JPH0661236U - ロール回転式マッサージ機 - Google Patents

ロール回転式マッサージ機

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JPH0661236U
JPH0661236U JP2054592U JP2054592U JPH0661236U JP H0661236 U JPH0661236 U JP H0661236U JP 2054592 U JP2054592 U JP 2054592U JP 2054592 U JP2054592 U JP 2054592U JP H0661236 U JPH0661236 U JP H0661236U
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JP
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shaped
roll
cover
flexible cover
drum
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Application number
JP2054592U
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English (en)
Inventor
正記 和田
信一郎 藤本
喜清 山崎
Original Assignee
株式会社テクノパテント
株式会社フジ医療器
株式会社ジャパンヘルス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 両端縁に嵌入された細棒により可撓性カバー
をロール回転機構の外周に強固に被着させることで、可
撓性カバーのロール回転機構への引込みやカバーの破損
を防止し、該カバーの延命と安全性を確保する。 【構成】 複数の棒状ロール24を架設させたロール回
転機構20の外面全域に被着される可撓性カバー27の
両端縁に、各々細棒272を全域に亙るよう嵌入し、各
細棒272の嵌入部を前記一対の鶏卵状冠部材25の小
径部251下端間に介設された板状部材26の細棒嵌入
用凹溝261に嵌着すると共に該嵌着部対向外被面に平
板材262を介してビス263等で固定して可撓性カバ
ー27を強固に被着させ、使用時における棒状ロール2
4と可撓性カバー27との接触抵抗による可撓性カバー
27の中央部の引込み現象を防止できるようにすること
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回転体の外周に多数のローリング体を配備し、要すれば、その中央 に一対の円盤体を一定間隔を存して偏心状に対設し、身体の局部にローリングマ ッサージ、要すれば揉みマッサージを任意或いは同時に行なわせるようにしたロ ール回転式マッサージ機に係り、詳しくは、多数のローリング体に対する使用範 囲を可及的に広域ならしめることができる共に、該ローリング体の外面全域を被 覆せしめる可撓性カバーを強固に固着できるようにし、使用感を良好にすること ができるロール回転式マッサージ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種、携帯用のロール回転式マッサージ機としては、第1図に示したように 外周に多数のローラ6・6・・・を独立的且つ回動自在に配設した筒状のローラ ボディ3を形成すると共に、へ字状且つ互いに対向するローラシャフトを設け、 該ローラシャフトに前記ローラボディ3の両端をそれぞれ回動自在に支持せしめ る一方、ローラボディ3には該ローラボディ3を駆動するモータと減速機構をと を内蔵せしめると共に一方のハンドル部材1・1a間に横設したセンターパイプ 9と前記ローラボディ3とを可撓性カバー10で被覆してなる小型のロール回転 式マッサージ機(実公昭62−20212号・実公昭62−20212号)が考 案され、市場にでまわっている。
【0003】
【従来技術の問題点】
