JPH066114B2 - 自動血圧記録装置 - Google Patents

自動血圧記録装置

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JPH066114B2
JPH066114B2 JP62054757A JP5475787A JPH066114B2 JP H066114 B2 JPH066114 B2 JP H066114B2 JP 62054757 A JP62054757 A JP 62054757A JP 5475787 A JP5475787 A JP 5475787A JP H066114 B2 JPH066114 B2 JP H066114B2
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blood pressure
card
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recording card
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陸朗 青山
稔 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、測定した自己の血圧を一枚の血圧記録カー
ドに一括して記録する自動血圧装置に関するものであ
る。
「従来の技術とその問題点」 一般に、自己の血圧変化を月日を追って測定すること
は、健康管理の上からも極めて有用なことであり、この
ような観点から、従来、病院などの医療機関において
は、血圧を測定する者が自ら操作することにより、自己
の血圧を自由に測定できる血圧測定装置を設置する場合
があった。
しかしながら、前述した血圧測定装置においては、血圧
が測定される毎にその測定結果が記録紙に打ち出される
ようになっており、これによって、例えば測定者自らが
この記録紙を集めて保存するか、あるいは測定毎に逐一
打ち出された血圧記録を、別に用意したノート等に書き
写すことによってしか、自己の血圧変化を知ることがで
きないという不具合があった。
「問題点を解決するための手段」 この発明は上記の事情に鑑みてなされたものであって、
血圧を測定する血圧測定手段と、この血圧測定手段によ
って測定された測定結果を血圧記録カードに記録する血
圧記録手段とから構成されてなり、前記血圧記録手段
は、血圧記録カードに対して前記測定結果を印字する印
字手段と、前記血圧記録カードに付されたマークを読み
取る検知手段と、この検知手段から出力されたマーク認
識信号に基づいて、前記血圧記録手段内でカードを移動
させるとともに所定位置に停止させる位置決め機構とか
ら構成されてなり、該位置決め機構は、前記カードを移
動させる駆動モータと、これを制御するコントロール回
路とから構成され、該コントロール回路は、前記記録カ
ードに設けられた第1のマークから前記検知手段に読み
取られた情報に基づいて前記血圧記録カードが正規のも
のか否かを判断し、正規のものであると判断した場合に
は、前記記録カードに設けられた複数の記録欄の一つを
表す第2のマークから前記検知手段に読み取られたマー
ク認識信号に基づいて前記駆動モータを制御して前記血
圧記録カードを前記印字手段に対して位置決めし、さら
に血圧測定が正常であると判断された場合には前記印字
手段によりデータの印字を行うとともに第2のマークを
追加し、それ以外の場合には一旦受け入れた血圧記録カ
ードを返却すべく前記駆動モータを制御する構成とした
ものである。
「作用」 この発明によれば、マーク認識信号に基づいて、血圧記
録カードに設けられた複数の記録欄の1つを、印字手段
の印字位置に対して位置合わせする位置決め機構によ
り、前記血圧記録カードの所定の記録欄に、血圧の測定
結果が印字される。そして、このようにして、1枚の血
圧記録カードの記録欄に血圧の測定結果を次々と印字す
ることによって、長期的な血圧の変化を観察することが
できる。また、記録カードに設けられた第1のマークか
ら前記検知手段に読み取られた情報に基づいてカードの
真為を判別するとともに、測定が正確に行われた否かを
判別して、両方の条件を満たす場合にのみ印字を行わせ
ることができる。さらに、印字に先立って、前記記録カ
