JPH0661094B2 - 3次元計算機式断層写真法で完全なデータを得るための矩形波コーン・ビーム走査軌跡法 - Google Patents

3次元計算機式断層写真法で完全なデータを得るための矩形波コーン・ビーム走査軌跡法

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JPH0661094B2
JPH0661094B2 JP3516643A JP51664391A JPH0661094B2 JP H0661094 B2 JPH0661094 B2 JP H0661094B2 JP 3516643 A JP3516643 A JP 3516643A JP 51664391 A JP51664391 A JP 51664391A JP H0661094 B2 JPH0661094 B2 JP H0661094B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明は全般的に3次元(3D)計算機式断層写真法
(CT)、更に具体的に云えば、コーン・ビーム(cone
beam)形状を用いた時に再生用の完全なデータの組の
収集する方法と装置に関する。
医療用及び産業用の従来の計算機式断層写真法では、X
線扇形ビーム及び線形配列検出器が用いられている。2
次元(2D)作像が行なわれる。データの組は完全であ
り、像の品質はそれに対応して高いが、一度に物体の1
つのスライスしか作像されない。3D像を必要とする
時、「スライスの積層ね」方式が使われる。収集する
時、一度に1つの2Dスライスを収集するのは、本質的
に遅い。更に、医療用では、隣合ったスライスが同時に
作像されない為に、動きによる人為効果(モーション・
アーチファクト)が生ずる。更に線量の利用も最適に至
らない。これは、スライスの間の距離が典型的にはX線
コリメータ開口未満であって、身体の多くの部分に二重
露出が起るからである。
3Dデータの組を同時に収集する1つの方式が、J.M
ed.Syst.、第4巻第2号、第253頁乃至第2
88頁(1980年)所載のリチャードA.ロッブ、ア
ーノルドH.レント、バリーK.ギルバート及びアロイ
ジュース・チュの論文「ダイナミック空間再生装置」に
記載されている。このダイナミック空間再生装置は、同
期走査装置内で28個のX線源及び28個のX線作像装
置を用いて、従来の「スライスの積重ね」式の再生に当
たるデータ全部を一度に収集する。実際の形状は、28
個のコーン・ビームの積重ねが28個の夫々の円筒形容
積を走査し、面積検出器を用いて、各々のスライスに対
するデータの240本の隣接するビデオ線を収集する。
然し、データは、従来の2D再生アルゴリズムを使っ
て、軸方向に積重ねられた扇形ビーム投影の積重ねから
得られたものゝ様に解析される。この方式に合わせて、
ダイナミック空間再生装置では、各々の円筒形容積の中
心スライスの上下のX線ビームの発散は僅か±4゜であ
る。
真のコーン・ビーム形状を使う装置では、コーン・ビー
ムX線源及び2D面積検出器が用いられる。X線源を物
体の周りの走査円に沿って移動しながら、2D面積検出
器を源に対して固定状態に保つことにより、又は源及び
検出器が不動にとヾまる間、物体を回転させることによ
り、好ましくは360゜の角度範囲にわたって物体を走
査する。何れの場合も、走査に影響するのは源と物体の
間の相対運動である。3D作像を達成する為の従来の2
D形「スライスの積重ね」方式と比較して、コーン・ビ
ーム形状は、医療用でも工業用でも物体の敏速な3D作
像を達成する可能性があり、線量の利用の仕方も改善さ
れる。
3D作像の為のコーン・ビーム形状が、IEEE Tr
ans.Nucl.Sci.、NS−25巻、第5号、
第1135頁乃至第1143頁(1978年10月号)
所載のN.シュリントバインの論文「双子コーン・ビー
ム投影からの対話形3次元再生」、IEEE Tran
s.Nucl.Sci.、NS−26巻第2号、第26
82頁乃至第2684頁(1979年4月号)所載のジ
ェラルドN.ミネルボの論文「コーン・ビーム投影デー
タからの畳込み積分再生」、SIAM J.Math、
第43巻第3号、第546頁乃至第552頁(1983
年6月号)所載のヒーングK.タイの論文(コーン・ビ
ーム再生用の反転公式」、J.Opt.Soc.Am.
