JPH0660836B2 - 流動媒体の測定または配量装置 - Google Patents

流動媒体の測定または配量装置

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JPH0660836B2
JPH0660836B2 JP63049914A JP4991488A JPH0660836B2 JP H0660836 B2 JPH0660836 B2 JP H0660836B2 JP 63049914 A JP63049914 A JP 63049914A JP 4991488 A JP4991488 A JP 4991488A JP H0660836 B2 JPH0660836 B2 JP H0660836B2
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ダーフィト ハインリッヒ
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ダーフィト ハインリッヒ
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は液体、ガス等の流動媒体を測定または配量する
ための装置に関し、より厳密には、流入部と流出部を備
えたハウジングと、測定ピストンにより第1の測定室と
第2の測定室に分割されているハウジング室と、ハウジ
ング内の流入部と流出部の間に配置される制御弁にし
て、その2つの終端位置で前記2つの測定室を流入部ま
たは流出部と交互に連通させる制御弁と、測定ピストン
と結合されるピストン棒にして、該ピストン棒よりも直
径が大きく形成される制御弁の軸方向の制御ダクトを軸
方向に移動可能に貫通し、且つ制御弁に対して相対的に
軸方向に移動可能なピストン棒と、制御弁の周に沿って
配置される複数個の移行ダクトにして、流入部と流出部
と測定室とを連通させるためにハウジング内に設けられ
る複数個の連通ダクトを制御するための移行ダクトと、
制御弁内に設けられ中央の制御ダクトを流入部と連通さ
せている横方向連通部とを有する装置に関するものであ
る。
従来技術 制御弁を機械的に操作するためのピストン棒が形成され
ているこの種の装置は、ドイツ特許公開第254957
6号公報から知られている。制御弁を機械的に操作する
ため、ピストンスライダはその都度の運動方向で弾性手
段を介して、第1の終端位置にロックされた制御弁に作
用を及ぼし、弾性手段が緊張した後制御弁をロック位置
から押し出す。その後弾性手段の緊張が解かれると、制
御弁は加速されて移動し第2の終端位置に達する。この
第2の終端位置でも制御弁はロックされる。
制御弁が1つの終端位置を占めているとき、第1の測定
室は制御弁に設けられる横方向連通部と中央の制御ダク
トを介して流入部と連通し、第2の測定室はハウジング
に設けられる連通ダクトと制御部に設けられる移行ダク
トとを介して流出部と連通している。制御弁が他の終端
位置にあるとき、制御弁は中央の制御ダクトを介して第
1の測定室を流出部と連通させ、且つ連通ダクトを介し
て流入部を第2の測定室と連通させる。
この公知の装置の場合多数の構成要素が設けられている
ので製造コストが高くなり、装置の保守も非常にコスト
高になる。またばねが設けられているので、装置を作動
させるためには流動媒体がある程度の始動圧をもつ必要
がある。さらに多数の構成要素が設けられていることは
騒音が比較的大きくなる原因になる。特に侵食性の媒体
の場合には頻繁に故障するので、装置の使用は不可能で
ある。
他の公知装置(ドイツ特許公告第2402828号公
報)では、流動媒体の一部によって駆動が行なわれる。
流動媒体の大部分はハウジングの内部に設けられている
制御装置を取り囲み、直接流出部に誘導される。流動媒
体のほんの一部だけが測定ピストンを駆動させるために
用いられる。この流動媒体の一部は流入絞り部に案内さ
れ、それによって圧力の損失が生じる。別の圧力損失
は、流出部の領域に設けられ弾性的に付勢されている制
御弁によっても生じる。この制御弁は衝撃音をも発生さ
せ、機械的な抵抗力に欠けている。この公知の配量ポン
プも貫流量が多い場合にだけ使用でき、圧力損失が少な
くないので、弾性力の作用を受ける制御弁により比較的
高い始動圧が必要である。従ってこの公知の装置は、貫
流量が少ない場合及び/または流動媒体の圧力が低い場
合には使用不可能である。
目 的 本発明の目的は、流動媒体を測定または配量する装置に
