JPH0660123B2 - アルデヒドの製造法 - Google Patents

アルデヒドの製造法

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JPH0660123B2
JPH0660123B2 JP60227063A JP22706385A JPH0660123B2 JP H0660123 B2 JPH0660123 B2 JP H0660123B2 JP 60227063 A JP60227063 A JP 60227063A JP 22706385 A JP22706385 A JP 22706385A JP H0660123 B2 JPH0660123 B2 JP H0660123B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カルボン酸並びにそのエステル、無水物及び
塩の如きカルボキシル化合物からアルデヒドを製造する
方法に関する。
〔従来の技術〕
カルボン酸から出発してアルデヒドを製造する有用な方
法はいわゆるローゼンムンド還元であり、該酸がアシル
クロライドに転化されそしてこのアシルクロライドは水
素でアルデヒドに還元される。
EP−A−101,111(欧州特許出願公開公報第1
01,111号)には、担体上に担持された少なくとも
1種の希土類金属及び少なくとも1種の追加的金属例え
ば鉄からなる触媒上で或るカルボキシル化合物が対応す
るアルデヒドに直接水素添加されるところのアルデヒド
の製造法が記載されている。該追加的金属の量は、担体
の重量を基準とし、かつ元素として計算して0.1〜20
%w好ましくは0.5〜10%wである。該触媒は、やや
良好な反応性及びアルデヒドに対する妥当な選択性を示
す。“%w”は重量パーセントを意味する。
しかしながら、上記の触媒上でのカルボン酸の水素添加
中、希土類金属のかなりの損失が起こることが認められ
た。この損失は多分、水素添加されるべきカルボン酸の
希土類金属塩が形成し、かくして得られた塩が次いで昇
華することに困るであろう。
〔発明の解決点、解決手段、作用及び効果〕
触媒がかなりの量の酸化鉄を含むことを条件として、酸
化鉄がアルデヒドの製造の際触媒として用いられ得る、
ということを今般見出した。希土類金属の存在は必要と
されない。かかる触媒は、芳香族カルボキシル化合物及
びアシル基においてCO基のα−位置の炭素原子に結合
した水素原子を多くて1個を持つ脂肪族カルボキシル化
合物の水素添加の際に非常に適合して用いられ得る。
それ故、本発明は、芳香族カルボキシル化合物又はアシ
ル基においてCO基のα−位置の炭素原子に結合した水
素原子を多くて1個を持つ脂肪族カルボキシル化合物か
らアルデヒドを製造する方法において、全触媒を基準と
して計算しかつFeとして表わして酸化鉄を少な
くとも25%w含む触媒の存在下、高められた温度に
て、上記のカルボキシル化合物を水素と接触させる、こ
とを特徴とするアルデヒドの製造法に関する。芳香族カ
ルボキシル化合物とは、カルボキシル基の炭素原子が芳
香族部の炭素原子に直接結合している化合物である、と
理解される。一般に、芳香族部はフェニル基からなる
が、多核芳香族基又は複素環式芳香族基も可能である。
上記に定められた酸化鉄触媒は、EP−A−101,1
11に記載のものよりもなお一層大きい反応性及び選択
性を示す、と認められる。さらに、該触媒は安定であ
り、触媒活性物質は触媒から消失しないことがわかっ
た。
該触媒は有利には粒子の形態で通用され、しかして粒子
の最大寸法は例えば0.5〜15mmの範囲にあり得る。粒
子の形状は臨界的ではなく、例えば球状、筒状又は環状
の粒子が用いられ得る。
本発明による方法に用いられる触媒は、所望するなら、
専ら酸化鉄からなっていてもよい。専ら酸化鉄からなる
触媒は、優秀な初期反応性及び選択性を示す。しかしな
がら、触媒粒子の微粉化に因り、そのうちに失活する。
この微粉化を避けるために、触媒は好ましくは結合材を
含有する。結合材は、触媒粒子の物理的構造を保つよう
に作用する。触媒は好ましくは、全触媒を基準として計
算しかつFeとして表わして酸化鉄を25〜97
%w特に50〜95%w含む。
結合材としてケイ素、アルミニウムもしくは1種又はそ
れ以上の遷移元素の酸化物を少なくとも1種含有する触
媒は、非常に高い物理的安定性を示す傾向にある。それ
故、かかる結合材を本発明による方法に用いられる触媒
において用いることが好ましい。クロムが、特に好まし
いかかる遷移元素である。
結合材の量は変えられ得る。従って、全触媒を基準とし
て計算して約75%wまでの結合材を用いることが可能
である。アルミニウム又はケイ素の酸化物が結合材とし