しかし、上記考案においても、外周に多数のローラを配設して可及的にコンパ クトに形成されてはいるが、ローラホルダ5の外周に配設された多数のローラ6 ・6・・・は、夫々対を成した立上り部間の段差によるキャップが生じ、ローラ ボディ3が回転した場合に使用者の手や足が立上り部に衝突し、また引掛けられ て傷み等の衝撃を与えるという欠点があり、更に、可撓性カバー10をローラボ ディ3とセンターパイプ9とに跨がって張設し、カバー10の両端玉縁をローラ ガイド8・8の係合段部8aに夫々係嵌して紐材等により止着したものであるた め、カバーの着脱を可能にすることはできるが、その止着がローラボディ3の両 側のみにより支持されているため、ローラボディ3が回転した場合に、多数のロ ーラ6・6・・・が該カバー中央を回転方向に引込み使用者に不安を与えると共 に可撓性カバー10の使用寿命を短縮させてしまうという問題もあった。 更にまた、上記従来のロール回転式マッサージ機にあっては、本体を支持する ハンドル部材1・1aが側面視へ字状に形成したものであるため、頸から肩にか けての揉みほぐしにあっては、ハンドルパイプ2のない前方からの使用ができ、 足のふくらはぎの部分にあっては、ローラボディ3を越えてカバー10の斜向部 分の使用が可能であるが、その使用時の設置形態が正への字になる状態に限定さ れ、使用範囲もハンドル部材1・1aの凸側外周に約230度前後に限られるも のである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記問題点に鑑みて成されたものであり、楕円球状揉部材或いは円 筒状揉部材を配設した棒状ロールを駆動機構を内装した筒体外周に均等に配設支 持させてなるロール回転機構を有し、該回転機構の両側に駆動軸を支持し得る鶏 卵状冠部材の一対を対向状に設けると共に、外周を可撓性カバーで被覆してなる ロール回転式マッサージ機において、該マッサージ機の可撓性カバーを棒状ロー ルの回転による回転方向への引込みを防止すべく完璧に固着して、該カバーの使 用寿命を可及的に延命させることができるようにすると共に、棒状ロールの揉部 材による筒体外周部の使用角度範囲を可及的に広く使用できるように形成して、 使用者の患部に対するマッサージを全体的にしかも容易に行なえるようにしたロ ール回転式マッサージ機を提供することを目的として成されたものである。 また本考案は、ロール回転式マッサージ機の一部の形状改良のみにより、部材 費用を要さず新たなマッサージ効果を発揮し得る付加価値を有するロール回転式 マッサージ機を提供することをも目的としている。
【0005】
【考案が解決しようとするための手段】 本考案のロール回転式マッサージ機は、上記各目的を達成すべく、少なくとも 楕円球状揉部材或いは円筒状揉部材を均等に配設した棒状ロールを駆動機構を内 装した鼓状筒体外周に配設支持させてなるロール回転機構を有し、該回転機構の 両側に駆動軸を支持し得る鶏卵状冠部材の一対を対向状に設けると共に、外周を 可撓性カバーで被覆してなるロール回転式マッサージ機において、前記可撓性カ バーの両端縁全域には夫々筒状になるよう逢着した空間部を形成すると共に、各 空間部に各々細棒を全域に亙るよう嵌入し、前記一対の鶏卵状冠部材の小径部下 端間には、長手方向に一対の細棒嵌入用凹溝を備えた板状部材を前記ロール回転 機構と一定間隔を存するよう介設し、前記各細棒を前記板状部材の細棒嵌入用凹 溝に嵌着すると共に板状部材の該嵌着部対向外被面に平板材を介着させることで ロール回転機構の外周で可撓性カバーを強固に被着させ、棒状ロールの回転によ る可撓性カバーの同方向への引込みや該引込みによるカバーの破損を防止するこ とができるよう構成した事を特徴とものである。 また本考案のロール回転式マッサージ機は、少なくとも楕円球状揉部材或いは 円筒状揉部材を均等に配設した棒状ロールを駆動機構を内装した鼓状筒体外周に 配設支持させてなるロール回転機構を有し、該回転機構の両側に駆動軸を支持し 得る鶏卵状冠部材の一対を対向状に設けると共に、外周を可撓性カバーで被覆し てなるロール回転式マッサージ機において、前記鼓状筒体の外周に、楕円球状揉 部材と円筒状揉部材とを順次交互に軸設した正棒状ロールと円筒状揉部材と楕円 球状揉部材とを順次交互に軸設した逆棒状ロールとを一定間隔を存して交互に架 設して、楕円球状揉部材と円筒状揉部材とが使用者患部に順次交互且つ頻繁に当 接して柔軟なマッサージを付与し得るよう構成した事を特徴とするものである。 また本考案は、駆動機構を内装した鼓状筒体を、縦断面が台形になるような小 鼓状変則筒体に二分割形成すると共に、これらが中央で斜形部を形成するよう筒 体両側に対向配設し、該斜形部による変則揉動作を行なわせる事ができる構成し た事を特徴とするものでもある。
【0006】
【考案の作用】
