JPH0660909B2 - 自動波形スクロール機能を有する波形観測装置 - Google Patents

自動波形スクロール機能を有する波形観測装置

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JPH0660909B2
JPH0660909B2 JP63238400A JP23840088A JPH0660909B2 JP H0660909 B2 JPH0660909 B2 JP H0660909B2 JP 63238400 A JP63238400 A JP 63238400A JP 23840088 A JP23840088 A JP 23840088A JP H0660909 B2 JPH0660909 B2 JP H0660909B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電圧、電流、その他のサンプリングした入力デ
ータに基づく波形を自動的にスクロール(画面の平行移
動)して連続的に表示する波形観測装置に関する。
従来の技術 従来、レコーダ、波形解析器等の波形観測装置ではドッ
ト・プリンタ等の記録装置を用い、その記録紙上に電
圧、電流、その他のサンプリングした入力データを波形
で記録している。又、CRT等の表示装置を備え、同一
のサンプリングデータに基づくメモリに蓄えたデータか
ら、画面上に波形をスクロールで表示して、その観測を
行なっている。このような波形スクロールの開始手段は
ロータリースイッチであり、それを右方向又は左方向に
必要なだけ回転すると信号が発生し、その回転量に対応
する数の波形スクロールが行なわれる。例えば第7図に
示すようにロータリーノブ10の凹所に指先を押し当
て、1回転分の波形スクロールに相当する回転量だけノ
ブを左方向に回すと、その(イ)図に示すように画面上
で1回転分だけ波形が左方向にスクロールし、更に2回
転強の波形スクロールに相当する回転量だけノブを回し
続けると、(ロ)図に示すようにその分だけ波形が左方
向に連続的にスクロールする。なお、ロータリーノブ1
0を1回転すると、画面上で波形は5〜6cm程スクロ
ールする。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような波形スクロール機能を有する
波形観測装置ではメモリに大量のデータが蓄えられてい
る場合、ロータリースイッチの入力により、最初から最
後まで波形を全てスクロールしようとすると、長時間例
えば17分程、そのスイッチを回転し続けなければなら
ない。このため、操作に要する労力的負担が大き過ぎ、
観測者にとって苦痛になる。そこで、第8図に示すよう
にロータリースイッチ10の近くに、専用の自動波形ス
クロール移行スイッチ例えば右方向スクロール用の開閉
式スイッチ12と左方向スクロール用の開閉式スイッチ
14とを備え付け、ロータリスイッチ10を回転するこ
となく、一方の開閉式スイッチを単にオン操作するだけ
で、右又は左方向に自動的に波形スクロールを行なうこ
とが一応考えられる。しかし、これには当然自動波形ス
クロール移行スイッチが2個必要になる。なお、自動波
形スクロールを停止させる場合、開閉式スイッチのオフ
操作を必要とするが、所望する位置となった時に開閉式
スイッチのみで停止を決定するのでは、操作者が慌てて
スクロールがオーバーシュートし易い。
本発明はこのような従来の問題点に着目してなされたも
のであり、ロータリースイッチ1つだけで、通常の1回
だけの波形スクロールと自動波形スクロールとを行なう
ことができ、しかも自動波形スクロールを所望する位置
で停止させ易い自動波形スクロール機能を有する波形観
測装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するための手段を、以下本発明を明示す
る第1図を用いて説明する。
この自動波形スクロール機能を有する波形観測装置は前
段には所要の波形スクロール入力信号とスクロール停止
入力信号とを発生するロータリースイッチ20を備え、
中段にはそのロータリースイッチ20を含む波形観測に
必要な全ての入力スイッチ群内のスイッチの操作によっ
て発生する入力信号の有無を検出するスイッチ入力検出
手段42と、検出した入力信号に基づき、入力信号を発
生したスイッチ20等の種類を判別し、その種類がロー
タリースイッチ20の場合には更に入力信号の種類を判
別する入力スイッチ判別手段44と、判別した波形スク
ロール入力信号の種類に応じ、波形スクロールの状態を
1回だけの波形スクロールにするか、自動波形スクロー
ルにするかを決定する波形スクロール状態決定手段46
と、決定した波形スクロールの状態を実行する波形スク
