーボード2のロード
キーを操作すると、第3図に示すパターンで第1実施例
と同様の処理で子供電子ゲーム装置6のサブメモリ13
内のゲームプログラムが親電子ゲーム装置1のメインメ
モリ10にロードされる。ロード後、親電子ゲーム装置
1のキーボード2を操作してゲームを行なうと、親電子
ゲーム装置1のメインCPU14でゲーム実行処理がな
され、その結果データがコネクト装置5、9を介して子
供電子ゲーム装置6のサブCPU16に第5図に示すパ
ターンで転送され、ドライバ17を介して液晶表示装置
8にゲーム進行過程が表示されていく。
本実施例によれば、子供電子ゲーム装置6の液晶表示装
置8の表示を見ながら、親電子ゲーム装置1の大きなキ
ーでゲームを楽しむことができ、操作性がよく、またC
RT表示装置がなくても済む。
この場合、第1実施例と同様に上記ロードを行なわず、
親電子ゲーム装置1のメインCPU14が子供電子ゲー
ム装置6のサブメモリ13内のゲームプログラムを直接
読み出して処理を行ない、その結果データをサブCPU
16に転送して表示させるようにしてもよい。
[第3実施例] 第10図〜第13図は第3実施例を示している。本実施
例では第10図、第11図に示すように収納部4を広く
て浅いものとし、この収納部4に子供電子ゲーム装置6
をその上面が露出するように収納可能としている。子供
電子ゲーム装置6のコネクト装置9は、子供電子ゲーム
装置6の下方裏側に取り付けたゴム電極となっており、
他方親電子ゲーム装置1のコネクト装置5は収納部4底
面上に露出した基板上の電極となっている。収納部4の
手前側の縁部は第11図に示すように、収納部4内に突
出して係合凸部18が形成され、この係合凸部18の下
面より子供電子ゲーム装置6の下端上面の凹部が係合す
ることにより、ゴム電極のコネクト装置9が基板上の電
極であるコネクト装置5に押しつけられるようになって
いる。CRT表示装置3は親電子ゲーム装置1と分離さ
れ、接続コードを介して接続されている。他の構成、回
路は第1実施例と同じであり、同一個所には同一符号を
附してその説明を省略する。
そうして、ゲームを始めるため、子供電子ゲーム装置6
のキー7を操作すると、サブCPU16は、このキー操
作を検出して、第2図の制御信号ラインを介して第13
図に示すように、インタラプト信号INTを親電子ゲー
ム装置1のメインCPU14に与えて、割り込み処理を
指令する。これにより、メインCPU14はサブCPU
16に選択信号CEを与えてバスラインa、D、Aが開
かれるとともに、命令コード転送信号OPもサブCPU
16に与え、これによりキー入力があったことを示すキ
ー入力命令がバスラインa、D、Aを介して転送出力さ
れ、この命令コードがメインCPU14に書き込まれ
る。この時、サブCPU16が選択信号CEを受け取る
と、サブCPU16はインタラプト信号INTの出力を
停止する。
キー入力命令の書き込みが終わると、メインCPU14
は再度選択信号CEをサブCPU16に与え、サブCP
U16は上記キー7操作によるキーコードをメインCP
U14に与える。メインCPU14は、このキーコード
に応じた処理をサブメモリ13から直接読み出したゲー
ムプログラムに基づいて行ない、その結果データをCR
Tコントローラ15を介してCRT表示装置3に表示さ
せる。こうして、子供電子ゲーム装置6のキー7操作を
続けていくことにより、CRT表示装置3にゲーム進行
過程が表示されていく。この場合、メインCPU14で
は、子供電子ゲーム装置6の液晶表示装置8の固定され
た表示パターンデータをあらかじめメインメモリ10に
セットされたプログラムに基づいてCRT表示装置3表
示用のパターンデータに変換する。ただ、この変換は子
供電子ゲーム装置6の液晶表示装置8がテレビ画像表示
用やドット表示形式のものであればあまり必要はない。
また、メインCPU14は、得点計算結果データのみに
ついてはサブCPU16に転送し、これにより、サブC
PU16はドライバ17を介して液晶表示装置8に得点
を表示させている。
本実施例によれば、子供電子ゲーム装置6のキー7の操
作はそのままで、表示画面だけを見やすく迫力のある大
画面のCRT表示装置3とすることができ、恰も親電子
ゲーム装置1をCRT表示装置3と子供電子ゲーム装置
6との間の表示用変換器として用いることができる。
なお、メインCPU14が、サブメモリ13を直接アク
