JPH0660685A - シフトレジスタ回路 - Google Patents

シフトレジスタ回路

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Publication number
JPH0660685A
JPH0660685A JP4210497A JP21049792A JPH0660685A JP H0660685 A JPH0660685 A JP H0660685A JP 4210497 A JP4210497 A JP 4210497A JP 21049792 A JP21049792 A JP 21049792A JP H0660685 A JPH0660685 A JP H0660685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
data
output
terminal
level
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4210497A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Kubo
加寿也 久保
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH0660685A publication Critical patent/JPH0660685A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はシフトレジスタ回路に関し、出力イ
ンピーダンスが充分に低く、雑音の混入を低減できるこ
とを目的とする。 【構成】 駆動トランジスタ(Q2 )は、入来するデー
タを容量に蓄積し駆動クロックの入来時に上記蓄積した
データに応じてスイッチングしデータを出力端子(1
3)より出力する。伝達トランジスタ(Q3 )は、上記
駆動トランジスタの出力データに応じてスイッチングし
て上記出力データを次段に伝達する。リセットトランジ
スタ(Q1 )は、上記容量に蓄積されたデータをリセッ
トする。インバータ(20)は、出力端子(13)の出
力データを反転する。負荷トランジスタ(Q5 )は上記
インバータで反転されたデータに基づき駆動トランジス
タ(Q2 )と逆相でスイッチングして上記出力端子の出
力インピーダンスを低下する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシフトレジスタ回路に関
し、特にラインアドレス型固体撮像素子のスキャナとし
て用いるシフトレジスタ回路に関する。
【0002】MOS型素子に代表されるラインアドレス
型固体撮像素子では、二次元に配置された画素を一行ず
つ選択し、信号を読み出す。このように画素を一行ずつ
順次選択するためのスキャナとして用いるシフトレジス
タが用いられる。近年、固体撮像素子は画素数の増加に
加え、チップの小型化、低消費電力、低雑音が求められ
ている。それに伴いラインアドレス型固体撮像素子では
シフトレジスタも小型で低消費電力、低雑音であること
が要望されている。
【0003】
【従来の技術】従来より特公昭62−59399号公報
に記載の如く、nチャネルMOSトランジスタのみで小
型に構成でき、かつCMOS構成なみの低消費電力で動
作する図3に示す如きシフトレジスタがある。
【0004】図3において、端子10a,10b,10
cには例えばHレベル期間が1/6周期で互いに位相が
1/3周期遅れた関係のシフトクロックφ1 ,φ2 ,φ
3 が入来し、端子11は電源VS に接続され、端子12
にデータφDTが入来する。
【0005】シフトレジスタの各ビットはnチャネルM
OSトランジスタQ1 ,Q2 ,Q3で構成されている。
第1ビットでは、クロックφ2 のHレベル期間にトラン
ジスタQ1 が導通してトランジスタQ2 のゲート・ソー
ス間容量が放電されてトランジスタQ2 のゲートは電圧
S つまりLレベルにリセットされ次にクロックφ2
Lレベルとなると端子12よりnチャネルMOSトラン
ジスタQ0 を通して供給されるデータφDTがHレベルの
ときトランジスタQ2 のゲート・ソース間容量が充電さ
れて蓄積され、蓄積されたデータφDTがHレベル(又は
Lレベル)のときシフトクロックφ1 のHレベル期間に
トランジスタQ1 が導通(又は遮断)してトランジスタ
2 のソースはHレベル(又はLレベル)となり、これ
が出力データφout1としてトランジスタQ3 から第2ビ
ットに供給されると共に、端子13より負荷つまり固体
撮像素子の第1ラインの複数のトランジスタのゲートが
接続された信号線に供給される。
【0006】端子13には複数のトランジスタのゲート
が接続され、シフトレジスタの端子13の負荷は容量負
荷であるため、トランジスタQ2 が遮断してLレベルを
出力する場合は出力インピーダンスが非常に高くなり、
フローティング状態に近くなるため、雑音が混入しやす
くなる。
【0007】これを改善するものとして特開平2−18
7998号公報により、図4に示す如きシフトレジスタ
がある。図4では端子13の負荷として端子13と電源
Sの端子14との間にnチャネルMOSトランジスタ
4 を接続し、このトランジスタQ4 のゲートに端子1
5より電圧VG を印加してトランジスタQ4 が所定の導
