JP2003270236A - ガス検知部材及びガス濃度測定装置 - Google Patents

ガス検知部材及びガス濃度測定装置

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JP2003270236A
JP2003270236A JP2002069859A JP2002069859A JP2003270236A JP 2003270236 A JP2003270236 A JP 2003270236A JP 2002069859 A JP2002069859 A JP 2002069859A JP 2002069859 A JP2002069859 A JP 2002069859A JP 2003270236 A JP2003270236 A JP 2003270236A
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gas concentration
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Kojiro Takagi
幸二郎 高木
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    • G01N21/75Systems in which material is subjected to a chemical reaction, the progress or the result of the reaction being investigated
    • G01N21/77Systems in which material is subjected to a chemical reaction, the progress or the result of the reaction being investigated by observing the effect on a chemical indicator
    • G01N21/78Systems in which material is subjected to a chemical reaction, the progress or the result of the reaction being investigated by observing the effect on a chemical indicator producing a change of colour
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス濃度等の測定において、ガスの濃度等の
測定を自動的に行うと共に、ガスの種別、製造年月日ま
たは期限終了日等の情報を管理でき、且つ、測定の場
所、測定値または測定の条件等の情報を記録できるこ
と。 【解決手段】 特定のガスに反応して変色する試薬から
なる検知剤を有し、該検知剤を周囲の空気に接触させ
て、該空気中に含まれる前記特定のガスの濃度を検出す
る検知部材であって、前記検知部材には、該検知部材の
情報を読み取り及び書き込みするための情報の領域を備
えたことにより、ガスの濃度等の測定を自動的に行うと
共に、ガスの種別、製造年月日または期限終了日等の情
報を管理でき、且つ、測定の場所、測定値または測定の
条件等の情報を記録することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、検知管、
試験紙または濾紙等の特定のガス等に反応する検知剤を
有し、情報を読み取り及び書き込みするための情報の領
域を備えた検知部材に関わり、該検知部材が測定した記
録及び情報の領域に記された情報を読み取る機能と、前
記情報の領域に情報を書き込む機能とを備えた検知部材
の読み取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガスの濃度等を測定するには、ガ
スの検知部材の一例であるガスの検知管を専用のポンプ
等に備えつけて、ガスの検知管にガスを吸入し、前記ガ
スの検知管等の内部にある試料の着色部の長さを、夫々
のガスの単位を記して目盛りを対応させた対応表に照ら
し合わせて、目測にて測定していた。
【0003】しかし、測定するガスの種類に応じて、測
定する際に夫々のガスに対応した複数の対応表を用意し
なければならず、更に、ガスの種類によっては、前記着