セスするのではなく、サブメモリ13のゲームプログラ
ムをメインメモリ10にロードしてから、ゲーム実行を
行なうようにしてもよい。
[第4実施例] 第14、第15図は第4実施例を示している。本実施例
では、子供電子ゲーム装置6を2体とし、対戦ゲームを
可能とするもので、第14図に示すように収納部を省略
して、接続コードを介して親電子ゲーム装置1と2つの
子供電子ゲーム装置6、6とが接続されている。他の構
成、回路は第3実施例と同じであり、同一個所には同一
符号を附してその説明を省略する。
そうして、親電子ゲーム装置1のキーボード2のロード
キーを操作すると、第3図に示すパターンで第1、第2
実施例の場合と同様に第15図に示すようにロードされ
る。この場合、子供電子ゲーム装置6にセットされてい
るゲームaは、自分の戦車より発射した砲弾を相手の戦
車に当てて互に得点を競うとともに、秘かに地雷を埋め
て相手の戦車が接触すると、破壊されて加点されるとい
うゲームであり、このゲームaが親電子ゲーム装置1に
ロードされると、メインCPU14は、地雷についての
表示は行なわないゲームAに変更して、メインメモリ1
0にセットし直す。ロード後、ゲームを始める前に子供
電子ゲーム装置6、6のキー7を操作することにより、
地雷設定を行なうと、サブCPU16は、このキー操作
を検出して、第3実施例で述べた割り込み処理と同様に
して第13図に示すようなキーコード書き込みをメイン
CPU14に対して行なう。メインCPU14は、この
キーコードに応じた地雷設定の処理をゲームAのプログ
ラムに基づいて行ない、その地雷の位置データをメイン
メモリ10に記憶させておく。この場合、自分の設定し
た地雷の位置はCRT表示装置と対戦相手の子供電子ゲ
ーム装置6の液晶表示装置8には表示されないが、自分
の子供電子ゲーム装置6の液晶表示装置8には表示され
る。
そして、子供電子ゲーム装置6のキー7を操作してゲー
ムを開始し、自分の戦車を移動させるキー操作や砲弾を
発射させるキー操作によるキーコードは、上記の地雷設
定の場合と同様にして第13図に示す割り込み処理によ
り、メインCPU14に与えられ、CRTコントローラ
15を介してCRT表示装置3に移動・発射表示がなさ
れるとともに、さらに相手の子供電子ゲーム装置6にも
転送されて、その液晶表示装置8にも表示される。自分
の戦車の発射した砲弾が相手の戦車に当たれば、メイン
CPU14でそのことが判断され、CRT表示装置3と
各子供電子ゲーム装置6、6とに相手戦車破壊データと
加算した自己の得点データとが与えられ表示される。ま
た自分の戦車が相手の地雷に接触すれば、同じくメイン
CPU14でそのことが判断され、CRT表示装置と各
子供電子ゲーム装置6、6とに自分の戦車破壊データと
加算した相手の得点データとが与えられ表示される。
本実施例によれば、複数人で対戦ゲームを楽しむことが
でき、子供電子ゲーム装置6、6を自分の戦車等を動か
すための操作パネルとして用いることができ、また相手
に見せたくない自分の設定した地雷の位置を自分の子供
電子ゲーム装置6だけに表示させることもでき、よりお
もしろいゲームを楽しむことができる。
なお、接続する子供電子ゲーム装置6をさらに増加し
て、3人以上で麻雀ゲームやトランプゲーム等を楽しむ
ことも可能である。
また、第2実施例でも述べたように上記ロードの代わり
にメインCPU14が各サブメモリ13、13のゲーム
aのプログラムを直接読み出して処理するようにしても
よい。
さらに、CRT表示装置3を2体として、それぞれを反
対向に設置して、一方のCRT表示装置3のみに自分の
設定した地雷の位置を表示させるようにしてもよい。
なお、上記実施例では各電子ゲーム装置1、6の表示装
置3、8はCRT又は液晶によるものであったが、EL
(エレクトロルミネッセンス)放電管等であってもよ
い。
また、上記実施例では各メモリ10、13はRAM単体
であったが、磁気テープ等の補助記憶装置を付加させて
容量を大きくしてもよい。
さらに、上記実施例では各電子ゲーム装置1、6の駆動
操作はキーにより行なったが、ジョイステック式のもの
やレバー式のものやスライドスイッチ式のものや回転ハ
ンドル等々であってもよい。
またさらに、上記セーブ、ロード、アクセスを行なうに
あたってコネクト装置5、9を介して電気的に行なって
いたが、音波や光等によってデータやプログラム転送を