A、第1巻第6号、第612頁乃至第619頁(198
4年6月号)所載のL.A.フェルトカンプ、L.C.
デービス及びJ.W.クレスの論文「実用的なコーン・
ビーム・アルゴリズム」、IEEE Trans.Me
d.Imag、MY−44巻、第14頁乃至第25頁
(1985年3月号)所載のブルースD.スミスの論文
「コーン・ビーム投影からの像の再生:必要十分条件と
再生方法」、及びSPIEメディカル・イメージングII
I :イメージ・プロセッシング、1092巻、第492
頁乃至第501頁(1989年)所載のフイ・フー、ロ
バートA.クルーバー及びグラントT.ガルバーグの論
文「定量的なコーン・ビーム構成」によって代表される
様な文献に広範囲に論じられている。
コーン・ビーム形状を用いる典型的な走査及びデータ収
集方式が図1に示されている。物体20が、コーン・ビ
ームX線点源22と2D検出器配列24との間の視野の
中に配置され、配列24がコーン・ビーム投影データを
発生する。回転軸線26が視野及び物体20を通過す
る。解析の為、X線点源22を含み且つ回転軸線26に
対して垂直な中心平面28を定める。慣用により、回転
軸線26はz軸と呼ばれ、回転軸線26と中心平面28
の交点が、座標の原点に選ばれる。x及びy軸が図示の
様に中心平面28内にあり、(x,y,z)座標系が源
22及び検出器24と共に回転する。物体20を複数個
の角度位置で走査する為、検出器24が源22に対して
固定なまゝ、源22が、中心平面28内にある円形走査
軌跡30に沿って、物体20及び視野に対して移動す
る。
この為、図1の形式では、1個の円形走査軌跡30に沿
って源及び検出器を走査することにより(又はこれと同
等であるが、源及び検出器が不動のままで、物体を回転
させることにより)、物体の周りの多数の角度位置でデ
ータが収集される。然し、文献(例えば前掲の1985
年のスミスの論文)に示されている様に、そして後で詳
しく説明するが、この様な1回の走査で集められたデー
タの組は不完全である。典型的な装置では、脱落データ
の割合は1%乃至5%又はそれ以上の範囲になることが
あり、脱落データの分布も一様ではない。脱落データ
は、像の再生の際、人為効果(アーチファクト)を招
き、医療診断又は部品の品質の判定には不適切になれる
惧れのある像になる。
1985年の前掲のスミスの論文は、(検出器の位置が
源に対して固定であって、検査される物体にわたる位に
大きいと仮定して)関心のある物体を通る各々の平面上
にX線源走査軌跡からの点があれば、コーン・ビーム・
データの組は完全であると云うことを示している。スミ
スが、データの完全さの条件を充たすと述べているミネ
ルボ(前掲の1979年)及びタイ(前掲の1983
年)によって提案された形式は、互いに垂直である2つ
の円形源走査軌跡を用いることである。然し、この走査
形式は実際問題として実現するのが困難である。
この為、従来のコーン・ビーム・データ収集及び作像方
式は、得られるデータが不完全になるか(例えば、1個
の円形の源走査軌跡の場合)又は完全なデータが得られ
るが、その形式が複雑で、実現するのは困難であるか実
際的でない(2つの垂直な源走査軌跡)。
発明の要約 従って、この発明の目的は、コーン・ビーム3D CT
作像に対し、完全なデータの組を発生する形式を提供す
ることである。
この発明の別の目的は、コーン・ビーム3D CT作像
に対し、複雑さが極く少なくして、実際問題として容易
に実現することが出来る様な形式を提供することであ
る。
簡単に云うと、この発明を全体的に見る時、矩形波の源
走査軌跡が、3D CT作像に於けるデータの完全さに
対するスミスの判断基準を充たすことが出来ると共に、
実際問題として容易に実現することが出来ることが確認
された。
即ち、この発明の1面では、視野の中にある物体の3次
元計算機式断層写真(CT)作像を行なう走査及びデー
タ収集方法が、視野を通過することごとくの平面が少な
くとも1回源走査軌跡を通り抜ける様に、源走査軌跡を