色部と非着色部との境界が段階的に変化してぼやけた状
態になり、その境界がはっきりとしない、または、試料
の着色部が傾斜する等により、これらを目測にて測定す
る場合には、測定者の個人差によって、測定値が一定に
ならなかった。
【0004】また、検知管の対応するガスの種別、製造
年月日または期限終了日等の情報を管理することが難し
く、ポンプの吸入回数が多い場合には、測定者が回数を
誤ってしまうことがあり、更に、測定の場所、測定値ま
たは測定の条件等の情報を測定者が記録する必要があっ
た。
【0005】そこで、ある種の情報を持たせた検知管、
及び該情報と検知管によって測定された測定記録とを読
み取る装置としては、特公平7−6973号公報に開示
された構成のものが公知になっている。
【0006】この特公平7−6973号公報に開示され
た、空気中のガス状成分を検出するための方法および装
置における公知の技術においては、測定に対して特徴的
なデータを自動的に考慮し測定表示のため処理すること
ができるようにすることを目的としたものである。
【0007】これを実施するために、当該装置によっ
て、試験小管の周囲に設けられたバーコード(登録商
標)のデータメモリを読み取り、周囲外気を吸入して測
定し、試験小管内の充填剤の着色領域の長さを捕捉検出
して、自動的に測定をしている。
【0008】このバーコード(登録商標)の読み取り、
及び着色領域の長さの検出には、ダイオードの反射信号
を用いている。また、バーコード(登録商標)に記録さ
れているデータは、測定感度、試料量、再計算係数また
は較正データ、識別番号、期限切れの日付であり、測定
過程を特徴付けるのに必要なデータである。
【0009】この公知技術を使用することにより、測定
者が目測にて測定するのではないため、測定者の個人差
による測定の誤差はなくなり、期限切れの日付等を管理
することができるようになるものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この公
知技術においては、着色領域の長さの検出する際に、ダ
イオードの反射信号を用いているために、着色領域と非
着色領域との境界が段階的に変化してぼやけた状態にな
って、その境界がはっきりとしない場合には、ガスの濃
度等を正確に測定することは困難であり、また、測定者
は、測定の場所、測定値または測定の条件等の情報を随
時記録する必要があるという問題点を有する。
【0011】従って、従来例のガスの濃度等の測定にお
いては、ガスの濃度等の測定を自動的に行うと共に、ガ
スの種別、製造年月日または期限終了日等の情報を管理
でき、且つ、測定の場所、測定値または測定の条件等の
情報を記録できることに解決しようとする課題を有す
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した従来例の課題を
解決する具体的手段として本発明に係る第1の発明とし
て、特定のガスに反応して変色する試薬からなる検知剤
を有し、該検知剤を周囲の空気に接触させて、該空気中
に含まれる前記特定のガスの濃度を検出する検知部材で
あって、前記検知部材の周囲には、該検知部材の情報を
読み取り及び書き込みするための情報の領域を備えたこ
とを特徴とするガス検知部材を提供するものである。
【0013】この第1の発明において、前記検知部材
は、検知管、試験紙または濾紙であること;情報の形式
は、磁気テープ、バーコード、またはカラーコードであ
ること;読み取りの情報は、ガスの種別、ガス濃度の測
定範囲、ガス濃度の単位、製造年月日、製造番号、検知
剤の構成及び該検知剤の位置、検量線データ、検知剤の
基本色及び変化色、目盛線の色、ガスの吸入量、ポンプ
の吸入回数、期限終了日、または、予備の情報のいずれ
か一種または二種以上を組み合わせた情報であること;
書き込みの情報は、測定の前/後の識別、測定番号、ガ
スの濃度、測定場所、天候、温度、湿度、測定の条件、
干渉ガスの種別、または、備考の情報のいずれか一種ま
たは二種以上を組み合わせた情報であること;を付加的
な要件として含むものである。
【0014】第2の発明として、内部に検知部材を配設
し、周囲の空気を吸入して前記検知部材に接触させるガ
ス濃度の測定装置であって、前記検知部材が測定した記
録を読み取る機能を備え、前記検知部材に設けられた情
報の領域に記された情報を読み取る機能及び前記情報の
領域に情報を書き込む機能を備えたことを特徴とするガ
ス濃度測定装置を提供するものである。