ロール実行手段48と、判別した入力スイッチがロータ
リースイッチ20以外の入力スイッチであり、或いは判
別した入力信号がロータリースイッチ20からのスクロ
ール停止入力信号である場合に自動波形スクロールを停
止する自動波形スクロール停止手段49とを備え、後段
には波形をスクロールで表示する表示装置26を備える
ものである。
そして、上記中段にある波形スクロール状態決定手段4
6ではロータリースイッチ20からそのスイッチ20が
所定回数以上連続して同一方向に、しかも高速に回転し
ていることを示す入力信号を受けたとき、自動波形スク
ロールに決定するのが好ましい。
作用 上記のように構成すると、前段にあるロータリースイッ
チ20を操作し、それを右又は左方向に回転し、その回
転量や回転速度等を選択すれば、その操作状態に対応し
た所要の波形スクロール入力信号とスクロール停止入力
信号とを発生させることにより、後段の表示装置26で
求めるスクロール状態の波形を観測することができる。
このため、中段では先ず、スイッチ入力手段42でロー
タリースイッチ20を含む波形観測に必要な全ての入力
スイッチ群内のスイッチの操作によって発生する入力信
号の有無を検出し、次に入力スイッチ判別手段44で検
出した入力信号に基づき、入力信号を発生したスイッチ
20等の種類を判別し、その種類がロータリースイッチ
20の場合には更に入力信号の種類を判別し、次に波形
スクロール状態決定手段46で判別した波形スクロール
入力信号の種類に応じ、波形スクロールの状態を通常の
1回だけの波形スクロールにするか、自動波形スクロー
ルにするかを決定した後、次に波形スクロール実行手段
48でその決定した波形スクロールの状態を実行し、更
に自動波形スクロール停止手段49で判別した入力スイ
ッチがロータリースイッチ20以外の入力スイッチであ
り、或いは判別した入力信号がロータリースイッチ20
からのスクロール停止入力信号である場合に自動波形ス
クロールを停止する。
そして、波形スクロール状態決定手段46ではロータリ
ースイッチ20からの入力信号が例えばそのスイッチ2
0が所定回数以上連続して同一方向に、しかも高速に回
転している状態にあることを示しているとき、自動波形
スクロールに決定し、その他の操作状態にあることを示
しているときはそれに応じた通常の1回だけの波形スク
ロールに決定する。
実施例 以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例を説明す
る。
第2図は本発明を適用した自動波形スクロール機能を有
する波形観測装置を示すブロック図である。図中、16
は電圧、電流、電力等のアナログ入力信号を送るチャン
ネル、18はそのチャンネル16に介在し、入力信号を
サンプリングし、それをアナログ信号からデジタル信号
に変換して入力データを作成するA−D変換器、20は
右又は左方向に回転し、所要の波形スクロール入力信号
とスクロール停止入力信号とを発生するロータリースイ
ッチ、22はサンプリングスピード、サンプリングデー
タの総数、入力レンジ等の波形を観測するのに必要な各
種設定項目に関する設定やその変更信号を発生するスイ
ッチ等のその他の入力スイッチ群である。当然、電源ス
イッチは含まない。又、24はそれらの信号を受け、設
定、変更した各種条件に従って、入力データを作成し、
それを波形にして画面上にスクロールで表示し、或いは
紙上に記録するのに必要な処理を行なうCPUを備えた
演算装置である。更に、26は同装置24から出力を受
け、波形をスクロールで表示するCRT等の表示装置、
28はやはり同装置24から出力を受け、波形を記録す
るドット・プリンタ等の記録装置である。なお、このよ
うなサンプリングデータに基づく波形の観測には画面を
簡単に利用できる表示装置26があれば良く、必ずしも
記録装置28は必要でない。このCPUを備えた演算装
置24は例えばマイクロコンピュータであり、CPU
(中央処理装置)30、ROM(読出し専用メモリ)3
2、RAM(読出し書込み可能メモリ)34、入力ポー
ト36、出力ポート38、バスライン40等から構成さ
れている。CPU30はマイクロコンピュータの中心と
なる頭脳部に相当し、プログラムの命令に従って、全体
に対する制御を実行すると共に、算術、論理演算を行な
い、その結果も一時的に記憶する。又、周辺装置に対し
ても制御を行なっているが、その制御にも従う。ROM
32には波形観測装置の全体を制御するための制御プロ
グラム、波形スクロール表示処理プログラム等が格納さ
れている。又、RAM34は電圧や電流等の入力データ
やCPU30の演算結果の出力データ等を記憶する。入
力ポート36にはA−D変換器18、ロータリースイッ