視野を取囲む円筒面上の矩形波として定めることを含
む。コーン・ビームX線源と、該源及び視野に対して位
置ぎめされた2次元配列検出器を用いて、源走査軌跡に
沿った複数個の点で物体を走査して、コーン・ビーム投
影データを求める。
この発明の別の一面として、視野の中にある物体の3次
元計算機式断層写真作像を行なう走査及びデータ収集装
置が、コーン・ビームX線源と、該源及び視野に対して
位置ぎめされた2次元配列検出器とを含んでいて、コー
ン・ビーム投影データを求める。装置は、源と物体の間
で相対運動を行なわせる走査素子をも含む。視野を通る
ことごとくの平面が少なくとも1回走査軌跡を通り抜け
る様に、視野を取囲む円筒面上の矩形波として定められ
た源走査軌跡に沿って、源が物体に対して移動する。こ
の為、源を走査軌跡上の複数個の点に置いて、コーン・
ビーム投影データが収集される。
走査素子は、物体に接続され、源及び検出器が不動にと
ゞまる間、物体を並進させると共に回転させる2軸CN
C部品マニピュレータで構成することが出来る。この代
りに、走査素子は、源及び検出器に接続されていて、物
体が不動にとゞまる間、源及び検出器を並進させると共
に物体の周りに回転させる2軸CNC部品マニピュレー
タで構成することが出来る。
この発明の方法でも装置でも、任意の数の矩形波サイク
ルを持つ源走査軌跡を用いることが出来る。例えば、軌
跡は円筒上の2サイクルと云う偶数個の矩形波として定
めることが出来る。別の例として、軌跡は円筒面上の3
と云う様な任意の奇数個の矩形波サイクルとして定める
ことが出来る。これによって、偶及び奇の対称性を持つ
データの組が得られる、これらは再生する時、異なる直
交性及び冗長性を持つと予想される。
この発明では、源は走査軌跡に沿って、連続走査又は階
段形走査の何れでも移動させることが出来る。
前に述べた様に、矩形波源走査軌跡の基本的な判断基準
は、視野を通過することごとくの平面が少なくとも1
回、走査軌跡を通り抜けることである。次に、この判断
基準を充たす2つの走査軌跡の寸法関係を定義する。
特に、円筒形の視野で、半径がr以下で、長さ±4
以下である場合、2サイクルの対称的な矩形波走査軌跡
と次の様に定義することが出来る。
ここでrが走査軌跡の半径、Aが走査軌跡の振幅で
ある。α=r/r、β=A/Aとすると、下記
の2組の条件の内の何れによっても、完全なデータの組
が得られる。
この発明の新規な特徴は特許請求の範囲に具体的に記載
してあるが、この発明の構成、及び内容は、その他の目
的並びに特徴と共に、以下図面について詳しく説明する
所から更によく理解されよう。
図面の簡単な説明 図1は3D CTに対する従来のコーン・ビーム走査形
状を示す図。
図2a、2b、2c、2d、2e及び2fは3D CT
作像に対するラドン変換方式を示す略図。
図3は物体の所定の点の3Dラドン変換を示す図。
図4a及び4bは2D平行ビームCTの場合のラドン空
間の埋め方を示す図。
図5a及び5bは2D扇形ビームCTの場合のラドン空
間の埋め方を示す図。
図6a及び6bは3D平行ビームCTの時のラドン空間
の埋め方を示す図。
図7a及び7bは3Dコーン・ビームCTの場合のラド
ン空間の埋め方を示す図。
図8は図1に対応する従来の円形走査軌跡の図。
図9は図1及び8の従来の走査形式を用いた時のラドン
空間で利用し得るデータ及び脱落データの領域を示す
図。
図10は従来の二重の垂直な源走査軌跡の形を示す図。
図11はこの発明の矩形波走査軌跡の図。
図12は図11に示した形状の平面図。
図13は図11及び12に使われる座標系を示す図。
図14はこの発明による奇の対称性を持つ矩形波走査軌
跡を示す図。
詳しい説明 この発明は、コーン・ビーム走査形状を用いた時に3D
CTの為の完全なデータの組を発生することを目的と
するから、データの組の完全さとは何を意味するかを次
に説明し、その後この発明の方法と装置を説明する。
データの組の完全さは、図2a乃至2fに示した3D作
像へのラドン(Radon )変換方式によって定義するの