おいて、構成要素の数量を少なくさせ、始動圧を低くさ
せて騒音も摩耗も少ない故障のない装置を提供すること
である。
構 成 本発明は、上記目的を達成するため、制御弁の前記各終
端位置で1つの移行ダクトと横方向連通部とを介して制
御ダクトが流入部と連通し、制御弁を液圧により作動さ
せるため、制御弁が軸方向にて両側にそれぞれ1つの液
圧制御のための制御室を有し、該制御室に制御ダクトが
通じ、制御室が流出部に通じる排出孔を有し、制御ダク
トがピストン棒に設けられるパッキン体を介して一方の
制御室または他の制御室に対し交互に遮断可能であるこ
とを特徴とするものである。
作用及び効果 ピストン棒に設けられるパッキン体により一方または他
方の制御室に対して遮断可能な制御ダクトはもっぱら圧
力の供給にだけ用いられ、一方体積を測定される主流は
それぞれの測定室を介して流出部に案内される。液圧的
に行なわれる方向転換は2つの可動要素だけを用いて行
なわれ、即ち制御弁と測定ピストンに連結されているピ
ストン棒とを用いて行なわれ、従って本発明による装置
は騒音が少なく故障もない。方向転換を行なうために弾
性力を克服する必要がなく、しかも測定ピストンを移動
させるために流動媒体の全体積が利用されるので、本発
明による装置の始動圧は低く、従って流動媒体が低圧の
場合でも使用でき、故障なしに作動する。制御弁はもっ
ぱら液圧により操作されるので著しい機械的な摩耗は生
じない。従って本発明による装置は、長時間にわたって
保守の必要なく作動し、測定の不正確さや故障は生じな
い。
実施例 本発明による装置1は、前容積制御式ポンプ装置として
形成され、液体及びガス等の流動媒体を測定または配量
するために使用することができる。装置1はハウジング
2を有している。ハウジング2は、軸方向にて上側と下
側でそれぞれ1つのフード状のカバー3,4を介して密
閉されている。ハウジング2の中央部には、シリンダ6
に挿着されているハウジング挿着部5が配置されてい
る。ハウジング挿着部5は、シリンダ6の壁とハウジン
グの壁に対してパッキンリング7によりパッキンされて
いる。同様にシリンダ6もパッキンリング7によりハウ
ジング2の壁に対してパッキンされている。さらにハウ
ジング2は、上部ハウジング室8と下部ハウジング室9
と有している。上部ハウジング室8は主にカバー3とハ
ウジング挿着部5によって画成され、一方下部ハウジン
グ室9は挿着されたシリンダ6の底部10の下側のカバ
ー4によって画成されている。ハウジング挿着部5とシ
リンダ6とは、例えばスナップリング状の固定要素11
を介してハウジング2内に着脱可能に固定することがで
きる。下側のカバー4には中心部に開口部49が設けら
れており、該開口部49は密閉ねじ50によって密閉さ
れている。
流動媒体をハウジング2の長手方向軸線に対して直角に
流動させるため、第1図でハウジング2の左側には接続
パイプとして形成された流入部12が設けられている。
流入部12に対向する側、即ち第1図でハウジング2の
右側には、同様に接続パイプとして形成された流動媒体
排出用の流出部13が設けられている。ハウジング2、
シリンダ6、ハウジング挿着部5はプラスチックまたは
金属から製造することができる。
下部ハウジング室9内には測定ピストンとしてダイヤフ
ラムピストン14が設けられている。ダイヤフラムピス
トン14の周縁15は、ハウジング2とカバー4の間に
緊塞に固定することができる。測定ピストとしてのダイ
ヤフラムピストン14は、下部ハウジング室9を第1の
測定室45と第2の測定室46とに分割している。本実
施例でダイヤフラムとして形成されたピストン14は、
下部ハウジング室9内で筒状の内面に沿って緊塞に滑動
可能に案内される非弾性的な円板状ピストンまたは円筒
体状ピストンとして形成することもできる。ダイヤフラ
ムピストン14の中央部にはピストン棒16が固定され
ている。ピストン棒16は装置1の鉛直方向中心軸線に
同軸に設けられ、シリンダ6の底部10にて緊塞に案内
されている。ピストン棒16は、ハウジング挿着部5内
は軸方向に移動可能に支持されている制御弁17を貫通
している。制御弁17を軸方向に貫通している孔の直径
はピストン棒16の直径よりも大きく、その結果環状間
隙として形成された流動媒体用の制御ダクト18が形成
されている。制御ダクト18は、ハウジング挿着部5に
設けられた上部制御室19とシリンダ6の底部10に形
