JPH0660831A - Cig蛍光表示管 - Google Patents
Cig蛍光表示管Info
- Publication number
- JPH0660831A JPH0660831A JP20991392A JP20991392A JPH0660831A JP H0660831 A JPH0660831 A JP H0660831A JP 20991392 A JP20991392 A JP 20991392A JP 20991392 A JP20991392 A JP 20991392A JP H0660831 A JPH0660831 A JP H0660831A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bonding
- layer
- getter
- bonding pad
- bonding wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】CIG蛍光表示管のゲッタ材の被着によるボン
ディングワイヤ間及びボンディングパッド間のショート
を防止する。 【構成】陽極基板側のボンディングパッド部9にボンデ
ィングワイヤ8によるワイヤボンディング後、絶縁性樹
脂10を充填し、陽極基板とICシールド16間のすき
間から飛散するゲッタ材の被着を遮断する。これによ
り、陽極基板側のボンディングパッド部9間のショート
を防止する。
ディングワイヤ間及びボンディングパッド間のショート
を防止する。 【構成】陽極基板側のボンディングパッド部9にボンデ
ィングワイヤ8によるワイヤボンディング後、絶縁性樹
脂10を充填し、陽極基板とICシールド16間のすき
間から飛散するゲッタ材の被着を遮断する。これによ
り、陽極基板側のボンディングパッド部9間のショート
を防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCIG蛍光表示管に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来のCIG蛍光表示管は、図3に示す
ように、ガラス素板1上にアルミ配線層2,絶縁層3,
スルーホールドット層4,グラファイト層5,蛍光体層
6を有する陽極基板と、電子を制御するグリッド12
と、グリッドを固定するスペーサ11と駆動用IC7と
駆動用ICを遮蔽するICシールドとゲッタ15とを有
している。
ように、ガラス素板1上にアルミ配線層2,絶縁層3,
スルーホールドット層4,グラファイト層5,蛍光体層
6を有する陽極基板と、電子を制御するグリッド12
と、グリッドを固定するスペーサ11と駆動用IC7と
駆動用ICを遮蔽するICシールドとゲッタ15とを有
している。
【0003】通常のCIG蛍光表示管では、まず、駆動
用IC7をダイボンディングした後、陽極基板側のボン
ディングパッド部9と駆動用IC7のボンディングパッ
ドをボンディングワイヤ8にて接続し、次に、グリッド
12を支持するスペーサ11,フィラメント13,IC
シールド16,ゲッタ15を陽極基板上に組立て、カバ
ーガラス14を封着することにより構成されている。
用IC7をダイボンディングした後、陽極基板側のボン
ディングパッド部9と駆動用IC7のボンディングパッ
ドをボンディングワイヤ8にて接続し、次に、グリッド
12を支持するスペーサ11,フィラメント13,IC
シールド16,ゲッタ15を陽極基板上に組立て、カバ
ーガラス14を封着することにより構成されている。
【0004】このようにボンディング完了後のボンディ
ングワイヤ8,ボンディングパッド部9は、フィラメン
トの熱電子,外来光を遮断するICシールド16のみで
遮蔽が行なわれている。
ングワイヤ8,ボンディングパッド部9は、フィラメン
トの熱電子,外来光を遮断するICシールド16のみで
遮蔽が行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来のCIG蛍光
表示管は、アルミ配線層,絶縁層,スルーホールドット
層,グラファイト層,蛍光体層を有する陽極基板とフィ
ラメント,グリッド,ゲッタ及び駆動用ICを組立てカ
バーガラスにて封着し密閉される。さらに、蛍光表示管
内の真空度を向上,維持させるためゲッタを高周波加熱
し、ゲッタ材、例えば、Baを蒸発させ管内にBa蒸着
膜を作り蛍光表示管内の残留ガスをゲッタ膜に吸着させ
る。この際、カバーガラスで反射し下方へ飛散したゲッ
タ材がICシールドと陽極基板とのすき間からICシー
ルド下にまで飛散し陽極基板側のボンディングパッドに
付着してボンディングパッド間でショートするという問
題点がある。
表示管は、アルミ配線層,絶縁層,スルーホールドット
層,グラファイト層,蛍光体層を有する陽極基板とフィ
