JPH0660176U - 電子機器用箱体の連結装置 - Google Patents

電子機器用箱体の連結装置

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Publication number
JPH0660176U
JPH0660176U JP378493U JP378493U JPH0660176U JP H0660176 U JPH0660176 U JP H0660176U JP 378493 U JP378493 U JP 378493U JP 378493 U JP378493 U JP 378493U JP H0660176 U JPH0660176 U JP H0660176U
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JP
Japan
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electronic device
locking
panel
device box
hole
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Pending
Application number
JP378493U
Other languages
English (en)
Inventor
豊 長谷川
Original Assignee
河村電器産業株式会社
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Publication date
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Publication of JPH0660176U publication Critical patent/JPH0660176U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 構造が簡単で、傾いたりすることなく簡単か
つ確実にパネルに取り付けることができる電子機器用箱
体の連結装置を提供する。 【構成】 電子機器用箱体3は左右側面に溝部4,4が
設けられている。この溝部4には連結装置5が電子機器
用箱体3の裏面より係合可能なように係合溝6,6が設
けられている。連結装置5が係合状態で溝部4に係止可
能なように溝部4の略中央部に係止突起7が設けられて
いる。連結装置5は、電子機器用箱体の溝部4の係止溝
6,6に係合する係止片8,8が側面に設けられてお
り、この係止片8,8は隣接する電子機器用箱体にも係
合可能なように隣接する電子機器用箱体との間隔分の厚
みを経て反対側の側面にも設けられている。係止片8,
8の設けられている側面の略中央部には、係止突起7に
係止する係止穴9が設けられており、係止突起7と係止
穴9は連結状態で係止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パネルに貫通孔を設け、この貫通孔にパネルの前面より挿通される と共に、複数個並設して取り付けられる電子機器用箱体において、夫々の電子機 器用箱体を連結させパネルに固定する装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パネルに貫通孔を設け、この貫通孔にパネルの前面より挿通されると共 に、複数個並設して取り付けられる電子機器用箱体において、夫々の電子機器用 箱体を連結しパネルに固定する装置については、図5及び図6に示すようにパネ ル21に貫通孔22を設け、この貫通孔22の周縁部近傍に貫通孔23を設け、 電子機器用箱体24にはパネル取り付け面の四隅近傍に取り付け用ボルト25を 立設し、これらの取り付け用ボルト25を貫通孔23に挿通し、ナット26で締 め付けて固定していた。
【0003】 また、図7及び図8に示すようにパネル31に貫通孔32を設け、電子機器用 箱体34の裏面には取り付け用ボルト35を立設し、電子機器用箱体34を貫通 孔32の前面から挿通し、電子機器用箱体34の取り付け用ボルト35に取り付 け板37に設けた貫通孔38を電子機器用箱体34の裏面から挿通し、ナット3 6で締め付けて取り付け板を固定していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の電子機器用箱体によれば、図5及び図6の場合においてはパネル2 1に設けた貫通孔22の周縁部近傍に貫通孔23を設ける作業が高い寸法精度を 要求されるため困難を伴い、製造コストの上昇を招くと共に作業効率が悪いとい う欠点があった。また、パネル21への電子機器用箱体24の取り付け具合は、 取り付け用ボルト25の立設位置の寸法精度に依存しているため、立設位置のズ レによってパネル21に電子機器用箱体24が取り付かなかったり、傾いて取り 付けられたりするという欠点があった。
【0005】 また、図7及び図8の場合においては取り付け板37のナット36の締め付け 具合によって電子機器用箱体34の取り付け具合が左右されるので、一度パネル 31へ取り付けた後にナット36を弛めて取り付け具合の微調整を行い、再度ナ ット36を締め付けるという作業を必要とするため、作業効率が悪いという欠点 があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記従来の電子機器用箱体の問題点に鑑み、本考案の目的は構造が簡単で、傾 いたりすることなく簡単かつ確実にパネルに取り付けることができる電子機器用 箱体の連結装置を提供するもので、その構成は、パネルに貫通孔を設け、該貫通 孔に前記パネルの前面より挿通されると共に、複数個並設して取り付けられる電 子機器用箱体において、該電子機器用箱体の上下側面又は左右側面の少なくとも 一方に溝部を設け、前記電子機器用箱体を並設した状態で隣接する電子機器用箱 体の前記溝部間に連結用装置を係合させると共に、前記溝部と前記連結装置が係 合状態で係止可能なように係止手段を設けたものである。
【0007】
【作用】