【0015】この第2の発明において、前記吸入は、前
記検知部材の情報に基づいて、その流量を自動的に制御
すること;前記測定した記録の読み取りは、RGBのカ
ラーセンサーを使用すること;記録された情報は、ガス
の種別、ガス濃度の測定範囲、ガス濃度の単位、製造年
月日、製造番号、検知剤の構成及び該検知剤の位置、検
量線データ、検知剤の基本色及び変化色、目盛線の色、
ガスの吸入量、ポンプの吸入回数、期限終了日、また
は、予備の情報のいずれか一種または二種以上を組み合
わせた情報であること;書き込みの情報は、測定の前/
後の識別、測定番号、ガスの濃度、測定場所、天候、温
度、湿度、測定の条件、干渉ガスの種別、または、備考
の情報のいずれか一種または二種以上を組み合わせた情
報であること;を付加的な要件として含むものである。
【0016】このように、ガスの検知部材に読み取り及
び書き込みするための情報の領域を備えて、これらの情
報を前記検知部材の読み取り装置によって読み取り及び
書き込みすると共に、検知部材が測定した記録を自動的
に読み取ることによって、解決しようとする課題を解決
できるのである。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体的な実施の形
態に基づいて詳しく説明する。本発明のガスの検知部材
の実施の形態の一例であるガスの検知管1の平面図を図
1に示す。検知管1の本体部2は、筒状を呈する透明な
ガラス管によって構成されており、その内部の所定部位
には、特定のガスに反応して変色する試薬からなる検知
剤3を配設している。
【0018】未使用状態にある検知管1の本体部2の両
端には封止部4が形成されており、これにより、保存中
に検知剤3が外気と触れることを防いでいる。本体部2
と封止部4との間には、切り欠き部5が形成されてお
り、切り欠き部5より封止部4を切り欠くことによっ
て、検知管1は使用できる状態になる。
【0019】検知管1の本体部2の外周には目盛線6が
設けられており、使用状態にした検知管1の本体部2の
内部に周囲の空気を導入して、検知剤3を該周囲の空気
に接触させて、該空気中に含まれる前記特定のガスの濃
度を検出する際に、その検出した測定値を目視で確認で
きるようになっている。
【0020】検知管1の本体部2の周囲には、検知管1
の情報を読み取り及び書き込みするための情報の領域と
して、磁気のコーティングを施したテープを筒状に形成
させた磁気チューブ7を配設させる。前記情報の領域と
しては、磁気チューブ7等を使用して磁気による記録を
することが好ましいが、これに限定されるものではな
く、例えば、バーコード、またはカラーコード等であっ
ても良い。
【0021】この磁気チュ−ブ7には、検知管1の各種
情報、例えば、ガスの種別、ガス濃度の測定範囲、ガス
濃度の単位、製造年月日、製造番号、検知剤の構成及び
該検知剤の位置、検量線データ、検知剤の基本色及び変
化色、目盛線の色、ガスの吸入量、ポンプの吸入回数、
期限終了日、または、予備の情報等のいずれか一種また
は二種以上を組み合わせた情報が磁気によって記録され
ている領域が設けられており、該領域の情報は外部装置
によって読み取ることができる。
【0022】また、磁気チュ−ブ7には、検知管1の測
定等による各種情報、例えば、測定の前/後の識別、測
定番号、ガスの濃度、測定場所、天候、温度、湿度、測
定の条件、干渉ガスの種別、または、備考の情報等のい
ずれか一種または二種以上を組み合わせた情報を磁気に
よって記録させる領域が設けられており、該領域には外
部装置によって前記情報を書き込むことができる。
【0023】磁気チュ−ブとしては、透明の磁気をコー
ティングしたテープを筒状に形成したものを使用するこ
とが好ましいが、これに限定されるものではなく、例え
ば、図2に示したように、透明のシート8に有色の磁気
テープ9等を貼着させて、シート8を筒状に形成させた
チューブ等を使用しても良く、更に、チューブの周囲に
磁気テープを螺旋状に貼着させたものを使用しても良
い。
【0024】このように、本体部2の周囲に磁気チュー
ブ7等を配設することにより、落下等による破損を減少
できるので、磁気チューブ7等を配設することが好まし
いが、これに限定されるものではなく、例えば、本体部
2に直接印刷させる、またはシール等を貼着させるもの
であっても良い。
【0025】ガス濃度測定装置10によって、自動的に
ガス濃度を測定する実施例を図3に示したガス濃度測定
装置10のフローチャートを用いて説明する。まず、使