ラメント,グリッド,ゲッタ及び駆動用ICを組立てカ
バーガラスにて封着し密閉される。さらに、蛍光表示管
内の真空度を向上,維持させるためゲッタを高周波加熱
し、ゲッタ材、例えば、Baを蒸発させ管内にBa蒸着
膜を作り蛍光表示管内の残留ガスをゲッタ膜に吸着させ
る。この際、カバーガラスで反射し下方へ飛散したゲッ
タ材がICシールドと陽極基板とのすき間からICシー
ルド下にまで飛散し陽極基板側のボンディングパッドに
付着してボンディングパッド間でショートするという問
題点がある。
【0006】本発明の目的は、ゲッタ材の飛散を防止し
陽極基板側のボンディングパッド間でショートの発生の
ないCIG蛍光表示管を提供することにある。
陽極基板側のボンディングパッド間でショートの発生の
ないCIG蛍光表示管を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガラス素板
と、該ガラス素板上に形成されたアルミ配線層と、少く
ともボンディングパッド部とスルーホールドット層形成
部を残して前記アルミ配線層を被覆する絶縁層と、該絶
縁層上に搭載された駆動用ICと、該駆動用ICと前記
ボンディングパッド部を接続するボンディングワイヤ
と、前記駆動用ICを遮蔽するICシールドと、前記ガ
ラス素板に封着され真空容器を形成するカバーガラスと
を有するCIG蛍光表示管において、前記ボンディング
パッド部に絶縁性樹脂を充填しボンディングパッド部表
面と前記ボンディングワイヤの少くとも一部を埋設す
る。
と、該ガラス素板上に形成されたアルミ配線層と、少く
ともボンディングパッド部とスルーホールドット層形成
部を残して前記アルミ配線層を被覆する絶縁層と、該絶
縁層上に搭載された駆動用ICと、該駆動用ICと前記
ボンディングパッド部を接続するボンディングワイヤ
と、前記駆動用ICを遮蔽するICシールドと、前記ガ
ラス素板に封着され真空容器を形成するカバーガラスと
を有するCIG蛍光表示管において、前記ボンディング
パッド部に絶縁性樹脂を充填しボンディングパッド部表
面と前記ボンディングワイヤの少くとも一部を埋設す
る。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0009】図1は本発明の第1の実施例の要部断面図
である。
である。
【0010】第1の実施例は、図1に示すように、まず
ガラス素板1上にアルミ配線層2を形成する。次に、絶
縁層3,スルーホールドット層4,グラファイト層5,
蛍光体層6を印刷し順次積層形成して焼成を行う。次
に、駆動用IC7を陽極基板上に樹脂等でダイボンディ
ングして固定し、ボンディングワイヤ8にて陽極基板側
のボンディングパッド部9と駆動用IC7のボンディン
グパッドとを接続する。次に、アルミ配線層2のボンデ
ィングパッド部9に絶縁性樹脂10を充填し、ボンディ
ングパッド部9の表面とボンディングワイヤ8の一部を
埋設する。最後に、グリッド12,フィラメント13,
ゲッタ15を固定したスペーサ11,ICシールド16
とを組立て、陽極基板にカバーガラス14を封着し、第
1の実施例の機能部が完成する。
ガラス素板1上にアルミ配線層2を形成する。次に、絶
縁層3,スルーホールドット層4,グラファイト層5,
蛍光体層6を印刷し順次積層形成して焼成を行う。次
に、駆動用IC7を陽極基板上に樹脂等でダイボンディ
ングして固定し、ボンディングワイヤ8にて陽極基板側
のボンディングパッド部9と駆動用IC7のボンディン
グパッドとを接続する。次に、アルミ配線層2のボンデ
ィングパッド部9に絶縁性樹脂10を充填し、ボンディ
ングパッド部9の表面とボンディングワイヤ8の一部を
埋設する。最後に、グリッド12,フィラメント13,
ゲッタ15を固定したスペーサ11,ICシールド16
とを組立て、陽極基板にカバーガラス14を封着し、第
1の実施例の機能部が完成する。
【0011】第1の実施例の特徴は、陽極基板側のボン
ディングパッド部9にボンディングワイヤ8を接続後、
ボンディングパッド部9に絶縁性樹脂10を充填して陽
極基板とICシールド16との間から飛散するゲッタ材
によるボンディングバッド部9間のショートを防止する
ものである。
ディングパッド部9にボンディングワイヤ8を接続後、
ボンディングパッド部9に絶縁性樹脂10を充填して陽
極基板とICシールド16との間から飛散するゲッタ材
によるボンディングバッド部9間のショートを防止する
ものである。
【0012】図2は本発明の第2の実施例の要部断面図
である。
である。
【0013】第2の実施例は図2に示すように、絶縁性
樹脂10をボンディングパッド部9に充填しボンディン
グワイヤ8全体を埋設した例である。
樹脂10をボンディングパッド部9に充填しボンディン
グワイヤ8全体を埋設した例である。