て用いられる場合、アルミニウム又はケイ素の酸化物の
量は都合よくは、全触媒の25〜75%wの範囲であり
得る。
Feとして表わして、酸化鉄25%w及びアルミ
ニウム又はケイ素の酸化物(担体)75%wからなる触
媒が、鉄対担体の最低比を持つ触媒をなすということ、
並びにかかる触媒において、担体の重量を基準としてか
つ元素として計算した鉄の量は23%wより多いという
こと、が当業者に理解されよう。
遷移元素の酸化物を少なくとも1種含む触媒において、
その量は好ましくは全触媒の50%wを越えない。極め
て好ましい触媒は、全触媒を基準として計算しかつCr
として表わして酸化クロムを5〜15%w含有す
る。
触媒は、いずれの慣用法でも製造され得る。製造される
べき触媒が比較的少量の酸化鉄例えば25〜45%wを
含有すべきである場合は、結合材を鉄塩の溶液で含浸
し、任意に該含浸後乾燥及び焼することにより、都合
よく製造される。触媒が酸化鉄を45%wより多く含有
すべきである場合は、触媒を製造する非常に適したやり
方は、鉄の水酸化物又は炭酸塩とアルミニウム、ケイ素
及び/又は遷移元素の水酸化物又は炭酸塩を一緒に沈澱
させること並びにかくして得られた組成物を乾燥しそし
て焼することである。触媒を製造するための他の適当
な方法は、上記の元素の水酸化物、酸化物又は塩の親密
な混合物を形成させること並びに任意的には生じた混合
物を乾燥しそして焼することである。
触媒の圧密化又はタブレット化中、少量の潤滑剤を用い
ることが時々有利であり、しかして該潤滑剤は金属酸化
物の混合物に添加される。潤滑剤の量は、個々の潤滑剤
の性質及び効能に大きく左右される。金属酸化物の全混
合物を基準として計算して0.5〜7.5%wの量の潤滑剤が
一般に適切である。適当な潤滑剤には、例えばグラファ
イト及び高分子量の脂肪族(例えば、ステアリン酸、パ
ルミチン又はオレイン酸)がある。
本発明によれば、芳香族又は脂肪族(但し、アシル基に
おいてCO基のα−位置の炭素原子に結合した水素原子
を多くて1個有することを条件とする。)であるカルボ
キシル化合物が対応するアルデヒドに転化され得る。カ
ルボキシル化合物は、酸、エステル、無水物又は塩から
選ばれ得る。適当な塩の例は、アンモニウム塩である。
アシル基においてCO基のα−位置の炭素原子に結合し
た水素原子を2個又はそれ以上持つ脂肪族カルボキシル
化合物は、酸化鉄触媒上で水素と接触される場合、アル
デヒドを良好な収率で生成しないでその代わりにケトン
及び/又は炭化水素を生じると認められる。ケトンは、
処理されるべきカルボキシル化合物の2分子の脱カルボ
キシル縮合に因り形成される。
アシル基は好ましくは、4〜20個特に5〜12個の炭
素原子を含有する。アシル基は、ハロゲン原子あるいは
ヒドロキシ、ニトロ、ニトロソ、アミノ、アルキルチ
オ、シアノ又はアルコキシ基の如き置換基を1個又はそ
れ以上含有していてもよい。カルボン酸は一般にその誘
導体よりも容易に入手できるので、カルボキシル化合物
は好ましくはカルボン酸である。本発明に従い転化され
得る好ましいエステルは、上記カルボン酸のC〜C
アルキルエステルである。好ましい酸は、任意に例えば
アルキル(例えば、C〜Cアルキル)、アルコキシ
(例えば、C〜Cアルコキシ)、ヒドロキシ、フェ
ノキシ又はハロゲンによって置換されていてもよい安息
香酸、並びにアシル基においてCO基α−位置の炭素原
子に結合した水素原子を有さない脂肪酸であり、トリア
ルキル置換酢酸例えばトリ(C〜Cアルキル)置換
酢酸(特に、ピバル酸、2−エチル−2−メチルブタン
酸及び2,2−ジメチルペンタン酸の如き10個までの
炭素原子を含有するもの)が特に好ましく、何故なら、
対応するアルデヒドへのこれらのカルボン酸の本発明に
よる水素添加は極めて選択性があるからである。非常に
適したトリアルキル置換酢酸は、ピバル酸(各アルキル
基がメチル基である。)である。
実際の水素添加反応は好ましくは、固定床、移動床又は
流動床の触媒上に反応体を送ることにより行われる。有
利には、本方法は固定床で行われる。触媒及び/又は反
応体は適当な反応温度に、有利には少なくともカルボン
酸又はその誘導体の気化温度に例えば100〜400℃
の温度に予備加熱されていてもよく、何故なら、カルボ
キシル化合物は好ましくは、触媒の存在下で水素と接触
されるときに気相であるからである。しかしながら、液
状のカルボキシル化合物から出発して製造を実施するこ
とも可能である。
水素添加はその場で発生した水素例えばメタノール又は
他のアルコールの脱水素化により発生した水素を用いて
行われ得るが、好ましくは水素ガス又は水素ガスを含有
するガス混合物が用いられる。カルボキシル化合物は好
ましくは、カルボキシル化合物に対して少なくとも0.