が、最も明瞭であり、厳密である。物体自体はそのX線
減衰係数f(x,y,z)(図2a)によって定義され
る。その時、測定されるコーン・ビーム投影データは、
半径方向にわたるこの関数の線積分X(θ)=∫f
(r,θ,z)dr(図2b)に対応する。検出器デ
ータの線積分(これは検出器積分とも呼ばれる)は、∫
X(θ)dθ=∫∫(r,θ,z)drdθ(図2
c)で表わされる。平行ビームの場合、こう云う検出器
積分は単に物体のラドン変換に等しい。然し、コーン・
ビームの場合、その代りにラドン変換は∫∫f(r,
θ,z)rdrdθ(図2d)によって表わされる。
ラドン変換積分にrと云う余分の因子が入るのは、デカ
ルト座標から極座標への座標変換のヤコービアン(Jaco
bian)の為である。図2e及び2fに示す様に、逆ラド
ン変換手順が、検出器積分から3D CT像を再生す
る。直接的な逆ラドン変換は、入力としての物体の平面
積分を必要とするから、コーン・ビーム検出器積分を平
面積分に変換する中間の工程を用いることが出来るが、
文献から明らかな様に、種々の再生方法を利用すること
が出来る。
こゝで注意しておくべきことは、ラドン変換空間のこと
ごとくの点でデータが得られゝば、データの組は完全で
あると云うことである。即ち、関心のある物体がはまる
現実の空間内の視野に対応する支援領域にわたって、ラ
ドン空間がデータで充たされていることである。従っ
て、種々の走査形式によってラドン空間が埋めつくされ
ることが重要なことである。(更に、検出器積分空間
が、物体に対する支援領域にわたって充たされていれ
ば、データの組が完全であることを示すことが出来
る。) 図3に示す様に、点x,y,zにある物体のラド
ン変換は、原点からx,y,zまでの線に対して
垂直で、x,y,zを通る平面にわたるX線減衰
係数の面積積分によって表わされる。これは次の様にな
る。
R(x,y,z)=∫∫f(x,y,z)da平
面 2Dでは、事情は同じであるが、積分が平面にわたって
ゞはなく、線積分である。
任意の走査及びデータ収集形式が、ラドン空間のある容
積にわたるデータを発生する。次に、ラドン空間内にあ
って充たされていて、種々の2D及び3D走査形式には
ない領域を図4a乃至7bについて説明する。
図4a及び4bは、2D平行ビームCTに対するラドン
空間の埋め方を示す。2つの観察角度に対するX線通路
が図4aに示されており、その結果得られるラドン空間
内の点が図4bに示されている。ラドン空間内の各点に
対し、原点から関心のある点まで線を伸ばし、X線強度
を、この点を通って、原点からその点まで、この直線に
垂直な線にわたって積分する。こう云う点が、2つの観
察角度の各々に対し、図4aに示した各々のX線に対
し、図4bに示してある。
扇形ビームのデータ収集の場合も同様である(図5a及
び5b)が、この場合、X線通路がX線源から発散し、
形状は幾分か複雑になる。然し、手順は同じである。例
として云うと、扇形ビームの一番右側のX線が図5bに
解析されている。X線に対する垂線に“s”と記してあ
る。関心のあるラドン空間の点が、原点及びX線源の点
と共に直角三角形を形成する。(扇形の半分の角度を持
つ観察角度の場合、平行ビーム形状の場合に決定される
のと同じ点である。)これは一般的に、この位置で検出
器によって収集されるラドン空間内のどの点についても
云えることである。従って、幾何学的に、ラドン空間内
の点は、その直径が源から回転の中心までの距離である
様な円の弧上にある。物体の周りの各々の観察角度の位
置に対し、同様な円弧が構成される。この構成から、源
及び検出器を物体の周りに180゜に扇形角度を加えた
角度にわたって回転させることにより、完全なデータが
得られることが理解されよう。
3Dの平行ビームの場合が図6a及び6bに示されてい
る。この場合、X線の減衰の測定は、z方向の積分に対
応し、物体を通る1つの平面上でラドン空間を埋める為
に、検出器データの線積分が検出器平面内の他の向きで