チ20、その他のスイッチ22等が接続する。又、出力
ポート38には表示装置26、記録装置28等が接続す
る。バスライン40はこれを接続するためのアドレスバ
スライン、データバスライン、制御バスライン等を含
み、周辺装置とも結合している。
次に、本実施例の動作を説明する。
第3図、第4図は入力データに基づく波形スクロール表
示処理プログラムの1例を示すP1 〜P29のステップか
ら成るフローチャートである。このプログラムを実行す
るには、先ずP1 で、FLAG、CONT、SPEED
等の各変数をいずれも0に初期設定する。なお、FLA
Gは波形スクロールの状態を表わすフラグであり、それ
を0にすると、波形スクロールモードでないことを示
し、1にすると、右方向への波形スクロールモードであ
ることを示し、2にすると、左方向への波形スクロール
モードであることを示す。又、CONTは右又は左の同
一方向に、通常の1回だけの波形スクロールを高速に連
続して行った回数を示す。更に、SPEEDはロータリ
ースイッチ20の回転速度を判定するためのカウンタを
示す。次にP2 へ行き、ロータリースイッチ20、或い
はその他の入力スイッチ群22に含まれるスイッチの操
作によって発生する入力信号、即ちスイッチ入力が有る
か、無いか判定する。有りの場合はP3 へ行き、操作し
た入力スイッチの種類がロータリースイッチ20か、そ
の他の入力スイッチ群22に含まれるスイッチか、しか
もロータリースイッチ20の時には波形スクロール入力
信号の種類を判別するため、先ずそれを右又は左方向に
回転したのか判定する。なお、スイッチ入力有りはパル
ス立上り、或いは立下がりで検出する。因みに、ロータ
リースイッチ20と入力ポート36を結ぶ信号ラインは
2本にし、回転方向によって異なるものを用いる。ロー
タリースイッチ20を右方向に回転すると、P4 へ行
く。P4 ではFLAGを判定する。FLAGが0又は2
の場合にはP5 へ行く。P5 ではロータリースイッチ2
0の回転方向に従って右方向への波形スクロールモード
にするため、FLAGを1にする。又、CONTとSP
EEDを共に0にする。次にP6 へ行く。P6 では右方
向へ1回だけ波形をスクロールする。次にP7 へ行き、
プログラムの実行を終了するか判定する。NOの場合に
はP2 へ戻る。P2 では新たなスイッチ入力が無いと、
無しと判定され、ロータリースイッチ20を回転し続け
ることにより、次に発生するパルスの立上がり、又は立
下がりとの間隔(時間)を見るため、P8 へ行く。P8
ではFLAGを判定する。FLAGが1又は2の場合に
はP9 へ行く。P9 ではSPEEDに1を加算し、新た
なSPEEDを設定する。次にP10へ行く。P10ではS
PEEDが20以下か、20を超えて100以下か、1
00を超えるか判定する。なお、このような定数20、
100は変更可能である。SPEEDが20以下の場合
はP7 、P2 、P8 、P9 、P10のステップを繰り返す
ことになる。そこで、ロータリースイッチ20を高速に
回転し、SPEEDが20を超える前に次のパルスを発
生すると、順次P2 ではスイッチ入力が有り、P3 では
ロータリースイッチ20が右方向に回転し、P4 ではF
LAG1であると判定され、P11へ行く。P11ではCO
NTに1を加算し、新たなCONTを設定する。なお、
ロータリースイッチ20を右方向に高速に回転し続ける
と、CONTも増加し続ける。次にP12へ行く。P12で
はCONTが100以下か、100を超えるか判定す
る。なお、このような定数100は変更可能である。C
ONTが100以下の場合にはP13へ行く。P13では右
方向へ1回だけ波形をスクロールする。次にP14へ行
く。P14ではSPEEDを0にし、P7 を経て、P2 へ
戻る。このようにして、ロータリースイッチ20を所定
回数例えば3回転以上連続して右方向に、しかも高速に
回転し続けると、右方向へ1回だけの波形スクロールを
高速に一画面分(15cm程)連続して次々と表示した
後、P12でCONTが100を超えたと判定する。次に
P15へ行く。
P15では右方向への自動波形スクロール処理を行なうた
め、第5図に示す副プログラムを実行する。その際、先
ずP151 で自動的に波形スクロールを行なう旨を表示す
る。なお、このような自動波形スクロールの表示がある
と、それ以上ロータリースイッチ20の回転を続ける必
要はない。次にP152 へ行く。P152 では右方向へ1回
だけの波形スクロールをする。次にP153 へ行く。P15
3 では入力データに基づく波形の末端に達したか、即ち
RAM34に蓄えられている出力データを全て表示した
か判定する。NOの場合にはP154 でスイッチ入力の有