従って、本考案のロール回転式マッサージ機は、上記のように構成した事によ り、次のような作用をもたらすものである。 すなわち、本考案のロール回転式マッサージ機は、前記可撓性カバーの両端縁 に各々細棒を全域に亙るよう嵌入し、各細棒嵌入部を前記一対の鶏卵状冠部材の 小径部下端間に介設された板状部材の細棒嵌入用凹溝に嵌着すると共に該嵌着部 対向外被面に平板材を介着させるようにして可撓性カバーを強固に被着させるよ うにしているため、棒状ロールの回転による可撓性カバーの同方向への引込みや 該引込みによるカバーの破損を防止することができ、使用者に対する不安を解消 させることができると共に、該カバーの使用寿命を延命させることができる。 また本考案は、鼓状筒体の外周に、楕円球状揉部材と円筒状揉部材とを順次交 互に軸設した正棒状ロールと円筒状揉部材と楕円球状揉部材とを順次交互に軸設 した逆棒状ロールとを一定間隔を存して交互に架設して、楕円球状揉部材と円筒 状揉部材とが使用者患部に順次交互且つ頻繁に当接して柔軟なマッサージを付与 し得るようにしているため、揉部材の段差による衝撃を与えて使用者を傷付けた り不安感を与える事なく患部に対するマッサージを全体的に行なうことができ、 しかも、鼓状筒体は鶏卵状冠部材に支持させるようにしているため、棒状ロール の揉部材による筒体外周部による使用角度範囲を可及的に広くできる。
【0007】
【実施例】
第2図から第10図は、本考案のロール回転式マッサージ機の一実施例を示し たものであり、該ロール回転式マッサージ機は、筒体22内部に駆動モータ及び 減速機(図示せず)を連設装備させた駆動機構21を装着し、該筒体22に鼓状 筒体23を外嵌装させて、該鼓状筒体23の外周に楕円球状揉部材241或いは 円筒状揉部材242を均等に配設した棒状ロール24を架設させてロール回転機 構20を構成し、該ロール回転機構20の両側に前記駆動機構21の駆動軸21 1を支持し得る鶏卵状冠部材25の一対を対向状に設けると共に、該ロール回転 機構20の外周部を可撓性カバー27で被覆させ、該カバー27の両端縁を前記 鶏卵状冠部材25・25の小径部251・251下端間に介設された板状部材2 6に係嵌させて完璧に固着させ、該可撓性カバー27の外方に使用者の患部を当 接させ、該患部に棒状ロール24の楕円球状揉部材241或いは円筒状揉部材2 42によるソフトなマッサージを行ない得るよう構成したものである。 尚、図面中の28は、ロール回転機構20の両駆動軸211・211を挟着す るための補強枠であり、29は把手用棒である。
【0008】 前記筒体22は、第2図及び第4図に示したように、樹脂や金属等で前記駆動 機構を装入し得る程度の小径な筒状に形成されており、該筒体22に該駆動機構 を内装した後、該筒体22両側に突出する両駆動軸211・211を各ベアリン グ部材221等で保持すると共に、各ベアリング部材221を筒体22両側に挟 着させることで、該筒体22が両駆動軸211・211を軸心とした可回転に構 成されている。
【0009】 前記鼓状筒体23は、樹脂材や金属材等で鼓状に形成されて、前記筒体22の 外周に外嵌設されたものであり、例えば、第2図・第3図・第5図・第8図・第 9図は、該鼓状筒体23を小鼓状筒体231・231に二分割形成し、これらを 前記筒体22の左右に配設された状態を示したものであり、各小鼓状筒体231 ・231に夫々楕円球状揉部材241或いは円筒状揉部材242を均等に配設し た棒状ロール24を複数本架設して、各棒状ロール24が筒体22と共に回転す るようにしたものである。 尚、該鼓状筒体23は、必ずしも複数分割する必要はなく、筒体22と同寸法 に形成して、これを外嵌設させただけでも良く、更にこの場合においては、鼓状 筒体23と筒体22を兼用しても良い事は言うまでもなく、その効果も同様であ る。 更に、鼓状筒体23は、第10図に示したように、縦断面が台形になるような 小鼓状変則筒体231a・231aの二分割に形成し、中央部で斜形空間部23 2を形成するようこれらの小鼓状変則筒体231a・231aを対向配設させる 事により、該斜形空間部233に位置する両小鼓状変則筒体231a・231a の対向片232・232間で変則揉動作を行なわせる事ができる。
【0010】 前記棒状ロール24は、上述したように、鼓状筒体23の外周に楕円球状揉部 材241或いは円筒状揉部材242を均等に配設して形成しても良いが、第8図 及び第9図に示したように、該棒状ロール24を、楕円球状揉部材241と円筒 状揉部材242とを順次交互に軸設した正棒状ロール24aと円筒状揉部材24 2と楕円球状揉部材241とを順次交互に軸設した逆棒状ロール24bの二種に 形成し、これらを一定間隔を存して交互に架設することにより、楕円球状揉部材 241と円筒状揉部材242とが使用者患部に順次交互且つ頻繁に当接して柔軟 なマッサージを付与させることができる。