ードに設けられた第2のマークから前記検知手段に読み
取られた信号に基づいて記録カードを印字手段に対して
位置決めすることができる。
「実施例」 以下、この発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図及び第2図は自動血圧測定装置の外観を示す図で
あって、人の血圧及び脈拍数を測定する測定手段1a
と、この測定手段1aによって測定された測定結果を、
カード取入口Mに差し込まれた記録カード(血圧記録カ
ード)(後述する)Cに記録する記録手段1bとを主な
構成要素にしている。
まず、はじめに血圧等の測定手段1aについて、第1
図、第2図及び第3図の全体構成を示すブロック図を参
照して説明する。これらの図において、符号2は装置本
体であって、この装置本体1の図中右側の専用架台3に
は、人間の腕が挿入される測定部4が設けられている。
この測定部4は、その中心軸線が第2図中矢印X−Y方
向に向けて設けられた円筒状の固定部材5と、第3図に
示すように、この固定部材の内周面に沿って設けられた
環状のはく帯6と、このはく帯6に対して空気を供排気
する加減圧器7とから構成されたものであって、前記は
く帯6中に人間が腕を肩口まで挿入した後に、装置本体
2の前面パネル2aに設けられた測定開始釦8aを押す
ことによって、加減圧器7から圧縮空気が供給されて、
前記はく帯6が腕を締め付け、血管中の血液の流れを圧
閉するようになっている。
なお、前記測定開始釦8aの側方に設けられたものは、
非常停止釦8bであって、この非常停止釦8bを押すこ
とにより、図示しない排気弁が開となって、はく帯6か
ら空気が抜かれるようになっている。
また、前記加減圧器7には、微量排気弁9が設けられて
おり、この微量排気弁9によって、はく帯6中の空気を
微量ずつ排気し、腕に掛かる圧力を漸次減少させるよう
になっている。一方、前記はく帯6と加減圧器7との間
を接続する配管10には、該はく帯6に掛かる空気圧力
を検出表示する表示器11が設けられている。
また、前記まく帯6の内側には、圧力センサ13が設け
られている。この圧力センサ13は、測定部4に腕が挿
入された場合に、該腕の挿入方向(矢印X方向)前方側
のはく帯6に配置されたものであって、はく帯6に対す
る減圧が開始されたときに、腕の末梢側の拍動を検知す
るようになっている。また、前記圧力センサ13は、コ
ロトコフ音(Korot'koff's Sound)(血液流が血液壁と
摩擦することにより発生する音)の変化に応答し、電気
信号(圧力信号)に変換するようになっている。
なお、このときの表示器11の圧力信号は、はく帯6に
掛かる圧力を減圧して腕動脈が開き血液が流れ始めた時
点での、はく帯6の圧力を最高血圧値として、前面パネ
ル2aの表示部20aに表示するようになっている(最
低血圧値においては後述する)。また、圧力センサ13
から出力された圧力信号は、その波形が、第4図(A)に
示すようなトーン・セグメント(Tone-Segment)の波形に
見られる如き鋭いスパイクを有する形状、あるいは、深
い陰性波の存在した形状になっている。
そして、前記圧力センサ13から出力された圧力信号
は、アンプ14により増幅されて、まず、第1の微分回
路21により一回目の微分が行なわれ、更に、第2の微
分回路22により二回目の微分が行なわれるようになっ
ている。つまり、第4図(A)に示す圧力信号の波形が、
一回目の微分により第4図(B)に示す如き波形になり、
更に、二回目の微分により第4図(C)に示す如き波形に
なって、コロトコフ音を含む生体圧変化の成因となる加
速度成分が得られるようになっている。
そして、前記圧力センサ13から出力された圧力信号
は、第1の微分回路21、第2の微分回路22を経た
後、全波整流回路23、振幅弁別回路24、波形整形回
路25、確認手段26の順に送られるようになってい
る。
これら全波整流回路23は、振幅弁別回路24、波形整
形回路25、確認手段26について説明すると、前記全
波整流回路23は、第2の微分回路22の出力波形を全
波整流することにより、コロトコフ音を含む生体圧変化
の成因となる加速度成分を一方向成分として整形して、
被検者の個人差の影響を解消するものである。そして、