成されている下部制御室20とを連通させている。
上部制御室19と下部制御室20とは、制御弁17の両
端部に形成されているピストン要素21,22によって
画成されている。ハウジング挿着部5に設けた上部制御
室19はねじプラグ23によって上部を緊塞に密閉する
ことができる。ねじプラグ23は内部に袋穴24を有す
ることができ、この袋穴24のなかに、ピストン棒16
が上方へ軸方向に移動する際このピストン棒16の自由
端を侵入させることができる。制御弁17は両端部のピ
ストン要素21,22の領域にそれぞれ1つの円錐状の
拡張部26を有している。拡張部26はピストン端面2
5の方向に、即ち制御室19,20の方向に拡張されて
いる。さらにピストン棒16には、互いに間隔をおいて
配置される2つのパッキン体(O−リング)27が設け
られている。パッキン体27は、ピストン棒16が移動
する際に制御弁17の円錐状の拡張部26のなかへ出入
し環状間隙状の制御ダクト18を交互に閉塞開口させ
る。
制御弁17は、両ピスト部分21と22の間の領域に3
つの移行ダクト28,29,30を有している。移行ダ
クト28,29,30は制御部17の周面に設けた周鍔
31と端部側のピストン部分21,22によって境界づ
けられている。従って移行ダクト28,29,30は制
御弁17に形成された周溝として設けられている。第1
図から第3図までに図示した実施例では周鍔31の直径
がピストン部分21,22の直径よりも小さいので、移
行ダクト28,29,30は比較的幅狭に形成されてい
る。従ってこの実施例での移行ダクト28,29,30
は比較的幅狭の環状間隔であり、その幅方向の長さは半
径方向の深さの数倍である。ピストン部分21,22に
は、制御室を空にするための貫通孔32がそれぞれ1つ
ずつ設けられている。ピストン部分21の貫通孔32は
上部制御室19と上部移行ダクト28を連通させ、一方
ピストン部分22の貫通孔32は下部制御室20と下部
移行ダクト30を連通させている。貫通孔32は、流動
媒体を供給する制御ダクト18よりもかなり小さな流動
横断面積を有している。さらに制御弁17は、中央の移
行ダクト29と制御ダクト18とを連動させる横方向連
通部33を有している。
ハウジング挿着部5は1つの流入室34と、2つの転向
室35,36と、2つの流出室37,38とを有してい
る。これらの流入室、転向室、流出室とは異なる面内に
設けられ、互いに間隔をもってハウジング挿着部5内に
並設され、即ち重設されている。これらの室は、制御弁
17を取り囲む環状室として形成することができる。流
入室34はハウジング挿着部5のほぼ中央にしてその下
にある転向室35とその下にある転向室36との間に設
けられている。流出室37は上部の面内にあり、一方流
出室38は下部の面内にある。シリンダ6の壁には流入
部12と流入部34との間に孔39が形成されている。
さらにシリンダ6の壁に対向する側には、流出部13を
上部流出室37と連通させるために孔40が設けられ、
一方流出部13を下部流出室38と連通させるために他
の孔41が設けられている。
流入室、転向室、流出室を移行ダクト28,29,30
と連通させるため、室34ないし38の面内に孔42が
設けられている。室34ないし38の間隔と移行ダクト
28ないし30の長さとは次のように選定され、即ち各
移行ダクト28,29,30の軸方向の長さが室34な
いし38の隣り合う間隔よりもいくぶん大きいように選
定されている。移行ダクト28ないし30と室34ない
し38とは互いに次にように配置されており、即ち制御
弁17の下部位置、即ち第1の終端位置(第1図及び第
2図)で、移行ダクト29が流入室34を転向室36と
連通させ、且つ移行ダクト28が転向室35を上部流出
室37と連通させるように配置されている。制御室17
が上部位置にあるとき、即ち第2の終端位置(第3図及
び第4図)にあるときは、流入室34と転向室35とは
中央の移行ダクト29を介して連通しており、一方転向
室36と流出室38とは移行ダクト30を介して連通し
ている。
第4図に図示した実施例の制御弁17′では、周溝とし
て形成される移行ダクト28,29,30が前記実施例
の場合よりもかなり深く形成されており、その結果流動
媒体を貫流させるためのより大きな横断面が、即ちより
大きな容積の環状空間が設けられている。制御弁17′
ほぼ筒状に形成され、均一な外径を有している。即ちピ
ストン21,22の直径と周鍔31の直径は等しい。移