【0011】 前記鶏卵状冠部材25は、第2図・第3図・第5図・第6図・第10図に夫々 示したように、大径部252と小径部251を有する鶏卵状に形成されたもので あり、これを前記各部材により構成されたロール回転機構20の両側に対向状に 嵌着させることにより、前記小径部251を除く320度の範囲のロール回転機 構20(詳しくは、棒状ロール24)の使用が可能になるように構成しているの である。
【0012】 前記板状部材26は、前記鶏卵状冠部材25・25の小径部251・251下 端間に介設されたものであり、該板状部材26は、第2図・第4図・第8図・第 9図に示したように、長手方向に一対の細棒嵌入用凹溝261・261を備え、 後述する可撓性カバー27両端縁の各細棒272をこの細棒嵌入用凹溝261・ 261内に嵌入させ、該板状部材26の細棒嵌着部の対向外被面に平板材262 を介してその複数箇所をビス263等で固着させることで、前記ロール回転機構 20の外周で可撓性カバー27を強固に被着させて、その張設状態を全面に亙り 均等に保ち得るようにしている。 尚、該板状部材26は、第4図及び第9図に示したように、下面側に一対の細 棒嵌入用凹溝261・261が位置するように配設することが一般的であるが、 第8図に示したように、上面側に一対の細棒嵌入用凹溝261・261が位置す るように配設しても良く、各細棒272をこの細棒嵌入用凹溝261・261に 嵌入するという作業工程に少し問題を有するだけで、可撓性カバー27を強固に 固着するという効果は同様で有る。
【0013】 前記可撓性カバー27は、前記ロール回転機構20の外面全域を被覆して前記 棒状ロール24の使用者に対する当接力を緩和させるためのものであり、該可撓 性カバー27は、第7図に示したように方形状の柔軟な布材等で形成され、その 両端縁に夫々前記一対の細棒272を嵌入させるために、その両端縁を全域に亙 り筒状に逢着させた空間部271を形成させており、また該可撓性カバー27の 両側には、該カバー27をロール回転機構20に係結させるための紐材273を 夫々係挿させており、各紐材273・273を前記ロール回転機構20左右の鶏 卵状冠部材25との間に係結し、且つカバー27の両端縁に夫々嵌入された前記 各細棒272・272を第4図に示したように板状部材26の細棒嵌入用凹溝2 61・261内に各々嵌着させると共に、該板状部材26の細棒嵌着部の対向外 被面に第2図で示したような平板材262を介してその複数箇所をビス263等 で固着させることで、前記ロール回転機構20の外周で可撓性カバー27を強固 に被着させて、鼓状筒体23の回転時における棒状ロール24と可撓性カバー2 7との接触抵抗により可撓性カバー27の中央部が引き込まれるという現象を防 止できるようにしている。 尚、第2図に示したような補強枠28が存在する場合には、前記可撓性カバー 27が前記ロール回転機構20と該補強枠28及び板状部材26の全部を被覆す るよう配設させて、該カバー27の各紐材273・273により前記ロール回転 機構20左右の鶏卵状冠部材25との間と該補強枠28及び板状部材26とが連 係するよう係結するが、該補強枠28が存在しない場合においては、可撓性カバ ー27が前記ロール回転機構20と板状部材26を被覆するようにすれば良く、 可撓性カバー27の中央部が引き込まれるという現象を防止できるという点につ いては同様の効果を有するものである。
【0014】
【実施例の作用】
従って、以上のように構成された本考案のロール回転式マッサージ機を使用す るにあっては、本考案のロール回転式マッサージ機を任意の場所に設置した後、 使用者の患部を該マッサージ機の棒状ロール24の楕円球状揉部材241や円筒 状揉部材242に当節させ乍ら電源を入力して駆動機構21を作動させるだけで 良く、これにより、棒状ロール24が適当な速度で回転して、楕円球状揉部材2 41や円筒状揉部材242が患部全体を均等にローリングマッサージすることが できる。 そしてこの場合に、本考案のロール回転式マッサージ機は、前記可撓性カバー 27の両端縁に各々細棒272を全域に亙るよう嵌入し、各細棒272嵌入部を 前記一対の鶏卵状冠部材25の小径部251下端間に介設された板状部材26の 細棒嵌入用凹溝261に嵌着すると共に該嵌着部対向外被面に平板材262を介 してビス263等で固定して可撓性カバー27を強固に被着させるようにしてい るため、棒状ロール24の回転による可撓性カバー27の同方向への引込みや該 引込みによるカバー27の破損を防止することができ、使用者に対する不安を解 消させることができると共に、該カバー27の使用寿命を延命させることができ る。 