通抵抗を持つ状態で導通させている。これにより端子1
3よりLレベルを出力する際の出力インピーダンスはト
ランジスタQ4 の導通抵抗となって出力インピーダンス
を低下させることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図4の回路ではトラン
ジスタQ4 はHレベル出力時及びLレベル出力時共に導
通しているため、トランジスタQ4 の導通抵抗を小さく
するとHレベル出力を行なえなくなるのでトランジスタ
4 の導通抵抗はある程度大きくする必要がある。
【0009】しかし、固体撮像素子の画素数が増加する
に従って端子13の負荷容量が増加し、図4の回路では
出力インピーダンスの低下が不充分で雑音が混入しやす
いという問題があった。
【0010】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
出力インピーダンスが充分に低く、雑音の混入を低減で
きるシフトレジスタ回路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のシフトレジスタ
回路は、入来するデータを容量に蓄積し、駆動クロック
の入来時に上記蓄積したデータに応じてスイッチングし
データを出力端子より出力する駆動トランジスタと、上
記駆動トランジスタの出力データに応じてスイッチング
して上記出力データを次段に伝達する伝達トランジスタ
と、上記容量に蓄積されたデータをリセットするリセッ
トトランジスタとで各ビットを構成したシフトレジスタ
回路において、上記出力端子の出力データを反転するイ
ンバータと、上記インバータで反転されたデータに基づ
き上記駆動トランジスタと逆相でスイッチングして上記
出力端子の出力インピーダンスを低下する負荷トランジ
スタとを有する。
【0012】
【作用】本発明においては、負荷トランジスタを出力端
子のLレベル出力時にのみ導通させることにより、負荷
トランジスタの導通抵抗を小さくでき、これによって出
力端子の出力インピーダンスをLレベル出力時、Hレベ
ル出力時共に充分に低下できる。
【0013】
【実施例】図1は本発明回路の第1実施例の回路図を示
す。同図中、図3,図4と同一部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。
【0014】図1において、シフトレジスタの各ビット
はnチャネルMOSトランジスタであるリセットトラン
ジスタQ1 と駆動トランジスタQ2 と伝達トランジスタ
3と負荷トランジスタQ5 及びインバータ20により
構成されている。負荷のトランジスタQ5 はソースを電
源VS の端子14に接続され、ドレインを端子13に接
続されている。インバータ20は端子13の信号レベル
を反転してトランジスタQ5 のゲートに供給する。
【0015】ここで、第1ビットではトランジスタQ2
のゲート・ソース間容量にHレベルのデータが蓄積され
ている場合、シフトクロックφ1 のHレベル期間にトラ
ンジスタQ2 が導通し、トランジスタQ2 のソースはH
レベルとなり、これが出力データφout1としてトランジ
スタQ3 から第2ビットに供給されると共に端子13よ
り出力される。この場合はHレベルの出力データφout1
がインバータ20で反転されてゲートに供給されている
トランジスタQ5 は遮断している。このときの端子13
の出力インピーダンスは略トランジスタQ2 の導通抵抗
で非常に小さい。
【0016】次に、トランジスタQ2 のゲート・ソース
間容量にLレベルのデータが蓄積されている場合、トラ
ンジスタQ2 は遮断され、シフトクロックφ1 のHレベ
ル期間もトランジスタQ2 のソースはLレベルとなり、
これが出力データφout1として端子13より出力され
る。この場合はLレベルの出力データφout1がインバー
タ20で反転されてゲートに供給されているトランジス
タQ5 が導通するために、端子13は電圧VS となり、
端子13の出力インピーダンスはトランジスタQ 5 の導
通抵抗でHレベル出力時と同一で非常に小さい。
【0017】このように、トランジスタQ5 を端子13
のLレベル出力時にのみ導通させることにより、トラン
ジスタQ5 の導通抵抗を小さくでき、これによって端子
13の出力インピーダンスをLレベル出力時、Hレベル
出力時共に充分に低下できる。
【0018】インバータ20は一般のnチャネルMOS
トランジスタ回路を使用する。このときはインバータ2
0の入力つまり端子13がHレベルのときにのみインバ
ータ20に駆動電流が流れる。しかし、固体撮像素子の
スキャナとしてシフトレジスタを用いるときはその1ビ
ットだけがHレベル出力であるためインバータ20によ
る消費電力の増加は無視できる。
【0019】図2は本発明回路の第2実施例の回路図を
示す。同図中、図1と同一部分には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。図2において、図1と異なる点はイ
ンバータ20の入力が端子13の代わりにトランジスタ
2 のゲートとされている点である。
【0020】ここで、第1ビットではトランジスタQ2
のゲート・ソース間容量にHレベルのデータが蓄積され
ている場合、シフトクロックφ1 がHレベルとなる以前
にトランジスタQ5 が遮断して端子13は電源VS から