行なうようにしてもよい。
この他、1つの親電子ゲーム装置1に対し、いくつかの
子供電子ゲーム装置6……とCRT表示装置3とを接続
して、複数のゲームをリアルタイム処理により実行させ
るようにしてもよい。
[発明の効果] 以上述べたように本発明は、大型の親電子ゲーム装置と
小型の子供電子ゲーム装置とを接続して、子供電子ゲー
ム装置のゲームを大型のゲーム装置で実行するようにし
たから、子供電子ゲーム装置を親電子ゲーム装置にセッ
トすることにより、操作しやすい大きなキーと、見やす
く迫力のある大画面でゲームを楽しむことができ、子供
電子ゲーム装置を他のものに取り換えることにより、種
々のゲームを楽しむことができるとともに、持ち運びに
便利な子供電子ゲーム装置をゲームパックとして用いる
こともでき、また子供電子ゲーム装置でゲームをしてそ
の実行過程を転送により親電子ゲーム装置の表示面に表
示させることができ、逆に親電子ゲーム装置のゲームの
実行過程を子供電子ゲーム装置の表示面に表示させるこ
ともでき、さらに複数の子供電子ゲーム装置を多数の親
電子ゲーム装置に接続させて対戦ゲームを楽しむことも
できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本発明の第1実施例を示すもので、第
1図は親電子ゲーム装置1と子供電子ゲーム装置6との
外観図、第2図は両ゲーム装置1、6を接続した時の回
路図、第3図はロード時の転送制御信号と転送内容を示
すタイムチャート図、第4図はロードの状態を示す概略
図、第5図はセーブ時の転送制御信号と転送内容を示す
タイムチャート図、第6図はセーブの状態を示す概略
図、第7図は複数の子供電子ゲーム装置6……からのロ
ードの状態を示す概略図、第8図はロード後においてゲ
ームプログラムを変更する状態を示す概略図であり、第
9図は第2実施例の各ゲーム装置1、6の外観図であ
り、第10図〜第13図は第3実施例を示すもので、第
10図は各ゲーム装置1、6の外観図、第11図は子供
電子ゲーム装置6を親電子ゲーム装置1に装着した状態
を示す断面図、第12図は親電子ゲーム装置1を介して
子供電子ゲーム装置6によりCRT表示装置3を表示制
御する場合の概略図であり、第13図は子供電子ゲーム
装置6のキーコードが割り込み処理により親電子ゲーム
装置1へ転送される時の転送制御信号と転送内容を示す
タイムチャート図、第14図、第15図は第4実施例を
示すもので、第14図は各ゲーム装置1、6を接続した
時の外観図、第15図は第14図の場合のロードの状態
を示す概略図である。 1……親電子ゲーム装置、2……キーボード、3……C
RT(ブラウン管)表示装置、4……収納部、5、9…
…コネクト装置、6……子供電子ゲーム装置、7……キ
ー、8……液晶表示装置、10……メインメモリ、13
……サブメモリ、14……メインCPU(中央処理装
置)、15……CRTコントローラ、16……サブCP
U、17……ドライバ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】小型の子供電子ゲーム装置と、この子供電
    子ゲーム装置より大型の親電子ゲーム装置とからなる親
    子電子ゲーム装置であって、上記子供電子ゲーム装置
    は、ゲームプログラムを記憶するメモリと、ゲームをプ
    レイするためのキーと、上記キーの操作に従って上記メ
    モリに記憶されたゲームプログラムを実行する処理装置
    と、この処理装置によるゲーム実行過程を表示する表示
    装置と、上記親電子ゲーム装置と接続するためのコネク
    ト装置とを具備し、上記親電子ゲーム装置は、上記子供
    電子ゲーム装置のコネクト装置と接続されるコネクト装
    置と、キーボードと、このキーボードの操作によって上
    記子供電子ゲーム装置のメモリに記憶されたゲームプロ
    グラムを実行する手段を有する処理装置と、上記処理装
    置によるゲーム実行過程を表示する表示装置とを具備す
    ることを特徴とする親子電子ゲーム装置。
JP58226922A 1983-12-02 1983-12-02 親子電子ゲ−ム装置 Expired - Lifetime JPH0661390B2 (ja)

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