用状態にした検知管1の本体部2を挿入口11に挿入さ
せると、検出スイッチ12で検出した情報がマイコン1
3に送られることによって、ガス濃度測定装置10の電
源が自動的にONになって、ガス濃度測定装置10が作
動する。
【0026】ガス濃度測定装置10が作動すると、マイ
コン13は、モーター制御部14と、ステッピングモー
ター15とを介してゴム製のローラー16の動作を制御
して、検知管1をガス濃度測定装置10の内部に導入さ
せる。この際、ゴム製のローラー16を所定の角度をも
って配設させることによって、検知管1を導入させる際
に、検知管1が回転しながら導入するようになる。
【0027】検知管1の周囲に配設された磁気チューブ
7は、検知管1と共にガス濃度測定装置10の内部に導
入されて、磁気ヘッド17に接触することによって、該
磁気ヘッド17は、磁気チューブ7に記録された情報、
例えば、ガスの種別、ガス濃度の測定範囲、ガス濃度の
単位、製造年月日、製造番号、検知剤の構成及び該検知
剤の位置、検量線データ、検知剤の基本色及び変化色、
目盛線の色、ガスの吸入量、ポンプの吸入回数、期限終
了日、または、予備の情報等のいずれか一種または二種
以上を組み合わせた情報を読み取るものであり、これら
の情報は、ディジタルデータとしてフォーマットされて
いる。
【0028】この磁気チューブ7に記録されている情報
の領域は、磁気チューブ7の周囲に螺旋状に設けられて
おり、前述のように磁気チューブ7は検知管1と共に回
転しながら導入されて、磁気ヘッド17によって読み取
られる。このように、前記領域を螺旋状に設けることに
よって、直線状に設けた場合よりも領域の長さを長くす
ることができるため、その情報量を多くできるようにな
るのである。この際、磁気ヘッド17の形状を検知管1
の外周の形状に相似させて半円状の凹型に形成させるこ
とが好ましい。
【0029】そして、検知管1の回転量と導入距離との
関係としては、検知管1が1回転した際にこの回転量と
導入される量とを略同量、つまり、検知管1の外周の長
さと導入される長さを略同一にして構成させると、該導
入される長さと記録されている情報の領域の幅とを管理
することが容易になるので良い。
【0030】磁気ヘッド17によって読み取られた情報
は、増幅/バイアス回路18を介して帯域フィルター1
9に送られ、帯域フィルター19によって、データフォ
ーマットの帯域のみに選別された後、増幅してクリップ
されることによって、ディジタル信号として再生され、
マイコン13に入力される。
【0031】この際、検知管1が未使用である場合に
は、前述した磁気チューブ7の記録させる領域に記録さ
れている、検知管1の測定の前/後を識別する情報が、
測定の前として記録されており、且つ測定日が期限終了
日の以前であることが確認できた場合は、ガス濃度測定
装置10はマイコン13に記憶されているプログラムに
よって、ガス濃度の測定の準備を始める。
【0032】測定の準備としては、RGBのカラーセン
サー20と該カラーセンサー制御部21によって検知剤
2の色を読み取って、赤色、緑色、青色の3原色の信号
にし、その夫々の色の信号の大きさがADコンバーター
22を介してマイコン13に入力し、ゴム製のローラー
16の回転数をステッピングモーター15と、モーター
制御部14とを介してマイコン13に入力することによ
って、検知剤2の色と磁気チューブ7に記録された検知
剤の基本色とを比較して確認し、更に、検知管1の位置
と検知剤2の位置とを確認して、マイコン13に記憶さ
れる。
【0033】マイコン13によって位置を確認された検
知管1は、ガス濃度測定装置10の内部方向に進行し
て、検知管1と略同一形状に形成された接続部材23に
当接されることによって、ゴム製のローラー16の回転
とトルクとをステッピングモーター15が感知し、ゴム
製のローラー16の回転を停止させて、検知管1をガス
濃度測定装置10の内部に配設される。そして、検知管
1は、該検知管1と略同一形状に形成された接続部材2
3に当接されることによって、検知管1の片端が接続部
材23の外部と密閉された状態になり、ガス濃度測定装
置10は測定可能な状態になる。
【0034】測定可能な状態になり、測定開始のスイッ
チ24を押すことによってマイコン13は、モーター制
御部25と、直流モーター26と、ダイアフラムポンプ
27とを介して流量センサー28を制御して、ガス濃度
測定装置10の周囲の空気29を吸入する。周囲の空気