1:1のモル比の水素ガスを用いて水素添加される。有
利には、水素対カルボキシル化合物のモル比は12:1
ないし0.1:1の範囲にある。
好ましくは、水素対カルボキシル化合物のモル比は、
4:1ないし1:1の範囲にある(特に、酸化鉄及び酸
化クロムからなる触媒の場合)。EP−A−101,1
11においては、水素とカルボン酸とのモル比が実質的
に4より大きい実験のみしか記載されていない。比較的
低いモル比が本発明による方法において非常に良好に適
用できるので、EP−A−101,111による方法よ
りもかなりの利点が得られ得、何故なら、同様な又は比
較的高いアルデヒド収率を達成するのに比較的少量の
(高価な)水素が必要とされるにすぎないからである。
製造即ち実際の水素添加は都合よくは、250〜550
℃特に400〜500℃の範囲の温度で実施され得る。
有利には、製造は、10〜10,000好ましくは100〜1,000
kg.m-3.h-1(即ち、1時間当たり触媒床1m3につきカル
ボキシル化合物のkg)の重量時間空間速度にて実施さ
れる。使用圧力は、大気圧、大気圧より高い圧力あるい
はあるいは大気圧より低い圧力例えば0.1〜10バール
でもよい。
反応体はそれ自体で用いられ得、あるいは窒素又はアル
ゴンの如き不活性ガスで希釈されてもよい。対応するカ
ルボン酸への無水物の加水分解を遂行するために(該対
応するカルボン酸は次いでアルデヒドに還元される。)
並びに触媒上における炭素質の物質の形成を最小にする
ために、水蒸気又は水が供給物に添加され得る。固体出
発物質の適用を容易にするために、不活性溶媒が用いら
れ得る。トルエン又はベンゼンが非常に適する。
製造されたアルデヒドは、芳香化学薬品としてあるいは
広範な化学薬品の製造の際の中間体としての工業的用途
がある。
〔実施例〕
本方法を次の例により説明する。
例 次の実験において、4種の触媒が用いられた。触媒1
は、17.7%wのFe及び82.3%wのAl
含有していた。この触媒は、硝酸第2鉄の溶液でγ−ア
ルミナを含浸し、得られた含浸組成物を乾燥しそして
焼することにより製造された(触媒の密度:0.930g/
ml;粒子サイズ:14〜30メッシュ=0.6〜1.4m
m)。触媒2は26.3%wのFe及び73.7%wのA
を含有しており、触媒1と同様なやり方で製造
された(触媒の密度:0.827g/ml;粒子サイズ:16
分の1インチ(=1.59mm)の押出物、長さ5〜10m
m)。触媒3は、Fe粉末を圧縮し、次いで粉砕
しそしてふるいにかけることにより製造された。10〜
20メッシュ(約0.8〜1.6mm)の粒子が用いられた。こ
の触媒は、100%wのFeからなっていた。
(触媒の密度:0.995g/ml)。触媒4は、商業的に
入手できるFe−Cr組成物であり、約8
6.0%wのFe、90.7%wのCr及び4.3%
wのグラファイトからなっていた(触媒の密度:1.00g
/ml;粒子サイズ:5〜10メッシュ=1.7〜40m
m)。
すべての実験において、触媒は固定床型反応器に装填さ
れ、カルボキシル化合物と水素との混合物が大気圧にて
触媒床に供給通過された。実験1,2及び5〜10にお
いては、ピバル酸/トルエンのモル比が1.0:0.3である
トルエン溶液としてピバル酸が反応器に供給された。更
なる反応条件は、以下に一層詳細に記載する。
例I 種々の酸化鉄含有率の触媒を用いて、ピバル酸のピバル
アルデヒドへの還元を行った。条件及び結果を表Iに示
す。
上記の実験の結果は明らかに触媒2〜4が触媒1よりも
活性であることを示しており、比較的高い空間速度及び
比較的低いH/酸のモル比にて比較的高い転化率を示
している。触媒4(Fe−Crの組成物)
が最高の空間速度及び最低のH/酸の比率にて優秀な
転化率及び選択率を示す最良の触媒である、と認められ
る。
例II 表IIに示されるように種々のH/酸の比率及び空間速
度にて、触媒2及び4を用いて実験を行った。
上記の結果から、H/酸の比率を増大したりあるいは
空間速度を低減したりするとにより、両方の触媒とも、