求められる。例えば、x=0、y=yにあるラドン空
間内の点は、x,y,z平面から距離yだけ上方の検
出器内の点にわたる検出器積分に対応する。ラドン空間
内の軸から外れた点は、検出器空間内の種々の勾配を持
つ直線に沿った検出器積分に対応する。例えば、ラドン
空間のx=c、y=cの点は、x軸に対して−45゜の
勾配を持ち、原点から距離(2)1/2cの所にある線に
沿った検出器積分に対応する。
特に関係のある3Dのコーン・ビームの場合が、同じ様
に図7a及び7bに示されている。図7a及び7bに対
応するのは、前に述べた従来の図1、走査される物体が
その中に収まる半径rを持つ円筒形視野34の周りの
1個の円形の源走査軌跡32を示した従来の図8、及び
円筒形の視野34に対する支援領域で構成されたラドン
空間内の容積36と、データが利用し得るラドン空間内
の領域を表わすトーラス容積(toric volume)38との
交差を断面で示した従来の図9である。図9では、トー
ラス容積38の各々の側の直径は、源から回転軸線まで
の距離Dに等しい。支援容積36のラドン空間領域との
比較の為、図9には現実空間の視野34を破線で重畳し
て示してある。
図7a及び7bで、ラドン空間に例として示した点は、
検出器データの一番上の線に沿った検出積分に対応す
る。形状は2Dの扇形ビームの場合と同様である。1つ
の観察角度に於ける全ての検出器線積分に対するラドン
空間の点は、源から回転の中心までの距離に等しい直径
を持つ球の一部分に対応する。各々の観察角度で新しい
球殻のデータが得られ、360゜の走査では、利用し得
るデータが、トーラス容積38(図9)の内側に入る。
従って、図9に示す様に、ラドン空間では、再生用のデ
ータが、「データ」と云う言葉で示した様に、支援容積
36の領域がトーラス容積38と交差する支援容積36
の領域内にある点で得られる。「脱落データ」と云う言
葉で示す様に、ラドン空間内の支援容積36の領域の頂
部及び底部の点では、データが不在である。これは、こ
う云う点はx,y平面に平行並びに平行に近い平面に対
応し、こう云う平面に対するデータは、X線源がコーン
・ビーム形である為に利用出来ないからである。脱落デ
ータの領域は、zが中心平面に近付くにつれて狭くな
り、z=0(中心平面上)では、必要な全てのデータが
利用出来る。
前掲の1985年のスミスの論文に示される通り、関心
のある物体を通ることごとくの平面に、X線源走査軌跡
からの点が存在すれば、コーン・ビーム・データの組は
完全である。(検出器は源に対して位置が固定であっ
て、検査される物体に及ぶ位に大きいと仮定する。)こ
のことを、円形の源走査軌跡32が例としての視野34
を取囲む図8の場合に当はめると、スミスの判断基準に
より、多数の水平及び水平に近い平面が、源走査軌跡3
2と交差せずに物体の支援領域(即ち視野34)を通る
為、軌跡32は不完全である。こう云う平面はまさに図
9のラドン空間内の脱落データに対応するものである。
スミスの判断基準を適用する時、zが大きい場合、源走
査軌跡と交差しないで物体を通る平面の数が比較的大き
く、zが小さくなると共にこの数が減少することが判
る。図9に示す様に、ラドン空間でも同じ挙動に注目さ
れる。物体を通る垂直平面は走査軌跡と交差し、軌跡の
直径が物体の直径に較べて増加するにつれて、脱落デー
タの量(走査軌跡と交差しない平面の数)が減少するこ
とも判る。
前に述べた様に、ミネルボ(1979年)及びトイ(1
983年)は、従来の図10に、例として球形視野44
の周りの2つの垂直な円40,42で示す様に、二重の
垂直な円に源走査軌跡を提案している。この軌跡の内側
に収まる物体に対しては、完全なデータが利用出来る。
然し、いろいろな工業用では、二重の垂直な走査軌跡
は、複雑な治具又は走査中の部品の捕捉のやり直しを必
要とする為に、実現が困難である。
この発明では、矩形波走査軌跡が再生用の完全なデータ
の組を作り、しかもこれは実際問題として容易に実施す
ることが出来る。
図11について説明すると、円筒形視野46の中に、作