また本考案は、鼓状筒体23の外周に、楕円球状揉部材241と円筒状揉部材 242とを順次交互に軸設した正棒状ロール24aと円筒状揉部材242と楕円 球状揉部材241とを順次交互に軸設した逆棒状ロール24bとを一定間隔を存 して交互に架設して、楕円球状揉部材241と円筒状揉部材242とが使用者患 部に順次交互且つ頻繁に当接して柔軟なマッサージを付与し得るようにしている ため、円筒状揉部材242と楕円球状揉部材241の当接軌跡を規則的な波形状 にすることができ、しかも揉部材の段差による衝撃を与えて使用者を傷付けたり 不安感を与える事なく患部に対するマッサージを全体的に行なうことができ、更 に、鼓状筒体23は鶏卵状冠部材25に支持させるようにしているため、棒状ロ ール24の各揉部材241・242による筒体22外周部での使用角度範囲を可 及的に広くできる。
【0015】
【考案の効果】
本考案のロール回転式マッサージ機は、以上の実施例で示したように、駆動機 構を装着した筒体内部に鼓状筒体を外嵌装させて、該鼓状筒体の外周に楕円球状 揉部材或いは円筒状揉部材を均等に配設した棒状ロールを架設させ、該棒状ロー ルの外周部にその回転に影響されない可撓性カバーを、均等且つ強固に張設させ るように構成しているため、従来のロール回転式マッサージ機とは異なり、ロー ラボディが回転した場合に、多数のローラとカバーとの接触抵抗により、カバー 中央を回転方向に引込むという欠点や、該引込みによりカバーの使用寿命を短命 化させるという問題がなく、更に、本考案は、ロール回転機構の両側を対向状一 対の鶏卵状冠部材で支持しているため、従来のものに比して、その使用範囲角度 が筒体の外周の320度の範囲の任意の位置で使用でき、使用者の身体の殆どの 患部に対して使用でき、しかも設置方法においても自由に選択できるという効果 を有する。 更に本考案のロール回転式マッサージ機は、鼓状筒体の外周に、楕円球状揉部 材と円筒状揉部材とを順次交互に軸設した正棒状ロールと円筒状揉部材と楕円球 状揉部材とを順次交互に軸設した逆棒状ロールとを一定間隔を存して交互に架設 して構成することにより、多数のローラを夫々対を成した立上り部に可回動に支 持する従来の構造のものとは異なり、不当接部分を可及的に少なくでき、楕円球 状揉部材と円筒状揉部材とが使用者患部に順次交互且つ頻繁に当接して柔軟なマ ッサージ効果を付与でき、しかも、各棒状ロールの円筒状揉部材と楕円球状揉部 材間の段差衝撃等の問題や、該部への手足の挟み込みによる危険性等の問題を皆 無にすることができるという利点を有する。 更にまた本考案は、従来のロール回転式マッサージ機とは異なり、鼓状筒体を 縦断面が台形になるような小鼓状変則筒体に二分割形成すると共に、各小鼓状変 則筒体間に斜形空間部を形成するようこれらを対向配置させる事により、該斜形 空間部に位置する両小鼓状変則筒体の対向片間で変則揉動作を行なわせる事がで き、使用者の患部に対する斜形空間部での揉みマッサージを行なわせることがで きるという新たな効果をも有する。 よって本考案は、従来の各種欠点を一掃すると共に付加価値を有し、コンパク ト設計にして使用範囲を拡大すると共に安全性および耐久性を高めることのでき る有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のロール回転式マッサージ機の一実施例を
示した説明図である。
【図2】本考案の一実施例を示した分解図である。
【図3】本考案の一実施例を示した一部切欠斜面図であ
る。
【図4】本考案の一実施例を示した側面断面図である。
【図5】本考案の一実施例を示した一部切欠斜面図であ
る。
【図6】本考案の一実施例を示した斜面図である。
【図7】本考案の可撓性カバーの一実施例を示した説明
図である。
【図8】本考案の一実施例を示した底面図である。
【図9】本考案の一実施例を示した底面図である。
【図10】本考案の鼓状筒体を小鼓状変則筒体にした実
施例を示した説明図である。
【符合の説明】
20 ロール回転機構 21 駆動機構 211 駆動軸 22 筒体 23 鼓状筒体 231 小鼓状筒体 231a 小鼓状変則筒体 232 対向片 24 棒状ロール 24a 正棒状ロール 24b 逆棒状ロール 241 楕円球状揉部材 242 円筒状揉部材 25 鶏卵状冠部材 251 小径部 26 板状部材 261 細棒嵌入用凹溝 262 平板材 27 可撓性カバー 271 空間部 272 細棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 藤本 信一郎 大阪府大阪市浪速区日本橋5丁目5番21号 株式会社フジ医療器内 (72)考案者 山崎 喜清 大阪府堺市南向陽町2丁3番10号 株式会 社ジャパンヘルス内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも楕円球状揉部材或いは円筒状