29の吸入量は、流量センサー28の情報をADコンバ
ーター22を介してマイコン13に入力している。
【0035】空気の吸入29は、検知管1の片端と接続
部材23の外部とが密閉された状態であり、そのため、
検知管1の他端から吸入されることになるため、周囲の
空気29は検知剤2を経て吸入されて、空気の吸入29
は検知剤2と接触されるようになり、その吸入された空
気のなかに特定のガスが存在している場合は、前記特定
のガスに反応して検知剤2の色が変色される。
【0036】マイコン13は、磁気チューブ7に記録さ
れたガスの吸入量に達することによって、その吸入を自
動的に停止して、ブザー30を鳴らして吸入の停止を知
らせると共に、ゴム製のローラー16を検知管1を導入
する時とは反対の方向に回転させ、カラーセンサー20
とステッピングモーター15とによって、検知剤2の変
色部31と位置とを確認する。
【0037】検知剤2の変色部31は、測定の準備と同
様にしてカラーセンサー20で読み取られ、マイコン1
3に記憶されている色の情報と比較して、変色の有無を
確認され、変色がある場合には、磁気チューブ7に記録
された検知剤の変化色と比較して確認し、変化色に間違
いがなければ、その変色部31と無変色との境界線32
の位置をゴム製のローラー16を介してステッピングモ
ーター15によって測定し、磁気チューブ7に記録され
ているガス濃度の単位に照らし合わせて、ガス濃度の測
定値を読み取る。この際に、目盛線6を参照させて測定
値を読み取らせても良い。
【0038】このように、境界線32を確認する際に、
所定の角度をもって配設されたゴム製のローラー16に
よって検知管1が回転しながら移動されるため、例え
ば、境界線32が傾斜している場合であっても正確に測
定することができ、境界線32が段階的に変化してぼや
けた状態であり、その境界がはっきりとしない場合であ
っても、RGBのカラーセンサー20を使用することに
よってその境界線32を正確に測定することができるの
である。
【0039】要するに、境界線32が傾斜している場合
であっても、段階的に変化してぼやけた状態であって
も、正確にガスの濃度を測定することができ、その際
に、人が介在して測定するのではないため、測定者によ
る読み取りの誤差も生じないのである。
【0040】更に、RGBのカラーセンサー20を使用
することにより、従来のように人が目視で読み取る際に
は使用することができなかった、検知剤2の色が視外域
の試薬、または目視では区別できないような変化色の試
薬等の感度の良い試薬も使用できるようになる。
【0041】更にまた、本発明に係るガス濃度測定装置
10を使用して、自動的にガス濃度を測定させる場合に
は、検知剤2の境界線32の位置と、測定値とを自動的
に測定するため、目視するために必要であった目盛線5
は必ずしも必要であるわけではなくなり、なくても良い
のである。
【0042】そして、検知管1から読み取ったガスの濃
度と測定番号とは、ディジタル表示器33に表示させる
と共に、磁気ヘッド17を介して磁気チューブ7の記録
させる領域に書き込み、前記測定の前/後を識別する情
報を測定の後にして記録させて、その検知管1を測定し
ないようにさせる。
【0043】この測定番号においては、マイコン13に
初期設定値、例えば、1番が予め設定されており、ガス
の濃度を測定して磁気チューブ7に前記初期設定値を書
き込むと、マイコン13は測定番号を一定の大きさ、例
えば、1を増加させて、次の測定の際には、この増加さ
せた測定値を記録させ、これらをくり返して測定番号を
管理させている。
【0044】磁気チューブ7に書き込む情報としては、
例えば、測定の前/後の識別、測定番号、ガスの濃度、
測定場所、天候、温度、湿度、測定の条件、干渉ガスの
種別、または、備考の情報等のいずれか一種または二種
以上を組み合わせた情報を書き込んで、保存させること
ができる。
【0045】測定及び情報の書き込みが終了すると、マ
イコン13は、検知管1を導入させるときとは反対の方
向にゴム製のローラー16を回転させて検知管1を移動
させ、検知管1を取り出しができる状態まで移動させる
と、検出スイッチ12がOFFになり、ゴム製のローラ
ー16の回転を停止する。
【0046】更に、本発明のガス濃度測定装置10は、
シリアルインターフェース34を介して、パソコンに接
続させることもでき、前記ガス濃度の測定を遠隔操作に
よって行うこともできる。
【0047】また、パソコンに接続することを前提とす