無を判定する。スイッチ入力無しの場合はP152 へ戻
り、P152 、P153 、P154 のステップを繰り返し、波
形スクロールを自動的に行なって行く。このような自動
波形スクロール中に、P154 でスイッチ入力有りと判定
されると、P155 へ行く。P155 では操作した入力スイ
ッチの種類を判定し、その種類がロータリースイッチ2
0の場合には波形スクロール入力信号か、スクロール停
止入力信号かを判定する。その結果、ロータリースイッ
チ20を逆方向(左方向)に回転した入力やその他の入
力スイッチ群22内のスイッチを操作した入力が有る
と、P156 へ行く。P156 では自動波形スクロールを終
了し、その表示をクリアした後、主プログラムに戻る。
なお、先のP153 で、YESと判定された場合もP156
へ行く。又、ロータリースイッチ20を右方向に回転し
た入力が有っても、P152 へ戻り、自動波形スクロール
を継続する。
先のP10で、SPEEDは20を超えているが100以
下であると判定されると、ロータリースイッチ20の回
転は低速であるため、P16へ行く。P16ではCONTを
0にする。又、P10でSPEEDは100を超えている
と判定されると、ロータリースイッチ20の回転はほと
んど停止状態にあるため、P17へ行く。P17ではFLA
G、CONT、SPEEDの各変数をいずれも0にす
る。なお、先のP8 で、FLAGが0と判定された場合
もP18へ行き、同様にFLAG、CONT、SPEED
の各変数をいずれも0にする。
以上、ロータリースイッチ20を右方向に回転する場合
について説明したが、左方向に回転する場合についても
波形スクロールの方向が異なるのみで、動作はほぼ同様
である。そこで、以下ではロータリースイッチの左方向
回転のみに関係するステップを主に説明する。ロータリ
ースイッチ20を左方向に回転すると、先ずP2 でスイ
ッチ入力有り、P3 でスイッチ20の回転方向は左と判
定された後、P19へ行く。P19ではFLAGを判定す
る。FLAGが0又は1の場合にはP20へ行く。P20で
はロータリースイッチ20の回転方向に従って、左方向
への波形スクロールモードにするため、FLAGを2に
する。又、CONTとSPEEDを共に0にする。次に
P21へ行く。P21では左方向へ1回だけ波形をスク
ロールする。又、先のP19でFLAGが2と判定された
場合にはP22へ行く。P22ではCONTに1を加算し、
新規のCONTを設定する。次にP23へ行く。P23では
CONTが100以下か、100を超えるか判定する。
CONTが100以下の場合にはP24へ行く。P24では
左方向に1回だけ波形をスクロールする。次にP25へ行
く。P25ではSPEEDを0にする。又、P23でCON
Tが100を超えたと判定すると、P26へ行く。P26で
は左方向への自動波形スクロール処理を行なう。
そこで、ロータリースイッチの入力とSPEED及びC
ONTとの関係をタイミングチャートで示すと、第6図
のようになる。但し、その(イ)図はロータリースイッ
チを右又は左の同一方向に高速回転させた場合、(ロ)
図は低速回転させた場合である。このようにロータリー
スイッチ20を高速に回転すると、パルスの間隔が短く
なり、低速に回転させると、パルスの間隔が長くなるた
め、パスルの間隔をスイッチ入力のチェックタイミング
を決めて、変数SPEEDによりカウントすると、SP
EEDの値によって、通常の1回だけの波形スクロール
から自動波形スクロールに移行できることは明らかであ
る。因みに、上記プログラムではSPEEDが一定数2
0を超えたら、低速とみなして変数CONTをクリアす
るようにし、ロータリースイッチ20を高速に回転する
と、CONTはパルスの発生数に応じて一定数100ま
で増加して行くので、CONTの値を判定して通常の1
回だけの波形スクロールから自動波形スクロール処理に
移行している。
このようにして、右又は左方向へ通常の1回だけの波形
スクロール処理や自動波形スクロール処理を行なってい
ても、各種設定項目に関する設定やその変更用のスイッ
チが操作されると、P2 でスイッチ入力有り、P3 で操
作されたスイッチはその他の入力スイッチ群22に含ま
れるスイッチだと判定され、P28へ行く。P28ではFL
AG、CONT、SPEEDの各変数をいずれも0にす
る。次にP29へ行く。P29では各種設定項目の設定変更
を行なう。因みに、上記プログラムではロータリースイ
ッチ20以外の入力スイッチ群22に含まれるスイッチ
から入力があった場合、SPEEDが一定数20又は1
00より大きくなり、ロータリースイッチ20が低速で
回転し、又は回転していないと判断された場合、及びロ