行ダクト29,30,31の横断面積が前記実施例より
も大きいので圧力損失が極めて小さいという利点があ
り、従って本発明による装置は、非常に低圧で流動する
媒体に特に有利に適用することができる。一方移行ダク
ト28,29,30がより幅狭に形成されている制御弁
17(第1図から第3図)を備えた本発明による装置
は、器具の最小始動限界が極めて低い場合に特に有利に
使用することができる。
第1図から第3図までに図示したように、上部転向室3
5は1つのダクト43を介して上部ハウジング室8と連
通している。下部転向室36は、1つのダクト44を介
して下部ハウジング室9と連通している。
さらに第1図ないし第3図からわかるように、上部ハウ
ジング室8と密閉された第2の測定室46との間には連
通管47が設けられている。連通管47はハウジング挿
着部5とシリンダ6の底部10とを貫通し、例えばプラ
スチックから成る滑りスリーブ内で摩擦なしに軸方向に
移動可能に案内させることができる。連通管47はダイ
ヤフラムピストン14を貫通し、ねじナット48を用い
てこれに着脱可能に固定させることができる。上部ハウ
ジング室8と下部測定室46とを連通させている連通管
47を本発明の範囲内で別の態様で配置することもで
き、例えばホース等の形状でハウジングの外部で案内す
ることもできる。
装置1が作動すると、流動媒体は流入部12から孔39
を通って流入室34に流入し、ここから孔42を通って
もっぱら液圧的に作動される制御弁17の中央の移行ダ
クト29に流入し、次に転向室36内へ達した後ダクト
44を通って、ダイヤフラムピストン14の上方にある
上部の第1の測定室45に流れ、ダイヤフラムピストン
14を下方へ押す。下部測定室46内にある流動媒体は
連通管47を通って上部ハウジング室8内へ案内され、
ここからダクト43を通って転向室35に流れ、そして
孔42を通って制御弁17の上部移行ダクト28に流れ
る。上部移行ダクト28から流動媒体は上部流出室37
内へ流れ、そして孔40を通って流出部13へ流れる。
ダイヤフラムピストン14が第1図と第2図に示すよう
に下部制御点にあると、流動媒体の一部が制御弁17に
設けた横方向連動部33と制御ダクト18を介して制御
弁17下方の制御室20へ流れ、制御弁17を逆方向へ
上方へ移動させる。このとき上部制御室19にある流体
媒体は排除され、上部ピストン部分21に設けた貫通孔
32を通って移行ダクト28へ、次に流出室37へ流
れ、ここから流出部13へ流出する。
ダイヤフラムピストン14が上部制御点(第3図と第4
図)にあると、流動媒体は流入部12から流入室34と
中央の移行ダクト29とを通って転向室35に流れる。
転向室35から流動媒体はダクト43を通って上部ハウ
イング室8へ流れ、ここから連通管47を通って下部測
定室46へ流れる。これによってダイヤフラムピストン
14が上方へ押される。ダイヤフラムピストン14上方
のハウジング室9内にある流動媒体はダクト44と転向
室36と下部移行ダクト30と下部流出室38とを通っ
て流出部13へ案内される。
すでに述べたように、連通管47がダイヤフラムピスト
ン14の案内機能を有しないような実施例も可能であ
る。例えば図示した連通管47の代わりに、測定室46
とハウジング室8とを連通させるホースまたは他の連通
手段をハウジング2の外側に設けることが可能である。
本発明による装置1は、ダイヤフラムピストン14が流
入する流動媒体の量に応じて移動するので、液体の配量
装置であるばかりでなく、量測定装置としても使用する
ことができる駆動装置でもある。つまり単位時間あたり
のダイヤフラムの行程数は装置を貫流する流動媒体の量
に対応しており、従ってこの装置を正確に作動する量測
定装置として使用することができる。
本発明による装置1を配量装置に付設する場合には、ダ
イヤフラムピストン14或いはそのピストン棒16を配
量装置のピストン或いはピストン棒と連結させる。この
連結は開口部49を介して可能である。この場合配量装
置の配量ピストンはダイヤフラムの運動に応じた運動を
実施し、配量されるべき媒体を同様に量に比例して搬送
する。
本発明による装置1では、流入する流動媒体の全部が前
述した室を介して測定ピストンの制御のために使用され
るので、流入した流動媒体の全体積が完全にダイヤフラ
ムピストン14に作用を及ぼし、装置を作動させるため
にわずかな量の流動媒体しか必要とせず、流動媒体の圧
力も低圧でよい。従って比較的少量の流体を配分し測定