るような場合には、磁気チューブ7には、シリアルナン
バーのみを記録させて、そのシリアルナンバーに対応さ
せてパソコンにて情報を管理させても良い。
【0048】ガス濃度測定装置10の略示的に示した表
示部35の平面図を図4に示す。表示部35には、例え
ば、電源用スイッチ36と、設定選択スイッチ37と、
+スイッチ38と、−スイッチ39と、決定スイッチ4
0とのスイッチ等が配設されている。
【0049】ガス濃度測定装置10には、前記磁気チュ
ーブ7の記録させる領域に記録させる情報として、例え
ば、測定場所、天候、温度、湿度、測定の条件、干渉ガ
スの種別、または、備考の情報等のいずれか一種または
二種以上を組み合わせた情報を、設定選択スイッチ37
と、+スイッチ38と、−スイッチ39と、決定スイッ
チ40とを用いて、予め記録させておくことができる。
【0050】検知管1を前記挿入口11に挿入させる、
または電源用スイッチ36を押すことによって、ガス濃
度測定装置10の電源がONになり、表示画面41が表
示される。この表示画面41には、例えば、測定番号
と、ガス種別と、吸引量と、ガス濃度との情報等が表示
される。
【0051】検知管1が挿入されて、磁気チューブ7に
記録されている情報の読み取りを始めると、作業モード
の表示のデータ再生が点灯して、読み取り中であること
を示す。
【0052】情報の読み取りが終了して、ガス濃度測定
装置10が測定を始めると、作業モードの表示の吸引中
が点灯してガスの吸入状態であることを示し、予め決め
られた吸入量に達すると、ガス濃度測定装置10はガス
濃度の測定値の読み取り状態になると共に、表示部35
の作業モードの濃度測定を点灯させて、ガス濃度の測定
状態であることを示す。
【0053】ガス濃度の測定が終了すると、ガスの濃度
の測定値等を表示画面41に表示させると共に、ガス濃
度測定装置10は、前記予め記録させた情報、または測
定値等の情報のいずれか一種または二種以上を組み合わ
せた情報を磁気チューブ7に記録させ、検知管1が取り
出し状態になって検出スイッチ12がOFFになると、
表示部35の作業モードの終了を点灯し、測定及び検知
管1の記録が終了したことを示す。
【0054】ガス濃度測定装置10の電源の供給として
は、持ち運び等を行う場合には、電池等を使用すること
が好ましいが、これに限定されるものではなく、例え
ば、ACアダプター等を使用して供給させても良い。
【0055】なお、実施の形態においては、検知管につ
いて説明をしたが、本発明の検知部材としては、これに
限定されるものではなく、例えば、試験紙または濾紙等
であっても良い。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るガス
検知部材は、特定のガスに反応して変色する試薬からな
る検知剤を有し、該検知剤を周囲の空気に接触させて、
該空気中に含まれる前記特定のガスの濃度を検出する検
知部材であって、前記検知部材の周囲には、該検知部材
の情報を読み取り及び書き込みするための情報の領域を
備えたことにより、ガスの種別、製造年月日または期限
終了日等の情報を管理でき、且つ、測定の場所、測定値
または測定の条件等の情報を記録できる領域を備えるこ
とができる。
【0057】本発明に係る第2の発明としてガス濃度測
定装置は、内部に検知部材を配設し、周囲の空気を吸入
して前記検知部材に接触させるガス濃度の測定装置であ
って、前記検知部材が測定した記録を読み取る機能を備
え、前記検知部材に設けられた情報の領域に記された情
報を読み取る機能及び前記情報の領域に情報を書き込む
機能を備えたことにより、ガスの濃度等の測定を自動的
に行うと共に、ガスの種別、製造年月日または期限終了
日等の情報を読み取り、且つ、測定の場所、測定値また
は測定の条件等の情報を記録させることができる。
【0058】従って、本発明に係るガス検知部材及びガ
ス濃度測定装置を組み合わせて使用することにより、ガ
スの濃度等の測定を自動的に行うと共に、ガスの種別、
製造年月日または期限終了日等の情報を管理でき、且
つ、測定の場所、測定値または測定の条件等の情報を記
録できることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るガス検知部材
の一例のガスの検知管の略示的に示した平面図である。
【図2】同検知管に使用する磁気チューブの略示的に示