像しようとする物体(図面に示してない)又はその一部
分が収まる。視野46はz軸又は回転軸線48を中心と
し、z軸に沿って、+Aから−Aまでの長さ又は軸
方向の範囲を持っている。図12の平面図で云うと、視
野46の半径はrである。使われる特定の座標系が図
13に示されており、これから、この座標系内のことご
とくの点を2つの座標z及びθで表わすことが出来るこ
とが理解されよう。
更に図11及び12には、矩形波源走査軌跡50の半径
方向の位置を定める為に使われる円筒面48も示されて
いる。円筒面48の半径、従って走査軌跡52の半径を
で表わす。
図11の特定の実施例では、走査軌跡50は円筒面48
上の2つの完全な矩形波サイクルとして定められてい
る。走査軌跡50の振幅又は高さが±Aとして定めら
れる。視野46に対して走査軌跡50の寸法を適当にす
ると、スミスの条件を充たすことが出来る。即ち、視野
46を通ることごとくの平面が、少なくとも1回、走査
軌跡50を通り抜けると云う条件を充たすことが出来
る。
図11には、源走査軌跡50に沿った点にあるコーン・
ビームX線源52、及び2次元配列検出器54が示され
ており、この検出器は、源52及び視野46に対し、視
野46内にある物体(図面に示してない)を源走査軌跡
50に沿った複数個の点で走査して、コーン・ビーム投
影データを求める様に位置ぎめされている。検出器54
は源52に対して位置54に固定されていて、視野46
に及ぶ位に大きい。
源52と視野46内の物体との間で(源52が源走査軌
跡50に沿って移動する状態で)相対運動を行なわせる
為、走査素子54が設けられている。図11では、走査
素子54がブロックの形で示されており、典型的には2
軸CNC部品マニピュレータで構成される。2軸は垂直
の並進軸線と回転軸線である。その使い方の1番目とし
て、走査素子54を軸線48に沿った接続によって物体
に接続し、源50及び検出器54が不動にとゞまる間、
物体を並進させ且つ回転させることが出来る。2番目と
して、走査素子54は、破線で示した接続56,58に
より、源50及び検出器54に接続し、物体が不動にと
ゞまる間、源50及び検出器54を一緒に並進させると
共に物体の周りに回転させることが出来る。医療用に
は、この2番目の方式が特に使い易い。
図14は別の源走査軌跡60を示しており、円筒面48
上に矩形波の3サイクルがある。この走査軌跡も完全な
データの組を発生する。然し、円筒の両側で、源の位置
は走査サイクルで180゜位相がずれていて、図1の隅
の対称性とは対称的に、奇の対称性を持つ。
偶及び奇の対称性を持つ両方のデータの組は完全である
が、偶及び奇の対称性を持つデータの組は、異なる直交
性及び再生する時の冗長性を持つと予想される。所定の
走査で、奇及び偶の対称性と任意のサイクル数の任意の
組合せを使って、装置の最適の性能にすることが出来
る。更に、走査順序は図面に示した順序にする必要がな
いことが理解されよう。これは、何れの場合も、データ
は軌跡に沿った1組の別々の点で収集されるからであ
る。この為、好みに従って、走査は段階形でも連続的で
もよい。
各点に於けるデータ収集時間は、走査全体にわたって最
適のデータ(即ち最善の信号対雑音比)が得られる様に
調節することが出来る。データ点の間の間隔は、使われ
る特定の像再生アルゴリズムに応じて、走査軌跡全体に
わたって最適のデータが得られる様に、又は利点(例え
ば複雑さを低下させるとか計算効率とか)が得られる様
に調節することが出来る。走査速度を連続的な走査モー
ドで調節して、データ収集時間又はデータ点の間隔で有
利を計ることが出来る。
スミスの判断基準を充たす種々の特定の走査軌跡を使う
ことか出来るが、こゝでは特にその2つを述べる。
前に図11,12及び13について定義したが、円筒形
の視野がr以下の半径及び±A以下の長さ又は縦方
向の範囲を持つものと定義する。2サイクルの偶の対称
性を持つ場合、走査軌跡は次の式で表わすことが出来
る。
便宜上、α=r/r及びβ=A/Aの2つの因