アルデヒドの収率の増大が達成され得る、と認められ
る。最適な実施にとっては、触媒2よりも触媒4を用い
て比較的低いH/酸のモル比が適用され得る、という
ことも明らかである。さらに、触媒4を用いて比較的高
い空間速度が採用され得る。
例III 表IIIに示されるように触媒2又は4を用いて、数種の
カルボン酸及び2種のエステルの還元が行われた。
実験17〜28の結果は、本発明による方法が種々のカ
ルボキシル化合物に非常に良好に適用ささ得る、という
ことを示している。実験18及び19の結果の比較か
ら、空間速度が増大される場合でさえ触媒4は優秀であ
るということがわかる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B01J 23/74 301 X 8017−4G 23/86 X 8017−4G C07B 61/00 300

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】芳香族カルボキシル化合物又はアシル基に
    おいてCO基のα−位置の炭素原子に結合した水素原子
    を多くて1個持つ脂肪族カルボキシル化合物からアルデ
    ヒドを製造する方法において、全触媒を基準として計算
    しかつFeとして表わして酸化鉄を少なくとも2
    5重量パーセント含む触媒の存在下、高められた温度に
    て、上記のカルボキシル化合物を水素と接触させる、こ
    とを特徴とするアルデヒドの製造法。
  2. 【請求項2】触媒が全触媒を基準として計算しかつFe
    として表わして酸化鉄を50〜95重量パーセン
    ト含む、特許請求の範囲第1項に記載の製造法。
  3. 【請求項3】触媒がケイ素、アルミニウムもしくは1種
    又はそれ以上の遷移元素の酸化物を少なくとも1種含有
    する、特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の製造
    法。
  4. 【請求項4】触媒が全触媒を基準として計算しかつCr
    として表わして酸化クロムを5〜15重量パーセ
    ント含有する、特許請求の範囲第3項に記載の製造法。
  5. 【請求項5】カルボキシル化合物が安息香酸、置換安息
    香酸又はアシル基においてCO基のα−位置の炭素原子
    に結合した水素原子を有さない脂肪族カルボン酸であ
    る、特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれか一項
    に記載の製造法。
  6. 【請求項6】カルボキシル化合物がトリアルキル置換酢
    酸である、特許請求の範囲第5項に記載の製造法。
  7. 【請求項7】カルボキシル化合物がピバル酸である、特
    許請求の範囲第6項に記載の製造法。
  8. 【請求項8】カルボキシル化合物が、触媒の存在下で水
    素と接触されるときに気相である、特許請求の範囲第1
    項ないし第7項のいずれか一項に記載の製造法。
  9. 【請求項9】水素対カルボキシル化合物のモル比が4:
    1ないし1:1の範囲にある、特許請求の範囲第1項な
    いし第8項のいずれか一項に記載の製造法。
  10. 【請求項10】温度が250〜550℃の範囲にあり、
    圧力が0.1〜10バールの範囲にあり、カルボキシル化
    合物の重量時間空間速度が10〜10,000kg.m-3.h-1の範
    囲にある、特許請求の範囲第1項ないし第9項のいずれ
    か一項に記載の製造法。
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DE (1) DE3569722D1 (ja)
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GB (1) GB8426006D0 (ja)
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