することができる。流動媒体がほとんど絞られずに装置
1を貫流することができ、且つ弾性的に付勢される弁制
御手段が設けられていないので、圧力の損失がわずかで
あり、従って高い効率が保証されている。本発明による
装置で可動要素がわずかしか設けられておらず、機械的
な弾性手段が設けられているので摩耗はほとんど生せ
ず、よって長時間にわたる確実な機能が保証されてい
る。本発明による構成により、本発明による装置1は極
めて騒音が少なく、衝撃音等の騒音は生じない。
次に、本発明の実施態様を列記しておく。
(1)制御弁(17)がハウジング挿着部(5)内で案
内され、該ハウジング挿着部(5)内に、1つの移行ダ
クト(29)を介して流入室(34)と交互に連通可能
な2つの転向室(35,36)が配置され、該転向室
(35,36)がダクト(43,44)を介して測定室
(45,46)のそれぞれ1つと連通しており、制御弁
(17)に設けられる他の2つの移行ダクト(28,3
0)を介して交互に転向室(35,36)と連通可能な
2つの流出室(37)が設けられていることを特徴とす
る、請求項1に記載の装置。
(2)流入室と転向室と流出室とが異なる面内に且つ互
いに間隔をもってハウジング挿着部(5)内に並設さ
れ、制御弁(17,17′)を取り囲む環状室として形
成されていることを特徴とする、上記第1項に記載の装
置。
(3)制御弁(17,17′)の移行ダクト(28,2
9,30)が周鍔(31)によって仕切られた周溝とし
て形成され、その軸方向の長さは、ハウジング挿着部
(5)に設けられる前記室(34ないし38)のうちの
2つの室の間隔よりもいくぶん大きいことを特徴する、
上記第1項または第2項に記載の装置。
(4)制御弁(17,17′)が制御室(19,20)
の間に支持され、且つ両端にそれぞれ1つのピストン部
分(21,22)を有し、該ピストン部分(21,2
2)が制御室(19,20)を画成しているピスト端面
を有し、ピスト部分(21,22)内に、制御室(1
9,20)から流出室(37,38)のほうへ延びてい
る前記排出孔(32)が設けられ、該排出孔(32)は
制御弁(17,17′)内に設けられる隣接する移行ダ
クト(28,30)に通じていることを特徴とする、請
求項1または上記第1項から第3項までのいずれか1つ
に記載の装置。
(5)制御弁(17,17′)のピストン部分(21,
22)内に、パッキン体(27)を出入させるための円
錐形の拡張部(26)が形成されていることを特徴とす
る、請求項1または上記第1項から第4項までのいずれ
か1つに記載の装置。
(6)移行ダクト(28,29,30)を画成している
制御弁(17,17′)の周鍔(31)の直径がピスト
ン部分(21,22)の直径よりも小さく、幅狭の移行
ダクト(28,29,30)の半径方向の深さがその軸
方向の長さよりも数倍小さいことを特徴とする、請求項
1または上記第1項から第5項までのいずれか1つに記
載の装置。
(7)移行ダクト(28,29,30)を画成している
制御弁(17,17′)の周鍔(31)の直径がピスト
ン部分(21,22)の直径にほぼ等しいかこれよりも
大きく、移行ダクト(28,29,30)の半径方向の
深さが、従ってその容積が比較的大であることを特徴と
する、請求項1または上記第1項から第5項までのいず
れか1つに記載の装置。
(8)ハウジング挿着部(5)が制御弁(17,1
7′)及びピストン棒(16)とともにシリンダ(6)
内に配置され、該シリンダ(6)がハウジング(2)内
にハウジング挿着部(5)と同軸に且つ2つのハウジン
グ室(8,9)の間に支持され、且つハウジング(2)
の流入部(12)とハウジング挿着部(5)の流入室
(34)との間及びハウジング挿着部(5)の流出室
(37,38)とハウジング(2)の流出部(13)と
の間に流動媒体用の孔(39,40,41)をそれぞれ
1つずつ有していることを特徴とする、請求項1または
上記第1項から第7項までのいずれか1つに記載の装
置。
(9)ハウジング挿着部(5)及びシリンダ(6)内で
軸方向に移動可能に案内される連通管(47)にして測
定ピスト(14)を貫通している連通管(47)を介し
て他のハウジング室(8)が1つの測定室(46)と連
通していることを特徴とする、上記第8項に記載の装
置。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による装置の側断面図、第2図は第1図