子を定めておく。
図11の源走査軌跡50の振幅又は高さAが、視野4
6の高さ又は振幅Aと正確に一致する場合、 である時、データの完全さの条件が充たされる。云い換
えれば、走査軌跡の半径rが視野の半径rより大き
い。特に である。この場合、定義によりA=Aであるから、
β=1である。
データの組が完全になるもう1つの場合は、α=β=
1.34の場合である。この場合、源走査軌跡50の半
径rが視野46のrの1.34倍であり、源走査軌
跡50の振幅Aも視野46の振幅又は高さAの同じ
1.34倍である。
幾何学から、矩形波走査サイクルを使う時、データの完
全さに対するスミスの判断基準が充たされる様な種々の
この他の特定の場合を定めることが出来ることが理解さ
れよう。更に、この発明を円筒形の視野の場合について
説明したが、球形の視野の様に、この他の形の視野も同
じ様に用いて解析することが出来る。
この発明は医療作像、並びに物体が実際の視野よりも大
きい様な場合の大形の工業部品の作像に役立つ。その結
果得られるデータの組は幾分不完全であるが、1個の円
形走査軌跡の場合よりも一層多くのデータが得られる。
この発明の特定の実施例を図面に示して説明したが、当
業者には種々の変更が考えられよう。従って、特許請求
の範囲は、この発明の範囲内に属するこの様な全ての変
更を包括するものであることを承知されたい。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】視野内にある物体の3次元計算機式断層写
    真(CT)作像を行なう走査及びデータ収集方法に於
    て、視野を通ることごとくの平面が走査軌跡を少なくと
    も1回通過する様に、源走査軌跡を視野を取囲む円筒面
    上の矩形波として定め、コーン・ビームX線源、及び該
    源並びに前記視野に対して位置ぎめされた2次元配列検
    出器を用いて、源走査軌跡に沿った複数個の点で物体を
    走査してコーン・ビーム投影データを求める工程を含む
    走査及びデータ収集方法。
  2. 【請求項2】源走査軌跡を円筒面上の任意の偶数個の矩
    形波サイクルとして定めることを含む請求項1記載の走
    査及びデータ収集方法。
  3. 【請求項3】源走査軌跡を円筒面上の2つの完全な矩形
    波サイクルとして定めることを含む請求項2記載の走査
    及びデータ収集方法。
  4. 【請求項4】源走査軌跡を円筒面上の任意の奇数個の矩
    形波サイクルとして定めることを含む請求項1記載の走
    査及びデータ収集方法。
  5. 【請求項5】源走査軌跡を円筒面上の3つの完全な矩形
    波サイクルとして定めることを含む請求項4記載の走査
    及びデータ収集方法。
  6. 【請求項6】源を走査軌跡に沿って連続的な走査で移動
    させることを含む請求項1記載の走査及びデータ収集方
    法。
  7. 【請求項7】源を走査軌跡に沿ってステップ状の走査で
    移動させることを含む請求項1記載の走査及びデータ収
    集方法。
  8. 【請求項8】物体に対する源の相対的な移動を行なわせ
    る様に、物体を並進及び回転させながら、源及び検出器
    を不動位置に保つことを含む請求項1記載の走査及びデ
    ータ収集方法。
  9. 【請求項9】物体に対して源を相対的に移動させる様
    に、源及び検出器を移動させながら、物体を不動位置に
    保つことを含む請求項1記載の走査及びデータ収集方
    法。
  10. 【請求項10】視野が円筒形であって、その半径がr
    以下、長さ±A以下であり、rを走査軌跡の半径、
    を走査軌跡の振幅とし、α=r/r、β=A
    /Aとして、 及びβ=1と云う条件が充たされる様にして、走査軌跡
    を下記の式 で定めることを含む請求項2記載の走査及びデータ収集
    方法。
  11. 【請求項11】視野が円筒形であって、その半径がr