【0014】第2の実施例では、ボンディングワイヤ8
とICシールド16及びボンディングワイヤ8間のショ
ート、更に、ボンディングワイヤ8と駆動用ICチップ
エッヂ間のショートを防止できるため、振動,衝撃に対
し高い信頼性が得られる効果がある。
とICシールド16及びボンディングワイヤ8間のショ
ート、更に、ボンディングワイヤ8と駆動用ICチップ
エッヂ間のショートを防止できるため、振動,衝撃に対
し高い信頼性が得られる効果がある。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、陽極基板
側のボンディングパッド部及びボンディングワイヤを絶
縁性樹脂にて埋設したことによりゲッタからのゲッタ材
によるボンディングパッド間のショートを防止できると
いう効果を有する。
側のボンディングパッド部及びボンディングワイヤを絶
縁性樹脂にて埋設したことによりゲッタからのゲッタ材
によるボンディングパッド間のショートを防止できると
いう効果を有する。
【0016】また、CIG蛍光表示管内のボンディング
時等に発生する導電性くずによる配線間やボンディング
ワイヤ間のショートを防止できる効果も有する。
時等に発生する導電性くずによる配線間やボンディング
ワイヤ間のショートを防止できる効果も有する。
【0017】さらに、第2の実施例においては、ボンデ
ィングワイヤとICシールド及びボンディングワイヤ間
のショート、又、ボンディングワイヤと駆動用ICチッ
プエッヂ間のショートを防止できるため、振動,衝撃等
に対し高い信頼性が得られる効果を有している。
ィングワイヤとICシールド及びボンディングワイヤ間
のショート、又、ボンディングワイヤと駆動用ICチッ
プエッヂ間のショートを防止できるため、振動,衝撃等
に対し高い信頼性が得られる効果を有している。
【図1】本発明の第1の実施例の要部断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例の要部断面図である。
【図3】従来のCIG蛍光表示管の一例の要部断面図で
ある。
ある。
1 ガラス素板 2 アルミ配線層 3 絶縁層 4 スルーホールドット層 5 グラファイト層 6 蛍光体層 7 駆動用IC 8 ボンディングワイヤ 9 ボンディングパッド部 10 絶縁性樹脂 11 スペーサ 12 グリッド 13 フィラメント 14 カバーガラス 15 ゲッタ 16 ICシールド
Claims (1)
- 【請求項1】 ガラス素板と、該ガラス素板上に形成さ
れたアルミ配線層と、少くともボンディングパッド部と
スルーホールドット層形成部を残して前記アルミ配線層
を被覆する絶縁層と、該絶縁層上に搭載された駆動用I
Cと、該駆動用ICと前記ボンディングパッド部を接続
するボンディングワイヤと、前記駆動用ICを遮蔽する
ICシールドと、前記ガラス素板に封着され真空容器を
形成するカバーガラスとを有するCIG蛍光表示管にお
いて、前記ボンディングパッド部に絶縁性樹脂を充填し
ボンディングパッド部表面と前記ボンディングワイヤの
少くとも一部を埋設したことを特徴とするCIG蛍光表
示管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20991392A JPH0660831A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | Cig蛍光表示管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20991392A JPH0660831A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | Cig蛍光表示管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0660831A true JPH0660831A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16580733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20991392A Pending JPH0660831A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | Cig蛍光表示管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0660831A (ja) |
-
1992
- 1992-08-06 JP JP20991392A patent/JPH0660831A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990309 |