この全波整流回路23によって、第4図(D)に示すよう
な出力波形が得られるようになっている。
振幅弁別回路24は、全波整流回路23の出力波形を聴
診レベルで弁別、つまり第4図(D)に示すVを基準電圧
として弁別するものである。そして、この振幅弁別回路
24によつて、第4図(E)に示すような出力波形が得ら
れるようになっている。
波形整流回路25は、振幅弁別回路24の出力波形の立
上がり時に同期して波形を整形するものであり、この波
形整流回路25によって、第4図(F)に示すような出力
波形が得られるようになっている。
確認手段26は、前記波形整形回路25の出力波形によ
って動作される発光ダイオード、ブザー等から構成され
たものであって、聴診レベルで弁別したコロトコフ音に
同期して、その表示等がなされるようになっている。つ
まり、はく帯6に掛かる圧力が減圧されて、腕動脈に血
液が流れ始めた時点で、第4図(F)に示す出力波形の立
上がりが生じ、このときのはく帯6の圧力が、演算部2
7で演算され、更に最高血圧値として血圧表示部20a
に表示され、かつ記録手段1bで印字されるようになっ
ている。また、前記振幅弁別回路24で説明したよう
に、聴診レベル(基準電圧V)で出力波形が弁別される
ので、第4図(F)に示す出力波形の立下がった時点が最
低血圧値となり、このときのはく帯6の圧力が、前述し
た最高血圧値と同様にして、演算部27で演算されて、
血圧表示部20bに表示され、かつ記録手段1bで印字
されるようになっている。
なお、前記確認手段26が最後に動作させられた時点
は、トーン・セグメントの波形に見られる上行脚のノッ
チ(notch)、または下行脚の起始部において陰性波が存
在する最終時点である。
また、前記第1図において符号20dで示されるもの
は、時刻を示す時計である。
一方、前記圧力センサ13によって検出された拍動信号
に基づいて、自動的に脈拍数が数えられ、更に、この脈
拍数が第1図に符号20cで示す表示部に表示されるよ
うになっている。
次に、前記測定手段1aによって測定された最大血圧
値、最小血圧値及び脈拍数を、記録カードCに対して印
字する記録手段1bについて説明する。
第5図において符号Mで示すものは、カード取入口であ
って、このカード取入口Mから挿入された記録カードC
は、搬送機構31によりその搬送が行なわれるようにな
っている。この搬送機構31は、前記記録カードCの挿
入方向(矢印B方向)に沿って順次設けられた第1の搬
送ローラ32a、第2の搬送ローラ33a、第3の搬送
ローラ34aと、これら搬送ローラ32a〜34aの上
方に、水平軸32b〜34bを中心としてそれぞれ回動
自在に設けられ、かつ一端に搬送ローラ32a〜34a
の上面を押圧する押えローラ32c〜34cがそれぞれ
設けられたクランク32d〜34dと、これらクランク
32d〜34dの他端に設けられて、前記押えローラ3
2c〜34cを搬送ローラ32a〜34a側に付勢する
引張ばね32e〜34eとから構成されたものであっ
て、前記搬送ローラ32a〜34aと押えローラ32c
〜34cとの間に記録カードCが挾持されて、これら搬
送ローラ32a〜34aが回転することにより、該記録
カードCを矢印A−B方向に沿って移送するようになっ
ている。
前記搬送ローラ32a〜34aの駆動を行う駆動モータ
35の駆動軸と、前記搬送ローラ34aの回転軸との間
には、タイミングルト36aが巻回されており、また、
このタイミングベルト36aに巻回されて回転させられ
るプラテンローラ37と搬送ローラ33aの回転軸との
間には、前記タイミングベルト36aの駆動を搬送ロー
ラ33aに伝達する歯車38が設けられ、更に、前記搬
送ローラ33aの回転軸と搬送ローラ32aの回転軸と
の間には、搬送ローラ33aの駆動を搬送ローラ32a
の伝達するタイミングベルト36bが設けられている。
そして、前記モータ35の駆動軸が駆動することによっ
て、搬送ローラ32a〜34a及びプラテンローラ37
が同一の方向に回転するようになっている。
前記プラテンローラ37の上側には、上下動可能に設け
られて、記録カードCの感熱部(記録欄)に血圧、脈拍
情報等を印字するサーマルヘッド39が配置されてい
る。
次に、上記搬送機構31の駆動を制御する機構について
