JPH066046Y2 - 反対方向に回すと開封する容器 - Google Patents

反対方向に回すと開封する容器

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JPH066046Y2
JPH066046Y2 JP1988092710U JP9271088U JPH066046Y2 JP H066046 Y2 JPH066046 Y2 JP H066046Y2 JP 1988092710 U JP1988092710 U JP 1988092710U JP 9271088 U JP9271088 U JP 9271088U JP H066046 Y2 JPH066046 Y2 JP H066046Y2
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JP
Japan
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container
lid
main body
protrusions
opened
Prior art date
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JP1988092710U
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English (en)
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JPH0215445U (ja
Inventor
敬卓 佐々木
浩治 前川
健治 浅倉
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Snow Brand Milk Products Co Ltd
Original Assignee
Snow Brand Milk Products Co Ltd
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案はプリン、ゼリー、アイスクリーム、マーガリン等
の粘性物食品やクリームなどを収納した、開封が容易な
容器に関するものである。
(従来の技術) 従来包装用容器において本体から蓋体を取り外すため
に、本体の上縁と蓋体の内面にそれぞれ鋸歯状の突起を
形成し、容器と蓋体とを一定の方向に捻るとこれら突起
が押し合って蓋が開封されるようにしたものが実開昭5
7−63051号公報に示されている。
又、僅かな回動で開封する容器が実開昭61−1838
34号又は実開昭57−134284号で知られてい
る。
(考案が解決しようとする課題) 前者のものは、本体から蓋体を簡単に取り外せるように
したものであるが、容器と蓋体とを特定の方向に捻らな
ければならないという煩雑さがあり、また、90゜〜120゜
程度も回さなければ突起同志が当接せず容器が開封しな
い欠点がある。
また、蓋体の形状が円筒や円錐形状でない場合や、収納
した食品が蓋体内面に貼付いてしまっている場合などは
余り大きく回すと収納している食品を破損することにな
りかねないので、そのようなものについては使用できな
い問題がある。
又後者の実開昭61−183834号のものは開封時キ
ャップ周壁の弾性変形を伴うもので開封が円滑に行われ
ない。更に後者の実開昭57−134284号のものは
突起同士のため完全な閉止状態が形成されない。
本考案の目的は、以上のような技術的課題を解決し、本
体と蓋体を任意の反対方向に僅かに回すことによって、
変形を伴うことなく本体と蓋体との嵌合を円滑に外すこ
とができる閉止の完全な容器を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 以上のような目的を達成するために、本案では本体と本
体にスカート部が嵌合して回動自在な蓋体とで構成さ
れ、かつ本体上縁に左右対称の緩やかな側面を形成する
半円弧状又は二等辺三角状の突起または凹窪を形成し、
蓋体スカート部にその本体の突起または凹窪に係合する
同様の凹窪または突起を形成した、反対方向に回すと開
封する容器を採用するものである。
(作用) 以上のように構成された本考案容器にあっては、容器本
体と蓋体とを嵌合した際に、本体上縁に形成された緩や
かな側面を形成する半円弧状又は二等辺三角状の突起ま
たは凹窪と、蓋体スカート部に形成された同様の凹窪ま
たは突起とが係合する。
そして、本体と蓋体とを任意の反対方向に僅かに回すと
これら凹窪の内面が突起の側面をのぼって、容器が開封
する。
(実施例) 以下、図面に示す実施例について説明する。
実施例ではアイスクリーム容器について述べるが、アイ
スクリーム以外のプリン、ゼリー、マーガリン等の粘性
食品やクリームなどにも利用されるものである。
(A)はアイスクリーム容器の本体であり、 (B)はこれに回動自在に被嵌される蓋体である。
本体(A)上縁の蓋体(1)の外周には、突起(2)…
が形成されている。
この突起(2)は左右対称の緩やかな側面を形成する略
二等辺三角形状になっており、その斜辺(2a)(2a)の傾斜
は比較的緩やかである。
蓋体(B)の下方には本体(A)上縁のフランジ部
(1)に嵌合するスカート部(10)が形成されていて、こ
のスカート部(10)の内面には凹窪部(11)…が形成されて
いる。
凹窪部(11)は、本体(A)の突起(2)と同じ大きさか
或はやや大きめとなっており、この凹窪部(11)も突起
(2)と同じ略二等辺三角形状に形成されている。
以上のごとく構成されたアイスクリーム容器にあって
は、容器本体(A)と蓋体(B)とを嵌合した通常の状
態においては突起(2)と凹窪部(11)が噛合している
(第2図)。