    揉部材を均等に配設した棒状ロールを駆動機構を内装し
    た鼓状筒体外周に配設支持させてなるロール回転機構を
    有し、該回転機構の両側に駆動軸を支持し得る鶏卵状冠
    部材の一対を対向状に設けると共に、外周を可撓性カバ
    ーで被覆してなるロール回転式マッサージ機において、
    前記可撓性カバーの両端縁全域には夫々筒状になるよう
    逢着した空間部を形成すると共に、各空間部に各々細棒
    を全域に亙るよう嵌入し、前記一対の鶏卵状冠部材の小
    径部下端間には、長手方向に一対の細棒嵌入用凹溝を備
    えた板状部材を前記ロール回転機構と一定間隔を存する
    よう介設し、前記各細棒を前記板状部材の細棒嵌入用凹
    溝に嵌着すると共に板状部材の該嵌着部対向外被面に平
    板材を介着させることでロール回転機構の外周で可撓性
    カバーを強固に被着させ、棒状ロールの回転による可撓
    性カバーの同方向への引込みや該引込みによるカバーの
    破損を防止することができるよう構成した事を特徴とす
    るロール回転式マッサージ機。
  2. 【請求項2】 請求項1のロール回転式マッサージ機
    を、楕円球状揉部材と円筒状揉部材とを順次交互に軸設
    した正棒状ロールと円筒状揉部材と楕円球状揉部材とを
    順次交互に軸設した逆棒状ロールとを鼓状筒体の外周に
    一定間隔を存して交互に架設して、楕円球状揉部材と円
    筒状揉部材とが使用者患部に順次交互且つ頻繁に当接し
    て柔軟なマッサージを付与し得るよう構成した事を特徴
    とする請求項1のロール回転式マッサージ機。
  3. 【請求項3】 請求項1及び請求項2の鼓状筒体を縦断
    面が台形になるような小鼓状変則筒体に二分割形成する
    と共に、各小鼓状変則筒体間に斜形空間部を形成するよ
    うこれらを対向配設し、該斜形空間部に位置する両小鼓
    状変則筒体の対向片間で変則揉動作を行なわせる事がで
    きるよう構成した事を特徴とする請求項1及び請求項2
    のロール回転式マッサージ機。
JP2054592U 1992-03-05 1992-03-05 ロール回転式マッサージ機 Pending JPH0661236U (ja)

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JP2054592U JPH0661236U (ja) 1992-03-05 1992-03-05 ロール回転式マッサージ機

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JP2054592U JPH0661236U (ja) 1992-03-05 1992-03-05 ロール回転式マッサージ機

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JP2054592U Pending JPH0661236U (ja) 1992-03-05 1992-03-05 ロール回転式マッサージ機

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JP (1) JPH0661236U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100304384B1 (ko) * 1998-03-23 2001-09-24 이우에사또시 마사지기
JP2001333953A (ja) * 2000-05-26 2001-12-04 Fuji Iryoki:Kk 携帯用マッサージ機のカバー取着構造

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JP2001333953A (ja) * 2000-05-26 2001-12-04 Fuji Iryoki:Kk 携帯用マッサージ機のカバー取着構造

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