    以下であり、長さが±A以下であり、rを走査軌跡
    の半径、Aを走査軌跡の振幅とし、α=r/r
    びβ=A/Aとして、α=β=1.34の条件が充
    たされる様にして、走査軌跡を下記の式 で定めることを含む請求項3記載の走査及びデータ収集
    方法。
  12. 【請求項12】視野内にある物体の3次元計算機式断層
    写真(CT)作像を行なう走査及びデータ収集装置に於
    て、コーン・ビームX線源と、該源及び視野に対し、コ
    ーン・ビーム投影データを求める様に位置ぎめされた2
    次元配列検出器と、前記源及び物体の間で相対運動を行
    なわせる走査素子とを有し、前記源は、前記視野を取囲
    む円筒面上の矩形波として限定された源走査軌跡に沿っ
    て、物体に対して移動して、視野を通過することごとく
    の平面が少なくとも1回走査軌跡を通過して、前記源が
    前記走査奇跡上の複数個の点にある状態でコーン・ビー
    ム投影データを収集する様になっている走査及びデータ
    収集装置。
  13. 【請求項13】源走査軌跡が円筒面上の任意の偶数個の
    矩形波サイクルとして定められている請求項12記載の
    走査及びデータ収集装置。
  14. 【請求項14】前記源走査軌跡が円筒面上の2つの完全
    な矩形波サイクルとして定められている請求項13記載
    の走査及びデータ収集装置。
  15. 【請求項15】前記源走査軌跡が円筒面上の任意の奇数
    個の矩形波サイクルとして定められている請求項12記
    載の走査及びデータ収集装置。
  16. 【請求項16】前記源走査軌跡が円筒面上の3つの完全
    な矩形波サイクルとして定められている請求項15記載
    の走査及びデータ収集装置。
  17. 【請求項17】前記走査素子が、前記源を前記物体に対
    し、前記源走査軌跡に沿って連続的な走査として移動さ
    せる様に作用し得る請求項12記載の走査及びデータ収
    集装置。
  18. 【請求項18】前記走査素子が、前記源を前記物体に対
    し、前記走査軌跡に沿ってステップ状の走査として移動
    させる様に作用し得る請求項12記載の走査及びデータ
    収集装置。
  19. 【請求項19】前記走査素子が、物体に接続された2軸
    CNC部品マニピュレータで構成されていて、前記源及
    び検出器が不動にとゞまる間、前記物体を並進並びに回
    転させる請求項12記載の走査及びデータ収集装置。
  20. 【請求項20】前記走査素子が、前記源及び検出器に接
    続された2軸CNC部品マニピュレータで構成されてい
    て、前記物体が不動にとゞまる間、前記源及び検出器を
    並進させると共に物体の周りに回転させる請求項12記
    載の走査及びデータ収集装置。
  21. 【請求項21】視野が円筒形であって、その半径がr
    以下、長さが±A以下であり、rを走査軌跡の半
    径、Aを走査軌跡の振幅とし、α=r/r、β=
    /Aとして、 及びβ=1と云う条件が充たされる様にして、走査軌跡
    を下記の式 で定めることを含む請求項14記載の走査及びデータ収
    集装置。
  22. 【請求項22】視野が円筒形であって、その半径がr
    以下であり、長さが±A以下であり、rを走査軌跡
    の半径、Aを走査軌跡の振幅とし、α=r/r
    びβ=A/Aとして、α=β=1.34の条件が充
    たされる様にして、走査軌跡を下記の式 で定めることを含む請求項14記載の走査及びデータ収
    集装置。
JP3516643A 1990-08-27 1991-08-22 3次元計算機式断層写真法で完全なデータを得るための矩形波コーン・ビーム走査軌跡法 Expired - Lifetime JPH0661094B2 (ja)

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