電子機器用箱体の上下又は左右側面に溝部を設け、この電子機器用箱体を隣接 させ、隣接する電子機器用箱体の溝部間に連結装置を係合させ、電子機器用箱体 の裏面に立設された取り付け用ボルトに取り付け板に設けた貫通孔を電子機器用 箱体の裏面から挿通し、ナットで締め付けて取り付け板を固定する。
【0008】
【実施例】
図1〜図4は本考案に係る電子機器用連結装置の実施例である。以下この図面 に基づき本考案を説明する。
【0009】 パネル1に貫通孔2を設け、この貫通孔2にパネル1の前面より挿通されると 共に、複数個並設して取り付けられる構造を有する電子機器用箱体3は、左右側 面に溝部4,4が設けられている。この溝部4には連結装置5が電子機器用箱体 3の裏面より係合可能なように係合溝6,6が設けられている。また連結装置5 が係合状態で溝部4に係止可能なように溝部4の略中央部に係止突起7が設けら れている。一方この溝部に係合する連結装置5は、電子機器用箱体の溝部4の係 止溝6,6に係合する係止片8,8が側面に設けられており、この係止片8,8 は隣接する電子機器用箱体にも係合可能なように隣接する電子機器用箱体との間 隔分の厚みを経て反対側の側面にも設けられている。また係止片8,8の設けら れている側面の略中央部には、係止突起7に係止する係止穴9が設けられており 、係止突起7と係止穴9は連結状態で係止する。また、電子機器用箱体3の裏面 には取り付け用ボルト10が立設され、この取り付け用ボルト10に取り付け板 11に設けた貫通孔12を電子機器用箱体3の裏面から挿通し、ナット13で締 め付けて取り付け板11を固定する。また、左右端部の電子機器用箱体で隣接す る電子機器用箱体がない場合は、溝部4は連結金具を係合させず開放状態とする 。
【0010】 なお、溝部4,4は電子機器用箱体の上下側面に設けてもよく、その場合は電 子機器用箱体を90度回転させパネル全面において電子機器用箱体が縦方向に並 設されている場合に用いられる。また、係止手段は上記のものに限定されるもの でなく、溝部4に係止穴を、連結装置5に係止突起を設けても何等支障はない。
【0011】
【考案の効果】
本考案に係る電子機器用箱体は、パネルに貫通孔を設け、該貫通孔に前記パネ ルの前面より挿通されると共に、複数個並設して取り付けられる電子機器用箱体 において、該電子機器用箱体の上下側面又は左右側面の少なくとも一方に溝部を 設け、前記電子機器用箱体を並設した状態で隣接する電子機器用箱体の前記溝部 間に連結用装置を係合させると共に、前記溝部と前記連結装置が係合状態で係止 可能なように係止手段を設けることにより、電子機器用箱体の取り付けのために 特別な取り付け穴をパネルに加工する必要がなく、製造コストを下げることがで きると共に作業性が良くなるという効果がある。また、連結装置により夫々の電 子機器用箱体が連結されて取り付けられるためにパネルに電子機器用箱体が取り 付かなかったり、傾いて取り付けられたりすることがなく、電子機器用箱体の取 り付け具合の微調整を行う必要もないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電子機器用箱体の斜視外観図であ
る。
【図2】本考案に係る電子機器用箱体の連結装置の斜視
外観図である。
【図3】本考案に係る電子機器用箱体の連結装置の断面
図である。
【図4】本考案に係る電子機器用箱体の連結状態の斜視
外観図である。
【図5】従来の電子機器用箱体の説明図である。
【図6】図5の電子機器用箱体のパネルに取り付けた状
態の斜視外観図である。
【図7】従来の電子機器用箱体の説明図である。
【図8】図7の電子機器用箱体のパネルに取り付けた状
態の斜視外観図である。
【符号の説明】
1・・・パネル、2・・・貫通孔、3・・・電子機器用
箱体、4・・・溝部、5・・・連結装置、6・・・係止
溝、7・・・係止突起、8・・・係止片、9・・・係止
穴、10・・・取り付け用ボルト、11・・・取り付け
板、12・・・貫通孔、13・・・ナット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルに貫通孔を設け、該貫通孔に前記
    パネルの前面より挿通されると共に、複数個並設して取
    り付けられる電子機器用箱体において、該電子機器用箱
    体の上下側面又は左右側面の少なくとも一方に溝部を設
    け、前記電子機器用箱体を並設した状態で隣接する電子
    機器用箱体の前記溝部間に連結用装置を係合させると共
    に、前記溝部と前記連結装置が係合状態で係止可能なよ
    うに係止手段を設けたことを特徴とする電子機器用箱体
    の連結装置。
JP378493U 1993-01-13 1993-01-13 電子機器用箱体の連結装置 Pending JPH0660176U (ja)

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JP378493U JPH0660176U (ja) 1993-01-13 1993-01-13 電子機器用箱体の連結装置

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JP378493U JPH0660176U (ja) 1993-01-13 1993-01-13 電子機器用箱体の連結装置

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JPH0660176U true JPH0660176U (ja) 1994-08-19

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ID=11566818

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JP378493U Pending JPH0660176U (ja) 1993-01-13 1993-01-13 電子機器用箱体の連結装置

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