した変形例である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るガス濃度測定
装置のフローチャートである。
【図4】同ガス濃度測定装置の略示的に示した表示部の
平面図である。
【符号の説明】
1 検知管; 2 本体部; 3検知剤; 4 封止
部; 5 切り欠き部 6 目盛線; 7 磁気チューブ; 8 透明のシー
ト; 9 磁気テープ 10 ガス濃度測定装置; 11 挿入口; 12 検
出スイッチ 13 マイコン; 14 モーター制御部; 15 ス
テッピングモーター 16 ゴム製のローラー; 17 磁気ヘッド; 18
増幅/バイアス回路 19 帯域フィルター; 20 カラーセンサー 21 カラーセンサー制御部; 22 ADコンバータ
ー;23 接続部材 24 スイッチ; 25 モーター制御部; 26 直
流モーター 27 ダイアフラムポンプ; 28 流量センサー;
29 周囲の空気 30 ブザー; 31 変色部 ; 32 境界線;
33 ディジタル表示器 34 シリアルインターフェース; 35 表示部;
36 電源用スイッチ 37 設定選択スイッチ; 38 +スイッチ; 39
−スイッチ 40 決定スイッチ; 41 表示画面

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定のガスに反応して変色する試薬から
    なる検知剤を有し、該検知剤を周囲の空気に接触させ
    て、該空気中に含まれる前記特定のガスの濃度を検出す
    る検知部材であって、 前記検知部材には、該検知部材の情報を読み取り及び書
    き込みするための情報の領域を備えたことを特徴とする
    ガス検知部材。
  2. 【請求項2】 前記検知部材は、 検知管、試験紙または濾紙であることを特徴とする請求
    項1に記載のガス検知部材。
  3. 【請求項3】 情報の形式は、 磁気テープ、バーコード、またはカラーコードであるこ
  4. 【請求項4】 読み取りの情報は、 ガスの種別、ガス濃度の測定範囲、ガス濃度の単位、製
    造年月日、製造番号、検知剤の種類及び該検知剤の位
    置、検量線データ、検知剤の基本色及び変化色、目盛線
    の色、ガスの吸入量、ポンプの吸入回数、期限終了日、
    または、予備の情報のいずれか一種または二種以上を組
    み合わせた情報であることを特徴とする請求項1に記載
    のガス検知部材。
  5. 【請求項5】 書き込みの情報は、 測定の前/後の識別、測定番号、ガスの濃度、測定場
    所、天候、温度、湿度、測定の条件、干渉ガスの種別、
    または、備考の情報のいずれか一種または二種以上を組
    み合わせた情報であることを特徴とする請求項1に記載
    のガス検知部材。
  6. 【請求項6】 内部に検知部材を配設し、周囲の空気を
    吸入して前記検知部材に接触させるガス濃度の測定装置
    であって、 前記検知部材が測定した記録を読み取る機能を備え、前
    記検知部材に設けられた情報の領域に記された情報を読
    み取る機能及び前記情報の領域に情報を書き込む機能を
    備えたことを特徴とするガス濃度測定装置。
  7. 【請求項7】 前記吸入は、 前記検知部材の情報に基づいて、その流量を自動的に制
    御することを特徴とする請求項6に記載のガス濃度測定
    装置。
  8. 【請求項8】 前記測定した記録の読み取りは、 RGBのカラーセンサーを使用することを特徴とする請
    求項6に記載のガス濃度測定装置。
  9. 【請求項9】 記録された情報は、 ガスの種別、ガス濃度の測定範囲、ガス濃度の単位、製
    造年月日、製造番号、検知剤の構成及び該検知剤の位
    置、検量線データ、検知剤の基本色及び変化色、目盛線
    の色、ガスの吸入量、ポンプの吸入回数、期限終了日、
    または、予備の情報のいずれか一種または二種以上を組
    み合わせた情報であることを特徴とする請求項6に記載
    のガス濃度測定装置。
  10. 【請求項10】 書き込みの情報は、 測定の前/後の識別、測定番号、ガスの濃度、測定場
    所、天候、温度、湿度、測定の条件、干渉ガスの種別、
    または、備考の情報のいずれか一種または二種以上を組
    み合わせた情報であることを特徴とする請求項6に記載
    のガス濃度測定装置。
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