説明すると、前記カード取入口Mと搬送機構31の間に
は、記録カードCの移動経路を挾むように第1のフォト
センサ40、40が設けられ、また、前記搬送機構31
の第5図中右側には、第1のフォトセンサ40、40と
同様に、カードCの移動経路を挾むように第2のフォト
センサ41、41が設けられている。
前記第1のフォトセンサ40、40は、前記カード取入
口Mから記録カードが挿入されたことを検知し、また、
前記第2のフォトセンサ41、41は、カード取入口M
から挿入された記録カードの上端部が搬送機構31の第
5図中右側に位置したことを検知する機能を有するもの
である。
また、前記搬送ローラ33aの上方位置には、第3のフ
ォトセンサ42が設けられている。このフォトセンサ4
2は、記録カードCに付されたマークを検知して、該記
録カードCに対するサーマルヘッド39の印字位置を検
知する機能を有するものである。そして、これらフォト
センサ40、40、41、41、42から出力された出
力信号に基づいて、図示しないコトンロール回路が、駆
動モータ35の駆動を制御して、記録カードCの搬送か
つ位置決めを行い、かつサーマルヘッド39の上下動を
行うようになっている。
一方、前記全面パネル2aには、被検者に対して血圧測
定動作に「カードをお入れ下さい」等の文字で支持を与
える表示部20eと、「カードをお取り下さい」等の音
声で支持を与えるスピーカー(図示略)とが設けられ
て、血圧測定動作が円滑に行い得るようになっている
(後述)。
次に、前記血圧、脈拍数の測定結果が印字される記録カ
ードCについて第6図を参照して説明する。この記録カ
ードCは、複数回の測定結果が印字される記録欄が設け
られたものであって、この記録欄には、1回の測定毎
に、月日、最高血圧値、最低血圧値、及びトレンドを一
組として上から順に表示されるようになっている。
また、前記記録カードCの上部には、該カードCの真為
を鑑定するためのデータが書き込まれた第1のマーク4
3が設けられている。このマークは、例えば、外見上は
通常のストライプのように観察されるが、光学的に読み
取ることにより得られるパルスの幅の間隔を種々に異な
らせることによりカードの識別機能が付与されたマーク
が書き込まれている。また、記録欄の右側には、測定毎
に第2のマーク44が逐次付されるようになっている。
そして、カードCの各測定行の欄外の所定の位置に受け
られた第2のマークから読み取られた情報に基づき、カ
ードの所定の印字欄がサーマルヘッド39に対して位置
合わせされる。この位置合わせは、例えば、カードCを
一旦最終端まで取り込んだ後、最も下に位置しているマ
ークが検知されるまでカードCを送り返すことにより行
われる。
そして、前記プラテンローラ37とサーマルヘッド39
とによって印字手段が構成され、フォトセンサ42およ
びマーク44によって検知手段が構成され、また、コン
トロール回路、駆動モータ35によって、位置決め機構
が構成される。
次に、上記のように構成された自動血圧記録装置の測定
動作について工程順に説明する。
(1)まず、カード取入口Mに記録カードCを挿入す
る。
(2)測定部4に腕を肩口まで挿入する。
(3)測定開始釦8aを押す。
(4)(3)によって、加減圧器7からはく帯6に圧縮
空気が供給される。
(5)前記はく帯6の圧力が所定値に達すると、空気の
供給が停止されて、微量排出弁9からはく帯6内の空気
が微量ずつ排出される。
(6)行程(5)と平行して、圧力センサ13から圧力
信号が出力され、この圧力信号に基づいて、最高血圧値
と最低血圧値が測定される。また、これと同時に、脈拍
数の測定が行なわれる。
(7)前記最高血圧値、最低血圧値及び脈拍数が表示部
20a〜20cにそれぞれ表示されるとともに、これら
最高血圧値、最低血圧値及び脈拍数が、記録手段1bに
よって、行程(1)で取入口Mに挿入した記録カードC
にそれぞれ印字される。
(8)所定の印字が終了すると、記録カードCがカード
取入口Mから返却され、被検者がこれを抜き取ることに
よって、血圧及び脈拍数の測定が終了する。
次に、上記自動血圧記録装置の記録手段1bにおける印
字動作について説明する。
上記行程(1)によって、カード取入口Mから記録カー
ドCが挿入されると、フォトセンサ40、40からカー