ータリースイッチ20が逆方向に回転したと判断された
場合にはいずれも変数CONTはクリアするので、ロー
タリースイッチ20を右又は左の同一方向に連続してし
かも高速に回転させないと、通常の1回だけの波形スク
ロールから自動波形スクロールに移行できないことにな
る。
発明の効果 以上説明した本発明によれば、ロータリースイッチ1つ
で、通常の一回だけの波形スクロールと自動波形スクロ
ールが可能になるため、自動波形スクロール専用スイッ
チの増設が不必要となる。しかも、ロータリースイッチ
を含む波形観測に必要な全ての入力スイッチ群内のいず
れかのスイッチを操作すると、自動波形スクロールを停
止させることができるため、所望する位置で操作し易い
いずれかのスイッチを操作して瞬時的に自動波形スクロ
ールを停止させることが可能となり、速やかに波形観測
を行なえる。
又、波形をゆっくりと左又右方向にスクロールさせたい
場合には、その通りにロータリースイッチを回転させれ
ばよく、又、波形を高速に左又は右の同一方向だけにス
クロールさせたい場合には、短時間の間だけ、その通り
にロータリースイッチを回転させることにより、その後
は操作をしなくても自動的に波形をスクロールさせるこ
とができるため、操作性に優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による自動波形スクロール機能を有する
波形観測装置を示すブロック図である。 第2図は本発明を適用した自動波形スクロール機能を有
する波形観測装置を示すブロック図である。 第3図及び第4図は同波形観測装置に採用した入力デー
タに基づく波形スクロール表示処理プログラムを示すフ
ローチャート、第5図は同プログラムにおける自動波形
スクロール表示処理副プログラムを示すフローチャート
である。 第6図は同波形観測装置におけるロータリースイッチの
入力と変数SPEED、CONTとの関係を示すタイミ
ングチャートであり、その(イ)図はロータリースイッ
チを右又は左の同一方向に高速回転させた場合、(ロ)
図は低速回転させた場合である。 第7図は従来の通常の波形スクロール機能を有する波形
観測装置におけるロータリースイッチの操作と画面上の
波形スクロールとの対応関係を示す図であり、その
(イ)図は1回転分だけの波形スクロールを示し、
(ロ)図は3回転強の波形スクロールを示している。 第8図は同波形観測装置を改善し、自動波形スクロール
機能を持たせた波形観測装置におけるロータリースイッ
チと自動波形スクロール移行スイッチの配置関係を示す
図である。 20……ロータリースイッチ、22……その他の入力ス
イッチ群、24……CPUを備えた演算装置、26……
表示装置、42……スイッチ入力検出手段、44……入
力スイッチ判別手段、46……波形スクロール状態決定
手段、48……波形スクロール実行手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所要の波形スクロール入力信号とスクロー
    ル停止入力信号とを発生するロータリースイッチと、そ
    のロータリースイッチを含む波形観測に必要な全ての入
    力スイッチ群内のスイッチの操作によって発生する入力
    信号の有無を検出するスイッチ入力検出手段と、検出し
    た入力信号に基づき、入力信号を発生したスイッチの種
    類を判別し、その種類がロータリースイッチの場合には
    更に入力信号の種類を判別する入力スイッチ判別手段
    と、判別した波形スクロール入力信号の種類に応じ、波
    形スクロールの状態を1回だけの波形スクロールにする
    か、自動波形スクロールにするかを決定する波形スクロ
    ール状態決定手段と、決定した波形スクロールの状態を
    実行する波形スクロール実行手段と、判別した入力スイ
    ッチがロータリースイッチ以外の入力スイッチであり、
    或いは判別した入力信号がロータリースイッチからのス
    クロール停止入力信号である場合に自動波形スクロール
    を停止する自動波形スクロール停止手段と、波形をスク
    ロールで表示する表示装置とを備えることを特徴とする
    自動波形スクロール機能を有する波形観測装置。
  2. 【請求項2】前記ロータリースイッチからそのスイッチ
    が所定回数以上連続して同一方向に、しかも高速に回転
    していることを示す入力信号を受けると、波形スクロー
    ル状態決定手段が自動波形スクロールに決定することを
    特徴とする第1項記載の自動波形スクロール機能を有す
    る波形観測装置。
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