切離されシフトクロックφ1のHレベル期間にトランジ
スタQ2 が導通すると、トランジスタQ2 のソースはH
レベルとなり、これが出力データφout1としてトランジ
スタQ3 から第2ビットに供給されると共に端子13よ
り出力される。このときの端子13の出力インピーダン
スはトランジスタQ2 の導通抵抗で非常に小さい。
【0021】次に、トランジスタQ2 のゲート・ソース
間容量にLレベルのデータが蓄積されている場合、シフ
トクロックφ1 がHレベルとなる以前にトランジスタQ
5 が導通して端子13を電圧VS つまりLレベルとす
る。シフトクロックφ1 のHレベル期間もトランジスタ
2 は遮断され、トランジスタQ2 のソースはLレベル
となり、これが出力データφout1としてトランジスタQ
3 から第2ビットに供給されると共に端子13より出力
される。このときの端子13の出力インピーダンスはト
ランジスタQ5 の導通抵抗で非常に小さい。
【0022】図1の実施例では端子13の出力信号がL
レベルからHレベルに変化するときトランジスタQ2
導通して端子13が完全にHレベルとなった後、これか
ら遅れてトランジスタQ5 が完全に遮断されるため、端
子13の出力信号の立上がりが遅れるが、図2の実施例
ではトランジスタQ2 が導通する前にトランジスタQ 5
が遮断されて、この後トランジスタQ2 の導通と同時に
端子13の出力信号が立上がり、遅れが生じない。
【0023】
【発明の効果】上述の如く、本発明のシフトレジスタ回
路によれば、出力インピーダンスが充分に低く、雑音の
混入を低減でき、実用上きわめて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明回路の回路図である。
【図2】本発明回路の回路図である。
【図3】従来回路の回路図である。
【図4】従来回路の回路図である。
【符号の説明】
13 出力端子 Q1 リセットトランジスタ Q2 駆動トランジスタ Q3 伝達トランジスタ Q5 負荷トランジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入来するデータを容量に蓄積し、駆動ク
    ロックの入来時に上記蓄積したデータに応じてスイッチ
    ングしデータを出力端子(13)より出力する駆動トラ
    ンジスタ(Q2 )と、 上記駆動トランジスタの出力データに応じてスイッチン
    グして上記出力データを次段に伝達する伝達トランジス
    タ(Q3 )と、 上記容量に蓄積されたデータをリセットするリセットト
    ランジスタ(Q1 )とで各ビットを構成したシフトレジ
    スタ回路において、 上記出力端子の出力データを反転するインバータ(2
    0)と、 上記インバータで反転されたデータに基づき上記駆動ト
    ランジスタと逆相でスイッチングして上記出力端子の出
    力インピーダンスを低下する負荷トランジスタ(Q5
    とを有することを特徴とするシフトレジスタ回路。
  2. 【請求項2】 上記インバータ(20)は容量に蓄積さ
    れたデータを反転することを特徴とする請求項1記載の
    シフトレジスタ回路。
JP4210497A 1992-08-06 1992-08-06 シフトレジスタ回路 Withdrawn JPH0660685A (ja)

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JP4210497A JPH0660685A (ja) 1992-08-06 1992-08-06 シフトレジスタ回路

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ID=16590340

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JP4210497A Withdrawn JPH0660685A (ja) 1992-08-06 1992-08-06 シフトレジスタ回路

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR960036312A (ko) * 1995-03-06 1996-10-28 에릭 피. 헤르만 시프트 레지스터
JP2004326999A (ja) * 2003-04-29 2004-11-18 Ind Technol Res Inst シフトレジスタユニットおよびこれを含んでなるシフトレジスタ回路
KR100755589B1 (ko) * 2005-03-30 2007-09-06 엡슨 이미징 디바이스 가부시키가이샤 표시 장치

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KR960036312A (ko) * 1995-03-06 1996-10-28 에릭 피. 헤르만 시프트 레지스터
JP2004326999A (ja) * 2003-04-29 2004-11-18 Ind Technol Res Inst シフトレジスタユニットおよびこれを含んでなるシフトレジスタ回路
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Effective date: 19991102