ド挿入信号が出力され、このカード挿入信号に基づいて
コントロール回路がモータ35の駆動軸を矢印C方向に
回転させる。
前記モータ35の駆動軸が矢印C方向に回転すること
によって、記録カードCが矢印B方向に搬送される。
前記記録カードCの搬送途中においてフォトセンサ4
2が該カードCのマーク43を認識し、マーク44の位
置を検知する。
前記フォトセンサ42からマーク認識信号が出力さ
れ、このマーク認識信号に基づいて前記コントロール回
路がモータ35の駆動を制御する。つまり、前記マーク
43を認識して記録カードCが真と判別された場合に
は、前記記録カードCを矢印B方向に移送し、更に、マ
ーク44の付された位置に基づいて、記録カードCの印
字位置をサーマルヘッド39に対して位置合わせする
(行程において後述する)。一方、前記マーク43を
認識して記録カードCが為と判別された場合には、前記
記録カードCを矢印A方向に移送して被検者に差し戻
す。
前記記録カードCが矢印B方向に移送されてその上端
が搬送機構31の右側に位置したならば、これをフォト
センサ41、41が検知してカード検出信号を出力し、
更に、このカード検出信号に基づいてコントロール回路
が前記駆動モータ35の駆動を停止させる。
行程においてフォトセンサ42から出力されたマー
ク認識信号に基づいて、前記コントロール回路がプラテ
ンローラ37を回転動作させて、前記記録カードCの印
字位置にサーマルヘッド38を位置合わせする。
前記サーマルヘッド39が記録カードC上に降下し
て、行程(7)で説明したように最高血圧値、最低血圧値
及び脈拍数を該記録カードCの所定位置に印字する。
前記印字が終了すると、前記サーマルヘッド39が上
昇し、更に駆動モータ35の駆動軸が矢印D方向に回転
し、これにより、前記記録カードCが矢印A方向に移送
されカード取入口Mから返却される。
一方、上記記録手段1bの動作を第7図に示すフローチ
ャートを参照して説明する。
まず、電源スイッチがON(SP1)になると、「カー
ドをお入れ下さい」の表示文字(イ)が表示される(S
2)。そして、カード取入口Mに記録カードCが差し
込まれて、このカードが本物であり、かつ使用可能であ
ることが判別された(SP3〜SP5)ならば、「腕を肩
口まで入れ、測定スイッチを押して下さい」の文字表示
(ロ)と「測定開始スイッチを押して下さい」の音声出
力(ニ)とが同時になされる(SP6)。
次に、測定開始ボタンがON(SP7)になって、測定
値が入力され(SP8)、かつ入力された測定値にエラ
ーがない(SP9)ことが判別されたならば、印字が行
なわれ(SP10)、この後に、記録カードCの返却(S
11)が行なわれる。そして、このときに、「カードを
お取り下さい」の文字表示(ハ)と、「カードを取り下
さい」の音声出力(ホ)とが同時に行なわれる(S
12)。
一方、前記SP9において、測定エラーがあった場合に
は、記録カードCが返却されて(SP13)「カードをお
取り下さい」の文字表示(ハ)と、「もう一度、やり直
して下さい」の音声出力(ヘ)とが同時になされる(S
14)。
そして、更に、上記のSP12とSP14の行程後は、カー
ドがあるか否かの判別部(SP15)に行き、この判別部
SP15においてカードがないと判別された場合に、SP
2に戻されて、上記のSP2〜SP14が繰り返される。
また、前記SP4及びSP5において、記録カードが本物
でない、または記録カードが使用不能である場合には、
ブザーが鳴ってカードが返却され(SP16)、次のSP
15の行程に移る。一方、測定手段1aに設けられたリセ
ットボタンを押すことによって(SP17)、SP11の行
程に移行し、上記で説明した行程と同様の行程が行なわ
れる。
そして、このような、文字表示及び音声出力に基づい
て、被検者は血圧及び脈拍数の測定及び測定結果の記録
作業を順次行なう。
上記のように構成された自動血圧記録装置においては、
測定手段1aによって最高血圧値、最低血圧値及び脈拍
数が測定され、それら測定結果がカード取入口Mに差し
込まれた記録カードCに記録されるとともに、これら測
定結果が月日を追ってこの1枚の記録カードCに記録さ
れるので、長期的な血圧の変化を観察することができ
て、自己の健康を管理する上で役に立つという効果を奏