なお、容器(A)と蓋体(B)とを嵌合する際に、突起
(2)と凹窪部(11)の位置が多少ずれていても、上方か
ら蓋体(B)を押すと突起(2)と凹窪部(11)の斜辺が
当接してガイドするので、容器(A)と蓋体(B)が嵌
合した時には、両者がしっかりと噛合した状態となる。
そして、容器本体(A)と蓋体(B)を互いに反対方向
に回すと、これに伴って凹窪部(11)が突起(2)を乗り
越えようとするため、蓋体(B)が外れて容器が開封さ
れる(第3図)。
なお、容器を開封するには容器本体(A)と蓋体(B)
を何れの方向に回しても良い。互いに反対方向に回しさ
えすれば、容器は開封する。
また、容器本体(A)と蓋体(B)とは突起(2)の幅
の半分程度もずらせば充分である。以上のように、容器
本体(A)と蓋体(B)とを僅かに回動せしめれば容器
が開封されるので、極めて便利であり、本体(A)と蓋
体(B)の嵌合が比較的強いものであっても、無理な力
がかかって容器や収納食品を破損することがない。
次に、突起(2)と凹窪(11)は必ずしも容器の全周に亙
って設ける必要はなく、また突起と凹窪部も1乃至数箇
所としても良い。
例えば第4図のように本体フランジ部(1)及び蓋体ス
カート部(10)のそれぞれ1箇所のみに突起(3)と凹窪
部(12)を形成するようにしても良く、第4図ロのごと
き、それぞれ1箇所のみに形成された突起(3)と凹窪
部(12)が噛合している状態から、容器本体(A)と蓋体
(B)を互いに反対方向に回すと、凹窪部(12)が突起
(3)を乗り越えようとして、蓋体(B)が外れ容器が
開封される(第4図ハ)。
また、第5図のように本体フランジ部(1)に半円弧状
の凹窪部(4)を形成し、蓋体スカート部(10)にこれに
嵌合する半円弧状の突起(13)を形成するようにしても良
く、第5図ロのごとき凹窪部(4)と突起(13)が噛合し
ている状態から、容器本体(A)と蓋体(B)を互いに
反対方向に回すことによって、突起(13)が凹窪部(4)
を乗り越えようとして蓋体(B)が外れ、同様に容器が
開封されることになる(第5図ハ)。
また、突起及び凹窪部は本体フランジ部(1)の外周や
蓋体スカート部(10)の内面のみに形成されるものではな
く、例えば本体(A)上縁の形状を突起や凹窪部とする
こともできる(第6図)。
また、蓋の形状も第6図のような平行状のものであって
も構わない。
(考案の効果) 以上、本考案反対方向に回すと開封する容器によれば、
容器本体と蓋体の何れかに形成する凹窪又は突起が左右
対称の緩やかな側面を形成する半円弧状もしくは二等辺
三角形状に形成されているので容器本体と蓋体とを任意
の方向に僅かに回動せしめれば凹窪の内面が緩やかな側
面からなる突起を乗り越えようとするため蓋体と容器本
体の何れかが弾性変形することなく容易に開封し、容器
本体と蓋体との嵌合が比較的に強いものであっても簡単
に開封し、容器本体に対する蓋体の閉止時には凹窪と突
起が完全に噛合してみだりに開封することがない。
しかも容器本体と蓋体の嵌合が比較的に強いものであっ
ても簡単に開封できるので無理な力がかかって容器や収
納食品を破損することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図イ、ロは本考案反対方向に回すと開封する容器の
斜視図と突起の拡大図 第2図は同容器において容器本体と蓋体を嵌合した状態
を示す斜視図 第3図は同容器において蓋体を取り外す状態を示す斜視
図 第4、5図は同容器の変形実施例を示す斜視図 第6図は蓋体の斜視図である。 A…容器本体 B…蓋体 1…フランジ部 2、3、13…突起 4、11、12…凹窪部 10…スカート部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体と本体にスカート部が嵌合して回動自
    在な蓋体とで構成され、かつ本体上縁に左右対称の緩や
    かな側面を形成する半円弧状もしくは二等辺三角状の突
    起または凹窪を形成し、蓋体スカート部に前記本体の突
    起または凹窪に係合する同様の凹窪または突起を形成し
    た、反対方向に回すと開封する容器。
JP1988092710U 1988-07-13 1988-07-13 反対方向に回すと開封する容器 Expired - Lifetime JPH066046Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988092710U JPH066046Y2 (ja) 1988-07-13 1988-07-13 反対方向に回すと開封する容器

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JPH0215445U JPH0215445U (ja) 1990-01-31
JPH066046Y2 true JPH066046Y2 (ja) 1994-02-16

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JP3474480B2 (ja) * 1999-03-02 2003-12-08 ライニングコンテナー株式会社 包装容器
WO2010010658A1 (ja) * 2008-07-24 2010-01-28 パナソニック株式会社 カメラ装置およびカメラカバーの窓部の向きの調整方法

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JPS618931Y2 (ja) * 1981-02-16 1986-03-19
JPH0427788Y2 (ja) * 1985-05-08 1992-07-03

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