の装置の内部を90゜回転させた断面図、第3図は第2
図の装置の内部を示す図であって制御弁が他の位置にあ
る場合の断面図、第4図は第3図の装置の内部を示す図
であって制御弁の変形実施例を示す断面図である。 2……ハウジング 5……ハウジング挿着部 8,9……ハウジング室 12……流入部 13……流出部 14……測定ピストン(ダイヤフラムピストン) 16……ピストン棒 17……制御弁 18……制御ダクト 28,29,30……移行ダクト 33……横方向連通部 45,46……測定室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体、ガス等の流動媒体を測定または配量
    するための装置であって、流入部と流出部を備えたハウ
    ジングと、測定ピストンにより第1の測定室と第2の測
    定室に分割されているハウジング室と、ハウジング内の
    流入部と流出部の間に配置される制御弁にして、その2
    つの終端位置で前記2つの測定室を流入部または流出部
    と交互に連通させる制御弁と、測定ピストンと結合され
    るピストン棒にして、該ピストン棒よりも直径が大きく
    形成される制御弁の軸方向の制御ダクトを軸方向に移動
    可能に貫通し、且つ制御弁に対して相対的に軸方向に移
    動可能なピストン棒と、制御弁の周に沿って配置される
    複数個の移行ダクトにして、流入部と流出部と測定室と
    を連通させるためにハウジング内に設けられる複数個の
    連通ダクトを制御するための移行ダクトと、制御弁内に
    設けられ中央の制御ダクトを流入部と連通させている横
    方向連通部とを有する装置において、制御弁(17)の
    前記各終端位置で1つの移行ダクト(29)と横方向連
    通部(33)とを介して制御ダクト(18)が流入部
    (12)と連通し、制御弁(17)を液圧により作動さ
    せるため、制御弁(17)が軸方向にて両側にそれぞれ
    1つの液圧制御のための制御室(19,20)を有し、
    該制御室に制御ダクト(18)が通じ、制御室(19,
    20)が流出部(13)に通じる排出孔(32)を有
    し、制御ダクト(18)がピストン棒(16)に設けら
    れるパッキン体(27)を介して一方の制御室または他
    の制御室(19,20)に対し交互に遮断可能であるこ
    とを特徴とする装置。
JP63049914A 1987-03-06 1988-03-04 流動媒体の測定または配量装置 Expired - Lifetime JPH0660836B2 (ja)

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DE3707186.6 1987-03-06

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JPS63252225A JPS63252225A (ja) 1988-10-19
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JP (1) JPH0660836B2 (ja)
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AU (1) AU591866B2 (ja)
CA (1) CA1325117C (ja)
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ATE100933T1 (de) 1994-02-15
ZA881467B (en) 1988-08-23
DE3707186A1 (de) 1988-09-15
FI86478B (fi) 1992-05-15
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AU591866B2 (en) 1989-12-14
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FI86478C (fi) 1992-08-25
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EP0281126A1 (de) 1988-09-07
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