する。
なお、上記の実施例においては、血圧及び脈拍数を記憶
欄に数字によって記録するようにしたが、折れ線グラ
フ、棒グラフ等によって記録するようにしても良い。ま
た、測定手段1aと記録手段1bとを一体に設けるよう
にしたが、これらを別体に設けるようにしても良い。更
に、前記フォトセンサ42によってマーク44を検知す
るようにしたが必ずしもこれに限定されず、記録欄に付
された文字の有無を検知することによって、印字位置を
確定するようにしても良い。
「発明の効果」 以上詳細に説明したように、この発明によれば、血圧記
録カードに設けられた複数の記録欄の1つを、印字手段
の印字位置に対して位置合わせする位置決め機構によっ
て、前記血圧記録カードの所定の記録欄に、血圧の測定
結果が印字される。
従って、1枚の血圧記録カードの記録欄に血圧の測定結
果を次々と印字することによって、長期的な血圧の変化
を観察することができ、自己の健康を管理する上で大き
な貢献があるという効果を奏する。加えて、第1のマー
クから検知手段に読み取られた情報により、血圧記録カ
ードが正規のものか否かを判断し、さらに、測定が正確
に行われた否かを判断して、両方の条件が満たされる場
合にのみ印字を行わせるから、血圧記録カードのデータ
の信頼性をきわめて高いものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本考案発明の実施例を示す図であっ
て、第1図はその外観を示す正面図、第2図は第1図の
右側面図、第3図は全体の構成を示すブロック図、第4
図は圧力信号の波形の変化を示す図、第5図は記録手段
の該略構成を示す側面図、第6図は血圧記録カードを示
す図、第7図は記録手段の動作を示すフローチャートを
である。 1a……測定手段(血圧測定手段) 1b……記録手段(血圧記録手段) 37……プラテンローラ 39……サーマルヘッド(印字手段) 42……フォトセンサ 44……マーク44(検知手段) 35……駆動モータ(位置決め機構) C……記録カード(血圧記録カード)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】血圧を測定する血圧測定手段と、この血圧
    測定手段によって測定された測定結果を血圧記録カード
    に記録する血圧記録手段とから構成されてなり、 前記血圧記録手段は、血圧記録カードに対して前記測定
    結果を印字する印字手段と、前記血圧記録カードに付さ
    れたマークを読み取る検知手段と、この検知手段から出
    力されたマーク認識信号に基づいて、前記血圧記録手段
    内でカードを移動させるとともに所定位置に停止させる
    位置決め機構とから構成されてなり、該位置決め機構
    は、前記カードを移動させる駆動モータと、これを制御
    するコントロール回路とから構成され、該コントロール
    回路は、前記記録カードに設けられた第1のマークから
    前記検知手段に読み取られた情報に基づいて前記血圧記
    録カードが正規のものか否かを判断し、正規のものでる
    あると判断した場合には、前記記録カードに設けられた
    複数の記録欄の一つを表す第2のマークから前記検知手
    段に読み取られたマーク認識信号に基づいて前記駆動モ
    ータを制御して前記血圧記録カードを前記印字手段に対
    して位置決めし、さらに血圧測定が正常であると判断さ
    れた場合には前記印字手段によりデータの印字を行うと
    ともに第2のマークを追加し、それ以外の場合には一旦
    受け入れた血圧記録カードを返却すべく前記駆動モータ
    を制御することを特徴とする自動血圧記録装置。
JP62054757A 1987-03-10 1987-03-10 自動血圧記録装置 Expired - Lifetime JPH066114B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62054757A JPH066114B2 (ja) 1987-03-10 1987-03-10 自動血圧記録装置

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